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平成25年第2回定例会(第3号)

日付
2013年
分類
議会議事録
文書番号
422 泉南市議会の会議録システム上の番号
期・回
平成25年第2回
会議
定例会
原本
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本文テキスト

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# 平成25年第2回定例会(第3号) 本文 # DocumentID: 422 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開議 ◯議長(南 良徳君) おはようございます。ただいまから平成25年第2回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において16番 森 裕文議員、18番 堀口武視議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、前回の議事を継続し、一般質問を議題とし、順次質問を許可いたします。  まず初めに、2番 古谷公俊議員の質問を許可いたします。  なお、古谷議員から、一般質問に当たりパネルを使用したいとの申し出があり、これを許可しておりますので、御報告を申し上げます。  それでは、古谷議員の質問を許可いたします。古谷議員。 2 ◯2番(古谷公俊君) 皆さん、おはようございます。自由民主党の古谷でございます。  議長のお許しをいただきましたので、平成25年第2回定例会に際しまして一般質問をさせていただきます。  一般質問の前に、一言お話しさせていただきます。  今回の定例会より議場のほうも日の丸と泉南市のシンボルマークが掲示され、目新しく新鮮な感じがしました。一人会派でもある私自身、議会改革懇談会には直接の形では参加できませんが、各会派では賛成、反対、さまざまな意見があったと思います。個人的には、党も関係なく、きのうのサッカーのワールドカップの最終予選、私自身がサッカーが好きなもんで、自然に気持ちが引き締まった感じがあって、よいと思う次第でございます。  そんな中で、日本のサッカーのほうもワールドカップ出場が決まりまして、この泉南市の市議会の議場の中もフレッシュな形で、私自身もまだ初心を忘れずに頑張っていきたいと思います。  そんな中で、3月に私自身一般質問をさせていただいた中で、ソーシャルネットワーク──フェイスブックですね。早速泉南市のほうで取り入れていただき、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。  改めて市長にお礼申し上げるとともに、これを機にどんどん発信していただいて、市長が直接フェイスブックも登録していただいたら、職員の皆さん、また議員の皆さん、どんどんふえていくと思いますので、泉南市のほうの発信にもなるかと思います。将来的には、ぜひとも武雄市じゃないんですけれども、フェイスブック事業部ができるように期待しておりますので、また何とぞよろしくお願いします。  話は変わって、最近では世間話で、私もよく市民の皆さんと話す機会が多くて、最近泉南市の景気はどうとか、自民党はどうやと。はたまた、維新の会はどうなのと、そういう世間話がいろいろ飛んでいる中で、景気自身は、ちょっと泉州地域のほうはまだまだ先かなと私自身も思っている次第でもあります。  そんな中で、自民党の総裁でもある安倍首相のほうが、ここ最近ですね、この議会でもいろいろ出ていたんですけれども、株価の乱高下の影響でマスコミ、新聞で非常にたたかれていますが、まあ何とか頑張ってもらえたらなと。私自身も、雲の上の方ではありますけれども、何とか日本全体を盛り上げていっていただければと。なおかつ、おくれてでも泉州のほう、この泉南市を盛り上げてほしいなと思っております。  そんな中で、たまたま自民党のほうでも報告をいろいろお聞きしたんですけれども、先日都内で開かれた全国市長会ですね。もちろん向井市長も出られたと思うんです。細かい内容はちょっとわからなかったんですけれども、挨拶の中で切れ目のない経済対策で地域の元気づくりを後押しし、成長戦略で地域活性化に力に入れていくというコメントをされていましたということをお聞きしました。  そんな中、この景気を盛り上げていただければなと思う中で、私自身も長い目で見て期待していきたいと思います。  それでは、前置きはこのぐらいにさせていただきまして、一般質問に入らせていただきます。一般質問の1の1)の質問の後に発言席よりお答えさせていただきます。  先日、私自身、東京の靖国神社のほうに久々に参拝させていただきました。家族で来られていたり、カップルや、また外国人の観光客が非常に多くてたくさんの方が来られてにぎわっていました。  私もふらふら歩いていましたら、神社の入り口のところに戦死された望月重信大尉、35歳、長野県のほうになるんですけれども、ちょうど更級横多神社、社頭においての出征の挨拶文を掲示されてましたので、ちょっと足どめさせていただきまして読ませていただきました。  私自身、なかなかそういうのを読む機会もなく、読ませていただいたところ、非常に感銘を受けました。抜粋して少しだけ読ませていただいて、ここで御紹介させていただきますと、「私達をして死に甲斐あらしむるか否かは、あとに残られた皆様の責任であります。今後まだまだ大なる、それこそ非常なる艱難が国家の上に、皆様の上に、必ず振りかゝって来るでありませう。その時になって、どの様な苦しい事があっても、皆様は決してへこたれたり、悲鳴をあげるやうな事があってはなりません。どうかこの事をこの社前におきまして、くれぐれもお願ひ致しまして出発のご挨拶と致します。終りにのぞみまして、村内皆様の御健康を祈ります。」  戦死された方の言葉でもあるんですけれども、非常に重い言葉、今の東北大震災があったり、いろんなこういう状況がある中で、政治も混迷している中で、35歳のときには私、こういう言葉が思い浮かばなかったんですけれども、非常に感銘を受けました。また、皆さん、東京に行く機会がありましたら、一度また靖国神社のほうをのぞいていただければと思います。  そんな中、泉南市においても、さきの大戦で出兵して戦死された方々がたくさんおられます。そんな中で、畦の谷の慰霊堂に、私も議員になってから11月に初めて、遠足以来行きたまたま行く御用がありまして、ちょっと驚きました。その中で、慰霊堂の中に58余りの位牌が祭っていました。見た瞬間、皆さんも遠足のときとかでごらんになられたかと思いますけれども、私個人的にはちょっと寂しい思いがしました。ちょうど山の中の奥のほうにあるということで、事実、私も泉南で三十七、八年住まわせていただいているんですけれども、そういうのがあるとは思わなかったという中で、いろんな方々に歴史を聞いたところ、終戦後、新家在住の方々が慰霊堂を建設して、その後、新家遺族会の方が引き継ぎ、築60数年、今まで経過しました。  そんな中、最近では特に建物の損傷が非常に激しくて、見た目よりも屋根から雨漏りや床のたわみも非常にひどく、無人のために、以前は、畦の谷ってすごい活気があったと思うんですけれども、窓ガラスを割られたり、位牌を壇から落とされたり、そういう悪態にちょっと耐えない状況で、ボランティアの方々も困っている状況でもあるそうです。  そんな慰霊堂の近くも、取りつけ道路のほうも大雨が降ると土で流されたり水浸しになって、なかなか昔の観光的というか、行くのに足元が非常に悪くて、砂利やバラスを入れて、有志で補修しているような状況だそうです。  そんな中、遺族会というのが泉南市にもございまして、そこの新家遺族会ということになるんですけれども、会員数も非常に減りまして、補修費を工面する中でも大変苦労している状況で、維持管理ですね、将来的にはできなくなるというふうな状況で、非常に困っているというような状況です。  この場所については、民間管理地にはなるんですけれども、以前私も小・中学校の遠足とかで畦の谷に行った経緯もありますし、観光協会もできた中でもあるので、将来的にはそういう中で何とか維持管理ですね、少しでも市のほうから協力できることはできないかなということで、私もちょっと質問させていただきます。  そんな中で、最近ではどうなんですかね、遠足とか、そういう教育関係のほうで畦の谷へ行かれたりはされているんでしょうかね。その辺のあたり、教育関係で、慰霊堂の建物が真正面にあるんで、説明とか、戦前こういうことがあったんだよということを教えたり教育されているのかどうか、ちょっと一度お聞かせ願えればと思います。  それでは、1つ目の質問を終わらせていただきます。この後、発言席のほうから述べさせていただきます。 3 ◯議長(南 良徳君) ただいまの古谷議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。蔵野教育長。 4 ◯教育長(蔵野博司君) 学校での校外学習の状況でございますが、現在この畦の谷のほうには行っていないということでございます。校外学習に行く場合には、この畦の谷だけではなしに、当然事前学習としていろんな施設あるいは植物等についても事前学習をするのは当然でございます。今のところは行ってございませんので、ここについての特に説明やらというようなことは、していないというふうに聞き及んでおります。 5 ◯議長(南 良徳君) 答弁を求めます。中脇健康福祉部長。 6 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 失礼しました。新家地区の畦の谷慰霊堂についてでございますが、ただいま議員より御紹介のありましたように、新家地区畦の谷の慰霊堂については、昭和42年1月に慰霊堂用地の寄贈がされ、現在に至っているようでございます。  所有については、隣接の宗教施設と同様の延命寺さんであるというふうに聞いております。  現在、堂内には、先ほど58と言われましたが、580柱ほど位牌が安置されておるようでございます。この500柱を超える位牌は、当時の新家の区及び新家地区の遺族会の御厚志により、新家三ヶ寺の御協力のもと、泉南市の戦没者のみたまを祭っているものであるというふうにお伺いをしております。  毎年3月にとり行われる慰霊祭には、泉南市各地区の遺族会の皆さんも列席をされ、盛大にとり行われるとのことでございます。また、終戦60年、平成17年には灯籠も新たに設置されたとのことでございます。  お堂の現状といたしましては、御指摘のように、かなり老朽化もしているようでございます。この管理につきましては、新家地区遺族会の皆様の御高徳な御芳志により実施され、現在まで維持できているとのことでございますが、全国的にもこのような慰霊の施設が老朽化し、またお世話くださる遺族会や有志の方々が大変な御高齢となっている状況もございますので、今後については課題であるというふうに認識をしているところでございます。  以上でございます。 7 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 8 ◯2番(古谷公俊君) 先ほど英霊を580と僕、言ったつもりだったんですけれども、ちょっと緊張して58と言ったかもわからないです。580と私の資料にも書いております。  何とか教育のほうでぜひ──あそこは化石がよくとれるので非常に有名なところで、歴史的にもかなりいい場所というか、雰囲気もいい場所でもあるんで、ぜひとも活用していただいて、今の世代の子は、なかなか歴史のそういうのが、実際問題、体験とかそういうのを見ないとなかなか聞いていただけないかな。きのうもたまたま議員室で、余談でいろいろ小山議員と成田議員と話が出てましたけれども、私も歴史も、明治時代からなかなか走り早に教育を受けたような気がして、細かいことはやっぱりわからないような状況でもあるんで、ぜひともちょっと取り入れてほしいなと。  あと、その慰霊堂に関しては、なかなか見た目よりかなり老朽化してまして、本当に、あと、先ほど遺族会のほうも年々年老いてこられてきてますし、非常に大変です。向井市長も、非常に市としても協力はしていただいているんですけれども、この受け継いでいく中で、何とかもう一押しだけちょっと力をひとつ入れていただければなと思います。  