平成26年度予算審査特別委員会(第4号)
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# 平成26年度予算審査特別委員会(第4号) 本文
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泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容
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◎ 総括質問
午前10時 再開
◯南委員長 おはようございます。前回の議事を継続し、直ちに本日の会議を開きます。
会議に先立ち、委員の皆様に御報告を申し上げます。
過日の委員会におきまして資料請求のありました市営住宅の滞納状況についての資料につきましては、本日お手元に配付しておりますので、御参照ください。
それでは、市長が出席されておりますので、これより市長に対し、総括質問を行います。
なお、市長に対する質問につきましては、本日まで各委員から款別に質疑された内容の重複は避け、特に市長の政治的な判断や考え方に限っての質問といたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、市長に対する質問等はありませんか。
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◯竹田委員 おはようございます。それでは、市長に総括質疑をさせていただきたいと思います。
この3日間、予算審査特別委員会をしてまいりまして、きょうは最終日ということであります。ただ、項目をずっといろいろ挙げてみたんですけれども、たくさんになりました。しかし、もう4点に絞って質問をさせていただきたいというふうに思います。
それでは、1点目からであります。市長、まず1点目なんですけれども、これは実は歳入全般でちょっと質問をさせていただいたんですけれども、それとは別に改めて、せんだってから市長のマニフェストなんかずっと見させていただいていたら、ほぼマニフェストでお約束したことは、市長は完遂をされているなと、そういった感想を持っているんです。
せんだっての歳入のときにお話を1つさせていただいたのは、平成22年10月に宣言をいたしております財政早期健全化宣言についてなんですが、20年間市長もずっと市長をされてきて、この4年間でマニフェストもほとんどできているんですけれども、その中でもこれだけいろんな課題があって、たくさん諸問題がある中で、幾つか市長としても少し心残りのものもあるだろうなと思うんです。
そのうち、この財政早期健全化宣言をされたままというのは、これは1つやっぱり心残りなところもあるんではないかなというふうに勝手に私が思っているわけであります。
確かにこの後、今後も例の公社を30年間支払っていくなり、この庁舎の問題であったりとか、また教育施設であったりとか、施設の改修、たくさん今後もお金が要ることは必要なんですけれども、同時に行革をしながらというふうに、2つ同時並行していかなあかんのですけれども、しかし、こういう財政早期健全化宣言というのは、いつかやっぱりきちっとけじめとして終結もさせていかなあかんというふうに、これはこれとして私は思うわけであります。この点について、まず市長のお考えを1点目にお聞かせいただきたいというふうに思います。
2つ目は、ちょっと総体的なお話になるんですけれども、今後はやはりいろんな面で人材というのが必要になると思うんですね。特に防災に関してとか、また福祉であったり、また教育であったり、専門性の高い職員のそういう確保というのが非常に大事になろうかと思います。
特に平成8年、9年、12年、ずっとこの間行革をしてきたわけでありますけれども、泉南市においても、やはり定員管理をきちっとしながら、実際職員数を減らさざるを得なかった、そういう状況は、1つ側面が僕はあると思うんです。
しかし、少子・高齢化であったり、また防災のことで考えたり、今の市民ニーズからすると、この人材の確保、また一定の職員数というのは必要になろうかなというふうに私は非常に思っています。
特に昨年、名取市なんかのお話を聞くと、いざというときに職員数というのはやっぱり一定要るんだと。それから、あわせて専門性の高い職員なんかも要るんだと。そういった意味では、今後こういった、特に職員間における人材の確保、これはどのようにお考えになられているのか、この点を2点目にお尋ねしたいと思います。
それから、3点目には、市長もおられなくなるんですけれども、あす補正予算委員会でまた審議されると思いますけれども、この庁舎の問題ですね。今、耐震をしていますので、そのまま進んでいっていいんだと思います。しかし、老朽化というのが相当進んでいるのは間違いないと思います。近い将来でいいと思うんですが、やはり大規模改修または建てかえ、またはそれ以外のことを考えていかなければならないと思います。
今は庁舎の機能そのものだけではなくて、全国的に見ると、いろんな機能を持たせながら、複合施設として庁舎を利用するような、そういうことをしているところもあります。ですから、民間の力をかりてというようなこともありますけれども、いろいろ方法論はあると思います。やはりこれはきちっと、このままではいかんということで議論を進めていく必要があると思いますけれども、改めてこの考え方についてお尋ねをしたいと思います。
それから、4点目は、教育に関することであります。特に先ほどもお話をさせていただきましたが、今後の教育施設の改修というのは、また相当お金も必要であると。
あわせて、今教育委員会改革というのもずっと進めています。これはきのうも質問させていただいたんですけれども、与党のワーキングチームではある一定の合意がされて、今後この形に進んでいくと思います。例えば、教育長は教育委員長と合体した形で、新教育長として大きな権限でありながら、大きな責任を担うことになると思います。
それからまた、新たに総合教育会議というのができて、そこへ首長を絡ますということで、首長の責任も問われると。特に泉南市においては、そういった意味においては、今後施設の改修なんかと、この辺の連携というのは非常に大事になると思うんですね。
あわせて、きのう実はもう1つちょっと指摘をさせていただいたのが、教育委員会が教職員アンケートをとられていまして、教科指導に自信があるという回答については、小学校で76%、中学校で60%、学級経営に自信があるというのは、小学校で83%、中学校で47%、要は教員の方もいろんなことで悩まれているんだなというふうに非常に思ったわけなんですけれども、やはり教育を活性化して、教育力をつけるというのは、施設面の充実と、それと教師の人材の確保と、それと地域とか、あともろもろあると思いますけれども、こういうふうなものが1つになって、きちっと教育力をつけていくということが、僕は大事だと思います。
そういった意味では、泉南市は今のところちょっと心配かなということを非常に思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。
