平成29年第1回臨時会(第1号)
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1
午前10時 開会
◯議長(田畑 仁君) 皆さん、おはようございます。ただいまから平成29年第1回泉南市議会臨時会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立をいたしました。
今臨時会には議案等の説明のため、市長以下各関係職員の出席を求めております。
これより日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において11番 竹田光良議員、12番 大森和夫議員の両議員を指名いたします。
次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今臨時会の会期は、本日10月12日の1日としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
2
◯議長(田畑 仁君) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日10月12日の1日と決定をいたしました。
次に、開会に当たり市長から挨拶のため発言を求めておりますので、許可をいたします。竹中勇人市長。
3
◯市長(竹中勇人君) 議長のお許しをいただきましたので、平成29年第1回泉南市議会臨時会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
田畑議長さんを初め、議員の皆様方には、平素より市政各般にわたり深い御理解と御協力を賜っておりますこと、心から御礼を申し上げます。
さて、本日の臨時会は、専決処分の報告1件と、議案第1号、工事請負契約の変更についての2件について御審議をいただくものでございます。どうかよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単でございますけれども、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
4
◯議長(田畑 仁君) 次に、日程第3、報告第1号「専決処分の承認を求めるについて(平成29年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第5号))」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。清田副市長。
5
◯副市長(清田正彰君) ただいま上程されました報告第1号、専決処分の承認を求めるについて(平成29年度大阪府泉南市一般会計補正予算(第5号))につきまして御説明いたします。
議案書は1ページをお開きください。
本件は、平成29年度大阪府泉南市一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製するとともに、その執行に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないことから、同法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものでございます。
補正措置をした経費の内容は、平成29年9月28日の衆議院解散に伴う衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行に要する経費でございます。
補正の内容についてでございますが、3ページをお開きください。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,928万1,000円を追加し、それぞれを260億6,870万6,000円とするものでございます。
まず、歳出予算につきまして、8ページをお開きください。
次の9ページにわたって記載しております、2総務費、(4)選挙費、3衆議院議員総選挙費、(1)選挙等執行事業2,928万1,000円は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行に要する経費を新規に計上するものでございます。
次に、歳入予算について御説明いたします。
議案書は7ページにお戻りください。
15府支出金、(3)府委託金、1総務費委託金2,928万1,000円は、歳出予算に計上しております選挙等執行事業に係る経費の財源として、府から交付されるものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第1号の説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
6
◯議長(田畑 仁君) お諮りいたします。本件につきましては、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
7
◯議長(田畑 仁君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。
