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平成26年空港等まちづくり対策特別委員会

日付
2014年
分類
会期まとめ
期・回
平成26年
会議
その他
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=== 1944_平成26年空港等まちづくり対策特別委員会_本文 === # 平成26年空港等まちづくり対策特別委員会 本文 # DocumentID: 1944 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時 開会 ◯南委員長 おはようございます。委員並びに理事者各位におかれましては、早朝より御参集を賜りましてまことにありがとうございます。  ただいまから空港等まちづくり対策特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の案件につきましては、御案内のとおり、関西国際空港を取り巻く状況についてと、その他となっておりますので、委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。  それでは、これより案件に入りますが、会議に先立ちまして、理事者から挨拶をいただきます。向井市長、よろしくお願いいたします。 2 ◯向井市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、空港等まちづくり対策特別委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  南委員長さん初め、委員の皆様方には、平素から空港等のまちづくりにつきまして、深い御理解、御協力をいただいておりまして、この場をかりまして厚く御礼申し上げます。  さて、本日の委員会につきましては、関西国際空港を取り巻く状況及びその他について若干御説明、御報告をさせていただきたいと考えております。どうか貴重な御議論を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。 3 ◯南委員長 ありがとうございました。  それでは、本日の案件に入る前に、本日は役選後初めての委員会となりますので、職員の紹介を求めます。 4 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 そうしましたら、私のほうから職員の紹介をさせていただきます。  〔職員紹介〕 5 ◯南委員長 ありがとうございました。  それでは、皆様方のお手元にございます資料に基づきまして、説明を受けたいと思います。  まず初めに、関西国際空港を取り巻く状況について説明をお願いいたします。 6 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 それでは、1番の関西国際空港を取り巻く状況について資料1から4を一括して御説明させていただきます。  まず、資料1をごらんください。1ページをめくっていただきました裏面の表、右端に太い線で囲っている上半期合計の欄をごらんください。  まず、関西国際空港の発着回数でございます。平成25年4月から平成25年9月までの半年間で、関西国際空港の国際線は4万2,364回となりまして、昨年の同じ時期と比べて98%と減少しましたが、上半期としては過去2番目の水準となりました。  一方で、国内線は2万3,283回、伸び率では110%と大幅に増加しました。LCCの新規就航や増便などが要因と考えられています。  国際線と国内線の合計は6万5,647回、前年比で102%と、上半期としては2年連続で前年を上回りました。  次に、関西国際空港の旅客数です。国際線は、595万2,566人と上半期としては2年連続で前年を上回りました。内訳として、日本人旅客は333万5,186人、前年比90%と下回りました。これは円安の影響が大きいと考えられています。一方で、外国人旅客は245万222人、前年比で127%と開港以来過去最高の実績となりました。尖閣諸島をめぐる状況の影響はあるものの、台湾や東南アジア諸国のアジア地域からの旺盛な需要を取り込めたことが要因であると考えられています。  国内線も302万2,205人と前年比116%と、上半期として2年連続で前年を上回りました。これもLCCの新規就航や増便などの影響によるものと考えられています。  一方で、貨物の扱い量は、国際貨物、国内貨物ともに上半期として前年を下回ることとなりました。  次に、大阪国際空港、伊丹空港の発着回数でございますが、発着回数は7万283回、旅客数は706万6,427人、貨物の扱い量は6万4,390トンと、それぞれ前年を上回る結果となりました。プロペラ機枠が一部低騒音機枠へ転換されたことによる増便などが要因と考えられています。  ここで再度、貨物の扱い量をごらんください。関西国際空港の国際貨物は、中国経済の減速などの影響もありまして減少しております。一方、国内貨物は関西国際空港が減少する中、伊丹空港は増加しております。これは、国内景気の回復傾向を受けて、国内全体の貨物量は増加傾向でございます。その中でトラックの数が不足しておりまして、航空貨物への切りかえ輸送の傾向が見られるようです。その中で、伊丹空港は集荷しやすい立地などの理由から、関西空港よりも伊丹空港へ貨物がシフトしたというふうに考えられています。  最後に、新関西国際空港株式会社では、平成26年度を目標年度として、関西国際空港と伊丹空港を合わせた発着回数を年間30万回、旅客数は3,300万人、貨物は100万トンを目標としております。  この資料には載っておりませんが、新関空会社におきましては、平成25年度の発着回数を尖閣諸島をめぐる状況の影響に伴う減便などが継続したことを踏まえて、27万1,000回、旅客数を3,190万人と予測しております。目標値とはまだ少し乖離がございますけれども、今後LCCによる関空拠点化、フェデックス社による関空の北太平洋地区ハブ化に向けた取り組みにより、この実現を目指していくこととなっております。  資料としてつけておりますA3の資料は月別でございますので、また参考にごらんいただければと思っております。  資料1の御説明は以上でございまして、次に資料2の御説明に移らせていただきます。  2014年3月期の中間連結決算についてでございます。  1番の運営概況は先ほどと重複いたしますので、割愛させていただきまして、2番の経営成績の概況から御説明させていただきます。  関西国際空港の営業収益は、旅客数の増加などにより空港運営事業、商業需要が増収となり、490億1,800万円となりました。営業費用は、第2ターミナルの運営経費の増加、固定資産税の増加などにより359億5,100万円となり、営業利益は差し引き130億6,700万円となりました。  次に、伊丹空港の2012年中間期でございますけれども、こちらのほうは7月から9月までの三月分の数値ですので、2013年中間との比較である増減欄、対前年比欄は大幅に増加しております。これは、2012年の4月から6月までの3カ月間は、国管理の空港であったため、経営統合前の3カ月間の数値が把握できないことによるものでございます。  2013年の中間期の営業収益は、増便、旅客数の増加により71億5,100万円、営業費用は固定資産税の増加により30億7,300万円となり、営業利益は差し引き40億7,700万円となりました。これらを合計したものが一番下の表でございます。  伊丹空港との経営統合によって営業利益は171億4,400万円、営業外収入である政府補給金が20億円、これを加えまして、営業外費用である支払利息などを控除した経常利益は114億6,300万円となりました。  次に、裏面の3番、新関空会社の連結決算でございます。経常利益は114億6,300万円ですが、特別利益、特別損失、法人税など少数株主利益などを計上したことによりまして、中間純損益は69億4,800万円となりました。  次に、貸借対照表でございますけれども、負債残高が一番気になるところかと思いますが、3ページの右下の参考欄にございますグラフをごらんください。  右下の有利子負債残高でございますけれども、2013年中間期では9,711億円と前年期末の9,595億円より増加しております。これは、10月に社債を償還するため9月に資金を借り入れたために、9月末の中間決算時点で一時的に負債が増加したものでございます。資金調達によって生じた余裕資金300億円を社債の償還に充てることとしておりますので、実質の有利子負債残高は差し引きの9,411億円になることとなります。  なお、この表には記載されていませんが、無利子負債が別に2,259億円ございますので、9月末時点での借入金の残高合計は9,711億円足す2,259億円の合計1兆1,970億円となります。  同じページの上、5番の2013年度の連結業績見通しでございます。発着回数や旅客数は先ほど説明しましたように、尖閣諸島関係の影響を勘案しまして、当初予測を下方修正することとなりましたが、昨年末に大阪国際空港ターミナル株式会社OATの全株式を取得したことにより、OATは連結決算の範囲に含まれることを勘案しまして、営業収益は当初予測の1,129億円を1,235億円に、営業利益は277億円を289億5,000万円に、経常利益は130億円を175億5,000万円に、当期純利益79億円を103億円に上方修正をしております。  あと、4ページ以降は、それぞれの貸借対照表や損益計算書の細かいものでございますので、また参考にごらんください。  続けて、資料3でございます。関西国際空港における2013年の冬スケジュールについてでございます。こちらも資料を1枚めくっていただきまして、3ページにあります折れ線グラフをごらんください。  関西国際空港における平成25年10月27日から平成26年3月29日までを冬スケジュールと呼んでおります。ピーク時は12月でございまして、週862便と、夏と冬を通して過去最高となる予定でございます。香港エクスプレス航空やピーチの香港線、エアアジアXのクワラルンプール線、セブ・パシフィック航空のマニラ線、チャイナエアラインの台北線、ガルーダ・インドネシア航空のジャカルタ線の就航や増便によるものでございます。  次に、下の段ですが、平成25年3月31日から10月26日までの夏スケジュールの実績でございます。便数は計画段階では、ピーク時で週850便を見込んでおりましたが、実績は831便となりました。尖閣諸島問題や中国経済の減速などが影響したものと考えられております。  しかしながら、当初計画は下回ったものの、全体では昨年の夏スケジュールに続く週800便を超える実績となりました。  スケジュール関係は以上でございます。以降のページも参考にまたごらんください。  では最後に、資料4でございます。新LCCターミナルビル(T3)の整備について御説明させていただきます。  関西国際空港では、新たにLCCターミナルとなる第3ターミナルビル(T3)を整備することとなりました。関空では、現在LCCが国際線で9社、週140便、国内線では2社で1日28便が運航されておりまして、国内で最大のLCC乗り入れ空港となっております。  LCCのニーズは今後ますます高まり、近い将来T2の処理能力に限界が生じると予測されることから、今回整備を決定したものでございます。  資料の中ほどでございますが、整備箇所は関西国際空港の2期島でございます。  1ページめくっていただきました裏面に写真がございますけれども、T2の向かい側を予定しております。  右の図にもございますけれども、現在のT2には9機まで飛行機が置けますけれども、T3が整備されますと、小型機であればさらに11機置けますので、合わせて20機まで対応が可能となります。  資料のスケジュールでございますけれども、T3は2016年、平成28年下期に供用開始となる予定でございます。  それでは、1番の関西国際空港を取り巻く状況につきましては以上でございます。 7 ◯南委員長 ただいま関空の状況について御説明をいただきました。  資料1から4まで一括して質疑を行いたいと思います。質疑はありませんか。 8 ◯大森委員 基本的なことでちょっと恥ずかしいんやけれども、みんなからいじられそうなんやけれども、関西国際空港、大阪国際空港、伊丹空港、この辺の名称はどうなるのか。この3つがどんなふうなところを指してこういう呼び方をしているのか。会社は新がつくわね。その辺、幾つかの名称が出てくるので教えてほしいと思います。  それと、やっぱり大阪の経済とか観光とか、関空のことも考えると、やっぱり中国、韓国、台湾ぐらいかな、その経済が一番密接にかかわっているんですかね。その影響がどんなもので、今尖閣の問題があって、余り影響がなかったということで、それはそれでいいんですけれども、これからは靖国の問題も出てくるでしょうから、そんな影響はどんなふうに考えておられるのか。  それと、橋下大阪市長なんかが言うているのかな。関空となにわ筋線というのかな、あれは大阪市内から関空に行くやつをつなげるということで、泉南市は南ルートとか言うているけれども、実際国全体というか大阪全体は、そういうなにわ筋線なんかに行っているんじゃないか。  僕らは、これも時間でいうたらわずか七、八分の時間しか短縮されなくて、それに比べれば何千億という工事費がかかるので、これ自体、共産党としては賛成していないんやけれども、その辺の関空を取り巻く市や府や国の動きなんかはどうなっているのか。なにわ筋線が、僕が説明したように関空へのアクセスをよくするものであるという計画があるのであれば、もうちょっとそういうところの部分を説明してもらえますか。  あと、いろんな状況があるけれども、単純にいうて、関空でいえば観光客なんかはふえているけれども、貨物は減っていると、そういうふうに大ざっぱに見ていいんですかね。その辺のところをちょっと教えてください。 9 ◯南委員長 これは答弁できますか。ちょっと関空の立場で答弁しなければいけない部分があると思うので、その辺はカットしていただいていいので、答弁できる範囲で。 10 ◯大森委員 どの部分をカットするかわかるようにね、ようわかれへんかったら。 11 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 まず、1番目の名称の関係でございますが、私も大阪国際空港であるとか伊丹空港、関西国際空港、いろんな言い方で先ほど答弁させていただきましたが、それは私のしゃべり方のくせでございますので、余り意味があるわけではございません。正式名称としましては、大阪国際空港という名称がいまだに使われているところでございます。  次に、中国経済などの影響でございますが、資料3の5ページの下の段に棒グラフがございます。関西国際空港の方面別便数内訳でございますが、旅客便でいいますと、冬スケジュールでは、関西国際空港はやはりアジアを中心に発着が多くございます。その中でも、図でございますように、中国は全体の30.2%を占めるということで、やはり大きなウエートを占めているところでございます。  尖閣諸島問題とか靖国問題というのは、少なからぬ影響があるかと思いますけれども、中国以外にも最近ではビザ発給の緩和などによりまして、東南アジア諸国の需要も多くなってきておりますので、中国の減少はそれらの他地域で補っているという状況でございます。  3番目のなにわ筋線の関係は、ちょっと省略させていただいて、4番目にございました貨物や旅客の関係でございますが、やはり為替相場の影響も大きく受けるところでございますし、実際には円安になっても日本の輸出というのがなかなかふえないというのは、既に生産拠点が海外に移っているということがございますので、日本からの輸出がふえないということもございます。  ただ、一方で自動車産業であるとか家電産業は、最近は回復傾向が見られるという報道もございますので、そちらのほうは、貨物のほうも復活していくのではないかという期待はしているところでございます。 12 ◯向井市長 なにわ筋線について御答弁申し上げます。  今の鉄道アクセスは非常にいいんですけれども、最大の弱点というのは、大阪駅と関空とつがなっていないということなんですね。新大阪とは福島の駅のところから分かれた旧貨物線を通ってつながっているんですが、要するに東海道線なんかの大阪駅とは直接つながっていないんですね。それをつなげようということで、今回の梅田の大改造に合わせて、新大阪を通って大阪駅を通ってなにわ筋の下を通って、JRの難波駅、昔の湊町駅ですね、そことつなげば阪和線に乗り入れて直接来られるということ。  それから、南海については、難波駅とつないでも行けますし、それから高野線の始点でありました汐見橋駅とつなげば、南海とも直結できるということでございますので、そういう面では、要するに大阪駅と関空が直結されるというのが最大の利点であるということで、従前からそういう計画といいますか、構想があったわけでございますので、それを実現していこうというのが先般の発言だったと思います。 13 ◯大森委員 今の府や市は、なにわ筋線優先という考えやと思うんですよね。だから、南ルートという話は出てきていないわけですよ。その辺のところをどう考えているのか。共産党はなにわ筋線にも反対ですし、南ルートも実現はそんなすぐできるものじゃないという立場なんですけれども、その点をどういうふうに考えておられるのか。  なにわ筋線もつくるわ、南ルートもつくるわということを考えておられるのか。なにわ筋線だってすぐできるような話でもないし、それはいろんな財政的な問題もあるから、いかへん話やと思うんやけれども、それを漫然と、市長が今解説されたみたいなことは、新聞記事にも書いてある中身で、そうやけれども、地元の関空のお膝元の泉南市長として、そのことはどう考えておられるのか、泉南としてどう考えるのか。なにわ筋線より南ルートと言うのか。ちょっとその辺のところのことを考えておられるんやったら教えてほしいし、考える必要があるというふうに思うので、お願いいたしますわ。  それと、今ちょっと教えていただいたのは、大阪国際空港というのは、一般的には伊丹空港のことを大阪国際空港というのが正式名称ということ。僕もそない思っていたけれども、この文章の中にも幾つか伊丹空港という言葉が出てくるんですよね。伊丹空港という言葉が、資料2の一番初めのところにも関空の経営成績の次に伊丹の経営成績を書いてあったりしているので、別に口癖でもないのと違うか。この資料自体も何かごっちゃになっているようなので、それはどうなんですか。資料2について伊丹と書いてあるのは、特別な意味があって伊丹と書いているんですかね。ちょっとその辺を教えていただきたい。  関空で貨物が減っている理由の中では、中国経済の話と、それから日本からの輸出が減っているという話があったんやけれども、特区的なものですかね。薬品会社みたいなものを誘致しようという話もありましたでしょう。その辺のところなんかはどんなふうに進んでいっているのか。  それから、ああいう何かつくるという話があったので、薬品関係のこういう会社がちゃんと出てきて、そういう輸出とかというようなことがふえてくるような可能性とか見通しとかあるのか。この間、説明を受けたようなところのそういう出店状況というか、そういうところはどうなっているのか。関西全体のこの地域の経済状況ですよね、りんくうタウンを含めてどないなっているのか。もうちょっと身近な、泉南市の問題としての状況も踏まえて教えてほしい。  それから、泉南市民なんかは、なかなかそんなしょっちゅう関空を利用しているという話は余り──行っている人は行っているやろうけどね、聞いたりせえへんし、関空のこの泉南地域のところが、関空ができて輸出がどうのこうのという話も余り聞かへんと思うんやけれども、ちょっとその辺の兼ね合いというか、どうなんですかね。もうちょっと地元の話として、関空の話というのは何かないんですかね。 14 ◯向井市長 1点目の件は、アクセスの性質が違うということですね。1つは鉄道アクセスがなにわ筋線で、それで道路アクセスは我々が一貫して主張している南ルートということでございます。  鉄道アクセスについては、当然ながら鉄道運営会社がかかわってきますし、それから地元負担ということで、大阪府なり大阪市の負担というのも求められるというふうに思います。  南ルートのほうは道路アクセスということですから、国のほうの国交省、あるいは関空会社、当然大阪府もかかわってくるかというふうに思いますが、大阪市は余りかかわらないというふうに思いますので、その辺の違いがあると。  我々のほうは、当然ながら南ルートの期成同盟会もつくっておりますので、それの実現に向けて鋭意努力をしているという状況でございます。 15 ◯竹中副市長 名称でございますけれども、正式名称としては関西国際空港、それと大阪国際空港。関西国際空港をつくる前には新大阪国際空港やとか泉州空港やとか、いろいろな名前が議論されていましたけれども、最終的には関西国際空港ということで落ちついたわけでございます。  あと、伊丹空港あるいは羽田空港とか──羽田も東京国際空港なわけですね。成田は新東京国際空港が正式名称やったと思います。通常よく使われている成田空港やとか羽田空港あるいは伊丹空港という名称は、航空機の航空上といいますか、これは法律で決まっているのかどうか、ちょっとそこまで定かではないんですが、通常、関空はKIXを使いますけれども、そういうような3文字での名称がつけられてございます。  この資料1の一番下にも書いていますけれども、KIXが20周年、ITM、伊丹ですね、これが75周年。伊丹空港、大阪国際空港はITMを使っています。羽田はHND、成田はNRT、こういうふうに3文字での名称をつけられてございます。これはその名称で通常航空関係の方は呼ばれますので、愛称的な意味合いというふうに理解していただいたらと思います。 16 ◯南委員長 経済的な見通しというようなことも答弁できれば……。 17 ◯大森委員 身近な地域経済と絡めて関空の話とかはないのか。 18 ◯向井市長 輸出が減っているというのは、特に電気製品関係が落ち込んできている。飽和状態といいますか、液晶テレビなんか、こういう関西系の家電メーカーの出荷というか、海外向けの輸出というのが落ち込んできているというのと、円高によって現地生産というのが一方では進んできているというのもあるというふうに思っております。  それから、輸入のほうでは、食の安全とか、そういう面で毒入りギョーザ以降も含めて、中国等の食材についての心配、懸念というのもあるというふうに思います。  ただ、ここに来まして景気が回復してきておりますし、それからフェデックスの北太平洋地域の拠点がこの春に稼働しますので、貨物については今後さらに回復基調が続くというふうに考えておりますので、今の少しマイナスというのは、長期的に見れば一時的な落ち込みではないかなというふうには考えております。 19 ◯大森委員 ここで関空のことをいろいろ御報告も受けて、見通しがよくなったり、どうのこうのという話があって、例えば見通しがよくなるという今のお話もありましたよ。ピーチとかフェデックスとか来ると言うけれども、それなら泉南の地元で何かそれにかかわって地元産業、地元の業者が、市民が、ああ、よかったな、収入ふえたな、所得がふえたなと、活気が出てきたなというようなことは、もう全く話も出てけえへんし、そんなふうにも聞き取られへんしね。  それから、関空できてもう20年近くなるんですかね。けれども、いまだに有利子が、借金が1兆円近くあって、その上、いまだに大阪空港からのアクセスをせなあかんと。これも何千億円で、できるかどうかわかれへんような企業をまだ大阪ではわあわあやっている。泉南ではまだいまだに南ルートどうのこうのと、これも何十年、もう20年近くできていないのに、いまだに早期や早期やと言うて、いつが早期か何もわかれへん、早期なんか長期なんか、いつの話かね。  こういう実態になっているということにごっつい違和感を感じるというか、何か関空が全くもう別世界の、泉南市には関係ないようなものの議論をずっとしているような感じがするんですよね。どうです、市長はそんな感じはしませんかね。 20 ◯向井市長 しませんね。 21 ◯大森委員 どの辺でしないのか、ぜひ教えてください。 22 ◯向井市長 そんなに暗いことばかり言っておったんじゃ、これは本当に…… 23 ◯大森委員 いや、暗いって、明るい話ないやん、ひとつも。 24 ◯向井市長 いやいや、やっぱり関空が来て、この地域は大きく変わりましたよ。 25 ◯大森委員 それはわかる。今身近な話でありますかと言うても、何も答えなかったやないの。 26 ◯向井市長 それで、身近なことを言いますと、最近泉南市にもいろんな企業が進出してきております。内陸部にも、例えばクリスマスツリーなんかにつけるチョコレート菓子なんかをやっている企業、これは泉南の男里に工場を構えたということです。お店は東京の渋谷、それから新宿のほうですかね、あちらのほうにあると。  その方のお話ですと、なぜ泉南を選んだのかということで聞きましたら、やっぱり地価が安いということが1つと、それからアクセスが非常にいい、全国展開できると。それは関空があるからということですね。それからロケーションが非常にいいということで選んだと。  その会社は、湘南のほうにつくるかどうかということでも検討されたようなんですが、向こうは地価も非常に高いしということで、とても採算上厳しいと。ただ、こっちのほうはアクセスがよくて全国展開できる、しかも地価も安い、周辺環境もいいということで選んだということで、そういうところも出てきているんですね。それは男里。それから、岡田のほうでも1社、同様な感じで出てきております。  ですから、多少それは時間がかかるとは思いますが、そういう目のつけどころですね、これはやはり企業の皆さんはしっかりと持っておられるなというのを改めて感じたわけでございまして、これはある人からも聞きましたけれども、この地域というのは、改めて外から見た目と、我々は中におるから、そのよさというのがなかなかわかりにくいわけですが、外から見れば非常に魅力のある地域だというふうなことでございますので、もう少し明るい話をしましょうよ。 27 ◯大森委員 いやいや、僕は何も僕が暗い話をしているのと違うのよ。ええ話がありますかと何度も質問しているのに言うてくれへんで、どないなっているのやと言うたら、市長が違いますよと言うたから、その辺はわかってください。僕は何も──そうでしょう、市長。僕は何もそんなこと言うていないですよ。ええ話がありますかというて、身近な話がありますかと聞いたけれども、なかったでしょう。それが前提ですよ、それは市長。僕が冷たい、暗い話をしてくれとも言うていないしね。 28 ◯南委員長 大森委員、その他でまさに言われていることを諮りますから、そこでまたやってください。 29 ◯大森委員 やれへんけどね。そやけど、僕が言うたのと違いますよということを言うた。 30 ◯梶本委員 この第3ターミナルのほうで、駐車場ということでかなり大きなスペースを書かれているんですけれども、バスターミナルとかタクシーの待合所、そういうスペースがとられているのかどうかというのと、第2ターミナルの現在のLCCの国内線を中心にしたターミナルでもそうなんですけれども、障害者とかお年寄りに対する配慮がなされていない。第1ターミナルと比べれば、かなりそういう面でお粗末なところがあると思うんですけれども、今後の新設される新ターミナルビルについては、そういう配慮がなされているのかどうかということでお答えいただきたいと思います。 31 ◯岡田政策推進課長 失礼いたします。  まず、駐車場の件でございます。詳細な情報はまだないところでございますけれども、基本的に既存の現在ある駐車場の隣にターミナルをつくるということでありまして、基本的には現在の駐車場、2期島にできている駐車場をそのまま活用するというふうに現在では理解してございます。  それから、バリアフリーに関する配慮の件でございますけれども、これにつきましても、当然法やあるいは府の各種条例、あるいは当然会社としての方向性ということもございますので、きちんとそういったバリアフリーに関する配慮はなされた上でつくっていただけるものというふうに考えております。  以上です。 32 ◯梶本委員 なされていると思いますというんじゃなしに、積極的に泉南市からの要望ということはされていないのかというのと、もう1つ、駐車場に関して、今青空駐車場的なものでやっておられると思うんですけれども、ここに車を持ってきていればいいんですけれども、持ってきていなければ第1ターミナルまで歩いていかなあかんような状態になっている──バスかな。バスに乗っていくような状態になっている。それを何でここまで、鉄道とは言わないですけれども、せめてバスターミナル等、タクシーの乗り場というものを積極的に要望されていない。そういう要望が現実あるのかないのかということなんですけれども、されていなかったら泉南市からでも要望していただきたいと思いますが、どうお考えですか。 33 ◯向井市長 私、2期ターミナルへ自分の車で行った経験から申し上げますと、今は平面駐車場ですけれども、かなり広いです。今は第2ターミナルしかありませんので、まあ言えばがらがらです。ですから、第3ターミナルができても、十分それだけの駐車スペースはあると。当然ながらバスのターミナルというかステーション、それからタクシー乗り場等もございます。ですから…… 34 ◯梶本委員 今現在もありますか。 35 ◯向井市長 あります。ですから、それは御心配要らないと思います。  それから、福祉の関係、バリアフリーですけれども、これは大阪府の福祉のまちづくり条例もございますから、それを設置していないと建築確認はおりません。  ですから、これは立体のターミナルでなしに、ほぼ平面あるいは中2階のターミナルですから、そんなに段差があるというわけでもございませんので、そのあたりは当然建築確認時にチェックも入りますし、今の時代ですから、そういうものが完備されていないと建設できないということでございますので、これもしっかりやれるというふうに考えております。 36 ◯梶本委員 ちなみに、駐車場の駐車料金というものはどれぐらいになっているんですか。第1のほうの駐車場と比べて、青空やから安いだろうと思うんですけれども。 37 ◯岡田政策推進課長 一緒です。 38 ◯梶本委員 一緒ですか。これは安くなるようなことはないんでしょうか。  それと、もう1つ、今市長が言われましたけれども、今の第2ターミナルでも、飛行機をおりてから建物の中を通って歩く距離がかなりあるし、ちょっと勾配があると思うんですけれども、車椅子では自力ではちょっと難しいかなと思いますけれども、今その辺の対策はどうなっているのか、教えていただきたいと思います。 39 ◯岡田政策推進課長 失礼します。  駐車料金の関係でございますけれども、安くならないかということでございます。現在、御案内かもしれませんが、新関空会社のほうで無料でつくれるKIX-ITMカードというものを発行してございまして、これは無料でございます。簡単に申し込みできて、ターミナルビルに行ったら受け取れるというものなんですけれども、これを持っておりますと駐車料金が25%オフになるというものがございます。ぜひ御活用をということで御案内を受けたこともございますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、Tツーのほうで、一定乗りおりに関して車椅子だと不便ではないかということでございますけれども、基本的に一定の距離はございますけれども、基本平面という形になってもございますし、今のところそういったところで苦情があったとか、あるいはそういう話が当方に届いたということはございませんので、よろしくお願いいたします。 40 ◯南委員長 ほかに。 41 ◯木下委員 まず、先ほどから出ていますが、伊丹の関係も含めて、決算そのものは、従来でもそうだったんですけれども、それぞれの空港の収益は、伊丹は別にして、関西のほうは相当改善されてきておりましたし、これで実質黒がずっと続いているんですけれども、問題は政府の補助金ですね。補給金が今20、20で40ですよね。当初は90とか100とかあったやつがだんだん削られてきまして、これは伊丹との統合によっての問題だと思うんですけれども、伊丹の空港ビルの売却による収益も含めてこれからなんでしょうけれども、その辺の状況は今どこまで行っているのか。これは競売にかけたんですかね。売ってその収益は、当然全体の中に、特に空港の現在の負債に充てるということが主でありますけれども、そういったことについて、ちょっと現況を教えていただきたい。  補給金は、じゃその伊丹の空港ビルが売却されるとなくなるという考えなんでしょうかね。その辺をお知らせいただきたい。  それから、LCCの第3ターミナルの話が出ていますけれども、非常に好調ということは、空港の利用者がふえることは非常にいいことなんですが、問題は正規運賃といいますか、従来の航空料金とのかかわりで、安いから非常に人気だと思うんですけれども、その辺のすみ分けというんですか、JALのほうは相当LCCをけなしていますけれども、全日空は逆にピーチを含めて非常に両方がいいので、そう否定的ではないんですけれども、従来の既存の料金の分野とLCCの分野が将来的にどういうすみ分けになっていくのか、それについて見通しがあればお聞きをしたいと思います。(向井通彦君「コンセッションは後でやるんと違うか」と呼ぶ) 42 ◯南委員長 コンセッションはその他の2番で、経営の売却の絡みで出てくる。 43 ◯木下委員 決算の関係がわかれば教えてほしい。 44 ◯岡田政策推進課長 私のほうから、2つ目のLCCであったり、通常のフルサービスの正規運賃といいますか、航空運賃で運用をされている航空機会社さんとのすみ分けというところでございますけれども、これまでの世界的な潮流、トレンドとしまして、やはりフルサービスの航空機のみではなく、サービスを一定省略するなど、効率化を図る中で低運賃で旅客を確保するというLCCサービスというのが、世界的に広がってきていたという事実がございます。実際に関空でも、そのLCCの拠点化をしていくことによって、今また業績が好調化してきているという事実もございます。  そのような中にあって、私ども行政の末端におる者でも知られるような事実としましては、そのLCCの中でも、低価格の路線だけでいくのではなく、やはりLCCでもちょっと内容のよいサービスを持った、それでもLCCというようなもの、すなわちLCCの中でもちょっとグレードアップしていくような階層分化が若干進むのではないかというふうに言われております。  かなり前の報道でもありますけれども、例えば関空のターミナルスリーでも、そういったLCCでも、少しグレードの高いLCC向けの施設設備にしていきたいというような情報も過去報道されたこともございますので、今後正規運賃といいますか、フルサービスの航空路線も当然残りますし、今のようなLCCもあれば、若干またフルサービスに近づくようなLCCというのも出てくるであろうということで、そういったところで多様化していくというふうには考えているところでございます。  以上でございます。 45 ◯木下委員 コンセッションの問題は、後ほどの資料で全部質問に答えていただけるんですかね。 46 ◯南委員長 その他の2番でまたやります。 47 ◯木下委員 はい。  LCC、それは航空会社の将来について理事者の方にコメントをいただくのは無理かもわかりませんけれども、両方共存共栄といいますか、言い方は適切じゃないんですけれども、両方がすみ分けでうまくいくのがいいんでしょうけれども、利用者にとってもそうですよね、選択肢があるということは非常にいいことですから、多少のサービス、無駄なものがなければ、時間は変わらないし安全性さえ確保できればいいことだと思うんですけれども、世界的なそういう風潮ですので、利用者にとってどういうことがいいのかということは、利用者自身も考えることだと思うんです。  