平成28年第1回定例会(第1号)
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午前10時 開会
◯議長(堀口武視君) おはようございます。ただいまから平成28年第1回泉南市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。
今定例会には議案等の説明のため、市長以下関係職員の出席を求めております。
これより日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において13番 竹田光良議員、14番 成田政彦議員の両議員を指名いたします。
次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今定例会の会期は本日から3月23日までの21日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
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◯議長(堀口武視君) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月23日までの21日間と決定いたしました。
この際、諸般の報告をいたします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定による議員派遣の件について報告いたします。
本件につきましては、お手元に配付しております資料に記載のとおり、7件について議員派遣を承認しております。
以上で諸般の報告を終わります。
次に、日程第3、市長の市政運営方針についてを議題といたします。
市長から市政運営方針について発言を求めておりますので、許可いたします。竹中勇人市長。
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◯市長(竹中勇人君) おはようございます。平成28年第1回泉南市議会定例会の開会に当たり、市政運営に関する基本的な考えと主な施策の概要につきまして、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
今、国際社会では多くの国や人々がテロの脅威にさらされ、世界各所で平和を希求する動きが見られます。全世界の人々が知恵を出し、協力し合うことで、全ての国と地域、そして人々が一刻も早く平穏な日々を迎えられるよう念じてやみません。
また、昨年、世界を大きく湧かせたラグビー・ワールドカップが、いよいよ2019年に大阪でも開催されます。その翌年には東京オリンピック・パラリンピック、さらに続けて関西ワールド・マスターズ・ゲームズ2021が関西一円で開催されることが決まっています。このように、今後5年足らずの間に世界規模のスポーツ大会を通じて全世界の注目が日本、そして関西に集まろうとしています。
関西国際空港は、今春、国際拠点空港としての機能の再生と強化を目指し、コンセッション方式による運営への移行という大変大きな節目を迎えます。
近年、関空を訪れる外国人旅客数は増加の一途をたどり、昨年1年間ではついに1,000万人を超えるなど、大変な活況を見せております。地元自治体である本市も、インバウンドを積極的に誘致することで経済効果を得、地域の活性化を図るなど、関空の活況の恩恵を享受できるよう、観光施策の推進はもちろん、国際化に向けた取り組みの必要性を感じています。
今春のコンセッションを契機とする新・関空の船出に大いに期待をしつつ、我々地元自治体も関空との共存共栄をさらに深化させるよう行動していかなければなりません。
一方、内政面においては、人口急減と超高齢化の進展により、将来の国や地方自治体の存続すら危ぶまれる社会、経済及び行財政状況となりつつあることから、その対策は待ったなしであり、国を挙げてその取り組みが進んでいます。
「地方創生」の大号令のもと、全国の地方自治体が同じスタートラインに立ち、まちづくりのための独創的かつ先駆的なアイデアを出し合う、まさに政策立案の中身で競い合うことを求められました。
本市でも「泉南市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、将来の人口減少を抑えるための具体的な取り組みとして、2つのプロジェクトを初めとした交付金事業を提案したところですが、国からは大変高い評価をいただき、本市提案の内容全てを事業化することができました。
具体的には、民間企業や大学等との連携のもと、泉南市の重要施策である観光の促進や泉南ブランドの確立、第一次産業の活性化等の分野において、人材育成はもちろん、福祉等他施策との施策連携を強化し、そしてアナゴの養殖事業の推進や体験型砂栽培プラントの開園、そして新たな特産品の開発着手等、多方面にわたって新機軸を打ち出すことができたことは、大変喜ばしい成果です。
今後、さらに市民や地域の事業者等との協働によって事業を継続、拡大し、泉南市版地方創生を推進することで、遊休農地の解消や新たな雇用の創出、そして泉南ブランド特産品の安定供給や事業主体の自立促進を図ってまいります。
一方、全国の地方自治体の財政状況は、依然として大変厳しい状況下にあります。人口の減少と高齢化の進展が及ぼす影響は大きく、さらに老朽化した公共施設の維持運営が自治体財政を圧迫しています。
このような中、本市では、将来にわたって安定的な行政経営を進めるために、5次に及ぶ行財政改革を断行し、真摯に取り組んでまいりました。この間長らく、市民の皆様には御協力、御辛抱いただいてきたところですが、いまだ取り組みの手を緩めるわけにはいかず、さらに効果的・効率的な行財政運営を強力に推し進めます。
また、将来にわたって公共サービスの提供を持続可能なものとするためには、老朽化が進む公共施設の維持管理を抜本的に見直し、長期的な視点に立ち、公共施設の最適なあり方を求め実現していくファシリティマネジメントを精力的に推進していく必要があります。
今後、この行財政改革とファシリティマネジメントを本市の行政運営のかなめと位置づけ、努力を傾注し続けてまいります。
さて、1年前の私の初めての本格予算編成の際には、本市の未来を明るく照らす、市民の皆様と紡ぐ「夢」を語らせていただきました。ことしはちょうど任期の折り返しを迎えます。これまでの「夢」に加え、新たにさまざまな「夢」もふえ、さらにそれぞれが大きく実現に向けて動き出そうとしております。
これまで市民の皆様とともに描かせていただいた、未来を明るく照らす「夢」が、さらに魅力あふれる具体的な内容に肉づけされ、それぞれが計画や事業として具体化されています。来る平成28年度は、これまでに皆様と紡いだ夢を実現に向けてさらに大きく育み膨らませ、それが少しずつ走り始める段階に至ったと考えております。
そこで、ことしの市政運営方針のサブタイトルは、「夢の育み─明るい未来への挑戦」とさせていただきました。市民の皆様とともに夢を育み、ともに活力に満ち、明るく安心して暮らせる泉南市づくりにチャレンジしてまいりたいと思います。
それでは、市民の皆様の夢をともに育てていくための本年度の主な施策・事業につきまして、第5次泉南市総合計画に掲げた6つの「まちづくりの方向」に沿って、順次、御説明申し上げます。
まず、「すべての人が尊ばれ、その個性が発揮できるまち」について申し上げます。
私たちは、これまで先人から引き継いできたさまざまな文化を発展させてきました。これからも心豊かな文化を形成していくためには、人権を私たちが生活していく上での基本と位置づけていく必要があります。市民全てが平和を求めるとともに、お互いの存在を尊重し信頼し合い、いかなる差別もなく、一人一人が大切にされる人権文化のまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
基本的人権の尊重に係る施策につきましては、人権行政の基本理念を明らかにし、市政を推進する全ての部局が人権尊重の視点に立ち基本姿勢を示す「(仮称)泉南市人権行政基本方針」を策定します。
また、昨年、再び差別落書き事象が発生しました。このような行為は、人の心を傷つけるものであり、また、そうした落書きを見た人に新たな差別意識を植えつけたり、差別を助長するおそれもあり、決して許されるものではありません。
このような差別事象への対応として、防犯カメラを設置するなど、再犯防止策を講じるとともに、引き続き人権関係団体を支援し、協働しながら市民が人権課題に対して正しい知識と理解を深めていくことができるよう、人権啓発講座を開催するなど人権に関する意識の高揚に努めます。
あわせて、生活上のさまざまな人権課題や市民ニーズ等を見きわめ、それらに対応するため、相談・訪問・支援等を行う人権相談事業を継続して実施します。
非核平和都市宣言都市として世界の恒久平和の実現を目指すため、戦後70年を機に作成した戦争体験の記録をさまざまな場面で公開するとともに、継続して非核平和の集いを開催することにより、市民の平和に関する意識の醸成に努めてまいります。
また、地球レベルでの国際化、国際交流及び国際協力の果たす役割が重要となってきており、外国人と市民がお互いの文化を理解し、思いやる気持ちをもって触れ合い、住み続けることのできるまちにしていくため、市域にある関西国際空港をシンボルとして、市民と協働しながら国際化と国際交流に努めます。
女性も男性も一人一人が大切にされ、社会の対等な構成員として喜びも責任も分かち合いつつ、その個性と能力を最大限に発揮できるようなまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
男女平等参画社会の実現に向けた施策として、啓発講座の開催や情報誌の作成等を通じて、市民や事業所への啓発を継続して実施します。
ドメスティックバイオレンスの被害者を守るため、被害者からの相談への対応や支援を継続するとともに、必要な場合には被害者を保護します。とりわけ、被害者が女性の場合につきましては、女性相談員による対面・電話相談を継続して実施することにより、女性の人権が尊重・擁護されるよう努めます。
子どもには大人と同等の自由と権利があることを理解し、子どもたちの声に耳を傾け、その思いを受けとめ、さらに対話を深めることで、子どもを一人の人間として捉え、真摯に向き合っていかなければなりません。子どもが豊かな人間関係を築き、学ぶ喜びを育むことのできるまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
本市の教育政策の方向性を示すものとして、昨年10月には、私と教育委員会で構成する総合教育会議の場において協議・調整を行い、市長として「泉南市教育大綱」を策定いたしました。本年度は、教育委員会において、この教育大綱や関連する教育分野の諸計画との整合を図りながら、本市の教育の中長期的な目標や基本的な方向性を明らかにする「泉南市教育振興基本計画」を策定します。
また、子どもの権利に関する条例の運営状況を検証するための効果的な取り組みとして、子どもの権利条例委員会及び子どもの権利条例市民モニター制度を継続して実施していくことにより、子どもの権利を尊重する優しいまちの実現に寄与していきます。
あわせて、子ども一人一人が違いを認め合い、お互いを尊重する意識を浸透させ、いじめを未然に防ぐため、全中学校でいじめ防止プログラムを実施します。
子育て世帯への支援につきましては、対象世帯への幼稚園就園補助・就学援助事業を継続して実施することにより、保護者の経済的負担の軽減を図ります。
義務教育につきましては、生きていくための規律・規範を身につけ、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力をバランスよく育み、生きる力を備えた子どもの育成に努めます。
また、教育機関において国際交流を進め、多文化共生への理解を深めてもらうため、外国籍の児童の教育面でのサポートとして、生活習慣や学習スタイルに早くなじむことができるよう、日本語の通訳による語学補助員の配置の充実を図ります。
教育相談に応える体制につきましては、関係諸機関との連携を充実させるとともに、教育支援センターによる不登校対策や教育相談の充実を図り、子どもたちの学校・園生活におけるさまざまな問題の解決に努めます。
また、「(仮称)泉南市いじめ防止基本方針」を策定し、子どもの最善の利益を第一に、恒常的ないじめ防止の方策が図られるよう組織体制を充実させ、問題行動の減少に努めます。
学校規模の適正化の過程で設けた小学校区の調整区については、調整区解消に係る人権啓発・人権教育の取り組みの推進プランを踏まえつつ、その周知啓発を引き続き行うとともに、これまでの成果と課題を検証した上で今後の方向性を具体的に定めます。
学校施設につきましては、経年劣化と学校を取り巻く社会情勢の変化に対応するため、「泉南市学校施設の老朽化対策に関する基本的な考え方」を踏まえ、学校の規模と配置の適正化に向けたあり方の検討を行い、結論を出すとともに、その結果に留意の上、老朽化対策の取り組みを進めます。本年度については、泉南中学校の建てかえに係る実施設計を行います。また、学校施設の環境改善や安全対策のために、信達中学校のフェンス改修事業などを実施し、良好な学校環境が維持できるよう施設保全に努めます。
学校給食につきましては、子どもたちが健全な食習慣を身につけ、健康で豊かな人間性を育むことができるよう、市内10小学校に加えて、4月から全ての中学校において安全・安心で栄養バランスのとれた学校給食の提供を開始します。また、中学校給食の開始に合わせ、就学援助事業の中で新たに中学校給食費補助を行うことにより、保護者の経済的負担の軽減を図ります。
次に、市民の生涯学習活動への支援について申し上げます。
一人一人がみずから課題を見出し、学び続ける生涯学習活動を通して、生きがいの発見、自己実現を図り、その成果を生かした活動をしていくことで、地域の人同士がつながり、活動の輪が地域に根づいていきます。誰もが、いつでもどこでも学べる生涯学習推進のまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
生涯学習の拠点づくりにつきましては、市民の自主的な学習活動を支援するため、公民館講座を継続して実施することによって、学習情報や学ぶ機会を積極的に提供してまいります。
青少年センターを子どもの放課後の居場所・交流の拠点として位置づけ、学習機会の提供、子育て支援、各種交流の促進、自主活動の支援等を継続して行います。あわせて、居場所機能を充実するため、公共施設や小学校において、地域の団体や住民との協働を図った「子ども元気広場」を推進します。
また、共生の地域づくりを促進し、高齢者を初めとするさまざまな世代の地域住民がつながった、子どもが休日に安心して集まることができる居場所をつくるとともに、地域のまちづくり活動の活性化につなげます。
あわせて、地域の情報拠点として、資料や情報の収集と提供、調査相談、障害者・高齢者に対するサービス及び子ども読書活動の推進に向けた取り組み、子どもの居場所としての講座等を充実させた図書館運営を進めます。また、文化ホールにおいては、舞台照明設備の一部を更新するとともに、指定管理者と連携し、市民が多様な文化や芸術に触れる機会を提供していきます。
市民の健康増進を図るため、スポーツに親しむことができる機会と施設を充実させます。あわせて、スポーツを通して子どもの体と心の健全な成長を促すため、指導者の協力を得ながらスポーツ少年団活動の活性化を図ります。
放課後児童健全育成事業につきましては、児童福祉法の改正を受け、受け入れ対象児童を全留守家庭児童会において6年生まで拡充をいたします。
特色あるまちづくりを進めていくためには、地域全体を歴史と文化の観点から捉え直し、文化財などの地域資源を再評価し、新たな付加価値を見出していくことが重要です。まちの風土や歴史的資源を基盤とした新たな文化が花開くまちを目指すため、歴史資産の活用を進めるための施策・事業を実施します。
文化財保護の必要性を喚起し、知的好奇心の高揚を促すため、大学生と大学教員が地域に入り、市民やNPO等とともに地域づくりに取り組む「域学連携」を継続的に実践します。具体的には、国史跡海会寺跡のガイダンス、展示会、歴史体験学習、フィールドワーク等のイベントを効果的に展開します。
次に、「みんなが健やかで、みんなが助け合うまち」について申し上げます。
子どもと親の健康づくりと、子どもが健やかに成長でき、保護者も安心して子育てできる環境の整備は、一体であると言えます。健康づくりでは市民の健康実態を把握し、健診受診率、予防接種率の向上を目指し、環境整備では、本市で子どもを産み育てることに希望を持てるまちづくりを進めることを目指し、ひいては将来の定住者の増加につなげるべく、以下の施策・事業を実施します。
まず、子どもと親の健康づくりにつきましては、妊娠期から出産、子育て期へと切れ目のない支援を実施するため、ワンストップ拠点として「子育て世代包括支援センター」を立ち上げます。特に妊産婦等のニーズに応じ、必要な支援を確保するため、母子保健コーディネーターを2名配置します。これにより、保健師等の専門職が全ての妊産婦等の状況を継続的に把握し、関係機関との連携や情報の共有化を図りながら支援プランを策定するなど、きめ細かい支援を実施します。
さまざまな調査で、妊娠後期から出産後1カ月ごろが最も不安が大きいことがわかっています。そこで産後の育児負担を軽減し、早期に支援を提供できるよう、産前・産後サポート事業の一環として産後2週間サポート事業を実施します。
また、子どもたちが必要な時期に適正に予防接種を受けることは、感染症の重症化等の防止、流行抑制につながり、子どもの生命・健康にとって重要です。安心して接種してもらえるよう医師会等と連携を図り、市民への一層の周知を図るとともに、相談体制をより強化することにより、予防接種事業を効果的に推進します。
さらに、泉州南部初期急病センターにつきましては、小児の診療日をふやし、初期医療体制の充実を図り、地域医療機関などの協力をいただきながら、円滑な運営に引き続き努めます。
次に、子育てしやすい環境の整備を行います。具体的には、国において平成27年4月から、支援の質、量の向上を図る「子育て支援新制度」が設置され、就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する機能や、地域の子育て支援を行う機能を備える「認定こども園」の普及を推進しています。本市の認定こども園は、現在2カ所ですが、平成28年度には、西信達保育園及びたるい保育園を加えて4カ所とします。
昨年4月に開設した子ども総合支援センターを子育て支援の基幹施設として、子どもの特性や生活環境等の状況に応じた支援を行うとともに、家庭児童相談機能や教育相談機能等を統合し、教育委員会を初め関係機関と連携を図りながら、児童虐待の未然防止に努めてまいります。
泉州南部地域は医療対策が脆弱であり、医療供給不足が課題であると言われております。そうした中で、本市としては、市民の健康増進を図るとともに、健康寿命の延伸にも留意した取り組みを進めることが求められていることから、以下の施策・事業を実施します。
医療環境の充実につきましては、国民健康保険法に基づき、国が示す保健事業実施指針を受け、平成27年度に策定した「保健事業実施計画(データヘルス計画)」をもとに事業を実施します。
具体的には、被保険者の健診データの分析や健康課題の抽出を行い、取り組み目標を設定し、特定健診・特定保健指導等保健事業を効果的に実施することにより、市民の健康の保持・増進を図ります。また、医療費を適正化し、国民健康保険の健全な運営体制の確保に努めてまいります。
健康づくりの推進につきましては、生活習慣病を重症化させないために、生活習慣病の予防、早期発見が重要です。そのため、保健事業実施計画に基づき、特定健診受診率・特定保健指導実施率の向上を図り、健診有所見者への受診勧奨を行うとともに、高血圧症や糖尿病性腎症の重症化を予防するための事業等を強化してまいります。
また、平成26年に策定した健康せんなん21第2次計画に基づき、健康づくりのための取り組みを進めます。具体的には、食生活改善推進員の育成を図り、食生活の改善を中心とした健康づくりを広めます。また、健康ボランティアグループ等によるウオーキングマップの作成や健康づくりの意識を高めるための運動の重要性について広く周知します。
福祉は、行政だけで実現できるものではなく、地域のあらゆる力を結集しなければなりません。自助、互助、共助、公助といった、あらゆる視点から支え合い、助け合う関係の確立が重要です。本市においては、市民のより質の高い豊かな生活の実現に向け、以下の施策・事業を実施します。
まず、地域福祉の推進につきましては、「泉南市地域支え合い活動推進条例」が平成27年12月に施行されました。地域における見守り活動や災害時の避難支援にかかわる区や自治会等に対して、支援を必要とする対象者の情報をあらかじめ提供できるよう遵守すべき事項等を定めたものでございます。今後この条例の運用を通して、高齢者等が社会から孤立することなく安心して暮らせる地域社会の実現を図ります。
高齢福祉の充実につきましては、高齢者がみずからの意思に基づいて、住みなれた家庭や地域で可能な限り自立した生活を送ることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を目指します。その一環として医師や保健師等が連携を図り、認知症患者やその家族に対し、医療と介護の安定したサービスを行う認知症初期集中支援チームを配置してまいります。
障害福祉の充実につきましては、全ての国民が障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し合い共生する社会の実現を目的とする、障害者差別解消法が本年4月に施行されます。障害者が生き生きとした生活を営めるよう、市民や関係団体等に対して啓発活動を実施するとともに、市役所内においても職員研修を行い、情報の共有、周知徹底を図ります。
障害者等の地域生活支援につきましては、理解促進研修・啓発事業、手話通訳者派遣事業、移動支援事業及び日常生活用具給付等事業等を実施します。
また、障害者の自立支援につきましては、個々の状況に応じて作成されたサービス利用計画に基づき就労移行支援、就労継続支援及び居宅介護等の障害福祉サービスを提供してまいります。
生活困窮者福祉の充実につきましては、平成27年に施行された生活困窮者自立支援法に基づき、自立相談支援事業、住居確保給付金、就労準備支援事業、子どもの学習支援事業及び一時生活支援事業を継続して実施します。個々の状況に応じて包括的に支援を行い、支援を必要としている市民が社会から孤立することなく、早期に自立できるような支援の強化を図ります。
生活保護者の若年層への支援につきましては、行政・企業・地域が一体となって連携を図ることにより、就労意欲の喚起、生活習慣の確立、社会参加能力の形成を促すなど、早期に就労に結びつくよう支援を行うとともに、就労後についても、経済的な自立を促すため、継続して定着支援を行います。
続きまして、「産業の活力が増し、にぎわいと交流が生まれるまち」について申し上げます。
北側は大阪湾に接し、南側は農業振興地域に指定された里山が広がる本市にとって、まちと海と里山は共存関係にあります。まち全体の活性化を推進するため、海と里山における取り組み、すなわち漁業振興と農業振興を一体的に実施し、産・学・官による連携を積極的に行いつつ、以下の施策・事業を展開します。
農業振興につきましては、今年度よりスタートした泉南農業塾の運営を拡大・強化し、新たな担い手の育成に努めます。
また、体験型砂栽培プラントを民間企業と連携して市内に設置し、これらの取り組みを通じて計画的な農的土地利用を推進するとともに、持続的な泉南産農産物の供給を可能とする環境づくりに努めてまいります。
また、食料の供給のみならず、洪水調整を初めとする多面的な機能を有する農業生産基盤を次世代に引き継ぐため、農道、ため池及び水路等の整備を進めてまいります。
さらに、農地の活用については、農業委員会の調査や農業者等からの申し出により、農地の利用状況を把握しながら遊休農地の発生、解消に向け、農地を有効利用するために、農地中間管理機構などを活用して、農業への新規参入を促進してまいります。
水産振興につきましては、本市マスコットキャラクター兼福市長「泉南熊寺郎」がその手に握りPRしているアナゴの保全・再生活用を図るため、養殖研究を行っている近畿大学の指導のもと、岡田浦漁業協同組合との協働により本格的に養殖に着手し、水産漁業の活性化を図ります。
これらの取り組みを踏まえ、「泉南ブランド」開発の一環として、農水分野と観光分野で連携して、農水産品を活用した特産品の開発に取り組んでまいります。
また、地域活性化の拠点として魅力的な公共空間を創造するためには、りんくうタウンの開発が不可欠です。民間活力の導入によるりんくうタウンの活性化とにぎわい創出を図るため、以下の施策・事業を実施します。
今年度に実施しているりんくう公園にぎわい創出プラン事業により作成する予定の泉南市りんくうタウンにおける新たな価値創造検討調査事業の報告書に基づき、平成28年度と平成29年度の2カ年において、行政と民間企業が協力してりんくう公園の整備を行っていくため、PFI事業における実施方針、特定事業の選定、要求水準書等に関する検討をしてまいります。
事業者の高齢化や後継者不足等、そして大型ショッピングモールの進出により失われつつある地元に根差した商店街の活力を取り戻し、商工業の振興を目指すため、以下の施策・事業を実施します。
まちの魅力、活気づくりにとって障壁となっている空き店舗の増加を抑制し、商店街の活性化と新たなまちの拠点の創出を図るため、空き店舗の活用に向けた支援を継続してまいります。
商店街を生き生きとしたまちの魅力とするため、「泉南市創業支援事業計画」に沿って、商工会及び金融機関等と連携し、商工会が開催する創業塾や金融機関等が設ける創業相談窓口を通じて積極的に創業・起業を支援してまいります。
消費税増税による景気の減速を懸念し、中小企業に勤める従業員の福祉の増進と市内商工業の振興に寄与するため、事業資金融資利子補給制度を継続してまいります。
さて、平成27年、訪日外国人数が1,973万人を記録し、前年の1,341万人と比較し、47.1%増と急増しています。主な要因として、クルーズ船の寄港増加や航空路線の拡大等に加え、官民挙げた継続的な訪日旅行のプロモーションによる新たな旅行需要の掘り起こし等が考えられます。関西国際空港においても、LCC(格安航空会社)の新規就航や国際線の増便等により、平成27年の通過旅客数を含む国内線と国際線の総旅客数は、前年比20%増の2,321万人を記録いたしました。これら増大する観光客を本市に誘導するために、本市独自の観光PR、広域連携によるプロモーション、関西国際空港から北方面に流れている観光客を南方面に向ける方策等を検討しつつ、以下の施策・事業を実施します。
世界の玄関口である関西国際空港を活用し、国内外からの一層の誘客を図るべく、歴史ある街道や伝統的な行事等を生かして観光資源の再発見と情報発信に努めます。また、泉南市観光協会等が主催するまちの魅力を発信するイベントや活動を支援してまいります。
広域観光につきましては、関西国際空港を核とした泉州地域の活性化、国内外における泉州ブランドの確立のため、堺市以南の9市4町で構成する泉州観光プロモーション推進協議会を通じて、国内外へのプロモーション事業を初め、情報発信、受け入れ環境の整備等を進めてまいります。
また、岸和田市以南の5市3町で連携する、華やいで大阪・南泉州観光キャンペーン推進協議会を通じて、南泉州共通の特産品や南泉州特有の地域資源を広くPRするため、引き続き全国各地でのイベント等においてプロモーションを展開してまいります。
そして、本市から和歌山県岩出市へ続く根来街道を軸として、お互いの歴史、文化、自然、農林水産業及び伝統行事等を生かしながら地域の魅力を高めていくため、行政・企業・市民団体の連携による根来街道グリーンツーリズム事業を引き続き推進してまいります。