これより質疑を行います。本件については、質疑の通告はありません。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。本件につきましては、討論の通告はありません。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより報告第1号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
8
◯議長(田畑 仁君) 御異議なしと認めます。よって報告第1号は、原案のとおり承認することに決定いたしました。
日程第4、議案第1号「工事請負契約の変更について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。清田副市長。
9
◯副市長(清田正彰君) ただいま上程されました議案第1号、工事請負契約の変更についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は13ページをお開きください。
本案は、平成28年7月13日に開催されました平成28年泉南市議会第1回臨時会におきまして、議案第1号として議決をいただき契約いたしました(仮称)泉南阪南共立火葬場建設事業の工事請負契約の内容につきまして、変更の必要が生じたため、議会の議決を求めるものでございます。
変更が生じた理由につきましては、議案書の15ページに記載させていただいております。実施設計時におきまして追加ボーリング調査を実施した結果、くい工法の変更が必要であることや、くい長不足が判明したことに伴いまして、くい工事等に係る経費に増額が生じるためでございます。
具体的な金額としましては、当初の17億7,660万円から18億6,840万円へと9,180万円の増額となっております。それに伴いまして、事業期間の最終日を平成30年5月15日から平成30年12月15日へと変更しております。
なお、相手方との仮契約は、10月3日に締結しております。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第1号の説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
10
◯議長(田畑 仁君) この際、お諮りをいたします。
本件につきましては、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
11
◯議長(田畑 仁君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。
これより質疑を行います。本件については、質疑の通告はありません。質疑はありませんか。────大森議員。
12
◯12番(大森和夫君) 火葬場については今老朽化していて、早く新しいのにしてほしいというのが市民のたくさんの皆さんの要望なんですけれども、一方、共産党としては、入札のあり方とか、それから立地条件などについてはずっと反対意見を持っていたんですけれども、今も言いましたように、市民の早く解決してほしいという要望があるものですから、それを前提にして考えると一歩ずつ前進させていきたいと思うんですけれども、今回のこのくい長の問題についても、また金額がふえると。それから、建設期間、完成時期が延びると。
それでばたばたして、何でこんなことが起こるのかなということは市民も議会も当然疑問に思うところで、議会としても、現地調査を行ったりとか議員全員協議会を開くということで対応してきたんですけれども、市長、このくいのこういう問題が起こったときにどのような対応が必要だというふうに今お考えになって、どのような対策というか、どのようなことを原課に指示したのか、その辺の経過についてお答えください。
13
◯議長(田畑 仁君) 竹中市長。
14
◯市長(竹中勇人君) まず、この基本設計から実施設計に至るまでに、基本設計で概要の設計ができていたんですけれども、詳細にわたるところまでの調査が十分できていなかったということで、実施設計で追加の調査をした結果、この工事の内容の変更をしなければならなくなったということでございます。
つきましては、変更で増額になったというよりも、そもそもが詳しい調査をしておれば、こういう設計をしておかないと構造的にもたないということでございますので、あえて基本設計でいける範囲ということで想定していたもので、十分調査ができなかったというところがあったかなというふうには思います。
ただ、それがわかった段階で、直ちにその辺の修正の変更、それから建築確認がそれでとれる形でおりるようにならないといけないんで、その辺の変更を指示したところでございまして、それに合わせての今回の契約の変更をということでございます。御理解願いたいと思います。
15
◯議長(田畑 仁君) 大森議員。
16