しかし、関空にとってそういう意味では、先ほど第3でのサービスの問題が出ましたけれども、もともとあった関空の総花的なファイナルの計画が今崩れてきていると思うんですね。ああいうところにLCCのあんなターミナルができるというんじゃなくて、別のところに、今の埋め立てのところに第2ターミナルをつくって鉄道もという感じでありましたけれども、そういうものがこれによって変わってきているのかなという気がするんですよね。  ファイナルは、第2ターミナルは機場もちょっと回っていましたよね。それが現状、そのLCCのものがあそこにできて、しかもバスでつなぐ、直接車で行くということで、相当最終的な設計が変わってきたような気もするんですけれども、その辺については、航空会社としてはどういう感じを持っているんでしょうかね。その点だけお聞きしておきます。 48 ◯向井市長 LCC利用者とのすみ分けにも関係してくるんですけれども、ピーチの井上社長なんかのお話を聞きますと、そのLCCが今のフルサービスのお客をとるということも、それは若干あると思いますけれども、そうじゃなくて、新しい需要をつくり上げてきていると。それは何かといいますと、比較的時間の余裕のある人、例えば退職した人とか、あるいはゆっくりと旅行を楽しみたいとか、そういう新たな分野の方がLCCを選ばれるというお話を聞いたことがあるんですね。ですから、もちろん重なる部分もあるんですが、むしろ新たな航空需要をつくってきているというふうに捉えておられました。  それから、当初の1期、2期のグランドデザイン、2期のほうには比較的大きな第2ターミナル、それをぐるっと回るようなアクセスも含めて絵を描いておったわけでございますが、なかなかそれが実現できていないというのも現状でございます。  当初からいえば、確かにこのLCCというのが後で出てきた話ですし、そのターミナルというのも比較的ローコストな建物ですよね。簡易な建物でつくっていっているということですから、それが本来の姿かといいますと、変わってきているのは確かだというふうに思います。  この間、さっき言いましたフェデックスの進出というのもありましたから、あれなんかも少し変わってきた、いいほうに変わってきたやつだと思うんですけどもね。ですから、それがずっと永久にこういうTツー、Tスリーという形でいくのか、もっと需要が起こってきたときに、改めて次のステップへ行くのか、その辺については、今後の推移を見ないといけないというふうに思います。  誘導路も今、泉南側しかありませんので、もう1つ泉佐野側につくらないといけないという課題もありますので、これはこれからの航空需要あるいはそういう将来の姿を見ながら、順次アレンジしていくんじゃないかなというふうには思います。 49 ◯木下委員 すみません、最後です。  大森さんからも出ていましたけれども、南ルート、私は趣旨が違うと思うんですけれども、災害時に対して、結局鉄橋方式ですから風とか雨に弱いので、トンネル方式の南ルートというのを考案をされているわけですけれども、その辺については全体像が変わったり状況が変わっても、依然として、その必要性については、災害のアクセス方法としては必要だと思うんですけれども、その考え方といいますか、現在の運動体としての継続というのはそのまま引き継いでいくのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 50 ◯向井市長 これは期成同盟会をつくって、大阪、和歌山で取り組んでおります。この南ルートというのは、もちろん泉南側と空港を結ぶというのは最大のメーンになるんですが、それだけではなくて、そこへ集まってくる車のルートについても、南ルートの一翼を担うということで、例えば京奈和の岩出インターであったり泉佐野岩出であったり、あるいは湾岸線の延長であったりということを総称して南ルートというふうに言っております。  その周辺のアクセスはかなりもう見えてきましたので、あと残るのは内陸部と関空の間、本来の南ルートということでございますので、逐次その順度は高まって来ているんじゃないかなというふうに思います。  ただ、やっぱり1,500億程度かかりますので、なかなかすぐにというわけにはいかない。これはもう粘り強く運動を展開して、その実現に向けて取り組んでいく必要があるというふうに思っておりますので、今後とも継続して取り組んでいく必要があるというふうに考えております。 51 ◯澁谷委員 この場で聞けることかどうかというのはちょっと疑問なんですけれども、2点ほど質問したいと思います。  1点は、市民の方からライオンズマンションに住んでいて、ちょうど関空をずっと見ていて、去年の暮れのことですけれども、新聞報道でもありましたが、滑走路に何かが落ちてちょっと問題がありましたね、暮れに。そのちょうど直後だったんですけれども、その方は見ていて、飛行機がおりてくると、1機おりた、また次におりかかってきた、また次の飛行機ももう着陸態勢、その真ん中の飛行機は何を思ったか、途中からまた上昇してというふうな、もう何分かに1機というふうな形で今おりてきていますよね。  この目標を見ていると、第1ターミナルは滑走路は1本ですから、これから離発着するのがどんどんふえてきて、一般市民の方がそうやって見ていて不安を感じたりとか、どうなったのかなとか、そういうことを私も直接関空に電話をして聞けばよかったんですけれども、泉南市としてもそこら辺を把握されて、またそういうことで市民が不安に思ったときに、聞くのはどこに聞いたらいいかということが1点。  もう1つは、今ここでアジアの観光客がふえているということで、ほとんどが関空からりんくうアウトレット、そしてイオン、そしてまた帰っていく、そういう状況やったと思うんですが、私もイオンに行っていて、外国の方、中国や韓国の方やいろんな方がたくさんおられますね。  今後、ことし和歌山にまたイオンができますよね。そうなってきますと、必ずというのか、必然的に客は減っていくと思うんですけれども、そうした海外からのアジアのお客さんというのは、和歌山までは行かないと思うんですよね。  そうしたときに、これも市民のある方から言われたんですけれども、泉南市の観光協会の会長さんがいらっしゃいますけれども、そこのアウトレットで買い物だけして、イオンで買い物だけして帰っていただくんじゃなくて、泉南市を市長がさっき言われたみたいに見ていただくのに、掲示板というか、広告というか、案内というんですか、外国語の、韓国語、また中国語のそれが市内に余りないというか、また関空でも、またアウトレットでも、そういう泉南市の観光の向こうの言葉でのそういうアピールというのはされているのかどうか。今後、またそういうふうにされていったらいいんじゃないかなというふうに思いましたので、その2点よろしくお願いします。  以上です。 52 ◯岡田政策推進課長 失礼します。  まず、1点目の関空への頻繁な飛行機の交通といいますか、ふえてきているという関係で不安を感じられるということなんですけれども、私どものほうでも、やはり例えば航空機騒音などによる関空に関する苦情を受け付けるというふうな体制というのはございまして、私どもも年に2回ほどそういった国、大阪府、それから関係する市町村が連絡会議みたいなものを持っておるところでございます。  そこでお話、報告を伺うんですけれども、泉南市域において、何らかの関空に関する苦情が関空会社やあるいは関係機関へ届いたという案件は、もうほとんどございませんで、25年度1年間においては苦情はなかったというふうに聞いてございます。  この苦情、お問い合わせ等は、もう関空会社、関空、私ども泉南市あるいは大阪府、そういったところ、いずれに御連絡いただいても、また適切に対応はしてまいるように、おつなぎすべきところにつないでいくというような形にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、市内観光で外国語表記などのサインをいかがかというようなお話でございますが、後ほども出ますけれども、やはり関空に入ってきた、関空にインバウンドされてくる外国人の訪日客を、やはりこの泉州地域に入ってきていただく、それをつなぎとめる、あるいはそこで観光していただくというような取り組みが大事なものでございますので、やはり単独ではなく、堺以南の9市4町が連携しまして、後ほども少し御案内しますが、泉州観光プロモーション推進協議会というものを、母体としては一定長年取り組んでくる中で、昨年度からきちんと取り組みをしてきてございます。  ことしの取り組みの中でも、一定この泉南市内、あるいは泉州地域にある観光資源を、外国の方に実際に訪れていただいて御案内するという取り組みもしておりますし、また御案内がありました、確かに外国語の説明サインがないんじゃないかという御指摘がございます。  そういったところは、やはり国際交流を担うのが私ども政策推進課のほうでございますので、今後も、御指摘の点、確かに外国語サインがないなというのは認識してございますので、そういったところは、また予算の確保に向けて努力をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 53 ◯南委員長 ほかに。────以上で報告の案件につきましては終結いたします。  次に、その他(1)の案件につきまして説明を求めます。 54 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 それでは、その他(1)の1つ目、オリジナルナンバープレートについて御説明させていただきます。  資料は5でございます。  9月の補正予算に関連予算を計上いたしましたので御説明させていただきましたが、平成26年に関西国際空港開港20周年を迎えることとなります。関空とその対岸に位置する2市1町の魅力を地域の内外に発信するために、原付自転車のナンバープレートのデザインを募集することとなりました。今回は、その応募状況や今後の予定を御説明させていただきます。  資料の一番上でございますが、デザインは11月1日から29日までのおよそ1カ月間、公募により募集いたしました。2市1町の広報誌やホームページ、大阪府がミュージアム構想の一環で行っている、いいデザイン100プロジェクトのホームページなどを通じて周知に努めてきました。  その結果、作品を泉佐野市役所に提出された方が55人で62点、田尻町役場に提出された方はお1人で1点、泉南市役所に提出された方は23人で35点で、合計79人の方から98点御応募をいただきました。非常に多くの方から御応募をいただきました。応募者の年齢層もさまざまでございまして、九州の熊本にお住まいの方からの応募もございました。  次に、選考の方法でございますが、昨年末の12月25日に予備選考といたしまして、各市町と新関空会社の職員によりまして16点まで絞ることとなりました。現在はデザインが未発表のものであるか、著作権や意匠権を侵害するものとなっていないか、そういったことの確認を進めている最中でございます。  今後の流れでございますが、まだ日程は決まっておりませんが、1月下旬から2月の初めにかけまして、いずれかの日程で各市町の首長、新関空会社の代表者合わせて4名で公開の選考会を行いたいと考えております。作品の決定や公表は2月の上旬ごろを予定しております。  9月の補正予算に計上しましたように、最優秀作品1点には賞金を3万円、優秀作品には3人の方にお1人1万円ずつ進呈したいと考えております。  新年度に入った4月には、ナンバープレートの版の作成を発注いたします。夏には本市の必要枚数分、予定では2,150枚を予定しておりますが、ナンバープレートを作成いたします。これらの発注事務は泉佐野市において一括して行うことを予定しておりまして、関連する予算は当初予算に負担金として計上の上、3月の定例会に上程させていただきたいと考えております。  なお、ナンバープレートに採用される最優秀作品の提案者には、関空開港20周年となる9月に合わせて表彰式が行えればなというふうに考えております。  資料の2ページ目は、募集したときの要領でございます。参考にごらんください。  次が、資料6のコンセッションの関係でございます。  関西国際空港は海上建設によりまして多額の事業費を要したことから、多額の債務を抱えているということを理由に4,000メートル級の滑走路が2本、完全24時間運用という関空本来の優位性を生かした戦力的な経営や前向きな投資を実行することが困難な状況となっております。  そこで、関空の国際拠点空港としての再生・強化のために、平成24年7月には関空と収益性のすぐれた伊丹空港の経営統合をすることとなりました。  この経営統合法の10条2項には、両空港に係る公共施設等運営権の設定、いわゆるコンセッションを適時かつ適切な条件で実施することを、新関空会社の責務として定めています。  このため、新関空会社ではLCCの拠点化、フェデックス社の北太平洋地区ハブ化などの取り組みを積極的に進めており、これにより事業価値の向上を図り、可能な限り速やかに、早ければ平成26年度にもコンセッションを行うこととしております。  資料の右下の図にありますように、コンセッションでは、新関空会社は、空港用地や滑走路などの所有権は引き続き新関空会社が保有し続けます。コンセッション事業者と新関空会社が事業契約を締結いたしまして、空港運営権を売却することで施設をコンセッション事業者に提供します。滑走路や空港ターミナルビルを一体的に運営、経営してもらいます。こうすることによって、空港運営の効率化、空港施設そのものの集客力の強化など、民間の経営能力を活用した運営が期待されます。  さらに、空港運営権の売却により、コンセッション事業者からはコンセッションフィーと言われる対価が新関空会社に支払われます。関空の整備に要した費用に係る債務の返済も期待できます。  資料の左側の中段にあります図のように、コンセッション事業者には30年間から50年間に及ぶ長期の運営期間を設定いたします。新聞報道ではございますが、売却額は総額で6,000億円から8,000億円程度になるのではないかと言われております。  次に、資料の裏側でございますが、コンセッションの実現に向けまして、昨年末に税制改正が行われたことがありますので、それを御紹介させていただきます。  公共施設等運営権という権利は、不動産の登記のように、公共施設等運営権登録簿に登録することとなります。この登録に当たっては登録免許税が課税されるのですが、本来であれば公共施設等運営権の価格に対して税率は1,000分の1となるところ、今回の税制改正で半分の1,000分の0.5となります。売却の価格はまだわかりませんが、この特例により、コンセッション事業者が負担する登録免許税は数億円軽減される見込みでございます。これにより、事業運営権をさらに高値で売却できるのではないかと期待されておるところでございます。  次に、法人税でございます。新関空会社がコンセッション事業者から受け取る売却収入は、初年度に前払金として一括で受け取るアップ・フロント・フィーと毎年度受け取るアニュアル・フィーの2種類になる見通しと言われております。初年度に一括して受け取るアップ・フロント・フィーは、3,000億円から4,000億円ではないかと報道されております。  ただ、この前払金であるアップ・フロント・フィーを税務上の収益、益金として売却年に一括認識いたしますと、売却額によっては法人税額が1,000億円以上となるおそれがあります。せっかく高値で売却できても、法人税を1,000億円徴収されてしまえば、債務の返済に回す額が少なくなってしまうという事態が懸念されたところでございます。  そこで、この益金を30年から50年程度とされる運営期間中に1年ずつ繰り延べて配分するものとして、毎年の費用と相殺していけば納税額は圧縮できるということから、益金の算入方法について特例を要望したところ、今回の税制改正で認められることとなりました。  このようにコンセッションの実現に向けて税制面でも国からの後押し、支援を受けることとなったところでございます。  最後に、参考といたしまして、空港関連の地方税制改正といたしまして、航空機燃料譲与税を御説明いたします。  航空機燃料譲与税というのは、航空機に積み込まれた燃料に対して課税される国税でございまして、1キロリットル当たり2万6,000円課税されます。これを特例として1キロリットル当たり1万8,000円に軽減する特例措置が、平成28年度までさらに3年間延長されることとなりました。  この税率の特例措置の延長により、地方に譲与される航空機燃料譲与税が、これまでと同水準となるように、本来の譲与割合である航空機燃料税収入の13分の2を9分の2に引き上げる特例措置を平成28年度までさらに3年間延長することとなりました。  さらに、譲与する基準である指標や割合を激変緩和措置を講じながら改正することとなりました。この改正による本市への影響額は現在精査中でございますが、余り大きな影響はないのではないかと考えているところでございます。  以上、これらの税制改正は、昨年12月24日に閣議で決定されましたけれども、関連する法律の改正案が3月末までに通常国会で可決成立する必要がございます。  最後に、別にお配りさせていただきましたA3の資料がございますが、こちらのほうは別途説明させていただきます。 55 ◯岡田政策推進課長 続けて、失礼いたします。  お手元A3の横長の資料、Z折りにしたものがございます。一番右端にございますように、26年1月25日に手元に入ったものでございますので、急遽追加させていただいたものでございます。  タイトルが泉州PRブースについて、泉州観光プロモーション推進協議会となってございます。先ほど申し上げました9市4町で構成しております観光プロモーション協議会のほうの事業として、関空島内にその9市4町、泉州をPRするブースを置こうという事業がいよいよ動き出すというところの御案内でございます。  本文の2段目といいますか、四角の2つ目、期間としましては、2月23日の日曜日からまず3カ月間という形になってございます。開設する時間が午前8時から午後9時ということで、2月23日オープン日は10時からスタートということになってございます。  場所が、関空1期島のターミナルビル向かいにございます関空エアロプラザの2階で50平米という形になります。ここでそのA3の右下の四角囲みをごらんいただきたいと思います。イメージ図(案)という形で、イメージパース、絵が載っているかと思います。その絵の左下部分に上から見た平面図がございますが、ほぼ正方形、恐らく1.7メーター程度の正方形の部分に案内カウンター、販売カウンター的なもの、それからちょっとした座れるスペース的なもの、そして物、いろんな物産を置いて並べて実際販売もするというようなイメージになってございます。  その絵のパース図をごらんいただきますと、いろんな物を置いていたり、あるいはパンフレット立てというのが見えるかと思います。その中で、壁面には、大阪泉州まるわかり屋というふうに、平仮名が少し書いてあるのがごらんいただけるかと思いますけれども、これが今回そのブースの名称として左下に書いてございますけれども、大阪泉州まるわかり屋ということで、いろいろ関空を訪れていただく国内外の利用者の方に、特に外国の方には、まだアジア全体では泉州という地名度が低いということなので、泉州というものをつけた。あるいは御案内のように、関西弁の「まるわかりや」というようなところ、語呂合わせでこのような名称にしていただいているということで聞いております。  場所につきましては、右上のちょっとした図がございますが、ターミナルビルの駅を挟んで向かいにございます関空エアロプラザに入っていただきまして、そこから2階に上がっていただいて、以前百貨店等があった部分を入っていただく形になります。すなわち、ちょうどターミナルツー、T2へ向かうバス乗り場へ至るルート上にあるという形になります。  したがいまして、例えばアジアからLCCを使ってTツーに来られたお客様、外国の方というのは、バスに乗ってターミナルビル、Tワンのほうに移動してきたら、最初にこのブースをごらんいただける場所という形になるかと思っております。  ここでは、近畿日本ツーリストさんが受託されたということなんですけれども、職員さんといいますか、要員としまして6名の方が雇用されて、英語を話せる方も置くと。また、多言語ということで中国語、韓国語等の対応をするために、ちょっとしたタブレット端末を使って、別の場所にいる通訳のオペレーターを呼び出して、その別の場所にいるオペレーターを介して3者で多言語の方の通訳を行うというような取り組み、そういうサービスも行うというふうに聞いてございます。  なお、地域の特産品の販売も行われるということで聞いてございます。  これにつきましては、冒頭申し上げたように、つい最近届いた資料でございまして、1月の末ごろに改めてプレス提供がなされるというふうに聞いてございますので、そのあたりもよろしくお願いいたします。  以上です。 56 ◯南委員長 ただいまの理事者の説明に対し、質疑はございませんか。 57 ◯木下委員 先ほどとのかかわりで、結局26年度から3年間ぐらいかけ、税制のこともあるんですけれども、これからの動きが出てくるということですよね、コンセッション。  これで売却益が6,000から8,000億ぐらい見込まれているということですけれども、現在の有利子負債が9,000億ですか、それから無利子負債もあるということで、この経営統合によって、コンセッションによって出た益を、これに当たって売却をして、その益をいわゆる建設費、本来国がやることを民間でやったためにできたこの利子を、これによって当てはめて、そして一から純民間で経営しようというのがこのコンセッションだと思うんですけれども、結局そういうことであれば、現在の40億に減らされた補給金も当然なくなると思うんです。  その辺の影響といいますか、見方といいますか、これからの内容について、純民間になった場合のその辺の影響について、見通しがあればお聞かせをいただきたい。  これから先、逆にいうと、全くの純民間でやるということでありますから、補給金もない、それから当然好不況によるいろんな赤字についても、自力の努力が必要ということになるわけですから、従来の他の空港と全く違うわけでありますので、その辺についての航空会社としてのこれからの見通しなりがわかりましたら、お聞かせいただきたいと思います。 58 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 政府補給金に関しましては、今年度は20億円で来年度も、今現在国会でこれから審議されるところでございますが、20億円で計上されているところでございます。コンセッションが実現いたしますと、この補給金も徐々に減っていく、もしくはなくなっていくことは予測されるところでございます。これは民間、また売却していくということになれば、やむを得ないことかとも思います。  今後の見通しは、確かに景気の動向などによって航空需要というのは大きく変わってくるところではございますけれども、それに加えて民間の経営能力を活用するであるとか、さまざまな取り組みを踏まえて、関西全体の航空需要をふやしていくということの取り組みが現在進められているところでございますので、そういったところにも期待しているところでございます。 59 ◯木下委員 そういうことで、何かまた神戸空港との一体といいますか、その辺の話もちらほら個人的な見解を言う人は言っていますけれども、そういった関西全体の航空需要ということであれば、神戸空港も1つでありますので、その辺の話はどうなんでしょう。正式な中身として検討されているのかどうか、それについてはいかがでしょうか。 60 ◯向井市長 この経営統合の話をするときに、私も当時委員の一人で行った経緯もあって、関空、伊丹ということでスタートしておりました。神戸については蚊帳の外と、こういうことやったんです。それは今も続いていると思います。ただ、神戸側は当時から、神戸も赤字ですから何とか一緒に乗らせてほしいという意見はありましたけれども、関空、伊丹としては、あれは自治体空港ですからちょっと性質が違うのでということで、進んでいないというのが現状だというふうに思います。  また、最近、神戸のほうは一緒にというようなアプローチをしているようでございますけれども、まだ具体には方向性は定まっていないと思います。 61 ◯梶本委員 きょうもらったこの泉州PRブースについて、ちょっと具体的に、この9市4町でやっていくということなんですけれども、1つは泉州観光プロモーション推進協議会についてちょっと説明をお願いしたいのと、財政負担とか、この運営に当たっては、店舗の設営とか販売委託については、近畿日本ツーリストに委託ということですけれども、これはこの9市4町からの人員がここへ張りつくのかどうかということと、その各市町ごとの販売も含めてのパンフレットとガイドブック等のスペースは決められているのかどうか、そこまできちっと割り振りができているのかどうかということをお伺いしたいと思います。 62 ◯岡田政策推進課長 失礼いたします。  それではまず、泉州観光プロモーション推進協議会でございますけれども、この団体は申し上げております堺以南の9市4町が協力して結成しております協議会でございます。説明ということでございますけれども、実際その9市4町及び新関空会社が協力し合ってこの泉州の地域資源や泉州の特性を生かした関空に入ってこられる外国人のお客様、そしてそこから別の空港からお帰りになるんじゃなくて、関空にインされて、また関空から自分のお国に帰っていただくような、関空イン・関空アウトというような外国の訪日客の観光振興を図ろうと。  そして、泉州地域全体のプロモーション、地域の活性化を図っていこう、そういう中で関空と泉州全体の活性化、それから国内外における泉州ブランド、泉州全体でのブランドの確立をしていこうということで運動に取り組んでおるところでございます。  この財政的な部分でございますけれども、これは市町からの持ち出し、いわゆる税金の投入は一切ございません。これは関空から、地域を支援するためのお金を従前からいただいておりますけれども、それをもって、その一部を充てて運営させていただいているところでございます。  ただ、もちろんその企画運営、実際のその行事をしたりするときのイベントの運営のお手伝いといいますか、その企画をしたり当日参加、参画して運営する、あるいはガイドブックをつくるなどの企画立案をするのは、それぞれの9市4町の担当者が手分けをして行っているというところでございます。  あと、このブースの中のスペースなどの細かいところというのは、私どもにはまだ情報はございませんので、よろしくお願いいたします。 63 ◯梶本委員 この泉州観光プロモーション推進協議会、今まで何回かそういう協議会が開かれたことだと思うんですけれども、月1回とか何カ月に1回とか、どういうサイクルでこの協議会を開かれているのか。そのときに泉南市から行政サイドとして何人出られているのか、そこら辺をお答えいただきたいと思います。 64 ◯岡田政策推進課長 失礼します。  協議会につきましては、協議会のその構成メンバーというのは、その9市4町の首長となってございます。その会合というのは、恐らく年に1回から2回、必要に応じてというところもありますけれども、今のところ年に1回程度かと思います。  ただ、その中に9市4町の担当者、本市では企画、私どもの課と、それから産業観光課の担当の方が数名行って、実際に先ほど申し上げたような具体の作業ですね。企画立案であったりそのイベント運営であったりというのをさせていただいておりますので、そのいろんな部会がございまして、その活動というのは非常にたくさんございます。会合というのが必要に応じてですが、月に2回あったりすることもございます。かなり盛んにその連携を図っているというふうに捉えているところでございます。  以上です。 65 ◯南委員長 ほかに。 66 ◯和気委員 オリジナルナンバープレートの作成の件なんですが、前に説明あったかというふうに思うんですが、この中で負担金ということなんですけれども、これは枚数によって負担金が変わってくるかと思うんですが、泉南市においてはどれだけの負担金を予定していたのか、ちょっと教えてほしい。  それから、ここの例にもデザインがそろそろ選ばれて決まってくるということなんですけれども、同じデザインでこの泉南市なら泉南市とか田尻町とかというような形で、こういうナンバープレートが作成されてくるかとは思うんですけれども、そのように理解していいのかどうか。それぞれデザインが幾つかあるかというふうに思うんですが、そういうことも含めてちょっと教えていただきたいなというふうに思います。  それから、この税制改正の問題です。ちょっとよくわからないんですが、ここの表の中の下のほうのところで、着陸料割、そして騒音世帯数割とかというのがあるんですけれども、この騒音世帯数割とかというのは、どういったような計算をされるのか、ちょっとよく読んでみてもわからないんですけれども、その辺の割り出し方というのか、決まっているというんですか、それがよくわからないので、ちょっと割り出し方を教えてほしいんです。  その2点、お願いします。 67 ◯岡田政策推進課長 まず、オリジナルナンバープレートについてでございます。  枚数なんですけれども、これは計画を2市1町さんと進めさせていただく過程で、当初発行する枚数はおおむね決めておきましょうということで、これまでの直近3カ年のそれぞれの自治体の実績からおおむね割り出しておりまして、本市の場合は2,150枚つくろうとしております。それに応じて、負担金のほうも一定150万円程度ということで今現在予定しておるところでございます。  あと、デザインにつきましては、今回選ばせていただく中で、応募のあった中から最優秀の方のを1点選ぶと。それを2市1町同じデザインで用いるという形にしてございます。ただし、当然自治体の名称が入るナンバープレートですので、その部分の文字は当然変わる。泉南市、田尻町、泉佐野市ということ。  それから、デザインと申しましても、標識によっては、排気量に応じて背景が白なのかピンクなのか黄色なのかというのがございます。したがって、デザインではございませんが、その排気量に応じた背景の色は異なるというふうな形になりますが、図柄、基本的なデザイン配色というのは変わらないということで御理解いただきたいと思います。  あと、もう1点、税制改正の航空機燃料譲与税の部分でございますけれども、今回の改正点の1つのポイントで、その資料の中の見直しというところの中で、2)着陸料割の譲与割合を2分の1、これは現行3分の1から2分の1にしますよと。それから、騒音世帯数割の譲与割合を2分の1にしていく。現行は3分の2ですよという形になってございます。  下の表をどう見ていくかというふうになりますと、現行では3分の1となっている着陸料を3カ年かけて徐々にふやしていって2分の1にします。一方で、騒音世帯割というものを現行3分の2を占めているところを2分の1に下げて、比率を下げていきますというものでございます。3年かけてそれぞれ変えていくということで、26年度では現状では着陸料割、これが3分の1ですから、本来ならば25年度は18分の6であるところを、26年度は18分の7に若干比率をふやす。  それから、騒音世帯数割は、現状18分の12のところを若干下げて11にするということでございます。それをだんだん分子のほうを1つずつ変えていくことで、3年かけて28年度以降は着陸料割、騒音世帯割も2分の1にするというものでございます。  なお、この騒音世帯数というものも、都市近郊型空港にありがちな空港周辺の騒音を感じる世帯数として認定されているところについては、影響されるものと認識しておりまして、本市の場合は海上型空港ですので、そのようなものはないものと認識しておりますので、この比率の変更というのは大きく影響はないかというふうに考えております。  以上です。 68 ◯和気委員 ありがとうございました。  なかなか理解できなくて、読んでも読んでもわからなかったもので、やっとわかりました。ありがとうございました。  そうしますと、ナンバープレートの分で、これは今後もずっと次のこの2月からですか、あとずっとこういう形で永久にというんですか、ずっと更新した形で続いていく、ずっとこういうナンバープレートのこれはされるというふうに計画されているんですか。その点だけ最後ちょっとお聞かせください。 69 ◯岡田政策推進課長 このナンバープレートをつくる際には、そのデザインを起こすための版、原型といいますか、原型の版が必要でありまして、その版は、やはり1回つくれば永久的に使えるというものではございません。やはり消耗しますので、一定の制限枚数があると。耐用年数じゃなく耐用枚数ですね。  当然、それをいっぱいまでつくるのかということも考えたようなんですけれども、今回は基本的にそういうことはせずに、1回この2,150枚つくって、基本的にはそれでもういいんじゃないかというふうに考えています。  私どもでは、それが1年ではけるものではないんですけれども、1年から2年ぐらいの間は実際に配布できるんじゃないかというふうに考えております。 70 ◯和気委員 結構です。 71 ◯古谷委員 ちょっと総括みたいな話になるんですけれども、先週の12日の日曜日に関空の勉強会というのが実施されたということで、二階衆議院議員と、あと関空の安藤社長ですか、そういうので周辺の自治体の首長さんも来られたということで、向井市長も恐らく行かれたと思うんですけれども、そのときの内容は、どういった内容だったのかなと。公開できるような内容だったのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。 72 ◯向井市長 この間の日曜日、2時から貝塚の市民福祉センターの会議室でやりました。これは、昨年1回和歌山で二階代議士あるいは松浪理事長ほかを囲んで座談会をやりまして、「ニュースせんなん」に載ったと思います。  今回も主催のほうは「ニュースせんなん」ということでございまして、昨年やった第2弾ということで、関空の活用、それから東京オリンピックも決まりましたから、東京、東京だけではなくて、関空もやっぱりオリンピック、あるいはソチオリンピックも含めて、できるだけ活用していただけるような仕掛けとか、そういうことをやったらいいんじゃないかという趣旨で開かれました。  最初、二階代議士のほうから総括的な話がありまして、あと、何人かがパネラーのような形でされまして、1人は新関空会社の安藤社長、それから何かいろんなイベントデザインをやっている方、表さんという方だったと思います。それから、石川県の繊維会社のオーナーの小田さん、それからもう1人どなたか、それから自治体からは私ということで、少しずつしゃべりました。  そんな難しい話じゃなくて、今後関空をいろんな形で活用していこうと。それは地元も経済界も、あるいは地域も一体となって盛り上げていかなければいけないという内容でございました。  多分、記事の概要については、今度の25日土曜日発行の号に載るんじゃないかなというふうに思いますので、また、それをごらんいただけたらというふうに思います。 73 ◯古谷委員 そこで何か資料とか出ましたか。もし公開できる資料であれば、また委員長を通じて、皆さん、せっかく関空まちづくり委員会というので地元でやっていますので、こういうのも出ていましたよということで、皆さんに一覧、見られるような形で、差し支えあるのであれば公開はいいんですけれども、もし市長のほうでいいのであれば、委員長を通じてやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 74 ◯向井市長 また、委員長と相談させていただきます。 