平成26年第1回定例会(第2号)
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# 平成26年第1回定例会(第2号) 本文
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泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容
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午前10時 開議
◯議長(中尾広城君) おはようございます。ただいまから平成26年第1回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。
直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。
これより日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において15番 松本雪美議員、16番 森 裕文議員の両議員を指名いたします。
次に、日程第2、前回の議事を継続し、一般質問を議題とし、順次質問を許可いたします。
まず初めに、7番 大森和夫議員の質問を許可いたします。
なお、大森議員より、一般質問に当たりパネルを使用したいとの申し出があり、これを許可しておりますので、御報告を申し上げます。大森和夫議員。
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◯7番(大森和夫君) おはようございます。早速教育問題から質問させていただきますけれども、12月議会で26年度、来年度ですよね、耐震化工事を3校で行うと。これで100%できるんですけれども、一丘小学校、新家東小学校、東小学校と。
この耐震化工事と一緒にトイレの改修ができないかということで、樽井小学校でそういうことも経験ありますし、そういうことを一緒にすれば経費も安くつくだろうと。国の補助金を活用してできないかという質問を行いました。
教育委員会のほうは、ぜひ善処して取り組みたい、やりたいと前向きな、検討してやりたいというふうな御答弁があったんですけれども、これはどういうふうな結果になっているのか、状況についてお答えください。
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◯議長(中尾広城君) ただいまの大森議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、新年度におけますトイレ改修の件でございます。
議員が今御指摘ございましたように、来年度耐震補強工事を実施します学校であわせてトイレの改修というようなことを考えてございます。
予算のほうにも東小学校、それと一丘小学校の分につきましては、トイレ改修の工事費、これを合わせて4,500万計上させていただいております。
また、同時に耐震工事を行います新家の東小学校、こちらにつきましても、耐震工事費の中で一定のトイレの対応もさせていただく予定にしております。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) トイレの改修の程度をちょっと教えてほしいんですけれども、これでいいますと、3校小学校のトイレ改修が実現したと。それから、鳴滝小学校は統廃合したときに、ある程度きれいになっていると思うんですよね。樽井小学校がトレイの改修をしたということで、小学校10校のうち、これで5校が何らかの形でトイレの改修が手についたということだと思うんですけれども、あと残り5校をどんなふうに考えておられるのか。
それと、今言うた、今回はトイレのどの程度の改修が行われるのか、もうちょっと詳しく説明してください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) トイレの改修につきましては、基本的な考え方としましては、従前からと同じ御答弁になりますけれども、老朽化対策に合わせて実施をするということにしております。
そして、その老朽化対策の時期が比較的将来になる学校については別途行うということで、今回今年度については樽井小学校、それから西信達小学校をさせていただき、また来年度においても、先ほど御答弁させていただいた学校で実施をするというような予定にしておるところでございます。
また、今までやってきておる部分、小学校以外につきましても、同じような考え方で今後もできるだけの範囲でやっていきたいというふうに考えております。中学校についても同様でございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) ちょっと今、来年度改修する東小学校とか新家東小学校とか一丘小学校の状況もお聞かせしてほしいんですけれども、あとのそれに樽井、鳴滝をのけた5校については、まだトイレの改修がされていないということで、老朽化対策に関する基本的な考え方には、もちろんトイレを改修するということは述べられていますけれども、順次直していくわけであって、この中でも年度ではっきり言われているのは、一番古い泉南中学校、西信達中学校、信達小学校については大体の年度も含めて、こういう形でしますよとしていますけれども、それ以外の学校については、手つかずの状況なんですよね。
これをいつまで放置していくかということも大きな問題なんですけれども、例えば応急的な措置はきっちりやっていくのか、それと現状でこれらの小学校の中で使用ができないようなトイレが放置されていないのか、その点についてはちゃんとそういう点は把握されているんですかね。その点についてお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) まず、新年度におきますトイレ改修の内容でございます。東小学校については、1カ所の改修予定をいたしております。それから一丘小学校につきましては、3カ所の予定ということでございます。
これは工事として施工をする分ということで、これ以外に一丘小学校では2カ所、簡易な改修といいますか、洋式化ということを考えてございます。それから、新家東小学校につきましても、4カ所で簡易な改修というようなことを計画いたしております。
それから、日々のトイレについてのふぐあいといいますか、故障が起こったり、要修繕箇所が起こるというような部分につきましては、これは毎年このトイレに限らず学校施設についてのふぐあいのある場所等を学校から報告をいただいております。その報告に基づきまして、事務局のほうで現場を確認して、その優先順位といいますか、緊急度であるなり、そういうことを勘案して随時対応をしているというような状況でございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 東小学校が1つ、新家小学校が簡易的なものも入れて5カ所ですかね、それで一丘小学校が5カ所、新家東小学校が4カ所ということで、これは全てのトイレが改修されるんですかね。それか一部分なのかね。
例えば一部分であれば、何で全部のトイレが改修できないのか。これも教育委員長にも前に質問しましたら、トイレというのは、人権の最も大事な部分で、こんなに汚いトイレが放置されているのかと、教育委員長が各小学校、中学校を回られて、そういう感想を述べられましたよね。
教育委員会としては、何でこういうトイレが放置されているのか。来年度改修する3つについても、全部でなければ、何で一部分しかしないのか、その理由は何なのか、財政難でやらないのか、財政的な理由でできないのか、それとも教育委員長が言うているような、トイレは人権として最も大事なところできれいにしなければならないという、そういう考えについては否定的な考えを持っていて、トイレは後回しでええと、優先順位は低いものだというふうな判断でおくらせているのか、その点についてお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) トイレの改修につきましての基本的な考え方、これは教育委員会の中でそごはございません。明るく安心して使えるトイレということで、このトイレの改修によって学校の中も比較的もう安定するといいますか、というような実例もございますので、その点は教育委員長以下、同じ考えで対処をしてまいってございます。
先ほど御答弁させていただきました改修箇所、これはその学校のトイレ全てではございません。といいますのは、子どもたちが減少傾向にあるということで、現在校内で使っていないトイレもございます。そういうところは今回除外をして、子どもたちが日常使っているトイレを中心に改修をするということで、全てではないということでございます。御理解いただきたいと思います。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 現状の小学校、中学校、改修できていないトイレの状況というのは、決して明るくて安心できるトイレではないというふうに私は思うんですよね。それはどうなのか。
多分、教育委員会も同じことだと思うんですよ。それが何で改修できないかという理由ですよね。それはもう財政的に難しいと、財政へ要望してもなかなかいただけないんだというふうに考えていいんでしょうかね。その点、教育委員会としてはトイレ改修はやりたいと、ぜひやりたいと思っているんだということでしょうかね。その点をちょっと明確にお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) 確かに大きな改修をしていないトイレにつきましては、洋式化をしてもトイレ全体の雰囲気としては、従前とそれほど変わりがないというような状況ということは、認識をいたしております。
なぜ全てやらないかということでございますけれども、教育委員会としましても、トイレも重要な課題というふうには捉えてございますけれども、そのほかにも耐震化、これも非常に大事、子どもたちの安全にかかわる問題でございます。これに今まで力を傾注してきたというようなこともございますので、一定の制限がいろいろある中で取捨選択といいますか、選択と集中ということで、今までのところは耐震化を第一に考えてきたということでございます。
決してトイレをおろそかにしているということではございませんけれども、一方では物理的に大規模改修があれば、これは比較的近い部分でやる分については二重投資というようなこともありますので、そういうことは避けたいというようなこともございますので、その辺も勘案して施行場所を選択してきているというような状況でございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 先日も成田議員が質問していましたけれども、泉佐野みたいに──泉佐野みたいにということはないですよね。やっぱり財政が大変であっても、学校施設は一気に大規模改修なり建てかえすれば、それこそ二重投資にならないわけですよ。
泉南市の場合は耐震化を後からする、耐震化がメーンでするというのはわかりますよ。しかし、その後にエアコンをつけたり、それも中学3年生だけ。トイレも直すけれども、耐震化と一緒にやるのが、樽井小学校ができて、その経験を見習ってやったらどうですかと言うと、もちろん教育委員会も考えてはったかもしれませんけれども、やっと3校できたと。それもごく一部だけということでしょう。それ自体が二重投資になっているわけでね。
だから、やり方としては結局財政難だと思いますけれども、小出しにしていくことが二重投資の原因になっていて、それで耐震化とトイレで優先順位を決めるとか、トイレも本当にひどい状況でしょう。それをお互い比べて、どっちが大事かなんていうことを教育委員会が議論しているなんていうようなことは、考えられないですよ。どちらも大事でしょう。
そういうことは、財政難が理由でそういうことになっているというふうには理解していますけれども、ぜひそういうふうなことは考えていただきたい。もちろん市のほうにも考えていただきたいというふうに思います。
それと、中学校のトイレです。今、小学校をお聞きしましたけれども、中学校のトイレの状況というのはどうなんですかね。4校ありますけれども、どんな状況になって、どういう改修が行われて、現状はどんなふうになっているのか。新しいところでは泉南中学がトイレの改修をしましたけれども、それ以来トイレは十分きれいに使われているのか、子どもたちの落ちつきがある程度取り戻せたのか。
トイレを直したからといって、そう単純じゃありませんけれども、それなりの効果があらわれているのか、その点についてお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) 今御質問のありました泉南中学につきましては、これは平成22年度に施工いたしました。私が聞き及んでいるところでは、このトイレが美しくなったということで、子どもたちも一定穏やかな学校生活といいますか、そういうことを耳にしておりますし、また、父兄の方々にも御好評だというふうに聞き及んでおります。
そして、泉南中学校以外のトイレで申しますと、信達中学校で7カ所改修を平成16年度にしております。それから西信中につきましては、耐震補強とあわせまして1カ所をやっておるというような状況でございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 4中学校あって、平成22年には泉南中学のトイレを改修したと。大分古くに信達中学校はトイレを改修して、ホテル並みのああいうオープンスペースできれいに改修して、子どもたちや先生の努力によってずっときれいに維持されていますわね。
西信達中学校は1つトイレを改修したんですかね。全く改修されていないのが一丘中学なんですよね。学校にこういう差があっていいのかというふうに思うんですよね。一丘中学だけトイレが改修されていないと。
一丘中学のトイレの状況ですけれども、1つ残っている中学校なので、ここの改修をぜひしてもらおうと思いまして、先週、一丘中学のトイレを見に行かせてもらいました。そうすると、これはちょっと見にくいですけれども、女子トイレなんですけれども、ここに使用禁止という張り紙、これは4階の東側というのか、一丘団地側の女子トイレにこういうような張り紙があると。
それと同じ東側のトイレに、これはもう便器にふたがされて利用できない状況が放置されていると。これは同じ4階の東側のトイレですよね。多分数は、今思えばきっちり数を数えてくればよかったなと思うんですけれども、多分5つか6つですね、女子トイレ、個室があるのが。そのうち2つがこういう状況なんですよね。蔵野先生が数えておられるけれども、一丘中学校におられたので、たしか6つぐらいだったと思うんですよね、7つ……。そのうち2つがこういう状況なんですよ。
その上、ここの4階のトイレというのは、これはちょっとわかりにくいですけれども、排水管が詰まっていて水掃除できないんですね。水で掃除すると、たまってしまって排水管に流れた部分が、下が社会の先生の教室になっているんだそうで、そこに水漏れがするということで、トイレの掃除ができないんですね。ということですわ。
こういうひどい状況というのは、15年ぐらい前に学校が大変荒れたときに、もうこういう形になっていて、それ以来は、近くで見れば老朽化というのはよくわかりますけれども、先生方とか生徒が努力して維持しているから、ぼろぼろということじゃありませんけれども、行き届いて掃除しているというようなことは思いますよ。思いますけれども、余りにもこんな状況が放置されていると。使われないトイレが2つも放置されているというようなことは、ちょっともう常識的には考えられない状況なんですよね。
こういう状況をどのように考えておられるのか、ちょっと教育委員会の考え。それからこれをどうするのかね。それから中学校で1校だけトイレが改修されていない一丘中学を、どのようにトイレを改修するつもりなのか、その点についてお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) 今お示しをいただきました分につきましては、また学校のほうにも問い合わせするなり、事務局のほうでも現場を確認して、適切な対処というのをさせていただこうと思いますけれども、一丘中学校、これはたしか今年度に入っても4カ所修繕をいたしております。それはそれ以外の分だというふうに思いますので、これから確認をしたいと思います。
これらにつきましては、トイレのいわゆる改修とはまた別物ですので、適切に今使えない状況ということでございますから、これはこれで修繕として個別対応ということで、そういう箇所がないように努めてまいりたいというふうに考えてございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) この現状の2つのトイレは、春休みをめどにして直してもらえるのか。それと、きれいなトイレは壊されないんですよね。さっきの信中の話がありましたけれども、信中も蔵野先生はいらっしゃいましたよね、教頭先生のときにね。僕もそのときにお話をお聞きしましたけれども、ちょうど学校が荒れているときに直して、壊されたらどうしようかと。また、生徒の責任や教育委員会や教師の責任が問われると思って心配やったと。点検も欠かさんようにしたけれども、全く壊されなかったということはなかったみたいやけれども、壊れないような素材も使いながら、やっぱり子どもたちはきれいに使ってきたと言うていますよ。お聞きしていますよ。
泉南中学も今お聞きしたとおりですよね。やっぱり子どもたちにとって何かプラスの影響があるわけですよ。一丘中学は、過去この1年間で4カ所も壊されてきたというふうにおっしゃいますけれども、これはもうぼろぼろのところですよ。
やっぱりトイレをきれいにして、子どもたちも大事にされているなという気持ちが伝われば、それは使い方も変わるやろうし、先生らの指導も変わってくると思うんですよ。そういう立場で、一日も早く一丘中学のトイレの改修をしてほしいと思うんですよ、大規模改修や何やかんや言わんと。
老朽化に対する基本的な考え方でいうと、一丘中学というのは2番目に新しい施設なんですよね。一番新しいのは信達中学校でしょう。その次が一丘中学校と。信達中学校はもう既にトイレを改修していますわね。古い順番から直していくんやから、一丘中学が一番最後になるというわけですよ。4中学校だけこれだけ放っておくのかということですよ。その点どうお考えですか。
早急に、今壊れているトイレは春休み中をめどにして直すと。それから全体的なトイレの改修は、計画的にすぐにでも取り組むという考えで取り組んでいただけますか、お答えください。
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◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) まず、御披瀝いただいたトイレのふぐあいの箇所につきましては、これは現に使えない状況ということでございましたので、その学校と相談しまして、日々使う必要のあるトイレということであれば、これは早急に対応させていただきたいというふうに考えております。
それから、トイレのリニューアルの件でございますけれども、これは従前から申していますように、その基本に沿ってやりたいということでございます。今、大森議員のお話もございましたように、一丘中学校につきましては、大規模改修といいますか、老朽化対策ですね、これは比較的先になる学校という認識をしておりますので、トイレについてもそれと切り離す方向で考えたいというふうには考えております。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 市長、こういうトイレの状況が残されていると。本当にひどい、ちょっと言い忘れましたが、においもしていますわ。何か簡易のファンヒーターをつけてくれはったみたいやけれども、こういう状況が残されているというのは、僕も泉南市内におったら余り、こういうこともありかな、あり得るかなと思っていましたけれども、やっぱりちょっと他市の状況なんか調べてみると、こんなことはないというふうに言っていますね、トイレがね。こういう壊れて放置されているというようなことはね。
市長もこんなまま残ったまま引退なんてされたら、心残りやというふうに本当に思いますよ。ですから、市長ももう学校教育にこれから施設の改修には力を入れていくとおっしゃったんですからね、これは本当に引退するまでに、まだ日にちもありますので、何とかこれだけは、ちゃんときっちりトイレだけはきれいにしていただきたいと、そういう道筋は残していただきたいというふうに思うんですよ。
教育委員会は遠慮して言いませんでしたけれども、やっぱり根本的な問題は、財政問題だと思います。財政をきっちり保障する。必要な分は出してあげるということが大事だと思うんです。
今回の12月補正予算で、元気交付金のうち1億6,000万円が、言い方悪いですけれども、使い道がなくて国からは2億数千万の交付金がおりてきて、そのうち1億2,000万程度ですかね、いろんなものに使いましたけれども、あと1億6,000万が公共施設整備基金に積み立てられていると。
これを直接教育委員会に回せるかどうかは、ちょっとわかりませんけれども、いずれにしろ、一般会計でこの部分のお金が余ってくるというか、予想していたよりも残る部分があるわけですよね。こういうお金を活用して教育施設、特にトイレの改修なんか使ってほしいというふうに思うんですけれども、どうでしょうかね、こういう提案にちょっとぜひ答えていただきたいんですけれども、答弁をお願いいたします。
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◯議長(中尾広城君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 教育委員会から今いろんな事業の計画が出てまいりまして、もちろん予算をつけるのは市長部局ということですので、その教育委員会の意向を十分踏まえて予算をつけております。
今回のトイレ改修、それからこの前の中学校のエアコンも教育委員会から上がってまいりまして、むしろそれを後押しするといいますか、しっかりと予算の面で確保していくという方針で行っております。
今、披瀝があった一丘中のトイレということにつきましては、教育委員会のほうで再度それは緊急に直さないといけないと思いますから、それはできるとしても、大規模改修というのは、新しいですから、ちょっと後になると思うんですね。
したがって、トイレ改修というのは別途に、トイレ全体を対象とした改修計画というのをつくって、それをしっかりとやっていくということが大事だというふうに思います。
それから、元気交付金については、やるところがなくて残しているんじゃなくて、やっぱり物事をやろうと思えば、計画があって設計があって実施ということになりますので、多少時間のかかる部分もありますから、それは年度ごとに一応次にどうするかと、送っていくのかということでありますので、当面25年度で基金として積んで、26年度で使うというふうにしておりますから、そういうものは、当然ながらいただいている分ですから、有効に、しかも26年度が最終年度だと思いますので、きっちりと生かして使っていくようにしたいと。その中で、教育ということに主眼も置いて使っていく必要があるというふうに考えております。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 市長がおっしゃるように、決して余っているお金でもなくて、教育委員会のほうにお聞きしますと、基金の積み立ての部分とか元気交付金というのは、市長がおっしゃったように、きっちりそういう計画ができて、来年度からできるというものじゃないと使えないということは、教育委員会からも、だからすぐトイレにということにはならないでしょうということはお聞きしているんですけれどもね。
いずれにしろ、一般会計にその基金を取り崩せば使えるお金であって、1億6,000万が何らかの形で、市長がおっしゃったように有効に使えるものなので、一丘の全部のトイレを改修したら1億円というふうにお聞きしていたんですけれども、全部と言わずでも、必要なところから、緊急性の高いものから直していただければ、その元気交付金も有用に使えると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次に、火葬場のことについてお聞きしますけれども、大体火葬場の絵も出てきて、この間都市計画審議会ですかね、出席させてもらったときには、いろんな委員さんのほうから、山のああいうところにつくる、環境に優しいとか人に優しいというのは、イメージが湧かないというふうな意見も出ましたけれども、絵もできてきたので、これからだんだんイメージも湧くだろうと。
共産党としてもいろいろ意見はあるんですけれども、火葬場自体については、長年市民の要望が強いものでありましたし、市長も何度も公約に上げながら、財政的な問題もあってここまで延ばしてこられたと思うんやけれども、ある程度できてきましたので、それはそれなりに、よしとしようというふうには考えているんですけれども、積極的にちょっと住民説明会なども聞きながら、地域の要望などや、僕もアクセスの問題なんか質問しましたけれども、きょうも朝、豊能町ですか、山崩れのテレビを見て、大丈夫かと言うて電話をくれる人がおって、火葬場の質問をするんやったら、ぜひしてくれよと。前回質問しましたからと言うてお答えしたんですよね。
やっぱりそういうような質問というか、心配の声なんかもたくさん出てくると思うので、積極的に住民説明会も開いてほしいと思うんです。
幾つかお聞きしたいんですけれども、1つは、墓地をつくるかどうかということですよね、新火葬場の周辺について。それについてどのように考えておられるのかということが1つ。
それから、樽井火葬場、西信達火葬場の建物の跡地ですよね。撤去するということになっているんだというふうに聞いているんですけれども、撤去に際して、撤去した後ですよね。地元の要望に沿って活用するのは当然なことだと思うんですけれども、市がこういうことをしますというて計画を決めたことを説明するんじゃなくて、もう今は計画段階から市民に説明して要望を聞かせてもらう。それがもう本当の情報公開だというふうに言われていますので、そういうふうな考え、どのような跡地対策を考えておられるのか。
それから、都市計画審議会でもありましたけれども、新火葬場で、購入する予定のところの所有者との話し合いはどんなふうに進んでいるのか、その所有者はどういう組織なのか、その点についてお答えください。
話し合いの経過、都市計画審議会のときにもスムーズにいっているということでしたけれども、もうちょっとその中身についてもお示しください。
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◯議長(中尾広城君) 知久市民生活環境部長。
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◯市民生活環境部長(知久 孝君) それでは、新火葬場につきまして、まず、そこの周辺に墓地をつくるのかという具体的な御質問ですが、これについては、市としては公的な墓地は予定しておりません。
そして、樽井・西信達火葬場の跡地をどうするのかということですけれども、市のほうからは具体的な提示はいたしません。区のほうと相談させていただきます。