そんな中で、2番目の提案といいますか、ふと私も思っていたこともあったんですけれども、将来的にあと10年、15年もつかどうかわからない慰霊堂、また遺族会の中で、何とかその位牌ですね、管理してもらえるところはないかと。今もってそこの580余りある位牌を、皆さん、声かけて引き取ってくれと言われても、無縁仏の位牌になっている状況もある中で、何とか市で将来的には管理できないものかという中で、そんな中で遺族会の会長といろいろ話ししている中で、泉南市に、皆さん御存じかどうかわからなかったんですけれども、忠霊塔というのがございませんでして、その忠霊塔を可能であればどこかに建てて祭ってほしい。その中で、忠霊塔というのもなかなか今、そういうすぐ建てるとかいうのも非常に困難でもある中で、場所もないというような中、たまたま市の施策でもあります、ちょうど火葬場ですね。計画があるという中で、そこのどこかですね、まだコンサル段階という中で、隅のほうでも、人がいろんなところで見ていただけるようなところが一番将来的にはいいんじゃないかなと、個人的にも私は思う次第であります。  そこで、管理することはできないものかなというふうに会長とも話している中で、たまたまちょっと戦没者の、忠霊場を今設置している施設ですね、ちょっと調べさせていただきまして見たところ、忠霊場がある施設は堺市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、熊取町、高石市、忠岡町、田尻町、ほとんど南大阪では忠霊塔施設がございまして、唯一施設がないのが泉南市と阪南市と岬町です。この3つになっております。  今回の一般質問の中でも、広域化という話の中で、火葬場建築計画の中で、阪南市と合併する中で、ひょっとしたらここの場所にタイミングよく設置することができるんじゃないかなと。墓地をつくろうとか、いろんなそういう話もある中で、そういう中で一括してそういうふうにできるものは可能かなということを一度将来的に検討していただけるかどうか、ちょっと御意見を聞かせていただければと思います。 9 ◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。 10 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) ちょっと急な御質問なので戸惑っているんですけれども、火葬場というのは、御承知のように、墓地埋葬法の規定によりまして、国民の善良な宗教感情と公衆衛生を確保するために、今の火葬場では古いのでつくるということで計画を進めているわけでございます。  議員今御指摘の忠霊塔の件で、先ほど披瀝ありましたけれども、現在の計画ではそういうことは予定していないということで、今回の御質問に関しては、そういう御提案があったということでとどめさせていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 11 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 12 ◯2番(古谷公俊君) なかなか厳しいそういう言葉でもあるんですけれども、泉南市にもこれだけそういう位牌があるということで、この場をかりて発言させていただいたんですけれども、機会があれば皆さんの耳にとどめていただき、また検討していただければと思います。  それでは、次の3番目の問題を質問させていただくんですけれども、戦没者の追悼式の文化ホールの使用料金についてということです。  この23日に戦没者追悼式が行われるんですけれども、泉州地域でもかなり大きな規模でやっていただけるということで、非常に盛大ではあるんですけれども、平成21年から指定管理の制度導入に伴って文化ホールも使用料が有料となりまして、戦没者追悼式でも14万5,980円かかると。その中で、会場使用料、電気代ですね、今回4月以降から関西電力さんのほうも上がっているんですけれども、電気代、空調代を合わすと非常にお金がアップしていると。  その中で、泉南市の遺族会のほうは、補助金として各会員から500円徴収して運営しているような状況の中で、泉南市の向井市長のほうからも協力していただいているのは御理解した上で、何とかこのいろんな会計でやっていくと、どうしても少しお金が足らないという状況で、嘆いているのが現状なんです。  その中で電気代まで上がって、これはもう無理はないんです。たかが14万円でとかということでもあるんですけれども、何とかもう少しだけ、たとえ5万円なり6万円なり、何らかの形で、非常に高齢化してまして、なかなか立派な追悼式をしていただいているんですけれども、全体的な収支を重ねていくと、どうしてもちょっと足らないというのが現状でございまして、このあたり、せめて5万円、6万円でもいいんで、今の靖国神社からいろんな歴史の話をさせていただいたんですけれども、ひとつ検討していただければと思いますので、そのあたり、お聞かせ願えればと思います。 13 ◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。 14 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 本市の戦没者追悼式でございますが、御存じのように6月23日に予定をしてございます。  この運営につきましては、泉南市の遺族会に対しまして委託するということで実施しているものでございます。予算といたしましては、90万円確保しております。  文化ホールの会場借上料といたしましては、2日間借り上げてございまして、13万500円。これは、2分の1の減免措置を受けてございます。また、祭壇費等も大体60万程度ということでございまして、他市に比べても遜色のないものというふうに我々認識してございます。また、議員からも御紹介がありましたように、遺族会からもお供え物とかという形で御協力をいただいているものでございます。  毎年、予算としては90万円ということで運営をしていただいておりますし、会長さんからも一応この範囲で今まで継続して続けていくというお言葉をいただいておりますので、その点御理解のほうをお願いしたいと思います。 15 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 16 ◯2番(古谷公俊君) 十二分にはやっていただいているんですけれども、やっぱり祭壇で50万、通常はあれ、私も冠婚葬祭のお仕事をアルバイトで議員になる前はやらせていただいてますので、やっぱり100万以上かかるんですよね。あれは市内の民間企業の方が非常に赤字といいますか、そういう形でやっていただいているのが現状で、もしその遺族会の方がおられなくなったり、そうなると、それを受けてくれる方がいなくなる。あれ、実質50万では、多分皆さん見て御存じだと思いますけれども、できないんですよね。だから、何とかしてその辺、次の予算にでもちょっと帳面に書くだけでもいいんで、ご協力いただければと思います。何とかその辺で、次の答弁はもういいんで、気持ち上げていただければと思いますので、その辺、また市長、よろしくお願いします。  それでは、続いて、2番目の質問に入らせていただきたいと思います。  ちょっと今の質問とは打って変わって、婚活事業についてということで質問させていただきます。  いろんなお話も出ているんですけれども、なぜ婚活事業かということで、私が独身なんで、それで出させていただいた事業ではないんです。たまたま独身男女の増加傾向でもあり、未婚、晩婚が少子化問題の一因とされている中で、泉南市の第五次総合計画の13ページの市民の意識調査を見ましても、できれば泉南市に住み続けたいという方、29歳以下と30代、40代の方が50%を下回っていた。  その中で、最近皆さん、理事者の方も御存じかなと思うんですけれども、去年の10月ぐらいから泉南市の人口がずっと減っているんですよね。これは全国的にかもわからないんですけれども、何とかその辺の対策を総合計画でも意識調査でもこういうのが実際問題出ているんで、何か計画を立てられていたのかどうか、今後何かこういうふうにやっていこうとかという事業があったのかどうか。  そんな中で、私自身がいつも質問ばっかりするんじゃなしに、提案といいますか、婚活事業はどうかなということで、たまたまテレビでも紹介されていたり、最近ほかの市の中でも、婚活パーティーとか自治体でやられているところが多くて、非常に市に親しみを持っていただけるとか、ちょっとおもしろい、注目されている事業ではあるかなと思っております。  そんな中で、テレビで、マスコミで取り上げていただいていた、皆さんもひょっとしたら見られていたかもわからないですけれども、新潟県の糸魚川市というところが積極的に取り組まれていまして、実は新潟県の糸魚川市役所のほうに、私、ちょっと視察といいますか、行ってまいりました。その婚活事業について、非常に詳しく聞かせていただきました。  この糸魚川市、人口4万7,466人で、1万7,675世帯ございまして、泉南市よりは少し少ないんですけれども、わかりやすく言うと熊取町ぐらい──熊取町が今現在4万4,508人、1万7,218世帯となりまして、この糸魚川市の担当者の方も、人口減少の1つとしてということで、非常に積極的に取り組まれていまして、私もちょっと感心いたしました、直接生の声もお聞きしました。  結果どうあれ、そういう試みがあるというのは、人口もそれほど泉南市とは変わらない中で、非常にいい心がけかなと、試みかなと思っております。ことしのその5月より、イオングループでもあるんですけれども、糸魚川市さんのほうが、こういう──先ほども議場に入る前に質問を受けたりしているんですけれども、古谷君、入っているんかという話もあったんですけれども、糸魚川市がこういうふうな形で、結婚相談所とタイアップしまして、実はこの糸魚川市の市民の方の必要な入会時のお金を市が負担するというふうな事業です。  毎月の費用はもちろん個人負担にはなるんですけれども、何とか市でそういう努力して、糸魚川市のほうで結婚相談所ともタイアップして、住んでもらいたいという努力をされている。  その辺の中で1つの提案として、泉南市のほうでも考えられているかどうか、ちょっとまた話をお聞かせいただきたいと思います。 17 ◯議長(南 良徳君) 西田総合政策部長。 18 ◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 市の人口減少対策に向けての婚活事業というんですか、総合計画との関連も御指摘ございました。そういったあたりをお答えさせていただきます。  日本の総人口は、平成22年の国勢調査によりますと1億2,800万人、2005年から横ばい状態で推移しておりまして、この総人口は今後減少の一途をたどるということで予測されております。泉南市の人口につきましては、1970年ごろから1985年ごろにかけて、これも第5次の総合計画には記載しておりますけれども、住宅開発などに伴いまして大きく伸びたという状況がございます。泉南市でも、また近い将来に人口が減少に向かうということが予測されておりまして、人口構成も老年人口というんですか、それも2022年には30%まで上昇すると予測されてございます。  こういった状況の中で、生産年齢人口が減少して、老年人口の割合が上昇していく中で人口減少が進むという変化は、さまざまな年金、医療、そういったサービス内容にも影響を与えてくるといった状況がございます。  そのための本市の人口減少対策ということなんですけれども、生産年齢人口世代の定住促進とか他市からの流入を促進するために、第5次の総合計画に沿ってさまざまなまちづくりを進めていきたい。この間、策定した総合計画にいろんな施策を掲げておりますので、まずそれを基本に施策を進めていきたいと考えてます。  御質問のあった婚活事業につきましては、糸魚川市の事例を出されておりましたけれども、農山村あるいは漁村の後継者対策として、定住促進の場合は、確かに結婚によってそういった少子化対策には一定の効果が出るものと思われます。  ただ、本市の場合は、大阪の都市部から40キロに位置しておりまして、結婚を機に転出したりと、そういった状況も考えますと、人口増加、定住促進という面では婚姻との関係というのは余り明確ではないのかなと考えています。  