以上4点、よろしくお願いいたします。
3
◯向井市長 おはようございます。
まず、この予算審査特別委員会、連日にわたりまして、南委員長さん初め、委員の皆様方大変御苦労さまでございます。きょうは一応締めくくりということでございますので、御答弁を申し上げたいと思います。
まず、竹田議員から御質問をいただきました財政早期健全化宣言、これは平成22年10月に出したわけなんですけれども、当時はかなり厳しい状況にあったというふうに思っております。
したがいまして、このままではやはり最悪のケースということも考えられるということで、それに一定歯どめをかける、そして回復させていくということでこの宣言をしたわけでございます。
その後の取り組みについては、御承知のとおり、行革を初めさまざまな国・府等のいろんな交付税を含めて歳入の確保について全力を挙げてきたわけでございます。
そういうこともあって、最近では相当改善をしてきているというふうに認識をいたしております。
ただ、繰りかえ運用をしておりましたのがまだ2億5,000万ほど残っておりますし、まずそれをしっかり返済しないといけないというふうに考えておりますのと、それから先ほどお話にございましたけれども、これから公社解散に伴っての返済というのが長期的にかかってくるということもございますし、また教育施設等の投資というものもございますので、私のときにこれを終結宣言できれば一番よかったんですけれども、しかし、なお先に向けてもしばらく厳しい状況が続くであろうということが予想されますので、残念ながらではございますが、そこまでには至らなかったということでございます。
今後もやはりしっかりと行革を引き継ぎながら、この泉南市の財政の健全化に引き続いて全力を挙げて取り組んでいく必要があるということで、申しわけございませんが、次の新市長に引き継がざるを得ないという状況でございますので、御理解をいただきたいと思います。
それから、2点目の人材確保でございますが、今まで行革ということの一環で、相当職員数も減らしてきました。総人件費は相当これも削減できてきたわけでございます。しかし、これももう限界というところまで来ているというふうに考えております。
したがいまして、今後は、退職されていかれる方もいらっしゃるわけでございますが、その補充確保、そして特に専門性を有する職員の補充ということについては、しっかりとやっていかなければいけないというふうに思っております。
したがいまして、今後もその退職補充ということについて、求められている職種を中心にこれを補充確保していくというのが大事だというふうに思っております。
あわせまして、職員の研修を初めとした研修研さん、こういうものにも力を入れていかなければいけないというふうに思っておりますので、今後定期的にこの辺のことに十分留意しながら、人材の確保、また養成をする必要があるというふうに考えております。
それから、3点目のこの庁舎問題でございますけれども、50年余りたっているということもございまして、当面はやはり緊急的なものもございますので、耐震確保をしないといけないということで、現在行っております。
しかし、一方では、延命化をしたとしても、やはり中期的にはこの庁舎の建てかえなり、あるいはおっしゃいましたような大規模改修、こういうことを真剣に考えていかなければいけないというふうに思っております。
したがいまして、できれば在任中にこの庁舎問題を考える、当面は庁内組織になるんだというふうに思いますけれども、立ち上げをしていきたいというふうに考えております。
それから、庁舎については補助制度がないということもございますので、そういうことはある意味、一方では自由性もあるというふうに思いますので、庁舎だけということではなくて、例えば住宅とセットにするとか、商業施設とセットにするとか、いろんな考え方があろうかというふうに思いますので、そのあたりも含めて検討をするようにしていきたいと思っております。
それから、4点目は教育の問題ということで、教育施設の改修、改善、建てかえ等については、この前、教委のほうから基本的な考え方をお示しさせていただいておりますので、それをしっかりと財政面でもサポートしていくというのが大事だというふうに思っております。
一方では、教育の中身のこともお話をされました。特に教育力の向上という面については、全国学力テストでも少しずつ向上してきているわけでございますが、先ほど教員のアンケートにもありましたように、そのためにはまず先生が自信を持ってもらわないと、やっぱり子どもたちに、その熱意というのは伝わっていかないということになるというふうに思いますので、先ほどお示しをいただいた数字というのは、特に中学においては極めて憂慮すべき数字ではないかなというふうに思っておりますので、このあたりについては、教育委員会のほうでもしっかりと教師のそういう教育力の向上に向けた施策を展開していく必要があるというふうに考えております。
それから、大きな問題として、披瀝がありましたけれども、まだ最終決定までは行っておりませんが、教育委員会制度改革がございます。これについては、与党で十分議論されて一定の方向性が出てまいっております。
私も首長が全て教育に介入──介入と言うと悪いんですが、権限を確保していくということについては、いささか問題だというふうに思っておりますので、政治の世界が教育に入らないシステムという中で、しかも、かといって教育委員会で何もかもできるかというと、やはり市長部局といろいろ連携をとらないとやれない部分がございますので、今回示されている新しい教育長制度ですね。これについては、一定いい案が出てきたんではないかなというふうに思っております。
現在は、市長は教育委員を任命することはできるんですけれども、教育長を任命するというのは、教育委員の合議制でやって、最終的には任命するんですけれども、そういうシステムになっております。かといって議会で御審議いただくのは教育委員なんですが、教育長を念頭に置いて人選をしていると、ちょっと相矛盾した形があるわけなので、これはもうストレートにきっちりと、はっきりとしたほうがいいんじゃないかなというふうに思っております。
それと、教育長と、教育委員長というのは非常勤でございますので、そのあたりが教育委員会の姿がなかなか見えにくいというようなことになってきたんだというふうに思いますので、一本化するというのはいいんじゃないかなと私は思っております。
したがいまして、その案がオーソライズされて決定されれば、そういうシステムに移行していく。その中で首長も一定の役割を果たしていくということになろうかというふうに思いますので、今後そういうことが決まれば、それに沿って市のほうも考えていく必要があるというふうに考えております。
以上でございます。
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◯竹田委員 ありがとうございました。もう最後にさせていただきたいと思います。
また、最後ということは、恐らく市長にこうして質問させていただくのも最後になろうかというふうに思いますけれども、まずは20年間、本当にお世話になりましてありがとうございました。