それと、現予定地の土地の所有者さんは林野組合さんです。林野組合さんとは、かねてより今回の計画については、いろいろと御相談させていただき、御協力いただいておるというところで、今後も林野組合さんと協議を重ねていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員。
42
◯7番(大森和夫君) 跡地利用のことですけれども、区と相談するということでしたけれども、撤去はもちろん市のほうが責任を持って、市の費用でされるということなのか。それと、時期ですね。いつまでも置いておくものではないと思いますので、新火葬場ができた時点で、すぐに撤去してもらえるのか。地元はやっぱりすぐにということだと思うんですよ。
それで、区と相談してというのは、どういうんですかね、区の相談というのと住民説明会というのは、ちょっとイメージが違うと思うんですけれども、今部長がおっしゃったのは、住民説明会のことを指しているのか、それとも、いやいや区長とその幹部の方との話し合いのことでイメージしておられるのか、それについてお答えください。
墓地をつくらないということですけれども、その理由はどういう理由なのか。僕自身も墓地の開発というのは環境破壊にもなってきますし、それに現状ではいろんな地域地域で墓地をされておりますから、必要はないというふうにも思うんですけれども、そういうことが理由で墓地は要らないというふうに考えていいのか、その点についてお答えいただきたいと思います。
それと信達郷共有林野組合さんですけれども、僕もホームページを開きますと、環境問題を、環境に優しい行動を実践し、温暖化防止に貢献できることを願っていると。どういう組織ですかという説明ですね。環境保全に取り組みたいとか、里山保全、地域の子どもたちに植樹という実践、実体験を通じて温暖化防止に努めてまいりますと。
こういう趣旨の組織であれば、環境に優しい墓地との兼ね合いもうまくいくんかなというふうに思ったりもしているんですけれども、そういう墓地とこの組合さんの持っているテーマとかみ合うような部分があるのかどうか。かみ合っていると思うんですけれども、そういうところでの環境問題なんかの話し合いなんかされているのか、簡単にお答えください。
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◯議長(中尾広城君) 知久市民生活環境部長。
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◯市民生活環境部長(知久 孝君) まず、現在の火葬場の撤去の時期につきましては、新火葬場が稼働し次第、すぐに当然市の費用で撤去すべきものと考えております。
それと、跡地利用に関しましてですが、まずはやっぱり今まで西信達地区さん、それと樽井区さんにお世話になってきたということで、まず区のほうに御相談申し上げて、その中で住民の説明をどうするかというふうな議論に発展していくかというふうには思います。
それと、墓地の件でございますが、この泉南聖苑計画は、当初は墓地も含めた複合的な施設を予定しておりましたけれども、今のところ泉南市では火葬場のみを整備するという方針に切りかえておりますので、墓地は予定しておりません。
それと、信達郷共有林野組合さんの活動でございますが、下草刈りですとか、松枯れ防止などの緑の保全ですね。あるいは林業育成に取り組まれておられますし、また市民レクリエーションの場の提供でございますとか、小学生への植樹体験学習の推進、それと林野の環境家計簿というようなものも作成していただいており、多くの事業を展開されておる公的な施設というふうに私どもは捉えております。
以上でございます。
45
◯議長(中尾広城君) 大森議員。
46
◯7番(大森和夫君) 続きまして、新家の駅前の整備です。特に新家駅の改札口の設置について、海側の新設についてお聞きしたいんですけれども、工事の完了時期については、市長も担当部長も今年度中ということは何度もお答え願っているんですけれども、実際に供用というんですか、運用、使えるのはいつからになるのか。
それと、駐輪場がないという問題ですよね。これは大変な問題になると思うんですよね。現在は山側に3カ所、775台の収容数があるんですけれども、これが海側の部分にも分散するわけで、775台のうちの3分の1が必要だとしても、200台の広さが必要となるということです。
何で駐輪場が今できていないかというと、市のほうにお聞きしますと、もともと予定した場所をJRのほうは資材置き場に使いたいということを言うてきたので、市が計画していた駐輪場所がないと。周りにも結構、農地とか普通の民家などが張りついていますので、借りられるような場所がないということなんですけれども、ちょっとこれは、駐輪場がないというのは、この周辺の環境問題から通行上の問題を含めて大変なことになるかと心配しているんですけれども、具体的に考えていかなあかんことだと思うんですよ、対処をね。その点どうなんですか、お答えください。
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◯議長(中尾広城君) 土井都市整備部長。
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◯都市整備部長(土井 聡君) まず、私のほうから完成時期について御答弁申し上げます。
以前からJRのほうとずっと協議をしていまして、JRのほうから3月末ということを目指しているということを聞いておったんですが、なかなか着手がおくれていたということもあって、再度確認をしておりました。
その結果、2月18日にJRの副社長が泉南市のほうに来られまして、3月末を目指していたんですが、結果として5月の下旬ぐらいになるということでございます。
理由としましては、建築確認のいろんな作業にかなり手間取ったというのが非常に大きな原因であるということを申されておりました。市としても、できるだけ早くやっていただけるようにお願いをしたいと思っております。
以上です。
49
◯議長(中尾広城君) 知久市民生活環境部長。
50
◯市民生活環境部長(知久 孝君) それでは、駐輪場対策でございますけれども、議員おっしゃるように、やはり新しい改札口ができますと、当然人の動線が変わるということは認識しております。
ですので、JRに対しましても、要するに自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐輪対策の総合的推進に関する法律という法律がありますので、事業者には協力を求めてまいりたいというふうに思いますし、同時並行で代替用地があるのかどうか、これは担当課のほうに探すように指示しております。
以上です。
51
◯議長(中尾広城君) 大森議員。
52
◯7番(大森和夫君) 新家の駅ですね。12月議会にも僕だけやなくて、ほかの議員も質問していて、工事の完成は今年度中ということで、市長も部長もお答えになっていて、年度末、結局工事に入りませんでしたので、これでいけるのかな、これでちゃんと時期どおりに工事、改札口設置ができるのかなということは心配していました。
市のほうにお聞きしても、多分大丈夫だろうと、年度末はやるだろうということやったんですけれども、また最近聞いたことでいうと、工事は3月までにできても、ちょっと供用というか、実際に改札口を通るのは時間がかかりそうだということを聞いていたので、3月の中旬ぐらいからにはできるのかなというふうに思っていたんですけれども、5月下旬となるとちょっと大分大幅におくれるので、これはうちのほうには責任ありませんけれども、ちょっと周辺の皆さんには早目に知らせていただきたいと。経過についても教えていただきたいというふうに思うんですけれども、その点について1つです。
それと、駐輪場はどうなんですかね。そういう大変な問題になるということは、認識はもちろん僕以上に担当部長はわかっておると思うんやけれども、例えば何台ぐらいの収容のところが必要なのかとかいうことも含めて、もう全く場所がなくてお手上げという状況になっているんですかね。ちょっとそれやったら、もう、それじゃ済まないと思うんで、同じことの繰り返しですけれども、答弁よろしくお願いいたします。
53
◯議長(中尾広城君) 土井都市整備部長。
54
◯都市整備部長(土井 聡君) 周辺住民の方に何とか周知する方法ということでございますけれども、JRに対して駅等にいつぐらいまでに工事が終わるとか、そういうことを周知できるような何か案内をつけるように、JRのほうには要請したいと思っております。
55
◯議長(中尾広城君) 知久市民生活環境部長。
56
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 代替用地については、もう早急に探すようには指示しておりますけれども、今のところ目ぼしい場所がないというふうな形で聞いております。
どれぐらいの収容能力が要るのであろうかという御質問ですけれども、多分想定されますのは、今の新家第4駐輪場、これの収容台数が180台ございますので、この程度の収容ができれば何とかなるかもしれないというふうには考えますけれども、それについては再度ちょっと考えてみます。
以上でございます。
57
◯議長(中尾広城君) 大森議員。
58
◯7番(大森和夫君) JRの新家駅にJRの責任で工事の完成時期がこれぐらいになるとかいうようなことは、もちろんやっていただかなければならないと思いますけれども、市のほうから周辺の区なり、区長さんとか新家協議会のほうには、できるだけ早く話してもらうということが大事だと思いますので、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。
続きまして、アスベストの問題なんですけれども、12月25日に被害者が勝利判決、国が敗訴の勝利判決をいただきました。残念ながら国は上訴しました。向井市長におかれましては、判決直後から国に上告上訴するなというメッセージを出していただきまして、もちろん中尾議長さんにも声かけていただいて、阪南市にも声をかけていただいて、阪南市長も議長も同じようにメッセージを出していただきました。被害者の皆さんも大変喜んでおられるんですけれども、結果としては上告されてしまいました。
上告したのはもちろん、自民・公明政権なんですけれども、自民・公明の国会議員の中でも、アスベスト対策委員会というのがありまして、それらの方々は上告反対と、早期に解決してほしいということを言うていただきました。
地元の府会議員の方も東京に行っていただいて、上告するなというようなことを訴えていただきました。僕も一緒に行かせていただきまして、府会議員とともに訴えもさせてもらったんですけれども、この上訴について上告について、市長のお考え、被害者に対して、本当に被害者の皆さんは、これは3勝1敗なんですね、国に対してね。
そういう中で上告する。結局裁判がまた延びて、現在13名の方が亡くなっているんですよね。今、生きていらっしゃる方でも本当に苦しい方がたくさんいらっしゃるのに、何人死んだらいいんかと。本当に怒りでいっぱいになるんですけれども、市長のそういう、この裁判の状況、それから裁判の結果について、どのように考えておられるのか、ぜひ一言お聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
59
◯議長(中尾広城君) 向井市長。
60
◯市長(向井通彦君) この裁判については、本当に長い間、被害を受けた方々は大変御苦労が多かったというふうに思います。1陣の訴訟では、地裁で勝訴、高裁で敗訴と、それで上告中ということでございます。
今回の第2陣については、1審、2審とも勝訴ということで、しかも今まで国の責任は3分の1程度というふうに言われていたものが、2分の1あるという極めて踏み込んだ判決だったというふうに思います。
この判決の日には、私どもの知久部長も傍聴に行っていただいてつぶさにその内容をお聞きして、私も詳細な報告をいただきました。
それを受けまして、すぐに、年末だったものですから、その期間にいろんな行事もあり、またお正月というようなこともありましたので、速やかにということで、国のほうに上告しないようにということを阪南市にも働きかけ、また議長さんにもお話をして、送らせていただいたわけでございます。
結果は残念ながら上告ということになりました。国の言い分としては、1陣の高裁で国が勝った。2陣では負けたと、食い違っているということだから、上告して最終判断を仰がざるを得ないという意向だったようでございますけれども、しかし極めて残念なことでございまして、その期間中でもいいから和解という方法もあるということも含めて、早期解決を訴えてまいったところでございます。
お話にもありましたように、訴訟団の中でも本当に時間がたつにつれて、不幸な結果になっている方もたくさんいらっしゃるわけでございますので、まさに時間との闘いということでございます。
したがって、今後も皆さんの御意向を十分踏まえて、我々行政としてできることについては、しっかりと国に申し上げていきたい。また、集会等も行われておりますので、私が出られないときには職員もできるだけ出て、皆さんの力添えに少しでもなればということでさせていただいておりますので、この件については、そういういろんなイデオロギーは別として、全市挙げて、できるだけ早い、いい結果がいただけるように、今後も努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ぜひ皆さん方もお力添えを賜りたいというふうに思います。
61
◯議長(中尾広城君) 大森議員。
62
◯7番(大森和夫君) 上告は本当に残念な結果で、市長も説明していただきましたように、1陣と2陣の高裁判決の中身が違うからということで、上告する、それも被害者に一度も会わないまま、原告に会わないまま決めてしまうというやり方は、本当に許されないというふうに思います。
そういう中でも、2月16日には新家公民館で被害者新春の集いということで、高裁判決のことを勉強する。今度の判決ではやっぱり命が一番大事だという判決をいただきましたし、泉南アスベストがアスベストの被害の原点であるということの判決もありましたので、そういう勉強会も元気よくやりました。被害者の皆さんも支援者の皆さんも元気です。
その集会には、竹中副市長も来ていただいて、中尾議長もメッセージをいただくということで、市の皆さんの御支援にも本当に心から喜んでいるというふうに思います。
泉南アスベストの早期解決の国会議員の賛同署名も119名になりました。これからも政治の力で解決をということになっていけば、向井市長のようにオール泉南市の先頭に立ってやっていただくような活動が大事だと思いますので、引き続き、市のほうにもお願いしたいというふうに思います。
それと、防災のことについてちょっとお聞きしますけれども、自主防災組織がまた新たに樽井区がふえて、組織率が大分アップしたと思うんですよね。100%を目指して頑張ると、きのうも市長の答弁でしたかね、自主防災組織率を100%にしたいというお答えがありましたけれども、今の組織率がどうなのか。
市のホームページを見ますと、200人ぐらいの規模が適切な自主防災組織の人数なんだということでありましたけれども、大きな区でしたら2,000人とかいう世帯数があって、本来でいうたら10ぐらいにも分けなあかんというふうに思うんですけれども、組織率のアップと、それからそういう大きな組織の適正規模への配置の問題なんかをどのように考えておられるのか、簡単にお答えください。
63
◯議長(中尾広城君) 西田総合政策部長。
64
◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 自主防災組織の組織率なんですけれども、現在のところ15組織ございまして、組織率といたしましては48.8%、約49%となってございます。
適切な規模なんですけれども、確かに最近樽井区のほうが自主防災組織を結成していただいたんですけれども、世帯数は確かに多うございます。200人とか300人ぐらいの規模が活動するに当たっては活動しやすいのじゃないかというように私ども考えております。特に樽井区ですね。何丁目、何丁目と住居表示で分かれておりますので、それぐらいの単位を基本に、今後まだ樽井区のほうでも立ち上がったばかりなので、その辺の調整をまた今後していきたいというふうに考えてございます。
65
◯議長(中尾広城君) 大森議員。
66
◯7番(大森和夫君) それと、避難所が34カ所ありますけれども、食料を備蓄されているのは、そのうちの2カ所なんですよね。備蓄されているのは、防災拠点と消防署と泉中、信達小学校と。消防署と防災拠点は避難場所になっていませんわね。
だから、僕は避難場所に全部置くべきだと思いますし、それから一番たくさんあるのは防災拠点だと思うんです。そこから避難施設までどのような形で持っていくのか、そういう訓練はされているのか、シミュレーションとかされているのか、その点についてどうでしょうか、お答えください。
67
◯議長(中尾広城君) 西田総合政策部長。
68
◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 備蓄品なんですけれども、確かに食料につきましては大阪府の南部防災拠点、それと泉南中学校の元プールの管理棟、そこに主に備蓄してございます。災害発生時には、各避難所へそこから配送するわけでございますけれども、特に主に幹線道路、搬送ルートというのは道路も今の防災計画に規定しておりますけれども、今策定しております防災計画の中でも、そのあたりをきっちりと位置づけた中で対応していきたいと考えてございます。
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◯議長(中尾広城君) 大森議員、時間がございませんので。
70
◯7番(大森和夫君) 市長、20年間、御苦労さまでした。いろいろ大変やったと思いますけれども。
以上で終わります。
71
◯議長(中尾広城君) 以上で大森議員の質問を終結いたします。
次に、1番 小山広明議員の質問を許可いたします。小山広明議員。
72
◯1番(小山広明君) 皆さん、こんにちは。傍聴者の皆さん、大変御苦労さまでございます。残ってぜひ聞いていただきたいなと思います。一斉に退席されるのは、ちょっと寂しい感じがいたします。
私はここに立つときに、必ず砂川小学校で亡くなった子どもさんの命ということを忘れずに活動したいということを、これまでも申し上げてまいりました。そのことを受けて、向井市長は安全第一、安全至上主義とまで言われる、そういう市の基本姿勢を述べられました。
本当に改めて命を大事にする泉南市政を、市長はもちろん各議員におかれても、このことを肝に銘じて私はすることで、このとうとい命を生かしていく、そういうことになるのではないかと思います。
しかし、その後も工事における死亡事故も発生をしておりまして、このことは市民にも広く知らされないまま、委員会で報告されております。市の発注した工事によって、とうとい命が亡くなって、その工事によって、また市民はある意味で利便を享受するわけでございますけれども、そういう命を犠牲にしてあるということは、本当に忘れてはならないことでありますし、工事には事故がつきものとは言いますけれども、やはりより安全にやるということが第一の使命であるべきだと私は思います。
世界情勢もまだ戦争が絶えないという中で、とうとい命が政治によって奪われるということがあるわけですが、そういう中で、日本も大きな犠牲を持つ中で、世界に初めて軍隊を持たない、そのための武器も持たないという特徴ある平和憲法をつくり出して、戦後歩んできたと思うわけであります。
しかし、安倍政権が選挙で勝ったということの中で、もともとそういう憲法は押しつけ憲法であるというようなことで、自主憲法ということで、誰が考えてもやはりそういう軍事を肯定するような動きが今の日本を覆っておるわけでありますが、これは私は大変危険な方向だと思いますし、自民党が勝ったといっても、国民が投票した数というのはふえていないわけですよね。
ただ、選挙制度の中で大勝したということだけでありますから、国民の思いというのは、従前と何も変わっていないのが実態ではないでしょうか。
しかし、あれだけ大勝すると言いわけができずに、自分の言ったことを強引に進めている姿が今安倍政権に見られるわけでありますね。物事はどんなことでもそう簡単に決まる問題は1つもないわけですね。具体的に何かをやるとすれば、いろんなやはり調整もしないといけない。
そういうことで、いわゆる国会におけるねじれ現象を理由として、できないことの理由にした。そのことで、ある意味で国民はそれを納得した部分もあって、それはある意味で、安定的な多くの声を反映した社会が、戦後私は続いてきたんではないかなと思いますね。
それが一挙に政治状況の中で多数を握ったことによって、私は逆に安倍政権が行き詰まり、それが国内では通用しても、世界的にも行き詰っておりますし、第一私たちはアジアの中にある国でありますから、アジアにきちっと足場を据えて、やはりやっていかないといけないのは当然でありますが、近くとはけんかしながら遠いアメリカやヨーロッパに軸足を置くような戦前戦後のこういうあり方を、もう一度私たちはアジアにきちっと目を向けて、平和な社会をつくっていく必要があるんじゃないかなということを私は強く思うわけであります。
それでは、通告してあります問題について、市長の役割についてということで、議会への議決のかかわり方、私は実質的には市長が情報を持って、市長が提案した議案を通すための情報は積極的に出しますけれども、やはり議会は議決機関でありますから、ほかの考え方やほかの案があることは当然でありますし、当然議員というのは18人、市民の声を踏まえながら、また、みずからも市民自身としてここに立っていろんな議論をしておるわけでありますから、1人の考えた意見よりも、18人の考えがミックスされた、入った、合わさった、そういうものが価値があることは、民主主義の上からも当然でありますね。
そういう点では、私は議会への議決のかかわり方については、議決機関の議会に市長は介入してはならないと思うわけであります。
また一方、議員は決まったことについて執行することに対して、執行に介入してはならない。こういう原則が私は議会と市長の関係ではないかなと思いますので、その点についての市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
これは2つ目の大阪市長の辞職問題ということで書かせていただきましたけれども、大阪市長の橋下さんは、自分の考えが議会で認められなければ、それは議会のほうがおかしいんだ、だから選挙民に聞くんだということで辞職をして、今選挙に入っていくわけなんでありますが、私は橋下さんがテレビで全国的な人気を得て、それを力に政治家に入ってきたわけですが、議員をやったことがないわけね、当然ね。政治家というのは、首長も政治家であるかもわかりませんが、議員が本来的な政治家なんですよね、今言った議決機関、決める機関ですから。決めるのは議会ですよね。
そういう点では、もし橋下さんが泉南市議会に当選されて我々の仲間に加わったときに、今は市長という立場で政治にかかわっているかかわり方と同じことが一体できるんだろうか。そして、私たちは同じ立場である橋下議員に対して、今のような橋下さんの人気、橋下さんのああいう行動で我々がそれに従ったりひれ伏すということは、絶対あり得ないわけですね。
それは大阪市議会においても府議会でも同じだと思います。だから、恐らく政治家を志してそのターゲットが首長じゃなしに、議員ということにターゲットを絞ってもし橋下さんが政治活動をするならば、私は随分変わってきたんだろうと思います。
そういう点で私は、橋下さんは一度議員をやったらどうですかということでメールも打っておるわけですが、返事はないですけれどもね。
だから、決める政治をやりたいのであれば、議員になって議員と議論をして自分の考えを1つにまとめていく、こういうことがやっぱり政治をやることの基本だと私は思うんですが、そういう点で向井さんのお考えをお聞きしたいと思います、この橋下さんの行動に対してですね。
それから、市民への説明ということで、私は今市民にわかるような情報公開のできるような市長が必要なんじゃないかなと思います。市民は主権者でありますから、主権者が市の状態をよく理解できる。単なる理解できるだけじゃなしに、説明を聞けば行動につながってくるような、そういう質の情報が私は必要だろうと思うんです。
市長はこれまで、20年間やってこられた中で、市民への説明ということで、私が問題意識を持っております市民にわかる形での情報公開をやってきたとは私は思わないんですが、もしやってきたということの答弁があるかもわかりませんし、やってこられなかったという答弁があるかもわかりませんが、そのことについての困難さというのか、市民にちゃんとわかるように説明することについての実際にどうなのかということをお聞きしておきたいと思います。
それから最後は、議員の公約についてなんですが、私も改めて議員の公約という選挙公報、これは税金でちゃんと賄われて、全有権者に配布されるこういうものですが、私は議員がそれぞれ市民に訴えをして当選をされてきておると。
私は、市長というのは、この議員の公約を実現するためにサポートするべき存在じゃないかなと思いますね。市長が、自分がやりますと言ったことを議会に認めさせるんじゃなしに、議会のさまざまな市民に、これは制度としてこういう約束をしているわけですね。これも全部市民の願いですよ。これは具体的に単なる個人の願いじゃなしに、制度の上でちゃんとあらわされたこういう願いを実現することが、市民のためでしょう。
そういうことでいえば、議員それぞれのお約束、公約を市長としてはやっぱりより実現するように持ってくる立場というのが、私は地方自治体の首長の立場じゃないかなということを思うわけですが、そういう点について、市長はどこまで議員の公約について真剣に実現するために果たしてこられたのかということのお答えをいただきたいと思います。
あとの問題につきましては、質問席から質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
73
◯議長(中尾広城君) ただいまの小山議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。
74
◯市長(向井通彦君) まず、1点目の議会の議決へのかかわり方でございますが、御承知のとおり、市長といいますか、行政は執行機関であるわけであります。議会は議決機関ということで、それぞれ役割があるわけでございます。
先ほど市長1人がつくったものを18人で審議をしてというのは逆じゃないかというようなお話もございましたけれども、我々は行政の長でもあり、政治家でもあるわけなんですけれども、行政の長として、1年間の予算を調製したり、あるいはさまざまな施策を遂行したりということをやるわけでございまして、その過程において二元代表制であります議会の議決をいただいていくというのが、その役割であるわけでありますので、当然ながらこの2つの二元というのは、立場が違うものであります。
そして、お互いに牽制をしながら、そして的確に物事を決めていくという役割があるというふうに思っております。
したがって、きわめつけは予算だと思うんですけれども、今回も新年度予算を上げておりますが、そういうものについては市長が調製をして、そして議会にお諮りをして議決をいただくと。その過程においては、あるいは認めていただけない場合もあるというふうに思いますし、一部修正ということもありだと思いますし、そのまま可決をいただくという場合もあるというふうに思います。