また、関西国際空港のインバウンドによる新たな流れを生み出すため、地方創生の一環として実施している超広域連携観光圏等創生事業において、和歌山県田辺市や奈良県十津川村と連携し、継続して観光プロモーション活動に取り組みます。熊野へ向かう観光客の新たな出発地として、本市へ観光客誘致を図ってまいります。
さらに、他の地域に対する優位性を生み出すため、泉南市の重要な資源である「花」とそれにかかわる市民活動をシティーブランド「花笑み・せんなん」として集約し、「人が微笑み、花を語るまち」というイメージの定着につながる取り組みを進めます。
具体的に本年度は、市内小学生に花の苗を配布し育ててもらうことで、まずは子どもたちとともに、花が咲き誇る泉南市をつくり、その魅力を内外に発信してまいります。
続きまして、「おだやかに暮らせる、安全と安心のまち」について申し上げます。
近年、大型化する台風や竜巻、突発的な大雨による浸水被害など、全国各地でさまざまな大規模災害が発生しています。本市においても、地域特性や自然条件から見て、南海トラフ巨大地震による地震・津波災害や山間部における土砂災害などの発生が懸念され、災害に対する事前の備えが非常に重要です。災害の未然防止を図り、被害を最小限に抑えることのできるまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
まず、災害に強い防災体制づくりを進めます。具体的には、予期せぬ災害発生時に市民が適切な行動がとれるよう、防災協定に基づく大型ショッピングモールとの合同防災訓練の実施や地域が実施する防災訓練への支援、避難所周知のための避難所誘導板の設置を行います。防災意識の啓発につきましては、防災フェアの開催や防災に関する出前講座等を通じてさまざまな災害リスクや家庭備蓄等の事前の備えを啓発することにより、市民の防災意識の高揚を図ります。
また、過去の大規模災害の教訓からも、地域における防災活動の重要性や自主防災組織の必要性が実証されていることから、引き続き自主防災組織の結成を促進します。また、南海トラフ巨大地震の被害想定による新たな備蓄の考え方に基づき、備蓄量の目標を引き上げ、不足する備蓄品を計画的に整備するなど総合的な防災体制の構築に取り組んでまいります。
災害時要支援者対策につきましては、「泉南市地域支え合い活動推進条例」及び「避難行動要支援者避難行動支援プラン」に基づき、要支援者の避難支援を迅速かつ的確に行うため速やかに要支援者名簿を整え、平常時から要支援者に関する情報を把握し、適切に支援者に提供するとともに、防災情報の伝達手段と体制を整備し、避難誘導等の支援体制を確立してまいります。
防災の拠点づくりにつきましては、平常時から地域におけるコミュニティ活動の場や防災訓練、防災知識の普及啓発の場並びに防災資機材の備蓄倉庫として活用するため、旧樽井幼稚園舎の耐震補強等を行い、防災コミュニティセンターとして整備します。
民間建築物の耐震化につきましては、市民フォーラム等を通じて、本市で予想される大規模地震とそれに対処するための耐震診断・補強方法について普及啓発を行います。さらに、一定の条件を満たす木造住宅の耐震性を向上させるため、所有者に費用の一部を助成することにより、住宅の耐震化を促進いたします。
消防・救急体制につきましては、大規模な災害等に対応するため、3市3町で構成する泉州南消防組合と連携し、広域消防体制の推進を図るとともに、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律に基づき、消防ポンプ自動車を初め、資機材搬送車や可搬ポンプ等消防団に必要な車両・資機材等を計画的に更新してまいります。
次に、防犯対策について申し上げます。大阪府における最近の刑法犯認知件数は徐々に減少しておりますが、日常生活の身近なところで発生するひったくりや路上強盗等の街頭犯罪件数は、いまだ高い水準にあります。また、高齢者を狙った振り込め詐欺等の特殊詐欺被害が増加傾向にあり、私たちを取り巻く環境は、依然として深刻な状況にあります。こうした状況を受け、本市としては、「自分たちのまちは自分たちで守る」という市民の防犯意識を高め、積極的な自主防犯活動を通して、地域ぐるみで子どもを初めとする社会的弱者を犯罪から守るため、以下の施策・事業を実施します。
防犯活動の充実に向けた施策につきましては、泉南警察署、泉南署管内防犯協会及び防犯委員会と連携し、防犯パレードやひったくり防止キャンペーンなどの地域安全運動を通じて、市民の防犯意識高揚に努めてまいります。また、子どもたちの登下校時の安全確保のため、小学校区ごとに青色防犯パトロール車による巡回や地域防犯活動を実施する団体を支援し、犯罪を発生させない、誰もが安全で安心して暮らせる生活環境の整備を図ります。
交通安全施策につきましては、交通安全意識を高め、交通ルール、マナーを向上させるため、泉南警察署、交通安全協会等関係機関と連携し、市内保育所、幼稚園や認定子ども園及び小・中学校で交通安全教室を開催し、正しい自転車の乗り方や道路の横断方法を指導する交通安全教室を推進してまいります。また、自転車通学の中学生におきましては、交通禍を未然に防ぐためヘルメット着用を義務づけるとともに、必要な支援をするなど、登下校時の交通安全の確保に努めてまいります。
安全施設の整備につきましては、防犯カメラを設置している地域であると認知させることで街頭犯罪を抑制し、犯人を検挙するための有力な手がかりとするため、地域における防犯カメラ設置の拡充を推進します。また、歩道と車道の分離や夜間照明の確保等、犯罪の防止に配慮した道路環境の整備を図ってまいります。
消費者を取り巻く環境は、消費者の高齢化、商取引のインターネット化等、日々多様化・複雑化しているため、それに伴って市民が深刻な被害を受ける事案も増加しつつあり、その解決には、より高度な知識が必要となってきています。
そこで、市民が直面する問題に迅速に対応するため、専門の相談事業を実施します。泉南市消費生活センターにおいて、条例に基づく専門相談員による消費者相談を実施することで、消費生活に関する問題の処理、情報提供等を行います。また、弁護士による法律相談や行政書士による相談を実施し、市民のさまざまな法的な疑問や悩みに応えてまいります。行政サービスや行政の仕組みに関する相談については、行政相談委員による行政相談を行い、市民の要望、苦情等の問題を解決するよう努めます。
今後、少子・高齢化の進行により、まちの活力の減退が懸念される地域社会においては、誰もが安心して働くことができるまちづくりが重要となってきております。若年労働者の就労問題や、離職を余儀なくされた中高年求職者の雇用問題等の課題に対して、働きたい人が容易に就業でき、自信を持って仕事ができるまちづくりを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
雇用・就業支援につきましては、商工会と連携して、特色ある企業の情報を提供するなど、企業と企業が求める人材の出会いの場である就職相談会を支援することで雇用機会の拡大を図ります。また、働く気力があるにもかかわらず、何かしらの就労阻害要因により雇用・就労に結びつかない方に対して、専門のコーディネーターによる就労支援相談を実施し、就労に向けて支援してまいります。
労働環境への取り組みにつきましては、職場での悩みやトラブルを適切に解決する場として、大阪府社会労務士会による労働相談を実施し、よりよい雇用・労働環境の創出に努めてまいります。
続きまして、「快適で活気にあふれ、環境にやさしいまち」について申し上げます。
本市は、山、川、海など、豊かな自然に恵まれており、そこで生きる私たちは、これらの自然を子や孫の世代に引き継いでいかなければなりません。豊かな自然環境を維持・向上させ、潤いあふれるまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
市街地と山との間に広がる農空間には、洪水の防止、自然環境の保全、美しい風景の形成等さまざまな機能があります。この農空間を維持し、環境保全の機能が適切に発揮されるよう、ため池の改修・保全については、堤体の老朽化による決壊被害を未然に防止するとともに、かんがい施設として、ため池本来の機能を安定させ農業用水を確保するため改修整備を行い、下流の宅地や農地を守ります。また、地域の防災対策に役立つよう、ため池ハザードマップの作成を引き続き行ってまいります。
りんくうタウン内の主要地方道泉佐野岩出線沿道では緑地帯の一部が未整備であるため、その整備を進めることで市内の緑化を推進します。
農業公園につきましては、自然豊かな心地よい空間を提供するため、イングリッシュローズガーデンとして管理されている花畑エリアを初め、緑豊かな芝生広場等園内施設を充実させ、来園者の方に季節の訪れを感じてもらい楽しんでいただける農業公園となるよう、適切な維持管理に努めてまいります。
また、市内にある身近な公園・緑地について、清掃や除草等市民がボランティア活動として取り組む自主的・自発的な公園・緑地管理活動を支援してまいります。
本格的な人口急減社会が到来し、ますます少子・高齢化が進展する中、これからの住宅・まちづくりは大きな転換点を迎えるとともに、都市インフラや交通ネットワークの整備に対する私たちの認識も大きな転換期を迎えています。今後とも活気にあふれ、快適で美しく、市内・市外がネットワークで緊密に結ばれ、誰もが使いやすいまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
信達樽井線につきましては、本市の内陸部とりんくうタウンを結ぶ市域内幹線道路として、また市内外の交流や連携を高めていくシンボルロードとして重要な役割を担っているため、道路の拡幅や歩道のバリアフリー化など、引き続き改良事業を推進することで、利用者の利便性・安全性を向上させるとともに、円滑な交通を促進します。
砂川樫井線につきましては、JR新家駅前の交通混雑の緩和による円滑な交通の促進及びJR和泉砂川駅から樽井大苗代新家線を結ぶ幹線道路としての機能を実現できるよう、着実な整備に努めます。
JR和泉砂川駅周辺の整備につきましては、現状の駅前の交通混雑を緩和させるため、車やバスの円滑な通行が確保できるよう暫定的な整備を行い、道路利用者の安全性や利便性への対策を図ってまいります。
日常生活に密着した生活道路等につきましては、適切な整備と維持管理に努めることで、歩行者や車両の利便性の向上と安全性の確保を図るとともに、良好な交通環境づくりを推進します。また、橋梁につきましては、定期点検を実施するとともに、計画的かつ効率的な修繕と合理的な維持管理を行うことにより、長寿命化を図ります。
コミュニティバスにつきましては、市民の生活交通の確保や交通弱者に対する交通利便性の向上のため、運行事業を継続します。また、次期更新に向けて市民ニーズを把握するため、利用者の意向調査を行います。
上水道事業につきましては、安定給水を図るため、水道施設の中長期的な更新スケジュールのもと、計画的な整備及び効率的かつ効果的な維持管理により、的確な資産管理を行ってまいります。
下水道施設の管理運用面では、長寿命化計画に基づき、平成28年度から平成31年度にかけて中部ポンプ場の改築更新工事を実施し、ポンプ場の機能低下を防ぎ、沿岸排水区域の浸水被害の防止に努めます。
下水道事業特別会計につきましては、地方公営企業会計に切りかえを行うことで、経営状況の明確化、経営の弾力化等の企業会計の長所を生かし、限られた予算の有効活用に取り組んでまいります。また、大阪府広域水道企業団がとり行っている統合協議に参画し、広域運営から得られる事業効果について詳細な検討をしてまいります。
下水道事業につきましては、河川等の水質を保全し、公衆衛生の向上を実現するため、引き続き公共下水道の効率的な整備を推進するとともに、水洗化の促進を図ってまいります。
市営住宅につきましては、長寿命化計画に基づき、誰もが快適で住みやすい、バリアフリー化された住宅を供給するため、老朽化した宮本住宅の建てかえ工事を引き続き実施します。また、各市営住宅の管理・保全につきましても、適切な維持管理と修繕を行うことで安全で安心して暮らせる住環境の確保に努めます。
市内における空き家等につきましては、実態調査を行い、空き家情報のデータベース化及び空き家台帳の作成を行うことで、空き家情報を一括管理し、今後の空き家の管理や対策に加え、有効な活用策の検討を計画的に進めます。
南海電鉄樽井駅とJR新家駅の周辺整備につきましては、両駅の周辺地区バリアフリー基本構想に基づき、重点整備地区内における公共施設などの施設管理者と協議しながら、区域内の重点的かつ一体的なバリアフリー化を促進します。また、その一環として、南海電鉄樽井駅前においてバスシェルターの設置を行うことで、より快適な利用空間を確保してまいります。さらに、JR新家駅の海側については、駅前広場の整備を行い、駅利用者の利便性向上と安全性の確保を図るとともに、駐輪場の整備を行うことで、駅前の良好な利用環境の確保と美化の推進に努めます。
景観の持つ役割を認識し、良好な景観形成に向けた取り組みを促進するため、景観向上を目指すまちづくり団体を引き続き支援するとともに、市民協働による地区計画の策定や建築協定の締結に取り組み、町並み景観の向上を図ります。また、「景観行政団体」への移行推進のための方策について検討します。
(仮称)泉南阪南共立火葬場建設事業につきましては、阪南市と協議を行いながら、設計及び施工事業者の選定に向け、引き続き鋭意作業を進めてまいります。
関西国際空港を中心とした広域ネットワークの充実につきましては、「地域と共存共栄する空港づくり」という関西国際空港建設の基本理念がコンセッション実施後も着実に推進されるとともに、府県間道路を初めとする広域アクセス網が早期に整備されるよう、堺市以南の9市4町で構成する泉州市・町関西国際空港推進協議会を通じて、国、大阪府、新関西国際空港株式会社及び関西エアポート株式会社に対して積極的な要望活動や意見交換等の取り組みを進めてまいります。
関西国際空港連絡南ルートにつきましては、海上空港に起因するリスクによる、災害時等における空港島の孤立を防ぐため、私が会長を務める「関西国際空港連絡南ルート等早期実現期成会」を通じて、リスクマネジメントの観点から、関係機関へその必要性を訴えるとともに、早期具体化・早期実現に向けた要望及び広報活動を積極的に展開してまいります。
今日、環境問題や地球温暖化対策は、人類共通の最優先課題と言っても過言ではありません。そのような中、限りある資源・エネルギーを有効に活用する暮らしや、環境に負荷をかけない暮らしへの転換が必要です。本市の良好な環境を次世代に引き継いでいくため、日常生活や事業活動などにおいて、全ての市民や事業者が資源・エネルギーの有効活用や環境への負荷の低減などに配慮したまちを目指し、以下の施策・事業を実施します。
公害を未然に防止するため、環境調査を継続的に実施してまいります。また、市民の生活環境と公衆衛生の向上のため、じんかい収集について計画的に車両を買いかえるなど収集車両の整備を行い、一般廃棄物の適正処理に努めるとともに、ごみの持ち出しに支援が必要な世帯に対する「ふれあい収集」についても継続してまいります。
地球温暖化防止等の環境保全に寄与するため、みずから所有し居住する住宅に、住宅用太陽光発電システムを設置した方に対する設置費用の補助を継続して行ってまいります。
最後に、「みんなでまちづくりに取り組むまち」について申し上げます。
人口急減・超高齢社会の到来を迎え、市民と行政が地域の課題をともに考え取り組むことがますます重要となっています。そこで、「市民自治の原則」、「情報共有の原則」、「参画と協働の原則」といった基本原則及びまちづくりの仕組みを明確にした泉南市自治基本条例に基づき、各主体が協働して個性豊かで魅力あるまちを創造するため、以下の施策・事業を実施します。
市民参画・協働につきましては、社会環境の変化や市民ニーズの多様化、地域課題の複雑化に対応するため、このたび改定する「泉南市市民協働推進指針」に沿って、市民の協働に対する意識の醸成や各団体同士が連携できるネットワークづくりの構築等を行うことで、市民の自主性・自立性を高め、自立したまちづくりを推進します。
地域コミュニティづくりにつきましては、少子化、共働き家庭の増加及び核家族化等の影響により、地域のつながりが希薄化しつつあるため、区を初めとした地域にかかわる各コミュニティが参画する「まちづくり協議会」の設立を促進し、身近な地域の課題を地域みずからで解決できるよう支援してまいります。
ボランティア・NPO等の各種団体につきましては、市民が主体となったまちづくりを推進するため、泉南市ABC委員会を初めとしたボランティア団体等を通じて市民活動の魅力を発信し、本市のまちづくりの原動力となるよう支援してまいります。また、NPO法人の設立認証等に関する事務を行うことで、地域の活性化や地域課題の解決に取り組む団体の育成に努めてまいります。
地方分権改革の流れの中、特に市民の生活に密接にかかわる分野では、基礎自治体の裁量権が拡大される方向が強まっています。自己決定・自己責任が強く求められ、我々自治体の創意工夫によるまちづくりが必要となってきています。職員にホスピタリティ・マインドを浸透させ、市民満足度が高い行政を目指すため、以下の施策・事業を実施します。
行政評価システムにつきましては、施策の達成度を評価し、構成する事務事業の優先度を相対的に評価する「施策評価」を本格導入することで、マネジメントをしっかりと働かせ、事務事業全体の最適化を図るとともに、予算や人員など限りある経営資源を最大限に活用してまいります。
社会保障・税番号制度につきましては、子ども、ひとり親、高齢者及び障害者の医療に係る医療費助成に関する手続においても個人番号を利用できるよう、電算システムの改修を行います。
また、個人情報の保護対策としては、法律で定められた業務を行う担当職員以外の者がシステムを使用することのないようアクセス権を限定するなど、個人番号を含む特定個人情報については、厳格に管理することとします。さらに、職員に対する研修を徹底するとともに、新しいセキュリティ技術も積極的に導入し、対策をより強固なものとしてまいります。
広域連携による共同処理につきましては、泉佐野市以南の3市3町の枠組みを基本に、福祉を初め農林、保健及びまちづくりの分野において、地域の実情を踏まえ、広域連携の取り組みを進めてまいります。
本市が目指すまちの将来像を実現するためには、第5次泉南市総合計画に掲げる施策を着実に進めることが重要です。前期実施計画の最終年度である平成28年度には計画の実施状況を検証し、まちづくりにおける新たな市民ニーズを十分に踏まえ、中期実施計画を策定してまいります。一方で、市民福祉の維持・向上を図るという基礎自治体としての責務を果たすため、第5次行財政改革実施計画の基本的方向に沿った行財政運営を進め、同計画に掲げた項目に取り組んでまいります。
将来にわたる安定した行政サービスの提供を見据え、計画的で健全な行財政運営を行うまちを目指すため、以下の施策・事業を実施します。
本市の公共施設につきましては、現在策定中の「泉南市公共施設等最適化推進基本計画」に基づき、老朽化やニーズの変化といった公共施設を取り巻く諸課題に対応するため、将来にわたる見通しを把握・分析し、住民参画のもと、長期的な視点に立った公共施設等の最適なあり方をさらに具体的に検討する必要があります。同基本計画に基づき、持続可能な公共サービスの提供と財政負担の軽減及び平準化を実現するため、計画期間40年間の数値目標を公共建築物の延べ床面積40%縮減と設定し、これを受けて実施計画を策定し、まずは当初10年間の縮減に向けた取り組みについて、その手法を具体的に示してまいります。
定住促進に向けた取り組みにつきましては、将来において予想される生産年齢人口の減少によるまちの活力低下、高齢者独居世帯の増加など大きな課題に迅速かつ的確に対応する必要があります。「泉南市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」及び「総合戦略」に基づき、「笑顔の花で 未来へつなぐ広がる 泉南まちづくり」を実現すべく、10年後、20年後を見据えたまちづくりを着実に進めてまいります。そのためにも、強い思いを持って打ち出した、定住を促すための基本的な取り組みである5つの重点プロジェクトでお示しした施策・事業をしっかりと着実に進めてまいります。
以上が平成28年度市政運営方針でございます。私と市民の皆様が描く「夢の育み──明るい未来への挑戦」につきまして、今議会に提案しております予算の内容を踏まえ、説明を申し上げました。
結びに際しまして、私のモットーでもある「公平・公正・誠実な市政」、「市民協働の市政」、「ムダのない積極的な市政」を常に視座の中心に据え、市民の皆様との協働のもと、職員ともども気を引き締め、不退転の決意を持ってさまざまな行政課題に取り組んでまいる所存ですので、何とぞ泉南市の夢の実現に向け、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。
ありがとうございました。
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◯議長(堀口武視君) 傍聴席に申し上げます。
重要な会議をしていますから、会議の妨害になる不規則発言はやめていただきたいと思います。また、傍聴人規則をきちっと守って傍聴していただくようお願いしておきます。
次に、日程第4、代表質問を議題といたします。
今定例会には、市長の市政運営方針に対し、公明党、日本共産党、心政クラブ、拓進クラブ、自由民主党泉南クラブの5会派から質問通告があります。
この際、申し上げます。代表質問の各会派の持ち時間につきましては、市長の答弁も含め、公明党、日本共産党は80分、心政クラブ、拓進クラブ、自由民主党泉南クラブは60分といたします。
また、質問者におかれましては、最初の質問については発言席または壇上から質問を行い、質問後は自席に戻らず、控え席にて答弁を聞き、再質問につきましては全て発言席から行うこととしますので、よろしくお願い申し上げます。
なお、代表質問に限り同一会派の所属議員による関連質問を持ち時間の範囲内で認めておりますが、今定例会におきましては、関連質問の通告はありませんので、御報告いたします。
それでは、順次代表質問を許可いたします。
まず初めに、公明党の代表質問を許可いたします。12番 中尾広城議員。中尾議員。
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◯12番(中尾広城君) 皆様、おはようございます。といいましても、もうお昼前になってしまいましたが、ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、平成28年第1回泉南市議会定例会におきまして、会派公明党を代表いたしまして、通告に従い、平成28年度竹中市長の市政運営方針に対する代表質問をさせていただきます。
さて、私自身、この会派を代表しての代表質問に登壇させていただくのは、実に4年ぶりでございまして、一般質問とは一風違う緊張感の中で市長と対峙するわけでございます。その辺の勘を何とか取り戻しまして、市長とより深め合えるような議論ができれば幸いかなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
まずは、竹中市長におかれましては、29ページに及ぶ長編の平成28年度市政運営方針の朗読、大変に御苦労さまでございました。昨年を振り返ってみますと、市長に就任されて10カ月のこのときに3月議会を迎えられ、当時の市政運営方針は23ページ、「市民の夢の実現に向けた第一歩」というサブタイトルでありました。また、今年度は、先ほど申しましたように29ページ、「夢の育み──明るい未来への挑戦」というサブタイトルがつけられております。
まず、市長御就任当時から、向井市政を継承していく中でさらなるバージョンアップを目指すとおっしゃられておりました。その市政運営方針そのものを見ますと、まさに6ページのバージョンアップであり、第一歩から未来への挑戦へとつながっていくあたりは、なるほどと感心させていただいたところであります。
まずは、この辺の御所見をお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
6
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
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◯市長(竹中勇人君) 非常に長編になって申しわけございませんでした。1時間以上かかるとは思いませんでした。
今回の市政方針につきまして、サブタイトルでございますけれども、「夢の育み──明るい未来への挑戦」ということでつけさせていただきました。これは昨年、2つの大きな夢というのを提案させていただきました。それがこの1年間である程度の計画が進み、これから実現に向けての実施計画に進んでいく段階になろうかということもありまして、それとともに幸いといいますか、今年度は地方創生の非常にたくさんの事業をいただきました。
おかげをもちまして、やろうとしていたことが大幅に進んだところもございます。そういうのを受けてこの「夢の育み──明るい未来への挑戦」ということで、さらにこの補正予算にも提案をさせていただいております加速化交付金の事業も種々の事業を展開をさせていただいてございます。それも含めての明るい未来への挑戦ということで掲載させていただきました。
以上でございます。
8
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
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◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
今申されましたように、交付金のことにつきましては、市長のスマイル通信にも載せていただいておりますように、この近畿で唯一の100%満額交付金を獲得したと。これは本当に大変にすばらしい、他市に誇れるようなすごい提案でもあり、また当然これを機に泉南市を活性化していく1つの基軸に我々議会としましても全面的に協力させていただいて、また市政運営にも携わらせていただきたいというふうに思っております。
また、最近の世相を見ておりますと、日銀がマイナス金利を打ち出されましたが、その影響で金利が下がっております。これはもうどなたも御存じなことだというふうに思います。
そこで、1点お尋ねしたいのですが、多額の借り入れを行った三セク債の借りかえを行い、支払利子を低減するということはできないでしょうか。
10
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
11
◯市長(竹中勇人君) 三セク債、これは公社解散に伴う66億円の借り入れをさせていただいてございます。この三セク債の借り入れにつきましては、途中での繰上償還とか借りかえというのはできないという契約になってございまして、ただ借り入れをしたときがちょうど3年前でございます。6年債、10年債、15年債と、金利の変動があっても一遍にその変動を100%受けてしまわないようにということで、時期をずらしての起債をさせていただいてございます。
3年後に6年債が期限を迎えます。当初15億円6年債は借りたんですが、あと3年たちますと、それが3億円減額になりまして、12億円に減額になる予定でございます。その際には低い金利でまた借り入れができるんじゃないか。ただ、そのときには改めて6年というんじゃなしに、まだまだ低い金利でおれば、10年なり15年なり、さらに長い期間で安い金利で借り入れられたらというふうに思っております。残念ながら、今は安いんですが、全てを借りかえをするということはできませんので、御了承いただきたいと思います。
12
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
13
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