そない言うてしまったら、また質問の展開をどないにしようかなという感じなんですけれども、最後でありますので、今後の泉南市についてということで1つお聞きしたいのは、やはり行政としてはこれまでもやっぱりそうだったと思いますけれども、まず第一に、やっぱり1・17、それから3・11に象徴されますように、安心・安全のまちづくりというのは、これはもう欠かせない1つの取り組みだと思うし、施策だと思います。
それから、福祉という面では、今は福祉の概念も随分広がりまして、例えばああいう心の病とか鬱病とか、最近は泉南も認知症に力を入れているわけなんですけれども、従来の福祉の枠を越えて、非常に多種多様になってきている。福祉の面もきちっと力を入れていかなければならない。
それから、3つ目には、今お話しいただきましたけれども、教育、このことについても随分、もうちょっと前まではなかなか空調なんていうのもあれだったんですけれども、今はもう空調を入れていくのがスタンダードになっている。
やっぱり教育に投資していくというのは、次の未来への投資にもつながっていきますので、これは非常に各自治体とも、行政とも、また創意工夫しながらやっているのもある。だから、この教育も大事だ。
あと、市長として、こういうところも力を入れていかなければいけないんではないか。もしこの3点以上にそういうお考えがあれば、そして泉南市について今後望まれるようなことがあれば、最後にお聞かせいただきたいと思います。
以上、よろしくお願いします。
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◯向井市長 今大事な3点をおっしゃいました。私も当然同じ意見でございます。さらにということでございますけれども、やっぱりこのまちというのは、非常に自然に富んだまちですし、歴史的に見ても災害が少ないまちで、大きな災害が少ないという非常に住みやすいまちでありますので、このあたりをもっとアピールをしていって、そしてここに定住していただく。人口もこれからどんどん減っていく時代ですので、やはりまちの活性化ということを考えますと、定住人口をふやしていくと。あるいは昼間人口をふやしていく。交流人口もふやすということが何よりも大事だというふうに思いますので、そのあたりに力を注いでいくべきではないかというふうに思っております。
住んでいただくためには、便利で快適であり、また安全でなければなりませんので、そのあたりについては、かなり整備されてきたんではないかというふうに考えておりますので、泉南市の持つ自然環境、特色を生かして多くの人に住んでいただけるまちに育っていただきたいというふうに思っております。
それと、やっぱり多くの人に来ていただくということで観光ですね。当然ながら今も頑張っているわけでございますけれども、これからより多くの皆さんに来ていただくためには、泉南市だけではなくて、この近隣あるいは山を越えた和歌山、紀北とも連携をしながら、1つの観光ゾーンというものをつくっていかなければいけないというふうに思っております。
堺以南9市4町では、泉州観光プロモーション推進協議会というのをつくって活発に活動を始めているわけでございますけれども、やはり地域の持つ資源というものをもう少しPRをしながら、多くの人に訪れていただけるようなまち、そして安心に暮らしていけるまちということが、このまちの活性化、将来につながるんではないかなというふうに思っております。
私も退任はいたしますが、防災の活動については、泉南市防災技術者の会にも入っております。引き続き活動をしていきたいというふうに思っておりますので、また側面から何か手助けできる点があったらやっていきたいというふうに思っております。
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◯竹田委員 ありがとうございました。
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◯木下委員 私の言いたいことをちょっと、竹田委員とダブりましたけれども、また違う観点で。
今回、骨格予算でありますので、市長の残り2カ月間に限定されるんでしょうけれども、先ほど来述べられていますように、20年間の実績を踏まえて、これから新しい体制の中で影響力は行使されるというふうに期待もされています。
ただ、これから引き継ぎなり申し継ぎをやるわけでしょうけれども、どういう方が市長になるかは、まだ選挙の結果を見なきゃわかりませんので、市長がそういうことを申し継ぎされて、これは市長単独よりも、市の職員総意、それから議会も含めたこの予算なり方針のもとに引き継いでもらわなきゃいけないと思うんですよね。
ただ、それを容認する方なり、それから否定する方なり、いろいろおると思うんですけれども、少なくとも、この予算が決まれば、この骨格に基づいての実績は発揮してもらわなきゃいけないと思うんですけれどもね。
それで、非常に微妙な言い方もこれからしなきゃいけないと思うんですけれども、1つは、先ほど竹田委員から出ていましたが、私は非常に気になっていますのは、私どもの委員会協議会でも十分議論しましたけれども、この庁舎の問題というのは、私はある程度予期せぬ事態といいますか、想定されて設計されて今補正を組んでやっているんですけれども、これから新しい方を含めて本予算、先ほど聞きますと、庁舎内にそういう組織を立ち上げるということですけれども、非常に大きな課題になるんではないかなという気がするんですが、それをどういう形で申し送りされて、期待をされるかというのは、非常に私どもも注目しているんです。
先ほど竹田委員も言いましたし、私も言うんですけれども、従来の発想で、従来積立基金もあったみたいですけれども、そういうものを積み上げて、ある財政の力ができて、それに起債をしてプラスアルファしてつくるという発想は、私はもう必要ないんじゃないかなという気がするんですよね。
火葬場にもそれは期待したんですけれども、これは共同ですからちょっと新しい方法に切りかえていますけれども、市役所だから市が全部金をつくって、もちろん防災センターのいろいろな機能もあるんですけれども、それを象徴的につくって、そこにどんと役所が入って人に来てくださいという機能は、ぜひいろんな立ち上げの組織で、もっとフリーに自由に論議していくべきではないかなと思っているんですよ。
役所の中でも今いろいろ行革で進めていますように、五百数十人、600人いた方を今はもう300人台までにしていますよね。もちろん任期つきも含めてですけれどもね。本来、役所で必要な人材とポストはどこなのか。民間でも一緒ですけれども、やっぱり本社機能であるとか中枢機能というのは、限られた人数でいいと思うんですよ。
それから、今度は市民と市内でいろいろ接触する人というのは、どういう形がいいのか、それは市の直接的な職員でないといけない部分と、いろんな民間の活力を使った団体とあってもいいと思うんですよね。
そのほうが、非常に市民サービスができるとかできないとかあるんですけれども、私は建物も何も役所がどんとこの場所にずっとあり続けて、これを建てかえていくという発想も必要でしょうけれども、全く私的な考えで、例えば砂川の駅前のライフの跡地のあそこを、建物の強度は問題あるでしょうけれども、あそこに駅集合ビル、先ほども出ていましたけれども、それを市がつくるんじゃなくてもいい、民間につくってもらう。そこにテナントで役所が入る。しかも、限られた市民サービスのところだけでいい。