確かに、全国の自治体ではさまざまな婚活支援の取り組みを行っているところもあるんですけれども、少なくとも公費を投入して、その婚活事業を行っていくためには、市民への説明責任というんですか、それも果たさないといけませんので、人口減少対策としての成果の検討が不可欠ではないのかと考えています。  ただ、従来地域活動とか職場が果たしてきたそういった男女の出会いというのは確かに、衰えてきている。そういった代替策として、むしろその公的な意味を持たせるというのが適切ではあるんじゃないかという考え方もございますので、仮に婚活事業を市で実施するということであれば、男女がお互いに理解するという意味で、生涯学習的な見地とか、男女共同参画の見地とか、そういった検討も必要であるのかなと思います。  全国的には、自治体とか商工会であるとか、青年会議所なんかがやっているところもたくさんあるんですけれども、今後施策の検討に当たっては、そういった実施事例も参考にはしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 19 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 20 ◯2番(古谷公俊君) ちょっと何かかたいコメントになりまして、ちょっと意図がずれてきたような感じもするんですけれども、そういうかたい感じではなしに、例えばここの糸魚川市もハッピー出会い創出事業というのをやられていまして、パーティーを地元のそういう飲食店なり、そういう企業さんもタイアップして、その補助金を出して、そういうパーティーを在住の人に企画して盛り上げたり、まち自身がこうちょっと大阪圏内から──私もサラリーマン時代、通勤をずっと20数年していましたので、大阪市内よりはやっぱり田舎といいますか、ちょっとそういう足を運びにくいというような部分があるんで、地元で盛り上げている、市が自治体としてそういう婚活事業やパーティーをやって、企画して、盛り上げていますよというような形でちょっと目を引かせて、今後取り組んでいただければと思いますので、もし本当に検討していただけるんであれば、僕、ちょっと資料をたくさんもらってきてますので、その辺は協力させていただきます。話も逆にできると思いますので、またその辺よろしくお願いします。  それでは、ちょっと時間もあれなんで、続いて3番目の質問に入らせていただきます。  まさしく、これは質問のとおりなんですけれども、市のシンボルとなるキャラクターをつくろうということで、以前ちょっと私、予算委員会のほうでも市長のほうにも質問させていただいたんですけれども、最近自治体のシンボルキャラクターというゆるキャラですね、いろいろ出ている中で、この月曜日にでもテレビで取り上げられていたんですけれども、船橋市のふなっしーさんというのがえらい番組で取り上げられて紹介されていたんですけれども、あと熊本県のくまモンとかは、皆さんも御存じだと思うんです。  そんな中で、大阪でも、5月5日の読売新聞になるんですけれども、ちょっと僕も目に映りまして、目にとまりまして、高槻市のマスコットキャラクターということで、はにたんというのが出されたんです。  そのキャラクターの市のPR係長として紹介されていたんですけれども、今、府内のうちで55キャラクターあるんですけれども、非常に効果が出たみたいで、グッズ販売やいろんなお土産とか、いろんな企業が乗り出すぐらいに、市の経済効果が非常に生まれてきた、予想外の展開だということを紹介されていたんです。  泉南市は、55の中で唯一、ひょっとしたら泉南市は入っていないと思うんですけれども、何とかその辺、泉南市の企業、今仕事がないとか、雇用関係とか厳しい中で、こういう新しいキャラクターをぜひともつくっていただいて、浸透すれば、それにまつわるグッズやら駄菓子製品とか、いろんなものが商売としてといいますか、そういう部分で市の活性化になるんじゃないかなというふうな考えで、私も最近思っているんです。  そのあたり、泉南市のほうの考えですね、あるのかどうか。後発的にやりにくいというような部分はあるとは思うんですけれども、後発的に一番いいものを出せば、またこれ、注目されるんじゃないかなと思っておりますので、その辺の御意見ですね、市長さんにちょっとお聞かせ願えればと思います。 21 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。 22 ◯市長(向井通彦君) これはこの前、予算委員会でしたか、御質問もいただきました。泉南市は、今売り出しているものというのはございませんけれども、そのときも申し上げましたけれども、コミバスにつけておりますキャラクターですね、あれはつばさのまちのときにつくったキャラクターで、全国公募いたしましていたしか北陸のほうの方の作品だったかなというふうに思うんですけれども、当選して、以来ああいうものをいろんなところに使わせていただいております。  もともとは、泉佐野、田尻、泉南の共通ブランドであったんですけれども、私どものほうがバスを運行するときに、明るいシンボルマークということで、あれを泉佐野、田尻に話をして、一応泉南市で使っていただいて結構ですという了解をいただいておりまして、今4台のコミバスに使っております。あれの縫いぐるみといいますか、あれもあったんですけれども、ちょっと仕掛けが大き過ぎて、なかなか中に入る方も大変だということもあって、それは実際余り使わなかったんですけれども、泉南市としてもやはり必要であろうかというふうに思っておりまして、作成をしていきたいというふうに思っております。  ただ、若干時間もかかりますので、当面はその今のキャラクターですね、ウィンピーと言うんですけれども、あの翼、ウイングを両側に出しているんですけれども、そういうやつですね。顔というか、頭はタマネギでございますけれども、そういうものを縫いぐるみとして作成して、当面使っていけるようにしていきたいなというふうに思っております。  改めて新しいキャラクターの公募なり、また観光協会とも十分協議しながら検討を進めていけたらというふうに思っております。山手にはバラ園もできておりますので、そういうバラなり梅なりという1つのそういうシンボルのものもあったほうがいいのではないかというふうにも思っておりますので、今後具体に研究、そして検討をしていきたいというふうに思っております。  全国的にもいろんなものがあって、投票で1位を選んだりというふうなこともやっておられるようでございますけれども、実際はなかなか、収支を見ますと、もうほとんどが赤字という結果になっているということの報道もございますので、そういうこともひとつ加味しながら、何とか泉南市を売り出していくようなキャラクターというものをつくっていくように努めていきたいと思っております。 23 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 24 ◯2番(古谷公俊君) ぜひとも取り入れていただいて、別に公募制にしなくてもいいとは思うんですよ。お隣の泉佐野市、例を出すと、キン肉マンの作家に描いてもらったということで、これは実はこの間、市長も御存じですかね。りんくう祭りというのがありまして、そこにこういうふうに紹介されていたんですけれども、泉南市の一丘中学の吹奏楽団も紹介されていまして、これは効果があります。  この間も新聞に出ていたんですけれども、4月、5月だけでも、東京に呼ばれたり、いろんなところで引っ張りだこで、予算が赤字でないということだったんですけれども、この間新聞にもちょっと出ていたんですけれども、泉佐野市は、6月の補正予算に328万もかけて着ぐるみ4体をかえたり、いろんなその附属費のグッズですね、つくる予算を、きのう、おととい、赤字だといろいろ出ている市が補正予算で328万も引っ張ってくるようになってますんで、これは多分、経済効果を非常に生む見込みがあると思うんですよ。  合併問題とかいろいろあるんですけれども、ぜひとも泉佐野に負けないぐらいの、こっちはドラえもんでもアンパンマンでもいいので、そういう作家の方に頼んでいただいて、ぜひとも泉南市に目立つようなキャラクターですね、テレビにも取り上げられるようなキャラクターを生み出していただいて盛り上げていただければと思いますので、そのあたり、またよろしくお願い申し上げます。  それでは、最後の4番目の質問に入らせていただきます。  まちの公共施設についてということで、これはもうずばり質問の中で書かせていただいているとおりなんですけれども、泉南市のみならず、全国的にも高齢者の方もふえてきている中で、この間の毎日新聞にも出ていたんですけれども、65歳の高齢者の方が、認知症の方を踏まえて462万人に上ることが厚生省の研究調査でわかったみたいで、その中で認知症の軽度の障害を持たれている方が推定でそれ以外でも400万人いるということで、高齢社会にこれからなっている中で、泉南市は認知症に力も入れている中で、高齢の方へも配慮している市でもあるという中で、最近、ちょっと私もまちでいろんな活動をさせていただいている中で、どうしてもバリアフリーのこともよく聞かれているんですけれども、泉南市の主要な駅と、あと役所の中で、ベンチが非常に少ないと。  高齢者の方も、もう足が痛いのにと、いろんな形で私らにも相談されたり、駅前でもバスの待ち時間というのは、短いようで長いんですよね、電車に比べると。電車だったら、ホームに入ると待合室があるんですけれども、バス停というのは、スペース的には問題があるんですけれども、他市に比べると少ないように感じまして、そのあたりの考え方と取り組みですね。いつも言葉だけで言っても効果ないかなと思いまして、私自身も直接理事者の方にちょっと見ていただいて、この現状を見ていただいて、早急的にこれは持つべきことじゃないかなと思いまして、ちょっと理事者の方とか皆さんにごらんになっていただければと。  これは役所の前になるんですけれども、このつえついたおばあさん、おられますよね。これを見て、私自身もちょっと母親も身障者で足も患ってまして、つえついている状態でもあるんですけれども、役所の中に用事があって来られたと思うんですけれども、この現状を見て、もう私もちょっと心打たれまして写真を撮らせていただいたんですけれども、この現状を見て、せめて主要な駅とか、泉南市の市のサービスステーションの中心でもある中で、高齢者の方にベンチ1つ置いていただけないかなと思います。  本当にスペース的なものとかはあるとは思うんですけれども、いたずらされたり、いろんなそんな問題があると思うんですけれども、ぜひともちょっとその辺の、お年寄りを大事にするじゃないですけれども、そういうような形でちょっと一度検討していただければと思います。  あと、これは砂川駅のくだりで紹介されるんですけれども、こういうふうな形でバス停に座っているんですよね。これを見てどう思われるかどうかは、皆さんあれなんですけれども、私自身はこれを見ると、非常にちょっといたたまれないなという思いにとらわれて、今回こういうパネルでも見ていただいて、実際私、サラリーマン時代、プレゼンをよくやらせてもらっていたんですけれども、実際目で見て、皆さん良心があるんであれば、その辺の部分で一度理事者の方に検討いただいて、予算がないというんであれば、泉南市に企業はたくさんありますので、そこに寄附いただくなり、ベンチを寄附していただくなり、声をかけていただければ多分協力していただけると思いますので、その辺の主要な駅のところの設置ですね、一度検討していただいて、その辺の内容をお聞かせ願えればと思います。 25 ◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。 26 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) 議員御指摘のように、やはり高齢者でありますとか、障害者の方々がバスの待ち時間にベンチの設置を要望されているというふうには聞いております。そして、私ども前向きにちょっと検討したいと思っております。  ただし、ベンチを設置するために歩行空間、後ろのほうに歩行空間を確保したりですとか、ベンチを固定するというふうな道路法上の制約がございますので、それをクリアしていって、できるところから、例えばおっしゃられるように市役所の前でありますとか、あるいは樽井ですね。