それは、議会の議員の皆様方の、民主主義ですから最終的には多数決によって決められていくと。その結果について、我々行政はその範囲内で行動をしないといけませんし、もしノーということであれば、改めてこれを違った形で考えていかなければいけないと、そういう関係にあるというふうに思っております。
それから、大阪市長の辞職問題でございますけれども、今回の辞職の理由というのは、大阪都にするための法定協議会に橋下氏は5区案というものを出しているわけでございますけれども、協議会においては、もっといろんな案があって、それを議論しながら1つに集約をしていくべきではないかということで、当然ながら時間もかかっているわけであります。
橋下さんは、いやいやそんな時間がかかると困る、もっと早くということで、このあたりでなかなか意見が合わなくて、みずから辞職して市民にその信を問いたいというようなことで、辞職ということをされたわけでございますが、本当にこの法定協の進行によって、そんな辞職というのが適切なのかどうかというのがあるというふうに思います。
私たちは、議員さんもそうですが、4年という任期をいただいて、その中で精いっぱいそれぞれの役割を果たしていくというのが責務であります。それをみずから途中で辞して、再度出直しということは、本来制度としてはないわけではないんですが、ごくごく限られた理由であって、これをそう簡単に適用するというのは、これはちょっと問題があるというふうに思っております。
出直しをやって仮に当選したとしても、法定協のメンバーというのは、あるいは議会の構成が変わるわけではないということでありますから、この出直し選挙についての批判というものは非常に大きいと。
産経FNN世論調査においても、支持しないが62%、支持するは28%であります。他の読売新聞も世論調査をされておりますが、ほぼ同じような数字であったというふうに思います。私も支持はいたしません。
それから、市民への説明ということでございますけれども、これについては、できるだけ情報公開というのをすべきだというのは、十分承知をいたしております。
ただ、その手法としていろんなやり方があろうかというふうに思いますが、一般的なものは、広報あるいは今ですとホームページ等、あるいは市民への周知という形でのそれぞれの発信をしておりますし、それから意見を求めるということもいたしております。
それと、いろんな重要なものを決める場合には、市民にできるだけ公募をして、市民委員に参画をしていただいて、その方々の意見も反映をした中でやっていくという形をとっておるわけでございます。
十分周知できているかということについては、これはなかなかその尺度というのは難しいわけでございますので、一概に言えないかというふうに思いますが、情報公開の時代でございますから、あらゆる媒体あるいは直接の説明も含めて透明度、そしてできるだけ広く明らかにしていくというのが一番大事だというふうに考えております。
それから、議員の公約ということでございまして、議員の公約を市長はサポートすべきだということでございますが、私は全く逆でございまして、市長はその市長選挙、執行者の長を決めるわけでございますから、このときに公約、いわゆるマニフェストをお示しして、それを着実に実行していくというのが市長の立場だというふうに思います。
議員さんも議員選挙のときにいろいろ公約といいますか、やりたいことを掲げておられます。それは当然ながら、議会の場において我々執行者に対してこういうふうにすべきだとか、こういうふうにあるべきだと、こういうふうにしてほしいというようなことを我々がお聞きをして、そして当然、いい案であればそれをもちろんお聞きをして反映していくということになるわけでございまして、むしろ議員さんの公約をサポートするといいますか、それを実現していくということについて、市長はその中身を十分吟味をさせていただいて取り上げていくという形が、今の二元代表の形であろうかというふうに思っております。
75
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
76
◯1番(小山広明君) 今、全く逆だということで振られたので、そこは僕は大事だと思うんですね、逆なことがね。私はやっぱり市会議員がより細かく、市民との対話の中でみずからも市民として、そして公約を掲げて議場で議論するわけですよね。それは市民のためには、それは実現していくべきだというのは、それは市長、異論はないと思うんですね。市民のために──議員のために実現するというのは、それは異論がいろいろあると思うんですが、議員のそういう願いや公約や約束は、市民のためなんですよね。
市長もやはり市民のためにマニフェストをつくって、それも実現したいというんだけれども、市長は残念ながら、議決権はないわけですね、市長は。議決権がないのに、こうやりますというのは、ある意味では詐欺みたいなものですよ、ないわけですから。
77
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
78
◯1番(小山広明君) そんな、あなたが言わんでも議長は賢明な議長やから判断してやね、市長に誘導されて小山君と言わんでもいいですけれどもね。
79
◯議長(中尾広城君) 小山議員……
80
◯1番(小山広明君) 詐欺みたいなものだと言っているんですよ。そこがどこが問題なんですか、そんなことを議論したってしようがないです。取り消せと言うたら取り消しますけれどもね、できないことをあなたは、あたかもやれるように言うのが市長のこれをやりますという公約ですよ、私から言えば。それは壇上でも言うたでしょう。議決権はないわけですね。
それで、我々は議決権があるわけです、決定する権限が。あなたは決定する権限はない。提案する権限はありますよ。提案する権限しかないのに、公約をこうやりますというのは、それはどうしてやれるんですか。やれないでしょう。ということを私は言っておるんですよね。
そのためにやろうとする。しかし、やろうとしますよ。政治家ですからやらないかん。それが橋下スタイルになるわけですよ。自分の言うことを聞けと。聞かんのやったらもう一遍市民に聞くぞと。おどかしみたいなものやけれども、議会かて市民に聞いておるわけやからね。
そういう点で、私はそこにやっぱり根本的な問題があると思うんですよ。市長はやはり議会で決まったことを、より公正に透明性を持ってやるということに徹するならば、市民ももっともっと市政に関心が持ててくるわけですよ。
政治は決めるのが大事なことと同時に、決めたことを公正に、誰かから言われたからやるとか、それから市長も清潔な市政と言うでしょう。清潔なんていうのは、一番求められるのはやっぱり執行者ですよ。執行者に清潔が求められるんですね。だから、執行者には公正な清潔な、誰からも疑われないような、そういう姿勢が求められるんです。
我々は、18人で議論するわけですから、自分の意見だけ言うておるんじゃ、これは議会も機能しないわけですね。議会には一体何が求められるかといえば、柔軟な姿勢ですよ。人の意見も認めると、自分の意見も控えると。これは人間性からいったら物すごく高度な精神ですよ、これは。
しかし、これは議会の場ではそういうことはなかなか大変だというけれども、一般社会の中というのは、結構それはやっておるから、一般社会というのはある意味で議会がなくてもスムーズにいっておるわけですよ。人の意見も聞く。自分の意見ばっかり言うておったら、その人間は地域から排除されますからね。
そやけど、そういうことからいえば、私はやはり市長の役割というのは、市長も言ったように、執行責任ですよ。執行というのは、簡単に言うけれども難しいですよ。ガラス張りにしますと簡単に言うけれども、市長をずっとやってこられて、本当にガラス張りにやってこられましたか。また、ガラス張りにやる勇気がありましたか。何でもかんでも市長という公の行動を全部オープンに、しようと思ったらできますよ。できないでしょう、これは。
議会の議員でもそうですよ。なかなかこれはオープンに自分の行動、議員の立場の行動を公に発信するというようなことは、僕もいろいろやっていますけれども、大変ですよ。
だから、そういう点で私は執行責任者に求められるものは、決める責任じゃなしに、公正に透明性を持って市民にわかりやすく、市の執行状態を市民に説明していくと。そうすれば、当然市民はわかるわけですから、決める議会を動かすほうに回るんですよ。
だから、議会というのは市民に弱いんですよ、我々もね、市民から選ばれておるわけですから。市民からのプレッシャー、市民からの声がアクションがあれば、まとめざるを得ないわけですね、市民のためにある議会ですから。いや、俺はこう言ったんだと。それが通らなかったら、あんた何もならないじゃないですかと言われたら、ぐうの音も出ないでしょう。
だから、そういう点で私は議会というのがまとまっていくためには、市長が執行する中で、透明な情報を市民に出すことによって、市民がより市政に関心を持つということは、いわゆる決める議会、議員に関心を持ってくるわけですよ。
そういうように思うので、改めて市長は、私は全く逆ですと言うけれども、言葉の中では中身を吟味して取り上げるものは取り上げると言われたね。失礼な話ですよ、これはある意味でね。中身を我々は吟味されるわけですね、これは。
しかし、あなたからいって、どんなつまらん意見やなと思っても、議員自身が市民自身ですわ。また、市民からいろんな思いを受けて、発言しているわけですよね。そこにどこに中身を吟味されないかんようなものがあるんですか。むしろむしろ、吟味せなあかん、ちょっとずれた内容だなということは、ある意味で執行者が反省しなければならない問題であって、ちゃんとした説明がされていないから誤解を生じて、ちょっと違うような意見も出てくるでしょう。
しかし、それは変だなと思った意見を非難するんじゃなしに、変に受け取ってしまった情報発信の仕方に問題があったんじゃないかなと捉えることが私は執行者としての大きな責任だと思うので、改めて私の今言ったことについて、御答弁をいただきたいと思います。
81
◯議長(中尾広城君) 小山議員に申し上げます。ただいまの御発言に対しまして不適切な発言がございました。また、その中で小山議員もみずから削除、撤回の旨の趣旨のお話もございましたけれども、ここは議場でございますし、インターネットで生中継もしてございますので、十分に言語、言動については注意していただきたいというふうに注意したいと思います。
〔小山広明君「議事進行、それはちょっと困る
な」と呼ぶ〕
82
◯議長(中尾広城君) それでは答弁を求めます。向井市長。(小山広明君「じゃ、理由を言ってよ。何が不適切かいな。俺は別に撤回したわけじゃないんだよ」と呼ぶ)
83
◯市長(向井通彦君) 市長が4年間でやりたいことをマニフェストに掲げて選挙をします。当選させていただいたということであれば、それを誠実に実現していくというのが使命でございます。その過程において、当然ながら二元代表でございますから、議会の御理解をいただかないと、予算にしても、あるいは条例にしても通らないわけでございますから、その可決をいただくように十分御説明もし、また御理解もいただいて、賛同をいただくような努力というのはしないといけないというふうに思っております。
市長というのは、執行権者であります。議員さんには執行権がございませんので、実現はできません。執行はできないんですね。ですから、先ほど申し上げましたように、それをやるということについての権限といいますか──法律上のですよ。私がどうのこうのじゃなくて、市長というものがその権限を有しているということでございますので、その辺は十分御理解をいただきたいというふうに思います。
84
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
85
◯1番(小山広明君) 不適切という、適切でないと。ちゃんとどこが不適切でどういう理由かというのはちゃんと説明しないとやっぱりわからないので、私は不適切でないと思っておるんですけどね、ちゃんと。だから、もう少し丁寧に説明しただけであってね。
市長ね、マニフェストは何でも書いてもいいって、できないことを書いたらいかんでしょう。できないことを書いたら、さっきも言ったような言葉、それを言葉で言ったわけですからね。議決権がないわけでしょう。あなたの自分の力だけでは実現できないんですよ、法的にですよ。それであなたは言ったじゃないですか、執行権は絶対議会にはないんだと。ないですよ。執行権はないと議会に突きつけておきながら、議決権はある意味ではあるんだと。あんた、あるみたいなことですよ。議決権があるようなことを公約に掲げておるわけですから。
例えば、あなたね、理解をいただかないとならないので、可決されるように説明をすると言う、説明。そのときに、説明を超えて何とかやっぱり通したいという人間感情だからありますよ。だから、橋下さんみたいになりますということを、俺は言っておるんですよ。それは橋下さんだけじゃなしに、あなたもそうだし、全国の自治体の首長は大体そのパターンだと僕は思いますよ、出すんですから。それで、可決しなかったら不信任とか何か出されるんでしょう、法的にも。
だから、そういう点では、説明という言葉はやわらかいけれども、いろんな形、私からいえば予算を使って、人事権を使って、専門家集団を使って、議会に当たるわけですよ、通してくださいということで。
議会はそんなことに太刀打ちできませんよ、情報がなかったら。それで執行権もないと。それはないんですよね。しかし、執行権は俺だけで、あんたらは口出したらあかんと。それはそうですよ。
そういうことが明確にあることにおいて、実際は多数派工作をするために、さまざま首長は議会に多数派工作さえしてしまったら、もう少数のほうは無視してでも議案を通してきて、1票か2票差でもあんたは実現してきたんですよ。その少数のところの意見はどう踏まえたのかと。これはないんですよ。
そういうように多数決、多数決と、あなた方は多数決と言われることはないんですよ、あなた方のほうからね。我々の側の問題です、多数決かどうかは。多数決だけじゃなしに、みんなが主権者、市民の声を聞いて、平等に議員は登場しておるわけですね。多数決で切られるようなそんな権限というのか、いわれはないですよ、みんな。それが議員ですよ。どんな議員でも対等なんですよ。ここがすごいすばらしいところなんですよ。
だから、なかなか決まらないんですよ。これは了解してもらわないといけないわけや。すぐ決めたいんやったら、橋下さんみたいに議会の決定権まで介入してきて、選挙という力で議会を押し切ると。それは気持ちいいかもわからんけれども、ていのいい、これも後で撤回があるかわからん。独裁ですよ、私から言うたら、1人で決めるという意味で独裁。
みんなで決めるのはなかなか決まらない。しかし、それは市民みんなの声を反映しておるわけですよ。ここを大事にしないと、民主主義社会なんていうのは崩壊して、すぐに独裁的な1人のカリスマ的な人気のある人に委ねて、ものを強引に動かしていくと。それはどんないい案、政策でも、1人の考えということに大きな欠点があるんですよ。我々のはいい考えというんじゃなしに、みんなの声が反映した政策をまとめられる環境、場があるんですよ、議会には。そこが決定的にいいか悪いかの差なんですよ。
そういうことで、市長が20年間やってこられた中で、そういう認識で議会の議員一人一人が持っている公約、市民に約束したことをいかに実現するかということで政治全体の信頼を得ていく。
今、議会は危機的状態ですよ。どんどんそれの象徴が議員の数を減らしてきておるでしょう、議員みずからが。議会なんか要らんと、それはそうでしょう、今のように市長が出す案を結果的に追認しておるんであれば、議会は要りませんよ。あなた方も本音の中では、議会なんかないほうがいいなと思っておるかもわからん。それじゃだめなんですね。
そこのキーワードは、やはり市長も議員も市民にわかりやすい情報公開をしていくということがすごく大事なんですよ。それを市長は、ホームページや広報でそれぞれに発信して意見を求め、市民委員などもやっていると。このレベルでは、どんどん市民の政治関心が高まるはずがないですよね。
そういうことで、市長に再度求めても──私はそう思うので、市長の20年間というのは、市長だけが悪いわけじゃなしに、橋下さんに象徴されるように、首長が自分の力ではできないことを公約に掲げ、それを守るためにいろんな予算や人事や専門集団を駆使して議会に認めさせてきたということの中から、私は泉南の市民の政治関心が高まってきた20年ではなかったということを言わざるを得ません。
それと、議員の公約を実現するのは、いろいろ内容がよかったらと市長に判断してもらわんでも、やっぱり議員は責任を持って市民の前に立ってやっぱりいろんな公約をして実現するために日夜頑張っていらっしゃるんやから、市民のためには、市長1人の考えのものが実現したよりは、18人の議員の思いが実現したほうが、はるかに市民にとってはいいということぐらいは、論理的に認めてもらいたいなと思います。
それでは、選挙の投票率について、これまでの投票率の実態だけお答えいただけますか。そうやね、どれぐらい──用意している部分でいいですわ。これまでの投票率の経緯。よろしくお願いします。
86
◯議長(中尾広城君) 出口総合事務局長。
87
◯総合事務局長(出口勇太郎君) お答えします。
現在の投票率の状況でございますが、投票率の低下というのは全国的な問題になってございます。本市のほうでも例に漏れませず、選挙の種別、時期、盛り上がりや争点等によりまして若干の上下動がございますが……(小山広明君「数字だけでいいよ」と呼ぶ)
それでは申し上げます。行政区分別に申し上げますと、市のほうの行政区分におきましては、市議選が今回平成24年が53.09%、前回20年度が54.26%でマイナス1.17%となってございます。
市長選におきましては、前回の平成22年が42.97%、平成18年が46.49%ということで、これも3.52%の減となってございます。
一方、府行政区……(小山広明君「それで結構です」と呼ぶ)
88
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
89
◯1番(小山広明君) 東京都知事選もたしか50%を超えなかったと思うんですが、泉南市も身近な選挙と言いながら、市議選では前回53%ですね。前回よりも少し下がっておるということですし、市長選も22年は42%ということですから、大変低いわけですよね。
これは先ほど私が議会との役割で申し上げましたけれども、やはり市民にちゃんとした市の情報がわかる形で伝えられていないということが、私は選挙に対しての関心が低いと思うのですが、その点について、市長、先ほども十分説明したとは、市民に市の情報をちゃんとやってきたとは言い切ってはおらないんですが、何か今市長が挙げられた内容以外に、つけ加えるとしたら、どういうものが市民に情報を伝えることにおいて必要なのか。現在やっておることの反応も含めて、市長の何か新しい考えがあれば、市長も今期で退任されるということなので、ひとつこれからの泉南市民に対してひとつ元気の出るメッセージなり内容があれば、お答えいただければと思います。
90
◯議長(中尾広城君) 向井市長。
91
◯市長(向井通彦君) ちょっとさっきの御質問の中で、橋下市長と私と同じような考えのように言われたところがありますので、御答弁を申し上げます。
民主主義というのは時間がかかります。それなりの時間がかかるのと、コストがかかります。その中で、いろんな案があってもそれを集約していくと。これはやっぱり時間がかかるんですよね。
ですから、それを十分理解、認識をしておかないと、短兵急に時間がかかるからもうやめやと、だめだというようなことはしてはならないという立場でございますので、よろしくお願いします。
それから、投票率がどんどん低下してきているというのは、本当にこれはもう全国的にまたいろんな選挙、そのものも含めて大変憂慮をいたしております。
昔は市議会議員選挙といえば、やっぱり七、八十%の投票率があったというふうに思いますが、一番身近な選挙でありながら、50%に近づいてきているということ。それから最近の市長選挙、ちょっと地方は別にして、都市部の市長選挙で50%をいくというところはほとんどありません。泉南市でもこの前は42と。一番低かったのは、小山さんとやりました3回目の選挙で30何%やったと思いますが、非常に低い状況でございます。
やっぱり選挙に対する関心といいますか、特に若い方々がせっかく選挙権を得られましても、それを行使されないというケースが非常に多いというふうに思います。制度的にも今の期日前ということで、大分やりやすくは改善したり、あるいは時間を延ばしたりということはやっておりますが、なかなか伸びないというのが現状でございます。
それから、市民に対するということでございますが、私はいろんなイベントとか、それから行事を含めて、この20年間、重なった場合は別でございますが、ほとんど参加をさせていただいて、市民の皆さんと忌憚のない話し合いをさせていただいてきました。
その中で、私はどっちかというと、余りそんなかた苦しいあれをしませんので、いろんなことをおっしゃっていただきます。いいことはいい、これはどうか、こういうふうにしたほうがいいんじゃないかとか、いろんな御要望も含めてお聞きをさせていただいております。
それらはしっかりと内部的にまた議論をさせていただいて、取り入れるものは取り入れると、実現するものは実現するという方向でさせていただきました。やはりできるだけ多くの市民の皆さんと接するというのが一番だというふうに思います。これは小山議員も平生からやっておられることかというふうに思います。
ですから、そういうありとあらゆる機会を通じて市民の皆様と親しく話し合いができる、あるいは一緒にお話し合いができると、そういう場をしっかりとこれからもつくっていっていただきたいというふうに思っております。
92
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
93
◯1番(小山広明君) 私から見れば、やっぱり知らせる側に立った情報公開としか思えないんですよね。だから、知らされる側に立って言うという視点が必要だろうと思いますし、それはやっぱり1つ工夫が要るわけですよね。
我々議員でもなかなかわからない、議員でもと言ったら、議員はわからないそのものやと思いますけれども、それまで普通の市民だったんやから。議員になったから、すぐ専門家になるわけじゃないですし、わからないのが当然であります。
そやけど、なかなかわからないということが、これだけきちっとしたところでは言いにくくて恥ずかしくてね、それはやっぱり死ぬまで恥ずかしさというのはとれないわけですけれども、やっぱり思い切ってわからないよと、知らんよということが言えるオープンな雰囲気にしていかないかんというのもありますよね。
そういう点でやっぱり市民への、市民にわかる情報公開というのは、そう言葉で言うほど簡単ではない。急に言うてもわからないわけですから、いろんな工夫が要るんだろうと思います。
次に、山間部の活用についてということで、現状について、山間部のこの状況、現状だけちょっと数字的に言っていただければ、もし用意できておれば、こんな状態だと。半分は山間部だと思いますが、例えば民間、民有地が何ぼで、それから共有的なところが何ぼだということと、それから法的な縛りはどういうものがかけられておるのか。その3点だけ、ちょっとわかっておれば御説明いただきたいと思います。
94
◯議長(中尾広城君) 知久市民生活環境部長。
95
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 私、今手元にその民有林が幾ら、公有林が幾らかちょっと持っていませんので、また別途資料で御報告させていただきます。
それと、山間部というのは、やはり水源の涵養でありますとか災害の防止、環境保全のために複合的な公益的な機能を有しているということで、当然規制の制限がかかる、森林法の規定によって制限がかかるということで、本市の場合でしたら、保安林と自然公園法の金剛生駒紀泉国定公園の一部が該当するのかなというふうに考えております。
1ヘクタール以上開発するには、林地開発許可という形が要ってこようかと思います。以下でしたら、伐採の届けとかという形で森林が保全されていくというふうに聞いております。
以上でございます。
96
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
97
◯1番(小山広明君) 市長、今、知久さんから答弁があったように、森林法とか保安林法とかいろいろ開発についての規制があるという話やったんですが、市長は20年間市長をやっておられて、ざっと半分、山間部だと思いますが、ここをどうしたらいいと。わいわい村はああいうもので、できましたけれども、やっぱり根本的に森林をどうしていくかというようなことは、市長の構想の中にはもう当然あったんじゃないかなと思いますし、実現できなかった問題もあるのですが、何か課題的にどういうふうに森林を捉えていらっしゃるのか、お答えいただけるんであればお願いします。
98
◯議長(中尾広城君) 向井市長。
99
◯市長(向井通彦君) 緑豊かな泉南市でございまして、山というのは非常に貴重な財産でもあり、また市民の憩いの場でもあると。また環境的にも非常に優しいわけでございます。
したがって、山間部の開発ということは、基本的には考えない。先ほど言いましたように、近郊緑地保全法、これらの規制もございますし、開発というのは抑制されているところでございます。
ただ、じゃそのまま放置していいのかといいますと、やはりそうじゃなくて、保全と活用と。活用というのは、自然を傷めて活用するんではなくて、自然の中に溶け込ませたような形で活用できるものということで、1つは、金剛生駒国定公園を泉南市の堀河ダムのところまで拡大をしていただいて、金剛生駒紀泉国定公園というふうにしていただきました。そして、その中で紀泉わいわい村ですね。あれも自然の中に溶け込んだ施設、それから建物も昭和25年ぐらいの時代の建物を再現していただいて、自然に触れ合うということにしていただきました。
それから、青少年の森も大阪府に要請をいたしまして、水と森の学園ということで位置づけをしていただいて、大屋根広場、それから散策道、それから鳥類の観察場所、こういうものを整備いたしました。それは決して自然を傷めるのではなくて、自然を利用したといいますか、活用したやり方だったというふうに思っております。その他については基本的に保全をしていただいておると。
先ほどの質問者にもありました林野組合さんでは、植栽とか、あるいは下草刈りとか、森林の保全をしていただいておりますので、行政とそういう公的団体と一緒になって、自然の保全ということに取り組んできたわけでございまして、山間部というのは今後も貴重な財産として残していくべきだというふうに考えております。
100
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
101
◯1番(小山広明君) 山間部、大事な財産ですよね。だって、これから地上資源で我々は持続可能な社会をつくっていかなあかん。ずっと深い地下資源を掘り出して急激に産業を起こしてきたんですが、それが自然のバランスを大きく崩して、持続可能が懸念されるわけですから、逆転してくると、そういう山林の樹木というのは毎日大きくなっていっておるわけですね。竹も大変群生、竹と竹の間が10センチか5センチぐらい密集して生えていますよね、あの葛畑なんかへ行く道の右側なんかはね。