◯12番(大森和夫君) 一番考えていただきたいのは、市民とか議会に対するきっちりした説明と、それと、できるだけ完成がもうこれ以上おくれることがないようにということと、それと市民への負担、それと安全対策ですね、これはもう何よりも優先するということを第一に考えてもらうということが大事だと思うんですけれども、そういう対策についてはきっちりとれてきた結果だというふうに考えておられるのか。それをきちっとしていただかないと到底賛成できるものでもないし、前回、それはある程度理解した上で賛成したんですけれども、もう一度その点についてお答えください。
17
◯議長(田畑 仁君) 竹中市長。
18
◯市長(竹中勇人君) 今回の設計変更によりまして、建築物、火葬場そのものの建築物の安全性は十分に満たされているというふうに考えてございます。よって、以前のは構造的に機能上足らなかった部分というのは十分に補完されていると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
19
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
20
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 質問で、やはり市民への説明を十分にするということと、それと完成時期をこれ以上おくらさないようにということと、安全対策についての御質問というふうに承っております。
説明でございますけれども、今後もこれから火葬場を建設していくわけでございますけれども、その進捗状況におきまして、要所要所で御説明申し上げていきたいというふうに思います。
今後、この議案を通していただきますと、10月16日からくい打ち工事に入ってまいりたいと思います。その後、来年の春ごろには上物の建設に入れるというふうに考えております。そして、夏ごろには火葬炉を入れまして、12月中旬、12月15日をこの工期の最終工期というふうにしております。
それと、安全対策でございますが、今回、くい長を伸ばすことによりまして、これは基本設計業者も実施設計業者も、やはり当初は全てのくいを基礎岩盤まで打ちつけます支持ぐいということも検討しておったんですけれども、支持ぐいでもたすのは火葬棟のみということで十分ということと、その他の棟に関しましては摩擦ぐいでも十分やと。
今回、足らずの分を実施設計の中で継ぎ足したということになります。これをもちまして、この施設が強度的に安全ということが府の建築確認の中でもおりておりますので、皆さんにも安心して、今後数十年使い続ける施設でございますので、使っていただけるというふうには考えております。
21
◯議長(田畑 仁君) よろしいですか。ほかにございませんか。────森議員。
22
◯7番(森 裕文君) 相変わらず甚だ簡単な御説明で、その上に立ってこういうお話をしなければならないということは、市民に対しても大変申しわけない気持ちでいっぱいでございます。
予算は通過しておりますし、それから、この事業に期待を寄せていらっしゃる市民もたくさんいらっしゃいますし、これ以上の遅延はできないという御趣旨は私も十分承知をしておりますので、今さらこの契約についてどうのこうのというつもりはございませんけれども、今回の問題では、行政並びに議会に大変な大きな禍根を残してしまいました。
この禍根を絶やすという措置がこの際、私はここでこの際にこの禍根を絶やしてしまうということが必要な作業であろうと、我々議会にとっても必要な作業であろうというふうに思います。
禍根とは何か。責任がどこにもないということであります。責任の所在が全く明らかにされていない。誰も悪くない。誰も悪くない中でこんなことが起きてしまった。何も損をしていないとおっしゃっていますが、実損は出ているじゃないですか。520万円。これはどこに責任があるんですか。
着工延期に伴う経費520万円、これは誰が責任をとるんですか。
23
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
24
◯市民生活環境部長(知久 孝君) それでは、お答えいたします。
今回、基本設計の段階で調査が足らなかったのではないかというふうな御質問で、その後、実施設計を行うにつれて必要なくい長が必要であるということが判明してきたということでございますけれども。
まず、責任の所在、瑕疵がないと。まず、基本設計についての瑕疵がないということでございますけれども、まず標準の地質調査に基づく設計であったということ、それと仕様書に基づく国の告示にのっとっているということ、それと平成13年3月に示されました設計施工一括発注方式導入検討委員会報告書の内容に従ったものになっていると。
一般図、形式比較概要工事費等々、そしてまた各種の特性に、各棟の特性に応じた基礎くいの設計に、基本設計となっておりまして、例えば火葬棟は支持ぐいでもたせ、その他の棟は摩擦ぐいでもたせるという設計になってございまして、過剰設計を回避する。そしてまた、デザインビルド提案業者の設計施工性、安全性に配慮した高い提案を求めているということで、基本設計においても標準の仕様は満たしているというふうに考えます。
それと、実施設計業者さんにおきましては、その基本設計をもとにシミュレーションを繰り返し繰り返し、そして上物の重さとくいの長さ、それを決めていったわけで、最終的には実際におもりを載せて載荷試験を行いまして、これで安全というふうな結論を得て、今回の9,180万円の増額になったということでございます。