樽井の場合は、バリアフリー基本構想の計画の中に位置づけられておりますので、その辺のほうからちょっと手当てをしていくというんですか、考えていきたいと思います。  設置ですけれども、民間バス、私どもはコミバスを走らせておりますので、そのバス会社と協議をしながらやっていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 27 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 28 ◯2番(古谷公俊君) ぜひともバリアフリーにも樽井駅が入っている中、あと新家駅にもバス停がございまして、そのあたりも主要な駅のところには急務で設置していただければなと。特にこの市役所の前は何とかしていただきたいなと思います。何とぞその辺の早急な対策のほうを理事者の方にお願い申し上げます。  これにて古谷公俊の一般質問を終了させていただきます。本日は、どうもありがとうございました。 29 ◯議長(南 良徳君) 以上で古谷議員の質問を終結いたします。  次に、9番 梶本茂躾議員の質問を許可いたします。梶本議員。 30 ◯9番(梶本茂躾君) 皆さんこんにちは。まだ3分ほど余裕があると思ってゆっくりしていまして、急に終わられましたので、戸惑っておるところでございます。  無所属の梶本です。65歳の高齢者でありまして、先ほど古谷議員も言われましたが、今定例会より日の丸と泉南市章を議会に掲げていただき、まことにありがとうございます。  ただ、残念なことに、国旗、市旗ではなくパネルの掲示であります。それでも、今までと違い、この議場に入るとぴいんと気が引き締まります。泉南市章は、私が小学生のときに、泉南町の誕生によりできました。55年以上にわたり目にしておりますが、これから毎定例会で目にすることができ、また私をこの議場に送っていただいた市民の皆様の顔が浮かび、なお一層頑張ろうという気にさせていただきます。  また、日の丸はいろいろと議論があると思いますが、私は生まれたときから日本国国民でありまして、決して大日本帝国国民ではありません。誰に遠慮することもなく日章旗を拝むことができますし、また日本国民として誇りに思っております。今後、毎定例会で見れると思うと力が湧いてきます。  それでは、議長のお許しを得ましたので、一般質問に移らせていただきます。  質問順位をちょっと入れかえさせていただきます。私の質問順位は12番目でありまして、今までの質問内容と重なるところが多々あると思います。できるだけ視点を変えての質問をいたしたいと存じます。また、念を入れての質問もいたしますので、面倒にお思いにならずに丁寧な御答弁をお願いいたします。  最初は、大綱2点目の議案提出時の政策形成過程の情報の明示についてです。  議会基本条例の制定されている先進市町の条例を見ますと、ほとんどの自治体では、市長等が議会に重要な政策等を提案する際、政策等の発生源、検討した他の政策等の内容、他の自治体の類似する政策等との比較検討、総合計画等における根拠または位置づけ、関係ある法令及び条例等期限について、将来にわたる政策等のコスト等々の調書を議会前に提出することになっております。  泉南市は、いまだ議会基本条例を制定しておりませんが、先般、議会基本条例制定特別委員会の行政視察でいただきました調書の見本をお渡ししていますが、今後検討の余地はありませんか。できれば、次回定例会から提出していただきたい。議会基本条例が制定されれば義務化されることになると思います。御答弁をお願いいたします。 31 ◯議長(南 良徳君) ただいまの梶本議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。西田総合政策部長。 32 ◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 議案提出時の政策形成過程の情報明示ということでお答えさせていただきます。  特別委員会で行政視察へ行かれたということで、確かにそういった事例はございます。具体的には、議案審議の際に、当議案に係る政策に関する調書を提出しているといった事例かと思います。その調書には、確かにその事業の名称とか担当部署とか、政策の生じた理由あるいは目的とか、ほかに検討した政策の内容とか、類似政策とか、そういった比較、検討の有無、あるいは総合計画等の位置づけ、関係法令とか、将来にわたる政策コストとか、そういったものが記載されておるようでございます。  本市の場合、その予算編成過程における調書とか行政評価ですね。ことし、まさに今取り組んでるところなんですけれども、行政評価の取り組みにおける評価シートなどが、こういった調書に該当するのではないかと認識しております。  こういった資料を議会や市民に広く公表していくことは、施策や事務事業の必要性とか有効性とか効率性とか、そういった視点から点検していただいて、透明性の高い行政経営を推進する上でも大変有効なことではないかと認識しております。  そういったために、今後公開すべき資料は適切な方法で公開、公表していくようには検討していきますが、今年度から実施しております、先ほど申し上げた行政評価シートですね。これは一定まとまった段階で、議会を初めとして市民の皆さんに公表したいと考えておりますので、まずはそこはから手をつけていきたいと考えてございます。 33 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 34 ◯9番(梶本茂躾君) 今まで、議会前のこういう資料の提出が少なかったことにおいて議論がかみ合わないところが多々あったと思いますので、できるだけ早急にこの調書の提出ということをお願いいたします。  次に、大綱3点目、生活道路と水路の改修についてです。  1番として、生活道路の改修についてですが、これは平成25年度の第1回定例会の平成24年度一般会計補正予算において路面性状調査が盛り込まれましたが、現在どうなっておるのか、教えていただきたいのと、調査結果を踏まえて道路の修繕、改修について、この調査区間、この前、誰かの質問で調査キロ数とか言われましたが、そのときのその調査区間の改修・修繕工事が全部この予算の中で終了できるのかどうか、またできない場合は優先順位としてどうなるのか。長い間手つかずの、また下水整備がおくれている第二阪和国道より山側が当然私としては中心となると思っておりますが、その辺のところをお教えいただきたいと思います。  2番目といたしまして、水路の抜本的な大幅改修と用水路と排水路の一本化です。  現在、用水路は農林水産課、排水路は上下水道部です、それにまた一部道路側溝は道路課がかかわってまいります。水は高いところから低いところに流れます。1つの水路で用水や排水が入りまざって、この部分は用水、ここから排水、またはその次は用水に戻ったりする箇所が多々あります。区長初め、水利担当者は混乱を来しております。担当窓口の一本化ということができないのかどうか、過去にそういう一本化ということについて検討されたのかどうか、お答えいただきたい。  それとまた、近年宅地化が進み、旧来の水路のままでは水量がふえて、大雨がくればすぐに浸水する箇所が何カ所か毎年決まってあります。予算も必要でありますが、抜本的な大幅改修が必要だと思いますが、計画されておるのか、お聞きいたします。  以上、2点について、よろしくお願いいたします。 35 ◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。 36 ◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、私のほうから、生活道路の改修について御答弁を申し上げます。  平成24年度の補正予算に伴う舗装工事でございますけれども、これは実際は繰り越しをして25年度に実施するということになっております。現在、この中で路面性状調査につきましては、業務委託を既にもう発注済みとなっておりまして、近日中には現地調査に入る予定となっております。  調査対象路線は、市内認定路線、これは全部で214キロございますが、このうち計測車が走行可能な幅員の路線約174キロを対象としております。  今後は、補助対象路線として一定の基準で選定している路線の中から、路面調査結果をもとに、国の補助事業として採択基準であるひび割れ率40%以上の舗装の劣化が進んでいる区間を選定し、交通量や沿道の利用状況を勘案して、年度内に施工してまいりたいと考えております。  予算的には5,800万の改修を予定しておるわけでございますけれども、この路面性状調査というのは今までやったことがなくて、今回初めてやるわけなんです。ですから、どの程度がひび割れ率40%以上になるかというのは、ちょっと調査結果を見てみないとわからないということでございます。そのうちどれぐらいが改修できるかというのは、ちょっとはっきり現時点ではわからないんですが、延長的には5,800万ですと大体3キロから4キロぐらいの改修が可能ではないかなというふうに考えております。  ですから、それでもできない路線というのも出てくるかと思いますけれども、それにつきましては、この結果を見て、また優先順位等々を検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 37 ◯議長(南 良徳君) 根来上下水道部長。 38 ◯上下水道部長(根来久雄君) それでは、私のほうから、用水路と排水路、一部議員御指摘のありました部分的に道路側溝の部分につきまして御答弁申し上げます。  議員御指摘のように、以前には水路の一本化という検討、組織的なものもやった経緯がございます。現時点は、先ほど指摘がありましたように、用排水路の機能を持ったもの、あるいは道路側溝を部分的に通過しまして、また下流側につきましては排水路となっている水路系統もございます。  先ほどありましたように、排水路につきましては私どもの下水道整備課、用水路につきましては機構改革によりまして産業観光課の管理となってございまして、道路側溝につきましては道路課ということになってございます。  ただ、最近につきましては、各担当者が調整を行いまして、従前のように、もし要望等があった場合に、その部分につきましては用水ですよということじゃなく、最近につきましては、一定、最初来ていただいた窓口におきまして地元の要望等をお聞きしまして、各部署で調整させていただいて、まとめて代表で来ていただいた方、あるいは地元さんに返事をさせていただくというような現実的な対応で進めております。  それと、開発等に伴いまして、例えば開発等によりまして農業用の水利の利水が不要となった場合につきましては、関係所管課間におきまして、そこから下流は排水路ですよと、そういった関係につきましては、その都度調整を行って管理区分を調整しておるのが現状でございます。  それと、先ほど開発に伴います部分的な溢水のことがございましたが、下水道整備につきましては、雨水のほうにつきましては、従前、都市下水路整備時代から、幹線につきましてはおおむね完成しております。ただ、そこの幹線に流入すべき詳細な上流部の水路につきまして、まだ部分的に断面等不足部分がございます。そういった部分につきましては、要望あるいは溢水等の事象がありました折には、逐次対応を進めておるところでございます。  それと、もう1点ありました一本化の話ですが、これにつきましては、我々も従前から重大な課題であると認識を持ってございまして、ただ現時点では補助事業あるいは組織の問題など多くの課題も抱えておりますので、今後につきましては、議員の御指摘がありましたように、組織を挙げて検討してまいりたいと考えております。  よろしくお願いいたします。 39 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 40 ◯9番(梶本茂躾君) 議長、すみません、文言の訂正をお願いいたします。農林水産課を産業観光課、上下水道部を下水道整備課ということで変えていただきたい。今回、名称が変わっておりますので、ちょっと勘違いしておりました。 41 ◯議長(南 良徳君) はい。 42 ◯9番(梶本茂躾君) 道路の改修についてですけれども、調査結果がわかった時点で、ある程度議会に修理箇所等を報告いただけるというようなことはできないでしょうか。  