我々議会も当然その借りかえ時期といいますか、その辺も聞いておりましたが、もしできるんであればというようなことで聞かせていただきました。ただ、単年度でいろいろと借りられるお金もあるというふうに聞いておりますので、それについてはやっぱり今の金利がかなり有効に使われるのかなというふうにも財政のほうからも聞いておりますので、またその辺の御報告等も後刻といいますか、またありましたらお知らせいただけたらなと思います。
それでは、平成28年度の市政運営方針の中身について伺う前の最後の問いといたしまして、竹中市長御自身が市長になられまして2年が経過いたしました。もうすぐ任期の半ば、折り返し地点を迎えられます。その竹中市政2年間の総括といたしまして、御自身のマニフェストの進捗状況についてお示ししていただきたいと思います。
14
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
15
◯市長(竹中勇人君) まず、先ほど聞かれました三セク債の関係ですけれども、ことしまた近々今年度の起債の借り入れをする必要がございます。それに当たっては、当然この今非常に安い金利になっていますので、それに合わせて非常に低金利で借り入れられるものというふうに期待をしているところでございます。
それから、私のマニフェストの進捗状況でございますけれども、26年5月から市政を担当させていただきまして、もうすぐ2年が経過するところでございまして、私のマニフェストに書かせていただいた課題、全部で細かい項目を入れますと48項にわたってのマニフェストを提案させていただきました。
その中で、もう既にできたもの、あるいは今進行中で近々できるもの等を合わせますと、ちょっと未着手のものもありますし、今ちょっとまだこれは進行中と言いがたいなと言えるものを外しましても、約4分の3ぐらいが進んでおるところでございまして、時期半ばで75%というのは、ちょっと自分でもでき過ぎかなというふうに思っているところでございます。
16
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
17
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
初めて市政を担われてからの2年間でマニフェストの75%、これは大変すばらしいかなというふうに思います。ただ、今後もさらに新たな課題の解決に向けて、泉南市の明るい未来に向けて進めていただけますようにお願いしたいというふうに思いますが、特にその中で、成果としてこれはという御披瀝していただけるものがありましたら、ちょっと具体に挙げていただけたらありがたいんですけれども。
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◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
19
◯市長(竹中勇人君) まず、私が掲げた中で、農林水産関係の事業の展開ということで、幸い地方創生のタイプIがうまいこと獲得できたということもありまして、これが産官学連携でのアナゴの養殖、それから砂栽培、これは非常に大きかったかなというふうに思っております。
それ以外に、観光関係でいろんな泉南市の特産物をつくるということで、里芋の焼酎、あれも1つうまくできたなというふうには思っております。ただ、これからの展開がどうなるかというのがちょっとまだ見えないところがございまして、市で一回テスト的にはつくりましたけれども、これから酒販組合さん方がつくっていただけるのか、別のところでつくっていただけるのか、その辺はちょっと何らかの形で進めていっていただきたいなというふうには思っております。
20
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
21
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
里芋焼酎、僕もちょっと忘れておりました。確かにつくられて、我々もちょっと試飲もさせていただきましたけれども、次の展開にこれは期待したいなというふうに思っておりましたので、一発というか、それで終わるのではなくて、またいろいろ試行錯誤を繰り返しいただいて、より里芋焼酎せんなんをまた熟成させていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
それでは、本年度の市政運営方針の各章に沿いましてまいりますので、よろしくお願いいたします。
第1点目、「すべての人が尊ばれ、その個性が発揮できるまち」の中で、仮称泉南市人権行政基本方針を策定しますとありますが、具体的にはどのような内容なのでしょうか。
22
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
23
◯市長(竹中勇人君) 人権行政基本方針の内容でございますけれども、これはこれから策定をしようということで検討しているところでございまして、具体的なその中身というのは、まだまだこれからの段階でございます。
ただ、基本方針をつくるに当たっての内容ですけれども、実際の今現在の人権に係る主要な課題、これへの取り組みといたしまして、まずは同和問題の解決のための施策、それから男女共同参画社会に向けた施策の取り組み、それから障害者とか高齢者あるいは子どもの人権尊重に向けた取り組み、それから最近やはり外国人でこちらに来られている方が非常に多くなっていますので、その外国人に対する施策、それからほか、人権尊重に係るさまざまな施策について、これから取り組んでいきたいというふうに思っています。
今ざっとの項目で、そういう内容についての検討をこれから進めていこうというところでございます。
24
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
25
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。よくわかりました。
一方、議会のほうでは泉南市部落差別などあらゆる差別の撤廃と人権擁護に関する審議会委員という職務がございますが、この審議会が設置されているにもかかわらず、なかなか開かれないという疑問が今までも議論されてきた経緯がございます。そこには費用弁償等が発生するから等云々との理由があるように聞いておりますけれども、そこは今の時代、議会改革が叫ばれて久しい昨今でありますから、条例か規約を改正して、議員につきましては費用弁償を撤廃して、もっと必要に応じてなるべく開けるようにすべきではないかというふうに考えます。
このことについてあえて市長に問うことではないと思います。これにつきましては、逆に堀口議長のほうで、また議会としてのそういう意見集約といいますか、また議論の俎上に乗せていただけたらなというように思いますので、これは私のひとり言みたいな形で捉えていただけたらいいのかなというふうに思います。
次に、総合教育会議のところでございますが、このことにつきましては、今までの議会の中でも取り上げられておりますが、大体ほぼ教育委員会からの答弁だったように記憶しておりますので、あえて市長にお聞きしたいのですが、市長としての権限あるいはリーダーシップに関してはどのようにお考えでしょうか。
26
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
27
◯市長(竹中勇人君) 総合教育会議でございますけれども、私の権限あるいはリーダーシップということでございます。総合教育会議そのものは、教育委員会──教育委員会というのは、教育長以下委員の皆さんがおられます──と私とが対等の立場において、教育に関する、総合計画に準拠した教育方針を出していただくこと、そういうことに準拠するために教育大綱というのを策定いたしました。
それは共同の作業ということで、対等の立場でさせていただきますので、教育に関して私が一方的にリーダーシップを持って引っ張っていくというんじゃなしに、双方協議の上、教育の組み立てを総合計画に合致した形で進めていただくというものであるというふうに認識をしておるところでございます。
28
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
29
◯12番(中尾広城君) 昨年から改めてそういうものが全国的にもつくられたというところでございますので、まだまだいろいろと難しい、介入に関してはそういう部分もあるんでしょうけれども、その辺はまたいろんなところで議論もさせていただきながら、ただ行政のトップとして手腕を振るっていただくことも、教育委員会といいますか、教育行政の中でも必要なときは、これは必ず来るのではないかなというふうにも思っておりますので、今後泉南市におきましても教育課題といいますか、たくさんの問題等もございますので、そこで教育委員会任せではなくて、市長としてのトップリーダーとしての判断というのも求められていくのも、この教育会議の中にあるのかなというふうに思いましたので、あえて聞かせていただきました。
次に、つい先日の厚生文教常任委員協議会の中で、泉南市小・中学校問題行動の報告の中にもありましたいじめの問題でありますが、トータル的に減ってきているとはいえ、まだまだ多いというふうに感じました。またそれがひいては不登校や長期欠席につながっていくのは明白だと思います。
そこで、市政運営方針の中でも、全中学校でいじめ防止プログラムを実施しますとありますし、仮称泉南市いじめ防止基本方針を策定するとありましたので、そういうものがいかに機能するのか、効果にも期待したいところでありますので、またその内容についてもお聞かせいただきたいと思います。
30
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
31
◯市長(竹中勇人君) いじめについての御質問でございますけれども、まず小・中学校におけるいじめというのは、子どもの人権を侵害する非常に重要な問題であるというふうに認識をしておりますし、こういうことが起こってはならない。事前に指導をするとともに、起こった場合の早期発見、解決に向けて処置をする必要があるというふうに認識をしているところでございます。
特に、子どもの権利条例を制定し、子どもに優しいまちをということをうたっておる市でございますので、いじめ防止は最優先課題として教育の課題であるというふうに認識をしております。
28年度に従来の学校における指導や、それからせんなん子ども会議における取り組み、こういう事業に加えまして、これは市長部局で人推部も交えてのことなんですが、職員からの提案に基づいてさせていただきます、水なす基金を活用した事業といたしまして、全中学校において外部講師によります参加体験型のいじめ防止プログラムを実施する予定でございます。
いじめ防止対策の早期解決、解消に向けて新たな泉南市のいじめ防止基本方針というのも策定を検討いたしてございます。こちらのほうも教育委員会がこの28年度から積極的に取り組んでいただきたいというふうに考えているところでございます。
32
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
33
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
なかなか、いじめという問題は全国的にも大変難しい問題でございますし、また、まだまだそれが原因で自殺に追い込まれるようなお子様もなかなか、減っているとはいえ、日々聞くようなこともございますので、このことについては、教育を1つのマニフェストの中に掲げておられる市長でございますので、そのことについてもやっぱり、当然ですけれども、真剣にしていただいているというふうに思っております。
また、学校ごとでのいじめのそういう指針みたいなものは、策定をもされているというふうに聞いております。いっときいじめられていた子が、ある日突然にいじめる側になったりとか、いろんなパターンもあるみたいでございますので、そういう意味で、本当にいじめる側もいじめられる側もということでございますけれども、やはりいじめる側が悪いという認識は、それは大事なことではないかなというふうに思います。
次に移らせていただきますが、ここで個別の件といたしまして、信達中学校のフェンス改修事業、これがなぜか特に目を引いたといいますか、何でこれだけ載っていたのかなというふうにちょっと疑問にも思いましたので、このことについて御説明いただけたらと思います。
34
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
35
◯市長(竹中勇人君) 信達中学のフェンス改修事業、これだけ特別に書いたというわけではないんですが、シャッターフェンスが故障しておりまして、それの開閉にちょっと支障があるものですから、今回新年度で改修を予定しているものでございます。
ただ、たまたまこれを例に挙げたということでございまして、ほかの事業もある中での1つの例示ということで御理解いただきたいと思います。
36
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
37
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。わかりました。そういうことでしたらば、それ以上のこともございません。
教育関係の最後といたしまして、中学校給食の件につきまして、現在の進捗状況をお示ししていただきたいと思います。
38
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
39
◯市長(竹中勇人君) 中学校給食でございますけれども、この4月から本格実施ということで予定をさせていただいてございます。その前の準備段階といいますか、一回試行をさせていただいたのは御承知のとおりでございまして、2月15日から3月1日、一昨日までの間、6日間実施をさせていただきました。私も一昨日は現場のほうに行きまして、どういう状況で配膳されているのか、そういう状況も見させていただいたところでございます。
当初の2日間においては、初めてということもあったということで、大変子どもたちに迷惑がかかり、授業がおくれたということもあったと聞いてございます。非常に迷惑をかけたということでは、非常に遺憾に感じておるところでございます。
私といたしましても、その試行結果のおくれの原因等を究明した上で、今後二度とこういうことで迷惑かけることのないように、本格実施が円滑に行えるよう、強く教育委員会のほうにも指示をしたところでございます。
以上でございます。
40
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
41
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
わざわざそういうおくれたことも言っていただけまして、あえて謝っていただくというのも、ちょっと心もとないところがございますが、試行といいましても、中学生御本人たちにとっては、授業を進めている中での給食の時間ということで、やはり大事な時間でもあり、また早く食べられる子、遅く時間がかかる子もおる中で、あえておくれたということについては、これは本当に反省を真摯にしていただいて、今後ないように、今市長がおっしゃっていただいたとおりでございますが、そういう形で、味については、我々も給食センターのほうに行かせていただいて試食もさせていただきましたけれども、なかなかおいしかったかなというふうにも思っておりますし、温かいものは温かいもの、冷たいものは冷たいものというようなことで、今後に期待してまいりたいというふうに思っております。
ここで最後に1点、これも私、先日の厚生文教常任委員協議会でもちょっと言わせていただきましたけれども、やはり気になりますのが、中学校給食の会計、回収の件に関しましては、一定教育委員会からの御答弁もいただいておりますが、やはり私会計よりは公会計にするべきではないかとか、また自動引き落としにはできないのか、また児童手当から自動的に引き落とすようなこと、三遍ほど聞かせていただきましたが、なかなか満足を得られるような御回答も得られませんで、会計については私会計にするというふうな断言もされておりました。
まだ2月、この4月から実施という、まだわずかなはざまといいますか、時間がある中で、僕はぎりぎりまで精いっぱい議論していただいて、適正なそういう給食会計のあり方ということをぎりぎりまでもっと詰めて考えて議論して、やっていくべきではないかなというふうに思います。
全国的にちょっと見てみますと、公会計にされているところもかなり多くなってきているというふうにも聞いておりますし、そういった意味では、今の時代、あえてそこに踏み込むということは私は大事かなと思いますし、ましてや導入しようというこのタイミングでするということが、一番のいいタイミングではないかなというふうに思います。
これは市長の私的なお考えでも結構でございますので、一言御答弁いただけたらというふうに思います。
42
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
43
◯市長(竹中勇人君) 中学校給食にかかわらず、全体の給食になると思いますが、会計につきましては、今のところ私会計で実施をしております。先般の厚生文教常任委員協議会の中で教育委員会のほうから、私会計で続けるということの答弁がございました。
私会計でする理由というんですか、公会計にできない理由というのがどういうところにあるのか、ちょっとその辺の精査をした上で、問題が解決できるんであれば私も公会計でするべきではないかというふうには思っております。その問題が解決できるかどうか、その辺の内容につきましては、教育委員会のほうに十分に検討していただきたいというふうに思っています。
44
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
45
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
それでは続きまして、2番目の「みんなが健やかで、みんなが助け合うまち」に入らせていただきます。
ワンストップ拠点として子育て世代包括支援センターを立ち上げますとありまして、また母子保健コーディネーターを2名配置しますとありますが、それぞれの御説明をお願いしたいと思います。
46
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
47
◯市長(竹中勇人君) 子育て世代の包括支援センターの関係でございますけれども、今現在、子育て世代包括支援センターは、妊娠から出産を経て子育て期に入る、その過程でのニーズに対して保健センターがサポートしていくというためのものでございまして、専門職的な機能を有する職員でないとこれは対応できないということでございまして、特に事業に必要な専門職というのが、研修ですね、母子保健コーディネーター育成研修というのがございまして、これを受けた職員が本市で今2名、保健師が持っておりますので、この2人の保健師を中心に母子保健コーディネーターとしての対応をしていただくということを考えておるところでございます。
48
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
49
◯12番(中尾広城君) この母子保健コーディネーターを改めて2名雇うのではなくて、今いらっしゃる職員さんにそういう資格を取らせたということですね。それは当然年齢的なこともございますので、順次またほかの職員さんも資格を取っていただいてということでされるのかなというふうに思います。
ワンストップという形で、どこにいろいろと行く必要もなくて、そこの保健センターですか、そこで全て賄えるということを聞いておりますので、それはそれでいいのかなというふうに思います。
2番目の章の最後にお聞きしたいことがございまして、昨年の12月議会でも質問がございました子ども医療制度の通院費の歳児の引き上げの件でございますけれども、市長が御自分の任期中には中学校3年生まで引き上げるとおっしゃっておられましたが、具体的にはいつから実施していただけるのでしょうか、できるだけ明確にお答えいただきたいと思います。
50
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
51
◯市長(竹中勇人君) 昨年の12月議会でも私の任期中にということでお話をさせていただきました。それから財政的なものもいろいろ厳しい状況もあるんですが、他市の状況等を鑑みて今のままでいつまでもというわけにもいかないということで、大阪府の年齢構成の改正も考えられている。あるいは国のほうの対策も考えられているということもございます。その辺も多少の支援があるんじゃないかということを前提に、28年度中にその制度の対策、対応をさせていただきまして、29年4月から引き上げを実施したいというふうに考えてございます。
52
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
53
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。力強くそこまで明言していただけると、大変にうれしく思います。29年4月から必ずということで、よろしくお願いいたします。
続きまして、3番目の「産業の活力が増し、にぎわいと交流が生まれるまち」に入りたいと思います。
ここでは、泉南農業塾の運営を拡大強化とありますが、具体的にはどのような内容なのでしょうか。
54
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
55
◯市長(竹中勇人君) 農業塾についてのお問い合わせでございますけれども、農業塾は御承知のとおり、本市が農業の担い手を積極的に育成するということを目的に、昨年、27年5月から開校したところでございます。現在1人の農業をやっておられる方、農家の方を講師にお招きをいたしまして、市内在住の2人の塾生──若い方なんですけれども──に営農の学習機会を提供しているというものでございます。
実際に圃場の場所ですけれども、北野、それから岡田にある遊休農地を活用いたしまして、そちらのほうで今現在ホウレンソウとかイチゴ、昨年はミズナスもつくっておりました。そういうのをつくっておられました。ことし1月には塾生の手で延長30メートル程度のビニールハウスもつくって、その中での勉強ですね、ハウス栽培というのも体験する。
それと、今回、地方創生の中で砂栽培施設をつくりましたけれども、そこも農業塾の研修施設の1つというふうに位置づけておるところでございます。
今後、農業塾につきましては、2年間を一応原則にしていますので、また4月から新たな塾生に入校していただきたい。加えて、指導者の方をできましたら協力いただける市内の農業者の方にお願いできたらなというふうに思っているところでございます。
56
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
57
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
私もつい先日たまたま砂栽培のお披露目のセレモニーが夕方の6チャンか何かでされていて、市長が最後にお話、インタビューを受けているようなところとか、議長、副議長が栽培されているような絵も映っているのをたまたま見させていただきまして、こういうような形で泉南市が徐々にほかにも知られていけるようなところになっていくのかなと、そうなっていけばいいなというふうに思いましたし、本当にこれから夢、希望を育んでまた頑張っていただきたいなというふうに思います。
次に、本市マスコットキャラクター兼福市長の泉南熊寺郎ですが、昨年のいわゆるゆるキャラグランプリにおきまして、全国的に見ましても不本意な成績だったように思いますので、今年度は昨年以上に露出を多くしていただいて、市民の認知度が少しでも上がるように、グッズもふやす方向で、またグランプリに備えて全市を挙げて応援できる体制も確立してほしいと考えますが、いかがでしょうか。
58
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
59
◯市長(竹中勇人君) 昨年ゆるキャラグランプリに登録いたしまして参加をしたんですが、残念ながらエントリー1,700余りの中で900番ちょっと前ぐらい、選挙に弱いのは私も一緒かなというふうに思っているところでございますけれども、熊寺郎に関しましては、フェイスブックやとか観光協会のホームページなんかで、このゆるキャラグランプリについてのPRもさせていただきました。私も毎日毎日投票していたんですけれども、残念ながらこういう結果になってしまいました。
初めての年ということもあって、認知度が低かったのかなということも思いますし、最近はいろんなイベント等に参加させていただきまして、泉南市の広報を初め、印刷物等への掲載、それからごみ袋、それから小学生のランドセルカバー、あらゆるところでPRをさせていただいております。
それから、LINEのスタンプに登録をさせていただいてございまして、私もそれを使っているんですけれども、そういう活用をしていただいて、その中でどんどんPRを進めていければなというふうに思っております。
60
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
61
◯12番(中尾広城君) ぜひとも本当に知らん間に消えてしもたわということがないように、本当に田尻町の「たじりっち」、岬町の「みさっきー」とか、いろんなゆるキャラがございますけれども、負けないような形で、またそれも育てていっていただくという形でお願いしたいというふうに思います。
次に、泉南市創業支援事業計画に沿ってとありますように、内容がどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
62
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
63
◯市長(竹中勇人君) 泉南市創業支援事業計画でございますけれども、これは総合支援事業者、これは事業者になるのが泉南市と商工会、それと日本政策金融公庫の三者で合同してその役割を担っておるところでございます。
それぞれの事業者が相談窓口を設けまして、役割分担をしながら新たに創業していく人、または創業したのを一旦やめて、もう一度創業──再創業ですね、しようとする創業者、こういう方に創業、起業の希望者の方に創業できるまでの間、継続して支援をしていくというものでございます。
三者がお互いに連携しながら、機能分担しながらやっていくということで、創業支援のネットワークを構築して、定期的にその情報交換をしながら進めていくというものでございまして、本市といたしましては、ワンストップ窓口を設けまして、ここで融資を初めとする金融制度の周知あるいは特定創業支援事業を受けましたという証明書の交付、そういうものを本市として担当することになってございます。
商工会は、そちらのほうで業種に沿った経営やとか財務、販路開拓などの支援、それから経営指導者などの専門家によるマーケティング支援、それと特定創業支援事業者を育成するための実践創業塾というものを開校していただけるということでございます。
それと、日本政策金融公庫につきましては、セミナーの開催やとか、創業ホットラインによります電話での相談、融資の実施などを行うということになってございます。
64
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
65
◯12番(中尾広城君) あえてそこでお聞きしたいんですけれども、大体初年度といいますか、今年度はどれぐらいの方を見込んでおられますでしょうか、人数的には。いけますか。
66
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
67