よりまして、この方式はデザインビルド方式でございますから、当然、予測しないというようなことについての増額は見込まれるわけでございますけれども、これが今回の実施設計をしていく中で9,180万円という金額になってきたということでございまして、当然、先ほど申しました平成13年3月に示されたデザインビルドの一括発注方式導入検討委員会の報告書の内容に従ったものにもなっているというふうには考えてございます。
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◯議長(田畑 仁君) 森議員。
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◯7番(森 裕文君) ですから、責任はどこにあるのかと。責任の所在をはっきりしない限り、市民は納得しないでしょう。何となくかかってしまいました、負担してくださいでは、そんなことで市民が納得するわけはありません。
要は、基本設計ではこの建物はできなかった。基本設計を綿密に進めてさえおれば、こんなことは起きなかった。基本設計に責任があるじゃないですか。しかも実損が出ているんですよ、520万円という。これは誰が払うんですか。市民ですよ。これは不可抗力じゃないですよ。手抜きですよ、基本設計の、明らかな。この責任は誰がとるんですか。
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◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
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◯市民生活環境部長(知久 孝君) まず、基本設計について瑕疵、責任があると言われることでございますけれども、今回、この基本設計におきましては、標準仕様の地質調査の実施を経まして、くいメーカーが施工可能と判断した工法を採用しておる。これは5カ所のボーリング調査の結果により、工法を採用したということになります。
それと、例えば支持地盤の傾斜の詳細な把握、精緻な調査が必要になるとした場合、これを市が実施することは、コストと時間がかかってくると。それよりは民間に委ねるほうが有利と判断したということ。そもそものデザインビルドの趣旨に合致するということでございます。
すなわち、基本設計において詳細な検討をすることは、それは実施設計と同じ作業をたどることになります。そうしますので、デザインビルドの目的に反するということで、基本設計においてある程度市の意向を示し、それをもとにデザインビルド業者に提案を求めるということが、この方式のメリットでございます。それによりまして、工期の短縮と経費の短縮を図るというのが、この方式の目的でございます。
それと、基本設計では見出されなかったような課題や未検討な内容につきましては、実施設計で検討されていくということになるわけでございますが、当然、工事費が増大となるリスクは存在します。これは市と事業者との協議によりまして解決するということが想定されております。
それと仮に先ほど申しました、例えば実施設計とほぼ同じ作業をたどるということになりましたら、今度は逆に過剰設計に陥るリスクをはらんでまいります。
そういうことを避けるために、今回の工事手法としましては、まず基本設計である程度の情報を伝え、それをもとに実施設計デザインビルドの業者が設計施工するという手法をとったということで、そういった場合、当然、基本設計で見出されなかった経費等につきましては、市と事業者との協議によりまして、市の負担によりまして補っていくというふうに考えております。
29
◯議長(田畑 仁君) 森議員。
30
◯7番(森 裕文君) 当初の基本設計の予算では建物が建たないということが初めからわかっているようなデザインビルドであれば、そんなデザインビルドは初めから採用しなければいい。
今後もこういう問題が起きてくる可能性がありますから、皆さんから何回か御質疑がございましたけれども、追加予算、追加予算でええわええわというような工事が今後も進められていくんであったら、こんなデザインビルド方式が、今おっしゃったことがデザインビルド方式の全てかどうかわかりませんけれども、そんなデザインビルド方式であれば初めから採用しなければいい。
そして、市民の皆さんが今一番求めておられるのは、市民の皆さんのお金が、税金がこの工事に使われるにもかかわらず、九千何百万円の追加予算があるにもかかわらず、その説明が市民の皆さんに一切なされていないということであります。
市民の皆さんに責任の所在を、誰も責任、どこにも責任がないと、そんな工事がどこにありますか、世の中。おかしいじゃないですか。責任はあるんですよ、どこかに。どこに責任があるかということをきっちり追及しない限り、今後こんな工事はできないですよ。
31
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