そういう発想も一案じゃないかなということを含めて、これから庁内でいろいろ議論されるんでしょうけれども、20年間の豊富な向井市長の経験なり、最近の情勢をいろいろ加味された、そういうフリーダムな組織になることも期待しているんですけれども、その辺、イメージがありましたらお聞かせいただきたいと思います。
2つ目は、関空とのかかわりですね。もう税収の30%近くが関空並びにりんくうタウンから来ているんですけれども、昔の産業構造なりからしますと企業城下町なんですよね。りんくうの企業城下町なんですね。ただ、企業城下町は非常にもろい。1つの産業が崩れると、がたがたっと市が崩れるということをいろいろ見てまいりました。
ですから、私は今のこの30%近くある税収をもっといろんな形で、今のうちにというか、関空のそういうものは伸びてくれるのは好ましいんですけれども、これは一企業ですからいろいろ状況もあるようです。それを今あるうちに、今度は市民の財産として複合的な体力、税収の体力をしっかりとした、そういうまちにする必要があると思いますし、常々市長もそう言われていますけれども、そういったものをどういう形で新しい市長に期待していくのかということをぜひお聞かせいただきたいと思います。
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◯向井市長 ありがとうございました。
まず、庁舎ですけれども、これは一応フリーで、先ほども言いましたけれども、内容的にもそうですし、場所も含めて、この場所がいいのか、違う場所がいいのかも含めて、やっぱりいろんな可能性を追求する中で、いろんな案があって、最終的には絞り込めばいいわけですので、ここでそんなただ単なる庁舎ということだけではなくて、いろんなバリエーションを考えて検討するというほうが有益ですし、また、参画する職員もおもしろいというか、興味があるというか、熱が入るわけですので、そういう面でフレキシブルに考えるようなことをしていただくように望みたいというふうに思っております。
その中からいろんなアイデアが出て、そして最も事業手法も含めてやりやすい、また負担の少ないやり方というのが模索されていくんだろうというふうに思っております。
それから、関空、りんくう──関空もやっと元気になり出しました。りんくうは、おかげさまで全て埋まったわけでございます。そこからの税収が約30%ということで、非常に大きなウエートを占めておりますので、貴重な財源でもございます。
やはりりんくうが活性化しただけではだめで、それを内陸部に波及させていかなければいけないということを前から申し上げておったわけでございまして、内陸部のほうもいろんな動きはできつつございます。それのためには、やはり前から進めてきた道路とか、そういうようなインフラですね。これが整っていないとなかなか企業は来ませんので、そういう意味では、基盤については一定整備ができたんかなというふうに思っておりますので、先ほど言いました観光を含めた商工業、こういうものをうまく誘導できるような、これはまた一方ではインセンティブな税ということも考える必要があるんではないかとは思いますが、そういうものをセットにしながら、新しい外から来ていただけるような企業、こういうものを迎えられるような体制づくりをしていく必要があると。
一方では、やはりもともとのここにある地場の産業も進展、育成をしていかなければいけないということがございます。
商工会を中心に商工業振興基本条例もつくりましたので、その中で定期的なそういう会合もしながら、いろんな連携を図る中で、商業、それから工業関係の活性化が図られるように、相連携しながら進めていける、そういう市というのが望ましいというふうに考えております。
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◯木下委員 ほぼ期待しました答えが出ましたので、あえて再質はいたしませんが、最後にこの20年間の思いを含めまして、この2カ月間で最大集約をしていただいて、後輩にしっかりと申し継いでいただきたいということを申し述べまして、終わりたいと思います。
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◯南委員長 ほかに。
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◯成田委員 それでは、市長に対して総括的質問をしたいと思います。
1つは、平成15年に続いて、今度消費税が増税されます。この観点から見れば、私どもはこの消費税8兆円のうち、社会保障に使われるのは数千億円というものであり、まず医療費が全般的に改悪され、ことしから70歳以上の医療費が値上げされる。あるいは介護保険が利用料の改定、さらに年金が2.5%と、国民の生活は非常に厳しいものがあります。
そういう中で、市税における消費税の影響は、1つは上下水道に対する消費税の影響、それから市が購入する、これは公的経済負担と言うんですけれども、物品とかそういうものに対する消費税の影響が出ております。
これは私どもの質問の中で、大体ことし地方消費税の収入は7,800万ありますが、その反面7,800万がマイナスとして市の物品や何か購入する際の消費税に消えていくということで、この消費税は市の財政にも大きな負担になると思いますけれども、それについてどのように考えるのかが第1点であります。
2点は、財政問題であります。
泉南市の借金財政は、公債費で30億、市債においては310億あります。この観点から見ますと、1つは、市長の掲げている市予算案のあらましという、ここに市長が第一に挙げることを読みますと、「平成25年度において、将来の財政の健全な運営を図る観点から、第三セクター等改革推進債を活用し、土地開発公社を解散することとなりました。今後は、この起債の償還財源の確保に向けた、更なる取組が必要となります。」
それは、今回の一般会計の予算案にも色濃く見られます。すなわち公債費30億円のうち、基金から借り入れなどを含めて、この土地開発公社に対する返済金は約4億8,000万、これは公共用地以外の協会分を含めて、年間4億8,000万という途方もない借金返済であります。
さらに、公債費は27億円と思われますが、この公債費は全て公債費ではありません。基幹農道、東部農道の7,800万円、それから公共用地の1億2,000万を加えると、公債費の借金は30億円以上になります。
これが市のいわゆる土地開発公社の財政シミュレーションによると、今後30年にわたって30億から29億の借金を返すという、これも気の遠くなるような借金返済であります。その反面、市債はどのぐらい減るでしょうか。
地方債の返済は、現在301億ありますが、30年後に減るのは260億で約40億減るわけです。借金は依然として続く。地方債はほんのわずかしか減りません。