◯市長(竹中勇人君) ことしから始めるんですけれども、今現在はちょっと今手元にそういう資料がございません。ただ、この認可がおりたのがつい先日でございまして、これからということで、まだどれぐらいの対象者の方が来られるのかというのは、ちょっとまだ今の段階では想定はできてございません。
68
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
69
◯12番(中尾広城君) すみません、いきなりちょっと質問させていただいて申しわけないです。
あと、商工会が現在行っている事業との関連性はどのようになっているのでしょうか。
70
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
71
◯市長(竹中勇人君) 本計画において、従来から商工会が担う役割は、業種に沿った経営、財務、販路開拓の個別支援とか経営指導員の専門家による支援等がありまして、商工会が従来行っていた事業というものをそのまま拡大していくというのが、商工会の事業であるというふうには認識しております。
このたび、新たに商工会が主体となって実施する特定創業支援事業者を育成する実践創業塾というのがございまして、この計画の核になるのがこのあたりではないかというふうに思っているわけですが、市、それから日本政策金融公庫、地域の金融機関が構成する創業支援ネットワークというのをつくりまして、それによって大阪府が実施いたします大阪起業家スタートアッパー事業、これによって全面的に起業者をバックアップしていこうというものでございます。
72
◯議長(堀口武視君) 中尾議員。
73
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
次に、花笑み・せんなんの取り組みについて、さきにございました成人記念祭でも写真撮影用のパネルが設置されたりとか、また町中走る市役所の公用車に大きな花笑みのシンボルマークをマグネットでつけたりと、徐々にではありますが、市民の皆様の目にも触れるようになってきております。
そこで、花笑み・せんなんの新年度の具体的な内容と今後の展開についてお伺いをしたいと思います。
74
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
75
◯市長(竹中勇人君) 花笑み・せんなんプロジェクトも、もう始めてから2年になるわけでございます。花を通して市民の誇り、ふるさとを愛する心の醸成、そういうものをつくりまして、それを1つのシティブランドとして発信して、まちの魅力を高め、泉南を人を引きつけるまちというふうにしていきたいという思いでございます。
市民の間でも花笑みそのものが浸透してきておるところでございまして、プロジェクトと連携する形で、市民団体によって既存の花資源を知っていただく花めぐり講演会というのも毎年開催していただいているところでございます。
また、今年度は市民体育館の庭に市の花でありますサクラソウですね、これの植えつけを行っていただけるというふうに聞いてございます。ことし新年度におきましても花笑み・せんなんの取り組みといたしまして、市内小学生に協力してもらいながら、各小学校単位に花の苗の配布、それからあわせて花笑みステッカーを配布いたしまして、市内の小学生から花笑み・せんなんに親しんでもらいたいというふうに考えております。
また、地方創生加速化交付金事業の中で、花咲きファームを拠点とした里山の活性化の取り組みに合わせて、花咲きファームを拠点とした花マップの作成等も検討しているところでございます。
以上です。
76
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
77
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
花笑みプロジェクトも2年が経過いたしまして、新年度は小学生の皆さんに親しんでいただくという取り組みがよくわかりました。小学生のことですから、本当に花をそういう自分から愛すること、育てることから、またそういうステッカーについても好きでしょうし、そういったことからなじんでいただくというのは非常に大事なことかなというふうに思います。
将来を担う子どもたち、泉南のまちのよいところとして花笑みのことを知っていただきたいというふうにも思いますし、また現在申請中の交付金事業にも盛り込まれているということですので、ぜひ採択されて事業展開が進むように期待しております。
続きまして、4番目の「おだやかに暮らせる、安全と安心のまち」に入らせていただきたいと思います。
避難行動要支援者避難行動支援プランとありますが、具体的にはどのような内容なのでしょうか。
78
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
79
◯市長(竹中勇人君) 避難行動要支援者避難行動支援プランでございますけれども、災害時の要支援者支援につきまして、昨年12月に地域支え合い活動推進条例の制定、それから昨年2月には避難行動要支援者避難行動支援プランの作成をいたしました。
これらに基づきまして対象者を75歳以上のひとり暮らしの老人だとか、身体障害者の手帳1級・2級をお持ちの方とか、それぞれの項目で決定をさせていただいたわけでございます。
その対象者の方に避難行動要支援者名簿の作成に今現在取り組んでいるところでございまして、ことしの3月を締め切りに一応名簿の作成をするための申請の確認を今しているところでございます。
今現在、対象者が約6,000人弱でございますが、そのうち2月末現在で2,790名ぐらいが今現在返信が来てございます。これを名簿に登録をさせていただいて、これからそれぞれの地区ごとにその辺の管理をしていただく、災害があったときには迅速に対応できるように努めさせていただくということで、それに対応できるような準備をこれから進めさせていただきたいというふうに考えてございます。
80
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
81
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
こういうことをきちっとしておけば、いずれといいますか、万が一何かあった場合には非常に助かるような施策であるというふうに思いますので、ぜひとも、また鋭意進めていただきたいと思います。
続いて、20ページに専門のコーディネーターというふうにございますが、どのような人がどういう方法で実施するのか、またそのメリット、またハローワークとの連携や関係はどうなるのか、お聞かせいただきたいと思います。
82
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
83
◯市長(竹中勇人君) 専門のコーディネーターは、就労支援の専門のコーディネーターでございますけれども、地域就労支援センターに配置しております専門の相談員が、働く意欲がありながらもいろんな要素があって、いろんな問題があって就労できない、あるいはそういう事情を抱えている雇用、就労が実現できない方、こういう方を対象に一人一人の状況に応じたきめ細かい支援をしていこうということで、こういう専門のコーディネーターというのを配置するということになってございます。
具体的には、基本的な履歴書等の書類の書き方であるとか、あるいは面接時の対応の仕方、マナーの指導、あるいは資格取得に向けての講座やとかセミナー、それから能力開発に向けてまで幅広く対応していくというものでございます。
このメリットでございますけれども、就労困難者が就労できない理由というのは、いろんなさまざまな状況があると思うんですけれども、専門の相談員がワンストップでそれを対応する、そういうことによって相談者がたらい回しにされるということのないように、その原因を早期に突きとめて、就労につなげるように支援していくというものができるというふうに思っております。1人ですることによって、その全ての状況が把握できるんではないかというふうに思っております。
それから、ハローワークとの関連でございますけれども、就労支援センターにハローワークに接続した端末を設置しておりますので、相談内容については、その進捗状況に並行して毎日更新されますハローワークの求人情報の閲覧が可能でございますので、ハローワークともそういったネットワークの中で連携をしていきたいというふうに考えてございます。
84
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
85
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
この専門のコーディネーターという方は、何か資格とかお持ちの方でないとあかんとか、そういうのはあるんでしょうか。
それから、その就労支援センターの経緯については、過去にも私は何回か質問をさせていただいたこともございますけれども、ハローワークとの連携、このことについても以前からもちょっと聞いたこともございますが、結局はハローワークと同じような機能で情報収集はできるけれども、最終的な紹介状については、やっぱりハローワークに行かないと書いてもらえないというとこら辺が一番のネックかなというふうにも思います。
そういった意味では、ハローワークに行かずに、そこで紹介状を書いていただいて、すぐに面談等にもいけるというのが一番いいのかなというふうに思っておるんですけれども、なかなかそこはそうではないというようなことが、過去からの御答弁もございましたので、その辺は何とか、それは市長の力でということではないと思います。国の施策にかかわることなのかなというふうに思いますけれども、それでも実質就労支援センターで僕も御紹介に一緒に行かせていただいて、就職された方も私も何人か存じ上げてもおりますので、そういった意味では、もっともっと機能強化をしていただいて、1人でも多くの方がそこで就職を見つけられるのが一番かなというふうにも思います。
そういった意味で、使い勝手のよさ、またその専門のコーディネーターの方についても、そういう有資格者でないといけないのかどうかということと、それからもう1点、あえて先ほどから言うております紹介状の件についてはいかがでしょうか。
86
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
87
◯市長(竹中勇人君) 専門のコーディネーターというのは、通常の相談員の方が、要は幅広く熟知された方というふうに御理解を願いたいと思います。その就労に関する全体のコーディネートができる方ということで、その辺の知識を広範囲に持たれている方というふうに認識をしていただければというふうに思います。
それと、ハローワークで紹介状を書いていただけないということでございますけれども、この紹介状を書く行為自体がやっぱり国のほうの機関でないと認められていないということもございまして、我々としてはそこまでのサポートをさせていただいて、そこは順調にいくように、その相談員の方がハローワークと密接に情報交換しながら、連携しながら向こうでスムーズに発行していただけるような、そういう体制というのはとっていただけるかなというふうに思っております。
88
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
89
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
市長おっしゃるように、なるべくそういう形でスムーズにいくようにハローワークと連携をとっていただいて、いつ幾日行くので、すぐに書いてくださいという、そういう状況がつくれたら一番いいのかなというふうに思います。
続きまして、5番目の快適で活気にあふれ、環境にやさしいまちに移らせていただきます。
JR和泉砂川駅周辺の暫定整備計画の内容と次年度の予定について御説明いただきたいと思います。
90
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
91
◯市長(竹中勇人君) 和泉砂川駅周辺の整備計画でございますけれども、今、駅前広場の計画決定はしておるんですが、全体の事業に着手するまでにはちょっと相当な経費もございますし、その準備も非常にかかるということで、直ちにすることはできませんが、一部今の駅前の混雑状況を見ますと、この混雑の緩和は何とかしたいという思いがございます。
まず、駅の周辺のJRにも協力をいただき、それから駅からの送迎車両、それからバスやタクシーの円滑な交通を確保するべく、現在その交通対策を進めるために、暫定的にではありますが、一部用地の取得をしながら、緩和対策のための整備を進めていこうというふうに思っております。
この経費につきましては、28年度予算に計上させていただいてございまして、海側はそういう形で進めさせていただき、山側につきましても、以前にロープを張っていたJRの敷地ですが、ここを開放していただけるという話ができましたので、その協力をいただいた上で、向こうにも送迎車両が一部つけられるようなスペースの確保というのをさせていただこうというふうに考えてございます。
92
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
93
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
今の時点では特定の固有名詞であるとか、そういうのは言えないというふうに聞いておりますので、あえてそこはあれですけれども、ただ、砂川駅前の海側の場所では、土地開発公社の土地も一部あったと思いますので、そこは当然利用される予定ですよね。じゃないんですか。
それと、なかなかちょっと言い回しが難しいんですけれども、あと1点は、これも今までもずっと言われておりましたけれども、山側のトイレ、なかなかやっぱり、欲しいというふうな御意見がございますし、なかなか進んでいないというところがございますので、何かその辺の進捗というか、何かあればちょっと。
94
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
95
◯市長(竹中勇人君) 海側の駅前広場の土地ですけれども、海側の駅前広場のエリアには、泉南市で先行買収した土地というのはないわけです。もうちょっと駅から和歌山側にJRの土地を買ったところがあります。その辺はタクシーとかバスが転回できるような場所に使えたらなというふうには思います。
ただ、向こうに出入りしますと、ちょうど駅前の人の通行の多いところを渡ることになりますので、ちょっとその辺の取り扱いというのはこれから慎重に考えていかなければならないなというふうには思っております。
それと、駅の山手側のトイレでございますけれども、これはやはりJRのほうに再三要望をして、何とかその辺の検討ということで、引き続き要望はさせていただきたいと思います。
96
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
97
◯12番(中尾広城君) 本当に言い続けるということは大事だと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。
次に、コミュニティバス運行事業について、利用者の意向調査をするとございますけれども、以前から私、提案しておりますデマンドタクシーや介護タクシーなども含めた意向調査として、していただきたいというふうに思いますが、いかがお考えでしょうか。
98
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
99
◯市長(竹中勇人君) さわやかバスにつきましては、次の更新時期が来年になります。その前にことしじゅうに利用者の意向を調査をさせていただきたいというふうに思っております。
利用者の年代層だとか、どこにお住まいだとか、あるいはどこからどこまで乗っておられる、あるいはどういう時間帯に使っておられるのか、そういうことをアンケートでお伺いし、それ以外に御要望があれば、そこに自由に書いていただくという形でアンケートをとりたいなというふうに思っております。
そのアンケートの結果、どういう需要があるか、それに合わせまして、また運行事業者のほうと、あるいは道路管理者、それから近畿運輸局の認可の関係もございますので、それから警察等と話をした上で、それがどこまで盛り込めるかは、その中で決定していきたいと。次期の更新までにもう1年ほどでございますので、その間にその辺を詰めていきたいなというふうに思っております。
100
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
101
◯12番(中尾広城君) わかるんですけれども、私が言いたいのは、デマンドとか介護タクシーという考え方もありかなというふうに思いますので、それは今の南海ウイングバスじゃないかもわかりませんが、その辺も1年あるということもございますので、一定考えていただけないかなというふうに思います。その辺のお考えを。
102
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
103
◯市長(竹中勇人君) 失礼をいたしました。
デマンドバスあるいは介護タクシーでございますけれども、デマンドタクシーとかは、事業者が今現在はウイングバスがやっておるんですけれども、このウイングバス自体がデマンドバスとか、そういう運行の実績はないということでございまして、もし定期運行以外のそういう運行をするとなりますと、運行の事業認可の取り直しをしないといけない。また、別の事業者でないとできないということもございます。
それと、デマンド型の交通というのは、予約制やとか、そういうのにしないと非常に運行効率が悪いということもありまして、ちょっと今の時点でのバスでの運行というのは難しいかなというふうに思います。
ただ、福祉タクシーとか、そちらのほうは今現在も運行されてございますので、そちらの活用は十分にやっていただけるかなというふうに思います。
104
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
105
◯12番(中尾広城君) 時間もあることですので、南海さんとは別にちょっと御検討もいただけたらなというふうには思いますので、必ずそこを通さないといけないということもないとは思いますので、それは1つの研究といいますか、そういう調査も含めてしていただけたらなというふうに思います。
次に、23ページの空き家についてでありますが、空き家実態調査の目的と内容と、今後の具体的な取り組み、また空き家活用施策についてのお考えをお示しいただきたいと思います。
106
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
107
◯市長(竹中勇人君) 空き家実態調査の目的、内容でございますけれども、空家等対策の推進に関する特別措置法というのが施行されたわけでございまして、これに基づきまして空き家対策を効率的に、効果的に実施するために、市内の空き家に関するデータベースの策定、それとその空き家に関する情報を一括的に総合的に把握するというための調査を行う予定でございます。
空き家の情報を一括的に管理することによりまして、関連する各部署との情報交換だとか空き家に関する情報を提供することによりまして、これからの利活用計画等も全庁的に対応できるんじゃないかというふうに思っております。
それから、今後の取り組みでございますけれども、空き家実態調査をした結果といたしまして、周辺に悪影響を及ぼすような空き家については、その対策とか方法を考えていかないといけない。そして利活用する分につきましても、それはそれで利活用できるものとしての対応を考えていかないといけないわけでございます。
特に、この対策を講じていかないといけないものにつきましては、今後空き家に関係する協議会組織をつくったりとか、あるいはその対策計画を策定したりということに取り組んでいかなければならないんじゃないかというふうに思っているところでございます。
そして、利活用ができる空き家ですね、これにつきましては空き家バンクというんですか、そういうデータベースをつくりまして、これを本人の意向にもよりますけれども、持ち主の意向によって貸し出しやとか、あるいは空き家を活用した民泊だとか、そういうところに活用できないか、その辺を本人の意向もございますので、それとあと移住してこられる方に長期的に貸し出すとか、そういうこともできるんじゃないか。
あと、地域間の交流であるとか福祉のサービス、そこを憩いの場としての活用とか、そういう活用もできるんじゃないかというふうに考えてございまして、これからその持ち主との関係もございますので、幅広くいろんな方面から検討していきたいというふうに考えてございます。
108
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
109
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
これもつい先日といいますか、夕方のニュースで見たんですけれども、泉佐野のほうはフジ住宅が買い取って、それを空き家バンク的な形で、普通のリフォームした家の売買ではなくて、かなり格安でまた転売されているというふうな、そういう情報もされておりましたので、近くにそういう例もございますし、そういう形で市民の皆様に安く快適に御利用いただけたらいいと思いますし、市長も以前から言っておられます民泊についても、それも活用できたらというふうに思いますので、また御研究といいますか、実質取り組んでいけるような形でまたお願いしたいと思います。
続きまして、南海電鉄樽井駅前においてのバスシェルターの設置とあります。このことにつきましては、樽井駅前のバリアフリー計画の中にも、バス停のベンチの設置という形で中期か長期的な展望でも書いてあったというふうに思います。これをあえて市政運営方針の中にも書いていただいておりますので、これはベンチ込みのバスシェルターというふうな認識でいいのかどうか、その辺の設置の時期も含めた具体の内容についてお聞かせいただきたいと思います。
110
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
111
◯市長(竹中勇人君) 樽井駅前のバスシェルターの御質問でございますけれども、25年3月に策定をいたしました泉南市樽井駅周辺のバリアフリー基本構想の中で、バス停留所の改善が上げられました。休憩施設としてベンチの設置を整備する方針をお示ししたところでございます。
樽井駅前の停留所というのは、市域の住宅地と公共施設及び鉄道駅を結ぶバス路線の発着点となってございまして、非常に乗降客数の多いバス停でございます。これらのバス利用者の快適な利用環境を確保するために、休憩施設としてのバスシェルター、それからベンチ、これを設置するということで予定いたしました。
設置に当たっては、バスシェルターというか、屋根の部分はもう市のほうでつくってございますので、路線バスの事業者の方もこの休憩施設を利用するということもございますので、路線バス運行事業者とも協議を重ねた結果、ベンチについては路線バス運行事業者のほうで設置していただけるというお話をいただいてございます。シェルターについては本市で設置をするということで検討してございますので、ことしというか、28年度早い時期に実施をしたいというふうに思っております。
112
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
113
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
本当にここのシェルターといいますか、ベンチにつきましては、もう大変いろんな方からの御要望もいただいておりまして、いつつけていただけるんやというようなことも聞かれておりましたので、ちょうど今年度中早い時期にということも言っていただきましたので、また喜んでいただけるのかなというふうに思っております。
この章の最後にございます関西国際空港連絡南ルートの件でございますが、これにつきましては、竹中市長も当然必要性を強く感じていただいているものだと思いますし、またこの春、関空の運営権がコンセッションという大きな節目を迎えるに当たり、改めて必要性を訴えるチャンスと捉えて進めていくべきと考えますが、市長の御所見をお聞かせいただきたいと思います。
114
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
115
◯市長(竹中勇人君) 南ルートにつきましては、以前にも私がお話ししましたように、一晩関空で閉じ込められた経験がございまして、南ルートの早期実現というのは、私にとっても非常に大きな課題であるというふうに思っております。
これは必ずつくらないと、あの世界に誇る関西国際空港が本来の空港の機能を十分に活用できていないんじゃないかというふうに思っております。
この4月にコンセッションにおきまして、また関西エアポート株式会社に、これはオリックスとヴァンシ・エアポートが設立したものでございますけれども、こちらのほうにコンセッションで運営権の譲渡をするということになってございます。
さらに、これから民間の活力を活用して、あるいはヴァンシ・エアポートのいろんなノウハウを活用しまして、関西空港がさらに発展、独立して運営をされるものだというふうに思っております。
そして、今回コンセッションで2兆2,000億でしたかの費用で受けられたわけでございますので、その費用というのは、今現在の関西国際空港の負債1兆円余りをはるかに超えた金額だと。その辺の利息等の分もあるかもしれませんが、残った金額を投入していただいて、早期にこの南ルートの完成に向けて活動していっていただきたいなというふうに思っておりまして、昨年までの南ルートに関しまして、南ルートの期成会から毎年要望には行っておりますけれども、その中には入れていなかったんですが、この28年度からこのコンセッションの費用を活用してということで、盛り込ませていただきまして、さらに強い要望活動をしていきたいというふうに思っております。
116
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
117
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
ぜひとも、これはもう本当に、先ほどの和泉砂川駅の山側のトイレではございませんが、これも言い続けると。継続は力というふうに思っておりますので、ましてや海外の企業といいますか、やはり日本人と違う感覚で世界の一流の空港を扱っているようなところというふうに聞いておりますので、そういう感覚では、ひょっとしたらすごく大事な部分というふうに捉えていただけると僕は信じたいなというふうに思っておりますので、そういった意味では、これはもう本当に市長の熱意がすぐに反映できる1つの大きなチャンスというふうに私自身も思っていますので、これはまた応援してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、最後の6点目の「みんなでまちづくりに取り組むまち」のほうから質問をさせていただきます。
まず、まちづくり協議会の設立を促進し、とありますが、具体の内容と設置時期についてお願いいたします。
118
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
119
◯市長(竹中勇人君) まちづくり協議会でございますけれども、地方創生の中でもこれは提案をさせていただいているんですが、これから地域との協働というのもありまして、地域独自でそのまちづくり協議会を通じて、市民の皆さんがみずからの手でまちづくりをやっていただく、そういう活動をするためのまちづくり協議会、これはいつつくるというよりも、地域の皆さん方それぞれがつくっていただくということになります。
そういうのをつくっていただいて、そこでの事業ですね、それについては市からも一定協力させていただこうというふうに考えておるところでございます。