75 ◯古谷委員 以上です。 76 ◯南委員長 ほかに。 77 ◯大森委員 コンセッションの実現に向けていろんな税制改正というか、減税措置がとられるわけですけれども、これは減税の金額はどれぐらいになるのか。この一体会社というのは、関空土地保有会社というのは旧関空会社が子会社にするわけですよね。  だから、赤字の大もとというか、負債の大もとは子会社化して、新関空会社はそれなりの収入もあるんじゃないかというふうに思うんですけれども、こういう減税がどれぐらいの金額で、必要であるのか。本当に財政難というて、国民は増税ですわね、消費税の増税をどんどんやっていくと。こういうところには減税でいいのかということもありますので、その点の説明を、単純に関空だけにこういうことをして、その辺の議論はどうなっているのか。  それと、民間になった場合ですよね。こういう空港関連が民間になった場合、利益優先になって、安全性の問題なんかどんなふうな担保ができるのかとか、それからこれからの新関空会社ができたときの自治体、例えば泉南市と会社との関係はどんなふうに変わっていくのか、そういうことについて教えてほしいと思います。  それと、関空のこういう立地条件を生かして、泉南市も地価が安いことでいろんな業者が出てきてくれているというのは本当にいいことで、そんなに大きな会社でなくても、やっぱりそんなのが幾つか集まってきて、イオンはいうたって滋賀にもあるし、もうどこでもあることやから、泉南市だけのこういう安い地価で、優秀な働く人がおって、それなりのことが発展できるというのであれば、規模とかそんなことにかかわらず、たくさん来てもらったらいいと思うんやけれども、ちょっと今来ている業者がどういう会社の程度でどんなものか、市長から今お話しあったんですけれども、もうちょっと詳しく教えていただきたいというふうに思いますので、お願いいたします。 78 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 減税の影響額でございますが、こちらのほうは売却額が決まっておりませんので、算出することは、今のところはわかりません。一般的に新聞報道などで言われておりますのが、売却額掛ける税率から推測すると、登録免許税は数億円、法人税額は1,000億円以上というふうに考えられております。  コンセッションによって空港の安全性という関係でございますが、運営権は売却されますが、管制業務はそのまま国に残りますので、空港の運営という観点では民間に移りますが、管制は変わりません。 79 ◯向井市長 さっき紹介した会社ですね。まだ十分調査はしておりません。ある人から聞いて、その会社の名刺をいただいたということでございます。内容については、その信頼される方から聞きました。  それと、岡田のほうにも、オリーブ油か何かつくっている会社があるというふうに聞いております。新家のほうでは、種河神社の前のほうに小さなバラ、衿なんかにつけるアクセサリーの布なんですけれども、バラとかネクタイの形をしたものとか、そういうのをつくっているところもあるということで、これは御本人とお会いをさせていただいて1回見てくださいというふうに言われているんですが、まだよう行ってないんですが、そういうところもございますので、ちょっと調査をさせていただきたいというふうに思います。 80 ◯大森委員 池上さんが今おっしゃったのは、法人税は1,000億円以上の減税になるわけですか。20億円の補給金をやめていくやろうというふうに話があったけれども、それ以上に1,000億円の法人税も入れへんようになるというのは、池上さんに言うてもしようのないことですけれども、国にとっては何の得というか、何を目的にやっているのか。関空の目的なのか、1,000億円も法人税が国に入れへんかったら、財政が大変になるでしょう。  関空会社はいいかもしれませんよ。そうやけれども、根本的な解決に1つもなれへんわけでしょう。だからというて、1,000億円も法人税をまけなあかん会社になるというのは、こんな会社を認めていいのかなと思うんですよね。何のために、そんなものする必要があるのかと。 81 ◯南委員長 また、東京へ言ってよ。 82 ◯大森委員 本当にね。と思いますよ。  それで、市長もどんどん言うても、やっぱりこの地元が栄えるということは、こういう小さな会社が幾つか集まって、今大きな会社がぼっときて、泉南もりんくうタウンはほとんど埋まっているんやから、佐野には大きな会社をばんばん誘致とか、貝塚なんかもあるかもしれんけれども、泉南市はある程度そういう大きな会社が来てばっくりもうけるんじゃなくて、それにかかわるような、何か泉南市独自の芸術性というか文化性みたいなものをつけ足したようなもので発展していくぐらいしかないと思うんですよ。  一方でこんな1,000億円の税収をまけささんと、何かでけへんかと。ひどいなというふうに思いますけどね。  関空の土地会社のほうは別にするから、新関空会社というのは、経営自体はそんなに大変なことで、この部分を切り離すというか、子会社化することで、そんなに大変な出発ではないんでしょう。これを切り離すことが目的やったんやね、1つは。その点どうなんですかね。それだけでも優遇やと思うんやけどね。 83 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 減税の関係でございますけれども、計算方法として、初年度に一括して課税するのか、今回の特例ではそれを運営期間中、仮に50年であれば50年間に繰り延べるのか、その関係ですので、仮に50年間繰り延べれば、費用との相殺もありますけれども、逆に法人税は50年間入ってくるわけです。その入ってくる税収と今回一括で認識した場合の税収との差し引きは幾らになるかというのは計算されておりませんが、先ほど言いましたように、1,000億円というのは、仮に1年間で全て税金を掛けた場合1,000億円以上になるだろうというふうに言われているものです。 84 ◯西田総合政策部長兼行革・財産活用室長 何のためにやるんやというお話ですけれども、昨年国が経営統合の基本方針を出したと思うんですよ。その中に、関空を首都圏空港と並ぶ国際拠点空港に再生強化するという目的が大きくかかわっていたと思います。その中にも、当然コンセッション、運営権の売却ですね、それも方針として書かれています。  ですから、今回のこの税制措置につきましても、その国の基本方針に基づいた、関空を首都圏空港と並ぶ国際拠点空港に再生・強化する。その目的のための措置の一環であるということで御理解いただけたらと思います。 85 ◯大森委員 この問題はまた別のところで、ここでそんな話をしたってあれやから。1つは民間になったときに、もうけ優先ということもあって、安全性の問題ですよね。こんなふうなことについては、新関空会社になったときに、今度完全民営化されたときに、どんなふうなことが言われているのか。さっき言うたような経営上の問題のことしか考えてされていないのか、安全性についてはこういう文言がありますとか、こんなことが言われておりますとかというようなことがあるのかないのか。あったらその内容。  それから、泉南市みたいな地元の自治体とのつき合いはどうなのか。今でも、もう関係が薄くなった、声が通れへんという声がよくありますよね。それが民間になったらますます通れへんのと違うかというような心配もあるので、その辺のところはどんなふうに、完全民営化になったらどうなるというようなことが書かれているのか書かれていないのか、そのことについてちょっと教えてください。 86 ◯岡田政策推進課長 失礼いたします。  先ほどもお話にございましたが、国が出しましたこの法に基づく基本方針の中に、まず1点、関空の安全・安心の確保に関する基本的事項ということで明確にうたわれておりまして、これは内容としましては、やはり国際拠点空港である関空として、その位置づけは極めて重要だから、地震等の自然災害の対策に万全を期しなさい。それから海上に位置することから津波への対策、海上テロの対策もきちんとしなさいと。  それから、環境面でもきちんと、騒音ですとか、そういう周辺への影響についてきちんと監視をして、環境対策をとりなさいということが明確にされております。  それから、同じ基本方針の中で御指摘の地元とのつき合いの件でございますが、空港運営事業者は、これまで長年にわたり地元市町の理解と協力のもとでこの空港運営が行われてきたことを鑑み、今後も地元との共生関係の維持をしなさいということがきちんと明確に方針として出されておりますので、よろしくお願いいたします。 87 ◯大森委員 じゃ、具体的に地震、津波についてはどういうこと、環境については具体的にどういうことなんですかね。今から関空会社の耐震化工事をするとか、津波対策のために関空の塀とかいうのかな、何かをしていくのか。それから、沈下の対策をするのか、環境問題というのは具体的にどういうことを言うているのか。これはもう別にお題目みたいなものやから、具体的にどんなふうなことをせえというようなことが言われているのか、どういうことをするのか、わかっているんですかね。 88 ◯岡田政策推進課長 失礼します。  申しわけございませんが、先ほど申し上げましたのは基本方針ということでございますので、今読み上げた以上の具体的なことは記されておりませんので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 89 ◯向井市長 関空の安全性、特に地震対策、津波対策については、関空会社は既にさまざまな調査もされていて、1つは防潮堤の高さの問題、それから構造上の問題、液状化の問題、こういうことについてチェックをして、そして災害に強い関西国際空港にやっていくということで、もうこれは既に方針も決められておりまして、具体にスタートしかけておるというような状況でございます。  それから、環境については、別途環境監視機構もございますから、これはもう従来どおり関空会社、それから大阪府、地元9市4町、これが入って監視機構をつくっておりますので、そちらのほうで十分今までどおり対応していけるということでございます。 90 ◯大森委員 今まで取り組んできた中身は、市長のおっしゃるとおりやと思うけれども、JR北海道を見てもわかるように、やっぱり民営化していけば、売り上げが下がっていったりすれば、どうしても安全対策というのは民間では二の次になることが多いので、その点は自治体として、こういう窓口もちゃんとあると言うているんやから、それはちゃんとするように、口酸っぱくして言うてもらうようにしてもらわな困ると思います。  〔木下豊和君「委員長、議事進行」と呼ぶ〕 91 ◯木下委員 先ほどから、民間になったら安全とかそういうものがおざなりになるという言い方を決めつけて言っていますけれども、ちょっと問題だと思いますよ。民間の安全に一生懸命に取り組んでいる会社があるわけですから、そういう決めつけは非常にまずいと思うんですよ。ちょっと取り扱いを取り計らってください。 92 ◯大森委員 別にそんな……。例も出して、JR北海道の例も出して、民間になればということやから、そういうことですよ、別にそれ以上のことは…… 93 ◯南委員長 仮定の問題やからね。 94 ◯大森委員 仮定って、JR北海道でこういうことがありましたということです。 95 ◯木下委員 いやいや、関空の問題で、民間になったらそういうのがおざなりになるという言い方を非常にしているからね。 96 ◯大森委員 いや、なる可能性があるから、絶対今まで以上に心配しなさいと。 97 ◯木下委員 民間だからもうけ主義に走るという言い方、常にしているじゃないですか。それが問題だと言っている。 98 ◯大森委員 そうですよ。問題なことはないですよ。 99 ◯木下委員 じゃ官になったらいいわけ。 100 ◯大森委員 じゃ、JR北海道は何で事故が起こったんですか。民間でしょう。 101 ◯木下委員 JRは……。労使問題が昔からある。あれは国鉄時代からや。 102 ◯大森委員 民間でしょう。そんなもん、そんなん言うたら議論になれへんがな。 103 ◯木下委員 議論にならんて、決めつけはいかんと言っている。 104 ◯大森委員 決めつけてへんやん。JR北海道を見てやと言うてるやん。何言うてんねん。そんなことも言うていない、一言も。それこそ決めつけや。 105 ◯南委員長 もうそれぐらいにしてください。  以上でその第1を終わります。  それでは、次にその他の2に入ります。  まず初めに、本特別委員会の今後の進め方について、皆さんの御意見をお聞きしたいと考えております。  委員長としまして、本特別委員会設置につきましては、関西国際空港及び地域整備の諸問題について調査研究するとなっておりますので、この特別委員会の設置の趣旨に基づきまして、テーマを決めて進めてまいりたいと考えております。  先ほどから御意見として、泉南市にプラスになるような産業誘致というような大森さんの御意見もございました。それからまた、りんくうタウンの地域整備、りんくうタウンのいわゆる公園部分、用地部分、海沿いの部分のどうも大阪府のほうでも具体的な検討に入られたというようなことも聞いております。  あるいはまた、観光ルートの開設といいますか、例えばバラ園であるとか、先ほど澁谷さんもいろんな中国語とかの表示も要るんじゃないかと。今後、LCCの乗客をターゲットにいろんな形で泉南市に誘致していく。そういったようなことが考えられるんですが、そういったことは、我々泉南市議会のこの委員会で余り議論されていなかったんじゃないのかなというふうにも思います。  そういったことも含めて、皆様方のテーマがあればお聞きをして、今後そういった形で進めてまいりたいというふうに思っておりますので、どうでしょうか、御意見として。 106 ◯梶本委員 まちづくりという問題もあると思うんですけれども、先ほど大森議員も関空が泉南市に対してちょっと冷たいところがあるというような形のことを言われましたけれども、こっちからもアタックして、できるだけ関空との交流を密に図っていただきたいと思います。 107 ◯南委員長 今のは関空への対応ということですな。 108 ◯梶本委員 いや、対応じゃなしに、こっちからも関空に押しかけるような形で、何回か、今までやったら2年に1回ぐらいか3年に1回ぐらいの割しか関空との交流会みたいな、意見交換会みたいなことをやられていなかったんですけれども、年に3回でも4回でもそういう場を持っていただければありがたいなと思います。 109 ◯南委員長 特別委員会としては、ちょっとそういう形では進んでいないのかなと思いますが、例えば南部議長会、それから泉佐野、泉南、田尻、2市1町の懇談会といいますか、意見交換会とかはやっている。2市1町も今はとまっているのかな────続いているの。以前、堀口議員からの提案で、泉佐野、泉南、田尻の2市1町で意見交換会をしようと。これも続いているということですので、今言われているのは、この委員会として言われているのか…… 110 ◯梶本委員 委員会としてですね。 111 ◯南委員長 委員会としてね。 112 ◯梶本委員 それから、議長レベルでそういう交流があるとしても、今まで僕らの耳になかなか届いていなかったということもありましたので、できれば2市1町の委員会レベルの意見交換会でもいいと思いますし、関空と泉南市だけの意見交換会でもいいと思うので、少なくとも年に2回か3回ぐらいあってもいいんじゃないかなと、委員長のほうに御苦労をかけますけれども、お願いしたいと思います。 113 ◯南委員長 年に2回、3回になるかどうかはわかりませんが、いいことだと思いますので、一度また正副委員長で検討させていただきます。  今、私が皆さんに申し上げているのは、そのテーマですけれども、私、勝手に私案として3点ほど申し上げました。きょう言うてきょうというのではぐあいが悪いというのであれば、次回でも結構ですし、あるいは正副委員長に御一任いただければ、それで進めてまいりたい。  いずれにしても、先ほどから言うているように、泉南市は、大森さんは何て言うたのかな、蚊帳の外じゃなくて、別世界と言うたのかな。そういうふうな市民の皆さんの声も聞きながら、関空が来たいわゆるメリット的なものも内陸部も含めてやっていかなければいけないというのは、これはもう皆さん同じだと思うので、そういった観点から我々この特別委員会でも一定の議論をし、そしてそれを市長なり、あるいは関空に対しての提言書というか提案もできればいいなと私は考えているんです。  今までは空港一本やりが、せっかくまちづくりがついていますのでね。かといってまちづくりについての具体的な議論は、私の知る限りでは余り出ていないのかなと思いますので、ことしについては、そういったことも含めた議論をお願いしたいというふうに思います。  具体的にテーマがなければ、先ほど私申し上げたような中から一定のテーマを決めさせていただくということで、正副委員長に一任いただけますか。  〔「異議なし」の声あり〕 114 ◯南委員長 ありがとうございます。  それでは、テーマについては正副委員長に御一任をいただきたいと思います。  理事者におかれましては、お疲れさまでございました。報告等協議案件につきましては以上でありますので、これをもちまして退席していただいて結構です。委員の方は、ちょっと残っていただきたい。  〔理事者退席〕 115 ◯南委員長 続きまして、本空港等まちづくり対策特別委員会の管内視察についてお諮りをしたいと思います。  先ほどから活発な御意見の中で、LCCのターミナルの話も出ていますし、昨年の空港等まちづくり対策特別委員会でLCCのターミナルを視察されたというふうにお聞きしているんですが、その後、第2期島に太陽光発電、ソーラーパネルを設置されています。それから、若干出ましたが、フェデックスの倉庫といいますか、これはどうもお聞きしますと、年間四、五千万の税増収につながるというような施設だと聞いておりますので、そのあたり、今、梶本議員から意見交換会というお話も出ましたけれども、意見交換会あるいはこの関空の視察ということで、管内視察を考えているんですが、どうでしょうか。  昨年度の空港等まちづくり対策特別委員会の委員さんって何人おられるんですか。────結構おられる。そんなら、もうLCCはいいですね。  そうしたら、メーンとしては太陽光パネルの設置状況、もう間もなく稼働するんですね。フェデックスはことしの4月ぐらいというふうに聞いているので、その2点ぐらいと、できればそのときに一定の意見交換会も入れば、そこへ入れさせていただくということで進めさせていただいてよろしいでしょうか。  御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 116 ◯南委員長 それでは、視察の実施日程等、あるいは内容につきましては、正副委員長に御一任いただけますか。────今の段階でしたら、2月の下旬ぐらい、いわゆる3月議会が始まるまでに、ちょっと寒いかもわかりませんけれども、予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で空港等まちづくり対策特別委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。ありがとうございました。      午前11時59分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. === 1946_平成26年空港等まちづくり対策特別委員会_本文 === # 平成26年空港等まちづくり対策特別委員会 本文 # DocumentID: 1946 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯南委員長 おはようございます。委員各位におかれましては、お忙しい中、御参集を賜りましてありがとうございます。  ただいまから空港等まちづくり対策特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の案件につきましては、御案内のとおり、「日本におけるインバウンドの現状と泉州地域の観光振興について」として、近畿日本ツーリスト株式会社関西営業本部販売部地域誘客事業課の中澤孝行さんとピーチアビエーション株式会社営業本部営業渉外部・田中美晴さんをお招きし、研修会を開催させていただきます。委員各位におかれましては、本日はよろしくお願いを申し上げます。  なお、本日の資料につきましては、既に資料をお手元に配付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。  それでは、これより研修会を始めたいと思いますが、準備が整うまでの間、この場で暫時休憩をいたします。  なお、昨日ピーチの欠航云々という報道がございました。後ほど質疑応答もありますけれども、その件については、本件とは関連ございませんので、皆さんにおかれましてはよろしくお願いいたします。      午前10時02分 休憩      午前10時04分 再開 2 ◯南委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  お待たせいたしました。これより研修会を始めさせていただきます。  近畿日本ツーリスト株式会社・中澤孝行さん並びにピーチアビエーション・田中美晴さんにおかれましては、本日はお忙しい中、本委員会の研修会の講師としてお越しいただき、まことにありがとうございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、お待たせいたしました。これよりまず初めに、中澤孝行さんより、映像を使い御講義をいただきます。  続いて、田中美晴さんの御講演の後、質疑応答の時間を予定しております。  それでは、まず中澤さん、よろしくお願いいたします。 3 ◯中澤講師 それでは、改めまして、おはようございます。このたびは、大変貴重なお時間をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。  本日は、訪日旅行の現状というふうな形でお話をさせていただくわけですが、私ども旅行社でございますので、旅行社の立場から今進めております事業の部分、インバウンド・訪日誘客の角度からのお話でございます。お聞きをいただけたらなというふうに思っております。  当セミナーの内容につきましては、先般、泉州観光プロモーション推進協議会さんで、この泉州地域の一般の方々向けにインバウンドというのはどういうものだというところの部分を含めて、インバウンドの理解を進めていただくというような形の、どっちかというとわかりやすいような内容で進めさせていただいております。皆様方もよく勉強されている中で、少し物足りない点があるかもしれませんが、少しお聞きをいただければなというふうに思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  それでは、スライドを使いましてお話のほうを進めさせていただきたいと思います。  話の流れとしましては、日本におけるインバウンドということで、私たち旅行社で、私は今、国際関係の仕事をさせていただいておりますけれども、全体に日本がインバウンドに関して今どういう方向で向かっているのかというところを、私が調べた限りのことでございますけれども、その方向性で、関西のインバウンド事情はどうなのか、そして泉州地域のインバウンド事情はどうなのかというような形でお話を進めてまいりたいと思います。  まずは、自己紹介でございます。私は今現在、近畿日本ツーリストの関西営業本部の地域誘客事業チームに所属をしております中澤と申します。経歴として書きました。平成7年に近畿日本ツーリストに入社をいたしまして、福知山──京都の北部でございます。そちらのほうで一般、海外、教育、何ぞやという話なんですが、一般というのは各企業さんの職場旅行であったりインセンティブツアーであったり、そして海外というのは海外旅行のことですね。日本から出ていくアウトバウンドの仕事、職場旅行が主でしたけれども、お客様と一緒に世界各地へ行きました。あと、教育というのは、小学校、中学校、高等学校、そして支援学校関係の教育旅行も全てやってまいりました。  13年間、そういった形であちこち、いろんな角度から旅行の部分を実際に現場としてやってまいりました。その部分を受けて、大阪に出てまいりまして関西イベントコンベンション支店というところにおりまして、そこで国際学会、学術会議関係、何をしたかといいますと、旅行社の領域でいくと宿泊のお手伝い、あとはエントリーのお手伝いですね。あと演題登録なんか、ちょっと難しい部分の登録システムの開発なんかもやりました。インセンティブ、あと大会、全国大会関係ですね、そういったものの扱い、これも宿泊とか輸送が私たちの仕事の領域です。  それでインバウンド、VJと書いてあるのはビジット・ジャパンです。主に近畿運輸局さんから公示されますプロポーザル案件ですね。関西2府5県に徳島、鳥取、大分を加えた2府8県分の海外プロモーション、その辺の仕事をさせてもらいました。  そして、マラソン海外誘客ということで、今大阪府でありましたら大阪マラソンへ先般からおつき合いをさせていただいております。泉州国際市民マラソン、あとは神戸、京都、福知山、奈良、今度新しく世界遺産の姫路城マラソンもありますけれども、それの海外誘客の担当を私がさせていただいております。ということで、25年専門特化ということで今の地域誘客事業チームにいるというふうな形の経歴でございます。  そういった私からの説明でありますけれども、それでは日本のインバウンド事情についてということでお話を進めてまいります。  もう委員の方も御承知のとおりでございますけれども、昨年の訪日外国人客数は、過去最高の1,036万4,000人ということで、日本としては悲願の1,000万人突破というのを達成いたしました。  これの大きな要因としては、実は後からスライドで出てきますけれども、今までどんなに頑張っても860万人ぐらいがもう目いっぱいだというふうな現状がございます。  何で超えたのというところなんですけれども、これは大きな幾つかの要因があるんですけれども、昨年円高関係が是正されたというところが1つあります。あと大きなところにおきましては、昨年のビザの緩和ですね。マレーシアとタイの地域のビザ緩和が進んだというところで、一気に1,000万を超えたと。  1,000万人を超える、超えると言ってなかなか超えなかって、最後ビザ緩和で一気にのし上げたという部分もあるのかなというように思いますけれども、そんなことで1,000万を超えたというところです。  その1,000万人、すぐに達成したのかというと、そうではありません。私、今ビジット・ジャパンの担当をさせていただいて、昨日も運輸局さんに地方連携事業ということで、いろんな企画書を提出してきたわけですけれども、これは平成15年4月からこのビジット・ジャパン・キャンペーンというのが開始されました。  いよいよ日本も世界に打って出ようじゃないかというような話で進んだのが15年、これは小泉内閣のときだったと思います。そこから一気に18年、20年、観光庁設置、これも大きなことだと思います。それで22年、いろいろありまして15年から22年にずっとかけて徐々にプロモーションを始めていったわけであります。  23年、東日本大震災がございまして、一気にお客さんが減りました。これは後で資料も出てまいります。その後何とか復活をさせようじゃないかということで、改めて日本のプロモーションをかけて、25年12月に悲願の1,000万人達成ということであります。ちなみに、ことしは2,000万人ということで言われています。  ちょっとポインターを使います。徐々に過去から伸びていっているわけですけれども、このビジット・ジャパン・キャンペーンが始まったところから一気にぐっと伸びていっているわけです。1回ここで落ちていますけれども、860万人というのが過去最高であったわけであります。  これは同じ表でありますけれども、キャンペーンで520万人から一気に800万人まで来ました。新型インフルエンザの事象があって、その後、東日本大震災で落ちて、でもすぐまた戻っているんですね。それで2013年には1,036万人。  この表を見てわかることは、やっぱりプロモーションをしていかないとお客さんは伸びてこなかったんですね。プロモーションをし始めてから10何年かけてようやくここまで来たという現状がありますので、お客さんを誘客するということに関しては、やっぱり時間がかかるんだなと。相当の時間がかかるし、海外においては相当の知名度、認知度を上げていかないとお客さんは来ないという現状があります。もうかなりのお金をつぎ込んで、実際に日本へのプロモーションというのを過去やってこられて、ようやく今1,000万人だということであります。  1,000万人がどこの地域から来ているのかという表です。これもJNTOさんの表を使っています。ちょっと細かくて見にくいんですが、上から韓国、中国、台湾、香港とあります。もうこの地域の方々がほとんどです。後でグラフが出ますが、あとタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムとASEAN地域の方々。東アジアと東南アジアの方々で6割ぐらいを占めているというふうな状況です。  ほかの欧米関係の方々も来られているんですけれども、全然アジアの方にはかなわないぐらいの数字になっている。これがその表ですね。全体の65%と書きました。2012年と2013年のグラフですね。836万人、訪日の方ですよ。ちょっと見にくいですが、これは韓国、ここは中国、台湾、香港と、東アジアで64.8%来られている。東南アジアの地域、ASEAN地域、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイで9.3%、あと北米があって、欧州があって、その他という、そんな形です。  1,000万人になりました。これも変わらずです。今度は東アジアで64.8%が64.9%にふえました。さらに伸びているところはここです。東南アジアが、9.3%が11.1%になっている。逆に北米は、10.2%から9.2%と減っているんですね。欧州も5.5%から5.1%というふうな形です。だから、全体の65%が東南アジアのお客さんで、今、日本の部分は進んでいるというふうなことであります。  ここで東南アジアがふえているわけですね。やっぱり如実に出ています。これは先ほど申し上げたビザ緩和のところで、今まで日本国政府は、ビザの発給には本当に厳しくて、なかなか許可をしなかったんですね。やっぱり日本は豊かな国だというところで、ちょっと言い方に語弊がありますけれども、日本国に入国されてからどこかへ行っていなくなってしまわれる方、不法滞在の方が多かったわけで、そういった部分を減らすというところにおいては、ある程度所得のある方に限りビザを発給していたわけです。そこを少し中所得者レベルまで落とし込むような形で観光ビザ緩和みたいな形で図っていって、一気に伸びたということであります。  1,000万人を超えた日本のその現状でありますけれども、世界各地から見た日本の訪日客数、これもよくごらんになられたことがあるかと思いますけれども、どこの辺のレベルにいるんだろうか。ちょっと伸びたと思いますけれども、これは830万人のときの資料で、日本は世界から見て33位なんですね。一番トップは、もう御承知のとおりフランスであります。フランス、アメリカ、中国、スペイン、イタリア、トルコ、ドイツ、イギリス、ロシア、そしてマレーシア、オーストラリア、香港とずっと続いてきて、日本ですよと。  お隣の国、韓国はどうですかといったら、10個ぐらい上のところにいます。日本のインバウンドというのは、まだまだ非常に立ちおくれているということであります。フランスは1位ですね。これだけの方々が来られている。日本の何倍以上でしょう。  ということは、翻って言うと、日本に来ていただくお客さんというのは、まだまだ来られていない方が多いというところであります。もちろんリピーターの方もあろうかと思いますけれども、日本は非常に魅力の詰まった国でございまして、リピーターの方、また来たい方、まだビザの許可がおりないから来られない方がたくさんいらっしゃるんですね。  だから、今、日本国が進めようとしているビザ緩和施策の部分ですね、これも非常に難しいとは思うんですけれども、ちょっとずつ緩和をしていくことによって、爆発的にふえる要素というのはあるわけです。だからこそ今、こうやって海外誘客の部分をしっかりと各地域の方々、関係される方々は取り組まれるべきでないかなというふうに思います。  後で出てきますけれども、やっぱりオリンピック等スポーツ関係、スポーツツーリズム、その辺の部分でも、やはりどこの自治体さんも含めて海外に目を向けつつありますから、今手を打たないと乗りおくれるんじゃないかなというふうに思います。私たち旅行社もそうです。こういったものが取り組めますよということで、今セールスをさせていただいているところであります。  文字で落とし込みました。今申し上げたことも含まれます。全世界の海外旅行者、その国から出ていかれる方々は、10億人いらっしゃるそうです。世界人口は約71億人ということで、これもちょっとネットで調べましたけれども、日本人の海外渡航者数というのは1,800万人いるわけです。来られる方は1,000万人ちょっとで、出て行かれる方は1,800万人、赤字なんですね。その辺のところ2,000万人になるとどうなるかというところであります。  ここです。韓国では訪韓旅行者が右肩上がりですよと。2012年、日本よりも1年先に1,100万人を突破しているわけですね。  何が違うか。ここです。日本では7月1日からASEAN地域、タイ、マレーシアというふうに申し上げました。ビザの要件を緩和したわけです。日本国の観光ビザ免除国というのは、64カ国緩和しています。お隣の国、韓国ではもう既に110カ国の国と地域に緩和を図っているんだという現状もあります。  だから、韓国の観光公社さん、旅行社でいろんなお話をするわけですけれども、やっぱりセールスがうまいです。ここというところについては、もうお金をその部分に集中して投下して、プロモーションをかけられます。その辺、非常に先を見た戦略をされているなと思います。  私は、日本の中身は、ちょっとほかの先端のことはわからないんですけれども、実際に私たち末端社員でも韓国観光公社さんのプロモーションってうまいなと感じるぐらいですから、よほどその辺のところをしっかりと考えて施策としてやっておられるのかなというふうに感じます。すごいです。  ただ、一部ではやっぱり110カ国というところで、ある程度緩和したことによって、不法滞在の方がふえたという情報もちらほら耳にします。ですから、このビザ緩和というのは非常に難しいのかなということで、政府のほうもいろいろ考えてやっておられるのかなというふうに感じます。  あと、中国なんですけれども、中国については今尖閣関係の問題等々でなかなかお客さんが少ない、少ないと言われています。ですけれども、これもホームページで出ていますが、4月23日のプレスリリースで、3月の前年同月比で中国の個人客、FITのお客さん、団体客はかなり伸びているという報告がなされております。実は来られているんですね。  だから、尖閣で来ていないよとか、そんなことはないんですね。以前ほどではないです。心斎橋を歩いていると、もうほとんどが中国のお客様とか、銀座を歩いていると中国のバスであふれかえっていたときとは少し様相が違いますけれども、徐々に回復してきている。  ということは、私たち何をしないといけないかというと、中国の方が一気にこの先戻ってくることは、まず間違いなくあると思いますので、来られるまでに受け入れ環境の整備をしておくことが必要なんじゃないかなと思います。  