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◯市民生活環境部長(知久 孝君) 先ほど私が申しましたのは、平成13年3月に国においてまとめられております設計施工一括発注方式導入検討委員会の報告においても、契約後に、工事の目的物の性能あるいは自然条件、地盤条件、そういうふうな条件で予期できなかったことですね、そうした場合には、そうした変更をする必要が生じた場合は、発注者がリスクを負担すべきと判断される事象が存在するということがあらかじめわかっております。
そういった意味で、このデザインビルドを採用したのは、当初、基本計画策定の折、先般から何度も申しておりますけれども、VFMがこれで一番稼げる方法であると、従来方式に比べて有利であるということで採用しました。
その結果、基本設計から実施設計に入っていったわけですけれども、やはりどうしても基本設計では判明、予想し得なかった事態が発生してきたわけでございますので、今回、この契約の変更をお願いしたというところでございます。
33
◯議長(田畑 仁君) 森議員。
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◯7番(森 裕文君) 予期できないことではないでしょう。予期できることでしょう、こんなもの。きっちりした地質調査さえしておけばできることでしょう。きっちりした地質調査が必要だということぐらい、一流の設計事務所、アドバイザーは初めからわかっていることでしょう、こんなもの。そんな頼りないアドバイザーを泉南市は選んだんですか。
35
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
36
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 何回も申しておりますけれども、基本設計は基本設計なんです。基本設計で建物は建てられない、そういうことでございます。
それと、おっしゃられるように、先ほども申しましたけれども、仮にこの基本設計にもっともっと費用を費やして、ほぼパーフェクトな形での実施設計と同じようなレベルにもっていくとすれば、デザインビルド方式の持つ意味がなくなってまいります。
要するに、基本設計であらかじめ方針を示し、その基本設計でも、この検討委員会で報告されておりますのは一般図であるとか概略工事費、だから、普通の基本設計とそんなに変わる……、デザインビルドだからというて普通の工事の基本設計とそんなに変わるものではないと。
その後、情報をデザインビルド業者に上げて、設計施工一体に考えていただくという方式がこの方式でございますので、そこで事業者がさらにボーリング調査をしますと、その結果、やはりもうちょっとくいの長さが要ります、工法の変更が要りますということが出てきましたもので、先般からお願いし、今回の契約の変更をお願いするというところでございますので、その辺は御理解いただきたいというふうに思います。
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◯議長(田畑 仁君) どうですか、森議員。(「いや、もう4回やったから」の声あり)よろしいですか。────南議員。
38
◯16番(南 良徳君) 同じような質問になるかと思いますが、本来であれば、従来工法は、基本設計、実施設計を一体的に設計事務所に発注をしていくと、工事は工事でやると、これが従来工法です。
先ほどデザインビルドで、部長のほうが工期の短縮を図るというふうにおっしゃいましたが、結果としては工期の延長になってしまったんですね。特にこの方式の、私は弱点というか、いわゆる官民の分岐点、これがデザインビルドの中にあるんですよね。
この方式を取り入れると、今回のようなことが起こり得る。当然起こり得ると私は思いますわ。そこらあたりがわかって、こういう方式でやったのか。最初からおっしゃっているような、そういうデザインビルドの長所、それが生かされていない。結果論ですよ。うまくやれば生かされるかもわかりません。
特に、今、森議員もおっしゃったように、私もずっと、果たしてこの責任がどこにあるのか。今申し上げたように、官民の分岐点の中では、官のほうに当然責任が出てくるんですよ。完全にデザインビルドでアドバイザリー契約をした業者だけではないんですよ。官が入っているんですよ。官が入ってそのデザインビルドの業者にやっているということからすれば、この辺でその答弁に私は矛盾が出ていると思いますよ。
その辺はどうなんですか。特に今おっしゃった工期の短縮を図ると。今、延長されているんじゃないですか。それの費用が520万かかると。まさにここが問題ですよ。
今後こういった新しい工法を余りわからないままに私はやるべきではないと思うんで、今後のことも含めて、その辺はどう考えておられますか。
39
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
40
◯市民生活環境部長(知久 孝君) まず1点目のこのデザインビルドの利点として、工期の短縮が図れるということに逆比例して、逆に延びているではないかということでございますけれども、今回のこのデザインビルドの提案事業者の評価された点は、地元の経済効果をまず促すと、地元経済に配慮した提案であるということ。