このような状況で行くならば、今後泉南市における投資的経費、今問題となっている老朽化した給食センター、さらにこの老朽化した庁舎、こういうものに対して抜本的に財政的にどうなるのか、この点ではかなり厳しいものがあるのではないでしょうか。
今後のいわゆる砂川駅前開発、砂川樫井線など、いろいろなものを考える場合、選択的に市民のために、そういう建物の老朽化を早急にする必要があると思うんですが、その点はどう思われるでしょうか。
4番目は、公正・公平な市政の運営であります。
私どもは、市営住宅、市営駐車場の運営がどのようになっているかということをただしたところ、きょう資料が出てまいりました。その資料によりますと、市営住宅は380ぐらいだと思うわ。380ぐらいということは、約15%が家賃を払っていないと。そのうち65世帯。ということは15%近くが家賃を払っていないと。しかも、最高は96カ月以下、107万円を滞納しておると、こういうまさに考えられないことが起きております。
また、市営駐車場はどうでしょうか。この市営駐車場をきょうの資料で見ますと25人、これも100台ちょっとと思うんですけれども、ちょっとわからない。これでも同じ比率で15%。しかも、この滞納者の年数を見ると、6年以上の人がいます。
これを条例で見ますと、条例では市営住宅のいわゆる承認の取り消しで第41条3、駐車場使用料を3カ月以上滞納したときは、市長は使用者が次の各号のいずれかに該当するときは、使用の承認を取り消し、または使用を停止することができると明確に書かれております。
私は、多くの公共料金、使用料、手数料、これに対する市の滞納、それに対しては、建物を押さえるとか、非常に厳しい対応をしております。しかも、この間、阪神大震災の返済金については、生活が困っておるとか、いろいろあるんですけれども、この人に対しても、170万に対して訴訟まで起こしております。それだったら、この65人全部に訴訟を起こすのか、3カ月以上滞納に。こういういわゆる公平・公正な市政が行われておるか。
ちなみに、この駐車場、これは私らも指摘したんですけれども、1台1,000万かかっております。鳴滝地区のお寺の横にある駐車場、あれは大体1,000万かかっております。この駐車料金は3,500円から3,000円です。これを3年間も払っていない。これはどういうことですか。片方では、市民のほうから税金をびしびし取り立てながら、片方では8年も6年も料金を払わないでも放っておく。これは、市長にとっても重大な責任があると思います。
なぜなら、私は今から12年前、この住宅の滞納について、当時は何年だったかな、当時で6年ぐらいやった。厳しく追及したんですけれども、これがやられていないと。これは一体どういうことなんですか。
次に、部落問題であります。
部落落書き差別問題について道路に描かれたということで、これは時々忘れたころにこういう落書きをする人がおるんですけれども、これは基本的に差別であるのか。何か目的、意図的なもので描かれたものじゃないかと考えざるを得ません。私は、落書きはすぐ消して、この描いた人に対して厳しい告訴などを行う必要があるんじゃないですか。
6番目、公共サービスの問題であります。
私は、特に健康福祉部の人員体制を調査しましたところ、平成14年には168人いました。現在102名であります。特に顕著であるのは保育所であります。保育所の平成14年の予算は10億8,000万程度で、現在4億で6億円程度減っております。
しかし、問題は市民の最もサービスの機関である健康福祉部において、これだけの人員削減が行われるということは、私は見過ごすことができないと思います。福祉、こういうサービスが私はどんどん、どんどん落ちていっておるんじゃないか。新しい職員の採用もほとんどされておりません。この点についてどう考えられるのか。
それから、教育の問題であります。
先ほど教育で言われていたんですけれども、老朽化した給食センター、それから全てのおくれた小・中学校の問題など、この建てかえの問題に対して、市長は5月21日でおやめになるんですけれども、それはそれとして、しかし20年間、教育問題に対してあなたはどう考えてきたのか。
市庁舎の問題でもありますけれども、庁舎も50年であります。これは耐震とかそういう問題以前であって、50年経過した建物はもう建てかえる。こういう計画は、そもそも行政改革の中に入れていくべき考えであります。
僕は、向井市長が20年、市長をやめるに当たって、最後に市民のいわゆる防災施設である施設、これをこういう形で残したということは、あなたにとっては、私は大きな失点であると思います。
あなたは、僕らの質問に対して、市庁舎は大丈夫や、耐震は。そういうことで急がなかったということは、あなたの一番大きな失点で、私は終わります。
以上です。
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◯向井市長 まず、消費税ですけれども、日本は本当に物すごいスピードで超高齢化が進んできております。私もしばらくの間でしたが、松本議員もおられましたけれども、後期高齢者医療連合の副管理者もやっておりましたけれども、毎年大阪府全体でのその増加率というのは、もう恐ろしい数字になってきております。
そのような状況にいかに対応していくかということについては、やはり一定の負担というものは、基本的にはやむを得ないというふうに考えております。
それを何に求めるのか、保険料等で求めるのか、全てを求めるのか、あるいは間接税である消費税等で求めるのか、いろいろあると思いますが、今回消費税3%増税というのが、もうこの4月から決まっております。
したがって、これからのことを考えますと、やはりそれはやむを得ない税制改正だというふうに考えております。それをしっかりと福祉に使っていただくというのは、当然でございます。
それを受けて、市のほうも一定、特に上下水道料金等についても、当然消費税を払わなければならないわけでございますので、それを3%上乗せして、改正をさせていただいたということでございます。
それから、いろんな物品購入、工事請負も含めて負担がふえます。これも3%ということで、数字的にはかなり大きな数字になりますけれども、これもやむを得ないことだと。その分、一定また地方消費税関係で還元も若干あるわけでございますので、それを活用しながら、これからの超高齢化社会に対応していく必要があるというふうに考えております。
それから、財政の中で公債費の話が出ましたけれども、確かに公社解散によって、30年間その負担が続いていくということになるわけでございますけれども、一方では、過年度行いましたいろんな起債対象物件については、償還が終了してくるということもございます。
ですから、一般質問でもお答え申し上げましたように、それがどんどんプラス、プラスとふえていくばかりであれば、非常に負担も大きくなっていくんですけれども、減っていく分、それから新たに返していく分ということで、一定の回転がしていけるようにすべきであって、それをカウントしながら今後のいろんな普通建設事業ということに充てていくようにしたいというふうに考えております。