関西空港なんかに行きますと、簡体字の表示というのはきちっとなされているわけで、それ以外の地域、私たちの住んでいる地域についても、やっぱり中国のお客さんはビッグマーケットでありますので、受け入れ環境の整備を今やっておかないと、来る復活のときに対応し切れない。ほかの地域にお客さんが逃げてしまうのかなというふうに感じています。徐々にふえています。  あと、私、日中友好協会さんの大阪の事務所にも出入りをさせていただいているんですけれども、実はこの5月に本当はその記念の会議等を大阪でやられるというふうなことで伺っていました。ただ、安倍総理の某神社への参拝がありまして中止になって延期になったんですけれども、次に9月に予定されております。  そこの中で話を聞くと、やっぱり政府関係者の人は、日本を目的として渡航することはまだ禁止されているというふうに聞きました。どこか第三国に行かれた後、日本に立ち寄って帰るというふうな形の旅行の部分では認めるよみたいなことで、なかなかまだまだ出にくい状態であるということは、友好協会さんの役員の方から伺いました。そんな状況であるそうです。ただ、民間の方は来られているという状況があることをちょっとお伝えしておきます。そんな状況ですよと。  もう1つ、先ほどの4月23日のプレスリリースの部分でつけ加えますと、3月については前年同月比105万1,000人ということで、22.6%アップみたいなことで書いてありました。その主な要因としては、やっぱりビザ緩和の分と、中国のお客さんがふえたというのは、クルーズの寄港があったというふうなことで書いてありました。  ふえている国は、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、そしてインド、フランス、ロシアというところの国と地域が過去最高を伸ばしたというふうな形で、やっぱりアジアが多いんですね。ということで書いてございました。ベトナムも伸びていると言っていました。  ちなみに、ベトナムは去年、日越40周年ということで、友好関係の部分で日本の露出が去年非常に多かったんですね。その分も含めて、日本に来られる方がやっぱりことし多くなっているという現状があります。  話を変えます。今度は具体的なプロモーションということで、実際にやってこられた事業のところ、私が携わっているビジット・ジャパンという事業についてちょっと御説明をしたいと思います。  重点市場というのは、やっぱりターゲット国はきちっと決めて動かれていたわけです。韓国、台湾、中国、アメリカ、香港、イギリス、フランス、ドイツとずっと続くわけですけれども、やっぱりタイ、マレーシア、インドネシアを含めてアジア系が中心であります。  平成15年のビジット・ジャパンが始まってから今まで何をやってきたか。大きくここに書かれたとおりなんですね。1つは現地旅行社向け事業ということで、海外旅行の訪日旅行を扱うエージェントさんたちを日本国内に日本のお金で呼び込んで視察ツアーをする、ファムトリップと言っています。それをやってきました。ファムトリップをして、見ていただいた旅行社さんには、母国に帰っていただいてツアーの販売をお願いする。それに関しての共同広告でお金を出して、全面的に日本向けのツアーを販売してくださいねということをされたということです。  真ん中に「旅行博出展」と書いています。これは、例えば大阪のほうであれば観光局さんなんかは、世界各地で行われている旅行博という大きなイベントがあるわけですけれども、そこに大阪観光局みたいな形でブースを出されて、大阪のプロモーションをされるというような形です。  旅行会社向けの部分については、現地に出向いて行ってプロモーションというか、そこの現地の旅行社の人と実際に会って名刺交換をして情報を渡して、うちへのツアーをしてくださいねというふうな商談会をしたりしています。  もう1つ、旅行博には意味があって、一般消費者向け、B TO Cですね、一般の方々向けに自分たちの地域に来てくださいねというチラシ配りとか、そういった形のものもやる。  それから、実際に呼んできてくれる旅行会社向けにやった部分と、あと個人消費者向けにやった部分という形で、2つの線、柱でやっておられます。  海外広告宣伝、これは旅行社のツアーの補助をしますよと先ほど言いましたけれども、もう1つ、今度は一般の方向けで何が広告になるかといったら、メディアに露出をさせること。国と地域によって何が効果的なプロモーション方法かというのは、それぞれ違うんですけれども、例えばタイでいくと雑誌社に出すほうがいいよ、香港であればほとんどフェイスブックですとかSNS関係で出すほうがいいよとか、それぞれあるんですけれども、そういったものに広告を出すということをやりました。  さらには、メディアの方々を実際に日本のお金で呼び込んできて、実際にその地域を見せて取材をさせて記事を書いてもらう。これもファムトリップですね。だから、エージェント・ファムトリップ、メディア・ファムトリップ、そんな形で今も実際にやっておられます。そんな形でやってきたよということです。  地方連携事業というのは、もうおわかりだと思うんですけれども、国・観光庁、地方運輸局さんと各自治体さんとが50%・50%でお金を出し合って事業をやるということで、ビジット・ジャパン地方連携事業みたいな形で今もされています。  本年に入って、私もずっと携わってやっているんですけれども、近畿運輸局から出るプロポーザルで、今の現状でいきますと、台湾、香港、韓国あたりは成熟市場ということで言われていて、過去からいろんなプロモーション、こういったこと、ファムトリップもやりましたし、広告も出したり、駅にばんと広告を出してみたりとか、いろんなことをやってきたんですね。  今はどちらかというと、ASEAN地域に目が向きつつあります。タイ、マレーシア──タイはもう大分ふえてきています──フィリピン、シンガポール、インドネシア、そういった地域の人たちをファムトリップで呼び込もう、実際に見せていこうということです。  きのうまさにインドネシアの企画を出したんですけれども、インドネシアの旅行会社のホームページ等を見ていると、やっぱりゴールデンルートのコースが多いです。ゴールデンルートは、関西空港から入って東京に抜ける、東海道新幹線が走っているルートですね。富士山を見て帰るよとか、逆に東京から入って関空から抜けるみたいな形のそういったルートがまだ主流なんですね。  そこをいかに近隣地域に呼び込むかというふうな形で、ファムトリップの実施みたいな企画書を先般出したところです。そんな形でやっておられます。それは地域振興財団さんの事業で、関西2府8県ということでやられた分なんですけれども、そんなところで、今、ASEAN地域に目が向きつつあるということをちょっと覚えておいていただくといいと思います。  じゃ、台湾、香港、中国は放っておいていいのかということじゃなくて、そこはまたいろんな手法をかえて、手をかえ品をかえいろんな形でやっています。後で話が出ますけれども、香港なんかは今レンタカーを使ってのプロモーションというのを主流でやっておられます。  また、ちょっと話が変わりますけれども、今そういった企画提案の中に、必ずこの要件を入れてくださいねと言われます。3つのCということです。  何ですか、これ、ということなんですけれども、震災がありました。放射能が漏れて日本は汚染されるということで、日本在住の外国の方は待避された方がたくさんいらっしゃいます。実際には放射能の部分で何が一番怖がられたかというと、食物汚染を非常に怖がっておられたというところで、お客さんが減ったわけですね。  じゃ、日本としては何を売りにしていくのかということで、新たに考えられたのがこれなんですね。日本を旅行することでしか得られない価値ということで、3つのC、日本人の気質、日本人の作品、日本人の生活と、この3つの切り口で売り込んでいこうということで戦略として言われています。今まさにビジット・ジャパンの事業でも、この3つの要素を含んだ観点から、その地域を紹介しなさいというふうなものが出ています。  これはちょっと細かいんですけれども、3つの気質の1つ目の日本人の気質というところにいくと、シャイだけれども親切、知らない人にも配慮し、人に温かい気質。そういったところを売りにしていこうということです。  次に、日本人が細部までこだわり抜いた作品に出会えるという、たくみのわざみたいなところですね。日本人しかつくり得ない製品とか、そういったものを売り込みにしていこう。さらに、自然ですね。自然と一体化することで生まれた作品とか、こういったものを売りにしていこう。  もう1つ、生活ですね。日本人のふだんの生活にあるちょっとしたことを体験できる。それを売りにしていこう。ちょっとしたことに楽しみやくつろぎを感じられる生活。  ここです。四季や伝統が深く入り込む一方、現代と融合した生活。日本には、もう最先端の都市もあれば山間部もあって、四季折々の景観が見られる地域でもあって、非常に特異まれなる地域だというふうに言われています。もちろん雪も見られるというところであります。その辺のところを売り込みにしていこうということであります。既存の観光地だけじゃなくて、こういった気質ですとか、こういった作品ですとか、四季折々の例えば桜であったりとか、そんなものを売り込んでいこうよというふうな形で今方向性が変わってきているということです。  これは、お隣の岸和田さんなんですけれども、だんじりの映像がディスカバー・スピリッツ・ジャパンという映像の部分でアップされています。これは何ぞやということなんですけれども、やっぱり紙ベースとか、それではなかなか現場の雰囲気が伝わりにくいということで、映像でプロモーションしていこうということで、これはJNTOさんが上げておられるホームページですけれども、多言語化されて何カ国語かちょっと忘れましたけれども、非常に多くの言語に翻訳をされて映像として流されている。たまたま泉州地域でということでぱっと見つけたのに岸和田さんが載っていたというところでありました。こんなんが知らんところでどんどん流されているわけですね。やっぱり映像の力というのはすごいですね。  先ほどもちらっと申し上げましたけれども、これはちょうど12月のときの資料です。ちょっと前の分なんですけれども、JNTOさんは香港にもあって、今、日本国としてどういった戦略で日本に送り込もうかとしているところですが、香港のものをちょっと見つけましたので、ここに挙げました。  こう書いています。旅行会社16社と鉄道旅行やドライブ旅行の促進を目的に、レール・アンド・ドライブをテーマとした広告を実施した。これは去年ですね。旅行会社9社と連携して、フェイスブックを活用した販売促進アプリケーションを作成した。各旅行社のアプリケーションでは訪日旅行商品の紹介とウェブサイトへのリンクを掲載するとともに、訪日旅行に関するクイズの正解者には訪日旅行商品などの景品が当たるといったキャンペーンを実施した。これはやっぱりうまいなと、私からするとやっぱりさすがやなというふうに思います。  とにかく今、香港の方々ってスマホの普及率というのは、もう90何%ぐらいあるわけですね。私もまだガラパゴス携帯で、ガラ携しか持っていないわけですけれども、香港なんかに行きますと、電車に乗ってもほとんど皆スマホでずっと下向いて、日本でも若い人を中心にふえてきましたけれども、ほとんどそこから情報を得ているわけです。  今やもちろん雑誌関係からいろんな観光情報も仕入れたりされますけれども、やっぱり今はネットなんですね。そこをうまく突いて、それに関するアプリケーションを制作しましたよということです。やっぱりうまいですよね。その地域に合ったプロモーションの方法というのを考えている。  これは、和歌山の「たま電車」ですよね。結構人気があるんです。たま駅長、猫を切り口にした部分です。ちょっと考えると動物虐待じゃないかなと思いますけれども、こういう売りをしている部分で当たっている。  実際にレンタカーですね。この間、関西空港のトヨタレンタカーさんとちょっとお知り合いになりまして、いろんなお話をしていますと、今関西空港で借りられるレンタカーでは、日本人よりも外国人のほうが多いという話があります。特に香港のお客さんがどんどん借りて、日本各地を回っているということであります。  香港は、先ほども成熟市場の1つですよということで言いました。平成15年からプロモーションが始まって、ツアーとして最初に狙ったのは、やっぱり香港とか近隣のアジアだったんですけれども、香港関係、団体旅行でどんどん来てね、旅行会社さんに、ファムトリップで要請して、ツアーつくってくださいという戦略をずっとやってこられたわけです。それでどんどん来るようになってきました。  1回ツアーで来ると、関西なんかは各観光地が非常に近いところにありますから、今度は自分たちでラピートとか空港急行に乗って行けるじゃないかということで、個人のお客さんがふえてきた。鉄道で行ける範囲というのはある程度大分回り尽くしたよというところで、じゃ次に行きにくいところはどうやっていくか。レンタカーなんですね。そのレベルまで今来ているんだというところが、香港の現状であるということであります。  香港の方は、本当にたくさんの方がレンタカーを借りて、一番多くは和歌山に行っていると言っていました。白浜方面です。白浜方面に行ったら、その後どこへ抜けるのと言ったら、そこからどう回るのか、三重のほうを回っているのか、ちょっとよくわからないんですけれども、飛騨のほうですね。高山とかあっちのほうに抜けたりとか、はたまたゴールデンルートの富士山のほうに行ったりとか。乗り捨てる先はどこですかと言うたら、そこはちょっと教えてくれなかったんですけれども、そんな形で白浜の温泉なんかに行ったりしています。  だから、今までは鉄道ないしはバス──バスもなかなか使いにくいな。鉄道関係で回っていたところ、回れなかったところ、その辺だったんですけれども、それがレンタカーになって、もうぐっとぐっと訪問先がふえたということであります。  ですから、例えば我々の地域でも何かしら、例えばおいしいスイーツ、和菓子でおいしいのがあるよというのが、例えば香港の方が来られて、仮にスマホで写真を撮ってフェイスブックにぱんとアップしたと。それが我々の地域だ。それが香港の中でばっと拡散して、じゃ、せっかく関空に着いたから、そこへ寄ってスイーツを買って白浜へ行こうよと、そんなこともあり得るわけですね。  だから、何が切り口になるかというのは、わからないです。どんどん情報発信といいますか、そういったものが大切です。いや、うちのところはもう外国人が来えへんから、そんなんええわと言わはる商店の方々もいらっしゃるんですけれども、いや、そうじゃないんですよと。実はあなたのところが切り口になって、我々の地域を活性化させる種になるのかもしれませんよということであります。ちょっと話がそれましたけれども、こういうことです。  あと、訪日旅行商品などの景品が当たるといったキャンペーンを実施しました。アジアの方って、物をもらうと非常に喜ばれるんですよ。うちは自社イベントで、ベトナムでジャパンフェスティバルというのをやっております。なぜベトナムなのというのは、今ASEAN地域ですね、ベトナムが、去年も日越の40周年ということで熱い地域だということで、うちでは自社イベントを立ち上げてフェスティバルをやっているわけですけれども、関西の府県の方も出展をいただきました。  ガラポンをするんですよ、商店街のガラガラ。あれを持っていってチラシもいっぱい配る。皆さん日本に興味があるからいっぱい取っていってくれるんですけれども、それでガラポンをするんです。そうしたら、もう50人ぐらい並ぶんですね、ずっと。各地域のいろんなちょっとしたアメニティーといいますか、ゆるキャラの小さなマスコットであったりとか、もちろん地域のポストカードとか、何でもいいんですよ。何でもいいから、日本のものがもらえるといったら、わあっと並ばれるんですね。  ちょっと話がそれましたけれども、そんな形で何か商品をつけることによって閲覧数がふえるということも考えてやっているわけですね。やっぱりこの辺はさすがやなというふうに、私はこれを見て思いました。そんな戦略で香港は動いているということです。  次に、台湾です。台湾も同じような形であるんですけれども、ここはひとつ芸能人、タレントを使って日本各地を回らせて、それを映像に乗せてプロモーションをする。やっぱり芸能人にはお金がかかりますけれども、効果があるよということであります。こういった手法も使われているということであります。  では、韓国ということでありますけれども、韓国だけは、実はこの間の4月23日のプレスリリースでも、やっぱり前年同月より減っているんですね。韓国だけ減っています。何かなということなんですけれども、実際にはよくわかりませんが、この12月市場動向トピックスでは、放射能汚染、水漏れに関する報道はほぼ見られなくなり、心理的な抵抗感は和らぎつつあるというふうに書いています。  さっきも言いましたが、放射能による食物汚染が進んでいるんじゃないかと、一番心配していたのは韓国のお客様です。なぜか、日本の情報というのは、韓国の方々はいろんなところから収集できる状態にある。NHKさんのことを悪く言ってはあれなんですけれども、今私たち海外旅行に行ってもNHKが絶対に映りますよね、テレビでぱちっとしたら。あれはいいことも悪いことも全部流れているわけですよ。だから、言うたら放射能の含まれた汚染水がどんどん流れていますといったら、私たちからしたら、わあ大変やなと思うんですけれども、同じことを全世界の方々が思っているわけで、いいも悪いもあの辺から情報をとられている。  さらに、韓国の方はネットがすごく進んでいますから、日本の情報というのは、もちろん在日の韓国の方はたくさんいらっしゃるわけで、そういった情報がどんどん流れているわけですね。この辺のところが報道に関して、これはちょっと語弊がありますけれども、過剰報道されているところもあるのかなというふうに私たち旅行社は見ているんですが、その辺がちょっと減ったことによって、そろそろ日本へ行っても大丈夫じゃないかなという流れになりつつあるよということがここに書いてあるということであります。  そうかといって、じゃ実際に空港急行に乗ったら結構韓国のお客さんも乗ってはるんですね。それはメディアで報道されていることよりも、実際に日本に在住されている韓国のお友達から、全然日本大丈夫よということを聞いて来られている方もあるということであります。  実はお隣の国の韓国の方が、今、日本に対して、いろんな政治的な部分もありますけれども、一番怖がっておられるということであります。  じゃ、ちょっと話をかえます。そんな形でプロモーションをやってこられたということであります。  外国人の消費ということであります。  以前、日本人も海外旅行に行ったら、ブランドショップに行ってお土産、ブランドのバッグですとか、買いあさったわけでありますね。今はわざわざ海外へ行かなくても、日本のあちこちで買えるよということで買っているわけです。昔はお酒も買いに行きました。ジョニ黒とか、私もよく添乗に行ったときに買いましたよ。父親の土産やとか言って買って帰りました。今そこの酒屋さんへ行ったら何ぼでも売っている。海外で買うよりも安く買える、そんな状態になったわけです。  ですが、海外の方は違います。とにかく日本の製品は非常にすぐれた商品がある。うそがないというところも含めてですけれども、こういったショッピングを目当てに来られます。やっぱり日本の興味があるところというのは、日本は非常に美しい国だ、食べ物もすごくいいところだ。さらには、やっぱりショッピングというのは絶対に欠かせないんですね。これを抜きにして、訪日旅行の部分は語れないと思います。  これは関西のメガセールということで、こういう施策もされていました。つい先日終わったところですけれども、冬の時期ですね。雪を目当てに来られる外国人の方はいいと思うんですけれども、やっぱり皆さん季節のいいときに旅行したい。桜の時期なんかに旅行したいという中で、お客さんが少ないときに何で売っていくかというところで、ショッピングをコンテンツとして売り込んでいこう、こんなことが動いています。  実は関西が早かったんですよ、こういった取り組みをしたのは。それを見てかどうかわかりません。お手本にされたかわかりませんが、日本国政府の中でも、そういった観点からショッピングをコンテンツとした誘客というのも動かれています。  消費についてです。ちょっと時間がなくなってきました。駆け足でいきますけれども、やっぱりここを見ていただきたいのは、中国のお客さんってやっぱりすごく買い物をされているんですね。次に台湾の方、韓国の方、アメリカの方、香港の方。  これは宿泊の費用とかも全部含まれるので、何ともあれなんですけれども、このアメリカとか遠方の方は宿泊の滞在日数がふえますから、それだけ分、宿泊関係で使っているのが多いのかなと思うんですけれども、やっぱり近隣アジアの方々なんか、もうまさしく買い物でしょうね、これは。間違いないと思います。  宿泊費、飲食費、交通費、買い物代ということです。宿泊と買い物代でもうほぼ6割ぐらい使っている。交通、娯楽サービスでこれだけしか使っていないんですね。飲食費……。  だから、観光地なんかは、本当に余りお金をかけずに回る。どちらかといったら、やっぱり買い物メーンで、おいしいものを食べる飲食メーン。交通費はどうしてもかかります。フリーパスを買ったりとか、その辺の部分。こんなことでお金を使っているよということであるわけです。  また、ちょっと話が変わりますけれども、関西もいろんな地域がありますので、おもしろい結果がありました。これはちょっと前の分で恐縮なんですけれども、今、関西空港に入ってこられる外国のお客さんは、韓国が30%。やっぱり路線が多いということもあろうかと思います。中国の方、台湾の方、香港の方──今香港も台湾も物すごく伸びています。きょうはピーチさんがお越しなんですけれども、ピーチさんが台湾に周航されたり高雄に周航されたり、香港も増便されますし、キャセイさんも増便されます。その辺は非常にふえています。  宿泊のお客さんというのは、大阪府内はやっぱり中国の方、韓国の方、台湾の方、香港の方、とにかくアジアの方が多いよという話です。お隣の京都を見てください。アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、そして台湾、中国、韓国、香港と。  何が言いたいかといいますと、大阪も京都も隣の地域なんですけれども、やっぱり知名度が違うんですね。京都はやっぱり世界の京都ということで知られているわけですね、欧米の方々に。だから、プロモーションの方法についてもやっぱり国と地域によって趣向が違ったりとか、その辺がありますので、その辺をよく考えた上でやっていかないといけない。大阪についてはアジアのゲートウエイみたいな、関西空港もアジアのゲートウエイ、路線も多いですし、やっぱり目指すべきはまずここなのかなと。  それから以降は欧米関係です。欧米関係を狙うんであれば、例えば京都にはたくさんお越しなわけですから、京都と何かひっついたプラスアルファの部分で売り込んでいくという方策、そんなことも考えられるかなというふうに思います。  また、話が変わりますが、訪日のお客さんは何を困っているのか。これはいつもよく言われる話ですけれども、無料公衆無線LAN環境というところが23.9%、ずば抜けて高いですね。あとはコミュニケーション、これはもう仕方がないですけれども、受け入れ環境の表示とかが整備されれば、もう少し改善されていくのかなとは思います。  とにかく無料公衆無線LAN環境が、日本は著しくおくれています。韓国へ行っても香港へ行っても台湾へ行っても、ほとんど無料で無線LANが飛んでいまして、自由に使える。香港なんか、飛んでいないと怒られますよね。皆さんスマホを持っていたりパソコンを持っていたりというような形で、日本は全然使えないわけですよ。わあ、圏外やわみたいな話で、やっぱり立ちおくれている。この環境整備というのは、こういうインバウンドに携わっている方々はわかっておられて、今整備がどんどん進んでいっているという状況であります。  私、ビジット・ジャパンのファムトリップでお客さんをお呼びしたときに、ホテルの中に無線LANがなかったんですね。有線LANもないホテルにお泊めをしてしまって、最後のアンケートにはぼろかす書かれましたね。何でそんなところへ泊めるんだみたいな話で、そんな勢いなんです。あって当然なんです。そんなところがありますよということを、先般のセミナーでもホテル関係者の方にはお話し申し上げたということです。  うちはロビーで使えますからとおっしゃっても、いや、もうそんなのは全然だめですよということです。お金がかかることなので、なかなか大変なんですけれども、そういうことです。  ここにそれを裏づける情報があるわけですけれども、出発前に得た旅行情報源で役に立ったものということです。これも一部の国と地域だけなんですけれども、個人のブログを見てください。やっぱりインターネットと個人のブログが高いんですね。インターネットで情報収集をしているわけです。私たちも最近、どこかへ遊びに行こうかなといったときに、インターネットを見て情報収集する。これの整備というのは大切やなと思います。  これを見てください。韓国のお客さんは1,014、台湾の方は1,118で、この中ではずば抜けて高いわけです。逆にタイの方は51名しかいらっしゃらない。あと、どこが高いのかなと見ると、その他旅行ガイドブックで108。タイというのは、まだまだ紙ベースの広告が有効じゃないかというふうな見方を私たちはします。なので、タイについては紙ベースで出されたほうがよく見ておられますよと。  実際にタイへ行きますと、本屋さんがちゃんとありまして、そこに旅行関係のコーナーがあって売っていますね。皆さんよく見ておられる。ああ、やっぱりそうなんだなと。  台湾とかはないのかといったら、そうではないんですよ。台湾も誠品書店という紀伊国屋さんみたいな大きな書店があって、旅行コーナーにはわんさか雑誌が置いてある。それも複合的にやっていかないといけない。でも、基本的にはやっぱり個人のブログとかインターネットをごらんになっているということであります。  あと、自国の親戚知人、また日本在住の親族知人の発している内容、情報を正しい情報として受けとめて来られているということです。  ですから、私たちの地域の中にも在日していらっしゃるといいますか、お住まいの外国の方もいらっしゃると思うんですね。その方が一言一言フェイスブックなんかでつぶやかれたら、それがもしかするとその出身の国と地域の方でブレークするかもしれないというのが、さっきのスイーツの話です。  日本滞在中に役に立った旅行情報源ということで書いています。やっぱりインターネット、パソコン、スマートフォンというのが圧倒的にどこの国と地域も高いということであります。これがさっきの公衆無線LANが必要だといったところの部分ですね。  フェイスブックの発信、これはうちはクラブツーリズムとCTホールディングスということになりまして、一緒にやっている会社なんですけれども、見てください。19万人の会員がいる。これは外国人の方向けにつくったフェイスブックであります。ようこそジャパンツアーということで、いろんなツアーも販売をしているわけですけれども、19万人の方が「いいね!」を押してくれているということで、すごいでしょう。うちの宣伝です。  ここは、イチゴが載っていたり、五箇山とか白川郷が載っていたり、カニが載っていたり、温泉が載っていたりするわけですけれども、ここをつくっている担当者に話を聞きました。「フェイスブックで「いいね!」が19万人、すごいね」という話の中で、「みんな何を一番見ているの。「いいね!」の率が高いの」と聞くと、やっぱりきれいな写真が載っているのが一番だと言ってました。だから、写真を載せるんやったら、きれいな写真をいっぱい下さいと。コメントなんか余り見ていない。ぱっと見た感じで、電車の中でもこれをずっと見ていて、あっ、これ、きれいな写真やな、ここへ行ってみたいということで、じゃどこなのと。そこから情報収集が始まるわけで、その言うたらノックする部分の1つでフェイスブックを皆使っているわけですね。  こうやって雪の写真とか、五箇山とか、行ってみたいなと、こんなのを見て来るわけです。イチゴ狩りは、わあ、イチゴいいな、食べたいなみたいな話で来るわけですね。  私たちの地域でもフェイスブックを上げていく形になれば、きれいな写真ですね。やっぱりその地域の一番のきれいな写真をいっぱい載せること、コメントはそんなにたくさん要らないと言っていました。それが何枚も続いていると、非常に皆さん、興味深く見ていただくことができるということを言っていました。  これもお隣の市町さんで恐縮なんですけれども、魅力ある日本のお土産コンテストです。お土産、ショッピングというのが日本の旅行の中では1つ重要なポイントだというところで、これも3つのCということを言いました。日本人の作品ですね、海外ではつくれない日本の伝統産業の1つ。  隣の貝塚市さんのつげ串が、これは観光庁さんがやったイベントかな。香港の方が、とにかくこういったものがたくさん売れているよということで賞をもらっておられましたので、ちょっと御紹介ということで入れました。  ちょっと細かい字がいっぱい出てきました。これは観光庁の長官が年頭の挨拶ということで、これもインターネットに公表されている部分なんですけれども、どういった方向性でやっていくのか。私たちは旅行社なので、私たちも戦略を立てる中で情報収集をするわけですけれども、ここはさっき言いました無料公衆無線LANの自主的整備の促進というのが必要です。  ムスリムと書いてありますが、これも今進めています。まだまだこれからですね。昨年のASEAN諸国に引き続き──これはビザのことですよ。今後はそれ以外の国についてもビザ緩和の是非について検討を行ってまいります、と明言されています。  実際にこの6月にまたいろんな方向性を出される中で、今ささやかれているのは、フィリピンとインドネシアとベトナムあたりが、去年のタイ、マレーシアに次いで観光ビザが免除されるんではないかという話があります。でないと、やっぱり1,000万から2,000万と言っても、今までどんなに頑張っても860万だったのがふえないと思うんですけれども、その辺も多分視野に入れておられるのかなと思います。そうしたら、爆発的に関西空港の利用も間違いなく進みますし、日本にお客さんが来られる。  何でそうやってどんどん緩和していくかというと、やっぱりオリンピックを目指して日本をどんどん広げていこうというふうな形の戦略があるのかなというふうに私は考えています。これから2,000万人達成のためには、外国人旅行者に直接触れ合う宿泊、交通、レストランの方々、観光産業に携わる人々、一人一人が率先して受け入れを積極的に意識していきましょうと。これは前回ちょっとセミナーで使った内容なので、同じことを書いていますけれども、皆さんが本当にオールジャパンで迎えていかないと、やっぱりインバウンドの促進は進みませんね、誘客は進みませんねということです。  あと数枚のスライドです。もう少しおつき合いください。  今、国際大会、スポーツツーリズムという観点も非常に話が盛り上がってきています。東京オリンピックを契機としてということですけれども、2020年東京オリンピック、もうあと6年後なんですね。もう6年しかないんです。どれだけ環境整備を整えられるかということです。  今ここだけの話ですけれども、私たちは各自治体さんに旅行社としてどんな営業をしているかというと、事前キャンプの誘致です。オリンピックに、時差のある国から日本に来られていきなり競技をしても、自分の体調管理ができずにいい成績が残らない。そうなると、やっぱり事前キャンプをされるわけですね。これに今、各旅行社が必死になって自治体さんに、お手伝いできますよみたいなことを言って回っている。すみません、ここだけの話にしていただきたいんですが、そういった事前キャンプの誘致というところで、今私らは営業をかけています。  ラグビーのワールドカップも日本で2019年に行われます。今の事前キャンプの話でいくと、2015年、来年に北京で世界陸上が行われます。2007年には大阪で世界陸上がありました。あれは私どもが扱いをさせていただいたわけですけれども、2015年、来年には世界陸上の北京大会、これもお隣の国、中国ですから、やっぱり日本でキャンプする可能性が高い。そんな形で誘客をしていく。  2016年には関西空港のターミナル3、これは後でピーチさんの御発表もあろうかと思いますけれども、ますますLCCに乗る方がどんどんふえてくるということです。  さっき言いました2014年、ことしには多分ビザ緩和措置が拡大されるんじゃないかなというところであります。そんなところがあるのかなと思います。  スポーツツーリズムの観点からも、今、日本としては流れがありますので、その部分を積極的に取り組んでいくのも1つではないかなというふうに思います。 4 ◯南委員長 すみません、御講演の途中ですが、皆さんにお諮りいたします。  傍聴の申し入れがございますが、どういたしましょう。いいですか。────じゃ、許可します。すみません、どうも。 5 ◯中澤講師 発表としてはそんな形でございました。  そうしたら、ちょっと時間も押していますので、続けて外国人受け入れのアンケートの結果ということで、一部だけ抜粋して御紹介をさせていただきたいと思います。  これは、泉州観光プロモーション推進協議会さんのときに事業としてアンケートをとっていただいたんですけれども、泉州地域の幾つかの施設関係から御回答をいただいた内容をちょっとポイントだけ御紹介させていただきます。  貴施設・店舗では外国人のお客様がどの程度来られますかということで、月に何人かは外国人が来るとおっしゃっている泉州地域の方は28.7%、年に何人かは外国人のお客さんが来られる35.1%ということで、大方60%ぐらいの方々が自分のところの施設にもお客さんが来られているよとおっしゃっているわけであります。月に何回か来られているのは、30%弱いらっしゃる。私たちの地域にもやっぱり来られているんですね。私たちが統計としてなかなかとりにくいので、わからないですけれども、実際にはどんどんあちこちを見ておられるということであります。  今度店舗に訪れる外国人のお客様がここ二、三年でふえましたかというところで、かなりふえたが10%いらっしゃって、少しふえたが41%ですね。やっぱりふえているというのを実際に感じておられるわけですね。各施設の方々、商店の方々、いろんな方々を対象にとらせていただいたわけですけれども、やっぱりちょっとずつふえているんだということを感じておられるわけですね。  外国人のどの地域の方がよく来られていますかというと、先ほどの流れと一緒で、やっぱりアジアの方が非常に多い。あと欧米、オーストラリアの方も結構来られているよというふうな話がございました。  各施設の方々にもう1つ伺いました。泉州地域を広く外国人に知ってもらうための強み、PRのポイントは何ですかといったら、もう圧倒的でした。だんじり、やぐら、ふとん太鼓などのお祭りをプロモーションの1つとしてやっていくべきじゃないか。私どもも、だんじりどうですかと言うんですけれども、やっぱりだんじりは地域のお祭りであるというところで、海外誘客といいますか、その部分にはなかなか使えないよというところもよくお耳にするわけですけれども、やっぱり皆さん、この辺のところを売っていったらいいんじゃないかなと、一般の方は感じておられる。  あと、古い歴史を持つ寺社仏閣や歴史ある町並みというのは、泉州地域では魅力ある1つだということで、ここは40%です。  やっぱりここですね。関西空港に近く、至便である。関空のお膝元だというところを売りにするべきだみたいな形で、54.1%の方がお答えになっているということであります。  とにかく日本は今、海外から日本全体としても呼び込もうという形で流れが動いておりますし、オリンピックをあと6年後に控えて、その分はどんどん加速していくだろう。