120
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
121
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。また、それがきちっと整備された暁には、当然ですけれども、自主防災組織もまた向上していくのかなというふうに思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。
それから、本市の公共施設の老朽化は、皆様御存じのとおり著しく、それらに対する将来にわたっての最適なあり方について、今年度泉南市公共施設等最適化推進基本計画を策定するとされておりますが、その計画では40年という長期にわたる計画期間を設定され、公共施設全体の40%を縮減するとしておりますが、公共施設全体の半分近くを占める学校教育施設についても例外ではないというふうに思っております。
どの学校も築30数年以上を経過している状況の中で、学校教育施設の更新について、市長はどのように考え、これからどう進めていくつもりなのか、先ほどの冒頭申しました総合教育会議では、市長は教育行政において一定の権限を持って議論ができるとされる中、ハード面の整備と学校の統廃合について具体的な案も含めて、市長としての御見解を改めてお伺いしたいと思います。
122
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
123
◯市長(竹中勇人君) 学校教育施設もファシリティマネジメントの計画の中でもちろん例外ではございませんで、それも含めてのファシリティマネジメントの基本計画でございます。
この基本計画の趣旨をしっかりと踏まえて、学校教育施設の最適化を進めることを前提としておりますし、単に学校の再生でなく、災害時の拠点化、あるいは地域のコミュニティ活動拠点としての機能強化ですね、機能の重複とか、そういうのを取り入れる。施設が1つの機能しかないというところをなくして、全てが多機能的に連結できるような、そういう施設であることを、FMの観点を導入して全市的に長期的な視点で最適化を図っていく必要があるというふうに思っております。
学校の統廃合、それから校区の再編等につきましては、教育委員会のほうでその検討をこれからしていっていただくわけでございます。それの中で、もちろんファシリティマネジメントの計画を踏まえた上で、その辺の最適化を進めていっていただきたいなというふうに思っております。
もちろん、この問題は、将来を担う子どもたちにかかわる非常に重要な問題でございます。私も総合教育会議を通じて、あるいはその教育会議のみならず、教育委員会は地元地区の皆さん方の意見、校区の皆さん方の意見も聞いていただいて、それで皆さんで考えていかなければならない、一方的に行政だけでつくっていくというものであってはいけないというふうには思っております。
124
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
125
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
本当に市長のおっしゃるとおりなんですよ。これが先ほど申しましたように、計画では40年の間に40%縮減すると。でも、現在もう40年以上たったそういう教育施設があるということを考えますと、すぐにでも手を打たないといけないという状況で、今すぐ建てかえしても40年後にはまた建てかえしないといけないという状況にあるのは、これは間違いないことであります。
これはやはり、先送りにしてきた1つの温床としてどうしてもなってしまったことではありますけれども、ですからこそやっぱり地域の中にしっかり入って、そこで議論というか、いろんな意見をちゃんと拝聴した上で、それを持ってまたFMの議論の中にしていく、またその中で微妙な話ですけれども、統廃合の問題とかいろんなことも出てくると思います。
それをとにかく急いで、急ぎますけれども丁寧にしていくことが大変重要かなというふうに思っておりますので、そういった意味では、ある意味、教育委員会任せではなくて、市長のある意味一定の判断も下すときがくるのかなというふうにも思いますので、そういった意味での市長のあり方というか、その辺のことについてのリーダーシップという形で先ほどから言わせていただいております。よろしくお願いしたいと思います。
それから最後に、定住促進に向けた取り組みについてお伺いしたいと思います。
昨年定住促進にかかわる若手職員によるワーキンググループでのプレゼンテーションをされていたのをお見かけいたしました。その後どのように施策として取り入れられたのか、また今後そのような取り組みは行っていくのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
126
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
127
◯市長(竹中勇人君) 御承知のとおり、定住促進に係る本市の若手職員──課長代理級以下の職員でございます──でワーキンググループをつくりまして、それでいろんな提案をしていただきました。
これは地方創生の取り組みに先立ってやったものでございますけれども、その後、定住促進基本方針を策定するべく、26年には定住促進の検討を始めておったところでございます。
若手職員の提案にもあったんですけれども、地方創生の中でもそれを反映した事業というのがございます。砂栽培プラントの設置運営というのはその1つでございます。それから、これは御承知のとおり、地方創生のタイプIの事業の中で今現在進めておるものでございます。
それから、泉南市の観光大使をつくったらどうかという提案もそのときいただいたものでございます。これも4月に観光大使について委嘱をしたいというふうに思っております。
若手職員が新たな視点でいろんな提案をしていただいたものでございますので、今回のプロジェクトチームのワーキンググループでの成果を見ましても、いろんな角度から提案をしていただいています。これは、さらにこれからもそういう活動を続けていきたい。いろんな角度から提案をしていただければ、いろんなアイデアが出てきて、それを施策に生かしていくというのが非常に重要ではないかというふうに思っておるところでございます。
128
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
129
◯12番(中尾広城君) 今、市長、観光大使を委嘱したいというふうにおっしゃいましたけれども、もうその方は決めておられますか。決めておるのであれば御披露いただきたい。
130
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
131
◯市長(竹中勇人君) 泉南市と縁のある方ということで、泉南市出身の方でどういう方がおられるのかなといろいろ調べたんですけれども、以前に泉南中学でコンサートをやっていただいたET-KING、そのうちの2名が泉南市の泉南中学の出身でございまして、たまたまお話しする機会がございまして、お話しさせていただいたら、もう喜んでさせていただくという快いお話をいただきましたので、この4月からお願いしたいというふうに思っております。
132
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
133
◯12番(中尾広城君) 最後に本当にほっと喜んでいただけるような話題を提供していただきまして、ありがとうございます。
今後、本当に我々の任期も少なくなってまいりましたが、最後まできっちりと仕事、職務を果たしてまいりたい。また、市長とともにこの市政運営に携わってまいりたいというふうに思っております。
本日はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
134
◯副議長(澁谷昌子君) 以上で公明党中尾議員の代表質問を終わります。
会議の途中ですが、午後2時まで休憩をいたします。
午後0時30分 休憩
午後2時 再開
135
◯副議長(澁谷昌子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日本共産党の代表質問を許可いたします。松本雪美議員。
136
◯15番(松本雪美君) 皆さん、こんにちは。
日本共産党の松本雪美です。代表質問を行います。
さて、昨年の5月、安倍政権は集団的自衛権行使容認を閣議決定し、9月19日には日本国憲法9条に真っ向から背く安保法制・戦争法を数の力で、数の暴力で強行成立させました。
今、多くの国民の怒りが頂点に達し、若者を先頭に強行採決許さないと国会を取り囲んで抗議し、日本全国津々浦々で安保法制・戦争法の廃止を求めて、安保法制反対、若者を戦地に送らない、9条を守れ、立憲主義を取り戻そう、野党は共闘せよと強く呼びかけられております。
2月19日の5野党の党首会談が行われましたけれども、合意の約束は、1番には、安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を共通目標とする。2つ目には、安倍政権打倒を目指す。3つ目は、国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む。4つ目には、国会における対応や国政選挙などであらゆる場面でできる限り協力をすると、この4点で合意しました。そして、2月20日には戦争法を廃止する法案を5野党で国会へ提出いたしました。
さらに、参議院選挙では32ある1人区で戦争法廃止を求める国会議員を誕生させようと、共産党は可能性のあるところで無所属の野党統一候補を擁立するために協力をする。1人区の熊本で、また昨日は宮城ででも共産、民主が政策協定し、統一候補が決まりました。
また、北海道5区や京都3区でも、衆議院補欠選挙が行われますが、共産党は候補者をおろして、強い野党をつくるため、共同で安倍自公政治を終わらせたい、この決意を改めて強くいたしました。
5野党合意は、大げさではなく、戦後政治史の1つの転機になる画期的な政治局面を開いた重要な決定になった。日本とアジアと、そして世界の平和にとって安保法制は危険極まりないものであり、国際問題の解決に全く役立たないことが日を追って明らかになってきている、と信州大学の久保 亨教授がこのように述べております。
憲法学者の7割は、集団的自衛権行使容認、安保法制・戦争法は憲法違反と表明し、著名人の作家、僧侶である瀬戸内寂聴さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、ノーベル賞受賞の京都大学名誉教授の益川敏英さん、作家の澤地久枝さん、憲法学者、慶應大学名誉教授の小林 節さんなど、さらにきょうは「しんぶん赤旗」で紹介されましたが、元内閣官房長官、元新党さきがけの代表、武村氏も国家的危機、野党の協力は当然と、このように主張されたと「しんぶん赤旗」には載っておりました。
さらに、草の根で平和運動し、安保法制廃止、立憲主義回復の市民連合シールズの若者たち、安保法制に反対するママの会の人たちなど、30を超えるような各種団体が安保法制・戦争法廃止の思いを音楽に交えて訴え続け、こうした人たちが今全国で憲法記念日まで2,000万の署名を集めよう、戦争法廃止を求める署名を集めようと立ち上がりました。
さて、私は質問に入りたいと思います。
市長は、このような平和を脅かす国の政治のもとで、財政が決して豊かでないこの泉南市ででもできる平和行政に取り組むことを述べておられます。市政運営方針の「はじめに」のところには、国際社会では多くの国や人々がテロの脅威にさらされ、世界の人々が知恵を出し合い協力し合うことで、全ての国と地域で一刻も早く平穏な日々を迎えられるように念じてやまない、と平和への思いを語り、泉南市では、ことしもまた、非核平和宣言都市として恒久平和の実現を目指して、これら幾つかの施策を実施すると、こうおっしゃっておられます。
さて、質問の1つは、戦後70年を機に特別に戦争体験を語る事業を各所で行うと述べておられますが、この事業の目的についてお答えください。
2つ目には、平和を語るとき、戦争放棄、戦力不保持及び交戦権を否認した憲法9条を否定する安倍政治のもとで、解釈改憲から今は明文改憲、憲法改正を行うと、このように昨日の参議院の予算委員会でも在任中に改憲をなし遂げたいと発言をしたそうでありますが、このような状況について、市長はどのように考えておられるでしょうか。
3つ目には、集団的自衛権行使容認を閣議決定をした、この撤回を求める人たちの声や、安保法制・戦争法は、憲法違反であると主張する運動に対してどのように思われておるでしょうか。
4つ目には、自衛隊の募集について、懸垂幕を募集期間を超えても掲示したり、26年、27年と2年にわたっても泉南市広報に自衛官の募集を5回も掲載をしております。若者は募集をしても応募しない、集まらないので何度も募集する、そういう状況なのでしょうか、お聞きしたいと思います。
それではあとは、質問席において質問をさせていただきます。答弁よろしくお願いいたします。
137
◯副議長(澁谷昌子君) ただいまの松本議員の質問に対し、市長の答弁を求めます。竹中市長。
138
◯市長(竹中勇人君) まず、平和の事業についての御質問でございますけれども、本市の平和に対する取り組みにつきましては、昭和59年に非核平和都市宣言を行っておりまして、平和の意味やその大切さをみんなで考える機会をつくるということで、毎年8月に非核平和月間としまして、非核平和の集いを初め、さまざまな取り組みを市を挙げて取り組んでおるところでございます。
世界の恒久平和を実現するために、戦後70年を1つの機といたしまして作成をいたしました戦争体験の記録、これにつきまして、悲惨な戦争を忘れることなく後世に伝えていきたい、二度と戦争を起こさないためにということで、各所でこの戦争体験の記録を発表させていただいておるところでございます。そういう意味合いで、この平和に関する事業は続けておるということでございます。
それと、次に御質問がございました憲法の改正、それから憲法違反であるということに対する私の思いということでございますけれども、これにつきましては、市の固有の事務ではございませんし、これは現在のところ国でいろいろと議論を重ねられているところでございます。私といたしましては、その国での議論の行方をしっかりと見詰めていきたいというふうに考えておるところでございます。
それから、自衛隊の募集についてでございますけれども、自衛隊の任務といいますのは、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つために、直接侵略及び間接侵略に対しまして我が国を防衛することを主な任務といたしておりますが、これだけに限らず、まず阪神・淡路大震災あるいは東日本大震災、そして紀伊半島の水害のとき、そういう場合の人命救助あるいは生活支援、遭難者の捜索等、大規模な自然災害の事態が発生したような場合に、それに対する災害派遣も非常に大きな任務の1つとされておるわけでございます。
私どもが自衛隊の募集を行っておるといいますのは、地方自治法第2条及び地方自治法施行令第1条及び自衛隊法施行令第162条の中に、自衛官募集事務は国にかわって都道府県及び市町村が処理する事務というふうに定められてございまして、これに基づいて国からの受託事務として扱っておるところでございます。御理解を賜りたいと思います。
139
◯副議長(澁谷昌子君) 松本雪美議員。
140
◯15番(松本雪美君) それでは、質問を続けさせていただきます。
市長は、泉南市が非核平和宣言都市としての位置づけをしっかりわきまえて事業を行う、悲惨な戦争を二度と繰り返さないんだと、このようにおっしゃられております。私は、とてもそのことには喜んでおります。
しかし、今、日本の国の政治がどのような方向に向かっているのかと、このことを思うときに、見逃してはならない国の政治の動き、これに対して市長の御見解を聞かせていただいたんです。憲法9条そのものは、私たちは子どものころから大切なものとして、憲法9条の位置づけを勉強させてもらってきました。市長も同じだと思います。
先ほども言いましたように、戦争放棄、戦力不保持及び交戦権を否認、否定した憲法9条、これに対して市長はどのように考えておられるのか、これを認めておられるんでしょう。
国のことだからとか、国の事務だから泉南市は関係ないと、そういう思いではない、そういうことはちょっと逃げの言葉であって、国民がこれだけ憲法に対しての意思を伝えて、国民、たくさんの人たちに伝えているとき、市長がこれに対して何も答えないというのは、一体どういうことでしょうか。
141
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
142
◯市長(竹中勇人君) 憲法9条は憲法9条として、大事な日本固有の憲法の1条項であるというふうに思っております。
ただ、御質問にあったのは、憲法改正についての意見ということでございましたので、これにつきましては、市固有の事務でもございませんので、私としての見解は控えさせていただきます。
143
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
144
◯15番(松本雪美君) 2回目の質問では、市長に尋ねましたでしょう。この憲法9条の意義、これはどう思っていますかと。戦争放棄、戦力不保持及び交戦権を否認した憲法9条、これに対してどういうふうに思っているのかと、これを聞かせていただいたんですよ、2度目は。
145
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
146
◯市長(竹中勇人君) 憲法9条をどう思うかということでございますけれども、先ほども言いましたように、日本固有の条項でもございますし、戦争放棄という非常に重大なことを書かれた条文でございます。これは非常に尊重したいというふうに思っております。
147
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
148
◯15番(松本雪美君) 市長は子どものころより憲法を勉強してきたはずなのに、そのことをどう思っているのかというのは、戦争放棄しているこの憲法、これだけは重大なことだと、尊重したいと、そういうふうにおっしゃるだけで、自分の心の中を詳しく語らない、ちょっとこのことはひきょうだと思いますね。
私は日本国民としてどうなのかという、今、国会で議論されていることに対して、例えばPKOで国連平和維持活動で350人が南スーダンに派遣されているんですよ。この人たちが今この憲法9条を安倍首相が変えると、憲法9条を改正すると、こういうふうに言われたこと。それから、戦争法は、安全保障関連法は、スーダンで起こっているこの内戦に駆けつけ警護することを当然としているんですよ。
政府軍と反政府軍が内戦をして、武力衝突で240万人が家を壊されたり、虐殺やレイプ、拷問など残虐行為が起きている、そういうところに日本の若者の自衛隊さんたちが派兵されて、350人が派兵されて、そして国連平和維持活動は、これまでは後方支援ということで行っていたものが、この安全保障関連法・戦争法で駆けつけて行って、緊急事態だから、だから守れと、守るために鉄砲を持って戦えと、こういうことを言おうとしているんですよ。こういうことが現実に当たり前にする行為として追加されたんですよ。
任務遂行のために、武器使用が可能になったんですわ、これで。そういう事態のところに日本の自衛隊を、若者たちを送り込んでいいんでしょうか。国連の保護施設には、避難民たちが押し寄せて、本当に大変な戦場の中で何とか命を守りたいと、そして国連の保護施設に駆けつけてきて、たくさん毎日毎日をきょう死ぬか、あした死ぬか、死にたくない、恐ろしい、こんなことを思っている人たちの中に、何と大統領派が国連保護施設に襲撃をして銃撃戦をやっているんですよ。
このことについて、もし自衛隊がここに行ったら、殺し、殺されるところに突入せねばならない、これが戦争法なんですよ。武器使用の法的根拠が当たり前になった戦争法なんですよ。こんなところに自衛隊を送り込むような、そんな戦争法なんてあっていいんでしょうか。市長の見解をお聞きします。
149
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
150
◯市長(竹中勇人君) PKOの国連の平和維持活動ですね、これでスーダンのほうに派遣をしているというのは承知をいたしてございます。先ほど言われた、銃を持ってということですが、以前は銃は持っていかなかったんですが、自己の生命の安全のために今回所持が認められたということでございますけれども、あくまでこれは戦争をするために持っていっているのではないということでございます。あくまでPKOです。ピース・キーピング・オペレーションでございまして、銃を持っていく、戦うというのはPKF、ピース・キーピング・フォースでございまして、この軍隊と平和維持活動の違いは全く違っていることでございまして、これの取り扱いについては、国で今議論されてございますので、その辺の動向を注視したいというふうに思います。
151
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
152
◯15番(松本雪美君) これまでPKOは後方支援など国連の平和維持活動ということでの参加だったと思いますけれども、当然この人たちがもう自分たちの置かれている位置づけが大きく変わって、戦争する人にならされてしまうんですよ。ここに安全保護業務が追加されて、住民保護のために自衛隊は駆けつけ警護をする……(中尾広城君「議長、議事進行」と呼ぶ)任務遂行のために武器使用、これが可能やと、こういう事態なんですよ。そのことについて……
153
◯副議長(澁谷昌子君) ちょっと待ってください。中尾議員。
154
◯12番(中尾広城君) 質問の途中でありますけども、これは市長の市政運営方針に対する代表質問でありますので、これを国会の議論のように、それも80分ある中、20分以上も費やして議論されるというのはいかがなものかなと思いますし、きちっとそれは整理していただきたいと思います。いたずらに20分以上もこんな国連の議論をするべきところですか、ここは。(成田政彦君「議長、議長」と呼ぶ)
155
◯副議長(澁谷昌子君) はい。成田議員。
156
◯14番(成田政彦君) それは全く、今の中尾君の発言は、市会議員として、市政方針に対して平和活動、平和の問題を市長は訴えておるんですからね、平和活動は幅広いですわ、それは。国政に対する考えをどう考えておるかと、市長に問いただしておるのであって、これは市民に完全に関係あることであって、こんなん言論の自由です。市政方針に対する質問をしておるんです。関係ないことないですよ、これ。平和ということに、市長の考えを問いただしておるんや。国会なんて関係ないですよ、こんなん。もしなかったら、平和活動がなかったら、こんな質問せえへんわ。平和とうたっとるから質問しとるんだ。
157
◯副議長(澁谷昌子君) 質問を続けます。松本議員。
158
◯15番(松本雪美君) 中尾議員から議事進行がありましたけれども、80分をどう使おうが、これは私の持っている時間です。保障された時間です。そのことに注釈入れて、これをとめようとするような言論封鎖はやめてください。そのことこそ、民主主義に反する行為ですよ。中尾さんの行為は民主主義に反する行為です。(中尾広城君「議事進行」と呼ぶ)幾らこのことに対して……
159
◯副議長(澁谷昌子君) 中尾議員。
160
◯12番(中尾広城君) こういうやりとりはしたくないんですけども、この市政運営方針の中に、どこにそういう安全法案のことが載っているんですか。(成田政彦君「何でそんな個人の質問に意見を挟むんや」と呼ぶ。松本雪美君「もうやめてもらって。私が質問するから」と呼ぶ。成田政彦君「一々質問に対してよ」と呼ぶ)
161
◯副議長(澁谷昌子君) 質問を続けます。松本議員。
162
◯15番(松本雪美君) 市長は、二度と悲惨な戦争を繰り返させない、そのために平和事業をやっていくんだと、このように答えているんでしょう。私は、日本国民として、平和を守るためにどうしたらいいんかということを本当に真面目に考えているんですよ。それに国の政治の動きをここで述べることは、何一つ間違ったことではありませんよ。このことは言うておきます。
集団的自衛権行使もアメリカが外国で起こした戦争に、憲法の解釈を変えて、その外国の戦争に日本の自衛隊が手助けをする、そういうことを実際に行うことができるような、そういうのを集団的自衛権の行使と言うんですわ。
国内で、もし国が攻めてこられたときには、ちゃんと自衛権を発揮して、私たちが守るための行為は当然のことであります。国外で起こった戦争に対して、アメリカが起こした戦争に対して手助けをする、このことが集団的自衛権行使、これも私は憲法違反だということをここで言っておきます。
それから、ISの心配もありますよ、ISの。しかし、これも含めて世界中が平和を求めていくならば、武器を持って戦争することよりも、武器をつくって武器を売ってお金もうけをして、そしてその戦争の道具をたくさんつくって、戦争する方向に進めている政治こそおかしいと思うので、日本も武器輸出をすることになったということですので、この辺については私も異議を申しておきます。
もう1つ言っておきます、時間ないですけれども。先日、3月27日ですね。防衛省の内部文書、PKO法改正に向けた検討ということで、この文書が国会で暴露されたんですよね。共産党の笠井議員が、他国部隊や文民などを救出するために駆けつけ警護をすることを想定して、人質救出などの任務を付与想定し、相手の狙撃、射殺を前提に作戦検討していたと、こういうふうにちゃんと書いているんですわ。
だから、PKOはPKF、こういうふうにおっしゃいましたけれども、PKOの名において、こういうことを南スーダンでもさせようと、当然のごとくさせようと、これが国の法律で決まった、これが戦争法なんですよ。このことは言っておきます。
そうしたら、次の質問に入ります。
時間も余りないので、もう余りくどくどと文句を言わんと、一言一言大切にしたいと思います。
子どもの権利を尊重する優しいまちの実現というところがあるんですが、義務教育の面、それから泉南市教育振興基本計画の面、それから泉南市教育大綱にも同じ言葉が並べられております。当然、方針はそういうところで徹底されているんだと思うんですが、子どもたちが生きていくための規律、規範を身につけ、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力をバランスよく育み、生きる力を備えた子どもを育成していきたいと。子どもの主体的な参画のもとで安心・安全な居場所として学校づくり。全ての子どもが存在に意義を見出し、自信を持って生きることができるようにしたいと、このように述べておられるんです。この3種類、今言いましたけどね、それは一貫してますわ。
私も当然そのとおりやと思います。しかし、この書いている文章をよくよく読んでみまして、ちょっとどこかおかしいなと思ったんですわ。
それはどういうことかというと、まず確かな学力を身につけ、そして豊かな人間性──最初は、規律、規範を身につけ、確かな学力、豊かな人間性、こう来ているんですね。
私は、本当に今子どもたちにとって大切なことは、こう思うんですよ。
そして、仲間を大事にし、ともに学び、ともに喜び、ともに苦しみ、困難を乗り越えていくことで、少々なことで負けない、どんなことがあっても負けない強い心を育てる、そんな中で豊かな人間性が身についていく。学校でも家庭でも地域でも、あらゆる人と出会い、あらゆる面で多くの人と出会い、人間としての大切な規則や規範が身について立派な大人に成長していく、私はこう思うんですよ。
ところが、この市長の市政運営方針は、まず確かな学力、それから規則規範を身につけ、ここから入っておられるんで、私はちょっとこのことについては、こういう表現の仕方には問題があるんじゃないかなと思うんですよ。やっぱり大事なのは、人間をまず育てることですよ。確かな学力をつけることがまずじゃないんですよ。まず初めじゃないんですよ。そのことについてお答えください。