もう1つは、施工性に応じた、おっしゃるように工期の短縮を図れるということが評価されました。
ですので、今回、このデザインビルド業者を募集するときに、市の設計では、その当時、竣工が平成30年の7月末だったわけですけれども、その業者さんの提案によりまして、5月15日、ちょっと2.5カ月ほど短縮した提案がなされました。それが評価されたということであります。
ただ、その後、デザインビルド業者さんを選定して、いよいよ実施設計に入っていくわけでございますけれども、やはりその中でどうしても、上物を設計しながらくいの長さを決めていったら、どうしてもくい長が足らないということと、それと、やはりせっかくつくる施設でございますので、市の基本設計、市の意向に沿ったものには提案を合わせて、すり合わせですね、基本設計と提案のすり合わせにもある程度ちょっと時間はかけさせていただいております。
これは位置の確定でありますとか外壁の見ばえとかの確定、それと意匠とバリアフリーの考え方、それと維持管理のしやすさ、それで多目的棟の形状変更、そういったものをいろいろと業者さんと市とで打ち合わせしました。
この施設を一旦立ち上げましたら、もう数十年使うということです。やはりそういった市の設計意匠というんですか、そういうのをちゃんと伝えて、業者さんとの提案とすり合わせていくということにも時間をかけさせていただきました。
結果として、この契約書では5月15日から12月15日の7カ月おくれになっているわけでございますけれども、当初の市の予定からでしたら4.5カ月おくれというふうになってくるかと思います。
それと、官民の分岐点でございますが、これはデザインビルド方式がこの基本設計先行型のデザインビルド方式では、まず市の意向を基本設計に反映さすということ、そこまでが官が責任を持ってやります。だから、責任は官にあります、そこまでのは。
その後、この手法のいいところは、実施設計と工事は一体にやっていくということで、そこでの責任分岐点がもう明らかになるということですね。今までだったら実施設計まで市が責任持ってやった場合、その後の建設の段階でどこに問題、瑕疵があったんかということが議論になってくるわけでございますけれども、今回は基本設計でスパンと切ってしまうというふうな手法を採用しまして、その後デザインビルド業者さんに、いいところを出してくださいというふうにお願いするという方法であります。
そういったデザインビルドの長所を引き出すべく、この手法を採用したわけですけれども、結果的にはちょっと工期が延びたということになります。
それと、今後ですけれども、今回、この方式は泉南市として初めて採用されました。これは先ほども申しておりますけれども、基本設計、基本計画ですね、泉南市単独での施設を整備するときの基本計画をつくる段階で、いろいろと手法を考えて、従来方式とそれとPFI方式、それと今回このデザインビルド方式、3つを比較しまして、バリュー・フォー・マネー、それが一番まさっているという手法を今回採用させて、そのときは、その当時はそういうふうな手法でありましたので採用させていただいたということでございまして、それは阪南市さんとの共同におきましても、もうその手法を引き継いでいったということになります。
そういうことで、今後もこの手法が果たしていいのかどうかということは再度検証する必要があると思いますけれども、この当時、火葬場が建設計画になった当時は、この手法で十分メリットがあるというふうに判断したというところでございます。
41
◯議長(田畑 仁君) 南議員。
42
◯16番(南 良徳君) いろんな、これだけではなくて行政が新しいことに取り組んでいくということについては、私は賛成なんです。ただ、今回初めてということも含めて、やはりリスクが伴うと、これを同時に考えていかないと、新しいものにぽっと乗りかえてどうなるかと、ある意味、私は1つの教訓になったのかなと思います。
それから、先ほども申し上げた損金というか、いわゆる経費のアップ、これは先ほどから520万と言っておりますが、本当は現場管理費、一般管理費、トータルで1,334万、この何%かは、これは工期延長による経費だと私は思っております。
だから、520万プラス幾らということにもなってくるわけです。ともすれば1,000万に近い金額がそこで発生してくると、私はそういうふうに見ているんです。
このあたりがトータル的に我々は聞いていますが、通常的にはいわゆる工事費の経費のパーセンテージです。漠っといえば、工事費が幾らであれば、そのうちの経費は10%、あるいは8%という見方をするんですよ、こういう見積もりの中では。
細かい中での積み上げはないんですけれども、その辺についてはどういうふうに思っておられますか。具体にわかっておられますか。
43
◯議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
44