公社の負債もこれから減っていくんですね、少しずつですが。返済額はしばらくピークを迎えておりますけれども、将来的には債務総額として、将来負担率としては必ず減っていきますので、それだけ中長期的に見れば、財政の健全化が図られていくということになりますので、これはしばらく苦しい時代が続きますけれども、しっかりと返済をしながら、財政の健全化を目指していけるものというふうに考えております。
それから、住宅、駐車場の滞納が非常に多いということでございまして、御指摘のとおりでございます。したがいまして、これについては、住宅について特に滞納の多い方については、明け渡しも含めて請求というのができるということでございますから、そういうことも含めて対応をしていく。
駐車場については、当然ながら契約解除、そして残りの額についても返済をしていただけるような措置を講じていくということで、そういう方々をそのまま放置していくということは、やはり許されないわけでございますから、しっかりとフォローをしていく必要があるというふうに考えておりまして、そのように指示もいたしているところでございます。
それから、人権の落書き、差別落書きでございますが、誰が描いたかというのは、なかなか特定がしにくいわけでございます。もちろん警察にも被害届を出しておりますし、我々もいろんな形で検証をしているわけでございますけれども、なかなか歩道上に描かれた、不特定多数が通るところということもあって、特定できないということでございます。
消したらいいということではやはりないというふうに私どもは思っておりまして、なぜこういう落書きが今なお続くのかということを検証しながら、そしてこういうことが二度と起きないように、啓発も含めてより幅広く進めていく必要があるというふうに考えておるところでございます。
それから、福祉サービスということでございますけれども、サービスそのものは、かなり今予算でもいろんな福祉サービスの充実につながる予算を拡充という形で計上させていただいておりますけれども、サービス向上には努めており、また成果も出ているというふうに考えております。
福祉職員が大幅に減ったんじゃないかと、こういうお話でございますが、先ほどの質問の中にもありましたように、保育所の保育担当職員が民営化によって大幅に削減してきたということがございます。必要な人員については、先ほど竹田委員からもお話がございましたけれども、しっかりと確保していく必要があるということでございますので、サービス提供に見合ったそういう職員というものは、ぜひ確保をしていく必要があるというふうに考えております。
それから、教育施設の老朽化についてでございますけれども、これは教育委員会のほうで今後計画を立てた中で、小・中学校の建てかえを含めた大規模改修も含めて計画を出しておりますので、それを予定どおりしっかりと進めていくようにしたいというふうに思っております。
それから、この庁舎でございますが、御指摘もいただいたので申し上げますけれども、今回の耐震診断によって、思った以上に非常に少ない経費で、しかも対応でIs値を上げることができたということでございます。
これは、当然ながら当面の課題をクリアしたということでございますので、中期的にどうするのかということについては、さきのお2人の御質問にお答えしたとおり、早速ながらではございますが、検討委員会を立ち上げていろんな角度から検討するようにしたいというふうに考えております。
13
◯成田委員 消費税の問題で、市長は知っておられるかどうか知りませんけれども、前回と前々回を上げて、消費税というのは大企業……、消費税を上げるときに同時に大企業減税をやるんですわ。その額が、この間、消費税だと大体260兆円収入になったんですけれども、260兆円大企業は減税になっておるんですわ。
要するに消費税というのは、上げる分については、全部大企業の減税で帳消しになると、これは明らかに財務省の発表、いわゆる財務省の税務調査表で明らかになっておるんですわ。
これについて、これはおかしいんじゃないか。本来、大企業の減税をやるために消費税をやるんじゃなくて、これは国のいわゆる財政を豊かにするものだということで、私どもはこれをしてきたんです。
今回も、例えばそうでしょう。今回、消費税の増税に当たって何をしましたか。東北復興のために今税金がかかっていますね。民主党は口で言いましたがな。全国民が負担すると言いながら、安倍首相は、まずやったのは、東北復興にかかわる企業の減税を行いますと。にもかかわらず国民があれで幾らか、住民税で年間幾らかかっておるのかね。1,000円かかっておりますわね、10年かな。これは減税しない。
こういう不公正なことをやるということが、私は本来消費税が使うべきところに使われなくて、また負担もさせないと、大企業に。これが私は一番問題があると。
それと同時に、消費税というのは、いわゆる低所得の人から大金持ちの人まで一律にかかると。それだったら、軽減税率と言うんですね。それか食料に掛けないと。こういうことをすることは、抜本的に消費税の基本的な問題であると思いますわ。本来取るんだったら、そういうことをすべきであります。
市長が言うように、僕は高齢者にお金がかかっておると思いますよ。介護保険みたいに去年40億ですか。今度44億ですわ。年間1割、私はそのぐらい高齢者がふえるごとに介護保険がふえる。しかし、その消費税が必ずしも社会保障に使われていないということを指摘しておるんですわ。
大企業には減税しながら、結局年金を引き下げて、上げることもしないし、介護保険料を上げると。本来そっちに充てるべきじゃないですかということで、私はもう一遍市長に、本来消費税がどこに使われておるのか、こういう点で市長、ちょっと僕、大企業減税のことについて、これはちょっと市長……
14
◯南委員長 成田委員、余り消費税のことを市長に聞かないようにしてください。市政に絡む部分だけは答弁できますが、国のことを言われても答えられませんから。
15
◯成田委員 聞いてもしようがない。わかっておる、わかっておる。よっしゃ。
次に、借金財政の問題であります。
土地開発公社の借金返済の問題では、市からもらったやつを見ますと、大体4億以上の借金の返済が10年以上かかります。公債費は先ほど指摘しましたように、30年間、大体30億の推移でいくと。
市長は地方債が減ると言いますが、これは僕も指摘しましたように、地方債というのは、毎年市は29億から30億借金返済していますので、これは減っていくのは当たり前だ、こんなことは。別に減るのは当然のことや、借金は。しかし、その減り方が、あなた方が出した計画を見ると、地方債40億円ぐらいしか減っていないと。
こういう観点から見ると、やはり今市長が言うたように、突然こんな50億円の建てかえ問題が出てきたら不可能に近い。それから、給食センターの40億円を見ても、2つで100億円でしょう。それで小・中学校の建てかえは、これは200億円というのが教育委員会の推定ですわ。
そうすると、この財政状況から見るんだったら、もちろん選択的にせないかんですけれども、その点、やはり私は小・中学校を10年で全部耐震化するという計画を立てたときに、少なくとも庁舎は入っておるべきだったと思いますわ。これも50年ですよ。信中と同じ時期に建てた建物、なぜ庁舎だけは──私も指摘している、何十年も前から。泉南中学の問題と一緒の問題であるということを、私どもは何回も指摘しました。これは耐震性の問題である、これをきちっとすべきやという。