それと、用水、排水について、できたらその地区だけでいいんですけれども、特に牧野やったら牧野地区の水路について、これは農水、これは用水、これは排水というような形の地図をいただけるかどうか、その辺よろしくお願いします。 43 ◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。 44 ◯都市整備部長(土井 聡君) 調査が終わるとどこを修理するかというのは、当然これは予算の範囲内でやるわけなんですけれども、そのどこをやるかというのにつきましては、また所管の委員会とか、そういうことで委員長と相談して対応してまいりたいというふうに考えております。  ちょっと言い間違いました。すみません。 45 ◯議長(南 良徳君) 訂正してください。 46 ◯都市整備部長(土井 聡君) ちょっと訂正します。どこをやるかじゃなく、どこを公表するのかとかということについては、また所管の委員長と相談させていただきたいと思います。 47 ◯議長(南 良徳君) 根来上下水道部長。 48 ◯上下水道部長(根来久雄君) 再度の御質問にお答えいたします。  用水路、排水路、道路側溝もございますが、従前からその都度、3管理部署が調整しまして、図面は整理するんですけれども、さっき御答弁申し上げましたように、開発等あるいは農業用利水の不要になったときに、やはりその都度時点修正というんですか、ありますので、大まかな用水路、排水路のものは手元に持っておるんですけれども、そういったものを一旦お渡ししますと、時点修正されたものでまた誤解を招く部分もございますので、我々の部署と農林と調整しまして、地元の水利さんには前もって、大まかな水路は御存じかと思うんですけれども、その都度問い合わせなりしていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。 49 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 50 ◯9番(梶本茂躾君) それでは、大綱1点目に戻りまして、教育委員会が今後行うであろう大規模事業とそれに伴う市財政に及ぼす影響についての1番として中学校給食事業について、2番、老朽校舎建てかえについて、3、廃園幼稚園の売却についてですが、1、2については今まで何人かの方が質問されておりますので、1の中学校の給食事業については、センター方式とデリバリー方式との特に財政面での優劣、試算ができておれば、予算について答えていただきたいと思います。  2番の老朽校舎建てかえについては、私も田畑議員や竹田議員が質問でされた御意見と意見を同じくしておりますが、建てかえに当たっては統廃合、校区再編、別な場所での建てかえをもっと研究検討していただきたいと思います。教育長のお考えは、泉南市学校施設の老朽化対策に関する基本的な考え方の中での16ページの老朽化対策の具体的な進め方の事業実施のスケジュールに従って進めるとのことですが、例えば泉南中学を土地開発公社の中央公園用地に移転させるとか、また地震・津波対策に問題があり、とてもその場所での建てかえは問題が発生するような西信達中学校、災害時の避難場所に決してなれない西信達中学を一丘中学との統合を視野に入れての津波の影響を受けない新家方面への移転、建てかえの検討。  また、信達小学校は建築年数もかなりたっておりますが、本当にきれいに使っておりますので、建てかえを考えずに雨漏り対策、波を打っている床面の修理等の大規模改修にとどめ、そして泉南市の教育モデル校である鳴滝小学校を見習い、今後各小学校にモデル校を順次波及していくということでありますので、その計画の一環として、2番目のモデル校と位置づけたらどうでしょうか。今のところモデル校の計画はあるのかないのか、教えていただきたいと思います。もちろん、ソフト面だけでなくハード面も含めてのモデル校ということで計画を立てられておるのか、お答えください。  ついでですけれども、通告にはないのですが、旧鳴滝第一小学校跡地の現状はどうなっておるのか、お教えいただきたいと思います。  とりあえず、ここまでの御答弁をお願いいたしたいと思います。 51 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 52 ◯教育長(蔵野博司君) まず、私のほうから、中学校給食に関してのコスト面の御質問でございます。  まず、給食センター方式でいきますと、イニシャルコストが用地費を除いて11億円程度必要かというふうに考えております。  デリバリー方式の場合ですと、これは企業になりますので建設費等は必要がなくなります。しかし、ランニングコストは、今のところ、約ではございますが、2,000食の中学校給食を用意いたしましたときには、年間9,500万円程度必要かというふうに試算をしているところでございます。 53 ◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。 54 ◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、老朽化対策でございますけれども、御存じのように、本市の今後の老朽化対策の指針となります基本的な考え方を今回取りまとめたということでございます。  御質問の学校の統廃合なり、あるいは小・中の一貫校、これの問題につきましては、この考え方の中でも、今後そういう可能性ということは、記述をさせていただいております。  この建てかえ、老朽化対策自体が20年スパン、あるいはそれ以上かかるというようなものでございます。この間の生徒数の動向なり、そのあたり、今の時点で全てを見きわめるというようなことは、これは不可能でございますし、また仮に泉南市域全域の児童・生徒数の推計ができたとしましても、それぞれの地域ごとの生徒数の動向というようなことも、これはまた現時点で10年、20年先を見きわめるということは困難でございますので、今回は全て14校、現状のままの建てかえということを仮定いたしまして御提案させていただいたと。  ただ、その際にはいろいろこの建てかえだけではなしに、付加すべき機能といいますか、コミュニティ施設であるべきだとか、あるいは地域における防災拠点としても整備をすべきであるというようなことも盛り込ませていただいておるところでございます。  それから、もう1点、鳴滝第一小学校の現状ということでございます。  これは統合以降、現在に至るまで利活用されていないということで、基本的には地元の御要望を伺うということで、実はことしの1月に入りまして地元と意見交換をする場を持っております。ただ、まだ具体のこの活用策、あるいは実際の活用もしていない状況ということでございます。 55 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 56 ◯教育長(蔵野博司君) すみません、答弁漏れがございました。  モデル校に関しましては、鳴滝小学校を先進的にさせていただきました。当然、その鳴滝小学校の現状というものがベースになるというふうに考えております。しかし、これからも新しい教育活動というものが付加されてきますので、それを十分踏まえた形で建てかえ、あるいは大規模改修の中で、今後必要であるというふうなことで取り組んでいくということでございます。 57 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 58 ◯9番(梶本茂躾君) 中学校給食の事業についてのセンター方式でのランニングコストは、お答えがなかったように思います。できたらお願いします。  それと、今教育部長が言われた、老朽化対策についてはまだ具体的には考えていない、これからの検討課題というようなことで答弁いただきましたけれども、実際問題、竹田議員の質問でしたか、教育長はこのスケジュールに従って平成27年から泉南中学校を建てかえるというような答弁をされていたと思うんですけれども、その辺のところの整合性。  それと、モデル校についてもですけれども、これも鳴滝第一・第二の統合、大規模改修の折に出された資料では、これも27年から順次波及させていくというような説明でありましたが、これについても今現時点で何も考えられていないというのは少しおかしいんじゃないでしょうか。その辺のところの答弁をよろしくお願いいたします。 59 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 60 ◯教育長(蔵野博司君) まず、給食費のランニングコストについてでございますが、給食センターの方式でいきますと年間6,000万円ということでございます。  もう1つ、建てかえの件でございますが、基本的な考え方としましては、平成27年度から進めさせていただくというようなことでプランを提案させていただきました。しかし、今後の進め方に載せさせていただいているように、今後の児童・生徒の推移というものは、10年後、20年後、30年後というのは、今からは予測はつきません。あるいは新たな教育課題、小・中連携、小・中一貫というようなものは、その中には含まれていない。基本的な考え方として、順次進めていきたいというふうなことで出させていただきました。  モデル校につきましては、そのときの大規模あるいは建てかえというようなところで順次諮っていきたいというふうに考えているところでございます。十分なことは、それまでできることは少ないかもわかりません。しかし、環境面についても、当然大規模や建てかえが遅くなるところについては、考えていきたいというふうに考えているところでございます。 61 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 62 ◯9番(梶本茂躾君) 余り時間がないのですけれども、最後に信達小学校、これは先生、生徒、保護者の協力によって本当にきれいに保たれています。現状では、この10年、20年の建てかえが必要であろうかどうかというような問題が、外見ではわかりませんが、大規模改修でいいんじゃないかと私は思っております。ただし、この切なる願いというのが、下水道がまだこの小学校のところまで下水管が来ておりません。ただし、メーターで100メーター、200メートル先に下水管がついておりますので、それを利用してトイレの水洗化をお願いしたいと思います。  というのは、現在小学校2カ所に浄水槽があるんですけれども、この下水管が、何せ高低差がないものでして、流れが悪くたびたび詰まっております。それは教育委員会のほうで御存じだと思いますが、そのときに悪臭がするということが多々ありますので、少々無理をしてでもモデル校というような位置づけをされて下水道整備をお願いしたいと思います。  それでは、続きまして、3番目の廃園幼稚園の売却等について。  現在のところ、処分できたところとか利用が決まり使用されているところ、また今後売却する予定の跡地、利用計画等の検討が今されているというところ、これは個々の幼稚園跡地についてお聞かせいただきたいと思います。  それと、最後に、1番、2番目の計画を進める中での泉南市全体の財政に及ぼす影響、全体を見据えた財政シミュレーションを作成できているのかどうか、お答えください。 63 ◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。 64 ◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、旧幼稚園の跡地の現状について御報告をさせていただきます。  この件につきましては、庁内組織であります跡地活用検討会議におきまして、売却を原則としまして検討を重ねてきているところでございます。  今までのところ、売却が完了しましたのは新家南幼稚園、これ1件でございます。昨年の11月に売却が完了いたしております。  それから、信達幼稚園でございますけれども、これは従前から御報告させていただいております隣接します恵由福祉会のほうに旧園舎を無償譲渡ということで、底地の部分、これは当面の間、無償貸し付けということでございますけれども、この部分と、この際に整理しました消防分団の駐車場ですね。これを除いた部分を売却の対象としておるところでございます。  ただ、現在のところ、この旧街道、熊野街道に面した部分ですね。