竹というのは大変火力が強いらしいんですよね。ああいうものを使って炭焼きをするような事業もありますし、この山間部をどうするかというのは、もうちょっと根本的に、今は山間部にある程度かかわってきた方がまだ生存していて、まだいろんなかかわりもしていただける時期にプロジェクトチームみたいなものをつくって、この山間部の市長が言われるような理念を背景にした活用方法というのを立ち上げて、現在泉南市が山間部に投じておる予算というのは200万円以下ぐらいですよね。
そういう点で、それはいろんな予算の性格もあるんでしょうけれども、思い切って1,000万とか2,000万ぐらい投じて、何をするかを決めて決めるというのは行政の予算の出し方ですが、何をしてもいいと、自由に考えろという予算ということで2,000万とか5,000万つければ、もう自動的にいろんな声が出てきますよね。そういうような仕掛けも私は要るんじゃないかなと思います。
私は、大胆に若い職員が学校を出て定年まで公務員として働くのは酷だろうと、こういう社会の中でね。若いときには山間部に入っていただいて、どうそこをいい意味で活用していけるかということを入って考えてもらうと。ただ考えてもらうのもなんですから、半分は公費で給料を保障するから、あとの半分は自分で稼げというような、やっぱりそういうこともやっていかないと、山間部の活用というのはできないし、そこの抜けた部分は民間で、民間に限りませんけれども、定年退職者が今度は公の仕事をする。市の職員として働いてもらう。そういううまいサイクルができれば、山間部を生かすようなことができるんじゃないかなということを提起してきておるわけです。これはこれまで何回も私は提起をしておりますので、提起だけに終わらせていただきたいと思います。
それでは、公的役割についてということで掲げさせていただきました。これも私からいえば、保育所とか幼稚園とか、幼稚園はまだ民間にされておりませんが、そういう最も子どもたちのこれからの将来の人づくりの部分は、公が責任を持って担うべきだろうと。やっぱりもうけないと倒産するような不安定な事業、組織体にそういう幼き子どもを面倒見てもらうというのは、やっぱり僕はまずいんじゃないかなと思いますね。
そういう点では、これからこの公的な役割ということが特に問われておる時代じゃないかなと思いますね。コストではないとは言っておりますけれども、コストだけが理由でそういう民間にお任せするみたいなことが進んでおるように思いますし、その誤解は誤解ではないと思いますが、そういうふうに市民は思っておる方も多いし、私も現にそう思っておるわけですが、改めて公的な役割ということについて議論をする必要があるんじゃないかなと思いますが、今のアウトソーシングですか、そういうあり方と、もう一度公的な問題について、どういうふうに基本的な理念として考えていらっしゃるのかだけ、ちょっとお聞きをしておきたいと思います。
102
◯議長(中尾広城君) 西田総合政策部長。
103
◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 特に官民の役割分担の中で、今お話しありました民間委託ですね。従前から民ではできない事業。例えば許認可とか公権力のあるようなやつ、これは当然委託とかそういうものはできないものだと思います。
ただ、地方分権の進展の中で、自治体の役割がますます増大してくる中で、民間でも執行が可能なものですね。それにつきましては、民間委託を進めてまいっています。もちろんコスト面、効率化が図れる事業についても、民間委託を進めてまいりました。
今後ともそういった民間委託に限らず、市民との協働が今言われています中で、そういった市民活動の中で市民協働というんですか、市民との役割分担を進めていきたいと、そういうふうに考えてございます。
104
◯議長(中尾広城君) 小山議員。
105
◯1番(小山広明君) ちょっと議論が深まりませんが、時間の関係で大変申しわけありません。
それでは、ちょっと1つとばして、市発注の工事の事故についてということで、その実態についてと、それの生かし方、事故をどう生かしたのかというようなことについて御答弁いただきたいと思います。
106
◯議長(中尾広城君) 根来上下水道部長。
107
◯上下水道部長(根来久雄君) そうしましたら、私のほうからただいまの御質問にお答えいたします。
議員指摘のありました事故につきましては、去年起こりました事故、並びにその前に下水道工事の現場におきまして、平成22年にその時点でも報告させていただいておりますが、オークワの隣で開削工による下水道埋設工事を行っておりまして、施工中に土木作業員が土どめをせずに施工しておりましたので、地山が崩壊し、死亡した経緯がございます。
その折は、市の設計に示した土どめ工を施工しておりませんでして、警察あるいは労働基準監督署の検査の結果、市の指導には違法性がないという判断をいただいておりました。
それを受けまして、その後の仕事につきましては、安全管理に努めてまいりましたが、先ほど申しました昨年の泉南中学校プールの横で、下水道埋設工事を行っておりまして、これにつきましても、委員会には報告させていただいておりますが、内容的には地盤改良作業に先立ちます水質の観測井の設置のボーリングマシンによる削孔を行っておりまして、作業着が巻き込まれ、50歳の作業員が死亡したものでございます。
この事故の原因につきましても、ただいま岸和田の監督署のほうで継続の調査をされていると聞いております。ただ、警察のほうにつきましては、一定現場検証されまして、その後の報告はいただいておりません。
そういった事故を踏まえまして、従前からさっき申しましたように安全管理には徹底を図っておりまして、施工業者から出されました計画書のチェック、あるいは安全管理体制の強化を日々行っておりますが、さっき申しましたように、樽井の事故を受けまして、今後もより一層徹底してまいる所存でございまして、いわゆる危険予知の徹底と現場担当者以外の安全パトロールの徹底、そういったものを今後とも徹底してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
108
◯議長(中尾広城君) 以上で小山議員の質問を終結いたします。
会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。
午後0時 1分 休憩
午後1時30分 再開
109
◯副議長(田畑 仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、9番 梶本茂躾議員の質問を許可いたします。梶本茂躾議員。
110
◯9番(梶本茂躾君) 皆さん、こんにちは。会派に属さない保守系無所属の梶本です。議長のお許しを得ましたので、一般質問をいたします。
まず初めに、向井市長の市政20年、最後の議会となりました。泉南市行政にとっては、まだまだ課題が蓄積しております。市長任期もまだ5月21日までとなっておりますので、決して気を抜かずに頑張っていただきたいと存じます。
また、前回、平成25年度の第4回定例会において、私の一般質問の直前、南議員の質問の中、今期での引退の考えを述べられ、私も想定外のことでしたので、思わず長い間御苦労さまと申しました。改めてここで向井市長、20年間本当に御苦労さまでございました。
また、今回3月末をもってめでたく卒業される理事者の皆様方、お疲れさまでした。土井部長、根来部長、中脇部長、そしてきょうは見えていませんけれども、出口総合事務局長様、御苦労さまというよりも皆様方、お疲れさまでございました。それだけでしたね。
副市長は、何か自己都合で御退職されるということでお聞きしています。一応御苦労さまでございました。
それでは、大綱1点目、2点目は、向井市長にはゆっくりと20年間を振り返ってのお話をお聞きいたしたいと存じますので、順番をかえて大綱3点目より質問をいたします。
大綱3点目は、向井市長の「泉南愛」度についてです。
これについては、私は平成25年の6月議会で、平成25年4月23日付の新聞報道による合併騒動について市長にお聞きいたしました。その中で、私は泉南市愛を訴えました。一部の議員の中では、広域化や合併については積極的に考えておられる方もあるかもしれませんが、私は先祖が眠るこの泉南が他市町と一緒になるということは考えられません。いずれ泉南市単独でやっていけなくなる時代が来るかもしれませんが、自分の生まれ育った地が、どの市町よりも住みやすいまちになるのが私の使命と思っております。
合併するのも地獄、しないのも地獄、同じ地獄なら目に見える住民とお互いに努力しながら合併をしないで頑張っていく、そういう市町が全国を見渡せば多々あります。取り組みは困難ではありますが、よい成果が出ている市町があると聞いております。私は、次期市長選の争点の大きな1つであると考えております。
そこで、1番目といたしまして、泉南市歌「希望のうたにつつまれて」についてですが、この歌は、昭和62年8月から9月に歌詞の公募により、応募作113点の中から選ばれ、「四季の歌」で有名な芹 洋子さんが歌われ、レコード化されました。最近余り歌われませんが、どうしてでしょう。
向井市長はもちろんこの歌を歌えると思いますが、歌詞も御存じですね。できたら歌っていただきたいと思いますが、今回議場でちょっと失礼しますので、またカラオケ等で歌っていただけばありがたいと思います。
2番目として、向井市長も泉南市に住まわれて40年以上たつと思いますが、市長から見た泉南市民のいいところ、悪いところについて、市民参画、市民協働という観点から見てどうお考えか、お答えいただきたいと思います。
3番目としては、市長引退後の市民向井通彦氏としての泉南市及び泉南市民とのかかわり方についてですが、今後、御意見番的な役割を担うのか、全く個人として第二の人生を歩むのか。今の段階では何も考えられていないかもしれませんが、答えられる範囲でお聞かせいただきたいと思います。
以上、とりあえず御答弁お願いします。
111
◯副議長(田畑 仁君) ただいまの梶本委員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。
112
◯市長(向井通彦君) まず、市歌でございますが、「希望のうたにつつまれて」、これの制定の経過等については、私も職員時代でもございましたし、十分承知をいたしております。
大変すばらしい歌詞、それから芹 洋子さん、非常に有名な方でいらっしゃいますし、すばらしい歌声を吹き込んでいただいております。庁内でも流しておったわけでございます。
放送設備の不備もございまして、少し流すのを今はとめておりましたが、もともとこの時代でございますので、テープやったんですね。最近はもう皆CDにかわってきていますので、1つはテープからCDにかえるということで、CDももちろんできておりますので、またぜひ流していきたいというふうに思っております。
それから、この歌、歌詞については十分承知をしておりますし、私自身もいろんなところで歌った経験もございますので、歌えます。梶本議員は歌えますかどうか、ちょっとわかりませんけれども、私は歌えます。
それから、泉南市民のよいところ悪いところといいますか、個人的なことは別にしまして、行政から見させていただいていいところ、それから少しこういうところはもっとこうあればいいのになという点は幾つか感じております。
1つは、行政に対するかかわり方といいますか、協働ですね。これについては、むしろどちらかといいますと、旧来ずっと泉南市で生まれ育った方々と、私も外から来た人間でございますが、新しく泉南市民になられた方とを考えてみますと、むしろやっぱり新しい方のほうがいろんな面で積極的だということは感じました。
これは行政への参画もそうでございますし、公民館活動を見れば、もう一目瞭然といいますか、そんな感じを受けております。したがって、もう少しいろんな面での積極性を出していただきたいなという面はございます。
これは行政の取り組みもそうなんですが、商売という面から見ましても、私は商売人でありませんので大きなことは言えませんけれども、積極性といいますか、時代の流れあるいは変化、こういうものを見る、何ていうんですかね、そういう鋭い感覚といいますか、そういうものが、せっかく関空という大きなインパクトがあったわけでございますが、なかなかいろんな形で転換ができていないのではないかなというふうに思っております。
それは何かといいますと、やっぱり1つは、裕福な土地柄といいますか、気候は温暖で歴史的にも大きな災害がないし、資産もあるということが、要するにハングリー精神といいますか、そういう面で、やはり少し逆に裕福過ぎたという面があるんではないかなというふうな感じを受けております。
一方では、非常に人情味もございますし、温かさといいますかね、そういうものもありますので、非常に穏やかな気性といいますか、ところではないかなというふうに思っております。
それから、私の引退後ということでございますが、一旦やめた者がまた市政に対していろんな、さっき御意見番的と言われましたけれども、そういうことは一切考えておりませんし、次の方に失礼なことになるわけでございますので、そういうことは考えておりません。
ただ、私は技術者でもございますので、そういう方面での活動をしていきたいと。公益社団法人日本技術士会にも入っておりますし、そこで建設部会、防災部会にも入っております。それから総務省、今はもう総務省じゃないですけれども、もともと内閣府認可のNPO都市災害に備える技術者の会というのも入っておりまして、神戸、大阪を中心に活動している団体でございますが、そちらのほうでも活動をさせていただいておりますし、泉南市の防災技術者の会というのにも入っております。それらについては、引き続き活動をしていきたいというふうに思っております。
やめるということになりましたら、あちらからこちらからいろんな役割をしてくれというようなお話も来ておりますけれども、余りそういうことには首を突っ込みたくないなという思いもあるんですが、今まで大変お世話になった団体もありますので、そういうことから、必要最小限のことはさせていただかざるを得ないのかなというふうには思っております。
いずれにいたしましても、大変住みやすい泉南市でございますので、今後とも一市民として泉南市の発展、こういうものを願っておりますし、これから見きわめていきたいなというふうに思っております。
113
◯副議長(田畑 仁君) 梶本議員。
114
◯9番(梶本茂躾君) 市長、泉南市のそういう御意見番的な役割をやれば、次期、次の方にも失礼ということで、技術士としての御活躍をされるということでございましたけれども、今後とも、それは助言という形でまた言っていただけることがあれば、行政に対してでも我々議員に対してでも、封書でも結構ですから、今はメールがあるのでメールでもできたら御忠告いただければありがたいと思います。
ただ1つ、大綱3点目については「泉南愛」度ということで御質問させていただいている都合で、どうしてもひっかかってくるのが、私、6月議会で質問させてもろうたときの市長の答弁でございますけれども、私は泉南市が就職やら進学等で広い世界に飛び立つ、もえ立つ緑じゃないですけれども、歌詞にあります未来の若者たちが年老いて帰ってこれる、また温かく迎えることのできる泉南を維持しながら、みんなのふるさと泉南をずっと続けていくと、泉南市を続けていくということについて目指していきたいと思っておりますが、6月議会ではいろいろとグローバル化とか広域化とか時代の流れとかいうことでございましたので、最終的に市長とは見解の相違というものがありました。
最終的に、これは次の質問の中にもあるんですけれども、現時点のあと2カ月ちょっとの任期の市長として、再度お伺いしますが、この泉南市はやっぱりそういう広域の道、広域化あるいは合併という道に進まざるを得ないか、再度確認をしたいと思います。
115
◯副議長(田畑 仁君) 向井市長。
116
◯市長(向井通彦君) 合併というのは平成の大合併で、我々のほうも議論をさせていただきました。しかし、最終的に住民投票で、それは賛成多数を得られなかったわけでございます。それはもうそれで一応選択をされたわけでございますから、その意思は尊重しないといけないというふうに思っております。
ただ、やはりこれからの行政というのは、特に高齢化がどんどん進んでいくという中で、1つの小さな自治体だけで全てを賄っていけるのかというと、なかなかそれは難しい時代に入っていくというふうに思っておりますから、やはり広域連携、広域行政というのはしっかりと進めていかなければいけないというふうに思っております。
したがって、常に過去からも広域行政を行っておりますけれども、今回消防とか広域福祉とか、いろんな面で広域化を目指してやっているわけでございまして、その地方分権の受け皿として、一定そういう広域で枠組みもつくって共同で処理をしていくという方向性は、これはどこのまちであっても間違っていないというふうに思っております。
幸いといいますか、今回地方自治法が改正されるというふうに聞いておりまして、その中で緩やかな広域連携というものが法上で位置づけられるというふうに聞いておりますので、それらを根拠に近隣あるいはもう少し大きなエリアも含めて、目的を持った形での広域連携というのは進めていく必要があるというふうに考えております。
ですから、一応平成でどちらを選ぶかというのはもう済んだわけでございますから、次にそういう合併という大きな節目というのは、そんなに来ないというふうには思っております。むしろ、さっき言いました緩やかな広域連携で、いろんなことを役割分担しながら進めていくと、そういう時代に入っていくんではないかというふうに思っております。
117
◯副議長(田畑 仁君) 梶本議員。
118
◯9番(梶本茂躾君) 今、向井市長の広域化はあるが、今後大きな合併というのは起こらないであろうということをお聞かせいただきまして、まあちょっと一安心しておるところです。
上越市というのが平成の合併でかなり苦労されて、その中で都市内分権という形、それとか自治とはどういうことかということを自治基本条例に書かれておる中で、まちのみんなの課題は、地域社会や経済環境の変化に伴い変わっていくものもあり、私たちの自治のあり方もそれに合わせていくことが必要であると。
私たちが暮らすまちで、今どんなことが公共的課題となっているか、また、それよりもそれをよりよく解決するにはどうしたらいいのか、その答えは、このまちで暮らす私たちが一番わかっているということで、住民に身近な課題は、できるだけ住民に近いところで解決されるべきだということで、合併後の各旧市町のあり方の1つの参考になると思うんです。
合併がないということでございましたら必要ないと思うんですけれども、広域化に当たっても、ある程度広域化したらメリットがあると思うんですけれども、デメリットとして身近な課題についての解決策が減るんじゃないか、そういうところを担保するような、何か組織的なものができないか、そういうことをお考えかどうか。
それとまた、くどいようですけれども、この泉南の名前、土地を残すために何かいい方策がないのかどうか。言えば村社会ということでございましょうけれども、市長がいいところということで、そういう温暖な気候であり、義理人情豊かな人たちが住んでおられるということでしたので、そういう土地を残す方策というのが何かないでしょうか。
119
◯副議長(田畑 仁君) 向井市長。
120
◯市長(向井通彦君) 広域行政、広域連携といいましても、基礎自治体はそれぞれあるわけでございますので、住民に身近な行政というのはそんなに変わらないんじゃないかなというふうに思います。
ただ、分権でいろんなことを処理しないといけない。消防はやりましたけれども、福祉もやりました。じゃ、次は都市計画なんかも、もっともっと本来は地方に権限をもらわないといけないわけであります。
例えば建築確認申請なんかも、今は特例市以上でないとそのまちでできないということで、一々府庁まで行かなきゃいけないというようなこともございますが、それを共同で受けて、そして建築主事を置いて、身近なところでやるというようなことができるようになるわけでございますから、そういう面では、むしろ一々大阪府庁まで行かないといけなかったことが、身近なところで処理できるということになりますので、逆に非常に便利になるんではないかなというふうに思っております。
それから、この泉南という名前ということでございますが、泉南郡と言われておりますように、一般的に岸和田以南を泉南と総称として言っておりまして、その中で泉南市が6カ町村合併して泉南町になり、泉南市になっているということでございますから、地域を代表する名称だというふうに思います。
したがって、それだけの歴史もありますし、また思い入れもあるというふうに思っております。したがって、それは大事にしないといけないということは同じ考えだというふうに思います。
ただ、遠い将来、例えば道州制なんかが入ってきて、統治機構全体が大きく変わるというようなこともあり得ないことではございませんので、そういう時期時期によって、この基礎自治体の規模とかあり方とか名称も含めて変わっていく可能性としてはあるというふうには思います。
しかし、歴史ある名前ですから、市民の皆さんにも定着をしておるわけでございますから、大切にするという思いというのは郷土愛につながるというふうに思っておりますから、私も泉南市民でございますので、大切だという認識はもちろん持っております。
121
◯副議長(田畑 仁君) 梶本議員。
122
◯9番(梶本茂躾君) それでは、大綱1点目に戻りまして、もう続けて1点目と2点目について質問をさせていただきます。
大綱1点目として、向井市政20年について、市長引退後に世間の評価としていろいろ意見が出ると思われますが、自信を持って向井市長による20年間の自己評価をプラス面、マイナス面も含めてお願いいたします。
また、20年の間に特に苦労された思い出話があればお聞かせいただければありがたいです。
これはあくまでも他者、第三者評価でなく自己評価、自信を持って市長の自己評価をお願いしたいと思います。
きのうの質問の中にもありましたが、今後20年間の回顧録を作成されたらどうかという質問がありました。その回顧録を作成するつもりで準備段階としての市長の自己評価をお願いしたいと思います。
続きまして、大綱2点目も1点目に関連いたしますが、次期市長に望むことについてですが、この前、25年12月議会において、市長が引退を表明されたときに、5期目の選挙時のマニフェスト、泉南市のいろいろな事業、施策等おおむね考えていたことができたと答弁されましたが、今後5年、10年後までに完成させなくてはならない事業、施策等が、現時点において山積みになっております。
今現在、この議会はインターネットでライブ中継、または録画による放映が行われていますので、次期市長選立候補予定者に対して、現市長として近い将来における泉南市の課題と取り組み方について、後継とか継承という意味ではなく、申し送りあるいは親切なアドバイス、助言という形でこの場で残しておいていただけないでしょうか、よろしくお願いいたします。
時間はたっぷりありますので、最後までお使いくださったらいいかと思います。
123
◯副議長(田畑 仁君) 向井市長。
124
◯市長(向井通彦君) まず、20年間の自己評価ということでございますが、まずはこの20年間健康で過ごせた。これは自分自身のことでもございますし、市長の立場としても20年間、もう本当にさまざまな行事とかあるいはイベント、会議、議会ももちろんそうでございますが、時間というものは決められているわけですね。例えば10時に始まる、次は11時だとか、それにおくれないように、健康でなければできませんし、それから日ごろから健康に対する不摂生のないようにしないといけないということです。
一番自慢できるといいますか、誇りに思えるのは、20年間健康にこの市長の業務を過ごせたということが第一だと。市民の皆さんにも議会の皆さんにも御迷惑をおかけすることはなかったということが第一でございます。
それから、自分自身もですが、要するにクリーンな政治を行えたということでございます。いろんな地方自治体の首長がいろんな不祥事を起こすというのは、過去にも幾つかあったわけでございますが、そういうことは一切ございませんでしたので、それも市民の皆さんに、これは当然のことではございますが、御安心いただけた点ではないかなというふうに思っております。
それから、私の役割というのは、私は昭和45年に泉南市に引っ越してまいりまして44年になります。泉南市役所にかわらせていただいたのが48年でございますので、職員時代を含めてちょうど41年になるわけでございます。
根が技術者ということでございましたので、私はこの自分の住んでいるまちを少しでもよくしたいという思い、それが本当の地方公務員の役割ではないか。ここに住んで、大阪府庁とか、私の場合、前歴は大阪市役所ですが、そこへ行ってそこのまちをよくするというのも、それも1つあるんですけれども、やはり自分の住んでいるまちを少しでもよくしたいという思いがありました。
そういうことで、特に事業部という職歴が非常に長かったわけでございますが、その中で都市基盤整備を中心にやってきたということでございます。
特に道路とか下水道とか、そういうハード面を中心にやってまいりました。道路についても信達樽井線がどうのこうのと言う人もいらっしゃいますけれども、都市計画道路というのは、泉南市にももともと少しはありましたが、余りありませんでした。したがって、これをしっかりと計画で決めておくということが、やはりまちの骨格をつくるということで取り組んでまいりました。
幸い関西国際空港という立地が決定をして、その空港関連ということもございましたので、海山方面に弱かった都市計画道路をしっかりと決めるということをいたして、4本の都市計画道路を決めました。
これも大変な作業でして、一般の人は道路というのはできて当たり前というふうにおっしゃるかもわかりませんが、一番時間のかかる事業なんですね。
例えば学校を建てかえろとかいろんな要望がありますが、そういうものは、お金はどっちもなければできませんが、お金があったとして、建物は数年あればできるんです。ところが、道路は計画して、都市計画で決めて事業認可をとって、用地買収をして、物件補償をして、それから工事ということですから、最低やっぱり10年以上、30年、40年かかるのが普通なんですね。ですから、この実現に向けて最大限の取り組みをしてきたということでございます。
苦労話はたくさんございます。私は、今、泉南市のために少しでもなったなと自分自身思っているのが幾つかございます。特に道路では、近畿自動車道のインターチェンジの設置でございます。近畿自動車道が工事に入りまして、私も都市計画課長を拝命して、最初に取り組んだのがこのインターチェンジの設置でございました。
道路公団に泉南にインターをつくってくれという要望をしたときに、道路公団はつくりますよと、しかし泉南市さん、どこへつくるんですか、受け皿道路がないじゃないですかというのを言われたんですね。
もう工事がどんどん進んできておりますから、あと1年待ちますと、1年の間に受け皿道路をつくらなければ、阪南市の和歌山へ行っているハーフインターをフルインター、大阪のほうにも向けてインターチェンジをつくりますと。したがって、泉南市にはできませんよと、こういうふうに言われました。
これは大変なことだと。そんなことになれば、もう全くの通過道路になってしまうわけでございますから、何とかしなきゃいけないということで、それからもう毎日、ルート選定から、それからいろんな協議に入りまして、大阪府にも相談いたしました。