さっきも言いました2,000万人の高みを目指してということで、具体に施策が国主導でどんどん動いていく中で、じゃ私たち関西地域、泉州地域にはどういった形をやっていかないといけないのか、その辺のところを国の戦略、関西全体の戦略にもうまく乗りながらやっていかないといけない。  一方では、地域の方々にも意識を持っていただいて、みんなで取り組んでいけば、実は近くに住んでおられるとある国の方々がおいしいものを食べて、それをフェイスブックに上げたら、その国の方がたくさん来られる、そんなことになるかもしれません。  委員の先生方も一生懸命されながら、やっぱり地域の方々が思いを持って動いていくことが誘客につながっていくのかなと、そんなふうに感じるわけであります。  私ども旅行社は、なかなか微力ではありますけれども、いろんな地域で成功事例等もありますし、その辺のところをどんどん御紹介もしながら、この泉州地域のプロモーションのお手伝いをこれからもさせていただきたいなというふうに思っております。  発表は以上でございます。御清聴ありがとうございました。(拍手) 6 ◯南委員長 中澤さん、どうもありがとうございました。  それでは、引き続きまして、田中さん、よろしくお願いいたします。 7 ◯田中講師 それでは、皆様改めまして、おはようございます。ありがとうございます。  大変お疲れのところだと存じますが、私のほうも大変貴重な機会をいただきました。ピーチアビエーションということで、私、旅行代理店の営業の担当をさせていただいております田中美晴と申します。きょうはどうぞよろしくお願いいたします。風邪を引いてしまいまして、声のほうが少し聞き取りにくいかもしれませんが、御容赦いただければというふうに思います。  まず、ピーチアビエーションということで、こちらは以前一般のお客様にセミナーさせていただいたときに御案内させていただいたんですが、お乗りになったことはございますかということでお話をさせていただきました。御搭乗いただいた方ってどれぐらいいらっしゃいますか。────あっ、すごい。今までのセミナーで一番多かったです。本当にありがとうございます。(「できてすぐ行きましたよ」の声あり)ありがとうございます。  私ども、住所も本社は泉州空港となっております。大阪の泉州の企業、エアラインでは多分初めてだと思います。航空会社ということで立ち上がりました。  乗られたときに、乗られているお客様がほかの航空会社様と何か違うなと感じられたところって何かございましたでしょうか。(「狭いなとかね」「飲み物がない」の声あり)ああ、そうですね。そのあたりはLCCということで……。そのあたりも含めてお話しさせていただきたいなというふうに思います。  時はさかのぼりまして、まずなぜ私どもがLCCということで日本、関西を拠点に立ち上げたかというところを簡単にお話しさせていただきたいと思います。  こちらは2007年のデータで若干古いんですが、LCC、こういった「格安航空会社」という日本の訳し方も少しおかしいんですが、アメリカやヨーロッパ、欧米のほうでは、この2007年の段階で全体の人口の3割のシェアを占めるほどの非常に大きな航空会社ということで活躍をしておりまして、今も大手のエアラインと並んだ形で就航をしております。  一方、アジアのほうに目を向けますと、東南アジアはエアアジアさんが、一旦日本のほうにも来られて、また戻ってくるというお話も聞いておりますが、非常に大きなシェアを持っておられます。人口比率から考えますと、特に中国、インドもアジアに入るということもあるんですが、これだけの人口がいる中で、たったの12%、この当時は10%を切るぐらいのシェアしかありませんでした。  LCCが就航して、今まで飛行機に乗ったことがない方が飛行機に乗られたりとか、年に1回しか帰省しなかった方が、安いので2回、3回帰られるということで頻度が増す。こういったことも含めまして、見えない需要が非常にあるのではないかというところも考えまして、井上のほうが一念発起しまして立ち上げたというところでございます。  実際に私ども就航しているのは、関西空港が起点になっております。関西空港を起点にさせていただいた理由は、もちろん24時間経営されている空港ということも1つ大きなことでもございましたし、こうして見ていただくと、東側は海しかないんですね。私どもの飛行機は、4時間が最高なんです。4時間までしか飛べません。エアバスの320は、非常に燃費がよくて、私どものような運営をさせていただいている航空会社には、非常に使い勝手のいい飛行機なんですけれども、片道の最大距離が4時間です。  そうなりますと、成田に拠点を置くより関西に拠点を置かせていただいたほうが距離が伸びるんですね。成田に置くと、香港には正直言って届かないので、実際のキャパシティーよりもお客様の数を減らしてまで飛ばしたりというようなお話もございます。そういったこともございまして、関西空港に拠点を置かせていただいたということがございます。  実際に私ども今1日平均65便飛んでございます。曜日によって便をふやしたり減らしたり、週末を多目にということをさせていただいていますが、1機のキャパシティーが180名、今全体で8割ほどの搭乗率をいただいておりますので、1日9,360人、大体1万名様ほど動いているというふうに思っていただければいいと思います。月に換算すると、単純計算では約30万人動いています。向こうから来られる方、もちろん関西から出て行かれる方ということで、非常に多くの方が移動していらっしゃいます。  こういったときに、一番こういった値段の安い航空会社が入ってくると、周りの企業さんとかほかの航空会社さんが心配されるのは、私たちのお客さんをとられるんじゃないかと。実際に私どもこれだけお客さんを運んでいますけれども、全体がふえていなければ意味がないというところがありますが、実際にこちらのデータも関西空港さんのものなので、ごらんいただいたことがあるかと思うんですけれども、11月のお客様全体、日本人もふえていると思うんですが、海外のお客様だけで、11月としては開港以来過去最多、純増40万人ですね、外国人のお客様が関西空港のほうに来られたということで、実際に数字としてもこのように実績が出ております。  単純純増とまでは言いにくいかもしれませんが、実際に今まで乗られていたお客様、関西空港を御利用いただいていたお客様より確実に人がふえているということは、見てとっていただけるのかなというふうに思います。  実際に、今後どうなっていくんですかというところなんですが、私ども今ターミナル2ということでピーチだけで利用させていただいているんですけれども、今飛行機が12機、関西空港のほうにおりまして、キャパシティーがもうターミナル2だけでは正直ちょっともう足りないような状況になっておりまして、関西空港さんのほうに御協力をいただいて、新しいターミナル3を2016年度に新設予定という形で今進めていただいております。  ターミナル2だけで最大400万人を収容できるターミナルになっているんですけれども、こちらが単純に倍増します。800万人キャパシティーが入るような状況になりまして、T2と私たちは呼ぶんですが、T2を国内線、新しいT3を国際線ということで今後運用させていただくということで、お客様がたくさんふえますよというのが、こちらのほうで見てとっていただけるのかなというふうに思います。  先ほど客層のお話を聞きましたが、こちらが実際に出たデータでございまして、見ていただいてのとおり、一番飛び出ているところが20代の20歳から24歳になります。そして25歳から29歳、この20代の女性が非常に多いです。  ほかのエアラインさんはどうなんですかというところなんですけれども、既存の航空会社様にお聞きしますと、40代、50代の男性が非常に多いということです。男性が非常に多い既存航空会社様に比べると、女性が非常に多いというのが見てとっていただけると思います。  国際線です。こちらも圧倒的に女性が多いですね。女性のほうが、やはり韓国ですとか台湾とか、お買い物、お食事、こういったところがお好きな方が多いのかなと見ているんですが、非常に客層の違いをここで見てとっていただけるというふうに思います。  先ほど中澤さんのほうからお話がありましたとおり、日本に今注目がいっていますよというのも、こちらのデータでも見ていただけるんですが、私ども実際に国際線を見ていると、正確な数字は申し上げられないんですが、半分以上向こうのお客様です。半分から7割ぐらいまでが、向こうからお越しいただいて御利用いただいているお客様と御認識いただければというふうに思います。  もう一度こちらに戻るんですけれども、私どもに乗っていただいて大阪関西空港に来たお客様はどこに行っているんですかということです。もちろん関西エリアを中心に観光されるお客様もいらっしゃいます。あと、国内線を利用してここから入ってきて、東京へ行ったり仙台へ行ったり千歳へ行ったり、実際にこういった利用の仕方をされる方が非常に多いです。  特に海外の方にとっては、日本の航空運賃は本当に高かったんですね。日本で国内線を使って北海道へ行ったり、それこそ韓国のお客様には沖縄が人気なんですけれども、飛行機を使ってあそこに行くというのは本当に料金が高いということで、夢のまた夢ぐらいのところだったんです。それが実現するということで、本当にたくさんのお客様がお越しいただいています。台湾の方も、やはり雪がないので、雪を見たいということで北海道へ行かれたりとかします。  そうなってくると、ここでお客様は一旦絶対におりないとだめなんです。私ども乗り継ぎでということで、飛行機に乗ったまま行くことができませんので、必ず着いたらおりて、またチェックインをしていただく必要があるんですね。そうすると時間があきます。ひどいときは、乗り継ぐのに泊まらないといけない。  そういったところが出てきて、じゃどうするんですかとなったとき、お金の余りない方と言ったら語弊がありますけれども、実際に去年の1月のデータで、ターミナルに1日平均80人から90人寝泊まりをしていまして、それだけのお客様がここにいらっしゃる。もちろん電車を逃して帰れなくなったとか、バスがなくなったとかというお客様もいらっしゃるんですけれども、そういったお客様を何かビジネスチャンスにできないかというところは、本当にいろんな考え方ができると思うんですね。  そこで、仁川空港を少し例に出させていただきたいんですけれども、これは実際の仁川空港のホームページでございます。トランジットツアー、フリーと書いているんですけれども、これが何を意味するかといいますと、先ほどのように乗りかえの時間が余ったお客様のための無料のバスツアーなんですね。実際に参加すること自体は無料です。連れていきますと、博物館とかお食事場所とか記念館──観光地ですね。それぞれ連れていきます。入場料、利用料は別途かかりますというのが、このツアーの仕組みです。  もちろんバス代ということで、コストは非常にかかるとは思うんですけれども、何かしら興味があって乗った方は、絶対に入場します。何か買います、お土産も。そういったところでビジネスチャンスを広げて、非常に成功されているのが、この仁川の空港の事例でございます。  本当に短い、この2時間のツアーから3時間半、4時間から長いもので6時間、市内にまで連れていって、お食事場所まで行って観光して帰りましょうと。このチャンスが、私は個人的なところもあるんですけれども、この泉州地域にはビジネスチャンスがこういったところでたくさんあるんじゃないかなというふうに思っています。本当にどうしようか、市内まで出る時間はないけれども、時間を持て余したらどうしよう。とりあえずターミナル1でも行って御飯でも食べて、ちょっとお土産を見て乗ろうかと。  ちょっと時間に余裕があって詳しい方だと、アウトレットまで行かれて買い物して帰ってこられる。行くのは大体アウトレットぐらいまでですね、お客様が気づくのは。そこを越えたインフォメーションをたくさん出していただいて御送客いただくと、また何か新しいビジネスができるのではないかなというふうに思います。  これからお客様がふえますので、そのあたりは私たちも少し期待をしているようなところではありますが、いろんなチャンスがあれば、こういったことも実現できればなというふうに思っております。  実際に就航が始まって、1年半で300万でしたが、もうすぐ500万人を突破いたします。就航当時、平均の搭乗率で85%ですけれども、今も平均でこれぐらい保っています。  定時運航率に関しましても、5分以内に出発したものということで、これも数字がどんどん上がっております。LCCは遅延する、欠航するというのがすごくイメージとしてあるんですけれども、実際にLCCというビジネスモデルの中で遅延が多い、欠航が多い、そういうLCCは潰れます。それが重なると経営に大きなダメージを受けるんですね。欠航するということは、実際にお金を収集していたものを全て返さないといけなくなるんですね。もちろんお客様に御迷惑をおかけしているんですけれども、欠航というのは、エアラインにとっても非常に大きなダメージです。  天候理由になった場合は仕方がないんですけれども、本当にエアラインにとっても非常に大きなダメージになりますので、ここはもう守っていかなければいけないということで、社員一同日々皆努力して頑張っておりますということでございます。  こちらがピーチの機内でということで、さっき狭いですねとか、いろんなお話をされていたんですけれども、見ていただいたとおり何もなかったと思います。音楽もないですし、モニターもありませんし、本もないですね、今。実際に重量がかかるとそれだけ燃油を消費しますので、そこも戦略の1つです。音楽のああいった機械をつけるだけで重量が非常にかかります。何かしら新しい機能をつけるとなると、全て重量にかかりますので、そこも極力軽さを求めて設計されたということで見ていただければいいのかなというふうに思います。  実際にたくさんのお客様にお乗りいただいておりますので、今ここに広告を載せていただいたりですとか、そういったところも始めました。特に先ほど見ていただきましたとおり、20代の女性──男性も含めてなんですけれども、若いお客様がたくさん乗っています。1時間以上同じところにじっと座って前を見たまま座っているという営業施設は、美容室と飛行機の機内だけだそうです。映画館ももちろんそうなんですが、映画館は映画しか見えませんので、何もないところで1時間以上座っていないといけないのは、飛行機の機内と美容室です。  そうなったときに、美容室だと自分の髪の毛のほうが気になるので、何か置いていても余り気にならないかもしれないんですけれども、やはりここの広告の影響力は非常に大きいのかなということです。今、大阪のほうでは南海さん、東京のほうだと京成さんも広告を入れさせていただいて、機内でチケットの販売をさせていただいております。ピーチ特別料金ということで、ラピートと通常の難波行きの乗車券を機内販売という形で安く提供させていただいております。  今までマイクのアナウンスだけでCAが説明をして販売していたんですけれども、各国全部入れました。韓国語と中国語と、もちろん就航地全てお客さんがいらっしゃいます。あと英語と書いたものを入れた途端に、5倍から10倍ぐらいまで販売の数がふえました。やはり難波方面ですとか、あちらのほうに行かれるお客様はたくさんいらっしゃいますので、今後こういったところもビジネスチャンスに御利用いただければなというふうに思います。  もう1つは、私どものウェブサイトの一番下まで行っていただくと、広告媒体というリンクがあります。そちらのほうで実際に資料をごらんいただけるんですけれども、CAに案内させたりですとか、いろんなところで広告の御案内をさせていただいています。  その1つに、搭乗券ですね。お乗りいただいたので御存じだと思うんですが、レシートみたいなペラペラの本当に搭乗券かというような紙だったと思います。  余談ですが、私も実際に母と一緒に旅行に行きましたら、レシートと勘違いして破りましたね。それは貴重品なのでということで再発行していただいたという、ちょっと恥ずかしい思い出があります。  そういった紙ではあるんですけれども、搭乗券の表面に広告があるというのは、ほかのエアラインさんではないと思います。多分、私たちが初めてなのかなというふうに思っています。表面がずっと出てきて、何だこれということで、絶対に目に入るところにあります。裏面にというのはよくあるんですけれども、結構見落としたりするんですよ、裏面にあると。  今書いていますのは、大丸さんが一度やっていただいた広告です。お越しいただくと、ピーチのうちわと500円のクーポンをプレゼントしますよと。大丸さんって結構年配層のお客様が多いんですよね。大丸さんとしましても、やっぱり若い女の子に来てほしい。そうなったときに、私どもに乗っていただいているお客様の層とマッチしましたので、じゃ、ぜひそこに広告を出させてくださいということで御依頼をいただいて、こういった形で1カ月ですかね、期間を設けてしたんです。  初めはどれぐらい来るか、本当に最初はお試しだったのでどれぐらい来るかわからないねという話だったんですが、うちわをとりあえず500枚置いていたら大丈夫ですかねということで渡していたんですけれども、二、三日でなくなったんですね。  それぐらいお客様はごらんになっていて、その後は、もううちわは、すみません、なくなりました、と謝り続けましたというような状況で、最終的な数字は御案内できないんですけれども、非常に影響のある広告でした。  今、路線ごとにも展開をしておりますので、路線を絞っています。ただ、国内の空港のみということにはなっているんですが、先ほどお話しさせていただいたとおり、国内線を利用する海外の方も非常に多いのが、私どものお客様の特徴かなというふうに思っております。  ほとんど毎回、本当にいろんな国のお客様にお乗りいただいていますので、インバウンドという面でも非常にチャンスはあるのかなというふうに思っております。  最後に、私どもも韓国、台湾、香港とそれぞれでチケット販売をしております。中澤さんがお話しされたとおり、フェイスブックも利用したりして、いろんなプロモーションをさせていただいているんですが、やっぱり国によって全然違います。それに興味があるのはこの国で、こっちだったら余りだねというのは、すごくあるんですね。  こういう広告をする媒体、フェイスブックにしましても、台湾、香港ではすごく人気で、特に台湾のお客様はフェイスブックの利用者が多いんですけれども、韓国はネイバーさんという別のフェイスブックに似たような独自の競合他社みたいなのがあるんですね。韓国は、そういったものをつくられるのがすごく好きな国です。  フェイスブックの利用者は、すごい少ないんですよ。フェイスブックに同じ情報を流しても、台湾のほうがアクションが早かったり、すごく大きな反応をいただくんですけれども、韓国はいまいちなんです。  私どもも、今までの航空会社さんがあって、新しく航空会社を立ち上げましたとなったときに、何とかエアとか、今まであった、既存のエアラインさんのような名前をつけて、男性をターゲットに就航していると、恐らく成功しなかったと思います。  成功すると言うにはまだまだ早いんですけれども、新しいお客様を呼び込むとなったときに、今どういうお客様が飛行機に乗られていて、じゃ、今そんなに乗っていないお客様にどうすれば乗っていただけるのかとなったときに、視点を180度かえて、じゃ20代、30代の女性をターゲットに、飛行機の色もそうです。CAさんとか、趣向も全て女性目線でつくりました。  その結果、データにも出ていましたとおり、やはり二、三十代の女性にたくさん御利用いただいて、女性が動くと結構男性もついてくるというのは、旅行のレジャーの関係ではよくあることだと思うんですけれども、そういったところで裾野が今少しずつ広がってきているのかなというところでございます。  ターゲットを絞ってプロモーションをしていただくということは、非常に重要だと私ども考えております。結果、たくさんのお客様にリーチすることができるんですが、老若男女、全員ターゲットですということで出してしまうと、恐らく誰もついてこないという結果が見えてくると思うんですね。  今この地域にどういったお客様を呼び込めるかというお話もされていたと思うんですけれども、初めて日本に来ますというお客様をつかむのは、正直難しいと思います。やっぱり京都、金閣寺、奈良へ行って東大寺、そこですよね。滞在日数も、言いましてもやはり日本の宿泊代は高いので、長期滞在できないというのも、海外のお客様にとってはハードルがあるんですね。  そうなったときに、今私ども飛行機を使って回数をたくさん行けるようになりましたと。今まで1回だけ来て、それで諦めていたお客様がまた来られるようになった。そうすると、本当にリピーターの方、日本が好きで何回も何回も来る方がLCC、私たちの飛行機に乗っていると思ってください。もちろん初めての方もたくさん来られると思うんですけれども、特に韓国、台湾、香港のお客様も、何回も来ると、そんなに何回も京都へ行かないです。何回も東大寺の大仏さんを見てもしようがないので、何回も同じところへ行かないです。正直、メジャーなところがだんだん飽きてくるんですよね。そこがビジネスチャンスだと思ってください。  何度も来られている、もう日本に親しみなれた、韓国のお客様とか、日本を好きな子たちに、今どういうところへ行きたいかとお話を聞きますと、もういろんなところへ行ったので、地元の人が行くおいしいお店とか、そういうところへ行きたいんです、というお話がすごく多いです。  先日、泉州観光プロモーション様にも御協力いただきまして、私どもの韓国のスタッフと台湾のスタッフでこちらの泉州地域のこのファムトリップということで参加させていただいたんですけれども、非常に興味深かったということで話を聞いております。すぐにアクションをとってツアーを造成というところまでは、なかなか難しい部分ではあるみたいなんですけれども、そういったところをうまく宣伝していただくと、少しずつお客様はふえてくるのかなと思っております。  WiFiの話は何度もされていたんですけれども、私どもの韓国のスタッフが特に言うのは、日本はWiFiが全然ないので、それで空港に滞在するという人が多いんですよ。空港はWiFiが完備されています。購買に行ったら毛布を貸してくれるとか、24時間どこのお店だってあいているよとか、何階の奥のソファーは寝心地がいいよとか、そういうのがもう全部ネット上に出ていますので、それを頼りに皆さん活用されて滞在されている方が多いですね。  韓国の若い子たちには福岡がすごく人気で、留学とかも福岡に行かれる方が多いんですけれども、福岡はWiFiがすごく発達しています。天神とか行かれたことがある方はおわかりかと思うんですが、天地下というところで、地下はどこでもWiFiがつながるんですね。  私たち携帯会社さんとも契約しているので、使うことはほとんどないと思うんですけれども、いかにそれが海外のお客様にとって魅力があるのかというところは、御検討いただいたほうがいいのかなというふうに思います。  石垣も先日新しい空港ができて、お客様が一気にふえて泊まる場所がなくなったということが夏にあったんですけれども、そのときに同時に市内を含めてWiFiの設備を完備ということで非常に力を入れて、島内、主要箇所はWiFiを設置されています。それぐらいやはりプライオリティー、優先順位が高いものだということで御理解をいただければなというふうに思います。  ということで、簡単ではございましたが、御清聴ありがとうございました。また、何か御質問がございましたら、後で受け付けさせていただきたいなというふうに思います。どうも御清聴ありがとうございました。(拍手)  途中、ちょっと聞き苦しくて申しわけございませんでした。 8 ◯南委員長 中澤さん、田中さん、長時間にわたりまして御講演ありがとうございます。  それでは、質問の時間をとらせていただきたいと思います。  ただいまの御講演に対し、質問はございませんか。 9 ◯木下委員 せっかくですので、質問させていただきます。  お2人さん、ありがとうございました。目からうろこのところと、うん、わかっているよというようなところと、いろいろあるんですけれども、問題はやっぱり地元としてどうするかということだと思うんですよね。  今、ピーチさんもそうですし、関空の利用者もふえているんですけれども、この要因については、各社のいろんな努力もあると思うんですけれども、私は円安効果じゃないかなと、個人的には思っているんですね。  これは為替ですから、日本の経済で変わってきますので、それが円高基調にまた戻ったりするときに、どういう対応をするのかとか、そういうものも必要じゃないかとは思うんです。日常ふだんの営業努力が一番だと思うんですけれども、円安なのかどうなのか、それから円高に回帰したときにどうなるのかとか、その辺についてはどうお考えかをまずお聞きしたいと思います。  それから、私はいつも思うんですが、確かに日本のホテルというか、昔の旅館から名前が変わったホテル、要するに1泊2食ですかね、フルコースがついて、おもてなしもついてという、そういうところの宿泊費は、日本特有の高さがあるんじゃないかと私は思うんですよ。  欧米各国どこへ行きましても、アジアもそうですけれども、とにかく朝食がつく程度で宿泊だけで、食べることはフリーに外を使うというのが当たり前ですから、そういう文化の違いが非常にあるかと思うんです。  逆に言うと、今台湾なんかは加賀屋さんがトップですよね。ああいうフルコースのおもてなしが、逆に世界的には日本のそういうのが見直されているのかなという気もするんです。  この間、読売に載っていましたけれども、あいりん地区の簡易宿泊所が非常に盛況だそうですね。安くて泊まるだけでいい、ベッドだけあればいい、余計なことをしてくれるなというのが、また、はやっているみたいですけれども、そういうのがこれから関西の受け入れではヒントかなと思ったりするんです。お役所はなかなか動きが鈍いので、ぜひ民間の方のそういうものをどしどし提言されたらいいかなと思うんですが、その辺についてはどうお考えかなと思います。  それから、ムスリムの関係ですね、イスラムさんの関係。これは設備をこの間礼拝堂をつくったりとかやられていますけれども、食文化の関係がありますよね。食べられないものがあったりとか、施設はできますけれども、ソフト面のそういう食べ物がどうなのかというのは、なかなか市中の飲食店ではわかりにくいですよね。  だから、その辺のPRはどうしたらいいのかなということで、これは官民挙げてやらなきゃいけないかなと思ったりするんですけれども、その辺についてどうお考えか。  すみません、ちょっと長くなりましたが。 10 ◯田中講師 為替のところですね。ピーチとしてお話しさせていただきますけれども、実際に私ども就航したタイミングでは、非常に円高で逆に日本のお客様が現地に行かれるということのほうが多い時期に就航しました。  就航当初からですが、海外のお客様の割合のほうが多いというのは変わっておりません。若干ふえてはきているんですけれども、もちろん韓国のほうでのそういった情勢であったりとか、いろんなうわさが去年流れました。去年の10月に韓国のテレビ放送で、今、日本は汚染されているので危ないぞといったときがありましたので、そういった影響は少しはあったんですけれども、ピーチに乗っていただいているお客様にはほとんど影響はありません。  それで増減するというのがほとんどなくて、もちろん円安になってきて、代理店販売とかが好調になったねというのはあるんですけれども、ウェブサイトに直接予約をされる方、値段が安いので、飛行機、足がまず安いというところだけで御利用いただいていますので、私どもを御利用いただいているお客様という点では、円安、円高の影響は今のところほとんどない形で運営させていただいております。  ただ、円高になったときに、どういうふうに現地の方にお越しいただくかとなると、値段勝負というところが実際にはあるのかなと。私たちのほうに逆に寄ってきたというのもあるんですよね。最初に就航したのが円高のときで、飛行機の運賃の安いのが新しく入ってきましたとなったので、じゃ、あの値段だったら行けるねとなって、私たちのほうに逆に流れが来たのかなというふうには感じてはおります。  余り参考にならないお話で恐縮なんですけれども。 11 ◯木下委員 いえいえ、絶対低コストですな、本命は。 12 ◯田中講師 そうですね。宿泊のほうにもつながる部分はあるんですけれども、そうなんですよ。それこそこのあたりにカプセルホテルみたいなお宿があると、恐らく殺到すると思います。今、正直、難波のほうにあるファーストキャビンさんという少しファーストクラスみたいなゆったりとしたカプセルホテル、安い宿泊施設があるんですけれども、そういったところも非常に人気です。 13 ◯木下委員 女性専用の何かがあるね。 14 ◯田中講師 とかもあったり、今実際に周辺のホテルさんとやりとりさせていただいているので、お話をお聞きするんですけれども、4月の平日でも満室だったりするんですね。スターゲートさん、日航関西さん、あとワシントンさん、ベストウエスタンさんも含めてなんですけれども、私たちが仕事で呼んだときに、場所を探さないといけないのにないということが実際に起きるぐらい、今宿泊されている方が非常に多いという現状はありますので、安く来て高いところに泊まるお客様も多いですけれども、安いところがあると、空港で泊まっているお客さんがそこに行くようになる。間違いなく、そこには安いホテルは今余りないです。4,000円とか5,000円とかで泊まれるようなカプセルホテル、本当に寝るだけでいいよというような施設がこのあたりにはないので、それは大きいものが1つあると、非常に大きなビジネスチャンスにはなる。それは間違いなくあると思います。自信を持って言っちゃいましたけれども。 15 ◯中澤講師 ほとんど田中さんが話してくださったので、あれなんですけれども、委員御質問いただきました為替の部分について、旅行社的にいきますと、ツアーの部分については、やっぱり円高になりますと控えられる傾向は若干あるのかなと。  個人のFITと言われるお客さんについては、日本で使うお金なんかをうまく調整して、それこそ先ほどおっしゃっていましたあいりん地区の簡易宿泊みたいな、そんなところでお金を抑えてうまく調整して来られている。その辺は、余り減らないのかなという気もしないでもないですね。  ツアーは、やっぱり影響がありますね。今のところ円高だからちょっとお申し込みが少ないねというのは、台湾のうちの現地法人、香港の現地法人も…… 16 ◯木下委員 こっちから我々が行く分にはいいけどね。 17 ◯中澤講師 ええ。という話でございます。逆に私どもアウトバウンドもやっていますから、その辺はありがたいところではあるんですけれども、そんな形かなというふうに思います。  あと、宿泊についてのことでありましたけれども、本当に今簡易宿泊所みたいなところ、京都も同じように2,000円、3,000円で泊まれる宿というのは、外国人のお客さんが非常にふえています。そこも受け入れ環境が整備されていまして、外国人の方向けに表示ですとか、あとは地元で通訳案内士の資格を持っている方かどうかはわからないですけれども、その原語がしゃべられる方を雇われたりとかというような形で、しつらえをよくしてお受けになっている。だから、やっぱりふえているというところもあるように聞いています。  一方、ラグジュアリーなというところで、結構いいホテルのスイートルームとか、その辺のところは、香港の中華系の方がたくさん泊まられたりとかという現状も実はあるように聞いています。  この近くでいくと、スイスホテルさんなんか、アジアのお客さんがほとんど8割、9割泊まっておられて、私たちが宿泊を問い合わせる金額とアジアの方の泊まっている金額とえらい違いで、日本人のほうが高いというのが現状です。  これはインバウンドレートというのが存在するんですね。アジアの方向けに特別に安いレートをお出しして、年間を通じて来ていただこうというそのホテルさんの施策ということでやっておられます。私たちもそのレートをいただいて、御案内することもございます。そんな形なのかなということであります。  もう1つ、委員御質問いただいた食文化の部分ということで、ムスリムの話等もありました。今まさにこれからビザ解禁というような方向に向かう中で、ムスリム関係については、今非常に取り組みを進めていこうと。厳格な方については、本当にアルコール、豚肉云々かんぬんということで、ハラール認証を受けないと非常に厳しいわけですけれども、日本に来られている旅行者の方は、そんなに厳格でない方が多いというふうに今のところ聞いています。  なので、成分表示をきちっとされるところは、やっぱり喜ばれますね。豚肉を使っています、使っていませんと。バイキング料理なんかでは、皆さん選んでそれを食べられるという状況らしいです。  実際の市中の町中にあるレストランさんが、例えば外国人受け入れということで発信していくとなると、今、泉州観光プロモーション推進協議会さんで進めていらっしゃる受け入れ環境整備という中で、やっぱり指さし会話シートとか、表示ですよね。その辺をきっちりしてあげることで、ここはちゃんと表示しているし、わかりやすいよねというところで徐々に拡散していく。1つの店舗さんでプロモーションすることはまず難しいと思うので、その辺のところは皆さんの大きなプロモーションのくくりの中で、その商店さんの地域、商店さんを含めて御紹介になる部分と、やっぱり外国人の方々、日本の方に対してもやさしい、よくユニバーサルデザインと言われますが、そういった部分。外国語表記とか、ちょっとしゃべられる方がいらっしゃる。挨拶程度の言葉が交わせるぐらいのところに意識を持ってやっていただくと、ああ、ここはすごくおもてなしがいいよねみたいなことになる。  あとはいいんですよ。身ぶり手ぶりで大体わかりますから、そんな難しい食べ物の英語はないと思いますので、その辺のところを言ってあげると、あそこはすごいよかったね、おいしかったよというのがフェイスブックとかネイバーに載って拡散していくのかなと、そんな感じじゃないかなというふうに思います。 18 ◯木下委員 ありがとうございました。 19 ◯大森委員 犬鳴山って御存じですかね。この間、犬鳴山に行ったんですが、数年前、犬鳴山に関空から外国の観光客の方が来られるとお聞きして、行ったらもう全然お客さんがいらっしゃらなくて……。たまたまやったんですかね。僕自身は本当にびっくりしたぐらいで、聞かなかったんですけれども、今ずっとお話を聞いて、数年前の話やし、客層なんか変わってきたり、リピーターの方がふえてきて、一遍そういうブームが終わってしまったのかなというふうに思ったりしました。  今、ぜひ地元へもとおっしゃっていたから、僕らが昔聞いた、アウトレットの食べ放題の焼き肉屋さんへ行って、りんくうイオンへ行って犬鳴山とかいうのが、観光バスで回るルートやと聞いていたんですね。その辺は今どうなっているのか。  晩に食事に行ったんですが、たまたま犬鳴山はその日が少なかったのか、全体に車は全然なかったですね。その辺のことがわかればお聞きしたいと思います。  それと、さっきの円高・円安の話なんですが、中澤さんのお話の中で、僕の聞き間違いかもしれませんけれども、2013年度過去最高になったときのお話の中で、円高の影響でと……。 20 ◯中澤講師 逆ですね。 21 ◯大森委員 円安ですか。 22 ◯中澤講師 為替が是正されて、少し円安になったということです。 23 ◯大森委員 円高から円安に変わってふえたということですね。僕の聞き間違いかなと思いながら聞いていて、どういうことかなと。  それと、うちの娘なんか地元の高校から修学旅行は韓国へ行くわけですね。今は大学生ですけれども、韓国なんかはしょっちゅう行ったりとか、タイとかフィリピンとか台湾とか、アジアを中心に行く。英語の勉強をするのも、アメリカ本国で英語をしゃべる人よりもアジアなんかで英語をしゃべる人が多いので、もうアジアで英語を勉強するというふうなことになっているみたいなんですよ。