この部分に防火水槽が道に沿う形でございまして、それがあることによって、この売却予定地の価値なり活用に一定の制限がかかるというようなこともございますので、この部分について牧野区さんなり地元の消防団と協議をさせていただくというような予定になってございます。  それから、西信達の幼稚園でございますけれども、この跡地につきましては私立のルンビニ園ですね。こちらのほうに有償で貸し付けをしているというような状況でございます。ただ、ここの場所についても、測量等の権利はまだ未確定の状態でございます。  樽井につきましては、ほぼ用地測量等を完了している状況でございます。売却を基本としておるところでございますけれども、従前、旧の区長さんのほうから買い取りというようなお話もございましたので、文書での申し出をお願いいたしておるところでございますけれども、進捗がないような状況でございます。  雄信につきましては、これは従前から雄信地区にありました公民館、これが廃止された関係で、地元のほうから公民館についての御要望があるところでございまして、教育委員会としてもそれは承知しているところでございます。  ただ、教育委員会としましても、教育委員会が所管しております施設の一部、教育支援センターつばさでありますとか、このあたりの活用というようなことも検討しておりまして、地元要望ともあわせて教育委員会の中で今後のあり方を検討しているというような状況でございます。  あと、鳴滝の幼稚園跡につきましては、これにつきましてはまだ用地測量等も完了していない状況でございます。  それから、新家の幼稚園につきましては、これは青少年センターが週1回、元気広場という形で利用をいたしております。また、幼稚園の園庭につきましては、隣接します公民館あるいは消防分団の参集時の臨時の駐車場として活用をしている状況でございます。  それと、あと東の幼稚園、これにつきましては、立地条件、それから接道等の関係で売却が困難ということで、現在のところ東小学校の音楽室等に利用しているという状況でございます。  以上です。 65 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 66 ◯教育長(蔵野博司君) 財政シミュレーションについてでございますが、きのうもお示しさせていただきましたように、建てかえた場合には200億以上かかっていくということでございます。これは全て建てかえということでございます。また、給食センターでは10億以上かかるということでございます。  しかし、我々も財政収支計画において、一応10億円というのを市も出されております。我々もいっときにこれだけを使うというような形の計画はしておりません。できるだけ長期の形、30年のスパンの中で今計算をしているということでございます。  今、給食センター方式でいくのか、あるいはデリバリーかということは、まだ決定されておりませんが、ぜひこういうふうになった場合の財政確保に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 67 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 68 ◯9番(梶本茂躾君) 教育委員会サイドの財政シミュレーションだけじゃなしに、全市的に財政シミュレーションをお願いしたいのと、30年スパンというのはどういうことでしょうか。それで、校舎が無事もつのかどうか、その辺の不安なところもありますので、できるだけ早急に計画──27年からということでございますので、ことし25年、来年度までにはある程度一定の方向性とか予算面での検討をお願いして議会にお示しいただきたいと思います。  時間がありませんので、続きまして大綱5点目は、旧信達保育所の土地、建物についてです。  現在、信達保育所は、旧信達幼稚園跡に移転いたしまして保育を行っていると聞いております。信達保育所は平成22年4月から民営化され、旧信達保育所は、建物は無償譲渡、土地は5年間無償貸与の後、有償貸与となっておりますが、現在、恵由福祉会との契約及び権利関係がどうなっておるのか。また、一時議論されました保幼一元化の話はどうなっているのか。また、旧の信達保育所の建物、土地は返還されるのか。返還された場合、何か活用する予定があるのかどうか。なければ、地元要望を聞く場を持つのか。  以上、多分地元要望を聞かれても、前回の信達幼稚園のときと同じようにないかもわかりません。できれば、NPO法人、また府等に働きかけての婦女子に対するDV対策のシェルター等の利用は考えられないのか、お答えいただきたい。  それと、保幼一元化の話で、近隣市町に認定こども園ができておるのかどうか。泉大津市では、平成26年度より認定こども園ができると聞いておりますが、その辺のところの話をお教えいただきたいと思います。 69 ◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。 70 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) まず、旧の信達保育所の土地、建物の利用についてということで、これまでの経緯といたしまして、既存の幼稚園跡地検討委員会の中で旧信達幼稚園跡地の利用についても検討してまいりました。ここにつきましては、将来的に民間で幼保一元化施設を実現するためには、旧信達幼稚園園舎を改修した上で、そこへ信達保育所を移転することが最も実現性が高いということから、平成24年、昨年の第3回定例市議会において園舎の無償譲渡等の議決をいただいたところでございます。  その後、保育施設として改修工事を進めてまいりました。改修工事が完了後、備品等の移設を行いまして、議員御指摘のように、もう6月3日から保育を新しい園で実施してございます。  本市としても、今まで使っていた信達保育所の土地、建物については、早急に返還していただくということでございます。ただ、まだ若干備品等も残っておりますし、それから廃棄するものもまだ若干あるということで、もう少しかかりますが、これはもう返還するということで恵由福祉会とは合意を得ております。  今現在の信達保育所の契約内容でございますが、信達保育所の事業者である恵由福祉会に対しまして、建物についてはもう既に無償譲渡しておりますし、土地については基本的には有償で貸与する──これは新しい信達保育所のことでございます。有償で貸与するということでございます。  ただ、土地につきましては、民営化した保育所の安定的な運営を支援するため、平成22年4月から完全民営化されたわけでございますが、その時点から5年間は一応無償ということにしておりますので、新しい場所につきましてもそれを継続するということから、新しい保育所の土地に関しましても、平成27年3月末まで無償で貸与するということにしてございます。  それから、認定こども園ということでございます。これは、事業者であります社会福祉法人恵由福祉会と、この旧信達幼稚園園舎を無償譲渡する際に、今後の具体的な制度設計を踏まえた上で幼保一元化を目指したいということで合意をしておりまして、国が平成27年4月から新たな制度でございます子ども・子育て支援新制度というものがスタートする予定となってございますので、このことも踏まえまして、今後も法人とも協議をしていきたいというふうに考えております。  地元のお考えで、例えばDV対策のシェルターとかという御提案もございましたが、今現在、我々としても、例えばどういう方法で利用するのか、あるいはほかの方法があるのかということもございますが、基本的には、先ほど申しましたように、旧の既存幼稚園跡地検討委員会というものが今現在もやっておりますので、そこの中でまた御検討もあわせてしていただけたらなというふうに考えてございますし、そういうふうな利用の仕方も考えられるなというふうなところでございます。ただ、今現在はまだあくまで未定ということでございます。  それから、認定こども園ですが、この近隣では私はちょっと存じておりません。泉大津とか、泉州地域でもちょっと北のほうについては幾つかできているというふうに聞いてございます。  以上でございます。 71 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 72 ◯9番(梶本茂躾君) 時間がありませんので、中脇部長、幼稚園の跡地検討委員会の中で、おっしゃいましたけれども、所管が違いますので、できれば健康福祉部の中でのある程度一定の考えを出していただきたいと思います。  最後になりました。市長、お待たせいたしました。大綱4点目は、泉佐野市との合併協議報道についてです。  これまで何人か質問されましたので、質問事項が余りなくなってきました。しかし、通告した以上、何か質問をしなければなりませんので、ちょっと市長の気分を害するきつい質問になるかもしれませんが、怒らずに答えていただきたいと思います。  私は、余りテレビのバラエティー番組を見ませんが、もし孫に合併はいつするんだと聞けば、今の流行語で、「今でしょ」と答えます。市長に改めてお聞きいたします。合併はいつするんですか。  私は、今の時点での合併には絶対反対です。また、合併に進む可能性のある広域連携推進も反対であります。  反対理由は、何点か申し上げますと、まず第1は、来年春の市長選挙です。向井市長の任期は残り10カ月程度になりました。次の選挙に出馬する表明もなしに、今後のことについて推し進めるのはいかがなものか。立つ鳥跡を濁さずです。  2といたしまして、今回の合併報道について、市長の意図しないところで行われたとしても、市民の動揺ははかり知れません。いまだに市民に対して市長の説明のない中、前へ進めるということは決して市民の理解が得られません。  3番目といたしまして、市長の平成22年10月21日付の財政早期健全化宣言では、これは本当にあれですけれども、市民の皆様が我慢強く協力していただきました。財政健全化については、多数の賛同を得ております。市民との協働のもと、もうしばらくは泉南市単独で頑張っていただきたいと思います。  昨日の竹田議員は、泉佐野市とは生活圏は1つだということを言われましたが、私は決してそうじゃないと思います。私は泉南市生まれ、泉南市育ちで、泉南市愛があります。泉佐野市は、通過することがありますが、泉佐野で買い物することや食事をすることはほとんどありません。年1回あるかないかです。もちろん、泉佐野市での知り合いはほとんどありません。また、この泉南の地を離れることはできません。  泉南市が近隣のどこの市町よりも立派で住みやすいまちになるのを願って、頑張ってまいりました。市長の言われるように、地方分権の時代、権限移譲が行われ、泉南市単独でとてもやっていけない時代が来ていますが、それが今ですか。今ですか。日本全国、どの基礎自治体も合併、合併と騒いでいるのでしょうか。  以上、市長の御答弁をよろしくお願いいたします。余り怒らないようにお願いします。 73 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。 74 ◯市長(向井通彦君) 時期はいつかということでございますが、時期なんていうのは全く想定をしておりません、現時点ではですね。そういう話があったということでございまして、いずれそういう時代が来るというのが私の考えでございます。具体にいつからそういう方向に進めていくかというようなことは、まだ決まっておりません。そういう話がありましたので、まずその前に泉佐野市の財政の健全化、これを果たしていただきたいということを申し上げたわけでございます。  それから、梶本議員は合併も広域行政も反対だと、こういうことでございます。それは議員としてのお考えとしては承っておきますが、やはり泉南市は泉南市だけで全てやっていくんだという時代ではございません。これからは、やはりもう少しグローバルに考えないと、地方の行政というのは進められないというふうになっていくと思います。現に広域でやっているではありませんか。消防もそうです。それから、下水道もそうです。その他、たくさん──広域福祉もそうですね。休日夜間もそうです。今度、火葬場もそういう形でやっております。清掃もそうですね。  