そのときの大阪府の対応というのは、大阪府は空連道にみんな目が行っていたんですね。泉南市なんかとてもとても手が回らないというような状況でございました。
都市計画道路をつくりたいんだというふうに言ったときに、大阪府は、泉南市さん、つくるんやったらつくりはったらどうですか、やりはったらどうですかと、こういう回答やったんですね。やりはったらどうですか、つくりはったらどうですかというのは、できないでしょうという意味なんんですね。
よしわかったということで、何としてもつくるということで、いろんなインターチェンジが技術的にできる場所を探したわけですね。高倉山トンネルがありますから、その出口周辺ではできません、危なくて。一定距離を置かないといけない。そうなると新家のずっと向こうのほうか、今ありますあの岡中のあたりか、もうどちらかしかなかったわけですね。
いろいろ線を引いて幾つかの案をつくって検討した中で、今のルートが一番いいと。将来は空港のりんくうまで抜ける、向こうは岩出まで抜ける、そういうことで、そのルートに絞って検討をしたわけでございます。
当面は、金熊寺の今あるもともとの道路との交差のところから旧26号まで金熊寺男里線ということで都市計画をしました。幅員は4車線に絶対したいというのがありましたので、4車線を計画したわけでございますが、大阪府のほうは2車線でいいじゃないか、そんなに交通量はないよと。建設省が将来予測をやっているんですね、それぞれの道路を。2車線でも十分いけるということでございましたが、私は4車線は絶対に必要やということで頑張りました。
建設省がこの泉佐野岩出線で、最大でも大体1万5,000台ぐらい将来交通量というのを予測しておりました。それであれば2車線で十分いけるんですね。だから、4車線にするにはもっともっと交通量がないとできないということで、その建設省の数字は間違っているということは、こんな小さなまちが言っても通りませんから、それはそれで正しいと。
その上にいろんな開発の要素を入れて、発生交通量をプラス、プラス、プラスしていったわけであります。もちろんりんくうからの発生で和歌山からの交通、流通もあります。それから岩出のほうでは南麓サイエンスパーク構想というのがありましたから、そこから何千台、それから桃山の工業団地から何百台、それから近畿大学生物理工学部から何ぼか。そういうようなプラス、プラス、プラスでいって、大体2万台ぐらいは通るということで、したがって4車線要るというふうに積算をしたわけであります。
幅員、これも問題になりまして、4車線ですと普通両側に歩道、車道をとって20から25メーターぐらいというのが一般的な幅員でございます。調整区域はそれでいいと。大体25メーター、それから市街化区域はやはり周辺の騒音とかということを考えますと、もう少し歩道も自転車道も要りますので広くとりたいということで、40メーターということを言いました。
何でそんなに広い道が要るんだということを大阪府で言われましたけれども、しかし将来のこれからの道というのはそれぐらい要るんだということで、40メーターは最終的に認めていただいて、今のルートに決定したわけでございます。
それを1年で都市計画決定までやりました。地元説明会も金熊寺、六尾、岡中、幡代、馬場、男里、全部こなして理解をいただいて決定をいたしました。
これには大阪府はびっくり仰天しまして、泉南市は本当にやりよったということで、大変評価をいただいたわけでありますが、そういう歴史があって、やっとぎりぎりセーフでございました。それがおくれておれば、泉南にインターはできておらなかったということでございます。ぜひ、泉南インターをお通りになるときには、そういう苦労があったということを思い出していただきたいなというふうに思います。
それから、4本やりましたけれども、それからあとりんくうまで伸ばしました、岩出まで伸ばしました。そして、金熊寺から旧26号までつけたときには、もう既に先線を読んでおかないと、方向とか場所がとんでもないところへ行ったらいけませんので、そういうことも含めて先行して都市計画で決めたわけでございます。
海側は樽井男里線、山側は泉南岩出線という都市計画名で計画決定をいたしました。金熊寺地区は非常に人家が立て込んでおりますし、学校もある、それからカーブも急だということで、金熊寺ではトンネルということで計画をさせていただいて、1本は今できております。
その府県間道路も今月23日に葛畑地区が開通をして、一部暫定2車線でございますが、供用開始をするということになりまして、感無量ということでございます。
それから、中小路岡田樽井線という道路がございました。これは旧26号から、具体的に言いますと名前が入りますが、北斗さんの自動車のところからミズマツさんのところへ通じておった道路でございますが、これは昭和40年代に泉南町が事業化をして途中で不成功、できなくて放っぽり出して補助金も返還した歴史があるんですけれども、田んぼはもう旧地主がつくっておったということで、これを何とか、これは私の部長の時代でございますが、誰もできなかったこの道路をつくるということでスタートいたしました。
いろいろ調べますと、買収済み・登記済みのところ、買収済み・未登記のところ、未買収のところ、この3つの権利タイプがございました。海側からは大体買収済み・登記済み、真ん中付近が買収済み・未登記、それから中小路のほうは未買収、未買収は今の時点で買うわけでございますので、それはそれでよかったんですけれども、なぜ未登記なのかといいますと、あそこは昔、あの一帯、氏の松住宅も含めてれんがの工場があったということで、地番が2つあったんです。二重地番、それで登記ができなかったということがわかりまして、二重地番の解消と、それから登記をするということを地元の皆さんに約束をして、御理解をいただいたんですが、先に昭和40年代に買った値段とその一番最後に買った値段と、もう全然何十倍というか、何倍の差があったものですから、その差額を持ってこいと、でないと工事はさせんというふうに言われました。
そんなことはできないということで、工事はやるというふうに決めてスタートいたしました。体を張ってでもとめるというふうに言われましたので、やむを得ず工事妨害禁止の仮処分を申請いたしました。裁判所からその相手方に呼び出しが来るということで、その頑張っておられた方も裁判所から言われたので、最終的には御理解をいただいて、今30何年ぶりにあれが開通いたしましたけれども、そういう道路の苦労もいたしました。
それから、市役所前、信達樽井線のことも議会の皆さんは十分御承知のとおりでございますので、細かいことは言いませんけれども、議会の大半も最初反対ということでございました。それをしっかりとこの機会にやらないと、20年、30年できないという思いで取り組みました。
厳しい局面もございました。最初の予算というのは、議長流会で流会になりまして、審議をいただけなかったということで専決をいたしました。その後も当初予算を否決ということもございました。いろんな経過がございましたけれども、最終的に御理解をいただいて、今のようにりんくうへつなぐことができたということで、まちの骨格の中心線が筋が通ったというふうに思っております。
それから、下水道も2つちょっとぜひお聞きをいただきたいことがございます。
1つは、山から海へ非常に勾配がきついところでございます。雨が降れば全て海側に行き、男里、浜、樽井、鳴滝の海側、岡田、ちょっと雨が降れば浸水をしておりました。この市役所前もそうでございます。ちょっとした雨でもう長靴を履かないと通行できないというような状況でございました。南海線も浸水でとまるということがありました。
これを何とか解決したいということで、この山から海へ流れているものを第二阪和でカットしないと、これはとても水路を広げたぐらいでは解消できないということで、ちょうど第二阪和の工事が始まるという時期でございましたので、その中に管路を入れて樫井川へ抜くというふうな中央都市下水路というものを計画いたしまして、山からの水をそこで一旦カットするというふうにいたしました。
地下鉄電車が通るぐらいの大きさでございます。幅が2メーター80、高さが3メーター64という大きなコンクリートのボックスでございます。これも樫井川の占用については大変苦労いたしましたけれども、第二阪和のすぐ下で1カ所、それからずっと海側に堤防沿いに下がっていって旧26号の少し山手、今のラ・ムーの前あたりで1カ所、2カ所で抜いております。
そこのプラザのパチンコ屋のところの少し向こうから、この横を通りまして、そして図書館前を通って、そして第二阪和を横切って、山手は阪和線も越えて砂川高校、今の支援学校のところまで入れております。それから市場の村中、そしてもう1つは大苗代のところ、この前、市役所の前を上がるというふうな支川も入れまして、あれ以降、もう本当に少々の雨が降っても、沿岸部が浸水するということはありませんでした。
そういう1つ、うまく第二阪和の工事のタイミングに乗っかってやったということ。あれをやっておらなければ、まだまだ浸水は解消していないのではないかなというふうに思っております。
もう1つは、公共下水道で、山手のコミュニティプラントを全部取り込んだということでございます。これは議会でも質問がよくありましたけれども、それは単なるコミュニティプラントを取り込んだだけで普及率を上げておって、実数ではないんじゃないかという意見もございました。
ただ、コミュニティプラントというのは、開発者がつくったものでございまして、バブルがはじけた後、住民の皆さんも非常に困っておられて、市のほうで引き取ってほしいということで、幾つか引き取りまして管理をしておりましたけれども、もう老朽化したものばかりでしたから、いつ故障して大規模な投資をしないといけないかわからないということでございましたので、うまく国が進める下水道の普及率アップ、これに乗っかって取り込むという計画をつくって、大阪府、また国のほうに話をして、了解をいただいたわけでございます。
もちろんそれを取り込むことによって普及率がアップするとか、住民の不安を解消する、これは1つの大きな柱なんです。
もう1つ、議会の質問でもしていただけなかったんですが、それを取り込むためには、やっぱり幹線管渠がそこまで行かないといけないんですね。それは流域幹線と公共下水道幹線と2つありまして、流域幹線というのは流域下水道で大阪府が事業主体になってやる。公共下水道幹線は市町村がやるということになっておりまして、当初の流域下水道管渠はりんくうの処理場から一番下の府道を通って、西信のJAの横の三差路ですね、そこまでが流域幹線で、あとは泉南市さんやりなさいと、こういうことやったんです。
しかし、これを上流部を取り込むためには、それを引き伸ばしていかないといけないわけですから、とてもとてもそんな何十億というような費用をかけて市としてできないということで、流域幹線に変えていただくようにしました。
うまくそれに乗っかったおかげで、大阪府で施行していただいて、もちろん泉南市も一部負担金は要るんですけれども、市がやることに比べますと、何十億というお金の節減ができました。
しかも、速度が速くて一気に新家駅前を通って最上流は柴田団地のところまで行っておりますが、それができ上がったというような経過もございます。
いずれにしましても、こういう道路にしろ下水道にしろ、技術者でありますから、そういう理屈づけあるいは説得ですね、こういうもの、それから技術者同士のやっぱり意思の疎通も大阪府、国ともありました関係もあって、非常にうまくいったんではないかなというふうに思っております。
それと同時に、やはり耐震化の問題もございました。最初10%耐震化率でございました。ワースト2でございました。ワースト1は高石市でございまして、泉南市がワースト2、守口とかいろいろあったんですが、高石も「朝ズバッ!」で取り上げられて、こてんぱんにやられまして、一気に100%達成されたんですが、泉南市も1年前倒しで26年度で100%にするということができることになりました。
まだまだ低いところも大阪府内でも残っておりますが、これも着実にできたというようなこともございます。
それから、ソフト面においては、コミュニティバスを導入させていただきまして、最初2台でございましたが、3台にして、あるいは4台にしてということで、現在4台運行しておりまして、高齢者の皆さんを中心に非常に便利に運行をしていただいております。
午前中も言いましたけれども、あいぴあですね、これもでき上がりました。ただ、当初は泉南福祉文化センターということで、前の平島市長のときには、福祉センターと文化センターと両方を組み込んだ施設ということで計画されました。1,000席ということでございました。
ただ、1ヘクタールの中にそういうのをがちがちに組み込めばお互いに窮屈で、十分な余裕を持ったものはできないと。また、財政的にも大変だということで、文化センターについては切り離しをさせていただきました。
そういう中で、今の総合福祉センターができ上がったところでございます。その舞台装置もジャッキアップで3段に、25センチ、50センチ、75センチと上がるようにいたしました。ああいう舞台というのは、今も含めて見たことがありません。非常に使いやすいものになっております。有効的に使わせていただいています。
その他、国定公園の拡張でありますとか地域の皆さんの御協力もいただきながら、府のあるいは国の施策をうまくそのタイミング、タイミングに取り込んでやってきたつもりでございます。そういう意味では、一定基盤整備ができたんではないかなというふうに思っております。
それから、なお残っております事業、あるいは今後についてということでございますが、これについては、継続中のものも当然ながらございます。それから、今後特に老朽化した学校教育施設、これを順次大規模改修、建てかえをしていかなければいけない。トイレの改修も言われましたけれども、そういうことも含めて、もう待ったなしの状況にございます。
それから、継続中の新しい火葬場、これはできるだけ早くやはり完成をさせて、市民の皆さんのこういう御不便をおかけしている分を解消していけたらと。もう人生最期の場でございますので、していけたらなというふうに思っておりまして、これからも関係者と十分協議をする中で、御協力をいただいて、早期に完成できるようにしていただきたいというふうに思っております。
それから、次の人にということでございますが、そういう継続事業、砂川樫井線の延伸も大阪府と基本的に協定を結びましたので、これを着実に進行させていただく。それから砂川駅前広場街路事業についても、これは26年度からやるというふうに、行政改革の中でプロジェクト事業で位置づけしております。
ただ、新しい事業ということもあって、当初には載せるべきかどうかということもあったんですが、当初では控えさせていただいておりますが、26年度の全体査定の中では、それの事業認可あるいは設計費用というものは載せるようにしておりますので、多分新しい市長のもと、6月議会で載せていただけるんではないかなというふうに思っております。そして、砂川樫井線の延伸の事業認可、設計費も同じだというふうに思います。
また、大きな課題としては、りんくうタウンの緑地の活用がございます。サザンスタジアムの土地も、あれは大阪府の土地でございますので、今無償で借りておりますが、市の起債の償還がもう終わりますので、終わったら市のほうで買ってくれ、あるいは有償で使ってくれと、こういうふうに言われておりまして、そんなことはできないと、無償で使えるようにしてくれということで、大阪府にもプラスになり泉南市にもプラスになる案ということで、これも大阪府に投げかけて、ほぼ協議会の中では了解をいただいております。そういう実際の今度作業が残っておりますので、そういうことも着実にやっていただきたいなというふうに思っております。
それから、長年続けてまいりました公正・公平、クリーンな政治ということ、これはもうぜひともお願いをしたいというふうに思っております。
それから、何かメールでもアドバイスをということでございますが、古い歴史的な経過とかそういうもの、私が市長になってからも特に事業部あたりから、昔の経過はどうでしたかというのをよく聞かれるんですけれども、そういう経過、経緯については、記録も全部、日記も残しておりますから、聞かれればこういう経過がありましたよと、こういう事実がありましたよということは正確にお伝えはできるかなというふうに思っておりますが、自分の意見をまた新たに通すといいますか、それを採用してくれ的なことは言わないつもりでございます。よろしくお願いしたいと思います。
125
◯副議長(田畑 仁君) 梶本議員。
126
◯9番(梶本茂躾君) いろいろと私の知らないこともお聞かせいただきまして、ありがとうございます。
アドバイス等ということについては、今後これからの泉南市の将来にわたって、やらなければならないことがたくさんある中で、やっぱり市長の技術士としてのお力をおかりしなくてはならない場面も多々あると思いますので、よろしくお願いいたします。
それと、きのうの質問の中で1つ気になったのは、中学給食についてデリバリー方式が決まりましたと。これは議会に対しては資料は提供されておりますが、まだ議論されていないところでありますので、そのところまで現市長として、向井市長としてもう決定されて、そのまま次期市長に引き継いでいくものであるのかどうか、これは次期市長になってから議論してくださいということだったのかどうか、その辺のところだけお答えいただけませんか。
127
◯副議長(田畑 仁君) 向井市長。
128
◯市長(向井通彦君) 中学校給食については、教育委員会の案としてまとめられたわけでございまして、私も報告は受けました。イニシャルコストがかからないという利点はございます。それから創意工夫することによるということとか、学校の負担あるいは生徒の負担ということを考えてのことだという説明をいただきました。
いずれにしても、早い時期に決めないと、やっぱり大阪府の補助の期間というのは限られていますから、早急にまた議会でも、この前は概略しかできていないというふうに思いますし、もう一度改めて委員長のほうから時間をとるということでございますので、十分説明をさせていただいて、またいろんな御意見もお聞かせいただいた上で決めていくというふうにしたいと思います。
129
◯副議長(田畑 仁君) 以上で梶本議員の質問を終結いたします。
130
◯9番(梶本茂躾君) ありがとうございました。
131
◯副議長(田畑 仁君) 次に、15番 松本雪美議員の質問を許可いたします。松本雪美議員。
132
◯15番(松本雪美君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の松本雪美です。2014年3月議会において一般質問をいたします。
向井市長、20年間御苦労さまでございました。向井市長のもとでは、和泉砂川再開発事業に多額の市民の税金をつぎ込んだのに、この事業が全く進められず破綻し、今では駅前は交通量が増大し、空き店舗が続出しています。計画が見直され、和泉砂川駅前広場づくりや道路整備も計画は凍結されてきました。何よりもイオン優先の信達樽井線の建設が優先され、便利な市民生活のまちが壊されていきました。
5月には、新しい市長を迎えることになりますが、市民の願いを受けとめて、市民の命と暮らしを守る住民本位の市政を進めていってほしいとの思いを込めて、質問に入ります。
大綱1点目は、市民から出されている要望3点についてお尋ねいたします。簡単にお答えください。
その1は、市内の空き地に雑草がはびこって、周辺住民から毎年苦情が絶えません。樹木のように太った雑草は、根もはびこって人間の手では起こすこともできず、困り果てています。この解決は、空き地管理条例を執行することではできないのでしょうか、お答えください。
その2は、老朽化した浜地区の老人集会場のFRP貯水槽をステンレス製のものに更新して、さらに敷地内の貯水槽のあるところにフェンスや金網を設置して、安全対策を講じてほしい。
その3は、市道の改修は市民が待っています。国の補助金を受けて進めている市道のひび割れ調査は終わっていないということですので、改めて質問いたしますが、加えて2カ所の危険な交差点付近を改修し、安全対策への要望についてお答えください。
紀陽銀行の信号付近と、元砂川高校跡の支援校の西側の角の歩道の整備と、そして鋭角になっている信号の角を隅切りして、改善をしていただきたいという強い要望が出ていますが、この点についてはどうなっているでしょうか、お答えください。
大綱2点目は、農業問題です。さて、TPPは586項目を例外なき関税撤廃を原則にしています。しかし、日本はどんなことがあっても国益を守るために、重要5品目を守りたい。今、超党派国会議員が12カ国の担当大臣に、国際共同書簡を送るための活動が広がっております。
TPPの中身は、米でいえば、アメリカから輸入するときの輸入米の関税は341円、日本からアメリカへ輸出するときの輸出米は1.4円の関税だというものを、日本の輸入米はアメリカの1.4円以下に引き下げろというものであり、これが実践されたらどれだけ日本の農家が頑張っても太刀打ちできません。べらぼうに安い米がアメリカから入ってきます。これでは日本の農業は壊滅してしまいます。
さらに、アメリカ議会では、TPA(大統領貿易促進権限)に付与された法案には、遺伝子組み換えの表示を撤廃すること、このことが明記されているとのことであります。食をして、安全な食料が保障されない、真に日本の国益を守るためには、TPP交渉から撤退する以外にないことを、この場から政府に強く要望し、質問に入ります。
さて、泉南市でも農業経営の担い手不足で農業経営の存続ができない農家が増加し、毎年2.5%の耕作放棄地や遊休地が発生しています。地場産業とされてきた繊維業が衰退し、ただ1つ農業は残された地場産業です。79%の自給率から39%へ下がった食料の自給率を引き上げるためにも、市民が期待する地産地消へつながる農業政策を進めていくべきではないでしょうか。
質問のその1は、前段に述べたTPP問題についてどう考えておられるのか、お答えください。
その2は、耕作放棄地、遊休農地は、再生へ向けてのきめ細かい農業政策を進めていってほしいと思います。農家の協力を得て、学校給食に使う泉南産の野菜をつくってもらうこと、市民農園で農地が市民の憩いの場になったり、いっぱいお花を咲かせたり、観光農業としての展開や子どもたちの農業体験の勉強の場になるなど、市独自の事業、国の補助事業などを受け入れて工夫をしていっていただきたいと思います。
その3は、新しい事業を導入するためには、きめ細かく、より以上に農家との交流を深め、農家の求めていることをつかみ取ることが大事です。新たな施策を取り入れる研修などにも職員が参加できるように、減員された職員の配置を復活させることが、今一番大事なことではないでしょうか。このことについてお答えください。
大綱3点目以降は、質問席からさせていただきますので、まずこのことをお答えください。
133
◯副議長(田畑 仁君) ただいまの松本議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。知久市民生活環境部長。
134
◯市民生活環境部長(知久 孝君) それでは、順次お答えいたします。
まず、空き地問題についてお答えいたします。まず、毎年この空き地に関しましては、雑草の繁茂であるとか害虫の発生並びにごみが投棄されるといったような、生活環境上困っていますというような苦情が寄せられます。
その場合、まず現地に出向きまして調査いたしました結果、その空き地が周辺住民の方々に快適な生活環境を阻害するといった場合は、空き地管理条例に従いまして、まずその土地の所有者あるいは管理者さんに対しまして善処をお願いするというふうな形をとっております。
そして、その後、一定期間を経過した後、再度確認しまして、改善が見られないような場合には、再び通知するなり電話させていただくなりしまして、対処をお願いするということでございます。
こういった場合、適正管理を行っていただくためには、根気よく私ども担当課が助言指導を行いまして、適正に対処していただけるようお願い申しているというところでございます。
それと次に、農業問題に関しますTPP問題について御答弁いたします。
まずは、TPPと農業の関係につきましては、TPPというのはグローバルな問題で24項目に及ぶんですが、昨日も木下議員の御質問にお答えしましたけれども、重要5項目、米、麦、乳製品、砂糖、牛・豚肉、こういうようなものの関税が撤廃されましたら、日本の農業にはやはり大きな影響があるというふうには考えられます。したがいまして、本市の農業におきましても、何らかの影響があるやもしれないということは考えております。
影響について、日本の食料自給率を見ますと、先ほど議員おっしゃいましたように、平成23年度のカロリーベースでは自給率が39%、これがTPPの影響によって、農林水産省の試算では、関税が撤廃されれば27%ぐらいまで低下するのではないかというふうな検討がなされています。
その分、食料の海外依存度が高くなるということでございまして、逆に言えば海外の事情によって日本国民の食料供給が左右される可能性が出てくるという問題もあろうかと思います。
また、食に対する残留農薬などの安全基準が諸外国並みになるということでございますので、これまで国内農産物に求められていた安全・安心が揺らぐことになるのではないかといった懸念もございますし、先ほどのアメリカの遺伝子組み換え食品の輸入とかいったことで、何らかの今までの日本の農産物に求められていたような安全・安心という根底が揺らいでくるのではなかろうかということが懸念されます。
先般、アベノミクスの第3の矢としての成長戦略におきまして、TPPをにらんで農家の体質強化策といたしまして、所得倍増のために農地集約でコストを削減するとか、六次産業化の推進を働きかけて掲げておられるようでございますけれども、本市のような耕作地が狭いところ、そして大都市に近い都市近郊型農業におきましては、やはり地産地消を進めまして、農業従事者だけではなくて、行政と消費者もあわせて一緒になって考えていくというスタンスが必要かというふうには考えます。
それと、耕作放棄地の問題ですけれども、これは日本全国の問題ですが、農業従事者の高齢化ですとか、後継者不足による担い手の減少、あるいは食生活の変化によったり、農産物の価格の低迷などによって作付がもうできないといった原因になっておりまして、農業委員会さんのほうでも実施していただいております農地パトロールですね。その中で遊休農地と判断された農地の所有者さんに対しましては、その旨を記載しました意向確認依頼文というのを通知していただいているそうでございますが、遊休農地解消に向けて御協力いただけるようにお願いしているというふうに聞いております。
遊休農地の活用や解消に向けましては、有料農地の担い手の利用集積を進めたり、あるいは耕作地を利用したい人とのマッチングというんですか、など利用調整を進めることなどが重要であるというふうに思います。
本市のような、先ほども申しました都市近郊型の農業では、やはり市民としてみずからの目で育成の場を過程を見られる、あるいは確かめることができるような安心・安全な食料の生産をしたいですとか、老後の時間を活用して、自分や家族の食べ物をみずから育てて楽しみたいというような方の願いがかなうような農業というのが必要なのかなというふうに思います。(松本雪美君「人材確保を言うて」と呼ぶ)
はい。人材確保でございますが、職員の配置につきましては、これはもう行政全般に言えることですが、事務の効率化を図りまして、適材適所の配置をしていくということでございます。