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 今回工事延長に伴います諸経費等、先般資料としてお渡ししてございますけれども、例えば共通費でありますとか諸経費、これは現場管理費、一般管理費になってくるわけですけれども、こういったものは、公共建設工事積算における共通費というようなことで、国交省からの大臣官房から出されているということで、要するに直接工事費に率を掛けて、さらに積み上げていくとか、そういうような手法、一般的な手法は採用されているということでございます。
それで、多分おっしゃっているのは、これでどれだけの効果があったのかということではなかろうかと思うんですけれども、今回、この手法を採用する基本計画の段階でVFMを出すときに、施設整備費に対してどれぐらいのメリットが出るんかということで試算したものがございまして、そういったものでは、これは、順調にいっておれば施設整備費で1億4,000万ぐらいの効果が出るであろうということは見込まれておったわけでございますけれども、今回、くいの延長とかそんなんになってきましたんで、そういった場合、9,180万円負担となったということでございますけれども、当初予定しておりました泉南阪南の共立火葬場の基本計画書からのVFMの試算からしましたら、今回こういう金額になったというふうになるわけですけれども、まだ数千万の効果があるのではないかというふうには考えております。
45
◯議長(田畑 仁君) 南議員。
46
◯16番(南 良徳君) ちょっとそれは部長、おかしいと思う。数千万、悪くなった状況でそこで節約してもおかしいんですよ。損する分が少なく済んだということなんでしょう、その言われ方はね。
そうじゃないでしょう。トータル的には、先ほど市長も言われたように、本来であればそもそも要った金額ですよと。だから、後でわかってやったけれども、本来であればもともと要った金額やからどうということないでしょうと、こういうことをおっしゃっているんですね。
そうではないんですよ。これが例えば今回のこの分で9,180万、これはもう本来であったらもっと数千万上がっているのに、少なかった、これは失敗したうちの金額を縮小するだけの話なんです。その辺を指摘しているわけです。
同じような答弁になると思いますので、これで終わりますけれども、そういうことですよ。
以上です。答弁はいいです。
47
◯議長(田畑 仁君) ほかにございませんか。────どうしても議会側と行政側がなんかかみ合えへんですね。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。本件につきましては、討論の通告はありません。討論はありませんか。────大森議員。
48
◯12番(大森和夫君) 日本共産党を代表しまして、議案第1号に賛成討論を行います。
2015年11月に火葬場建設の入札が行われました。入札に問題があると日本共産党などの反対で否決となりました。その後、2016年6月に再入札が行われ、前回より1億5,700万増の17億7,660万円で落札されました。
この入札は1者のみの応募で、落札率は97.6%と非常に高いものとなりました。1者入札は、競争性を失われるなど問題が多く、落札額の増額分についても、合理的な理由は見当たりません。日本共産党は、この入札にも反対しましたが、賛成多数で可決し、火葬場建設が進められました。
新火葬場の建設は市民の切実な要望です。日本共産党は、新火葬場の立地条件や入札のあり方などに対し反対意見を持っています。しかし、これらの問題を一歩ずつ改善し、市民が安心して利用できる火葬場をつくるため取り組んでいきたいと考えています。
今回、約9,000万円の追加予算は、火葬場のくいを計画より長くし、堅固な地盤に届くようにするというものです。短いくいでは安全性に問題があり、建築確認もおりません。この計画変更と、それに伴う予算措置は、安全性を確保し、一日も早く火葬場の完成を願う市民にとって必要なものです。
以上の理由から、計画変更にかかわる本議案に賛成いたします。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。
49
◯議長(田畑 仁君) ほかにございませんか。────よろしいですか。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第1号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
50
◯議長(田畑 仁君) 御異議なしと認めます。よって議案第1号は、原案のとおり可決をされました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
慎重なる御審議を賜りまして、まことにありがとうございました。これをもちまして、平成29年第1回泉南市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
午前10時44分 閉会
(了)
署 名 議 員
大阪府泉南市議会議長 田 畑 仁
大阪府泉南市議会議員 竹 田 光 良
大阪府泉南市議会議員 大 森 和 夫
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