そういうことで、できるだけ近隣と一緒にやれるものは広域でやっていって、そしてスケールメリットを得、そしてできるだけ少ない費用で最大の効果を発揮していくというのが、これからの時代だというふうに思っておりまして、まずは広域行政、広域連携を深めていくというところで、3市3町合意したという経緯がございますから、その方向で進めていきたいと思っております。  それから、任期の問題もございますけれども、これは市長に限ったことではございません。議員さんも同じでございまして、中長期的なことをそれじゃ語れないのかといいますと、そうではございません。やはりすぐにやるべきこと、あるいは中期、長期で考えなければいけないことがたくさんございますから、その任期中にあっては、自分の信念、考え方、こういうものをしっかりと発言していくというのが大事だというふうに思っております。  当然ながら、合併ということになれば、多くの皆さんの理解というのが不可欠でございますので、これは今ではございませんで、将来そういうことがまた惹起して機が熟してくれば、多くの皆さんの御理解を得る中でその方向に進んでいくというのは、当然だというふうに思っております。  それから、財政健全化宣言につきましては、行わせていただいて、非常に厳しい行革を推進してきた結果、22年度、23年度、24年度、黒字化を達成することができました。ただ、これから先、じゃ比較的安定的に黒字を維持していけるのかといいますと、やはりまだまだ厳しい局面があろうかというふうに思います。公社の解散も決議をいただきましたけれども、やはり30年間これを償却していかなければいけないという問題もございますし、新たな教育施設を中心としたような投資も発生してまいりますので、決して気を緩めることなく、一方では行革を進めながら必要な事業、施策については行っていくという気構えでやっていかなければならないというふうに思っております。  多少意見の違いはあろうかというふうに思いますが、それはそれぞれお考えのあってのことだというふうに思いますので、梶本議員のお考えということについては、承っておきたいと思います。 75 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。 76 ◯9番(梶本茂躾君) 私も将来的な合併については必要あるということも視野に入れておりますけれども、目先、僕らも市会議員になるに当たって、市民の支持を受けてここに上がらせていただいています。地元愛、泉南市愛というんですか、余りそういうふうにとらわれたらいけないと思いますが、マクロ的にはなかなか僕らも政治家になり切っていないと思います。地元、地元ということで、どうしても地元を守り立てていきたいというような意識が、今のところまだありますので、いけるだけの財政上まだ問題ない状態であれば、市長の言われる行革による財政健全化宣言のように、市民の皆様が我慢しながらついてきていただいておりますので、もう少し単独で、市民と協働のもとで、もっと泉南市単独でやっていくという方向を打ち出していかれたらどうかと、私はそういうふうに考えております。  それと市長、市長もごらんになっていると思いますが、「広報せんなん」に折り込みいたしました議会からのお知らせについてちょっと読ませてもらいます。市長もごらんになっていると思うんですけれども、市長退席後、各議員よりの意見ということで、合併の是非は別にして、一方的に議会、市民不在で市長同士で勝手に合併はできない、市民の皆様に事実をお知らせする必要がある、準備もなしに軽々しい発言をされることは問題があり、泉佐野市だけで合併の議論を行っているのであればいいが、泉南市を巻き込んだ話なら大変失礼であると。あとは、泉佐野市長への抗議の必要があるのではというような意見があるということが書かれております。  これを参考にされて、僕もこの代表者会議をちょっと傍聴させていただいていましたが、市長はそのときもたしか御答弁の中で、泉州南消防組合を例に出されて、参考にしたい。まだことし4月に発足したばかりの泉州南消防組合を参考にしたい。  この泉州南消防組合の評価というのはまだ全然出ておりませんので、これについても、不都合になれば脱退ということも考えられると思いますし、これを参考にしたいということでこういう答弁をされているのも、ちょっと気が早いような気がします。  それと、もう1つ、もう時間も余りないのであれですけれども、市長選挙はどうされますか。表明されませんか。 77 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。時間がございません、簡潔に。────終わりました。  以上で梶本議員の質問を終結いたします。  会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。      午前11時58分 休憩      午後 1時30分 再開 78 ◯副議長(河部 優君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、15番 松本雪美議員の質問を許可いたします。松本議員。 79 ◯15番(松本雪美君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の松本雪美です。2013年6月議会において一般質問をいたします。  大綱1点目は、女性問題です。  泉南市では、昨年の12月議会で男女平等参画都市宣言が決議されました。何よりも全ての人々の人権を尊重することについて強く表明し、提案された中尾議員も、泉南市が独自に宣言することは大変意義深いことである、18名の議員さんに賛同いただきたいと呼びかけられました。  こうした泉南市の状況から見ても、先日来の橋下大阪市長の慰安婦問題での発言は、府下3番目の宣言都市となったこの泉南市では、女性の立場からも見捨ててはおけないことです。  橋下市長は、5月13日の朝の会見で、慰安婦制度は必要だったという発言、さらに退庁時の会見では、昨年の8月1日に橋下市長を含む維新の会の国会議員団が沖縄普天間基地視察時に米軍海兵隊の司令官に、米軍はもっと風俗業の活用をと発言したとみずから語ったことを明らかにしました。  こうした一連の発言が日本中にはとどまらず、国内では国際問題に発展しかねないと動揺するなど、世界中から強い批判の声が発せられました。橋下大阪市長の発言は、女性への迫害と女性の人権をじゅうりんし、女性の尊厳と名誉を傷つける女性蔑視、人間蔑視の発言であり、政治家、公人としてあるまじきこと、あるまじき発言であり、謝罪と撤回を強く求めるものであります。  橋下市長は、社会的批判の声が大きくなったこともあり、予定されていたアメリカへの訪問も取りやめざるを得なくなりました。その後、橋下市長は、私の認識と見解との文書で風俗業の米軍活用を勧めたこの発言は不適切であり、撤回し、おわびすると公表しましたが、沖縄県民や慰安婦問題での謝罪は一言もありません。私の本意とは正反対の受けとめ方の報道が続いたと弁明するばかりであります。  このように女性の尊厳を傷つけておいて平気な態度に終始する橋下市長に対して、向井市長はどのようにお思いでしょうか、お答えを求めます。  大綱第2点目は、大阪府立支援学校(元砂川高校)の開校にかかわって、旧校舎の改修と小学・中学部の校舎の増築、事実上新設のための基礎工事で、地域住民から、付近住民から出ている被害の訴えに対して、これまでどのように対応されてきたのか、お尋ねをいたします。  大綱3点目は、医療・保健行政についてですが、今後泉南市で肺炎球菌ワクチン接種の助成制度を実施する場合、事前に提出していただいた資料では、65歳以上の全ての高齢者が1万5,000人弱あり、50%がワクチン接種するとしたならば2,200万円の市負担が発生すること、このように資料では知らせていただきました。5年間またはそれ以上の効果があるということですから、1年間に換算し直すと、わずか440万円です。毎年50%受けるわけではありません。ほんのわずかで高齢者の健康維持、回復できる肺炎球菌ワクチンの接種に、ぜひ公費負担制度の導入を予算化していただきたいとお願いするものであります。  大綱4点目は、昨年4月1日施行で介護保険が改正され、介護予防、日常生活支援総合事業が介護保険法の中に条文として規定されました。総合事業が実施されれば、要支援1・2の人たちは介護保険から外されて、NPOやボランティアを活用するサービスに切りかえられると聞いています。  泉南市でも、これを受けて第5期高齢者保健福祉計画の中でも、国や近隣の地域の動向を踏まえながら導入計画の検討をすると表明しております。総合事業は法律で規定されていないし、義務項目でもありません。実施に当たり、市町村の判断に委ねられるものとなっております。厚生労働省は、実施するかどうかは、完全な市町村の裁量であると断言しています。こうしたことがはっきりしている以上、泉南市は要支援1・2の介護認定者の専門的な介護サービスの持続のために頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  大綱5点目は、生活道路の安全対策やひび割れ、穴ぼこなどの改修に市民の税金を使い、住みよいまちづくりを進めてほしいと質問をいたします。  その1は、国の特別交付金を受けて市道の改修をする調査で、基準に合致した市道は改修できるが、基準に合わない道路は、いつまでも改修は進まず放置されることがあってはならないことであります。平成24年度末に繰越明許をされた8,300万円のうち、改修に使えるのは5,600万円と言っております。市道に換算すると3キロから4キロ程度の道路改修が進むと、このような前任者の質問でのお答えでありました。しかし、これだけでは不十分であります。  その2は、水道管やガス管の埋設工事など、復旧工事の残骸のパッチワーク状になった道路。牧野地区だけではなく、各地域のひび割れた道路は、至るところにあります。これらの改修は、一体どうなるのでしょうか。  その3は、府立支援学校前の交差点の和泉砂川駅の方向に左折する鋭角になっているところでは、通行人にとっては大変危険なところであり、隅切りと歩道設置が必要であると考えます。いかがでしょうか。  その4は、簡易な舗装で改修して2年もたたないうちに、既にまた道路の路肩のアスファルトが崩れ出すなど、見苦しい箇所の改修が待たれています。  これらはほんの一例ですが、市民の強い要望を放置せず、この際、市内一円の傷んだ道路を確認し、早急に対策を講じるべきであると強く要望いたします。  質問は以上です。答弁については、的確にお答えください。詳しくは、また席のほうから質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 80 ◯副議長(河部 優君) ただいまの松本議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 81 ◯市長(向井通彦君) 私のほうから、女性問題について御答弁を申し上げます。  従軍慰安婦問題につきましては、過去の経緯について、政府の見解として、慰安婦問題が多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた問題であるという認識に立っておられます。  しかしながら、そういう中で先日の従軍慰安婦問題につきまして、大阪市長としての橋下市長の話ということでございましたが、どちらかといいますと、維新の会共同代表としての橋下氏の発言というふうに受けとめておりますが、その発言が国際問題まで発展していることは周知の事実でございます。  従軍慰安婦問題における近隣諸国との国際問題など、一日も早い解決を願っているところでございます。そして、歴史問題という視点のみならず、女性の人権についての問題として捉えることも重要であると認識をいたしております。  国際社会においては、男女の完全な平等の達成に貢献する目的で、1979年には女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女性差別撤廃条約)が国連総会で成立をしております。条約は、締結国に対して、女子に対するあらゆる形態の差別をなくして事実上の平等を実現するよう求めております。我が国も1985年にこれを批准し、男女共同参画社会づくりに取り組んでおります。  本市では、男女平等を推進していくという視点から条例も制定いたしました。