以上でございます。
135
◯副議長(田畑 仁君) 中脇健康福祉部長。
136
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 浜老人集会場の貯水槽老朽化について御答弁を申し上げます。
今般、浜老人集会場の貯水槽につきまして、地元の浜区のほうから、ステンレス製の貯水槽への変更と金網のフェンス設置の御要望が出てまいりました。現在、年1回の清掃と点検を実施しておりまして、管理も適切に行っているという状況でございます。
その委託業者の中から、現在のFRP製、これは繊維強化プラスチックというものだそうでございますが、これで現時点では問題はないというふうに我々確認をさせていただきました。
また、安全面につきましても、貯水槽のふたは施錠をされておりますので、あけられない状態ということでございます。
御要望の件は、現地調査の上、地元の区長さんと協議をいたしまして、今後とも安全面、衛生面等で改善が必要な場合は、対処をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
137
◯副議長(田畑 仁君) 土井都市整備部長。
138
◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、道路の改修の要望について御答弁申し上げます。
2カ所ございましたけれども、まず元砂川高校のところでございますけれども、この交差点につきましては、大阪府がこの府道泉佐野岩出線の和歌山方面から来た場合、砂川駅信の池線に入れるように右折レーンを整備する計画がございまして、それに伴い、市のほうで今御指摘のあった砂川駅信の池線の交差点部分の拡幅整備を計画しておるところでございます。
平成26年度の当初予算では、骨格予算でございますので計上しておりませんけれども、年度内に整備できるよう6月には予算化してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
それと、紀陽銀行の信号付近でございますけれども、これが危険だというのは、恐らく交差点同士がかなり接近しておって、右折がしにくいという意味でおっしゃっておられるのかと思うんですけれども、その場合は右折禁止とかという交通規制に関することでございます。
また、右折禁止にするのが望ましいのかどうかとかいうことも考えていかなければならないと思っておりますので、それについては警察のほうとも協議してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
139
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
140
◯15番(松本雪美君) じゃ、自席から質問いたします。
今の紀陽銀行の信号の部分ですけれども、ここは信号の部分が拡幅して右折レーンとかもあったりして3車線になっているんです。その大阪方面に行く小学校の裏の道のところから、右折レーンの砂川駅前に向いたところが細くなっているでしょう。それは2レーンしかないので、そこを拡幅しないと、信達樽井線を拡幅しないと、安全な道路形態にはならないと、そういうことを言っているので、ちょっとそこは勘違いされているんじゃないかなと思います。もうお答えは結構ですので、そういうことを含めて、これからの対応をお願いしておきます。
それから、TPPはもう国のことですので、頑張ってくれると思うんです。
あと、遊休地の活用についてですけれども、学校給食に使う野菜をつくったり、それからまた市民農園にしたり、お花をいっぱい植えてみるとか、子どもたちの体験農業、そういう場所に使うとか、それから観光農業に使うとか、いろんな工夫はあると思うんですけれども、そういうことをやっていこうと思っても、何もしなくてできるわけじゃないんですね。
やっぱり農家の人たちにいろいろ働きかけ、お話しもし、協力も得てできることなんですよね。そういうお話をしに行くにつけても、今の体制では人材がないと。そういう状況は、もう今の実態、2人しかいらっしゃらない。課長を含めては1人プラスになりますけれども、そういう中で、やっぱり人材を加配せんといかんということですので、この点だけお答えくださいますか。
141
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
142
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 農業関係の人材につきましては、農業委員会から議会宛てに体制強化について職員増も含めた要望がされているということは承知しておりますが、先ほど申しましたように、職員の配置でございますので、これは全庁的に考える必要がございますから、事務の効率化を図りまして、適材適所の配置を考えていくということでございます。
以上です。
143
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
144
◯15番(松本雪美君) 今は新たに5月からの新しい市長を迎えての泉南市政への取り組みにつながってくることだろうと思いますし、また今後、そのことについては強く要望していきたいと思いますので、次の質問に入らせていただきます。
肺炎球菌の問題ですけれども、これは26年10月から国の定期接種を実施するということですから、ことし予算化されている169万円の分については、これから後、どういう形で国の定期接種と絡んでいくのか、併用していくのか。私は、できたら泉南市のこの70歳から1歳引き下げて実施するというものについては残してほしいと、こういう思いを持っているんですが、いかがでしょうか。
145
◯副議長(田畑 仁君) 中脇健康福祉部長。
146
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 高齢者の肺炎球菌ワクチンについてでございます。
本市におきましては、昨年10月15日から3市3町で足並みをそろえて実施してまいりました。75歳以上の高齢者を対象に3,500円の接種費用を助成してきたわけでございますが、実績といたしましては、1月末までに681人の方が接種をしております。平成26年度につきましては、4月1日から年齢を70歳以上に拡大して実施する予定としております。
御存じのように、国もこのワクチンの定期接種化を予定しているようでございます。65歳から100歳までの5歳刻みの年齢を対象にするというふうに聞いておりますが、詳細については未定ということでございますので、先ほど議員が御指摘の現行の70歳以上の対象者と、それから5歳刻みということのどういう取り扱いをしていくのかということにつきましては、詳細が明らかになってから3市3町、それから医師会等々と協議を進めていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
147
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
148
◯15番(松本雪美君) せっかく泉南市で実施、市独自で実施をされた制度ですからね、これは国が5歳刻みで65、70、75、80、85、90、95、100、100歳まで5歳刻みの部分だけ、5と0のつくところだけは実施するとおっしゃっているんやけれども、これではやっぱり十分に必要な人が受けられないと。
1回受けたら5年間効果があるんだよということですから、そんなにたくさん、たくさん毎年受けることではないと思いますので、市の事業としてもきちっと独自事業は存続させてほしいと、このことだけは強く私のほうからお願いをしておきたいと思います。よろしくお願いします。
それではあと、教育行政に入らせてもらいます。ここでは、子ども読書活動の推進に関する法律というのが、国で平成13年に施行されました。大阪府も平成15年1月には大阪府子ども読書推進計画を策定したんです。泉南市は、これから15年から25年やから、去年ですね。10年たってやっと泉南市子ども読書活動推進計画を策定したんです。
こういう状況の中で、1年たってどこまで進んだかというのも酷だと思うんですが、5年の間に推進をしていかないかん計画でしょう。そうすると、私は隣の阪南市でどうでしたかと確認させてもらったら、阪南市では、平成21年にこの子ども読書活動推進計画をつくられて、ことしですね、来年度実施で今度は5年たったので、第2次計画をもう仕上げて市民に公表する手前まで来ていますよと。
泉南市は、阪南市よりも5年もおくれをとっている。子どもたちがどれだけ学校での先生たちの読書指導やら、それから先生たちがいろいろと教育の中で子どもたちに読書指導をしていく、そういう状況を待っているか、このことが私は泉南市としても、教育に対する責任をきちっと果たしてほしいと思うんですよ。
阪南市では、今から10数年前から、もう司書が配置されております。泉南市では、私はその都度、本当に1年に数回、司書の資格を持った人を学校図書館に配置して、子どもたちに読書サービスをしてあげてほしいと。先生たちも司書の方がいらっしゃることで、調べ学習なんかすごくありがたいと、こういうような評価も出ていますね。
泉南市は一昨年ですか、雇用対策で特別の国のお金が出たときに、図書館の本の整理をしてもらったり、司書がわりですね、たった1年ぐらいのことでしたけれども、学校に行ってもらってとても喜ばれたと。学校側にも子どもたちからも喜ばれたということを評価として聞いているんですが、こういう状況のもとで、これからこの読書推進計画の中に書かれている課題ですね、どのように果たしていかれるのか、お聞きしたいと思うんです。
課題は、昨日も公明党の岡田議員のほうからも数点質問されておりましたので、また後でお話しさせてもらいますが、ちょっとその辺、阪南市におくれをとったこと、それから司書を配置しなかったこと、いい結果が出ているのにつないだ事業としては成立させなかったこと。この点についてお話しください。
149
◯副議長(田畑 仁君) 上ノ山教育部長。
150
◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、子どもの読書の推進活動計画について、御質問にお答えをさせていただきます。
確かに、議員御指摘のように、本市のこの計画につきましては、昨年3月に策定をいたしております。この内容につきましては、子どもの読書ということで、学校での読書活動のみならず図書館なり、あるいはボランティアの方々での活動、こういうものも含めまして、およそ30の取り組みを計画の中に掲載をいたしております。
昨年3月に策定ということですので、今後はこの30の項目につきまして、策定時からどれほどの進捗があったのかということにつきまして、図書館が中心になって取りまとめを行い、また、それぞれのその結果を事業主体、図書館あるいは学校、それからボランティアの方々に示していきたい。そういうことで、その結果をフィードバックすることによって、この読書活動の計画全体として前進をさせていきたいというふうに考えております。
それから、学校司書の件でございます。確かに、現在のところ学校に専任の司書というのは配置をしておりません。
昨日の御質問にも御答弁させていただきました学校図書館法では、12クラス以上ある学校については、教員の中から学校図書司書教諭、この辞令を発令してその業務に当たらせるということになっておりますので、現在のところは、小学校10校中、12クラスありますのは8校ですので、8校について、中学校では14校中3校でありますけれども、12クラスに満たない学校も合わせて、4校全てでこの兼務辞令を発令して、教員にその司書の業務を行わせているというような状況でございます。
議員御指摘のように、これまでに緊急雇用対策というような特別の財源を使いまして、これは1年間でございますけれども、司書を配置したというような経緯がございます。そのときはおおむね好評ということでございましたので、教育委員会としてもできる限り司書の配置ということに努めているところでございますけれども、この緊急雇用もそのとき限りということで、それ以降これに充てられるような特定財源がないということで、苦慮をしているところでございます。
ただし、一部の学校では現在でも保護者の方あるいはボランティアの方で、司書をお持ちの方が学校に出向いていただきまして、この司書の活動をしていただいております。
我々といたしましても、一方では公費で司書が置けるように努めるとともに、それと同時に並行してこのボランティアの方による司書の活動、こういうようなことも模索していきたいというふうに考えております。
151
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
152
◯15番(松本雪美君) 阪南市よりも5年、10年とおくれているこの実態についてはお答えなかったから、後でまた答えてくださいね。
といいますのも、阪南市では各学校に司書を配置しておりました。ところが、やっぱりそれは財政難もあったことでしょうし、今は2校を担当されているとおっしゃっていましたね。8人司書の方を配置して、その8人の方の中の1人ずつ2校を担当して、学校側といろいろ調整しながら子どもたちの読書活動、そしてまた先生たちのいろんな調べ学習の援助をしたりとかということで、大変喜ばれているそうですわ。
お金にしたら大したことありませんよ。1カ月10万円ぐらいの非正規で、非常勤の方ですけれども、10万円ぐらいだとおっしゃっていました、最初はね。私が一番最初お話しして議会で取り上げたときは10万円。ところが、今は13万円になっています。来年からは、また1万円上がって1カ月14万円で司書のお給料にするんだと、こういうふうにおっしゃっていました。
どんどんその職責の効果も出て、そして給料も上げて、そして子どもたちにも喜んでもらって、そういう状況ですよね。だから、本当にやる気があれば、そんな大したことはないですよ、8人分に10万円つけたとしても月80万でしょう、8人いてたら。80万でもちろん司書の資格のある人ですよ。それが12カ月やから、わずか1,000万ぐらいでできることですよ。
このお金を保障せずに一体何なのか、何で市民の税金が消えているのかと、もう怒りでいっぱいですわ。子どもたちを育てることは、やっぱりこれから後の泉南市を守っていく大切な人材を育てることですよ。社会の役に立つ人間を育てること。日本の国のお役に立つ人間を育てること。わずかなお金でできることができていない、これが問題なんですね。
そして、私は、この中にちゃんと書いています。先生たちは担任を持っていらっしゃるから、幾ら司書教諭の資格があったって十分なことができないんだと。両方2つの仕事はできませんと。だから、司書は必要だと、あなたたちも認めてこれをつくっておられるんでしょう。
ほかの部分もいっぱいありますよ。読書活動全体にかかわる、学校だけの問題ではないんだと、こうおっしゃるんですが、学校での読書活動ほど子どもたちに生かされて、子どもたちがその気になって、本当に本が好きになるチャンスを与える一番大事な時間ですよ。ここをどんなふうに考えておられるのか、お答えください。
153
◯副議長(田畑 仁君) 上ノ山教育部長。
154
◯教育部長(上ノ山正人君) 司書につきましては、私どもも試算しておりますが、大体1人年間150万ぐらいかかるかなというふうに考えてございます。これは1人という数ですので、これを全校に配置ということになれば、私どもとしては決して小さくない予算ということでございます。
今のところは教育の予算の中で、この司書に充てる経費が捻出できない状況でございますので、できる限り特別な財源を探してそれに充てていきたい。それと、この予算によらないボランティアの方々の活用というようなことも模索していきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
それから、阪南市におくれをとっての計画策定ということでございます。私も一昨年からの教育委員会部長ということでございますけれども、それ以前の経過というのはよく把握はしておりませんけれども、泉南市の教育委員会としましても、図書館を中心にこの子どもの読書について必要性を認識して、たしか平成22年からでしたか、市民の方も交えて検討委員会を設置いたしまして策定した経緯がございます。その計画といいますか、子どもたちにとっての読書の必要性、これは十分認識をいたしておりますので、この計画をつくったので、今後はこれを推進してまいりたいというふうに考えております。
155
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
156
◯15番(松本雪美君) 大きな、決して小さくないとおっしゃった、その1人150万とおっしゃいましたけれども、全校でなく2校に1人、1人が2校を担当するということになれば半分になるわけですよね。
そういうことでいろんな工夫をされて、一気に100%いいところまで到達せえと言っているんじゃないんですよ。そういうボランティアの方たちも含めて、いろんな形で体制づくりも必要だし、そのためにお金をつけるということも大事ですよ。
私は、次の市長になられる方には、当然教育にお金をかける、こういう仕事をしてほしいと、そう思っていますが、今のこの時点でどうにもならないとおっしゃるのは、よくわかります。でも、大事なことでしょう。
岩波書店発行の脇明子さんという方が「読む力は生きる力」という本を書いておられるんですよ。その中に、読書は力、一生涯にわたりその人を励まし、慰め、自己を変革させ、前に進ませてくれる。本は無限大の力を持っている、このように強く表現されている言葉を1つ紹介させておきましょう。これはもう本当に、どの方も当然理解できる中身だと思います。
それから、お金の面ですが、昨日も岡田議員のほうからも指摘されていましたけれども、交付税措置されているのは図書費だけですか。交付税として目に見えない形でありますけれども、子どもの読書活動に対しての交付税措置がされていると聞いているんですけれども、間違いですか。ちょっとそれだけ。
157
◯副議長(田畑 仁君) 上ノ山教育部長。
158
◯教育部長(上ノ山正人君) 交付税措置といいますか、基準財政需要額への算入ということでございます。専門でございませんので、教育委員会でございますけれども、平成24年度から5年間の特別措置ということで、学校図書の増刷、それから司書、それと新聞の購読ということについて、5年間の措置がなされているというふうに聞き及んでおります。
159
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
160
◯15番(松本雪美君) ちゃんとお金が出ているじゃありませんか、24年から。24年から5年間でしょう。これは交付税ですからね、十分にこれに使いなさいというて見えるお金じゃないですけれども、措置されていることは確かですからね、これは使うべきでしょう。教育委員会としては、きちっと使うべきではないですか。
それから、もう1つ、読書環境もよくせないかんということで、学校の施設も図書室が古くなって、そして本棚も古くなって、施設面でも課題は残っている、空調設備のないところもあると、そういう状況でしょう。こういうものも含めて、これから予算措置せなあかんのですよ。
何のためにこれをつくったのか。これは本当に子どもたちに読書活動を十分にしてもらうための推進計画なんですから、ちょっとこの2点お願いします。
161
◯副議長(田畑 仁君) 上ノ山教育部長。
162
◯教育部長(上ノ山正人君) 24年からの特別措置については、基準財政需要額に本市の学級数なりに応じて算入されているということは、確かだと思います。
ただ、私、23年度のその基準額と24年度のこの教育費の基準額を比較いたしました。24年度の基準財政需要額は、減額ということになってございました。
したがいまして、議員御指摘の分は、確かに国のほうからは──国のほうからといいますか、これはもともと地方の財源でございますけれども、交付はされておりますけれども、教育費全体としてはどこかで削られているということになってございます。
163
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
164
◯15番(松本雪美君) 国のごまかし財源と言っても言い過ぎではないほど減っている。どれを減らしたかわからないと。これではやっぱり答えになりませんわ。それよりも、やらなあかんことは市独自でもやらないかんのですよ。その点、きちっとこれからは答えられるようにしていただきたいと思います。
司書の配置は必ずやるということを約束してほしいんですが、いかがですか。
165
◯副議長(田畑 仁君) 上ノ山教育部長。
166
◯教育部長(上ノ山正人君) その財源確保も含めまして、努めてまいりたいと考えております。
167
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
168
◯15番(松本雪美君) 押し問答ですし、この辺でやめておきますけれども、よろしくお願いしておきます。
それからあとは、清掃行政ですが、ごみの問題、これをちょっとお答えしてほしいことが幾つかありますので、よろしくお願いします。
平成20年に行財政改革の名のもとにごみが有料化されました。6年目が終わります。ごみの袋代金は、大体年平均して7,500万円が市の歳入で入っています。前後ですね、有料化前の19年と25年を比べてみて、じんかい処理費は人件費の削減などで1億9,000万円も減っています。19年と25年を比べてですよ。
それから、清掃組合への負担金、これはごみの焼却にかかわる費用ですけれども、泉南市の負担金は1億4,000万円減っているんですよ。こういう中で、市は行財政改革、ごみの有料化も行財政改革だと言って強行しましたけれども、当初は7,500万円、多いときは8,000万円も入っていたんですけれども、そういう状況のもとで、市民が、そして市の職員の皆さんの給料を削減したりしながら、たくさんのお金を生み出して、それが借金返済に消えてしまったと。
何と6年間計算してみたんですよ。ちょっとこういう6年間の一覧表をつくって、どのくらいのお金の差があるのか、いろいろ足したり引いたりしながら計算すると、泉南市がいわば縮減してもうかった──もうかったという言い方はちょっと言い過ぎかもわからないけれども、行財政改革の効果額と市は言うていますけれども、そのお金が8億円にも達しているんですわ。
本当に大きなお金ですね。これだけのお金を縮減したんやから、もっとごみ行政を充実させたらいいと思うんですよ。ところが、ごみの不法投棄の看板は朽ち果てていますし、監視カメラを買ったのは当初の1回だけですか、2回買ったんですかね。6基あるだけですわ。
それから、ごみの減量や再生利用の啓発的なイベントや事業、そういうものは一切やっていません。それから公園や側溝の清掃、それから廃油の再生など、また例えば枝切りをした、そういう木なんかはチップなんかにして、よその市ではこれをまた公園にまいたりして再生している、そんな自治体だってあるんです。
こういうようないろんな事業を手がけることもなく、悶々とごみ行政を続けてこられました。もちろん、ごみの量は減っていますよ。もうずっと5年間ほど減っているのがうんと減らないで、同じぐらいのペースが持続されていますけれども、3割減ったと言って、担当者の方は、皆さん私たちにいつも知らせてくれるんですけれども、ごみの量が減った。これだけでは私は自慢にならないと思うんですね。
市民が二重の税負担をさせられたと思っているような、こんな心を拭えるような、消していけるような取り組みが大事ではないでしょうか。そして、高過ぎるごみ袋は、これだけ8億円も差益が出ているんやから、もっと値下げをすることができるんじゃないか、そういう思いを持って、私はきょう質問させてもらっています。この点はいかがでしょうか。看板づくりとか、そういうものも含めてお答えください、事業の面でね。
169
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
170
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 議員おっしゃっているのは、多分ごみ袋から収集経費のそれをどういうふうに還元するのかということだと思います。手数料の収入の使途について多分おっしゃっているんだと思いますけれども、これはそれぞれございまして、例えば市町村の指定ごみ袋の作成費の有料化の運用に使うとか、あるいは一般廃棄物の排出抑制や再利用に使うとか、啓発活動に使うとか、リサイクル推進施設の整備費に使うとか、あるいは特定財源として管理する基金へ乗せるとか、それはそれぞれの市の状況に応じて考えることで、正解はないと思います。
ですので、私どもは20年に有料化しまして、まず議員おっしゃるように、不法投棄対策、これにはカメラを6台たしか設置しているはずでございます。それで絶えず中をチェックをかけまして、不法投棄の告発とか、それにつながるように対策をとっているということでございます。
それと、看板でございますが、私どもはこれは需用費、消耗品扱いで備品としては管理しておりませんので、おっしゃるように朽ち果てたりするものもあると思います。これについては先般も減量化推進委員さんのほうから御指摘いただきまして、悪いところは適宜更新していくというふうに返事させていただいております。
それと、二重行政の税負担ということですけれども、これは平成20年に有料化に至るときに、家庭系ごみの収集運搬手数料の法的根拠は地方自治法によるということで、議会議決によりまして、私どもは条例にて手数料という形でいただいているわけで、税としていただいているものではございませんので、御理解いただきたい。
ごみの有料化の究極の目的ですけれども、これは減量化とリサイクル社会の推進でございますので、この目的は見失わないように、私どもは業務をしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
171
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
172
◯15番(松本雪美君) おっしゃっていることはよくわかります。しかし、例えば不法投棄の看板が朽ち果ててしまったら、撤去したらいいというだけのものではないですよね。市民にごみ減量、再生利用、リサイクルをもっと意識を持って取り組んでもらおうと思って、もっとごみを減らそうと思ったら、やっぱり啓発せなあきませんやん。
その啓発事業なんかが、一体どんなことをやっているのか見えませんし、こういう看板をつくって、まちじゅうそれこそ目につくところに住宅の固まりのところにとかということで、私はふやしてもいいと思うんですよ。そういうことを一切せずに、今何本あるんですかと聞いても、担当者はわかりません。何本つけたんですか、わかりません、多分80本ぐらいかな。何にも資料としては残っていないと、こうおっしゃっていましたわ。
それじゃいかんと言うているんですよ。きちっとしてくれと言うているんですよ。それがごみ減量、それから今おっしゃったのは、減量と再生のそういう事業やと。そのために手数料措置をしていて税金じゃないと、こういうふうにおっしゃったんですけれども、それはそうでしょう。わかっています。そういうことなんです。
それで、やっぱり事業に取り組んでほしいと思うんです、いろんな事業をね。もっとリサイクルができるようにせなあかんのと違いますか。リサイクル率というのはどれだけですか。大阪府下で何番ですか。43市あって何番ですか。