163
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
164
◯市長(竹中勇人君) 言い方の問題というか、どういう違いがあるのかよくわからないんですけれども、子どもたちに確かな学力をつけ、それを向上させるというのは義務教育の一番重要な要素であるというふうに思っております。
それだけでなく豊かな人間性、それから健康な体力、あわせてバランスのとれた生き抜く力、生きる力を育み、子どもたちが学ぶ喜びを感じながら夢を膨らませることのできる、そういうまちづくりを目指しているところでございます。そのための教育環境の整備は重要だと考えておるということで、御理解願いたいと思います。
165
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
166
◯15番(松本雪美君) 子どもたちは、よく食べ、よく遊び、よく寝て、よく笑って、いっぱい議論をして、そしていっぱい勉強すると。そういうことで生きる力が育っていく、たくさんの人と出会って生きる力が育っていく。
勉強というのは、押しつけではあきませんよね。自主的に勉強したいと思う心を育てることこそ、確かな学力が身につくんです。そこら辺のところは、間違わないようにしてほしいと思います。
それと、私は確かな学力が大事というならば、教育費が大幅に削減をされております。学力の向上は、生涯にわたってその人の人生に大きく影響するということは確かですけれども、全校35人学級でゆとりを持って指導できれば、教員の配置だって今子どもの人数が少ないときだから十分にできるし、それから読書に目覚める環境もつくってあげたり、実験がおもしろいと思える環境をつくってあげたり、世界の情報を取り入れられるような、そういう楽しい授業が必要だと思うんですけれども、実態は教育予算が大幅に縮小されて、平成9年から平成26年を比べたら、何と小学校では教材備品が1人当たり3,915円が平成9年、それが平成26年になると何と912円に減っているんですよ。すごい減り方でしょう。わずか23%になっています。
中学校では1人当たり2,094円であった教材備品が、何と1人当たり765円になっています。36%に減っているんですよ。
国が実施した学力テストの結果はどうであったか。これも後で出していただいたその評価書が出ましたけれども、そこでは理科の実験など体験を通して得た状況が問題となって、この回答が府下の平均より低いということがちゃんと評価として泉南市の教育委員会もまとめておられましたし、結局教育予算がこんなに大幅に削減された、こんな中から生まれてきた結果だと私は思っています。この点についていかがですか。
167
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
168
◯市長(竹中勇人君) 教育費の予算についての御質問でございますけれども、教育費はそんなに減らしてはないというふうに思っておるところでございます。
教育予算につきましては、予算全体を見ますと高齢化社会に伴う社会保障経費が非常にどんどん上昇していっているところがございます。そういう中で、教育費の割合というのは、今までそんなに減らしてきたつもりもございません。逆に生徒の数が減っている状況の中で、最近の教育予算、先ほど比較されました平成9年は、教育予算全体で11億7,000万余りで、ことしですね、平成27年についても11億7,170万という額で、ほとんど減少はしておりません。
あと、事業の関係で、トータルの事業費としては大きく変動しているところもあります。大きな工事をしたりとか、そういうところの変動はあるんですが、そんなに大きく教育費の変動をさせているつもりもございませんし、近年において急激に減少しているということはございません。むしろ相対的には生徒数の減少と比較いたしますと、1人当たりの額としてはむしろ伸びているんではないかというふうに理解をいたしてございます。
169
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
170
◯15番(松本雪美君) 私は、その資料請求したときは失敗したと思いました。それは何でかというと、教育施設が古くなってきて、教育費全体で出してもらったから、そして改めて幼稚園やとか、それから小学校、中学校のトイレの改修とか施設整備の費用とか、全部そこに入っているからトータルとしては同じなんですよ。変わってないんです。
しかし、項目ごとに見てみて、私は教材備品のことを市長は知ってますか。私が今言うたことを自分で確認されましたか。そのことを言っているのに、その教育費全体のことでお答えいただいても、それは私は納得できません。
今のこの状況をちゃんと確認して、教材備品をしっかりつけないと、先生たちも困っているわけですよ。予算が少なくて何もできないって。何も買えないって。跳び箱セットを買っただけで、もうなくなってしまうと、備品費が。そんなん言うてはりましたよ。顕微鏡1つ買えないって。
そういう学校が、ちゃんとした教育をできる学校と言えますか。教材備品費のことを言っているんですよ。ことしは第2期の教育振興計画を国も発表して、そこにいろんな形で予算をつけています。しかし、これは地方交付税やから、私は12月議会ででも質問させていただきました。教育費に回らずに借金返済に回っているという現実があったことが明らかになっていますでしょう。
ITのそういう情報教育のための予算は、来年度には少しつくようにはなっていると思うんですけれども、そこは当然のごとく国がやれと言うているやつやから、放っておくわけにはいきません。だから、あとはちゃんとした教材備品が、毎日毎日使う備品がなくて困っている、そのことをしっかり確認して予算をつけてほしいと、12月議会に私は質問しました。ところが、余りふえてないようです。次に入ります。
「産業の活力が増し、にぎわいと交流が生まれるまち」、こういうことの位置づけがありますが、私は観光にしっかりとお金もかけて、そして事業をしていきたいという思いは、市長の市政運営方針の中でわかります。
しかし、泉南市のこれまであった自然の名所、それからそういう大阪府のみどりの百選に選ばれている堀河ダム周辺、これは観光名所の1つとして、わいわい村ですか、堀河ダムの上にも大阪府のYMCAが運営している施設もありますよね。堀河ダム周辺は桜の名所になっていますから、これが建築された、ダムが建築されたときから、あれは昭和43年か44年ぐらいだったと思うんですけれども、それからもう40年以上たって大きくなった桜の木が枯れて大変だと、こういう事態が起こって、えらいことやなというて気がついた人たちは、テング巣病になっている枝を伐採したりして薬をつけたりして頑張ってこられた方もいます。
しかし、このまま放っておくと、私は大切な自然、この桜の名所がなくなってしまうんではないかとすごく心配しています。一時期雨がたくさん降って、桜の花が咲かなかった年があったんですよ。そんなん確認しておられますか。今から10年ぐらい前の話ですけれども。
ここは、金剛生駒紀泉国定公園に指定されております。本当に春はソメイヨシノの桜、山桜、そして花が落ちたらネコヤナギが若葉になり、緑になり、夏は新緑になり、秋は物悲しいですけれども、紅葉になった最後の命を、その葉っぱたちが私たちに癒やしを与えてくれる自然の宝庫ですわ。
だから、ここでは多くの人が寄ってきてもらえる、自然を楽しんでもらえる場所にしてほしい。そのためにも桜は守ってほしい。ブラックバスの名所にもなっているのは知っていますか。釣りの名所、穴場になっていますよ。お答えください。
171
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
172
◯市長(竹中勇人君) 堀河ダムについての御質問でございますけれども、堀河ダムの周辺の桜並木につきましては、春には非常にきれいに咲き誇ってございます。ダムの水面とあわせて非常に景観のいいところだということで、大阪みどりの百選にも選ばれておるところでございます。
おっしゃるとおり、あそこの桜並木は、樹齢がそれぞれもう40年を超えるぐらいの年数が経過しているそうでございますし、桜の寿命そのものがおおむね60年程度じゃないかというふうにいわれているところでございます。しっかりと、この辺の管理をしていかないといけない時期が来ているのかなというふうには思います。
市でも堀河ダムの桜につきましては、泉南市まちあるき観光マップ等、あるいはホームページにも掲載をいたしておりまして、1つの桜の名所としての観光資源として位置づけをさせていただいておるところでございます。
堀河ダムの桜につきましては、定期的に点検を行い、桜の見ごろには楽しみに訪れる皆さん方のお客さんの方々に喜んでいただけるように、剪定など専門家を通じ、また必要であれば、新しい苗木を植えるなどの検討をしながら、維持管理を適切に行っていきたいというふうに思っております。
それから、ブラックバスにつきましては、外来種でございますので、いつの時期か誰かが入れたんだと思うんですが、ブラックバスの釣りの名所になっているのは承知いたしてございます。ただ、あれを入れることによりまして、在来種が脅かされるということもありますので、いかがなものかというふうにも思っております。
173
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
174
◯15番(松本雪美君) ぜひ病気を治してあげてください。切って薬を塗るだけで簡単にできるんですよ、テング巣病はね。1本当たり5,000円もかかれへんと言うてましたよ。
そうしたら、あと金熊寺の梅林にイノシシが出て、えらいことだと。ことしも先週の日曜日に行ってきましたけれども、それはきれいでした。でも、それは手入れをしているところだけね。下のほうは花つきが悪くて、それは何でかというと、やっぱり手入れができていない部分は花がつかない、ミノムシがついて大変だと言うてました。イノシシが来て山道を荒らされて大変だと、これも言うてました。
だから、私はこの観光の名所として位置づけている、梅林もそうですよね。この辺にもやっぱりみんなで考えて、みんなで守っていく知恵を出してほしいと思うんですよ。
もうイノシシが来たら掘り返されて、歩くところがないほど山道が荒らされていたらしいですわ。やっぱりイノシシも命を守らなあかんから、食べ物を食べに来るんでしょうがね。ちょっとこの辺の位置づけをちゃんと持ってほしいと思うので、ここはもうお答え要りませんわ。提案しておきます。
それから、もう1つは、芋焼酎をつくられた、親芋焼酎、これは市長も自慢されていましたし、私たちも視察に行ったときは、お土産に持っていかせてもらいました。鹿児島姶良市にお土産を持って行きましたね。
このお酒が突然あそこの道の駅のサザンぴあから消えたという話があって、これはどういうことでしょうか。
175
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
176
◯市長(竹中勇人君) 御承知のとおり、昨年、里芋の親芋、これは廃棄するべきものでございますけれども、それを活用した特産品ということで、里芋焼酎をつくらせていただきました。私も7ダースか8ダースぐらい買いまして、国会議員やら近隣の市町村の首長やら、いろんな方に飲んでいただいたわけでございます。みなさんそれぞれ非常に結構うまいなということで、高評価をいただいているところでございます。
ただ、つくった量が特に多くなかったということもございまして、テスト的につくったものですから、そういうPR活動に主に使わせていただいたということもございました。
今現在は、里芋焼酎、わくわく広場で試験販売を今までやっておりました。3カ月間で約250本ほどの販売実績がございました。その後、市に訪問に来ていただいた方のお土産やとか、あるいはどこかへ行った場合のお土産やとか、そういうふうな形でのPR活動に使わせていただいておるところでございます。
今残っている分につきましては、市内での販売もさせていただいておるところでございますけれども、酒販組合さんを通じまして市内の酒屋さんには一定お渡しをさせていただいてございます。ひょっとしたら、もうわくわく広場の分は売り切れたのかもしれません。
市にも何本か今現在残っておりますが、これはふるさと納税のお礼の品といいますか、そういうのにほろ酔いセットという形で提供させていただいておるところでございます。
177
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
178
◯15番(松本雪美君) 実態はそういうふうに知らせていただいて、それはいいんですが、お酒をつくったり、お酒を売るということは、やっぱり業界のいろんな法律やら税金を払うことやら、そういうことを考えて、ちゃんとその辺の処理をしないまま実施したということについては、やっぱり酒販業界の方たちがすごい泉南市を批判しておられましたよ。そういう問題があったということは、当然わかった上で今発言されたんでしょうが、何一つ自分の口からはおっしゃらないという、これはちょっと市長は嫌なことからは逃げる、そんな市長やなというふうに私は思いました。
それから、もう1つですが、あと防犯対策ですが、防犯対策はLEDの防犯カメラをあちこちにつけたらいいなと。都市公園やそれから交通量の多い道路、交差点、学校周辺など身近なところで発生するようなひったくりや路上強盗など、毎年件数はふえていっているというふうに聞いていますのですが、そのための予算というのは、ことしはどれだけつけてくださったのか、余り多額ではなかったと思うんですが、その辺聞かせてほしいと思うんです。
なぜそれを聞くかといいますと、箕面市では通学道路に750台、大小の全ての公園に300台、7,000万円も予算化したそうですわ。一気にこういうことをやっていくというような、それは裕福なまちかもしれませんが、泉南市はお金がなくて財政難で、カメラ1台購入するのにも大変な額、何十万もかかって大変やというようなことで、なかなかそういうことにはなり切れへん部分はわかっています。しかし、こんな市もあるということを、ちょっとその辺、防犯対策を言うならば、防犯カメラのことについて一言お答えください。
179
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
180
◯市長(竹中勇人君) 防犯カメラでございますけれども、先ほど質問の中で出ましたLEDですけれども、これはライト・エフェクト・ダイオードという略でございまして、要は光電効果ダイオード、発光ダイオードのことでございます。防犯カメラとは何ら関係ございませんので。
防犯カメラの設置に関しましては、数年前から少しずつではございますけれども、整備をいたしてございます。一番最初に行ったのは不法投棄の監視用のカメラから始まりまして、駐輪場の監視カメラ、それから学校の通学の見守りのためのカメラ、あるいは街頭での防犯カメラとか、全部で今現在110数台設置をさせていただいております。
この防犯カメラ自体は、数多くつければいいというものではございませんので、必要な場所につけないといけない。必要な場所ということは、犯罪のおそれのある場所だとか、事故等の危険性のある場所、そういうところを中心につける必要があるということで、これはそういう必要性の高い場所というのをまず選定し、それと警察との相談ですね、調整もさせていただいた上で、配置計画を定めてそれを優先的に、優先度に合わせて順次つけていくということで整備を進めているところでございます。
今回の地方創生加速化交付金を使いまして、27年度の補正予算の中に14台の防犯カメラの設置を予定いたしてございます。今後も国・府の交付金、そういうのが活用できるものがあればそういうのを活用をいたしまして、順次その必要な場所に設置を検討していきたいと考えてございます。
181
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
182
◯15番(松本雪美君) 私の家の近くに俵池公園というのがあるんですが、夜になると本当に夜遊びをする人たちが来て、何か事件が起これへんかとすごい心配しているんですわ。そういうことを含めて、危険箇所と言えば危険箇所やけれども、目立たないところですよね。そういうところでこそやっぱり犯罪が起こると思うので、その辺よろしくお願いしておきます。
それでは、次に「快適で活気にあふれ、環境にやさしいまち」、和泉砂川駅周辺の交通混雑を解決するための方策として、どのような対策をとられていかれるのでしょうか。
183
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
184
◯市長(竹中勇人君) 和泉砂川周辺の整備でございますけれども、これは朝からの代表質問にもお答えをいたしましたとおりでございまして、和泉砂川周辺の整備といいましても、海側につきましては都市計画決定された駅前広場がございます。あれをそのまま事業化するというのは、膨大な事業費もかかりますし、一朝一夕にできないということもございまして、相当な時間がかかるであろうということもございます。
今回その一部の用地を買収させていただいて、それからJRにも御協力をいただいた上で、今現在、駅への送迎車両あるいはバスやタクシーでの非常に交通の危険性のある混雑した状態でございますので、その辺の交通混雑の解消、この緩和対策として一部整備をしていきたいなというふうには考えてございます。
それと、山側のほうですけれども、山側につきましてもJRの線路際に一部広場があるんですが、そこをJRの御協力をいただきまして、送迎車両が入れられるようなスペースを確保して、その辺の整備も進めていきたいというふうに考えてございます。
185
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
186
◯15番(松本雪美君) 大変な交通混雑を起こしている朝夕、大変です。よろしくお願いしておきます。できるだけ早く進めていってください。
それでは、もう1つ、中部ポンプ場の改築更新工事を実施するとあるんですが、いつも心配して、樽井の方から苦情の電話がかかってくるんですわ。樽井地域はすり鉢の底といわれるような低地帯ですよね。だから、大量のゲリラ豪雨が来たときにどうなるのかと。
これまで向井元市長さんは、中部ポンプ場は55ミリに対応したポンプ場になっているでというふうにずっと言ってくれていましたが、今はもう55をとっくに超えて、60を超えている、そんな事態が起こっているので、私は中部ポンプ場のほうに排出をしていく水が、このポンプ場で受けられないようなことになると一体どうなるのかと。
樽井のほうの水は何本かには分かれて海に出すそうですけれども、このポンプ場に行く部分が大量のゲリラ豪雨で受けられないような事態になったらどうなるのか。
中部ポンプ場ができたとき、私は本当にうれしかったのは、牧野のJRの私の家の近くの岩出に行く道のあそこがいつもあふれていたんですよ。もう大雨のときに難儀して、それがあのポンプ場ができて、向井市長はちゃんと樫井川水系に流すように下水道をつけたんやから、もうこれからないでと言うたら、本当に改善されて、一切もうそういう水害の被害がなくなりました。本当にこれはうれしいことでした。樽井はいつも悩んでいるのは、そういうことやと思うんですよ。よろしくお願いします。
187
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
188
◯市長(竹中勇人君) 松本議員のおっしゃる牧野の辺の排水につきましては、中部ポンプ場で排水しているわけではございません。第二阪和の下の中央都市下水路で雨水排水をやっておりますので、中部ポンプ場とは直接関係はございません。
そして、この中部ポンプ場だけに限らず、全体の下水の雨水排水の計画に当たっては、従前から10年確率での降雨量ですね、55ミリというのが10年確率を想定されてございまして、この10年確率の降水量55ミリの水量というのが、排水計画で排水の設計をするためのベースになる数字として扱われてございます。その関係もありまして、中部ポンプ場も今現在は55ミリ対応の施設として稼働しているわけでございます。
ただ、ここ数年、異常気象によりまして55ミリを超える豪雨が、しかもスポットで豪雨が降るという場合が多くなってございます。特に樽井周辺でいっときにそういう豪雨が降った場合に、排水が対応できずにオーバーしてしまうということも何回かございました。
このような豪雨に対して下水道施設の安全性を確保していくためには、全体をその65ミリとか大きな容量に改築していくとなりますと、莫大な費用がかかってまいるわけでございます。直ちにこれを対応するというのは非常に困難でございますし、本市1市でこれの改修をやるというのは、経費面から考えても非常に難しい問題じゃなかろうかと。そういう面では、大阪府や国の支援を求めていかなければならないというふうに思うわけでございます。
ただ、じゃ、現時点で対応できないのかということになりますけれども、対応といたしましては、ポンプの現有能力を最大限発揮できるように、かつ各それぞれの雨水幹線の取り込み口のごみを掃除したり、あるいは閉鎖されないように定期的な点検清掃、これを行いまして、大雨警報発令時には、主要な取り込み口に見回り点検を行って、頻繁にそれを行うことによって対応を進めていきたいというふうに思っているところでございます。
189
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
190
◯15番(松本雪美君) よろしくお願いします。水害のないようによろしくお願いします。
そうしたら、あと公共施設の最適化推進計画ということで、FM計画が出されて、そして説明会が開かれているということで、私は和泉砂川の駅前の信達公民館に行って聞かせてもらったんですが、この計画ですけれども、これから予算委員会もあるし、他の人もこのことについては質問するだろうと思うんですけれども、一言私が言っておきたいことは、40年間に40%の公共施設を削減する。10年間に10%ずつ縮減していくと。築30年以上の建物、公共施設は78%もあるんやと。教育施設はその全体の47%。78%の30年の建物の中で、そのうちの47%、約半分の教育施設は30年以上たっている施設やと、こういうふうに書いておられて、説明してくださいました。
私は、ずっと泉南中学校の建てかえ問題も取り上げてきたんですけれども、本当になかなかこれが実現せずに、やっと今結論が出たという状況ですよね。私が中学校へ行くときは、泉南中学校はなかったんですけれども、中2のときに泉南中学校ができましたわ。それで皆さんが元砂山の信達中学校からこっちにかわったんですけれども、それからもう58年を超えるような中学校がやっと建てかえになったと、こういう状況です。
私は、何で公共施設がこんなにも古くなって、改修もせずに放置されたり、学校が放置されたり、建てかえもできないでほったらかされたり、もう本当に大変な状況は、やっぱり財政難で苦しくなったせいはわかります。しかし、この財政難をつくったのは、住民、泉南市民の責任と違います。歴代の市長さん、何人かおられますが、こうした人たちの施策が余りにも無駄遣いが多かったということを私は反省してほしいと思うんですよ。
今の市長さんにこれを言うのは酷かもしれませんが、こういう事態があったから、十分に取り組むことができずに、こんなにたくさんの老朽化施設ができてしまったということは、私はやっぱり説明の中でもちゃんと入れてあげてほしいなと思うんですよ。
2013年に開発公社の塩漬け用地をなくして、泉南市が買い取って泉南市の財産にしようと、そういうことがあって、66億円返済をして、そして開発公社はもう閉鎖されましたよね。終結されたわけですわ。しかし、これで金利もついて30年間に80億円ローンを払わなあかんと。毎年3億円ずつの長期返済をしていかなあかんと、こんな計画が立てられたわけですよ。
だから、開発公社というのはこれだけではないですね。3回整理しているんですよ。その3回目が2013年で66億円。私の知っている限りでは、一番多いときで103億円の公社の用地がありました。塩漬け用地、無駄遣いでどんどん使って、大変なこんな時期があったんですけれども、早くにやめていればこんな大きな額に膨らまずに済んだという、幾ら共産党が議会でそのことを追及しても一切方針を変更しなかった。これは行政の責任ですわ。
こういうことがちゃんとこの説明書の中にもわかるように、棒グラフになっているのに、それを説明せずに通り過ぎていくような説明会はやめてほしいと。開発公社の借金がなかったら、こんなにひどいファシリティマネジメントのFM計画、公共施設の最適化推進計画、こんな40年間に40%も公共施設を減らす。学校も47%、こんな30年以上もあるような老朽化した施設ばかりになっていて、こういうことも、もうちょっと緩い形で実施することができたんじゃないかなと思うんです。
これからもっといろんな方が議論をされると思うんですけれども、このことについても市長にはきちっと、公共施設最適化方針の計画を市民の皆さんに知らせたりするとき、それからこういう市政運営方針で書いてくださるときでも、やっぱり財政方針で、財政が厳しくて大変な事態が起こった。これは昔こういう開発公社みたいな状況があったというようなことがちゃんと書けていてこそ、私は市民が正しい判断ができると思うんですよ。
市民は今、何でこんなに我々の暮らしが切り捨てられてくるんやと、どんどん切り捨てられ、教育費もどんどん切り捨てられ、こんな事態が起こってくるのは何でか何でか、何で泉南市に借金がこんなに多いのか。
これは、借金が多い多いだけではあきませんねん。ちゃんと理由をつけて説明してほしいと思うんですよ。その辺、いかがですか。
191
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
192
◯市長(竹中勇人君) 土地開発公社の件でございますけれども、御承知のとおり平成25年11月に解散をいたしまして、翌年2月に清算を結了したところでございます。それにつきましては、三セク債を適用いたしまして、30年間での返済ということで今現在負債を順次減らしておるところでございます。
この公社そのものは、負債を生んだというふうにしか見られていないようでございますけれども、実際に公社の事業として土地の先行買収をし、事業までに先行買収をして、右肩上がりの時代に土地の値段よりも利息のほうが安い時代に、事業化の段階では比較的安い土地を買いながら事業を進めてきたと。この部分については、実際の数字としてはあらわれてはおりませんけれども、かなり大きく貢献した部分があるんではないかというふうに思います。
ただ、以前に事業の計画を持って用地を買収し、それが破綻した、あるいは事業ができなくなった等の部分、あるいはまた、まだ先行買収してそのまま残って今後の事業に活用しようとしている土地もございます。そういう土地につきましては、公社が抱えた土地について、今、市の財産として活用しているわけでございます。
その活用につきましては、事業計画のあるものについては、その事業の目的に合うようにそれを置いておき、あるいは事業目的のなくなったものについては、新たな事業計画があればそれに適用いたしますが、ないものについては早期に売却をしていく、そういう方向で進めておるものでございます。
公社についてはそういうことで、66億の負債はありましたけれども、たしか松本議員はこの公社の解散のときには反対の立場じゃなかったかというふうに思うんですが、我々は今まで1億数千万の利息を払い続けて、原資が全く、負債が全く減らないという状況から、徐々に減らしていく方向へと転換をさせていただきました。30年後というよりも、もう27年後にはこの負債はなくなるような計画を持っているところでございます。……(成田政彦君「いや、何で早く処分せんかったかと聞いとるんや、我々共産党は。もうわかっとることや、それ」と呼ぶ)
193
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