しかし、これをなぜ放ってきたかと。私は市長の中にあったんじゃないですか、この問題に対する軽い見方が。今となってそうでしょう。この予算だって幾らですか、これは。数千万円ぐらいでしょう、耐震のやつは。3,000万円ぐらいでしょう。本来だったら、これはきちっとやるべきじゃなかったんですか。
もう1つは、給食センターのやつ。これももう10年以上前から言われておるんですわ。給食センターのこの条件、これは何回も何回も言うけれども、結局給食センターについては建てかえも何もしない。今回は、1,800万の新しい器具のこれだけで済ませておこうというんですよ。これも庁舎と同じですわ。
今すぐ何らかの手を、庁舎に検討委員会をつくるんだったら、給食センターも検討委員会をつくって、大規模改修にするのか、そういうことを私は検討すべきだと思います。
それから、公正・公平な市政運営なんですけれども、これは十二、三年前に市長同じことを言うてんねん。きちっとやりますと。
私は、ここに何がある。同和更生貸付基金として同じ問題を抱えておるんだと思います。これだけ10年近くにわたって、このような滞納が公然と許されておると。市の行政が公平に行われておるのか、これは市民の中から今後必ず疑問が出てくると思いますわ。
滞納額が大き過ぎる。15件に1件が家賃払わんで住んでおるということは、例えば府営住宅に住んでおる人、市営住宅、私ども、それから民間住宅の人から見たら、みんな生活は苦しいですわ。でもきちっと払っている。だから、市民が公平感を持つような市政をやらないと、またも昔みたいに税金を払わない、滞納が……。
そうでしょう、昔は市税が20%滞納があったんですわ。こういう不公平感がまた生まれてくると私は思うんですけれども、この条例でさえも、さっき言ったんですけれども、3カ月滞納者は承認を取り消すと。条例に基づいて、日本国もそうだし、府もそうだし、市もやっておるんですけれども、これはどうなっているんですか。税金を取るときは厳しく言うが、この条例に対する姿勢。
私はその点について市長に対して、これは謝罪に近いこと、こういうことが起こったことについて、12年前も同じことをやっておると。このことについて、なぜこういうことが起こるのか、深く分析しておるのか。この点について、私は謝罪に近いものが必要だと思いますよ、これは、市民から見たら。
16
◯向井市長 消費税の使い道については、やはり福祉目的で上げるということでございますから、これは市長というよりは、国民の一人としてしっかりと注視をしていかなければいけないというふうに思っております。
それから、復興減税企業分については、解除するということについては、これは国のほうの成長戦略の中の1つとして考えていることでございますので、消費税とはまた別の視点かなというふうに思いますが、これは国のことですから、これ以上の言及は避けたいというふうに思います。
それから、庁舎ですけれども、これは放っておったわけではございません。なぜ教育施設から先行したのかというのは、当然ながら小・中学生、子どもさんの安全ということが第一ということでやってきたわけでございまして、それで庁舎がもうこの26年で100%になります。したがって、庁舎も今回、この前から耐震診断をやっておりましたけれども、予算化して改修をするということにしたわけでございます。したがって、最終年度的には同じになると、こういうことでございます。
それから、老朽化した給食センター、確かに古くなっておりますので、課題はたくさんございます。これについては、当然建てかえも含めて検討する時期に来ているというふうに思っております。これについては、教育委員会の中で十分議論をしていただくようにしたいというふうに思います。
それから住宅、駐車場のことについては、必要な催告なり、そういうことはきっちりとやっているわけでございますが、実態としては、かなりのそういう歳入不足が生じているということについては、非常に申しわけないというふうに思っておりまして、早急にあらゆる手段を講じて、これの不足に対応していくというふうにしたいというふうに考えております。
17
◯南委員長 ほかにありませんか。────以上で市長に対する総括質問を終結いたします。
◎ 討論、採決
18
◯南委員長 これより各会計について順次討論、採決を行います。
まず初めに、議案第13号 平成26年度大阪府泉南市一般会計予算について討論を行います。討論はありませんか。
19
◯成田委員 詳しいことは本会議できちっとやるんですけれども、まず第1に、今回の骨格予算といえども、借金返済、いわゆる住民負担というのはほとんど変わりません。
先ほど指摘しましたように、公債費は約30億円、市債は300億円を超えます。この点を見ると、特に土地開発公社の市民に対する負担は4億数千万円という極めて高い負担となります。
また、それに加えて基幹農道の7,800万円なども依然として高い借金返済であり、私が指摘したように、それが給食センターの建てかえ、それから庁舎の建てかえが延びる原因になっていることは明らかであります。
2つ目は、公平・公正な市政が行われているかであります。住宅の滞納問題は最高8年、駐車場も最高3年という滞納、しかも居住者の15%が滞納しておるという状況であります。
私は、なぜ滞納が行われたかということについて、やはり十分把握していないし、12年前に私どもが公正・公平であるべきということで、市長はあのとききちっとやると言いましたが、きょうも同じような答弁でありました。
この問題については、市民の納得の得られる、また同じように家賃を払っている人たち、そういう人たちでも納得できるような、公正・公平にすべきではないでしょうか。きちっと、滞納問題についてはすぐ解決する必要があります。
以上の点で2014年度、平成26年度一般会計予算に対する反対討論とします。
20
◯岡田委員 平成26年度泉南市一般会計予算案に賛成の立場で討論いたします。
団塊世代の高齢化が迫り、少子・高齢化という人口学的要因に加え、少しずつ景気回復はしてはいますが、まだ経済の停滞、さらに4月からの消費税引き上げと幾つもの厳しい条件が重なるなど、経済再生が急がれます。
また、5月18日には市長選も予定されている中での平成26年度泉南市一般会計予算案、骨格予算であります。市としましても、行財政改革に取り組み効果を上げてはきましたが、歳入の大幅な減少と歳出の増加により、財政改革に一層力を入れざるを得ません。
財政早期健全化宣言も継続中で、健全化宣言後、3年目となる平成24年度普通会計予算は約4億円の黒字決算となりましたが、経常収支比率は94.3%で、前年より2.3ポイント悪化、第三セクター等改革推進債を活用し、土地開発公社解散、これからの起債への取り組みなど重要課題が山積されていますが、行財政改革実施計画の最終年度となる平成26年度目標達成に向け、努力をされています。
予算案の内容では、前年度の予算額より減額と苦しい中、市民の視点に立つことを前提として目標を掲げられていることは、うれしく思います。
人件費、扶助費、公債費、物件費が増額の中、補助費の大幅な減額。