173
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
174
◯市民生活環境部長(知久 孝君) リサイクル率でございますが、私の手元にある資料では、平成22年のリサイクル率で12.7%でして、このときが府下32位というふうに聞いてございます。
現在のリサイクル率が12.1%ということで、これは大阪府下43市町村の平均のリサイクル率と一緒になってございますので、泉南市が極めて低いというふうには考えてございません。(松本雪美君「現在何ぼとおっしゃった、今」と呼ぶ)
現在12.1%です。
以上です。
175
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
176
◯15番(松本雪美君) 私が担当者に聞いたら、37位とおっしゃっていましたよ。それで、同じ数字の割合のパーセントが同じところがあったから、43市町あるけれども、40番までなんです。同じ割合が2つあったら40位までしかなくて、37位ですわ。びりから4番。私は持っていますよ、資料を。インターネットでとったら出てきました。
だから、今の12番とかいうのは、何でそうなるのか。担当者は37位とおっしゃいましたよ。そのことは、こんなのはどっちでもいいんですよ。リサイクル率をしっかり高めんとあかんということなんですよ。そのことを私はわかってほしいと思うんですよ。そのために何をしたらいいかということに取り組んでいかなあかんのじゃないですか。
それで、古布なんかもやったから、少しリサイクル率は上がりますよ、割合が上がりますよとおっしゃっていたので、古布に取り組んでどれだけ上がったんですか。そういうことはわかっていますか。そこら辺のところはわかりません、私は。
177
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
178
◯市民生活環境部長(知久 孝君) リサイクル率ですけれども、12.1%です。平成22年度で32位と私は言いましたので、その辺よろしくお願いします。
それと、古布については、25年度からリサイクルを始めましたので、ちょっとまだ集計はできておりません。
議員おっしゃるように、確かにこのリサイクルを啓発していくことですね、それは私も大事なことだと思います。今でも一般家庭ごみの中にでも、まだリサイクル可能なものが含まれておりますし、事業系一般廃棄物の中にも、かなり再生可能なものが含まれていると思いますので、この辺については、減量推進員さんとも相談させていただいて、どういうふうな啓発の仕方がいいのかも含めまして考えていきたいと思っております。
以上でございます。
179
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
180
◯15番(松本雪美君) インターネットでこれをとったんですよね。これで37位でしたわ。順番は2番、3番変わっても、市がどれだけ努力したかという結果やから、もう一度見直しておいてください。
それからあと、新たに不法投棄対策の看板なんかもつくったりしてくれるんですか。
それからあと、ごみの問題でいえば、コンビニなんかには、ジュースを飲んだら缶を捨てる場所とかがありますやろう。そういうものを含めて、ないところには指導せなあかんですよね。そういうところはどうですか。そういう仕事もあるんです、ごみの問題は。
181
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。
182
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 看板ですけれども、これは古くなっているものがあって、必要があればつくり直します。
それと、議員おっしゃっているのは、コンビニで……(松本雪美君「コンビニだけと違うで」と呼ぶ)市内で公共施設にごみ箱を置くとかということは考えておりません。それはしません。
それと、コンビニエンスストアとか自動販売機があるところですね。自動販売機の横にはちゃんと回収ボックスを設けていただくようには、泉南市きれいなまちづくり条例で義務づけられておりますので、これは指導していきたいと思います。
以上です。
183
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。
184
◯15番(松本雪美君) ジュースボックスを置いているところは、きちっと見て点検してくださいね。何も市でごみ箱を置いてくれと言うているのと違いますからね。
それから、こういう厚生労働省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課が出している「一般廃棄物処理有料化の手引き」というのがあるんですよ。これを見たら、5年に一度きちっと見直しをしなさい、そして市民に公表しなさい。有料化がどのようにして進んできたのか評価もし、そして点検もし、市民に公表しなさいと。やり過ぎたことはやり直さなあかんし、足りないところは足さないかん、そういうことをちゃんと指導していますよ。また、見ておいてください。
それから、もう1つです。私は条例を持ってきたんですけれども、条例と自治法、自治法には手数料の規定はあります。しかし、ごみの有料化のための手数料、一般廃棄物の手数料みたいなのは一切明記されていませんけれども、227条の1でごみの有料化は手数料になっていますけれども、これは法的根拠がおかしいでしょう。ないですよ。ごみの手数料と地方自治法にはちゃんと書いていますけれども、この自治法の中では、何1つごみの分は手数料で取りなさいとは書いていません。その辺はどうですか。
185
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。2分を切りました。
186
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 地方自治法の手数料は、特定のもののためにするものにつき徴収できることとしているということです。市町村の住民の大半に対する、あるいは全部のために手数料を徴収することはどうだろうかということで、昔争われました。
これについて環境省の見解は、地方自治法のみを根拠として手数料を徴収できるという裁判所の見解ですね。裁判所の見解は、これは金沢で争われた事例です。地方自治法のみを根拠として手数料を徴収できるということになっております。判例が出ておりますので、その判例をもとに環境省がその立場に立っておるということで、私どももその法律をもとに条例を議会に提案して、審議していただいて手数料としていただいているということでございます。
以上です。
187
◯副議長(田畑 仁君) 松本議員。時間がございません。
188
◯15番(松本雪美君) 法令の根拠は、説明いただいてわかりました。裁判でそういう判例があるということですからね。
そうすると、さっきのこれはどうですか。この5年に一度の見直し、これはやるんですか、やらないんですか。
189
◯副議長(田畑 仁君) 知久市民生活環境部長。手短にお願いします。
190
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 環境省の信任を再度見まして検討いたします。
以上です。
191
◯15番(松本雪美君) ありがとう。もうそれで結構です。
192
◯副議長(田畑 仁君) 以上で松本議員の質問を終結いたします。
会議の途中ですが、午後3時50分まで休憩いたします。
午後3時30分 休憩
午後3時50分 再開
193
◯議長(中尾広城君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、8番 和気信子議員の質問を許可いたします。
なお、和気議員より一般質問に当たり、パネルを使用したいとの申し出があり、これを許可しておりますので、御報告申し上げます。和気信子議員。
194
◯8番(和気信子君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の和気信子です。きょうの最後の質問者となりましたが、最後までよろしくお願いをいたします。
向井市長、長い間御苦労さまでございました。一応御挨拶をきちんとしておきたいと思います。
まず初めに、一言二言述べさせていただきます。
安倍自・公政権は、4月より消費税を3%引き上げ、8%にすることで8兆円に及ぶ史上空前の大増税を国民に押しつけます。日本共産党は、このような国民の暮らしと経済に深刻な事態をもたらす消費税増税に強く反対し、安倍自公政権に撤回を求めるものであります。
二言目でありますが、1945年の3月、太平洋戦争の末期、米軍機による深夜の大空襲で大阪が火の海に包まれました。NHK朝の連続小説「ごちそうさん」では、主人公のめ以子も戦争中の空襲で焼け出され、夫の悠太郎は、防空訓練で命が惜しかったら逃げろと、時の政府に背いた処分として満州行きを命じられるなど、戦争の怖さを今実感しているところであります。
ある新聞の読者川柳で、「NHK 朝ドラだけは 平和主義」と掲載されていたそうです。朝ドラだけでなく、憲法9条を守り、平和な日本であってほしいと願っています。
では、通告に従いまして質問をいたします。
大綱1点目は、教育問題についてお伺いいたします。
1点目は、中学校給食についてです。
食育基本法の制定を受けて、学校給食法では、食の大切さ、文化、栄養について学ぶ食育を重視する方針に転換されました。さらに、2012年に第2次食育推進基本計画が制定され、学校給食の充実として、子どもの食習慣の形成、給食内容の献立の充実などが上げられています。
当市の中学校給食の実施については、当初の計画のセンター方式からデリバリー方式に計画が変更される報告がありました。そこでお聞きいたします。
1つ目に、デリバリー方式実施後に問題点が出れば、変更する余地はあるのでしょうか。
2つ目に、当市においては安心・安全、温かい、アレルギー食に対応できるなど、望ましい自校方式より、財政負担を最優先し、コストの低いデリバリーの弁当方式にしたと思われるのですが、御説明ください。
3つ目に、実施時期は2016年度となっていますが、子どもたちは日々成長しています。前倒しする計画は考えておられないのでしょうか、お答えください。
195
◯議長(中尾広城君) ただいまの和気議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。上ノ山教育部長。
196
◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、中学校給食の導入につきまして、3点ほど御質問をいただきました。
まず、今回検討書のほうで結論づけておりますデリバリー方式、これについて不都合な点があれば再検討するのかという御質問でございます。
今回、このデリバリー方式、そして弁当による形での給食の導入というような結論に至ったところでございまして、まだこれは実施をいたしておりませんので、実施をした際には当然のことながら子どもたち、それから保護者の方から評価をいただくといいますか、再検討することも必要かというふうに思っております。その結果を見まして、改善するべき点は改善をするというようなことを考えております。
これは、今でも小学校の給食でも献立委員会というのがございまして、保護者の方からいろいろ要望なり、指摘をいただく点については、1つ1つ返していっているというような状況でございますので、それと同じようなことを考えてございます。
それから2点目で、財政負担のことを優先してデリバリー方式を採用されたのではないかというような御質問かと思います。
自校方式につきましては、1つには、できたての給食を提供できるんだというようなメリットがございます。ただ、その一方で各学校に調理場、これを設置する必要があるということで、そのスペースの確保というようなことが必要でございます。
我々のほうで事前に調査をしましたところ、4中学校のうち3つの学校では、この調理場を設置するためには、現在の校舎の大規模改修をする。あるいはグラウンドのスペースを一部利用しなければならないというようなことがございました。
また、残りの1校では、調理場のスペースの確保が非常に困難であるというような状況でございます。こういうことから、今回は自校方式については採用しなかったということでございます。
そして、デリバリー方式で弁当形式の採用ということでございますけれども、これは何も財政面での負担ということを最優先した結果ということではございませんで、財政負担も含めまして、配膳室の整備、それからこの給食にかかる時間、子どもたちが給食の準備をして終わるまでの時間、それとこの中学校給食を導入するまでの準備期間と、それらを総合的に考えまして、センター方式、それからデリバリー方式、形としては食缶、弁当、この組み合わせの比較検討の中で、最も円滑に導入でき、かつ実現性の高いものということで、デリバリー方式という結論に至ったものでございます。
それから、もう1点、28年度の導入計画でございますけれども、これの前倒しができないかということでございます。
導入については、さらに具体的な運用方法の検討、それから各学校におけます配膳室の整備の検討、それから委託業者、これの選定の基準、そしてその選定方法の検討というようなものを、この26年度に予定をいたしております。27年度に入りましては、委託業者の選定なり各中学校での配膳室のハード整備、これを行いたいと考えてございます。それをもって28年度の開始ということを考えております。
大阪府の補助金の活用ということを考えれば、これより後にずらすことはできませんし、また我々としても、いたずらに28年度に固執しているわけではございませんけれども、現時点では前倒しにつきましては、先ほど申しましたような、今後の手順を考えれば、困難ではないかというふうに考えてございます。
197
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
198
◯8番(和気信子君) この給食のことについては、これからもまた議会の中でも議論し、いろんなことで提案もあり、これから課題も検討されていくと思いますが、この中でも資料の中にもありますように、今後の検討課題ということで、おいしく食べられる献立づくり、温かい給食の提供、そして量の調整、食物アレルギー対応、地産地消の推進、給食費の徴収方法とか、学校関係のこともいろいろ載っています。
こういったことをしっかりと現場を含めて、また生徒、保護者、これから意見を聞きながら、コスト面だけじゃなく、しっかりと喜ばれる給食にするよう改善し、またこれから検討をぜひしっかりと聞いていただきたいなというふうに思います。
それから2点目なんですが、給食センターについてお伺いしたいと思います。
老朽化しているにもかかわらず、今建てかえ計画すらも示されていません。小学校、中学校については、耐震化もほぼ26年度で終わるということをお示しして実際にやっておりますが、なぜか給食センターについては、老朽化を認めていらっしゃいますが、計画ができていませんので、この計画があれば、お示しください。
また、12月議会でもお願いをしておりましたけれども、給食センターの職員さんの労働条件の改善、そして空調設備が古いので難しいこともおっしゃっておりましたけれども、何とか改善をしながらこういったことを検討されたのかどうか、お示ししていただきたいと思います。
それから、現場職員で働いていらっしゃる方、責任者は泉南市やと思いますが、つくるところは委託されていますので、その中で職員は2名配置されているというふうにお聞きしました。その職員さんは常駐して、また衛生管理や緊急時の対応、もちろん委託業者に対しても指導機関というんですか、監督、その上に立つ立場でおられるのか、どれぐらいの権限を持っている職員さんが2名配置されているのか。やはり現場で食中毒やいろんなトラブルが起こったときに、すぐに決定権があって、現場の中で対応し、注意する方が絶対要ると思うんですけれども、その点はどうでしょうか、お答えください。
199
◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
200
◯教育部長(上ノ山正人君) まず、現行の給食センターの建てかえの計画ということでございます。
これは従前から御答弁をいたしておりますように、老朽化については認識をしているところでございますけれども、他の課題もございます。
ただ、これも重要な問題でございますので、小学校の給食につきましても、将来にわたって安全でかつ安定して供給ができるような、その観点から今後具体の方策について検討してまいりたいというふうに考えております。
それから、空調設備なり労働環境の問題でございます。御指摘をいただきまして、私どもでも再度現場も確認をいたしております。これは、調理機器の増加なりによるスペースの不足とか、あるいは煮炊き物、これに起因する室内温度というようなことでございますけれども、検討の結果、この給食センターの調理場全体を空調するというようなことは、技術的に難しいというように思っております。
したがいまして、この煮炊き物、特に火を使う場所での対応というようなことは考えておりまして、その部分については、一定新年度で対処をしたいというふうに考えております。
それから、3点目のセンターにおける市の職員の件でございます。現在、市の職員が2名、それからこれと別に栄養教諭2名が常駐をいたしております。
御質問で、委託業者に対する指揮監督の権限だとか決定権ということでございます。その内容、意図されているところがちょっとよくわからない部分がございますけれども、委託業者とは仕様書を含めました委託契約を交わしております。
したがいまして、当然その作業が契約どおり、仕様書どおりになされているのかどうか、これは確認をする必要がございますので、この常駐職員が点検をしている。業者のほうからも、毎日調理日誌なり業務日誌の報告がこの常駐の職員のほうにございます。それをチェックしているということでございますし、それから定期的にこれら職員と委託業者の間で協議の場というものも持っております。
ですから、こういう中でふぐあいというような点、あるいは改善点ということが見つかれば、この職員のほうから業者に対して指摘をし、改善を求めるということになっております。
201
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
202
◯8番(和気信子君) センターの給食は、直営じゃなく委託されているわけですが、それであっても最高責任は市のほうにあると思うんですよね。食中毒とか何かあった場合の対応は、責任も問われますので、ぜひそういったきちんとした対応、緊張感を持ってそのようにお願いしたいと思いますし、責任ある職員の配置を──されているということですので、ぜひまた引き続きよろしくお願いいたします。
続きまして、3点目なんですけれども、実施に向けて今回、泉南市中学校給食庁内検討委員会を見ますと、8名で議論をされ、保護者の意見とかアンケートもとられて、いろんな形の中で検討はされていらっしゃいますけれども、最終的には庁内での部長クラス、一番トップクラスの方々の8人が決定されているということになっています。
この検討委員会というのは、できましたら保護者とか市民参画できる、こういったものが望ましいものではないかというふうに思います。ほかのところでも、いろんな形で計画を立てたりいろんなことをするときには、そういった参画もありますので、ぜひその辺は今後考えていただきたいなというふうに思います。
それと、小学校の給食センターの導入のときには、同じようにこういった庁内だけの検討委員会の方で決定されてつくられたのでしょうか。もう古い、何十年も前ですけれども、もしわかればまたお示しください。
それで、給食センターは現在4,500食ぐらいというふうにお聞きしているんですが、中学校は資料を見ますと2,233食というふうに書かれておりました。かつては小学校の給食も7,000食ぐらいはつくっていたというふうにお聞きしています。この小・中学校を合わせても、将来的には子どもたちも減少するという資料もありますので、こういった中でこの7,000食というのは、もし万が一新しく建てかえする場合であれば十分可能じゃないかなと。小学校も中学校も同じような形でできるんじゃないかとか、また今、古い、老朽化している中学校とかが建てかえする計画も将来的にあると思います。
そういったことも含めて、そうであれば、自校方式とか本当に望ましいと言われている、目の前で温かい給食が食べられ、子どもたちの食育も含めて、先生たちも大変やけれども、そういったところでできるんじゃないかというふうに長期的には考える必要があると思うんです。
ですから、こういったことも含めて、総合的にこれから検討委員会を含めて立ち上げていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか、お願いします。
203
◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
204
◯教育部長(上ノ山正人君) まず、検討会議の件でございます。この検討会議につきましては、今回の中学校給食の事業の実施方式について検討をしたということでございます。
どのような給食にするのか、それはどういうものが好ましいのか、そういうことにつきましては、生徒あるいは保護者の方にこれまで3回にわたりまして、アンケートあるいは聞き取りの調査をいたしております。そして、その声というのは私どものほうで把握をいたしております。それを踏まえまして、この検討会議の中で事業の実施方式としてデリバリー方式ということを決定いたしました。
したがいまして、実際に給食を口にする子どもさん、あるいはその親御さんたちが、どういうふうな給食を望んでいるのかということにつきましては、アンケート、聞き取りを通じまして十分意見を頂戴しているというふうに考えております。
それから、今の小学校給食の導入の際に、同じようなといいますか、庁内だけで決めたのかということでございますけれども、これについてちょっと把握をいたしておりません。御答弁できません。
それから、先の話ということで、キャパの問題で、給食センターを建てかえれば中学校給食も同時に可能ではないかというような御質問、それと中学校の大規模改修なり建てかえの際に、調理場も併設して自校方式が可能ではないかという御質問かと思います。
これは、一番最初の御質問とも関連いたしますけれども、まだこのデリバリー方式で実施をしているわけではございませんで、子ども、親御さんからのその評価もいただいていないということでございます。
我々としましては、報告書にも記載しておりますように、10年以上先の子どもたちの数の推移なり、あるいは財政面につきましても、初期投資だけではなくて、この20年間にわたるランニングコスト、これも含めて検討した結果の決定ということでございますので、今はまだそれが始まっていない現時点で、その見直しということについてお答えするには、時期が少し早いのかなというふうに考えております。(成田政彦君「答弁が違うぞ。市長はデリバリーと言ったぞ。今デリバリーかはまだ決まっていないと言ったぞ。答弁が違うぞ」と呼ぶ)
205
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
206
◯8番(和気信子君) 今すぐというふうに私は言うていないので、これから将来的に小学校も中学校もいろんな形で、そういうことで建てかえたりとかする場合、総合的に──今はこういう検討をする、これから決めていく、目の前の分についてはするけれども、いろんな総合的にするために検討委員会、これから立ち上げていく必要があるというふうには思っていますので、また、そういうことも含めて、必要であるのかないのかも含めて、また今後検討をぜひしていただきたいというふうに思います。
やはり教育委員会としても、泉州一すばらしいと言われるような泉南市の学校給食を目指して、ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。
次に、4点目ですけれども、学童保育事業の拡充についてお伺いいたします。
今、社会情勢の変化に伴って、夜遅くまでの就労とか、それからシフト制など働き方がお父さん、お母さんも本当に多様化になっています。また、生涯学習課の中ではニーズ調査を行っているというふうにもお聞きしています。
こうした中で、現在は小学校3年生までということになっているんですけれども、国が児童福祉法の改定で、対象児童を6年生までとしてきていますよね。それとか、あと時間延長についても、お父さん、お母さんの働き方、社会情勢の変化の中で、延長保育が必要であるというふうに思っているんです。できましたら、午後7時ごろまではぜひ延長をお願いしたいというふうに思っています。
保育所は朝の7時から夜の7時までということで頑張っていらっしゃいますし、もちろん子どもが大きくなったからといって、本当に今のこういった世の中が大変危ない状況の中では、ぜひ学童も含めて守っていただきたいというふうに思います。
それから、2つ目についてなんですが、指導員の処遇改善についても、国も言われております。現在は、非正規職員とか嘱託ということで雇用されているというふうに思いますけれども、ぜひこれは内容の充実とか、子どもたちにしっかりと安心と、生活の場を守るためには、正職員が望ましいんじゃないかというふうに考えていますが、お考えをぜひお聞かせください。お願いします。
207
◯議長(中尾広城君) 上ノ山教育部長。
208
◯教育部長(上ノ山正人君) まず、留守家庭児童会の受け入れ児童のサービスの向上ということでございます。議員から披瀝がございましたように、児童福祉法が改定されまして──改定といいますか、まだ施行はされておりませんけれども、これは消費税10%との関係でということですけれども、おおむね10歳未満というような文言がとれて、小学6年生までを対象にするというような法改正が予定をされておるというようなことでございます。
その点も踏まえまして、今回議員のほうからも今お話がございましたように、ニーズ調査ということをやっております。これにつきましては、昨年12月に今の小学生の保護者の方1,200名を対象にいたしまして、この学童保育についてのニーズ、御希望なり調査をさせていただいております。
まだ、現在はその集計結果も出ておりませんけれども、その結果が出ましたらよく検討させていただきまして、今後の方針というものを決めさせていただくということになろうかと思っております。
それから、留守家庭児童会の指導員の処遇改善ということでございます。正職員化ということでございますけれども、現在、留守家庭の開設時間は平日で午後の1時半から5時まで、延長いたしまして午後6時までということで預かってもおります。
したがいまして、この指導員の勤務時間につきましても、この預かり時間の前と後に準備あるいは後片づけのための時間というようなものも設けておりますけれども、おおむね5時間程度の勤務というようになっております。
したがいまして、今のところこの5時間ということで、任期つき職員という形で採用させていただいているということでございますので、御理解いただきたいと思います。
209
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