実際にそんなことをしているんです。  一方、韓国に行くというたら、今、嫌韓ブームとか嫌中ブームで、高齢の人なんか、韓国へ行って大丈夫かなんていう話が出たりするんやけれども、若い人はそういう影響を余り受けていないのか。その辺、ヘイトスピーチとか、日本で言うたことがぱっと全部韓国とか中国へ行ったりするので、若い人はそういう影響を受けていないのかなと思ったりするんですが、その辺についてちょっと聞きたい。  それと、ピーチの利用者が非常にふえているということで、欠航するというふうなイメージはあるけれども、そうじゃないというお話がありました。欠航はこれからというか、やっぱりそれはなくするということなのか。視察とか会議なんかでは、欠航が心配でピーチは利用しないという話を聞いたりするんですけれども、その点はもう安心して利用できるというふうに考えていいのか。そのところをちょっと。 24 ◯南委員長 お願いします。 25 ◯中澤講師 ありがとうございます。  最初の犬鳴山の部分について御質問がありましたので、お答えしますと、つい先日、私も犬鳴山の麓にあります温泉のホテルに伺ったので、支配人さんの方に聞きますと、それなりにはアジアの方が来られているとおっしゃっておられました。お風呂に入りに来ているよというような形です。  でも、まだまだプロモーションが足らないので、もっともっと外に打って出ないといけませんねということで、先般御相談をいただいたというふうな形であります。  一方、私たちが今プロモーションとしてお勧めをしたりしている話の中で、犬鳴山はハイキングも裏でできるのかなというところで、韓国においてオルレというのが今非常にはやっていまして、これは佐賀県の武雄温泉だったかな。その地域で温泉と山歩きというのをセットにして売り出しされている。  オルレって何ぞやといったら、山を歩いていく、山歩き探検みたいな形のものがあるんですね。韓国の方はそれが主流でして、それを武雄のほうでうまく温泉とマッチングさせて成功されて、韓国の方がたくさんお越しになっている。  それと同じことを犬鳴温泉でされたらどうですかというような御提案なんかもさせていただいたりもしています。でも、まだまだ大阪の中に犬鳴の温泉があるというのは余り知られていないので、さらなるプロモーションが必要なのかなというふうには思います。  あと、修学旅行の関係云々、影響ありませんかということについては、田中さんのほうから。 26 ◯田中講師 韓国のほうの影響ということなんですけれども、ニュースを見ていると、尖閣諸島の問題とか竹島の問題とか、ああいったことがあったときに、まず第一に影響を受けるのが、恐らく代理店さんだと思うんですよね。ツアーのほうのキャンセル、私どもも総代理店を各国に置いています。ピーチのかわりに販売をしてもらう総代理店を韓国にも台湾にも香港にも置いているんですけれども、彼らはいろんなPR、マーケティングもやりながら、もちろん現地の旅行代理店に対しての営業もしているんですね。  そういったときに、やはりこういったお話が出ると、まずイの一番に代理店様のほうのツアーがキャンセルになったりとかするような影響はあるんですね。  ただ、先ほどの円高・円安のお話でもあったんですけれども、実際に私どもの飛行機に乗っていただいている方は気にしていないんですかねと、逆にこっちがちょっと聞きたくなるぐらい、1月になってから搭乗率がまた韓国行きは伸びたんですね。ずっと9割乗っています。それぐらい非常にたくさんのお客様が御利用いただいておりますし、韓国に関しては、まだ日本のお客様のほうが多いですね。  台湾、香港になると現地のお客様のほうが多いですけれども、韓国に関しては、ピーチを御利用いただいている方は、日帰りで行けるんですね。朝出て、12時間現地滞在があります。特にこの近くの方とかは、家でペットを飼っているからあけられないんだとか、お母さんがいるからちょっと泊まれないとかというお客様も日帰りで海外へ行けるということで、たくさん御利用いただいていますので、実際にそういった影響は私どもピーチに対しては、今のところほとんどないというふうに見ていただいたらいいのかなと思います。  先ほど山岳のハイキングの話がありましたけれども、韓国はすごいブームといいますか、以前からなんですけれども、週末になると、山登りの格好をしてリュックを背負って電車に乗っている人がすごいたくさんいるんですね。山登りをするのが習慣といいますか、はやっているというか、もう本当に日常でされているので、日本でも山登りをしたいという方はたくさんいらっしゃると思うんですね。今までずっと韓国でやっていることを日本でもやりたいと。  山登りグッズが安いので、日本の方が逆に韓国へ買いに行くというぐらい、すごく有名といいますか、日常でされていますので、そのあたりも1つチャンスなのかなと思っております。  あと、欠航についても御質問がありましたが、去年1年間で実際に欠航した確率が0.02%ということになっております。もちろん台風、雪、現地が霧で見えなくておりられないということもたまにあるんです。1回だけありましたかね。そういった天候の関係を含めて、その数字になっております。メンテナンス理由ですね、機材がちょっとおかしくなってというようなことで欠航したというのは、本当に片手で数えられるぐらいしかございません。少しふぐあいがあって、結局大丈夫だったんですけれども、そういった中で運航しておりますので、既存のエアラインさんとほぼ変わらない確率と思っていただければいいのかなと。  ただ、遅延に関しても、ほかのエアラインさんは、欠航すると他社さんに振りかえたりとか、その起きた後のサポートがそれだけされているので、お金も高いというところもあるんですけれども、その先が私ども実際に自社便にしか振りかえができなかったりしますので、正直やっぱりレジャー向け、ビジネスに御利用いただく際は十分注意していただいて、時間に余裕を持って御利用いただければなというふうには思っております。 27 ◯大森委員 これから1,000万人から2,000万人というお話があったけれども、その観光客を迎える中心は、やっぱりアジアということを考えておられるんですかね。  その辺のところと、感想として思うんですが、日本という国は、アジア向けが一番身近というふうに思うんです。そういう欧米よりもアジア中心に軸足を移す時代に来ているのかなというふうにも思うんですけれども、観光ではそんなふうに考えていいのか。  それと、あと1つ、また娘の話で申しわけないけれども、フィリピンへ行ったときに、スマートフォンの値段がごっつい高かったんですよね。海外割引なんかちゃんとしているのに、日本に来た場合には、スマートフォンとか利用しても特別高くならないんですかね。反対に日本のNTTとかあんなところは高くしているのか。 28 ◯古谷委員 だからWiFiを活用するんですよ。WiFiを使ったらお金は安くなる。全然かからない。スマートフォンでそのWiFiというのを使ったら、お金がかからないです。 29 ◯田中講師 私どもの今後の就航の予定といいますか、今後どういうふうに拡大していくかというところが、アジア中心でというお話に少しつながると思うんですけれども、今、関西空港を中心に4時間が最大だとお伝えいたしました。香港が今のところ最大距離なんですね。片道、南のほうへ行こうと思うと、香港が今のところ最大距離になっています。  もちろん中国本土も対象にはなるんですけれども、今こういった御時勢なので自粛しているというところでご判断いただければなと思います。  今後、沖縄が第2のハブになります。沖縄那覇空港LCC専用ターミナルということで、ターミナルと呼べるかはちょっと恥ずかしいぐらいのところなんですけれども、LCC専用ターミナル、そちらを利用しまして、今度那覇空港を起点に各地就航を今年度本格的に始めます。そうなった場合に、また2時間半ほど下に広がりますので、沖縄から東南アジア──フィリピンは全部すっぽり入ったと思います。バンコクはちょっときついんですけれども、ベトナムですとか、そこからまた4時間圏内ということで、東南アジアも私ども今視野に入れて計画を立てておりますので、そちらから来たお客様が沖縄を経由して関西に入ってくるということはあり得ます。  実際に今、台湾、沖縄はもうつながっています。台湾のお客様が関西の帰りに沖縄へ寄って帰ろうかとか、そういったツアーをちょっと考えたいというようなお話を聞いておりますので、新しいそういった旅行も広がってくるんではないかなというふうに思っています。逆に、沖縄のお客様が関西へ行ってから、どこか海外の台湾へ行って沖縄へ帰ってくるとか、そういったこともできるようになりますので、アジアを中心に私どもは拡大していける。関西空港自体は、そちらの拡大の速さのほうが恐らく早いんではないかなと考えていただいたらいいのかなというふうに思います。  通信料金ですね…… 30 ◯大森委員 いいです。 31 ◯古谷委員 ピーチさんにちょっとお聞きしたいのは、オリンピックに向けて発着料の関係の高さの問題があるんですけれども、羽田便の増加はどうなのか。私も個人的に東京はよく利用していまして、T3もできる中で、ぜひとも拡大をしてほしいんですが、その辺がどうなのか。 32 ◯田中講師 羽田ですね。いろんなお客様から本当にリクエストをいただくお話なんですけれども、もうここは本当に空港さんとの調整になりまして、実際にこの料金で運営をしておりますので、それに合う発着料ですよね。そのあたりが一番大きな問題なのかなというところですね。私たちの条件、空港さんの条件、そこが見合えばもちろん就航する可能性はありますが、今後優先順位、海外のお客様はやはり日本にというところのシェアのほうが、今のところ強い傾向にございます。私たちもそちらに力を入れてやっていきたいというふうに思っておりますので、優先順位としては、今もう成田が就航しているので、低い状況ではあるんですけれども、可能性が全くゼロということではないというふうに思っていただければと思います。 33 ◯古谷委員 地元の国会議員が頑張って国交省に交渉してほしいですね。 34 ◯田中講師 ぜひ、それは。社員も出張へ行くときは自社便を使えと言われておりますので、ぜひお願いします。ありがとうございます。 35 ◯古谷委員 わかりました。すみません、ありがとうございました。 36 ◯梶本委員 近ツーさんとピーチさんにお聞きしたいんです。きょう来られていますけれども、泉南市というものの位置づけは、どういうふうに思われているのか。期待することがあるのか、要望されることがあるのかということなんですわ。きょうせっかくおいでいただいているんですけれども、泉南市にとってどういうふうにきょうの研修を生かしていけたらいいのか、もう1つ話の中から読み取れなかったんです。  率直な感想でいいんですけれども、泉南市ってどうやねんということをできたらお聞かせいただきたいと思います。 37 ◯中澤講師 委員からの御質問ということで、泉南市は実際どうなんだと、お話の部分でありました。  私、先ほど発表の中でも申し上げたんですけれども、じゃ実際に非常に海外から知られている、例えば大きなことでいくと、USJみたいな大きなテーマパークがあるのかと言われたら、やっぱりないですよね。大きな観光のスポットがあるのかというたら、地元の方で非常に知られていて、私たちもよく知っている観光施設ですね、箱系の施設であったり、寺社仏閣があったり、公園があったりというのはもちろんありますし、藤の花がきれいだとか、そんなのはもちろんあるのはよくわかっているんですけれども、海外の方に知られているかといったら、やっぱり知られていないところがある。  じゃ、どうなのというところなんですけれども、先ほど話の中で申し上げたところでいいますと、日本としては、戦略として3つのCという切り口で海外の方にも御紹介していこうというところにおいて、泉南市さんにおいても、まだまだいろんなたくみのわざでつくっておられる伝統産業があったり、あとは先ほど藤の花と言いましたけれども、そういった角度から紹介していく。  これは手法によって、これからどんどん伸びていく要素があるのかなと思います。既に来ている地域は、もうある程度皆さんいろんな情報が出ているわけです。逆に今まで知られていない地域というのは、やっぱりそういったチャンスがまだあるのかなということで、積極的なプロモーションが必要じゃないか。  それと、先ほどの話でも申し上げたんですけれども、まず海外の方は、メジャーな地域というか、自分たちの知っている地域のところを目指して来られますので、プラスアルファとして、まずはしていくというのが1つ大切なのかなというところで、私たちの地域であれば、私、香港の方のお話を申し上げましたけれども、関空でレンタカーを借りました。じゃ、白浜に行きますよというときに、やっぱり私たちの地域を通るわけですよね。泉南市を通るわけです。  そのときに、白浜に行くついでと言うと、言い方にすごく語弊がありますけれども、プラスアルファで寄っていただく何かを考えるというのも、1つの手法じゃないかなと。私たちのこの泉南地域をいかに伸ばしていけるかというのは、やり方次第ではいっぱい方法があるんじゃないかなというふうに私は思います。  さらに、やっぱり地元の方々、民間の人たちの盛り上がりがないと、その部分は進んでいかないのかなというのも、先ほどお話し申し上げたところで、さっきも言いました、地元の方が例えばおいしいものをフェイスブックに1つ載せていただく。それを3つ、4つきれいな写真を載せていくことによって、それが海外にどんどん流れていく。今そういう通信手段というか、手法があるわけですから、そういった部分を先生方のお力で広げていただきながら、皆さんオール泉南で誘客を図っていくというのが必要じゃないかなというふうに私は思います。 38 ◯田中講師 恐らく同じようなお話になってしまうんですけれども──いや、私も先ほどお話しさせていただいた中にもありましたとおり、やっぱり空港からアクセスが非常にいい、近いですよね。本当に1時間もかからず、車であればすぐにここまで来られますので、非常にハードルが高い目標になってくるのかなというふうに思ってはいるんですけれども、仁川空港を例に出させていただきました。  ああいったことで、まずはモデルコースみたいなものをつくっていただいてレンタカー会社様と協業されることで、そういったレンタカーを貸したときに、いつも石垣とかへ行くと絶対に石垣マップとかをもらうんですよね。ああいったものも地元の方とかが広告を出して、地図と一緒にここにこういったレストランがあるよというので出されています。  余りガイドブックに載っていないような内容のほうが多いんですね。多分、地元の方で一生懸命につくられた感があるんですけれども、そういったものをレンタカー会社さん、関空のところで貸し出しをされる際に、必ず泉南市のマップを入れていただくとか、そういったところから少しずつ始めていただくと、今実際に御利用になられている方もいらっしゃいますので、ちょっと時間があるから寄ろうかというお話になったりするのもありますし、やはり交通手段が日本は高いというふうに言われます。電車が1駅なのにこれだけするのかというのは、本当によく言われておりますので、無料のシャトルバスでホテルへ行った後に、またそこから何かしらつなげていただいたりですとか、時間を持て余して、あぶれている人はたくさんいます。そこが泉南市さんのチャンスの1つかなというふうに私は思いますので、ぜひ……。 39 ◯梶本委員 中澤さんは、今言われなかったので御存じないとは思いますけれども、ここは観光係長がいるんです。発信の仕方が悪いのかもしれませんけれども、世界一の英国のバラ園がここにあるでしょう。 40 ◯中澤講師 ローズガーデンですね。 41 ◯梶本委員 ええ。それを中心にしてええもんかどうか。  それとか、岡田漁港の地びき網、これをずっとやっているんです。案外、体験型の観光客を呼べると思うんですけれども、まだそこまで泉南市のほうが自立していない。もう少し自立した暁には、お願いしますということをそちらから言ってこられるような形に、僕らも頑張って泉南市を引っ張っていきたいと思うので、またよろしく。発信の仕方がまだできていなくて、下手くそなところもあるので、また頑張って発信をいたしますので、宣伝のほうもよろしくお願いいたします。 42 ◯南委員長 以上で質問を終わります。  本日御講演をいただきました中澤さん、田中さんにおかれましては、貴重なお話、本当にありがとうございました。改めまして、空港等まちづくり対策特別委員会を代表しましてお礼を申し上げます。  以上で研修会を終わります。  中澤さん、田中さんは退席されます。どうか盛大な拍手でお送りいただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)  〔講師退席〕 43 ◯南委員長 委員の皆様、研修会の御出席ありがとうございました。以上で空港等まちづくり対策特別委員会を閉会いたします。       午後0時3分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved. === 1948_平成26年空港等まちづくり対策特別委員会_本文 === # 平成26年空港等まちづくり対策特別委員会 本文 # DocumentID: 1948 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯南委員長 おはようございます。委員並びに理事者におかれましては、御参集を賜りましてまことにありがとうございます。  ただいまから空港等まちづくり対策特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  なお、和気信子委員からは、欠席の届けがありましたので、御報告をいたします。  それでは、これより案件に入りますが、会議に先立ちまして市長から挨拶がございますので、お願いいたします。 2 ◯竹中市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、空港等まちづくり対策特別委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  南委員長さんを初め委員の皆様方におかれましては、平素より市政各般にわたり深い御理解を示され、御協力を賜っておりますことに対しまして、深く敬意を表します。  さて、本日の委員会は、関西国際空港を取り巻く状況とコンセッション及びその他について説明をさせていただく予定となってございます。どうか貴重な御議論を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 3 ◯南委員長 ありがとうございました。  なお、本日会議の傍聴の申し出がございます。傍聴の取り扱いについて、この際御協議をいただきたいと思います。どうですか。御異議ございませんか。────それでは、傍聴者の入室を許可いたします。  〔傍聴者入室〕 4 ◯南委員長 それでは、皆様方に事前に御配付をいたしております資料に基づきまして説明を受けたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず、関西国際空港を取り巻く状況について理事者から説明を求めます。 5 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 それでは、1番の関西国際空港を取り巻く状況につきまして御説明させていただきます。資料1をごらんください。  まず、1ページをめくっていただきまして、2ページ目の裏面の表をごらんください。  関西国際空港の発着回数について御説明いたします。右端の太い枠で囲っているところをごらんください。  2013年度、平成25年4月から平成26年3月までの1年間で、関西国際空港の発着回数は8万6,418回となりました。白い星印がございますように、開港以来、年度として過去最多を記録いたしました。  国内線につきましては4万6,878回、伸び率では前年比106%と、3年連続で前年を上回りました。国際線と国内線の合計は13万3,296回、前年比で104%と、こちらも3年連続で前年を上回りました。開港以来、年度として過去最多を記録いたしました。  国際線は、東南アジアを初めとする旺盛なアジア諸国の需要が好調に推移したこと、国内線はピーチの新規路線就航等が大きな要因と考えられています。  次に、関西国際空港の旅客数です。  国際線は1,204万6,574人と、2年連続で前年を上回りました。これは、年度としては2番目の水準となります。そのうち外国人旅客数は496万2,101人と、開港以来過去最多を記録いたしました。  国内線は607万4,088人と2年連続で前年を上回り、11年ぶりに600万人を超えることとなりました。これもLCCの新規路線の就航、増便、円高の是正により、アジアを中心に訪日外国人が大きく増加したことが要因と考えられています。  一方で、貨物の扱い量につきましては、国際貨物、国内貨物ともに前年を下回ることとなりました。  次に、大阪国際空港の発着回数でございますが、13万9,150回と2年連続で前年を上回りました。  旅客数は1,411万1,239人と、こちらも2年連続で前年を上回りました。プロペラ機枠が一部低騒音機枠に転換されたことによる増便等が要因と考えられています。  貨物の扱い量は13万3,263トンと、伸び率では前年比111%と大幅な増加となっております。関西国際空港の屋内貨物が減少する中で、大阪国際空港は増加しております。これは、国内景気の回復傾向を受けて、国内全体の貨物の扱い量は増加傾向にありまして、トラックの数が不足しているという状況でございまして、国際航空貨物への切りかえ輸送の増加が見られている中ではありますが、その中で大阪国際空港は集荷しやすい立地などの理由から、関西国際空港よりも大阪国際空港へシフトしているのではないかと考えられています。  新関西国際空港株式会社では、2014年度を目標年度といたしまして、関西国際空港と大阪国際空港を合わせた発着回数を30万回、旅客数を3,300万人、貨物の扱い量100万トンと目標を掲げております。  2013年度の実績からは、まだ乖離はございますけれども、新関空会社の2014年度の運営見通しによりますと、発着回数は28万6,000回、旅客数は3,386万人を見込んでいるところでございます。  次のA3の大きな資料は参考でございますので、またお時間のあるときにお目通しいただければと思っております。  資料の1の御説明は以上でございまして、次に資料2の2014年3月期連結決算をあわせて御説明させていただきます。  1番の運営概況につきましては、先ほどと重複いたしますので、省略させていただきまして、2番の経営成績の概況から御説明いたします。  関西国際空港の本業のもうけをあらわします営業収益に関しましては、発着回数、旅客数、免税店や物販売り上げなどの増加によりまして、空港運営事業、商業事業、いずれも増収となりまして999億1,600万円となっております。営業費用は、第2ターミナルの運営経費や固定資産税の増加などによりまして747億4,700万円となりました。営業利益は、差し引き251億6,900万円となっております。  次に、大阪国際空港でございますけれども、2012年度と2013年度との対比であります増減欄や対前年度比欄が大幅に増加しております。これは、2012年度の数値が経営統合された7月からの9カ月分となっておりますので、2012年4月から6月までの3カ月分がここの数値に入っていないということが要因でございます。  2013年度の営業収益は、増便や旅客数の増加によりまして139億8,700万円、営業費用は、固定資産税の増加などによりまして76億9,200万円となりまして、営業利益は差し引き62億9,400万円となりました。  次に、OATGと書いてありますが、大阪国際空港における旅客ターミナルビルなどの管理・運営を行って、商業事業を行う会社であります大阪国際空港ターミナル株式会社のことでございます。こちらの経営成績について御説明いたします。  2013年に新関西国際空港株式会社がOATの株式を全て取得して子会社としたことによりまして、今回から連結決算の対象となりました。数値は10月以降6カ月分の数値でございます。  一番下の表は、これら3つを合計したものでございます。営業利益は326億1,400万円、そこから営業外収入であります政府補給金40億円を加えて営業外費用であります支払利息を控除した経常利益は218億7,700万円となりました。  1ページめくっていただきまして、2ページをごらんください。  3番の真ん中にあります貸借対照表でございますけれども、貸借対照表ではやはり負債の残高が気になるところでございますので、3ページの右端にあります有利子負債残高のグラフをごらんください。  2013年期末では9,463億円となりました。この表には記載はありませんけれども、これとは別に無利子負債が2,196億円ございますので、借入金残高は、無利子負債の2,196億円を加えた1兆1,659億円となります。  この同じ3ページの上にあります5番の2014年度連結業績見通しでございますけれども、発着回数は旅客数の増加を見込んでおりまして、営業収益は1,459億円、前年度より190億7,200万円の増加を見込んでおります。営業利益も353億円で、前年度より26億8,500万円の増加を見込んでおります。  経常利益は182億円で、前年度よりマイナス36億7,700万円となっております。これは前年度の政府補給金40億円に対して、平成26年度は20億円となって、20億円減少することが主な要因でございます。  当期純利益は91億円で、前年度よりマイナス148億3,400万円を見込んでおります。これは、平成25年度にOATを子会社化したことによりまして、特別利益が106億円あったのですが、今年度は大きな特別利益を見込んでいないことが主な要因でございます。  資料2の説明も以上でございます。  続けて、資料3、関西国際空港の国際定期便運行計画(2014年冬期スケジュール)の表をごらんください。  1ページめくっていただきまして、2ページからでございます。  関西国際空港における平成26年10月26日から平成27年3月28日までの冬期スケジュールでございますけれども、便数は計画段階で、1週間当たり926.5便を見込んでおります。これは、夏冬通して過去最高でございます。中国東方航空やフィリピン航空の就航、日本航空のロサンゼルス便の再就航のほか、チャイナエアライン、キャセイパシフィック、イースター航空の増便が計画されていることによるものでございます。  次に、平成26年3月30日から10月25日までの夏期スケジュールの実績でございます。計画段階ではピーク時で週919便と見込んでおりましたが、実績は916便となりました。  貨物は、世界経済の影響から、当初の計画を下回る結果となりましたけれども、旅客便はLCCの新規乗り入れや中国方面のネットワークの増強などが図られたことによりまして、夏期としては過去最高の便数となりました。  あとの資料は参考でございますので、またお時間のあるときにお目通しいただければと思っております。  1番の関西国際空港を取り巻く状況の御説明は以上でございます。 6 ◯南委員長 ただいまの理事者の説明に対し、質疑等はございませんか。 7 ◯木下委員 前年度の決算の中身は説明いただきましたし、それから今年度のエアラインの状況も聞いたんですが、きのうですか、何か今年度の上期の状況がマスコミに出ていましたけれども、収益は別にして、特にフェデックスを中心に貨物の取り扱い量が相当いいと、そういうのが出ていましたけれども、その辺の状況を踏まえて、今年度の上期の状況につきましてはどのように把握されているのか、お聞きをしたいと思います。 8 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 上期の状況につきましては、私もまだ拝見しておりませんけれども、資料1のA3でつけております大きな資料をごらんください。  表面の関西国際空港の運営概況の真ん中あたりにあります貨物の扱い量に関しましては、先ほど申しましたように、若干苦戦をしておりました。ところが、10月以降ですけれども、国際貨物の扱い量などは括弧欄にありますように、100を上回っている月が連続で続いております。  これは、世界経済の影響にも大きく影響するところでございますけれども、貨物の扱い量がふえているということは、そういったところも大きな影響があるのかなと思っております。  あわせて、この表にはございませんけれども、今年度4月以降の貨物の扱い量の数値も、関西国際空港株式会社は発表しておりますが、それを拝見しますと、前年比はもう連続で100%を超えておりまして、多いときは110%を超えているというのもございました。  これもやはり世界経済の影響もありますけれども、4月からフェデックスの北太平洋地区が稼働したことが大きな影響を与えているものだと思っております。  貨物の扱い量は、なかなか為替や世界経済の影響がありますので、この先どうなるかということは、確定したことは申し上げられませんが、随分いい傾向になっているということは思われます。 9 ◯木下委員 それと、これもマスコミで出ていたんですけれども、フェデックスを中心に関空のこういう24時間体制とかを踏まえて、貨物のハブにしたいと、そういう見解もちょっと載っていましたけれども、今、泉南市側にフェデックスだけあるんですけれども、そのほかの会社の動きといいますか、設備増強であるとか、便数の増加であるとか、その辺はやっぱり同じように余りつかまれていないということでよろしいんでしょうか。 10 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 具体的な動きは把握しておりませんけれども、関西国際空港のポテンシャルは何かと言われたときに、まだまだ拡張余地があるということが言われております。実際に第3ターミナルの建設が予定されておりますけれども、一部の報道では第4ターミナルの建設もあるのではないかと言われております。  さらに、それでもまだ拡張余地があるということがかなりのポテンシャルとなっておりまして、いろんな航空会社からの新規就航のお問い合わせもあると聞いております。 11 ◯南委員長 ほかに。 12 ◯大森委員 余り関空会社の説明を聞いても、だから何なんだという気もせんでもないですね、こんな泉南の議会の中で。それはそれなりの意味もあるんやろうとは思うんやけれども、ちょっといろいろ、関空会社の方じゃないのであれやけれども、僕も新聞を読んでいる範囲でちょっと聞きたいんやけれども、LCCの問題でいうたら、いっときパイロットが不足してという問題がありましたよね。  便も変えたりとかいう話もあったけれども、そういう問題はどんなふうになっているのか、それ以降ちょっと聞かないんですけれども。  それと、貨物がふえているのは景気の回復ということでおっしゃったけれども、実際それはいつごろのことをおっしゃっているのか。ただ、今は例えば日本の景気というのは、円安、それから消費税増税なんかで悪くなっているというか、GDPなんかがごっつい悪くなっている状況ですわね。  今後のことでいうと、景気の回復で貨物がふえたとおっしゃったけれども、そうしたらは今後はどうなるのか。これからのことはどうなんでしょうかね。  それと、エボラ熱の影響がありますわね。けさも朝方、日本でもという話があって、そういう中で、関空の場合はアジア中心やから余りどうなのかな、影響はないのかもしれませんが、世界的にはそういうウイルスとか何かがあれば、もう本当に世界中に広がる状況があるので、何もかもよかったよかったということだけおっしゃっていて、その辺のことも心配するんですよね。  それから、関空の場合、ポテンシャルがあるということで、ポテンシャルというのは可能性とかいうたか…… 13 ◯南委員長 潜在能力。 14 ◯大森委員 潜在能力。これは、本当はもっと2期島にしても埋まってなあかんことがあって、計画どおり進んでへんわけでしょう。それから、発着回数にしたって、初めの計画どおりいってないんですよ。それを何ていうかな、潜在能力があるというのか、物は言いようというふうな気がしますわ。  実際問題でいえば、そんな予定どおりじゃないわけでしょう、利子の問題にしたって。だから四苦八苦しているわけでしょう。それを潜在能力なんていうようなことで、やっぱり物は言いようみたいなことを思われんような、もうちょっとちゃんと説明が必要やと思うんですよね。  あと、フェデックスは借地なんですかね。借地も定借なんですかね。どれぐらいまでの年数であそこにちゃんとおるという保障があるのか、その辺のことが確認とれていたらちょっと教えてください。 15 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 まず、パイロットの関係でございますけれども、私も報道レベルでしか承知しておりませんが、パイロットの養成については国も挙げて取り組んでいると聞いておりますし、あわせて例えば自衛官で退役した方が航空機を操縦できる方、こういう方が再就職できるような規制緩和といったことにも取り組んでいると聞いております。  景気の関係でございますけれども、確かに内閣府が発表している月例経済報告などを読みますと、一部に明るい兆しが見られるといった表現があった中ではありますけれども、完全に回復したとは書いていないのは事実だと思います。  私が申し上げたのは、昨年度の経営実績でございますので、昨年度はそういう状況であったということでございます。今後のことは、やはりお答えすることはなかなか難しいわけですけれども、東日本大震災の関係だとか、またあわせて東京オリンピックの関係で、非常に資材費の高騰であるとか、労務単価の増加というのがあると聞いておりまして、あわせてトラックの運転手が不足しているというようなことも聞いておりますので、物流面に関して言うと、航空貨物の方にもかなりシフトがされるのかなと、このように思っております。  エボラ熱の関係でございますけれども、これも報道レベルでございますが、関空のほうでも警戒を強めているというふうになっております。ここではりんくう総合医療センターが特別な病院というふうに指定されておりまして、こちらのほうで対応すると聞いております。  ポテンシャル・潜在能力の関係でございますが、確かにおっしゃるように、言い方の問題はあるかもわかりませんが、現にあいているところがたくさんあると。そこを世界中の物流業者でありますとか航空会社というのが非常に着目しておりまして、そこをポテンシャル、活路と見出して、関西国際空港に乗り入れたいというお申し出もたくさんあると聞いております。 16 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼いたします。  フェデックス関係につきましては、基本的に新たにできたターミナル2とかフェデックスの社屋というのは、その整備自体は新関西国際空港株式会社が行ってございます。したがいまして、フェデックス社屋というものは、一定フェデックスの資本も若干受けながら、新関西国際空港会社がつくり、それを貸しているというふうなものだというふうに聞いてございますので、よろしくお願いいたします。 17 ◯大森委員 パイロットの養成がどうなっているとか聞いたって余り意味がないし、そんなすぐできるようなものではないとは思うんやけれども、フェデックスについていえば、これは泉南市の税収にかかわる問題なんやけれども、今の説明でようわからないんですよ。  聞きたいのは、これからずっと何年間、例えば20年間はいますよとか、定借じゃないみたいですね、今の場所でいえば。