194
◯15番(松本雪美君) 済んだ話は、何ぼ今さら言ってももとには戻りません。しかし、こういうことがあったということを、私は市長にきちっと整理をして述べていただきたいと思うんですよ。
市民が借金をつくったわけではありませんねん。その歴代の市長が出した方針によって、どんどん事業化しない土地が金利で膨らんで、数千万で買うたのものが何億円にも膨らんできたでしょう。5%、6%というような高い金利をつけてお金を借りて、土地を買うているわけです。それが一番多いとき、103億円あったんですよ。整理したと言うけれども、全部引き取ったんですよ。だから、それも含めてその103億円の分が借金として残っているわけですよ。
今も残っていて、もしそれを売却したら、そのついている値段の25%もないんですよ、売却の値段は。そんなぐらい安い値段でしか買ってもらえない。買ったときの値段よりももっと低い、そんな事態になっているということね。それが今財政困難を起こして、そして職員の皆さんには給料を減らし、議員も給料を減らし、教育やら福祉やら全ての面において行政の中で、全て財政が赤字やから、財源がないからというてカットされていくわけでしょう。削減されていくわけでしょう。
それは、どれだけ住民に大きな負担を与えているか。このことはやっぱりわかっておいてほしいなと思うんですよ。だから私はあえてここで、こんな話を持ち出したのは、後に控える議員さんたちが、いろいろこのFM計画について質問されるでしょう。前置きにこういうことを皆さんに聞いてもらいたかった、そういう意味合いで出させていただきました。
だからこそ、簡単に公共施設を減らしてしまって、学校を減らしてしまって、公民館も統合したりみんなが使っている老人集会場を統合したりして、遠くに行かないと施設がない、そんなことでは皆さんの毎日の生活が脅かされていきます。楽しいたまり場もなくなります。
そんなことのないようにしてほしいと思うからこそ、このことを私は訴えさせていただきました。むちゃくちゃな公共施設の統合、縮小、削減、こんなことをやらないでほしい。幾ら計画をつくっても、市民が本当に困るようなことは絶対にしてはならない。市民を守るのが泉南市の仕事ですよ。地方自治法にちゃんと書いているでしょう。市民の生活を守る、そういうことを書いている。そのことを言っておきます。
それから、もう1つ、私は市長がこの市政運営方針を語られるんであれば、私は一言、謝ってほしいことがありました。市民に対して謝ってほしいことがありました。何も書いておられない。
ことし1月19日に懲戒処分を受けた方がいらっしゃいますよね。飲酒運転をされて、個人の方の駐車場にとめていた車に当たって、カーブミラーをばりばりに壊して、多額の修繕費も払わなあかんというような事態になった。これは飲酒運転だったという事故ですよね。
これは、プレス発表したのを役所は配ってくれていましたよ、議会の控室にも。ここには、市長さんは、このような不祥事を起こし、市民の皆様への市政への信頼・信用を失墜させること、事態を招いたことに対して心からおわび申し上げますと、こういうふうにおっしゃっているんですよ。
今の時代に、二度とこんな飲酒運転の事故などを起こさないように、職員に対して綱紀の粛正を徹底して、公務員としての自覚を強く促し、市民の皆さんの信頼回復に取り組んでまいりますと、こういうふうにおっしゃっているんです。
新聞記事にもなりましたので、知らない人もたくさんいるでしょうが、知っている方もいらっしゃると思います。私はこの職員がどなたかわかりませんけれども、新聞記事で読みました。役所の机にも配ってくれていました、控室にも。
やっぱり、こういうことをして、市長は最後のところに、「結び」のところに書いておられるのは、公平、公正、誠実な市政、市民協働の市政、無駄のない積極的な市政、これを中心に据えると、職員ともども気を引き締めて不退転の決意で行政課題に取り組むんだと、こういうふうに「結び」で書いておられるわけですわ。
私は今、泉南市で働く職員の皆さんは、こういう事件を起こすような人はないと思いますよ。こんなん見て、自分もそんなことをしたらあかんと思って、きっと気を引き締めて毎日の大変な仕事に取り組んでおられると思います。
しかし、こういうことがあったのは、もうつい何カ月か前ですわ。だから、市長は市政運営方針をつくるときに、やっぱりこういう問題、一言触れるべきではなかったかと思うんですよ。市民におわびせねばならなかったんじゃないかなと思うんです。私も含めて皆さんのお給料は、皆さんの市民の税金で私たちはお給料をもろうていますよ。だからこそ、市民にきちっと、こういう問題はちゃんと市の姿勢をお返ししていく、こういう姿勢が市長にない限り、本当に市民に信頼してもらえる市政にはならないと思うんですが、いかがですか。
195
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
196
◯市長(竹中勇人君) 不退転の決意といいますのは、私はこの市政方針に掲げていた、あるいはことしの28年の新年度予算に向けての市政運営に向けて職員ともどもそういう気持ちを引き締めて一緒になって頑張っていこうという決意で申し上げたものでございます。
確かに、不祥事があったことは事実でございまして、お知らせをさせていただいたとおりでございます。常々飲酒運転については、極力──極力というよりも、絶対してはいけないということで職員には申しつけておったんでございますが、残念ながら、飲んで一晩寝てということがあったようでございまして、自分にもそこまで残っているという意識が少なかったのかもしれません。ちょっとその辺は本人でないとわからない部分かもしれませんが、そういうことがありましたけれども、それについては本人も非常に反省をしておりますし、相手の方とも示談が成立しているということも聞いてございます。
処分につきましても、市のほうで賞罰委員会に上がった上、適正・的確な処分をさせていただいたというふうに思っているところでございます。ただ、処分に関しましては、教育委員会の処分でございますので、私からの処分ではございません。
197
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
198
◯15番(松本雪美君) 泉南市の職員であるから教育委員会の処分だとおっしゃいますけれども、市長、そういう言い方はないと思いますね。泉南市の職員であるからこそ問題だということを指摘させてもらっていて、何か1つ指摘されると、自分は痛みを人に押しつけるみたいな物の言い方をされるのは、私はちょっと納得できないです。
ちゃんと、やっぱりこのことについては、市民の皆さんがおって、泉南市全体に、また世界中に報道されるわけでしょう、この議会の状況がインターネットで。そういうときこそ、やっぱりちゃんとして、ちゃんとした姿勢を示して、市民におわびをせなあかんのじゃないですか。そのことは、私はここで言うておきます。
もう時間がありませんので、マイナンバー制度のことについて聞かせてもらいます。
個人番号の関係の事務が実際にやられるということで、例えば扶養控除などの申告書、それから健康保険、厚生年金などの保険の届け出、それから雇用保険の届け出、財産形成住宅貯蓄、財形年金貯蓄に関する申告の届け出、労働災害補償保険法に基づく請求に関する事務など、我々の生活の部分でたくさん直接影響する部分がありますね。児童扶養手当の認定などに関する事務、こういうことでマイナンバーをその書類に書かなあかんということに対して、書きたくないと、私はマイナンバーのカードはつくらない。こういう書類にも書かないんだと、こういう人に対しても、書かなければこんな申請は認められないというふうなことにはなりませんか、その辺お聞かせをください。
199
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。
200
◯市長(竹中勇人君) 先ほど責任を転嫁しているような言い方をされましたけれども、先ほどの松本議員の質問の中に、私が謝罪したことによって私が処分したような表現がありましたので、あえて申し上げたわけで、私がそういう不祥事に対して職員全体の最高責任者として、私の名前で謝罪をさせていただきました。しかし、処分は手続上教育委員会であるということだけを申し上げたわけでございますので、御理解願いたいと思います。
それと、マイナンバー制でございますけれども、各種の申請にマイナンバーを記入をしていただき、市条例に基づいて事業を実施している場合は、公費医療費の助成事業等で仮に記入を拒否された場合、同一年内に転入された場合、これは1月1日現在の所在地での所得の証明が出るわけでございますので、その同一年代に転入をされた場合は、そのときの証明が泉南市ではとれないわけでございます。
したがいまして、もしマイナンバーを記入していただけないということでありましたら、当然申請者本人がその所得の証明書を取得して提出をしていただきましたら、それは同じように手続をさせていただくと、それを省略をしたいということであればマイナンバーを記入していただけたらというふうに思っております。
201
◯副議長(澁谷昌子君) 松本議員。
202
◯15番(松本雪美君) 市長、この児童手当などの認定に関する事務、これもその所得証明のことにひっかかってくるわけですかね。所得証明は、自分たちが転入するまでのところからとればいいわけやから、これを聞かせてください。
203
◯副議長(澁谷昌子君) 竹中市長。もう時間があと10秒です。
204
◯市長(竹中勇人君) おっしゃるとおりでございます。自分でとっていただくか、マイナンバーを書いていただくかのことでございます。児童扶養手当につきましても同じでございます。
205
◯15番(松本雪美君) いけますね、手続できますね。そのことを聞いているんです。
206
◯市長(竹中勇人君) 自分で所得証明をとっていただければできます。
207
◯15番(松本雪美君) できますね。はい。
208
◯副議長(澁谷昌子君) 以上で日本共産党松本議員の代表質問を終わります。(竹田光良君「議長、議事進行」と呼ぶ)
209
◯副議長(澁谷昌子君) 竹田議員。
210
◯13番(竹田光良君) 先ほどの松本議員の代表質問の中で、我が会派の中尾議員のほうから議事進行等々があったんですが、少し議長、確認をしておきたいことがございます。昨年のちょうどこの議会でありましたが、我々は全会一致で議会基本条例並びに議会基本条例の運用基準、こういったものを定めております。
中尾幹事長の議事進行の趣旨たるところは、この4の中に、市長と議員の関係というのがございまして、この中に明確に、例えば一般質問は、第1回、第2回、第3回及び第4回定例会において行い、会議規則にのっとり、市の一般事務について行うものとするというふうに明記しております。
また、代表質問は3)のところに、第1回定例会又は市長の選挙後に初めて開催する定例会において行い、その質問事項については、市長の市政運営方針についてのみ行うものとする、というふうに明確に我々は決めております。
確かに、市政運営方針の中で4行にわたって平和のことについて市長も語られています。このことについては、松本議員も平和についてということできちっと通告しておりますので、私は何ら問題ないというふうに思うんですが、ただ、それ以上の質問要旨の書き方かというふうに思うんですが、中身を聞いておりますと、PKO、またPKF、それから集団的自衛権、またスーダンといった、こういうふうな話が出てまいりました。
要旨の中を見る限り、少しそれはやはり議論として中身が入り過ぎではないですかというのが趣旨であろうかと思いますし、また改めて我々が昨年決めましたいわゆる基本条例、この原則にのっとるべきだろうというのが、中尾幹事長の言いたい趣旨であろうというふうに思います。
つきましては、条例については、これは4年を超えない限りで見直すというふうになっておりますが、これは改めて議長、それから議会運営委員会の委員長にお願いなんですけれども、一度こういうことがありましたので、きちっと精査する機会を設けていただきたいというふうに思います。
以上です。ありがとうございました。(成田政彦君「議長」と呼ぶ)
211
◯副議長(澁谷昌子君) 成田議員。
212
◯14番(成田政彦君) ただいまの基本条例の問題でありますが、松本さんの質問の中に、地方自治体が国の委託を受けて自衛官を募集すると。自衛官を募集するということは、自衛官は市民の中から、泉南市民の子弟が自衛官として応募されることですね。その人たちの命にかかわることについて、国の現在のやっておることが市民に大きな不安を呼び起こすんじゃないかという、僕は極めて当然な質問だと思いますよ。
それから、基本条例で、だからといって、議員が国政に関して市長に対して質問してはならないという、憲法、言論の自由から見て、そういう言い方は僕はおかしいと思いますわ。市会議員が国政に対して市長に話をする、基本条例はそういうことを言っておるけど、基本条例に書かれておるからしてはならないという、そんなことを一々したら質問できませんよ、議会で我々は。そんなことを一々。(竹田光良君「議長、議事進行」と呼ぶ)
213
◯副議長(澁谷昌子君) 竹田議員。
214
◯13番(竹田光良君) 全く今の趣旨は違いまして、そんなことを私は言っているわけではなくて、しかも言論の封鎖なんて、わけのわからんようなことはやめていただきたい。
要は、基本的には、まず基本条例をつくったんですから、それに沿って改めて議会運営委員会で一度この話はきちっと整理してくださいということを言っているわけですので、今の話で、いわゆる自衛隊の募集がどうのこうのというのは全く話が別でありますので、どうか議長のほうからそのことについて議会運営委員会の委員長への取り計らいをよろしくお願いいたします。
215
◯副議長(澁谷昌子君) 議会運営委員会で諮るようにいたします。
会議の途中ですが、午後3時50分まで休憩をいたします。
午後3時26分 休憩
午後3時50分 再開
216
◯議長(堀口武視君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、自由民主党泉南クラブの代表質問を許可いたします。3番 谷 展和議員。谷議員。
217
◯3番(谷 展和君) それでは、2016年第1回定例会代表質問、本日最後の質問者となります自由民主党泉南クラブを代表いたしまして代表質問をいたします谷 展和です。よろしくお願いいたします。
これは私ごとなんですけれども、先週からちょっと風邪ぎみでなかなか長引いておりまして、まだまだ本調子ではないんですけれども、お聞き苦しいところがございましたら御容赦のほどをよろしくお願いいたします。
それでは、質問に入る前に、竹中市長にお尋ねをいたします。
竹中市政もいよいよ折り返しに差しかかっておるところではございますけれども、現在、市政運営に当たって市長御自身で点数をつけるとすれば何点ほどつけられるでしょうか。
218
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
219
◯市長(竹中勇人君) 午前中の代表質問でもお答えいたしましたが、今現在のところ、私のマニフェスト、全部で小項目に分けて48項目のうち、36項目が終わっているか、あるいは現在進行形だということを申し上げました。
その達成率からしますと75点でございますけれども、自分自身の評価といたしましては、70点程度かなというふうには思っております。
以上です。
220
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
221
◯3番(谷 展和君) 市長、ありがとうございます。
それでは、大綱5点にわたって質問をさせていただきたいと思います。
まず、大綱1点目に、「すべての人が尊ばれ、その個性が発揮できるまち」についての中で、子どもの学力・体力向上についてをお聞きしたいと思います。
小・中学校の学力・体力について市長は今後どのように進めていくのか、市長のお考えをお示しください。
222
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
223
◯市長(竹中勇人君) 小・中学校の学力、それから体力向上についての御質問でございますけれども、教育委員会には小・中学校におけます授業や学習指導の工夫、それから改善とともに、地域の人材を活用した放課後の補充学習や家庭での状況に応じた家庭学習の充実を図り、学力調査結果において、全国平均、府平均を下回ることのないよう求めておるところでございます。
そして、体力向上につきましても、全国調査において、なお課題は残るものの、徐々に改善も見られているところでございます。しかしながら、小学生と中学生の状況には依然格差があるといいますか、差がついてございます。学力同様、小・中学校間の連携が重要というふうに考えてございます。
特にスポーツにつきましては、スポーツ少年団を初めとする地域の活動や中学校のクラブ活動、こういうものを通しまして、体を動かすこと、スポーツの楽しさについて、幼少期の小さいころから経験できるよう、幼稚園、それから保育所や学校を通じて啓発、そういうのに努めていきたいというふうに考えてございます。
体力につきましては、基本的な生活習慣の確立、それから食生活も関係することから、保健センターと教育委員会が連携して、食育の取り組みも行っているところでございまして、こういうことを通じての学力向上、体力向上を目指していきたいというふうに考えております。
224
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
225
◯3番(谷 展和君) ありがとうございます。
子どもたちの将来のことを思えば、やはりさまざまな学力・体力ともに向上すれば、いろいろな明るい未来が開けていくと、そのように思いますので、ぜひとも今後とも子どもたちのために、市長、ぜひともやっていただきたいと思います。
続いて、今度の地方創生加速化交付金事業に入っているICTタブレットの端末購入とあります。今後のICT化を進めていっていただきたいんですけれども、今後のICT化については、どのようなお考えでありますか、お答えください。
226
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
227
◯市長(竹中勇人君) 地方創生の加速化交付金で、全国での自治体に1市2事業、マックス8,000万という交付金が与えられております。ただ、これはアイデア次第で、いただけるかいただけないかわかりません。
本市におきましても2事業、今までの砂栽培、それからアナゴの養殖、こちらのほうの農水産関係の事業が1つと、それともう1つは、先ほど言われましたICT関係のタブレットの事業も含めて、種々の事業の組み合わせで、にぎわいコムーネの創出事業ということで、1つ大きな事業を提案させていただきました。
ただ、これの採択がどうなるかということは、結果は出ておりませんけれども、交付金の交付決定をいただきましたら、この27年度の補正予算の中に盛り込んでおりますので、28年度からそちらのほうの事業も展開をさせていただきたいというふうに思っております。
ちなみに、ICTの予算につきましては約800万円程度の予算が盛り込まれていたというように認識しております。
228
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
229
◯3番(谷 展和君) ありがとうございます。
2事業で8,000万円までいただけるということで、これが大体3月の中旬ぐらいに発表されるということで、ぜひともまた今回も全額いただけるようにお願いをいたします。
続いて、いじめについてなんですけれども、小・中学校では、この前の厚生文教常任委員会の資料の中でもありましたけれども、平成27年度の小・中学校問題行動の中で、26年度はいじめの件数が小学校27件、中学校16件、計43件、そして去年の平成27年度は小学校10件、中学校19件の計29件と減少はしているんであろうと思いますけれども、これはもっと調べればこの数以上にあるとは思います。今後のいじめ問題についてですけれども、市長、どのように考えておられるのか、お示しくださいませ。
230
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
231
◯市長(竹中勇人君) 小・中学校におけるいじめの問題でございますけれども、これは全国で起こっている多くの事例を見るまでもなく、その事例は全て子どもの人権を侵害する重要な問題であるというふうに認識をしているところでございます。
多少少なくなってきたというふうには表現はされておりますけれども、実態としてどうなのかというのは、非常に不透明なところがあるかなというふうに思っております。
いじめが起こらないように学校の中での指導を徹底するということも1つでございますけれども、もしあった場合には早期発見、早期解決を図るというのが非常に重要なことでございます。特に子どもの権利に関する条例を制定しておる、子どもに優しいまちということで提唱しております本市でございますので、特にいじめの問題は、最優先課題として教育課題の中で対応していかなければならないというふうに思っているところでございます。
特に昨年の教育総合会議の中で私からの提案をさせていただきまして、この4月から1つの制度として実施する予定でございますけれども、子どもの声を直接拾い上げる制度ですね、どこにも誰にも言えない、1人で悩んでいる、そういう子どもがおれば、それの受け口として我々が受けて聞いてあげるべきじゃないかということで、私と教育長のいずれかに子どもさんからの直接手紙をいただける制度を、この4月から実施させていただく予定でございます。
もしこの制度で直接手紙をいただいた場合は、直接その子どもさんに会うか、あるいは電話をするか、何らかの形で接触を行いまして、その内容を十分把握した上で、しかるべき担当のところからその解決に向けての対策をとっていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
232
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
233
◯3番(谷 展和君) この4月から子どもの声制度ですか、これは大変いいことだと思いますし、またその子どもたち、もしかしたらこれが最後の子どもたちの願い、相談の手紙になるということにもなりますので、ぜひとも子どもの声を進めていっていただきたいと思います。
ただ、1点、この中でお電話できるのが朝9時から17時半の間ですとあるんです。これは子どもたちの家庭環境にもよりますけれども、やっぱりその時間指定というのは、もう少し取っ払ってできないものかというふうにも思いますけれども、その点もあわせて最後、この意気込みというか、もう一度お願いいたします。
234
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
235
◯市長(竹中勇人君) 基本的には勤務時間でということで書かせていただいたんですが、お手紙をいただいて、私から電話をしますので、時間に関係なくといっても、その辺は夜中にするわけにはいきませんけれども、その子どもさんにとって対応しやすい時間帯というのを見定めて、私どもから電話する場合は、そういうことで考えてさせていただきたいというふうに思っております。
236
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
237
◯3番(谷 展和君) では次に、学校施設についてお聞きいたします。
泉南中学校の建てかえが間もなく行われるわけではございますけれども、これは今後教育審議会で議論し、今後のスケジュールも出ておりましたけれども、泉南市教育振興基本計画が5月にですか、その後に学校規模適正化基本方針が来年2月までにはでき上がる予定なんですね。
そのような中、今後の小・中学校の統廃合、また小・中一貫校などについて、これはもっともっと早く前から議論してあげていただければと思っておりましたけれども、なぜ今の時期になってしまったのか、この点についてお答えいただきたいと思います。
238
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
239
◯市長(竹中勇人君) 中学校の建てかえ、これについてはもう50数年、60年ぐらいたった部分もあるということで、喫緊の課題ということで先行して中学校の建てかえ事業は進めさせていただくことといたしました。
あと、それと絡めて中学校の学校校区の再編とか学校規模適正化の問題もあるわけでございまして、これと前後することになりますけれども、この学校規模適正化に関しましても、泉南中学校は、もうその中に盛り込んだものという位置づけで、これから検討していっていただきたいというふうに思っております。
そしてまた、小・中一貫、それからFMのファシリティマネジメントとの関係もございまして、学校もファシリティマネジメントの対象外ということではないわけでございまして、その辺の検討もこれからしていかないといけない。この学校規模適正化の中で、それもあわせて並行して考えていっていただくということを前提に、教育委員会のほうにお願いしていきたいなというふうに考えてございます。
240
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
241
◯3番(谷 展和君) 今後の議論の中で進めていくということで、これは本当に子どもたちだけではなく、地域コミュニティにも大変重要な課題ですので、ぜひきちっと進めていっていただきたいと思います。
続いて、大綱2点目に入らせていただきます。大綱2点目、「みんなが健やかで、みんなが助け合うまち」についての中で、子育てできる環境づくりについての現在の取り組みと今後についてをお聞きいたします。
242
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
243
◯市長(竹中勇人君) 子育て支援の施策についての御質問でございますけれども、本市におきましては、今年度から子育て支援の質、量の拡充を図るために、保護者の就労状況等にかかわりなく利用できる施設としまして、認可保育所から認定こども園に2つの施設が移行させていただいてございます。
この2施設以外にも、本年4月からは西信達保育園とたるい保育園が幼保連携型の認定こども園に新しく移行しようということで、さらなる利便性の向上と子育て支援の充実を図っておるところでございまして、現在それの準備を進めているという状況であると聞いてございます。
在宅家庭への子育て支援といたしまして、各中学校区に1カ所、地域子育て支援センターを設置いたしてございます。乳幼児親子が気軽に集える場を提供いたしまして、親子交流や学びの講座、そして子育て相談等を通じた子育て支援を行っておるところでございます。
また、子育て支援を希望する方と支援の提供を希望する方の市民協働の子育て支援を通じた地域コミュニティの形成を図ることを目的とするファミリーサポートセンター事業も市直営で実施しております。
お子様の発達状態や特性、また生活環境等の状況に応じた支援を行うため、家庭児童相談機能や教育相談機能を統合した子ども総合支援センターを開設しておりまして、教育委員会を初め関係機関と連携を図りながら、お子さんの状況に応じた療育支援や保護者の支援を行っていくことで、児童虐待の未然防止にも努めておるというところでございます。
今後も昨年3月に策定いたしました泉南市子ども・子育て支援事業計画に基づきまして、本市の子育て支援におけるこれまでの取り組み、またその基本理念となる子どもと大人がともに夢や希望を語る育むまち泉南としまして、きめの細やかな子育て支援施策の充実に取り組んでいくということを進めておるところでございます。
244
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
245
◯3番(谷 展和君) 今後とも、若い世帯が住みやすいためにも、子どもたちの施策というのもどんどんと進めていっていただきたいと思います。