210
◯8番(和気信子君) また、今後ぜひよろしく。国のほうでも児童福祉法を変えると言うていますので、ぜひお願いします。
処遇改善については、学童保育のいてる時間、準備も含めて5時間とおっしゃっていますが、教育委員会として全体的に考えれば、正職は私は8時間なら8時間の中で、ほかのところも含めて十分できるんじゃないかと思いますので、またぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。
次に、大綱2点目に入りたいと思います。保健行政なんですが、まず1点目は、妊産婦健診の拡充について、今回安全に出産していただくためには、この医師会圏域の中で統一した形で進めていきたいという答弁もいただいていますし、また、しっかりと来年度からは500円を14回分、そして7,000円を拡充して8万1,590円が拡充されました。安心して健診が受けられるということでは本当にうれしく思いますし、ありがとうございましたと言いたいというふうに思います。
しかし、まだまだ大阪府平均よりも2,973円低い状況ですし、国よりもちょっと低いというふうに思いますので、すごく泉南市も努力はされておりますが、今後国とか府にも向けて、ぜひ近づいていくための努力をしていただきたいというふうに思いますので、その見解をお聞かせください。
2点目は、昨年予防接種の改定によって、定期接種7ワクチンのうち、既に3ワクチンが追加されています。来年度は水ぼうそうと成人用肺炎球菌が定期接種に追加されています。
そこで、水ぼうそう接種と、それから昨年風疹の流行を受けて緊急対策が行われました。風疹の流行は5月、6月ごろということで聞いているんですけれども、今後の対応についてお聞かせください。
それから、3点目なんですが、定期予防接種がふえるということで、赤ちゃんの受診、そして健診計画が本当にお母さん方は大変だというふうに思います。小さいお子さんですと、予防接種へ行こうと思っていても、熱を出したりとかで接種が受けられない。だけれども、たくさんの予防接種をいっぱい受けなければならないのがあって、何から受けていいのか、本当にもう大変でストレスがたまっているということもお聞きしています。
また未健診、そして未接種の子どもたちをつくらないために、しっかりと保健センターできめ細かい援助が必要だと思われますけれども、その辺はどのようにお考えなのか、お答えください。
211
◯議長(中尾広城君) 中脇健康福祉部長。
212
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) まず、1点目の妊産婦健診の拡充について御答弁を申し上げます。
本市におきましては、議員御指摘のように、平成25年度は1人当たり14回、エコー相当券4枚を加えて7万4,590円の助成でございました。今回、平成26年度におきましては、1枚当たりの受診券を3,500円から4,000円へ増額をさせていただきまして、1人当たり8万1,590円の助成を予定しているところでございます。
今後も、大阪府内の平均あるいは全国レベルというようなお話もございました。近隣の産婦人科では、1回の健診費用が、今のところ3,500円から4,500円というふうにかなり低額に抑えていただいているという状況もございます。
確かに、大阪府下でも例えば大阪市とか、そういったところでは医療機関の健診費用自体が高いということもございますので、一概に助成が足らないということではないのではないか。ただ、医師会が努力をしていただいているという点はあるかというふうに思っております。
ただ、やはり従来から申し上げておりますように、今回も3市では足並みをそろえさせていただきましたが、できるだけ近隣で差の出ないように考えていきたいというふうに思っております。
それから、風疹の予防対策でございますが、大阪府内におきましては、昨年5月ごろから風疹が大流行いたしまして、5月13日から9月末までの間、大阪府が市町村に対しまして風疹予防接種費用の助成を行いました。本市におきましては、大阪府の補助を受けまして19歳以上で妊娠を希望する女性と妊娠している女性の配偶者を対象に、市内医療機関で無料で接種を行っております。
実績としては、女性が194人、配偶者の方で61人となってございます。全国では風疹症候群の赤ちゃんが平成25年度、31例生まれましたが、乳児健診の結果から見ますと、本市におきましては、今のところそういう赤ちゃんは産まれておりません。
平成26年度につきましては、大阪府が保健所で風疹抗体検査をまず実施し、その結果、陰性であった人に対して、市町村が風疹予防接種を行う予定となっております。
詳細については、3月中旬の説明会を待って、医師会及び3市3町と協議をしまして、足並みをそろえて実施しようということで予定をしております。
次に、水痘の予防接種ですが、10月以降に定期接種になる予定と聞いております。生後1歳から3歳の間に2回接種と聞いておりますが、詳細については不明ですので、具体的な内容が明らかになった時点で、医師会等とも協議をしてまいりたいというふうに思います。
それと、3点目に定期予防接種等の種類がかなりふえてきて、かなり保護者の方も御負担だということでございますが、我々としても、予防接種が法定の位置づけとなってまいりますと、当然受けていただくということでお願いするわけですが、同時にできるものについては、同時に予防接種をしていただくようなことで、医師会ともいろいろと御相談はさせていただいているところでございます。ただ、同時にはできないという部分もございますので、そのあたりは御理解のほうをお願いしたいと思います。
213
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
214
◯8番(和気信子君) ぜひ、これからも母子とも健康に育っていけるように、またよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、大綱3点目、住宅問題についてお伺いいたします。
1点目は、市営宮本住宅に2棟、3棟の建てかえ計画がされ、準備もされてきているところです。また、この夏場には転居とか、実際住んでおられる方は住みかえしなければならないとか、居住者の方は不安がいっぱいだというふうにお聞きしています。
高齢の方や、そしてひとり暮らしの方、子育て中の方など、転居先、そして転居時期とか家賃、新築入居条件や引っ越し準備など、そういったかかることに対する金銭的、心身の負担について、一人一人個々違うというふうに思います。十分考慮して負担をかけないような対応が大切というふうに考えていますけれども、今後の進め方についてお聞かせください。
そして、2点目は、市営住宅における住宅困窮度評価表ということについてです。
市営住宅の申し込みは、大阪府の窓口一本化の時代で、同和特別対策措置法が終了した時点で、現行では一般施策で申し込みができるようになっています。しかし、この市営住宅管理条例施行規則の中の優先選考というところを見ますと、第6条にはこういった文言が記載されていないんですが、選考時には評価表にこのコミュニティ世帯の項目というのがあります。加点があるんですけれども、その中に本人が申し込み住宅の近隣に居住している場合、また親世帯、子世帯が申し込み、住宅の近隣に居住している場合という文言があります。
この近隣というのはどの範囲を指しているのか、わかれば教えていただきたい。また、こうした評価表は、和泉市、貝塚市、岬町にはないです。府下でどんどんとこういった文言はなくなっている。ほとんどないということでお聞きしているんですが、必要がなければ、こういったところはもうなしにして、一般施策としてしているわけですから、どの人もが本当に必要であれば、申し込みができる、加点も同じである、そういう加点をわざわざする必要はないんじゃないかというふうに思うんですが、その点についてぜひお答えください。お願いします。
215
◯議長(中尾広城君) 土井都市整備部長。
216
◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、第1点目の市営宮本住宅の建てかえ事業について御答弁申し上げます。
建てかえ工事に際しましては、事前に宮本住宅3号棟の撤去を行う予定となっております。そのため、現在3号棟にお住まいの方々、7世帯9名の方がおられるわけなんですが、工事期間中に仮移転をお願いすることとなります。
仮移転の時期につきましては、撤去工事をことしの12月ごろには着手したいと考えておりますので、それまででございますので、8月から10月ぐらいには仮移転をお願いしたいと考えておるところでございます。
また、移転先としましては、前畑住宅の空き室等に入居していただくことを考えておるわけでございますが、これらについても入居者の方に十分説明の上、対応してまいりたいというふうに考えております。
また、仮移転に伴う引っ越し作業についてでございますけれども、これもできる限り入居者の方々の負担にならないように配慮してまいりたいというふうに考えております。
それから、やはりいろいろ不安を持っている方というのはたくさんおられると思います。今までの対応でございますけれども、昨年10月18日、また本年1月24日の2回説明会を開催させていただいておりますが、決してそれで十分だというふうに考えているわけではございません。入居者の方々のさまざまな不安等をできるだけ解消できるように、今後とも引き続き丁寧に説明してまいりたいというふうに考えております。
それから、今後の予定というか、進め方でございますけれども、この仮移転が終わって、12月ごろに取り壊し工事に着手いたしますと、27年度には本体工事着手、そして28年度の春ごろには入居していただけるよう進めてまいりたいと考えております。
それから、2点目のコミュニティ世帯についての御質問でございました。
議員のほうからコミュニティ世帯の近隣の範囲というのはどこかという御質問がございましたけれども、近隣の範囲というのは、地域改善対策事業を実施していた区域ということでございます。
この制度は、本人が申し込み住宅の近隣に住んでいる場合、あるいは親世帯、子世帯が申し込み住宅の近隣に住んでいる場合には、住みなれた地域であり、著しい住環境の変化がないこと、また親子間の相互扶助が容易であることから、入居申込者を取り巻く生活環境に対する配慮ということで、評点に加えているというものでございます。
この制度につきましては、現時点では直ちに見直すといったような環境ではないと考えておりますので、御理解賜りたいと考えております。
以上です。
217
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
218
◯8番(和気信子君) 宮本住宅の件については、しっかりと説明会を何回かされているということです。これからもされるということでしたので、一人一人しっかりと聞いて、気持ちよく、新しい住宅ができたときに、建てかえてもらってよかったと言えるような、そういった対応を、ぜひしていただきたいというふうに思います。
それから、コミュニティ世帯についてのことなんですけれども、大阪府の住宅まちづくり部ということでお聞きしますと、大阪府のところにも何もそういった文言はないということです。
そして、これは府的にもこういうのはそぐわないという形でどんどん出されていますので、今後ぜひまた検討し、特別のそういったような文言はなくしていくべきやというふうに思いますので、また今後よろしくお願いをします。
続きまして、通告には第5点目として道路のことを挙げていますが、先にこの道路の問題を質問したいと思います。
5点目に、危険な道路の改修についてお伺いしたいと思います。
この道路については、通称地獄坂とか言われて、砂川の地域では職員さんに聞くと、芋掘り道路とかいろいろ呼ばれているそうなんです。急勾配の道路の早期改修についてでありますけれども、正式道路名は、市の方は市道西ケ原砂川線ということで、私も初めてこの正式名称を聞いたんですけれども、この道路の危険なことは、前にも議会でも取り上げ、補修はしていただきました。ぼこぼこでしたので、そこで単車に乗っていた人がこけたとか、いろいろありまして、そのときに市のほうも頑張っていただいて改修していただきました。
しかしながら、改修だけでは本当に危ない状況で、今砂川方面から新家方面に抜ける便利な近道として住宅がふえているんですよね。ルナりんくうとかイトーピアとか、新家駅前が混雑しているということでも抜けるし、砂川のほうの方は、新家に行ったほうがJRの運賃が安いとか、信号もないということで、本当に今すごい抜け道としてされていますし、小学校のところとかは、一方通行とか時間制限があったりして、とにかくすごくその道が通れないということで、もう今頻繁に通っているようなところなんです。
この中で長年、砂川区自治会のほうからも改良してほしいとかということでお願いをしているけれども、何もなかなかされていないということで皆さん怒っていらっしゃるんです。狭小な急勾配のために、これは死角となって対向車が見えない、そして事故につながっているということで、実際に昨年4月にも事故が起こっています。
また、下から来るということは、急勾配なので単車でも車でもアクセルを踏み込んだ形で上がっていって、その頂点のところぐらいで対向する車がはっと見えるという状況なので、本当に危ないということを皆さんおっしゃっておられます。担当部署の方は、その道のこともよく御存じだというふうに思います。
そこで、きょうは聞きたいんですが、朝から写真を撮ってきたので、ちょっと見ていただきたいんですが、これは砂川台住宅から新家方面へ、こちらのほうは下り坂です。これは坂なんですけれども、頂点のところが3つぐらい道路が進入になるんです。
それから次は、新家方面からの坂道の上り、これは下から舗装しているからきれいになっているんですけれども、ぐっと行きますので、その途中になったらもう前が見えないので、ちょうどタイミングが悪ければぶつかるような状況なんです。
気をつければいいんですけれども、なかなか気をつけるというても見えない。カーブミラーもあるんですけれども、カーブミラーを見る間もなく、余りわからないので、そういう状況になっているところなんです。舗装してもらっても危ないので、何とか対応をしてほしいということなんですが、また皆さんも一度行ってください。
その中で、今できることをぜひお願いしたいんですが、地元の方はできたら急勾配を緩やかにしてほしいとか、いろいろおっしゃっておられるんですけれども、今すぐできること、道路標識をするとか、何かそういったことも対策をしていただきたい。
また、地元の方々に一度こういったほうがいいのと違うかとか、声も聞いていただいて、実際に現場の中で話を聞いて、改善策を練ってほしいんです。お金もすごく要るということで厳しいということもありますけれども、お金をかけなくてもすぐできることと、長期的にできる対策ということがあるかなというふうに思いますので、その点ぜひお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。現場では何回か行っていらっしゃると思いますので、ぜひお願いいたします。
219
◯議長(中尾広城君) 土井都市整備部長。
220
◯都市整備部長(土井 聡君) 今、御指摘のあった道路でございますけれども、私もよく知っておりまして、高低差が5メーターぐらいあるという関係もあって、見通し、視距が十分確保されていないということで、非常に見通しのちょっと問題のある道路ということは、認識をしておるところでございます。
ただ、抜本的な改善をしようと思うと、勾配を緩くしたりとか、そういうことだと思うんですけれども、下の地盤をずっと上げてこないと傾斜としては緩くならないんです。ただ、その下のところにはもう既に土地利用されているところもありまして、地盤を上げてしまうと、その土地利用ができなくなるとか、そういった地形上のちょっと課題があって、なかなか対応が難しいようなところでございます。
それと、カーブの途中でカーブミラーをつけておるんですけれども、それは写真にも写っていると思うんですが、桜の木があって、そのすぐ下にカーブミラーがあって、速度を落として十分注意していただければ、そのカーブミラーを見れば上と下の両方の双方が確認することは可能なんですけれども、なかなか見ていただかないということもあります。
それと、桜の木の枝があって、ひょっとしたら見にくいのかもしれないので、その辺はもう一度現地を確認して、市道についてどうすればいいのかということは考えたいと思います。
ただ、現実的に事故が発生しているという現実がございますので、警察のほうとも十分協議をしながら、路面表示であるとか、一旦停止の誘導線を引くとか、何らかの安全対策につきましては、できるだけ早く講じてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
221
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
222
◯8番(和気信子君) ぜひ早急に地域の方も含めて検討していただいて、いい知恵を、もちろん土井部長はプロですので、市長もプロやと思いますけれども、ぜひその辺は早急にお願いしたいと思います。
前にお話ししたときに、1億円かかるんやから無理やという感じで、変なことを、もう通さんとったらええねんみたいなことを言っていましたので、それを市民に言うたらえらい怒られましたので、やっぱりそうじゃなくて、今できること、安全対策第一ですので、ぜひその辺はお願いしたいと思います。
先ほど向井市長もかなり道路については力を入れて頑張りましたとおっしゃっていましたので、市道のそういった危ないところについても、やはり早急に改善していただいて、ぜひこの辺は申し送りをしていただきたいというふうに思いますので、お願いしたいというふうに思います。
続きまして、介護保険制度を次に大綱4点ということで挙げているんですが、介護保険制度と高齢者施策についてお聞きしたいというふうに思います。
まず、12月議会でも質問をさせていただきましたけれども、国の制度もありまして、なかなか厳しい問題もあるんですけれども、厚労省が介護保険法を改悪して、国民生活に多大な影響を及ぼす医療と介護の制度改悪を一本化したこの法律に基づいて、この介護保険では、要支援高齢者への介護保険給付の打ち切りによって、訪問介護とか通所サービス、これを市町村に丸投げするというようなことになっています。
その中で、市町村が行う介護予防支援事業ですね。認知症とか初期集中支援チームとか、新設をしなければならない認知症地域支援推進員、その増員とか、またボランティアとか、しっかりとつくって生活支援の担い手をつくる、養成をする。そしてまた、専門職であるヘルパー等が行ってきたことも生活援助、地域の高齢者をボランティアに任せるいうような施策を打ち出しております。
次にも関係するんですが、第6期の介護保険事業計画のほうにも関係してくると思うんですけれども、泉南市の現状と課題についてお聞かせください。
引き続き関連しますので、質問したいと思います。第6期高齢者保健福祉計画が2014年度に策定されて、そしてこの中で厚労省は2025年をめどにして、この地域包括ケアシステムを構築するということで、高齢者支援の地域とか、そういう支援重視、低所得高齢者の住まい対策とか、こういった形で、第6期で具体的に取り組むようにということでされているんですが、泉南市はこの26年度、来年度において、それをつくることになると思うんですが、その辺を含めて御見解をお聞かせください。
223
◯議長(中尾広城君) 中脇健康福祉部長。
224
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) まず初めに、介護保険制度の改正による市の対策についてでございます。
厚生労働省では、社会保障制度改革国民会議の中で、要支援と認定をされた軽度者のサービスを保険給付から市町村事業に移行する検討がなされまして、その受け皿として、昨年4月より介護予防・日常生活支援総合事業を創設いたしました。
この事業につきましては、従来からございます地域支援事業、これは介護保険制度の事業の中での一部分を取り上げているものでございますが、その地域支援事業として、市町村の選択によって実施できるというものでございまして、制度改正により要支援の方が介護予防・日常生活支援総合事業に移行された場合を想定し、今後は特に要支援の方のニーズを十分把握させていただいて、利用者のサービス低下につながらないように、今後の計画に反映をしていきたいなということで考えております。
また、本市で積極的に行っております介護予防教室、見守り事業、認知症施策等の地域資源を有効に活用できますよう、泉南市第6期高齢者保健福祉計画として位置づけてまいりたいと考えております。
また、御質問にありました認知症初期集中支援チームにつきましては、本市では支援チームにかわるものとして、昨年度から泉佐野泉南医師会圏域での在宅医療における医療と介護の連携会議を泉南市が中心となって進めてございます。
今年度は特に泉南市内の医師を中心に市内の多職種、これは医師会、歯科医師会、薬剤師会、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー、病院の地域連携室、ケアマネ、訪問看護、行政等でございます。これが連携のできる体制づくりを行っているところでございます。
また、認知症地域支援推進員につきましては、現在1名の職員を配置いたしまして、認知症ケアに取り組んでいるところでございます。
今回の改正内容を考えましても、本市でも目指しております地域包括ケアシステムの構築が大変重要であり、国も第6期の介護保険事業計画を地域包括ケア計画と位置づけて、推進をするとしておるものでございます。
続きまして、認知症高齢者の地域での生活支援、また低所得高齢者等の住まい対策の具体的な取り組みについてでございますが、認知症高齢者の地域での生活支援につきましては、まずは認知症についての正しい理解と認識が必要でございます。
平成22年度から泉南の地域に根差した認知症ケア推進事業、WAO泉南というスローガンを掲げまして、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを推進してまいりました。
具体的には毎年認知症フォーラムを文化ホールで開催するとともに、認知症サポーターの養成講座、認知症家族の会を開催し、啓発活動を行ってまいりました。
また、地域においては互助の取り組みといたしまして、独自の見守りネットワークを構築し、地域福祉活動を行っていただいております。
今後も地域独自の見守りネットワークの促進に努め、地域包括支援センター及びコミュニティソーシャルワーカーと共同で地域に働きかけてまいります。
また、地域包括支援センターや街かどデイハウスでは、各地域で予防教室を行っております。運動、食事、そういった生活習慣に気を配ることで発症のリスクを少なくする。また趣味、活動を正しく行ったり、人と交わる機会を多く持つことで、脳の活性化が図られます。
今後とも高齢化に伴い、認知症の方も急激にふえてまいりますので、予防の強化も含めて取り組んでいくとともに、第6期計画についても、これらの高齢者のための施策をベースに検討してまいります。
また、低所得高齢者等の住まい対策についてでございますが、高齢者の日常生活の支援やサービスが提供される前提となる住まいに関しまして、公営住宅、高齢者に対する賃貸住宅やサービス付高齢者向け住宅等の老人ホームがございますが、今後どのような方向性で充実させていくのかということは、担当の部局とも連携しながら、第6期計画に位置づけていく必要があると考えております。
特に介護施設としましては、小規模特別養護老人ホーム、小規模多機能型施設の整備を進めておりますので、平成26年度開設に向け取り組んでおります。
以上でございます。
225
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
226
◯8番(和気信子君) あと時間が少しなんですけれども、ちょっと大事だと思いますので、質問したいんですが、これから第6期の中でいろいろされると思うんですが、高齢者見守りネットワークは、今全国的に自治体で26.4%しか地域資源と言われる、今いろいろおっしゃったことはできていない、受け皿はないということで、今厚労省もこういうふうに言われています。その点は、第6期の中できちんと泉南市の高齢者を含めて健康な人も病気の人もちゃんとやっていただきたいと思います。
次に、保険料のことなんですけれども、この中でいろいろ言われているんですが、また2号被保険者の保険料が現在1.55%から1.72%に引き上げるということですね。これは働いておられる方の保険料なんですが。
そしてまた、これから1号被保険者の保険料は、現在の基準額、これは泉南市は1カ月4,998円が基準なんですが、国の平均は4,972円、泉南市のほうが26円高くなっているんです。これもこの第6期の中で、次27年度からの3年間の保険料が決められるような、そういうことで試算されていくと思うんです。
そういったことで、市民に負担をかけないような形で、最大限の努力をしていただき、介護保険の計画も含めて、ぜひその辺は考えていただきたいと思いますが、御見解をお聞かせください。お願いします。
227
◯議長(中尾広城君) 中脇健康福祉部長。
228
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 第6期の保険料については、これはこれからの議論になってくるわけでございますが、我々としても低所得者の軽減強化ということについては、十分と認識をしております。
今回も見直し案によりますと、保険料第1と第2段階の方の負担割合が基準額の0.5から0.3へ、第3段階の方が0.75から0.7というふうに示されております。これは、本市で定めております第1段階から第4段階の方が、国が示しております第3段階までの非課税世帯に当たりますので、この段階の方々に対しまして保険料の軽減が図られるというふうに考えてございます。
以上でございます。
229
◯議長(中尾広城君) 和気議員。
230
◯8番(和気信子君) いろいろありがとうございました。しっかりとこの第6期の計画の中で、本当に福祉、こういったことが充実できるように、また発展できるように、市民に負担をかけないように、ぜひお願いをいたしまして、終わりにします。ありがとうございました。
231
◯議長(中尾広城君) 以上で和気議員の質問を終結いたします。
お諮りいたします。本日の日程は全部終了いたしておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会とし、あす7日午前10時から本会議を継続開議いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
232
◯議長(中尾広城君) 御異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、延会とし、あす7日午前10時から本会議を継続開議することに決定いたしました。
本日は、これをもちまして延会といたします。御苦労さまでございましたした。
午後4時50分 延会
(了)
署 名 議 員
大阪府泉南市議会議長 中 尾 広 城
大阪府泉南市議会議員 松 本 雪 美
大阪府泉南市議会議員 森 裕 文
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