定借みたいな形じゃなくて、関空の開発したところを借りているというだけのことなので、定借でも何でもないということだと思うんやけれども、どれぐらいちゃんと日本にというか関空におるというふうなことの約束みたいなものはとれているかとれていないかということです。それを御存じなのか御存じでないのか、ちょっとそれを教えていただきたいというふうに思いますわ。  それと、泉南市においては関空が発展する、経営がよくなるということは一番望ましいことやし、国民にとっても本当に国から補給金で何十億円とぼんぼんとやられておったら、それは国の財政なんかよくなるわけがないんやから、それはそれなりにちゃんと一日も早く解決してほしいと思うんやけれども、もうちょっと泉南市としてもよく言いますやんか、地元発展の約束が守られていないというふうに、ここでも言うたけれども、泉南市としてはどんなふうな関空の発展を望んでいるんだとか、フェデックスみたいなところがちゃんと長期でいてほしいとか、税収がきっちり入るようなことを望んでいるんやとか、そんなところを泉南市とのかかわりで、もうちょっとやってほしい。  それから、アジアからの旅行客がたくさん来ているというお話でしょう。だから、もっとアジアとのつながりが、観光客が来てもらえるような国の政策とか観光政策もあるし、泉南市としてはそういうふうな民間レベルでの交流を強めたいとか、何かもうちょっとそういう泉南市とのかかわりというか、すぐにでけへんこともあるやろうけれども、何度も言うているという話になるかもしれませんが、もうちょっとその辺のところを話してくれんかったら、何や空中戦で話ししているような感じがして、余り関空の経営状況を聞いたって何のプラスに──知識としては、僕らみたいな地元の議員としては大事なことやと思うけれども、だから何なのだという気がするので、もうちょっとその辺のところを踏み込んだ話をしてほしいと思うのですけれども、その点はどうですか。 18 ◯南委員長 市長、関空協と今の質問を全体的に捉まえて、こういった経営内容云々よりも、質問はそういうふうなところに及んでいるんやけれども、例えば関空協なんかでの議論というのか、その辺は何か報告があればちょっとしていただいたらと思うんです。 19 ◯竹中市長 まず、フェデックスですけれども、これは航空貨物の事業所というのは、フェデックスだけじゃなしに、もちろんJALカーゴとかほかの航空会社、ANAもカーゴは飛んでいると思います。  そういうほかの航空会社も同じなんですけれども、当然航空貨物の基地があって、そこに建っている建物を、これは関空会社の建物を借りてそこで事業をやっていると。これは当然借りる事業者、要はエアカーゴの会社が使い勝手の問題で、当然関空会社に自分のところの使い勝手のええように建ててもらうというのは、これは当然のことだと思いますので、そういう意味でフェデックスもあの建物に関しては、一定資本の負担をしているものだと理解をしております。  となりますと、当然そこの入居というんですか、そこを使用するに当たっての契約は交わしているとは思いますけれども、一定、3年間の契約とか5年の契約とかいうんじゃなしに、かなりの長期の契約をしているんじゃないかというのは想定はされます。ただ、具体的にどういう契約をされているかというのは、私どものほうでは把握はしておりません。  それと、関空の今後なんですけれども、これから後、説明させていただきますコンセッションのこともございます。やはりそもそも関空の考え方、関空の今後というのは、関空協でも要求というんですか、要望しているとおり、将来に向けてはある一定、やはり大阪空港の廃止を前提として、関空の一本化を前提とした要綱にはなってございます。これはいまだに継続はさせていただいております。  その中で、コンセッションによって当面はまずはこの関空の大きな負債を消していかなければならない。そのための1つの手法としてコンセッションがされるわけでございますので、そのコンセッションの中で、コンセッション事業者のほうで将来的には関空に一本化、そして大阪空港の新たな開発、それを目指していっていただきたい。それによって、双方の発展が期待できるんじゃないかというふうに私は考えてございます。  それと、観光施策ですけれども、関空協から発展しまして泉州観光プロモーションでいろんな活動をさせていただいてございます。先般も台湾のほうで観光のプロモーションをやっております。今現在、台湾とはピーチも飛んでいますし、エアチャイナが飛んでいますので、これも来年ぐらいから便数が増加されるというのを聞いております。  今、台湾から関空へ来られている方が約50万人ぐらいおられると。そのうち35万人ぐらい、6割から7割ぐらいが、台湾の人がこっちへ来られている。日本から行っているよりも、向こうから来られている方が非常に多いということですので、こういう人をターゲットに、堺から以南の市町村で一致団結して観光開発に取り組んでいきたいというふうに考えてございますので、御理解願いたいと思います。 20 ◯大森委員 中国や韓国に対して、今ごっつい嫌悪感を示したり、憎悪をあらわにして、そういう傾向がありますけれども、特に政治では、国の政府の中でそんな傾向があるんやけれども、やっぱり民間レベルでは、いろんなつながりを生かして、特によくたくさんの方が来てもらえるという状況があるので、民間レベルでは本当に交流していく必要が、政治がどうあろうとも、やっぱりそれは続けていかないかんし、経済もやっぱりそうしていけへんかったら発展はないと思うんですよね。  市のほうでつかんでいるとか、市のほうでこれからも発展させたいというような、この地域での民間交流みたいなものはどんなものがあるのか、もしつかんでおられたら教えてほしいし、こんなふうに力を入れたいというふうなところがあれば、ちょっと答えてほしい。  それと、関空の話で貨物の話とか利用客の話があったけれども、やっぱり着機料、離着陸の費用が高過ぎるというのも、たしか何か新聞で自民党の方やったかな、ここがやっぱり最大の問題で、引き下げてやらな、それはもう絶対に関空はハブ空港になられへんというようなことを書いてはる文章を読んだ覚えがあるんですよね。  その着機料を引き下げるとか、そういう話なんかはどうなんですかね。可能性が云々と言うたって、結局そこが一番関空が利用されない理由だというふうに、自民党の方でなくて共産党もそないに言うているんですね。その点で何か動きがあればちょっと教えてもらえますかね。 21 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼いたします。  私どもで特徴的な民間交流というところでございますけれども、正直、今のところ、アジア系のところ云々というところでは、まだ把握はしていないところでございます。ただ、関空が近くにあるということがメリットとなっているかと思われるんですけれども、実は私ども市内でコロンビアの国の方が比較的たくさん住まっておられます。  これまでにも実はコロンビアの国会議員選挙、あるいは大統領選挙が行われる際に、日本国内で数カ所、東京で1カ所、名古屋のあたりで1カ所、そして大阪で1カ所、国外の日本におけるコロンビア人さんの大統領選挙投票所というのが設けられるんですけれども、これまで4回ほど泉南市内でコロンビア人の方がたくさんおられるということで、樽井公民館を臨時投票所として開設されるということがございまして、そういうところで私どもも協力はさせていただいたりしているというような交流といいますか、というのはございます。  それも、とりもなおさずやはり関空が近いということがあって、こちらにお住まいだというふうに考えているところでございます。  それから、着陸料が高過ぎるんではないかということで、これはかねがね言われてきておるところでございますけれども、これまで着陸料の補助といいますか、支援というのはいろんな団体が行ってきたり、あるいは国のほうで見直してきたりという経過がございます。  御指摘の点で、やはり関空会社のほうでも引き下げるということの努力もしてきているところでございますけれども、これをさらに踏み込むための手段として、民間の活力、民間の資金を生かして運営していこうというコンセッションを行って、民間事業者の空港運営のノウハウを最大限に活用するというところで、コンセッションの暁に恐らくその着陸料の見直し等も図られるのではないかというふうに考えているところでございます。  以上です。 22 ◯大森委員 もう最後にしますわ。 23 ◯南委員長 まとめてください。 24 ◯大森委員 市長、今のコロンビアの話、コロンビアは南米ですよね。えらい遠いところの話。ちょっと、アジアで、今、台湾の話がありましたが、台湾、韓国、中国等の中で、やっぱり民間とか、それから本当に長期的に、それから友好関係に結びつけるということでいえば、子どもたちのそういう交流なんかをぜひ取り組んでもらいたいなというふうに思うんです。  長期的な目で見てもろうたらいいので、別に来年からどうせえとかじゃないんやけれども、どうなんですか。その辺のことをちょっと提案したいんですけれども、ちょっと市長の考えを聞かせてもらえたらと思います。特にアジア関係ね、この近隣の。 25 ◯竹中市長 私の施策のマニフェストの中にも入っていたと思うんですが、農業施策を何とかしたいなという思いがあります。その農業施策に1つ活用したいのは、こちらに留学に来られている学生さん、実際、東南アジアのほうからかなりの数来られていますけれども、そういう方というのは、自国に帰られますとほとんどが農業をされています。農家の御子息がこちらに来られて勉強されている。  ですから、日本でいろんな方面の勉強をされているとは思いますけれども、こちらに来て、勉強の傍ら農業のお手伝いをしていただくなりの農業技術を学んでいただいて、やっぱり日本は狭い土地で非常に効率のいい農業技術を持っていますので、この技術を学んでいただいて、自国に帰っていただく。そういうのが1つ、これからの泉南の農業の発展のために貢献できるのではないかというふうに考えてございます。  そういうことで交流ができれば、できれば東南アジアの、どこの国とははっきり今思っておりませんけれども、そちらのほうとのそういう交流ができればというふうには思っております。  ただ、今、中国の方が非常にたくさん来られていまして、つい最近までは中国の経済が非常に伸びておりました。ただ、いつになるかわかりませんが、どうも日本のバブルと同じような事態が起こりそうな気配ですから、ちょっとその辺は余り期待できないところもあるかもしれません。  ただ、東南アジアのほうというのは、私もこの間カンボジアの方が来られましたし、それからタイの方とか、いろんな個人的な交流をさせていただいていますけれども、向こうの方というのは、ちょうど30年ぐらい前の日本の生活といいますか、そういう感覚があるんですけれども、非常に人間的には日本人とよく似た、勤勉であり、しかも実直でありというような、日本人と非常によく似た性格でございますので、そういうところとの交流はぜひとも進めていきたいなというふうに考えております。 26 ◯大森委員 できたら、お願いしたいのは、やっぱり北東アジアですね。中国、それから韓国、台湾。台湾は北東アジアと言うのかどうかわかりません。北朝鮮というのは入るかどうかわかりませんけれども、今の状態では交流自体はまずないと思うんやけれども。  だから、中国は経済が悪くなるかもしれんから、つき合ってもプラスかなとか、何か泉南市の農業政策にプラスとかじゃなくて、もうちょっと長期的な友好関係をぜひね、お願いしたいのは、北東アジアをまた一遍ぜひ研究してもらって交流してもらうようなことも考えていただきたいと思います。 27 ◯南委員長 答弁はいいですか。 28 ◯大森委員 はい。 29 ◯南委員長 ほかに。 30 ◯古谷委員 わかる範囲でいいと思うんですけれども、泉南市の企業で関西空港と携わっている企業はどのぐらいありますか。中に入り込んでいる企業さんとかですね。  泉南市在住で関空の利用率を調べたことがありますか。人口、何人ぐらい関西空港を利用しているとか。  というのは、かなり利用している数が多いというか、どちらかというと関空から泉南市が浮いているみたいな、相手にされていないみたいな感じなので、稼働率とか多いのであれば、例えば土・日だけ泉南市からコミュニティバスを向こうに無料で出すとか、観光者のためにですね。そういう案とか考えられたりする検討の余地とかもあるのかどうか。予算ももちろんあるとは思うんですけれども、先ほどもオリンピックに向けてとか、そういう話が出ているので、今後の泉南市としての取り組みですね。  あと、この間ちょっと街頭演説でもある市長からも聞いたんですけれども、そこで話をしていたんですけれども、平成37年ぐらいですかね、テレビで言っていたんですけれども、リニアじゃないですけれども、大阪駅から35分ぐらいで関空に来るというようなことを実現さすということで力説されていたんですけれども、そういうふうに向けて、今後泉南市としてのビジョンですね、もし万が一来たら、また泉南市だけ干されるんじゃないんですけれども、そういうふうな取り組みを、今後まだまだ先の話なんですけれども、あっという間に来ると思うんですけれども、その辺、やはり2市1町でやっている中で、泉南市としての観光とかに携わる、ちょっとそういうのを考えられているのかどうか、簡単にお聞かせ願いたいと思います。  以上です。 31 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼します。  関空と関係する企業の数とか、あるいは市民の方で関空の利用率を調べたことがあるかというお問い合わせについてお答えさせていただきますけれども、今のところそういう調査というのは、実際に行っていないというのが現状でございます。  以上です。 32 ◯竹中市長 今言いましたように、実際にどの程度の会社が関空とかかわっているかというのはわからないんですけれども、実際にりんくうタウンにある会社の中で、例えば花の輸出入にかかわっているところ、あるいは薬ですね。それとか、輸出入関係でりんくうタウンにある会社の中でも相当な数が関空を利用して輸出入をされてございます。ただ、その利用実態といいますか、そこまで詳しいところはつかんではございません。  それと、どれくらい泉南市の人が利用されているかというのは、ちょっとこれはどこにも統計は出ていないと思いますので、御理解願いたいと思います。 33 ◯南委員長 答弁漏れ、例えば土・日にコミバスを出してはどうかとか、あるいは先ほどの大阪からのアクセス云々というのもあったけれども、その辺の答弁は誰かしてくれるのか。 34 ◯竹中市長 この間までイオンから出ていましたけれども、今のところそれはないようではございます。イオンも出す予定がなるのかどうか、ちょっとその辺はつかんでいないんですが、以前あれを出していたときに、イオンへ駐車してそのバスで行くというような人が多かったみたいです。それで逆にイオンが迷惑したということもあったようでございます。  それと、大阪からのアクセスですけれども、これはどれぐらいの時期になるかちょっとわからないですけれども、近々ですね、近々というのは1年ぐらいにはなろうかと思うんですが、今、関空から大阪空港へ行くときに高速道路を使いますと、ぐるっと一周回って行かないといけない状態になるんですが、それをショートカットするのが、今工事をやっている最中かと思います。もう近々それができるんじゃないか。  あとは、構想の中ではリニアとかいろんな話が出ていますけれども、今のところは、大阪市内からのリムジンぐらいじゃないかというふうに思います。  以上です。 35 ◯古谷委員 利用率は、ちょっといずれ、やっぱり2市1町でやっているようなので、調査する余地があるんじゃないかなと思います。  僕、企業はわからないということは、それは多分そうかなと思っていたんですけれども、実際、僕、何でこの質問をしたかというと、やっぱり泉南市在住で関西空港の中にケータリングサービスとかの会社があるんですよね、機内食です。そこで利用している、こちらで在住の方も何人かおられまして、やっぱりそういう、結構働いている人も多いんですね。そういう方が不満といいますか、橋代が百何ぼかかるようになってから、やっぱり通勤がすごい不便になったと。  その中で、例えばですよ、これは泉南市で土・日無料でコミバスを出すよとか、そういう施策を打ち出していったら、泉南市にもっと住んでくれる方がふえてくるのと違うか。  先ほどフェデックスの話にもなったんですけれども、フェデックスで何人今そこで働いているかどうかわからないんですけれども、例えばそれだけフェデックスで何百人とか勤めているんだったら、そこで働いている方、関空で働いている方に、いわばそういうふうに何かメリットがあるような施策を考えたら、泉南市にもっと在住してくれるんじゃないかなという、ちょっとそういうのが僕は発想で思いまして、やっぱり関空をもっと利用するような考え方がないのかなと思います。  バスでもやっぱり、先ほどもイオンで、言うたらそこでとめていっぱいやった。それやったら樽井駅にするとか和泉砂川駅にするとか、そうしたら駐車場がもうかるんじゃないですか。逆に言うたら、そこから利用する人も多いです。  だから、働いている人も、やっぱり泉南市の市場とか樽井とかでもおられるので、逆にそういう無料バスが出るんであったらこっちに住もうかとか、そんならあきの賃貸のアパートとかも全部そこに入居してこうかとか、そういう循環もあるんじゃないか。  そこまでの考え方とか、その辺やっぱり優秀な方がおられるので、検討の余地があるのかどうか。僕はそういう発想でもって最初にそういう質問をさせてもらったんですけれども、市長、いかがですかね。 36 ◯竹中市長 1つの御提案と受けとめさせていただきますけれども、それがどれだけの経済効果を生むのか、あるいはどれだけ市民になっていただけるといいますか、転入を希望をされるのか、その辺の状況をどういった形でこのニーズをつかむ方法があるのか、ちょっとそれも含めて考えたいと思いますので、またその辺のニーズをつかむいい方法があったら御提案いただきたいと思います。 37 ◯古谷委員 実際に海外の方がふえているということもありますし、やっぱりオリンピックに向けてということで、我々の私が所属している自民党の上のほうも、やっぱり関空に特化しようということでかなり力を入れていますので、そういう部分では泉南市としても独自のそういう提案をしていただきたいなと。  あと、泉南市の関空への利用ニーズですね、その辺をぜひともちょっと調査してほしいなと、お願い申し上げます。もう答弁はいいので。 38 ◯南委員長 ほかに。 39 ◯澁谷委員 すみません、よろしくお願いします。  経済的なことは少しわからないので、というより大分わからないので、ちょっと具体的に大ざっぱな質問になりますが、この間、新聞ででしたか、見ますと、ここでは3月いっぱいの数値が出ていますけれども、いよいよ関西国際空港も国際線、日本人の旅客数を外国人が上回ったと。  特に先ほどから話にありますように、東南アジア系、いわゆるアジア系の方たち、中国、韓国、台湾のお客さんがたくさん関空に見えられているということで、もう本当にうなぎ登りで、ここでも1.3倍ということで数字が出ていますけれども、泉南市として関空の会社の営業がどうとかということよりも、私たちができることは、関空にたくさん来られる外国人、特にアジアの方たちをどう泉南市で観光なり定住なり、仕事なり見つけていただいて住んでいただくかということを考えて、これから、泉南市の人口も減っている中で、私の近所にもコロンビア人の方がいらっしゃいます。子どもさん、娘さんは日本人の方と結婚されて、そのお孫さんは近くの鳴滝小学校に通っておられるんですけれども、だんだんそうやって外国の方が日本に来られて働かれて、そこで子どもさんたちはもう日本に定住していくと。  そこで、教育の場面では、言葉のこととかいろんなことでなかなかなじめないので、子どもさんがいじめられたりとか、ちょっとそういうようなのもそのお母さんから聞いたんです。  そういうことを考えていくと、観光に特化しないで、本当にそういう外国人の方たちの今後の泉南市のいろんな産業のあり方も、先ほど農業云々とありましたけれども、農業にも限らず第二次産業にしても第三次産業にしても、そういうところで長期的にそういう人たちとも、ともに一緒に泉南市を盛り上げていく考えはあるのかどうか。  それに、観光に関しては、私も一般質問でも観光で質問しましたが、一番大きな問題は、やっぱり交通アクセスです。あのとおり物すごく不便ですよね、関空からの直行便、和歌山への直行のいわゆるJRや何かに関しても。それを国のほうへ府のほうへ要望していただいて、そのように努めてくださっているというお返事はいただきましたけれども、それもいつごろの予定になるのか。ちょっと遠い話ではありますし、その辺のことと、最後に1つだけ資料としていただきたいんですけれども、今、泉南市におられる外国人の方で、国別にどこの国の方が何人ぐらい住んでいらっしゃるのか、その資料を後で結構ですが、またいただきたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 40 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼いたします。  委員御指摘の非常にたくさんの外国人の方が関空に来ておられる、そういった方々が泉南市域にいかに来ていただくか、また来ていただくにしても、いかに暮らしの中、あるいはお仕事等で受け入れていくか、そのあたりのお話でございます。  大きな課題は、やはり御指摘の1点目といいますか、いかにこちらに足を向けていただくかというところやと思います。それにつきましては、やはり外国人の方々を受け入れる一番の端緒としまして、観光資源をつくっていったりということを考えているところでございます。とにかくこちらに関空の対岸、しかも南側に来ていただこうという努力は、今後も強めていく必要がありますし、強めていきたいというふうに考えております。  あと、先ほど私もコロンビアの国の事例も挙げましたけれども、実際に泉南市内に住まう方というのはたくさんおられます。これも私の部署の話ではございませんが、やはり大阪泉南で外国人の方のご家族がふえた事例とか、保育所であったりあるいは幼稚園であったり、就学前の場合では、保育所なんか実際に見ますと、いろんな国の言葉で挨拶の言葉を入り口に張ってあったり、そのような各部署部署で日本でいかにその外国の方を受け入れるかというのを取り組んでいただいているところかとは思います。そういったところの細かな取り組みをきちんと進めていく必要があることが大事であると。  あと、もう1つ大きなのが、働く場でいかに受け入れていただくかというところでございますけれども、これについては、またそれもきちんと取り組みをしていかんとあかんのかなというふうに感じております。  あと、2点目に御指摘がありました交通アクセスが不便だというところでございまして、関西国際空港から鉄道で橋を渡ってきますと、直行便は北にしかいかない。したがって、直行便は乗りかえなしには泉南であったり和歌山方向には行かない。それが不便だということで、今年度は国や府へ、そういったところを何とか見直しはできないかというところを要望はさせていただいているところでございます。  今後、また機会があれば、鉄道事業者さんを含めて要望はしていかんとあかんなというふうに考えております。  あと、一番最後の資料の点でございます。本市にお住まいの外国人の国別の人数ということでございます。これは用意できますので、またしかるべき形でお届けさせていただきたいと思います。  以上です。 41 ◯澁谷委員 ありがとうございました。 42 ◯南委員長 ほかに。────以上で関西国際空港を取り巻く状況についてを終わります。  次に、コンセッションについてと、その他の案件としまして、オリジナルナンバープレート作製事業について理事者から説明を求めます。 43 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 それでは、2番のコンセッションについて御説明させていただきます。  資料4をごらんください。資料を1枚めくっていただきまして、「「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等実施方針」の公表について」という資料をごらんください。  新関西国際空港株式会社では、7月25日にコンセッションに係る実施方針を公表いたしました。その主なポイントについて御説明させていただきます。  関西国際空港は、海上建設により多額の事業費を要しましたことによりまして、多額の債務を抱えております。4,000メートル級の滑走路を2本有し、完全24時間空港という関空本来の優位性を生かした戦略的な経営や前向きな投資を実行することがなかなか困難な状況となっております。  そこで、関西国際空港の国際拠点空港としての再生強化のため、平成24年7月には関西国際空港と収益性のすぐれた大阪国際空港の経営を統合することといたしました。  あわせて、この経営統合法の中には、両空港に係る公共施設等運営権の設定、いわゆるコンセッションを適時適切な条件で実施することを新関西国際空港株式会社の責務として定めております。  このため、新関西国際空港株式会社では、LCCの拠点化、フェデックス社の北太平洋地区ハブ化、両空港の空港事業と商業事業を一体的に管理・運営するために、OATの株式取得など、事業価値を高める取り組みを積極的に進めております。  こうして、資料の本文中でございますけれども、関西国際空港の国際線と国内線の乗り継ぎ機能の強化を含む国際拠点空港としての機能の再生及び強化、大阪国際空港の環境に配慮した都市型空港としての運用、利用者ニーズに即した空港アクセス機能の強化等を目指し、民間事業者に両空港事業を運営させることにより、当該民間事業者がそのノウハウを最大限活用しつつ、当市に対する収益に関し、みずからリスクをとる投資体制に移行することで、より効率的で緊張感のある経営を実現する仕組みを確立する。民間事業者の柔軟な創意工夫による空港ビジネスの展開を可能とする。  そして、運営権の対価の収受により、債務の早期の確実な返済を行うということを目的としてコンセッションは実施されることになっております。  次に、事業方式でございますが、新関西国際空港株式会社は、両空港を運営する空港運営権者を公募により選定いたします。運営権者はこの事業のみを実施するための特定目的会社(SPC)を設立します。  空港の運営は、事業内容が多岐にわたるため、参加企業はいろいろな産業や複数の企業が一体となって参加するコンソーシアム──企業連合と言いますが、これを形成することになるだろうと言われております。  事業期間でございますが、平成71年度末、平成72年3月31日までとなります。事業の開始が平成28年1月からでございますから、正確には44年3カ月となりますけれども、報道では45年間と報道されているところでございます。  空港運営権者は、両空港の滑走路、ターミナルビルなどの運営、維持管理、環境対策、関西国際空港の給油施設、鉄道施設の管理受託業務などを実施します。この中には、関西国際空港におけるジャッキアップ業務も含まれます。  事業期間は延長されません。事業期間終了時には運営権は消滅します。運営権者は、新関西国際空港株式会社か新関西国際空港株式会社が指定する第三者に空港用施設を引き渡すことによって事業を引き継ぐということとなっております。  運営権者は、みずからの経営判断で着陸料などの料金を設定、収受、収入することができます。したがって、今後空港運営に要する費用は、新関西国際空港株式会社ではなく、運営権者が負担していくこととなります。  空港施設の所有権は引き続き新関西国際空港株式会社にあります。新関西国際空港株式会社は、運営権者が果たすべき機能について、要求水準を設定します。事業が適切に行われているかモニタリングを実施しまして、そのほか国も検査等を行うこととなっております。  新関西国際空港株式会社の職員の雇用は、運営権者が承継する義務を負います。  次に、運営権の対価に移ります。  運営権の対価は、事業年度ごとに支払われます。資料の別紙1をごらんください。最低提案価格は490億円とされる予定でございます。したがって、45年間トータルで2兆2,000億円以上と報道されているところでございます。  運営権者は、この運営権の対価とは別に、履行保証金を新関西国際空港株式会社に納めます。運営権の対価は年490億円と言いましたけれども、資料の別紙1のイメージ図にありますように、毎年度支払いを定額にするケース、売り上げに連動して支払うケース、左上にありますように、初めの履行保証金を多く納めて、後の対価を少なくするケースと、いろいろな提案をすることができます。  また、本文に戻っていただきまして、2ページ目の責任の明確化等のところでございます。  運営権者は、平成24年に国土交通省が示しました関西国際空港及び大阪国際空港の一体的かつ効率的な設置及び管理に関する基本方針に基づきまして、空港を運営する義務があります。したがって、コンセッションが実施されても、これまでと同様、運営権者は地元との協力、連携、共生関係の維持に努めるものとなっております。  また、空港運営権者は、法令や新関西国際空港株式会社が定める要求水準に従って空港を運営しなければなりません。これらは、実施契約にも反映されまして、モニタリング、国の検査等が行われます。未達成な場合は、新関西国際空港株式会社は経営改善計画の提出を求めたり、積立金の積み立て義務を課すということができます。  リスクにつきましては、運営権者が負うことを基本としていますが、地震や津波などの不可抗力の場合、空港用施設について事業開始後24カ月以内の物理的な隠れた瑕疵が発見され、運営権者に損失が生じた場合、不当な影響を及ぼす法令等の変更で運営権者に損失が生じた場合、緊急事態で運営権の行使の停止を命じた場合、想定を上回る関西国際空港の用地の沈下に対し、追加的な対応が必要となった場合には、限定的に新関西国際空港株式会社が負担することとなっております。  最後の運営権者の募集、選定のスケジュールでございますけれども、10月には関心表明書を提出した事業者に対し、より詳細な募集要項が配布されます。  平成27年1月から2月ごろには、要件を満たしているかなどの確認をする第1次審査が行われます。5月から6月ごろには、第2次審査を実施しまして、6月には優先交渉権者が決定されます。優先交渉権者の選定には、国土交通大臣の承認を受けなければなりません。7月ごろには、新関西国際空港株式会社と優先交渉権者は、基本協定を締結いたします。8月から9月ごろ、実施契約を締結します。この際には、国土交通大臣の認可を受けなければなりません。運営権者による事業開始は、予定どおりいきますと平成28年1月からとなっております。  コンセッションに関する説明は以上でございまして、次に最後の資料5、オリジナルナンバープレートの作製の事業の状況を御説明させていただきます。  平成26年に関西国際空港の開港20周年を迎えるに当たりまして、関西国際空港とその対岸に位置する2市1町の魅力を地域の内外に発信するために、原動機付自転車のオリジナルナンバープレートのデザインを募集することといたしました。  デザイン選考の結果、最優秀作品1点、優秀作品3点を決定いたしました。ナンバープレートは2市1町合計で5,000枚、泉南市では2,050枚作成いたしました。  ナンバープレートの交付は、開港20周年記念式典が行われました9月6日の土曜日から、2市1町同時に開始いたしました。  下の表は、9月中の実績でございますけれども、交付実績は2市1町合計で317枚、そのうち泉南市は107枚となりました。  資料の御説明は、以上でございます。 44 ◯南委員長 ちょうどこちらの机の上に実物を置いておりますので、またごらんいただけたらと思います。  カラーについては、排気量で3種類、50cc、90cc、125ccというふうに分けていると、こういうことです。  ただいまの説明に対し、質疑等はございませんか。 45 ◯梶本委員 この新しい事業者に対する地元との協力関係とか、今まで関空ができたいきさつについての申し送り的なものは、この新しい運営会社に伝わっていかすのかどうかというのと、今後地元との協力関係をどうするか、地元要望についての協議の場というのが常時設けられていくのかどうか。  地元のことは余り書かれていないと思うんですけれども、この辺のところ、今までの関空会社に申し入れをしている中で、今度泉南市としてはどういう形で新しい事業者に対して申し入れをしていくのか、要望があるときにしていくという形になるんでしょうか。 46 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 先ほどの資料の中にも、運営事業者は基本方針にのっとって運営をしなければならないということを申し上げました。  基本方針というのは、平成24年に国土交通省が定めたものでございますけれども、その中に何が書かれているかといいますと、地方公共団体等との協力・連携に関する基本的な事項といたしまして、空港建設の経緯を踏まえて、地元との共生でありますとか連携ということに努めるということが書かれております。  したがって、新しい運営権者になりましても、この基本方針に基づいて空港が運営されていきますので、今までの地元との共存共栄の関係というのは変わらないものと認識しております。また、いろいろな要望でありますとか協議といったことも引き続き行われるものと認識しております。要望等の機会も今までと変わらず行われるものと認識しております。 47 ◯梶本委員 どこに対して。 48 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 それは新関西国際空港株式会社もあれば、新しい運営事業者に対しても同様だと思っております。 49 ◯梶本委員 ですから、具体的に今回この資料を見せてもろた中には、具体的に何もうたわれていないので、できるだけこの際、来年度のことなので、やっぱり地元の意思、地方自治体というのは泉南市のことを指すだけやなしに、大阪府、もちろん兵庫県、神戸市とか、そういうものも絡んでくると思うので、あくまでも泉南市はどうしてほしいとか、泉南市の意向をどういうふうに生かしてほしいとか、そういう意思を国なり関空会社に対して今まで述べたのか、そういうふうにいろいろと要望を今現在の時点でされているのかということを聞かせていただきたいのと、その基本方針と言われましたが、平成24年度に出たその基本方針について資料があれば、また委員長、出していただきたいんですけれども。 50 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 現在におきましても、国に対する要望でありますとか、大阪府に対する要望、いろんな場面で我々と新しい空港運営事業者との関係、これが維持されるようにということは申し上げております。  先ほど申しました24年度の基本方針に関しましては、これは公表されている資料でございますので、また委員長を通じて御提出させていただきたいと思っております。 51 ◯梶本委員 出してもらえるのですか。 52 ◯南委員長 今出すということです。 53 ◯梶本委員 それと、今、池上参与が言われましたけれども、いろいろと要望しますということを言われているんですけれども、議会に対して、いつ聞きましたとか、そういうある程度報告ね、行政が全然動いていないんじゃないかと、何しているんやというような気がありますので、ある程度こういう委員会等で、こういう要望を出してきましたよという話があってもいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺のところ、ちょっと見解。 