まず、未来ある子どもに関して乳幼児等医療費助成の拡充。入院に関しては、昨年7月より小学校3年生までにとしていただきましたが、時をあけることなく、中学校3年生までと大きく拡充していただきました。通院に関しても、今後さらに拡充していただきますように改めて要望いたします。
また、新しい命と母を守り応援する妊産婦健診の拡充、小・中学校健康診断にモアレ検査の導入に関しても高く評価するものであります。小・中学校耐震化も本年度全施設100%達成となり、さらにトイレ等の改修や中学校3年生と特別教室への空調設置につきましても評価いたしますが、小・中学校全教室への空調設置、また中学校給食におきましてもさらに御努力いただきますようにお願いいたします。
防災減災につきましても、いよいよハザードマップも配布していただけます。自主防災組織も15団体、組織率約49%となりました。地域防災啓発活動にも力を入れていただいております。市民の命を守る使命のもと、これからも安心・安全に暮らせるまちづくりをお願いいたします。
次に、今、死因第3位となった肺炎から高齢者の方々の命を守る肺炎球菌ワクチン接種を、75歳からを70歳までにと拡充していただきました。福祉事業に関しても、認知症キャラバンメイトサポートの養成等、今までのすばらしい実績を引き続きされますようお願いいたします。
結びに、さらなる創意工夫と努力で財政健全化に取り組まれ、市民の皆様の福祉の向上に邁進され、一層安心・安全を届けられますことを要請しまして、本案に賛成する意思を申し上げます。各委員の御賛同をよろしくお願いいたします。
以上です。
21
◯南委員長 ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第13号 平成26年度大阪府泉南市一般会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22
◯南委員長 起立多数であります。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。
続いて、議案第14号 平成26年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計予算から議案第31号 平成26年度泉南市水道事業会計予算までの以上18件について一括して討論を行います。討論はありませんか。
23
◯成田委員 それでは国保、議案第25号、反対であります。これは70歳以上のことし4月から値上げが入っていますので、これに反対します。
それから、医療費、値上げが入っていますので、これを反対します。
次に、26号下水道及び31号の水道に反対をします。
下水に関しては、消費税増税が使用料に転嫁されます。そして、上水道も同じく使用料に転嫁されます。また、利用料の中から退職金が負担されますので、これも水道料金の値上げにつながるということで反対します。
なお、第30号、泉南市公共用地取得事業の特別会計予算には、土地開発公社の借金返済のこの1億2,000万、これも大きな負担となりますので、この第30号についても反対します。
以上であります。
24
◯南委員長 ほかに。────以上で本18件に対する討論を終結いたします。
これよりただいま討論のありました各会計予算のうち、反対討論のありました議案から順次採決をいたします。
まず初めに、議案第25号 平成26年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
25
◯南委員長 起立多数であります。よって議案第25号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号 平成26年度大阪府泉南市下水道事業特別会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26
◯南委員長 起立多数であります。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号 平成26年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
27
◯南委員長 起立多数であります。よって議案第30号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 平成26年度泉南市水道事業会計予算を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
28
◯南委員長 起立多数であります。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。
次に、ただいま採決いたしました4件の会計を除く議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第27号、議案第28号、議案第29号の以上14件の各会計予算について、これより一括して採決いたします。
お諮りいたします。本14件については、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
29
◯南委員長 御異議なしと認めます。よって議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第27号、議案第28号、議案第29号の各会計予算14件については、いずれも原案のとおり可決されました。
以上で平成26年度一般会計予算を初めとする各会計予算の審査は終了いたしました。お疲れさんでございます。ありがとうございます。
理事者入れかえのため暫時休憩いたします。
午前11時19分 休憩
午前11時20分 再開
30
◯南委員長 会議を再開いたします。
引き続きまして、議案第34号 平成26年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)の審査を行います。
議案第34号 平成26年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第1号)を議題とし、質疑を行います。
質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第34号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
31
◯南委員長 御異議なしと認めます。よって議案第34号は、原案のとおり可決されました。
以上で本特別委員会に付託を受けました平成26年度泉南市各会計予算19件及び補正予算1件の計20件の議案の審査を終結いたします。
連日にわたり慎重なる御審議をいただきましてありがとうございます。
なお、本会議における委員長の報告につきましては、私に御一任をいただきますようお願いいたします。
これをもちまして平成26年度予算審査特別委員会を閉会いたします。
どうもお疲れさんでございました。
午前11時22分 閉会
(了)
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