続きまして、市民の健康増進、健康寿命の延伸についてお尋ねをいたします。
泉南市保健事業実施計画を見ますと、泉南市の平均寿命は男性79.35歳、女性が84.37歳、健康寿命は男性が77.65歳で女性が80.91歳、平均寿命と健康寿命の差は、男性が1.7で国、大阪府よりも長く、女性が3.46で国より長くなっております。
ただし、平均寿命、健康寿命ともに長さ的にはまだ全国平均、府平均よりは下回っているということですけれども、そのような中、では1人当たりの医療費はどうなのかと言われれば、全国平均は2万3,292円、府では2万3,122円、泉南市は2,422円と、大分減っているというわけですけれども、ほかに比べて大分医療費が低い。
そのような中、ただし今後高齢化社会になっていくに従って、医療費はどんどんとふえていくと思われるんですけれども、そのような中で健康増進、健康寿命の延伸を図っていく。そのためにも市長として今後どのように考えておられるのか、お聞きをさせていただきます。
246
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
247
◯市長(竹中勇人君) 健康増進にはやっぱり日ごろからの運動といいますか、それが一番大事じゃないかというふうに思っております。私自身、以前水泳をやっていたんですが、ちょっと腰を痛めてから休憩していまして、還暦を迎えて改めて水泳を始めました。
とはいうものの、そんなにしょっちゅう行けないので、余りスポーツをやっているという偉そうなことは言えないんですけれども、最近はやっぱり若い方よりも団塊の世代が、皆さん仕事をもうやめられてリタイアされた状態になっていまして、この方々のスポーツの場というのが非常に求められているようでございます。最近どんどん広くなってきておりますのが、ジョギングをされている方、それからウオーキングをされている方、それとグラウンドゴルフをされている方も非常にふえてきてございます。
それと、先般も双子川のテニスコートの問題でいろいろ議論させていただきましたけれども、テニスの人口も相当ふえてきているということでございます。いろんな形でスポーツされている方はおられるわけで、スポーツを通じて健康増進を図ることによりまして、皆さんそれで医療費の低減にもつながるでしょうし、元気で長生きしていただくには、やはりスポーツの増進かというふうに思います。
体育協会を通じていろんな形でのスポーツの推進というのを図っていきたいなというふうに思っております。
248
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
249
◯3番(谷 展和君) 私の父親も昨年医者に脅されて、もう毎朝ジョギング、歩いて、また昼にはスポーツジムに行って健康増進を図っておるところで、もちろん日々の食事にも気を使うわけではございますけれども、一番しやすいというか、スポーツ、運動を通じるのが一番いいのかなというふうに私自身も感じるわけです。
そのような中、これは1つ提案なんですけれども、例えば運動、スポーツをするのが健康には一番いいんですけれども、それがなかなか実行に移せない。そのような中、1つの動機づけをするという意味で、このインセンティブを用いるという方法はどうだろうかと。
例えば、健康手帳やらカードなどをつくって、そこにポイントを加算していく。ジョギングコースを1周走れば何ポイントとか、運動施設利用で何ポイントつくとか、そういうポイントをつくって、そのためたポイントを施設利用券やら運動用品、健康用品、また現金にしてもよいだろうと思いますけれども、このようにして運動スポーツ人口をふやし、健康増進、健康寿命を延ばして医療費を削減できるのではないかと考え提案をいたします。市長、この点に対してどうでしょうか。
250
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
251
◯市長(竹中勇人君) 今おっしゃられているのは、インセンティブでポイント制度ですね、何回参加されたかとか、スタンプラリーをやったりとか、そういうのをやられている市もあるようでございます。それに絡めてといいますか、スマートウエルネスシティをやっておられるところは、そういう事業も展開もされているということで、阪南市なんかもそういう事業をされてございます。
阪南市のほうでちょっとお話を聞かせていただきますと、それに参加される方がちょっと偏ってしまっているようなところがあるようなことを聞きました。あるいは健康診断等に反映するために、ポイント制で健康診断の促進とか、そういうのをやられているところもあるようでございます。
それをやったから受診率が上がったかといいますと、決してそういうことにはつながっていないようでございまして、その辺のあり方もどうするべきかというのを考えていきたいなというふうに思います。
できれば、そういう動機づけを行うためのインセンティブというのは非常に必要じゃないかと思いますので、そのインセンティブをどういう場合にどういう効果があるような形で適用していくか、その辺の使い方というのをちょっと考えてみたいというふうに思います。また、いいアイデアがあれば頂戴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
252
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
253
◯3番(谷 展和君) 今後検討していただけるということですので、またひとつよろしくお願いいたします。
では続きまして、大綱3点目、「産業の活力が増し、にぎわいと交流が生まれるまち」についてお尋ねをいたします。
農業・漁業振興について、現在の農業塾、また砂栽培、アナゴの養殖の現状と今後についてをお答えいただけますか。
254
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
255
◯市長(竹中勇人君) 農業塾でございますけれども、これは昨年から事業実施をいたしてございまして、泉南市内の農家の方に講師をお願いいたしまして、2人の塾生に昨年5月から農業経営、あるいは農業の技術、営農技術を学んでいただいているところでございます。実際には岡田、北野のほうで遊休農地を活用いたしまして、そちらのほうで営農技術を学んでいただいているということでございます。
そして、先般オープンいたしました給食センターの隣の砂栽培の施設でございますけれども、これも農業塾の塾生の教育施設の一環として使っていただきたいというふうに思っております。
農業塾につきましては、毎年2名ずつ学習期間2年を想定いたしまして、2年で2人ずつということで、ことしはプラス2人を募集いたしまして、4名の塾生で農業塾の運営をする予定でございます。
徐々にこの人数がふえてきますと、一定卒業生を中心になって農業関係のNPO法人なり農業団体の設立をしていただきたいなと。そこで地域雇用の受け皿になっていただいて、あるいは設立した農業団体で全体の経営を行うとか、業務分担をするとか、そういう形での多角的な農業経営を進めていっていただきたいなというふうに思っているところでございます。
そこまでいくにはもうちょっと時間がかかろうかと思いますけれども、最終的にはそういうのを進めていきたいなというふうに思っております。
それから、アナゴの養殖事業でございますけれども、昨年のタイプIの中で提案をさせていただきまして、近畿大学の水産研究所と連携いたしまして、岡田浦の漁業協同組合の御協力をいただいて、そちらのほうで養殖の準備を進めておるところでございます。ことし1月に近畿大学の水産研究所の富山実験場のほうに漁業協同組合の組合員の方2名と一緒に、市の職員も一緒に実地研修を受けてきました。向こうで勉強させていただいて、養殖の技術者の育成をさせていただきたい。
そして、この3月6日には養殖施設が岡田浦漁港の中で竣工いたしますので、それに大学からアナゴの供給をいただきまして、養殖を行うためのスタートを切らせていただこうというふうに考えてございます。
今後は、このつくったアナゴ、成長したアナゴにどういう販売ルートをつくっていかないといけないか。販売ルートあるいはブランド化をして販売していく、その辺の手法をこれから考えていきたい。それをまた加速化交付金の中で検討させていただく。
そして、漁業協同組合のほうからは、新たな養殖するためのアナゴを大阪湾で収穫していただいて、それを大きく育てて販売する、そういう方向で進めていきたいなというふうに思っております。
256
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
257
◯3番(谷 展和君) 農業塾のほうも人数がことし4名ということで、今後もっともっと塾生をふやしていっていただきたいと思います。
アナゴに関しましては、6日に竣工ということで、このアナゴだけでなく、まだまだ漁業のほうも厳しいので、それ以外でもまだまだ市のほうでも支援していただきたいと思います。
次に、観光に移らせていただきます。観光についてに入らせていただきます。
昨年、2015年1月から12月の関空の国際便利用者は前年比24%増の1,625万人と、過去最高を記録をいたしました。外国人が1,001万人と前年に比べても59%ふえたということで、今後関空のインバウンドの取り込み、そしてホテル誘致等も今進めていると思いますけれども、この点について市長の考えをお示しいただきたいと思います。
258
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
259
◯市長(竹中勇人君) 外国人の取り込みでございますけれども、今回タイプIで提案をさせていただいた地方創生の交付金事業でございますけれども、まず1つが超広域連携観光圏の創生事業、これは田辺市と十津川村、そして泉南市の2市1村で連携して、紀伊半島に目を向けていただきたいと。紀伊半島に目を向けていただいての事業の展開というのを考えておるところでございます。
その一環といたしまして、泉南市のこの事業の中に、市内の事業者が主体となっての外国語表示であるとか、公衆無線LAN、いわゆるWi-Fiの整備であるとか、本市において外国人を迎え入れる体制の構築というのを順次進めておるところでございます。
また、現在この事業のために観光PRの動画ですね、ビデオを作成いたしました。また、PRパンフレット等の作成もいたしておるところでございます。これも外国人向けに英語版というのも今現在検討しているところでございます。これらを関西国際空港において、また来られたお客さんにこれを活用していただいて、新たな情報発信にも努めていきたいというふうに考えておるところでございます。
それから、ホテルの誘致についてですけれども、りんくう公園の整備の中で現在検討しておりまして、御承知のとおり、サザンスタジアム自体は大阪府の売却予定地になってございます。その売却予定地を、サザンスタジアムを潰すのはもったいないものですから、そこを公園に変更して、サザンビーチの駐車場の一角に同じ面積で売却予定地をつくりまして、そこを都市計画法上の手続をして交換する。それによりましてホテル誘致をそこにさせていただきたい。
ホテルだけじゃなしに、りんくうタウン全体の土地利用につきましても、できれば商業系の用途に変更させていただいて、そこで商業系の活用もできるようなマリンスポーツの核となるような施設、あるいは地産地消のレストランとか売店、そういうようなのができればというふうに考えておるところでございます。
特に、関空へ来られたお客さんが、今までは大阪、京都、奈良と北のほうへ行っていましたけれども、先ほども言いましたように、紀伊半島に目を向けていただいて、紀伊半島の南へ来ていただくことで、今まで扇風機の裏側と言われていた泉南市を、逆に今度は表側にしていきたいというふうに思っているところでございます。
260
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
261
◯3番(谷 展和君) 夢は大きく、今後ホテルを誘致してもらって、ますます外国人観光客が来て、また市が潤うようになっていただきたいと思います。
次に、大綱4点目に移らせていただきます。「穏やかに暮らせる、安全と安心のまち」についての中で防災についてをお尋ねさせていただきます。
東日本大震災から間もなく5年の月日がたとうとしておりますが、泉南市の防災の現状と今後について、まずお聞きしたいと思います。
262
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
263
◯市長(竹中勇人君) 防災の現状ということでございますけれども、現在、災害が発生した場合に被害を最小限に食いとめるということから、まず自助・共助の観点から地域住民が日ごろから災害に備えた、災害発生の場合にどうするべきかということで、防災活動をしていただくということが非常に重要でございます。
これにつきましては、もう20年になりますけれども、阪神・淡路大震災のときの教訓といたしまして、それから全国各地に自主防災組織の設立が進められてきたところでございます。本市の自主防災組織につきましては、現在組織されているところは19団体、世帯数でいいますと、組織率が59.7%、約60%にようやく到達したというところでございます。
ただ、うちは設立のペースが遅いんですが、これはよその市町村では、地区とか校区で強制的に自主防災組織としてつくってしまったんですね。指定したような状況がございます。泉南市の場合はそうするんじゃなしに、皆さんの力で自主的につくっていただくということを優先したものですから、順次1つずつつくっていただいて、今現在その19、約60%の団体ということになったわけでございます。
これからも順次こういう自主防災組織をつくっていただいて、そういう活動を進めていきたいというふうに思っております。
264
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
265
◯3番(谷 展和君) 自主防に関しまして、今、組織率が59.7%とありましたけれども、やはり自助・共助・互助の観点から今後ますますふやしていっていただきたいと思います。
次に、市長のこの前の市政報告の中で、旧樽井幼稚園跡地を防災コミュニティ施設にした後、今度は旧雄信幼稚園跡地を防災施設にするとおっしゃられましたけれども、その点についてはお間違いないのかどうか、再度ここでお願いいたします。
266
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
267
◯市長(竹中勇人君) 幼稚園跡地の活用でございますけれども、まず地震があったときの津波での危険がある地域、これは樽井、それから男里で西信達、岡田のほうが浸水のおそれがある区域というふうに想定はされておるわけでございます。
まず、その地域の防災拠点を先行して整備をしていきたいというつもりがございまして、2年前のマニフェストの中にもこれは組み込ませていただいたわけでございます。
まず、樽井地区を先行して今させていただいてございまして、ことし27年に地区の防災計画というのを自主防災組織の中で策定をさせていただきました。これがもうすぐ策定が完了するということでございますので、完了した後に、防災計画の中に盛り込むために防災会議で審議をしていただいて、泉南市の防災計画の中に盛り込みます。
その防災計画の中に盛り込んで、その樽井幼稚園が防災拠点としての位置づけをされた後に、防災拠点としての整備をさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。
これは28年度予算にもその予算を反映させていただいてございます。28年から順次樽井の幼稚園跡地に、地域の防災拠点としてのコミュニティセンター的機能を発揮をしていただきたいなというための工事を実施する予定でございます。
それに引き続きまして、雄信の幼稚園跡、今は何の活用もしておらないわけですけれども、こちらのほうは男里、男里浜区の2区でするのか、あるいは馬場、幡代も含めた旧雄信地域全体でするのか、この辺はまた地元の4区で相談していただくなり、そうしていただいた後に、一緒にやっていただけるんであれば、地区の防災計画をつくっていただきます。
これをつくるに当たっては、もちろん本市の危機管理課、それから大阪府のほうも協力はしていただけるわけでございますので、その地区の防災計画を策定していただいて、28年にそれに着手して、それができましたら、先ほど申し上げたように同じように防災計画の中に位置づける。
そして、その後、耐震の事業とか、その辺の整備を進めていきたいというふうに思っております。ただ、樽井区におきましては、財産区のお金があるものですから、それを活用してさせていただきますけれども、男里になりますと、ちょっとその辺は厳しいかと思いますので、事業の進捗もちょっとゆっくりのペースになろうかと思いますが、御了承願いたいと思います。
268
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
269
◯3番(谷 展和君) 市長、どうもありがとうございました。
今後、防災計画に入れていただきまして、今後どのようにさせていただくのかは、また男里区、浜区、馬場区、幡代区とまた調整して進めていっていただきたいと思います。
続きまして、防犯についてお尋ねいたします。
全国各地ではさまざまな事案が発生しておりますが、そんなような中で防犯カメラが大変犯罪の抑止、また犯行の証拠につながることもありまして、先ほど松本議員の質問の中でもありましたけれども、防犯カメラは現在泉南市では百十数台設置されておるということなんですけれども、今後ふやしていく計画というか、総合的な防犯カメラ設置の計画等は考えているのかどうか、お伺いいたします。
270
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
271
◯市長(竹中勇人君) 先ほどの質問にもお答えいたしましたように、現在防犯カメラはいろんな目的で設置したものでございますけれども、トータルして百十数台の防犯カメラが今稼働しているところでございます。
今後ですけれども、防犯カメラそのものはどこにつけてもいいというものではないと思うんですね。やっぱり要所要所で、犯罪抑止の観点でここへつけるべきと思えるその重要度の高い部分、場所というのがあろうかと思います。この辺は警察との調整をした上で、また地元の市民の皆さん方からの要望もあろうかと思います。その要望とかを考えた上で、犯罪の可能性の高いところ、あるいは危険性の高いところ、そういうところをピックアップいたしまして、全体の配置計画をつくっていきたい。予算の関係もございますので、その中から優先度の高いものを順番に順次整備をしていきたいというふうに思っております。
今回、地方創生の加速化交付金の中で、27年度の補正予算に盛り込む予定なんですが、ただ、これはまだ交付決定されていませんので、つけばということになるんですが、この28年度に繰り越した上で、今現在は14台の防犯カメラの設置を予定をしておるところでございます。
今後も国・府の交付金、またそのほかの財源を探して、それで防犯カメラの設置には努めていきたいと思っております。もちろん防犯カメラというのは犯罪抑止にもなりますし、犯罪があったときの証拠写真といいますか、になるわけでございますので、その辺の整備は市民の安全・安心のためにも整備していきたいというふうに思っております。
272
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
273
◯3番(谷 展和君) 先ほど箕面市ですか、700台と言われましたが、そこまで多くは望まないですけれども、今後ぜひ計画的に実施して、毎年数台はつけていただきたいと思います。
次に、雇用、創業支援についてをお尋ねさせていただきます。
若い世代が住みやすいまちにするためにも、雇用、創業支援をしていかなければなりませんが、この起業、創業支援をどのように今後考えておられるのか、お聞きをいたします。
274
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
275
◯市長(竹中勇人君) 雇用、創業支援についての御質問でございますけれども、このたび策定をいたしました泉南市創業支援事業計画につきましては、産業競争力強化法の目的に沿いまして、商工会や地域金融機関など、創業を支援する事業者と連携いたしまして、泉南市内で創業・起業を志す方からの相談、ニーズの聞き取りから知識の習得、それから計画策定、創業まで連続して支援するものでございます。
27年11月から泉南市商工会、日本政策金融公庫と連携をいたしまして、計画策定に向けての協議を開始したところでございまして、12月にはその三者共同で、その計画を総務省及び経済産業省へ提出をいたしまして、28年1月22日に産業競争力強化法に基づく認定をいただきました。この2月の末に正式な認定の通知書を受けたというところでございます。
創業支援事業者といたしましては、泉南市と商工会、それから日本政策金融公庫の三者が共同して行うというものでございまして、それぞれが各相談窓口を設けまして、役割分担に基づいてそれぞれの強みを生かす事業の展開を進めておると。
また、最初に創業する方だけじゃなしに、創業してから一旦中止されて、また改めてやられる方につきましても、同じように対応させていただく。市内の創業希望者の創業に結実するまで、途切れることなく連続してそういう支援をさせていただきたい。そういう事業の展開をさせていただくところでございます。
具体的な支援といたしましては、泉南市の事業といたしましては、ワンストップ窓口の開設をいたしまして、融資を初めとする金融制度の周知、それから特定創業支援事業を受けたという証明書、これの発行、そして本制度の周知徹底ということを担当することになってございます。
そして、商工会におきましては、業種に沿った経営、財務、販路開拓などの個別支援、それから経営指導員などによります専門家の支援、それから特定創業支援事業者を育成する実践創業塾というものを開設していただくということになってございます。
そして最後に、日本政策金融公庫につきましては、セミナーの開催であるとか、平日夜間や土曜日の予約相談、それから創業ホットラインによる電話相談、創業融資の実施などを行っていただくことになってございます。地域の金融機関とあわせまして、全体として金融相談や金融支援、そういうものを実施していただくと、そういう事業でございます。
以上です。
276
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
277
◯3番(谷 展和君) わかりました。
それと、市長みずからがトップセールスして企業を呼び込んでいっていただきたいと思うんですけれども、その点についてはどうでしょうか。
278
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
279
◯市長(竹中勇人君) トップセールスですけれども、どこの企業にも無差別にというわけにもいきませんので、どういう事業を呼び込むかということで、非常に難しいところでございます。
まず、りんくうタウン内へ誘致する企業といたしまして一番の大きいところは、まずホテルかなというふうに思っております。ホテルにつきましては、大阪府が土地を売却するということになりますので、その売却に当たって営業活動をされるわけでございます。私も一緒にその営業活動に参加して、できるだけいいホテルに来ていただきたいという思いで、そこには積極的に参加していきたいというふうに思っております。
そしてほか、第二阪和の植栽帯をとることによって、その第二阪和周辺に何らかの事業の展開、あるいは泉南インターの周辺ですね、岡中の泉南インター周辺では、地区計画によって新たなまちづくり、産業の誘致というのができるような地域として位置づけをさせていただきました。これは都市計画マスタープランの中で位置づけをしたわけでございますけれども、ここにどういう企業があるか、そういう問い合わせ等がありましたら、できるだけ私もそちらの方と一緒に話をさせていただいて、いい企業に来ていただけるようなセールスを心がけていきたいというふうに思っております。
280
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
281
◯3番(谷 展和君) ぜひよろしくお願いいたします。
最後になりますけれども、「みんなでまちづくりに取り組むまち」についての中で、定住促進について現状と今後についてをお聞きいたします。
282
◯議長(堀口武視君) 竹中市長。
283
◯市長(竹中勇人君) 定住促進と一言で言いましても、非常に幅広うございまして、何から手をつけたらいいのかというのが非常に難しいところでございますけれども、私どもの考え方といたしまして、まず若者の雇用、就労に関して、まずは農漁業の振興の加速、これは砂栽培だとかアナゴの養殖とかによりまして、新たな雇用が発生すればというふうには考えてございます。そして、新たな雇用の場づくりも進めていく。そして、関空の活用、こういう3つの大きなポイントがあろうかというふうに思っております。
まず、農林漁業の振興でございますけれども、砂栽培、アナゴの養殖等、一次産業の振興、それとこれの加工販売等、六次産業化にまでつなげていくということで、雇用の場を拡大していくことができるんではないかというふうに思っております。
新たな雇用の場づくりということでございますが、まずりんくうタウンに誘致ができればホテルの誘致、そのホテルへの雇用がまず確保できるわけでございまして、それからりんくうタウンの公園の中の民間企業によります種々の店舗、事業所の運営を考えてございますけれども、ここへもそういう雇用の場の確保というのができるんではないかというふうに思っております。
それと、先ほども言いましたけれども、第二阪和沿線に事業所が来れば、そういうところでの雇用の拡大、そして泉南インター周辺ですね、都市計画マスタープランの変更によります泉南インター周辺での企業立地、これによりましても新たな雇用の促進ができるんではないかというふうに考えてございます。
ともかく、雇用がなければ定住はしていただけないというふうに思っておりますので、これからもそういう観点で雇用に結びつくような事業所の誘致等を考えていきたい。そしてまた、今現在、関空で働いておられる方も約1,000名ほどおられるということでございます。さらに、これから関空もコンセッションによりまして事業の拡大を図られていくものと思います。ここにもまた改めて泉南市からの雇用の増進を進めていっていただければというふうに思っております。
284
◯議長(堀口武視君) 谷議員。
285
◯3番(谷 展和君) 市長、どうもありがとうございました。今後ともこの施策を進めていって、魅力あるまちづくりを進めていっていただきたいと思います。
時間が少し余りましたけれども、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
286
◯議長(堀口武視君) 以上で自由民主党泉南クラブ谷議員の代表質問を終わります。
お諮りいたします。本日の日程は全部終了いたしておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす4日午前10時から本会議を継続開議したいと思います。
これに御異議ございませんか
〔「異議なし」の声あり〕
287
◯議長(堀口武視君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす4日午前10時から本会議を継続開議することに決定いたしました。
本日はこれをもちまして延会といたします。お疲れさまでございました。
午後4時44分 延会
(了)
署 名 議 員
大阪府泉南市議会議長 堀 口 武 視
大阪府泉南市議会議員 竹 田 光 良
大阪府泉南市議会議員 成 田 政 彦
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