54 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 泉南市単独での要望ではなくて、泉州市町関西国際空港推進協議会といたしまして要望するということを行っております。それに関しましては、要望を行ったという報道発表なんかもやっておりますので、個別に議員各位に御説明はしておりませんでしたけれども、要望をしているということは報道等をしております。 55 ◯南委員長 今、梶本委員が言われたように、要望等をするんであれば、以前は議会、いわゆる議長名、当然市長、議長という形で要望書を出したり、あるいは単独で出したりということですが、今言われているような要望については、やはり議会に対して報告はいただきたい。その辺、一度また考えておいてほしいんです。 56 ◯梶本委員 最後。そういう資料があればそれも出していただきたいのと、言うているのは、今、泉州何と言うたのかな。何で要望を出していると言うたのか。 57 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 関西国際空港推進協議会です。 58 ◯梶本委員 推進協議会でしょう。我々は泉南市に住んでいるんやから、泉南市の住民として、泉南市の意向もまた他市とは違うところがあると思うので、泉南市だけ単独の要望も課であるんじゃないかと思うんですわ。  今、扇風機の裏側とか言われて、泉佐野と一緒になってやれば、泉佐野は扇風機の表側ですから、裏側の市はそれならどうするんやと。一緒になってやってくれへんでしょう。向こうは向こうの要求だけで、泉南市の要望というのはまた違うと思うんで、単独の要望も出す機会があれば──あればというよりも、持っていただいて出していただきたいと思うんですけれども、その辺のところのお考え、見解をお願いしたいと思います。 59 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 失礼します。  要望の具体について少しだけ御説明申し上げます。  今、参与が御説明させていただきましたのが、泉州市町関西国際空港推進協議会ということで、堺以南の9市4町で構成された協議会で要望も上げておるところでございます。これにつきましては、年に1回、中央、東京まで首長の皆さんに行っていただいて、ことしもたしか11月11日でしたか、国土交通省大臣にお会いしていただいて、首長みずから手交した上で、そこで若干歓談いただいて、首長みずから大臣に御要望いただく場というのを設けていただいているということになってございます。  また、この関空協の推進協議会の要望のほかにも、聞くところによりますと、市議会皆様も南部の議員連盟様でしょうか、の形で合同で要望もいただいているというふうに聞いておりまして、心強く思っておるところでございます。  なお、そのほかに市から関空会社とか、あるいは大阪府に対する要望といいますか、思いを伝える場としまして、年度末近くに毎年ずうっとこれまでも、府さんと新関空会社と地元の市町、これも首長がずらっと並んで直接に要望書も渡しますし、また直接要望といいますか、個別の要望を伝える場というのもございますので、そのあたりよろしく御理解賜りたいと思います。 60 ◯竹中市長 関空協で、今言いましたように11月に要望に行ってまいります。この関空協の要望の中に、もちろん関空協の構成団体であります9市4町からの意見、要望内容を全て盛り込んだ形で要望をさせていただいているわけでございます。  そういう意味では、私どもの要望、希望というのはその中に全て盛り込まれてございますので、その辺は御心配なく、よろしくお願いしたいと思います。 61 ◯南委員長 今、市長も御答弁いただいた中で、そういったものについては、この委員会に資料として今後そういうことも含めて出していただきたいと思いますけれども、その辺はどうですか。 62 ◯竹中市長 要望書を取りまとめた段階で委員長に提出させていただきます。 63 ◯南委員長 ほかに。 64 ◯木下委員 ちょっといまいち、このやり方がよくわからないんですよね。PFI法に基づいてやるんですよね。問題は、関空は自治体とか民間投資家とかが出してつくった民間の会社ですよね。伊丹は、ターミナルは民間だけれども、土地は国ですよね。国有地でしょう。そういう意味では、国の半分か3分の1の半官半民の会社とほぼ民間の会社を合併はしましたわね。合併はしましたが、その運営権を──PFIは逆に一からつくるからちょっと違う、そのPFI法の一部でしょうけれども、変則でしょうけれども、民間で言うホールディング方式なのか、ちょっと頭の整理がつかないんです。  最後の別紙2のところにSPCのイメージを書いていますけれども、これは代表企業とか運営能力とか、いろいろあることを一まとめにした、全部の能力のある会社に運営権を売るということですよね。  だけども、じゃ今のある会社はどうなるんですかね。解散するんですかね。それから、出資者はどうなるんですかね。その辺、ちょっとイメージが、いろいろ説明して文書を読んでも、何か初めてのようなケースで、ちょっと我々、何度聞いてもイメージがつかめないんです。  それで、今、梶本さんの質問がありましたように、じゃ具体的に関空に要望するときに、我々はどこの窓口、このSPCの会社に行くのか、それから解散したところへ行くのか、解散しても何か従業員は全部雇用せえということになっているようですから、形としては今の会社はそのままあるのかなとか、いろいろよく整理できないんですけれども、その辺をちょっとわかりやすく説明していただきたいと思います。  先ほどから言っていますように、今度地元は、我々は関西空港だけではなくて、伊丹も含めたのがその会社なんですよね。ですから、地元のことは、向こうは伊丹と豊中が地元でしょうし、こちらは2市1町だし、逆に言うと5分の1になるのかなという、その要望がね、先ほどから言っています。その辺の整理をちょっともう少しかみ砕いて説明していただきたいなと思うんです。 65 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 先ほど伊丹空港の土地は国有地とおっしゃいましたけれども、実は新関西国際空港株式会社が設立されたときに現物出資がされて、所有権は全て新関西国際空港株式会社になっております。したがって、固定資産税も課税されるということになっております。新関西国際空港株式会社は解散するわけではなくて、そのまま存続いたします。新しくSPCという会社が設立されまして、そこの企業が運営権を新関西国際空港に毎年支払っていくという形なります。 66 ◯木下委員 SPCという会社をつくるんですか。 67 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 はい、設立いたしました。空港運営するための専門の会社を1社設立いたしまして、その会社が運営権を新関西国際空港に支払うこととなります。新関西国際空港株式会社は、それをもって債務の返済を行っていくということとなります。 68 ◯木下委員 指定管理みたいなものですか。 69 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 指定管理とコンセッションは、非常によく似た制度と言われています。若干細部にわたって異なる部分もありますけれども、似ているということは言えると思います。 70 ◯木下委員 PFIじゃない。むしろ指定管理やな。 71 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 指定管理と大きく違うところは、料金の設定の自由度が変わるというふうに言われています。 72 ◯木下委員 窓口は。 73 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 実際に窓口に関しまして具体に定めているものはないんですけれども、私どもの理解といたしましては、新関西国際空港株式会社もそうでしょうし、新しい運営事業者もそうでしょうし、でも要望の対象になると思っております。 74 ◯木下委員 相手が複数になるのか。 75 ◯南委員長 ちょっと今の答弁で、2つ言われた、新関空会社と今度のこのSPCの絡みで、両方ともというような言い方をしたけれども、例えば今までの、先ほど梶本委員も言われたように、地元の要望なり何なりが、いわゆる窓口として今参与が2カ所言われましたけれども、こういう民間の会社にそんな要望自身が通るんですか。  泉南市なりほかのところも含めて、こういう民間の会社で、営利を目的とされているから、例えばお金の絡むようなことをこっちから言うていっても、それは通るんですか。  新関空会社はまだわかりますよ、今までと同じようなパターンでやっていくでしょうから、それはそれで要望も含めて受け入れはしていただけると思いますが、このSPCを加えて、そこにも言うていくというのは、これは完全なPFIでいくと民間の会社ですから、完全な、今までの官民とかいうような形じゃなくて、もうまさに営利を目的とした会社、そこに対して市から要望なんてして、はいはい、わかりました的な話には私はならないと思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 76 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 先ほども資料の中で、空港運営事業者は基本方針にのっとって運営する義務があると申しました。  この基本方針の中には、空港運営事業者は空港周辺地域における自治体の協力の重要性、関西空港への出資等、これまでの経緯等に鑑み、関係地方公共団体及び地元商工関係団体に対し、必要な情報提供を積極的に行う等、空港運営に関し緊密に連携を図るものとする。空港運営事業者は両空港の運営がこれまで多年にわたり、地元市町の理解と協力のもとで行われてきたことに鑑み、今後も地元との共生関係の維持に努めるものとすると書かれております。  この規定をもって、新しい運営事業者は空港運営をしていく義務がありますので、我々の要望は伝えていけるものと思っております。 77 ◯木下委員 参与の答えは、SPCという会社をつくると言いましたけれども、これは公募をするのと違うんですか。公募するんじゃないですか。これ、公募の要領が出ているでしょう。  ですから、例えば純然たる民間企業が空港運営をしたいということで、何がしかの金を投資して応募するということなんでしょう。つくるんじゃなくて公募でしょう。その会社に、今、委員長が言うように、そういう、営利という言い方は悪いですね。空港でもうけようという企業が、外国のこれが来ても──国内とは書いていないでしょう。例えば外資も来る可能性もあるわけでしょう。そういうところが金を出してぽんと運営権を買って45年間運営して、心配するように、例えばアラブの石油王がぽんと金を出して買ったときに、空港と泉南市との協力をどうとか言って、アラビア語で交渉せなあかんでしょうけれども、通用するのかな。  いや、つくるということであれば、もともと合体した伊丹とのこの会社の中で、そういう運営に特化した会社をつくるというようなイメージであればいいんですけれども、全く公募してくるわけですからね、非常に心配があるんですけれどね。  運営権の中に基本協定でいろいろやるんでしょうけれども、今でもつくったときのいろんなことを忘れた方が全部入れかわって、空港の海のときの自治体の反対決議までした、その気持ちを酌んでくれないという声もたくさんあるわけですけれども、さらにまた一段と全く関係ない、ドライな経営をするという会社が生まれるような気がしてならないんですけれども、その辺はどうなんですか。  新たにつくるんじゃなくて、いろいろ入ってくるわけでしょう。それは全く違う、まさに金を持った人が投資をして、とにかく借金消しをやりましょうと、それが目的なわけでしょう。その辺がちょっとよくわからないです。 78 ◯南委員長 要はグループを形成して、銀行であるとかゼネコンであるとか、そこで外資も入れて、それでがぶっとしたものをつくると。それで公募する。 79 ◯岡田総合政策部次長兼政策推進課長 会社をつくるという、その言葉のニュアンスでございますけれども、会社ができるというか、応募事業者が集まって会社ができるといいますか、つくるという形でございまして、今回のコンセッションによって国の方針で新たに会社をつくりなさいとか、そういう意味合いではございませんので、御理解いただきたいと思います。  ただし、御心配、懸念されておられる、例えば外資──外資系ということにさせてもらいますが、外資系の方ばかりやと、そのお国の方と直接お話しするんかというところでございますけれども、きちんとそのコンセッションの方針の中にも、現在の新関空会社の職員を全て引き継げというふうな形になってございます。  したがって、現在私どもと触れ合っておられるような方々、あるいは空港運営に携わっておられるような立場の方々、関空会社の方々というのは、そちらの新たな運営権者たる会社のほうに行かれて、そこで地元との調整に当たられるんであろうなというふうに考えてございます。  ただ、これだけは、申しわけないですけれども、示されたものがございませんので、何とも言えないというところ、想定でお話しせざるを得ないところでございます。  今、PFIに関して指定管理みたいなイメージやなということで御指摘いただいたところでございますけれども、確かにPFI法が改正されて、このような空港運営とか大変重要なものの運営権をも民間に譲ることができる、運営権を譲ることができるということで新たに法が改正されたことを受けまして、このシステムが設けられました。  したがって、今後のイメージとしては、要望先がふえるんかという御指摘がありましたけれども、基本的に空港の運営に関することは新たな事業者が行います。今回言うているコンセッションで得た運営権者というところですね、空港の運営に関しては。  一方で、新関空会社はほとんど殻だけ残るようなイメージかと思いますが、空港の設置者としての立場と、それを最終的に管理する立場というのでは残ります。その辺が指定管理に似ているかと思うんですけれども。  それで新関空会社は何をするかというと、コンセッション事業者から一時期あるいは年々一定のお金をもらって、そのお金をもとに関空の債務返済をしていく立場になるという形になります。  したがって、これまでの御説明の中で、要望先がふえるかもというようなニュアンスがございましたけれども、あくまで運営に関することへの要望のまずの入り口は運営権者、空港の設置とか管理に関することならば新関空会社へ要望しろという形になるかもしれないということは、御理解いただきたいと思います。  ただし、あくまで今回運営権を外部に委ねるという形になっていますけれども、いろんなところで国はきちんとそれを監督する必要があるんだということで、今回のいわゆる経営統合法では定められておりますので、きちんと国のほうの関与は続いていくという形でありますので、よろしくお願いいたします。 80 ◯木下委員 大体イメージがつかめたんですが、今ある新関西国際空港株式会社は筆頭株主になるというような、そういうイメージでいいんでしょうかね。そうでないと、例えば経営権、さっき言ったような発言権もないかなと思うんですが、その辺は協定がどのようなことになるのかわかりませんけれども。  それから、もう1つ、45年後に第三者にということでしたけれども、ということは45年後にはまた入札とか何かやって、同じようなSPCにするのか、全く違うものをとにかく全てを売り払ってどこかありませんかという公募にするのか、その辺だけお聞かせいただきたい。 81 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 筆頭株主となるわけではなくて、やはり空港運営に参加する事業者がそれぞれ出資して新しいSPCを設立するわけでございますので、そこの新関空会社との関係の資本関係というのはないものと思っております。 82 ◯南委員長 別物やね。 83 ◯木下委員 別物か。今の資本金とかはどうするのか。資本金というか出資されているお金は。新空港が持ったまま……。 84 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 新関西国際空港にある資本金というのは、それはそのままです。会社としては存続いたします。 85 ◯木下委員 しかし、そんなのは要らないでしょうね。もてあます。配当金が大変。それはいいです。 86 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 45年後に関しましては、新関西国際空港株式会社のほうからも、事業期間終了後の経営形態については現時点では決まっておりません、という公式な回答が来ております。一般的な方針といたしまして、新関空会社に戻す、または新関西会社の指定する第三者に渡すということができますが、どちらになるかというのは、まだ決まっておりませんということでございます。 87 ◯南委員長 ほかに。 88 ◯大森委員 これ、さらっと説明されたけれども、新聞報道なんかを見てみると、全然バラ色に書いてませんわね。いろんな心配、木下さんも心配されたけれども、国民の税金でつくった空港が外資系に、負債の分は返すかもしれませんけれども、そういう施設、財産を海外にあげるというか、財産を渡すみたいなことになっていくわけですよね。ちゃんと負債も返せるかどうかというような展望もあるのか、そういう業者が集まるのか、全く未知数やし、そんなもん、さらっと池上さんお話しになったような論調で書かれてませんわね。  そういう問題点もきっちり報告してもらえへんと困ると思うんやけれども、まず関空の経営ですわね。これは結局失敗でしょう。伊丹も入れて何とかかんとか回していっているけれども、負債が山ほど出て、これは何が失敗の原因かということは、どんなふうに感じておられるのか。中曽根民活でやった第1号ですわ。民間活力導入というふうにやったけれども、結局それも失敗でしょう。  空港みたいなそんなもん、本当に日本の国にとって大事なものは、やっぱり国がきっちり運営して回さなあかんもんを、もうかる、もうかると言うて、もうかるところは民間にぱっと売り渡したり収入いくようにしながら、結局、国民の税金をどんどん入れていくということでしょう。それで成功すればいいけれども、大失敗して利子だけふやしていっているという状況で、また民間活力を入れるとかいうようなことが、何でそんな発想になるのか、ちょっとその辺のところから教えてほしいんですよ。  それから、池上さんがおっしゃっていた地元との関係やね。説明の中で、今までの地元対策というか、地元支援の関係が今までどおりに今後も引き継がれるというふうにおっしゃっていたけれども、現時点でというか、泉南議会の立場というのは、地元支援がちゃんと関空はやっていないという立場だと思うんですよ。そういう立場で交渉もしてきたし、実際に例えば泉南市の中に国際交流の基盤みたいなところができていないし、病院みたいなものもちゃんと支援ももろうていないし、駅なんかも別にそんな全然支援もしてもろうてないです。地元支援なんかされてない。地元との共存共栄なんていう約束は守られてないんですよ。  その上で新会社がまた民間になって、どんな会社が来るかわかれへんと。外資系が来るかもしれんと、そういうところは見てくれへんと思うんですよね。  でも、池上さんは今までは共存共栄できているんやと、だから今後もできますというふうにおっしゃったけれども、今できているんですかね。共存共栄という関係は、関空とできているというふうに思ってはるのかな。その点の認識をちょっと聞かせてほしい。 89 ◯池上総合政策部参与兼行革・財産活用室参与 関空の経営に関しましては、確かに過去20年たっていますけれども、決して平たんではなかったというふうに言われています。そのさまざまな要因の中に、東日本大震災であるとか、同時多発テロであるとか、SARSの問題とか、いろんな問題があって、世界経済の影響も受けていろいろな苦難な道があったというのは、確かに解釈しておりますが、それは民間事業者が経営していたから失敗だったということではないと私は理解しております。  また、空港の運営というのは、確かに非常に重要なインフラではありますけれども、外国などを見てみますと、民営化された空港というのは非常にたくさんありまして、またそれによって大きな成功を上げているというふうに言われております。  決してコンセッションをすることによって失敗であるとか、それをカバーするために行うものであるというふうには私は理解しておりません。民間の柔軟な発想で、今後ますます関空のポテンシャルを発揮していけるようになる、すばらしい空港になっていけるものだと考えております。  共存共栄の考えができているのかといったお問い合わせですけれども、これはできたかどうかじゃなくて、引き続きやり続けていくべきものやと私は思っております。(大森和夫君「できているかどうか聞いているんや。逃げたらあかんで。できているかどうか聞いた。できたかどうか関係ありませんて、そんな無責任なこと」と呼ぶ) 90 ◯南委員長 参与ね、今、大森委員の質問ですが、これについてはちょっとここに載っていないかもわからないけれども、運営権そのものが2兆とか2兆2,000億と言われている。有利子負債あるいは無利子負債1兆2,000億、ここでペイしましょうというのは、中身はあるわけでしょう。そこらの絡みというのか、ちょっと説明してあげて。ちょっと大森さん自身、誤解されているのと違うかなと。国のものがあかんから今度は、こういうふうに思う。こんなんあかんから、民活って…… 91 ◯大森委員 いやいや、空港をつくったようなところの金額からいえば、そういうのも全部裏を出すというか、使わせるわけやからね。 92 ◯南委員長 売れへん。その運営権自身を、端的に言えば、家賃を払うていってそれを国に返していくということですから、その辺の今私が言うたような絡みのところをわかっておれば、ちょっと。 93 ◯竹中市長 諸外国の空港は、国でつくって、あるいは地方自治体がつくって、あるいは関空みたいに民間でつくっているところもあるかもしれないんですけれども、その運営のノウハウは、こういうふうに専門の運営会社というところがやっているというケースが非常に多いんです。そういう運営会社がおることによりまして、フレキシブルな運営ができるやろうし、民間であればこそできるという部分がたくさんあろうかと思います。  関空自体、ほかの空港と比べて滑走路は2本になりましたけれども、空港のターミナルの中の免税店とか、ほかの空港に比べて非常に少ないと思います。その辺をまた新たな視点でふやしていくなり、しかも関空が24時間運営の空港ですから、今はまだ正直言って、飛行機は24時間飛んでいますけれども、ターミナルそのものは24時間活動していないように思います。その辺の活動もとっていくことによりまして、さらに関空の利用が促進されるんじゃないかというふうに思います。  その運営権を売り渡す、運営権を売るということは、ハード部分、土地やとか建物やとか施設を売るわけではないんです。運営する権利を売るわけですので、その運営権を活用していただいて、収益を上げていただいて、利用料を払っていただいて、それを今ある関空の負債に充当していくと。  44年間、45年間でその負債をなくせるように適切な運営をしていただいて、そうなれば、今度は運営権が45年後になくなった段階で、関空さんがもう一度改めて運営されるのか、あるいは新たなまた第三者のコンセッション会社に運営をお願いするのか、その辺の判断はまたそのときにされるんだと思いますけれども、そういうふうにしてやれるわけですから、物を売るわけでもありませんので、その辺は運営権、要はその関空会社自体の発展のための運営のやり方というのを、ノウハウを新たなコンセッション会社に提供していただくというのが一番の目的ではないかというふうに考えております。 94 ◯大森委員 池上さんがおっしゃったんやけれども、市長はどう考えるか、お聞きしたいんですね。関空の経営というのは平たんじゃないとおっしゃったけれども、例えば今これだけの計画どおりいってませんわね。乗降客数にしたって、それから収益にしたって、どんどん利子がふえていって、やっと何十億という補給金を出して、こういう経営状況は予想してきたことなのか。それは失敗と言えないのか。  今、池上さんが幾つか何か外的要因をおっしゃったけれども、SARSとか東日本とか、例えばSARSがあるまではちゃんと経営がうまくいっていたんですか。初めからあれでしょう、出発点からうまくいってないわけでしょう。全然内的な要因の、今何か市長はこんなふうにすれば、こんなふうにすればよくなりますとおっしゃったけれども、そういうことをすればうまくいくかどうか知りませんけれども、そういう提案すらできていない状況なんですよ。外的要因じゃない部分の指摘も、今幾つも幾つもされたわけでしょう。  それは、民間活力なんか、民間がしたんかせえへんかということは別にして、それはもう失敗の要因を、外的要因をばっと挙げて、民間活力はありませんというようなことではないと思うし、とにかく民間活力第1号ですわ、民活の中曽根民活というふうにしたね。  それはこういう結果に終わったというのは、やっぱりちゃんと真摯に見ておかなあかんし、それで共存共栄なんてできてないんですよ。できてないから議会でわあわあ言うているわけですよ、ちゃんとせえと言うて。  やってるかやってへんのかは現時点では関係ありませんとか、そういう先進的なものに向こうはすると言うているから、それで構いませんという問題ではないんですよ。できてないんでしょう。できてないものが、新しい会社に行ってますますできるかどうかわからないですよ。できへんと考えるのが普通なんですよ。だから、みんなもっとちゃんと、そういうほかにないんかということを聞いているわけですよ。  できているという認識が間違っているのと違いますか。それは、市長はどんなふうに思っているのか。現時点で共存共栄はうまくいっているんやと、関空とは、という気持ちなんですか。この程度でいいと思っていて、次の会社にいけばうまいこといくというふうに思っておられるのか、その辺をちょっとはっきり言うてほしいし、関空をつくるのに幾らぐらいの税金をつぎ込んでやったんですかね。その分は回収できないわけでしょう、民間に行ったって。そういう施設を貸すわけでしょう、外資系も含めてやね。 95 ◯南委員長 大森委員、余り関空の失敗とか経営とかいうのをここで、うちで市長に聞いていただいても答えられないんで。共存共栄は答えていただきますけれども、その辺はちょっと抑えていただかないと、国へでも言うてもらうとかやってもらわんと、ここではできませんよ。 96 ◯大森委員 もうちょっとね、僕の言うているのはオーバーやとおっしゃるかもしれませんけれども、こういうことは新聞でも書かれてますわね。何か利子をちゃんと返せるような、そんな会社が見つかるのかとか、形式にしたって、そういう運営できるような会社がちゃんと応募があるかとか、そういう心配の指摘はずっとあるでしょう。ありませんかね。そういう記事を僕は見た覚えがあるんやけれども、その点はどうなんですか、ちょっと答えてください。 97 ◯南委員長 答えられる範囲で、特に共存共栄を御答弁。 98 ◯竹中市長 まず、関空の今までの運営ですけれども、この20年間で予想できないことがさまざまあったと思います。先ほども言いましたけれども、まずSARSやとか鳥インフル、それから東日本大震災によっての観光客の減ですね。それとか、あるいはリーマンショック、これによってそのときそのときで利用客の落ち込み等があったように思います。  それがないときまでは、かなりいいペースで目標に近づいていたように思います。そういうのがあって、今ようやく新たにもとに戻ってきたといいますか、ことしなんかは過去最高を記録しているわけですから、これを乗り越えて利用客もふえてきているというふうに思っております。  それと、共存共栄──共存共栄と言って、何が共存共栄かなんですけれども、共存共栄と言って、泉南市に直接関空会社から何かをしてくれるというものではないと思います。もちろんのこと、泉南市に固定資産税やとか、それぞれの企業さんからの税金は納税をしていただいてございます。  これも1つの効果だと思いますし、またある意味、関空の利用客がふえることによりまして、御承知のとおりイオンなんかにたくさんの方が買い物に来ていただいています。その辺の利用客で販売額の伸びというのももちろんあるでしょうし、そういう意味で、関空との共存共栄というのはなされているんじゃないかと。さらに、これから観光開発をすることによって伸ばしていけるんじゃないかというふうに思っております。  どういう面でやっていくかというのが目に見えてこない部分というのがたくさんありますので、そういう意味で関空と共存共栄といいますのも、観光客を呼ぶために我々は関空が来ることによってのインフラ整備を進めてきたわけですから、その辺でまた新たな観光開発をして、その辺の泉南市へお越しいただける観光客をふやしていきたいというふうには考えてございます。(梶本茂躾君「委員長、議事進行をちょっと」と呼ぶ) 99 ◯南委員長 梶本委員。 100 ◯梶本委員 市長、ちょっと認識不足と言うたらなんですけれども、共存共栄は税収等のことだけという話なんですが、この委員会で実はことし千歳市へ行政視察に行っているんですけれども、委員長は御存じだと思うんですが、向こうの観光協会が空港の駐車場の運営権を握っているわけですわ。泉南市何も握ってない。最初はもらっていたけれども、返してしまったと。  そやから、空港に対して、今、大森委員が言われたように、何も共存共栄をなされてないというのが僕は正しいと思うんです。ですから、そのなされていない、何が原因でなされていないのか、新千歳空港がなぜそういうことがいけるか、そういうのを検討した上で、これが共存共栄できるという、そういう発言をされたら困ると思うんです。  泉南市と新関空会社との共存共栄がどういう部分で図られているか、いないかというのは、千歳とかそういうところと比較した上で一回検討していただきたいと思います。 101 ◯南委員長 今のは、梶本委員御存じだと思いますが、そもそも駐車場の経営については2市1町でやってくれという話は、一番最初にあったわけです。それが結果的にはだめになりましたから、環境……、何だったか、その辺市長も御存じと思うので、そこの部分でいっとき、そういうことも含めてやっていたけれども、今はもうそういうのはないですから。だから、共存共栄っていろんなものがあるから…… 102 ◯梶本委員 この前云った新千歳空港については、駐車場の権利はたしか観光協会が運営していたと思うんですけれども、その辺を調べた上で共存共栄ということのあり方について、言ったら弱い立場の、何ていうのか、小さい意味での共存共栄をされているということを言うんじゃなしに、もっと欲を出した物の考え方をしていただきたいなと思います。 103 ◯南委員長 大森委員、続けてください。 104 ◯大森委員 関空ができたら、これだけ利用客があってりんくうタウンにどれだけ企業が張りついて、その規模というのはりんくうタウンだけじゃなくて、内陸部にも企業がたくさん来ますよと、人口もふえますよと、そういうふうに言われていろんな設備投資してきたわけでしょう。  それで、結局それが泉南市の財政破たんの原因になっているわけでしょう。共存共栄って言うんやったら、ちゃんと国が示した関空の実績どおりのことができてないんやから、それに基づいて泉南市はいろいろ施策したんやから、それについて返ってけえへん分、ちゃんと税金が入ってけえへん部分については国が責任を持てということも含めて、そこから共存共栄ですよ。  そんな、今の事態で観光がどうのこうのて、そんなん観光の1つだって、国が何や、関空が応援したことありますか。何もしてない。だから民間はだめなんですよ。これはちゃんと国が責任を持てば、トータルも含めて2市1町、泉南市も含めてこの地域をどうするかというのが、ちゃんと国が責任を持ってできるわけですよ。  民間会社がそんなん、もちろん関空は泉南市のことなんか見てくれるわけないわけでしょう。それが見てくれないのが今の実態でしょう。共存共栄できてないと言うて、みんな怒って関空や要望に行っているのが実態でしょう。  市長も、それはできているというのは、やっぱり認識おかしいですよ。それは、実際に今から言うてどうのこうの解決する問題じゃないと言うのやったらわかりますよ。現時点で何ができるかというのは考えなあかんというんやったらわかりますけれども、そんなん共存共栄できているとか、やってくれているとか、そんなん全くおかしいし、議論を逃げているというふうに思いますけどね。その点はどうですか。 105 ◯竹中市長 先ほども言いましたように、共存共栄というのは、目に見えて何かしてくれているから共存共栄ができているというもんじゃないと思うんですね。いろんな角度でいろんなものがある。その中で、今目に見えてできているものは、なくなってはおりますけれども、そういう関空が利用されれば、その関空の利用者がお客さんとして泉南市にもやってきていただける、そういう意味での共存共栄やと思うんですね。  ほかに直接何かしてくれているから共存共栄が成り立っているというものじゃないと思いますので、その辺は理解していただきたいと思います。 106 ◯大森委員 市長は関空ができて20年、関空ができるときに、今言うたような、人口がふえます、りんくうタウンに業者が張りつきます、その影響は内陸部にも及びますということで、そういうことがあって泉南市はいろんな設備投資をしてきたけれども、実際はそのとおりにいっていない現実が、今財政難の1つの大きな原因になっているということはどうですの。それは否定するんですか。もともと泉南市のこういう、前の市長はよくおっしゃったけれども、関空の基盤整備を進めていったんやと。実際にそのためにお金を使ったわけですわ。  でも、したけれども、関空が成功していないからその予想どおりの税収なども入らなかったと、国もちゃんと支援しなかったと、関空会社も支援しなかったと、それが今の泉南市のこういう財政難の原因になっているということも、市長は否定されるんですかね。その点、どうですか。 107 ◯竹中市長 まず、関空ができて、もちろん関空からの税収、相当大きな金額で入っています。関空ができるまでに下水道や道路の整備をたくさんやりました。インフラ整備を進めてきました。  実際にりんくうタウンには、御承知のとおりほとんどもう企業がいっぱいに入っています。りんくうタウンに入っている企業も、関空を活用されている企業がたくさんございます。  関空へ働きに行っている方、関空で勤務されている方、あるいは航空会社に勤務されている方、そういう方が泉南市にもたくさん住んでおられます。その辺の効果があってこそ、人口が伸びていないというのは、人口が日本全体で減っているからというのも1つあるでしょうし、実際に泉南市の人口が関空によって一定保たれているという部分はあると思います。それと、雇用も含めての関空との共存共栄だと、私はそのように考えてございます。 108 ◯南委員長 ほかに。────以上でコンセッションについてと、その他の案件としましてオリジナルナンバープレート作成事業についてを終わります。  以上で本日の案件は全て終了いたします。委員並びに理事者の皆様におかれましては、この1年間、運営に御協力をいただきましてありがとうございます。心より御礼を申し上げます。  以上で空港等まちづくり対策特別委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。      午前11時52分 閉会                    (了) © Sennan City, All Rights Reserved.

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