また、具体的行動計画としてのプラン、そして男女平等社会としての市の姿勢として、市の内外に知らしめる男女平等参画都市宣言を議会で議決いただくなど、男女平等社会づくりに取り組んでいるところでございます。  さらに、戦争のない国際平和を願い、本市では昭和59年に非核平和都市宣言も行っており、差別のない男女平等の社会の確立に今後とも取り組んでまいりたいと考えております。  御指摘いただきました橋下氏の発言につきましては、問題点は2つあると。1つは、この慰安婦問題は必要であったということと、それから沖縄に駐留しております米軍の司令官に対して、風俗を利用するようにというようなことを言われたということでございます。後の風俗利用については発言を撤回され、謝罪もされましたけれども、最初の慰安婦問題は必要であったという部分については、取り消しをされておりません。私ども泉南市の立場といたしましても、この発言というのはやはり不適切な発言であったというふうに考えております。 82 ◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。 83 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) それでは、大阪府立支援学校の公害問題の件について御答弁いたします。  当事案につきましては、去る5月30日、申し立てがございまして、直ちに職員を現場に派遣しております。  当該事案でございますが、大阪府により行われております支援学校の施設整備工事につきまして、校舎1棟の増築工事及び既設校舎、体育館、プールの改修工事というふうに伺っておりまして、苦情申し立て内容は、当該工事により建物の一部、ガレージにクラックというか、ひびが生じたという内容でございます。  早速、大阪府の建築関係課、教育関係課等々担当者とお会いさせていただきまして、これまでの経緯でございますとか今後の方針について聞き取りをさせていただきました。  問題とされております工事は、地盤改良工事の1つでございまして、地盤の中にコンクリート柱を埋め込んでいくというんですか、そういう工事でございまして、大阪府の説明では、直径が160センチ、深さが5メートル、約200本のくいをつくることによりまして地盤改良を行うというものでございます。  こういった建設工事の場合は、工法でありますとか使用機器によりまして、特定建設作業ということで市への届け出の必要が生じてくる場合もございます。ただし、今回の地盤改良時に使用する機械につきましては、届け出の対象外の機械ということでございます。  大阪府は、これまでに既に市民の方と話し合いを行ってきておりまして、大阪府の見解としましては、この工事における近隣住宅への影響はなかった、因果関係はない旨の回答をしてきたということでございました。  本市といたしまして、今後工事につきましては、騒音関係、振動関係の基準を守っていただくことは当然でございますが、今回のような事案に関しましては、公害苦情紛争処理ということで公害審査会制度による公害調停制度がございますよということは、苦情者さんに申し上げているところでございます。  以上でございます。 84 ◯副議長(河部 優君) 中脇健康福祉部長。 85 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 私のほうからは、大綱3点目の医療・保健行政のうち、肺炎球菌ワクチン助成の実施について、並びに大綱第4点目の介護保険について御答弁をさせていただきます。  まず、高齢者の肺炎球菌ワクチンについてでございますが、このワクチンは、高齢者の肺炎の原因となります肺炎球菌に対して効果があるとされております。1回の接種で、議員御指摘のように、5年間は効果があるというふうにされてございます。  小児用肺炎球菌ワクチンについては、4月以降も定期接種化されたわけでございますが、成人用のワクチンにつきましては、現在までまだ国の動きはございません。  大阪府下におきましても、徐々にではありますが、実施する市町村がふえてきている状況ではございます。実施している市町村では、ほぼ半額の助成となっております。  本市といたしましては、国に引き続き補助を要望するとともに、近隣市町、医師会とも実施について検討してまいりたいと考えております。  それから、65歳以上で接種すると年間2,200万程度ということでございますが、これは高齢者のインフルエンザの予防接種の実績に基づいておりまして、ほぼ50%の接種率となっております。  議員がおっしゃいますように、これは5年間で単純に割れるという金額ではないというふうに考えてございます。65歳の方は、当然、毎年年齢を重ねてくるわけでございますし、一方で50%でとどまるのかということもございます。ですから、やはり相当な金額が財政的には影響を受けるだろうというふうに考えております。  続きまして、大綱4点目の介護保険についてでございます。  まず、介護予防・日常生活支援総合事業のあり方ということでございますが、平成23年6月に成立いたしました介護サービス強化のための介護保険法等の一部を改正する法律に基づき、介護予防・日常生活支援総合事業が創設されました。  この事業は、市町村の主体性を重視するということで、地域支援事業において市域資源の活用等を図りながら、要支援・二次予防事業対象者に対して、介護予防や生活支援サービス等を市町村の判断によりまして総合的に提供することができる事業でございます。  事業につきましては、市町村の選択によって実施できるとなっており、義務化については現在されてございません。本市の考え方としても、これは第5期計画の中で記載させていただいてございます。あくまで国や近隣地域の動向を踏まえて検討をするということでございますが、今までのところ、特に府下においては、大阪府内においては、導入する計画はまだないということでございますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。  私からは以上でございます。 86 ◯副議長(河部 優君) 土井都市整備部長。 87 ◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、私のほうから、市内の生活道路の改修について御答弁申し上げます。  昨年度の補正予算の関係で、ことし繰り越して実施するわけなんですけれども、それにつきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、舗装の修繕、3キロから4キロ実施してまいりたいと考えております。  また、それ以外の生活道路の改修でございますけれども、これは以前より地元区から、また地域の住民の方々からの要望に基づいて、危険な箇所及び通行に支障を来す箇所については、今後とも順次改修を行ってまいりたいと考えております。  また、府立支援学校、指摘のありましたT形交差点について御答弁申し上げます。  市道砂川駅信ノ池線の泉佐野岩出線との交差点部分につきましては、市道側の幅員が若干狭いということもあって、歩行空間が確保されていない状況にあるということは、十分認識をしております。  現在、大阪府のほうから泉佐野岩出線につきましては順次移管を受けておるわけでございますけれども、その中でも安全対策として、当該地の交差点改良については、十分検討してその改修に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 88 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 89 ◯15番(松本雪美君) それでは、再度質問させていただきます。  まず、慰安婦問題ですけれども、市長も泉南市では男女平等条例や、また男女平等参画都市宣言、そういうものも決議をしているということで、このことについては、当然泉南市としての立場も橋下市長の不適切な発言であったということを今発言されましたので、これはこれとして私と同じ思いであるということですが、私たちはやっぱり撤回し、謝罪を住民にするべきだと、そういうふうに思っていますので、後で市長もそういう強い立場で臨んでいただきたいと、そういうふうに思います。  1つ紹介しておきたいと思うんですけれども、この男女平等条例、それから男女平等参画都市宣言、それから男女平等参画プラン、そういう中では一番に人権問題を大切なこととして、あらゆる差別を受けることなく、男女の人権が尊重されるべきだということを基本理念でもプランの中でもうたわれていますから、こういう立場で見たら、やっぱりこの橋下市長の発言というのは、もう絶対に女性の立場では許せるものではない。女性の尊厳を傷つけて、そして平気な顔をして謝ることもしないという態度ですね。  このことで世界中から大変な批判の声が起こったわけですけれども、17日にはニューヨーク州議会の下院では、人道に対する罪、20世紀最大の人身売買事件、慰安婦制度を非難する決議が採択されたそうであります。ここのニューヨーク州の上院でも、1月には同じような採択が行われた。隣のニュージャージー州でも下院で3月、日本政府に歴史的責任をきちっと受け入れるよう求めるということを決議したということであります。  そればかりではありません。国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会、ここでは5月31日に慰安婦問題の被害者中心の解決を見出すことを求め、性奴隷制の罪に対する法的責任を公的に認め、加害者を訴追して適切な刑罰に科するよう求めると、こういう形での強い勧告が出されたということであります。  この拷問委員会には、NPO法人で代表になって、元共産党議員の姫野さんという方が人権委員としてここに参加されて、そのときの動きを赤裸々に私たちに伝えていただきました。赤旗新聞などでも紹介されているところですけれど、もう世界中からこういう橋下発言が、民間、公的なところを通じて、ひどいものであるということが抗議としてされているということを皆さんに紹介したいと思います。  それから、最近、5月25日ですけれども、日本軍の慰安婦問題の解決を訴えて来日した元慰安婦の金福童(キムボクトン)さん87歳と、吉元玉(キルウォノク)さん84歳の証言を聞くという会が開かれて、そこでこの方たちがどんなことを証言されたかということを、これはもうぜひ皆さんに私は紹介したいと思うんです。これは本当に涙の出るほどつらいことですけれども、本当にこんなことがあったということをきちっと皆さんに知らすべきだと私はそう思いました。  私は、日本軍の奴隷となって散り散りに引き裂かれました。金さんはこう答えました。証言では、軍需工場に連れていかれると言われたのが、実際は中国の広東省の慰安所。満14歳でした。日本の敗戦まで、香港やマレーシア、シンガポールなど前線地帯を点々とさせられました。祖国に戻っても私たちは解放されなかった。慰安所にいたことを誰に言うことができたでしょうか。私たちは、罪を憎んでも人は憎まない。平和を望んでいます。慰安婦問題解決への協力を呼びかけると同時に、妄言を言うこんな人たち、市長でいられるのか、この怒りを強く訴えて政治家の衣を脱ぐべきだと、こういうふうに話されました。  今のは金福童(キムボクトン)さんですが、吉元玉(キムウォノク)さんという84歳の方が、満11歳のときに工場でお金を稼がせてやるとだまされて、生理もまだない中で暴力を受け、慰安婦としての生活を強いられた。戦争をしないという日本がこれから先するかもしれないといううわさが本当にならないように、政府に対して戦争はだめだと言ってほしいと、こう訴えたそうであります。  この方はほかにも、将校が酒を飲んできて、自分の要求を聞かないと言って、銃の先についている刀で私の頭を刺したんです。すごくたくさんの血が出ました。服が真っ赤になって、血でべとべとになって脱ぐこともできないのに、将校は自分のしたいことだけして行ってしまいました。何と悲しいことでしょう。  もしこれが私の娘だったら、皆さんにも同じように11歳、14歳、17歳、20歳、そういう子どもたち、女の子を持っていらっしゃる方、ここでもたくさんいらっしゃると思いますけれども、本当にこんなことが起こったんですよ。だからこそ、私はこういう事実をはっきりさせて、そして河野洋平という日本の大臣が談話を出し、このことは間違っていたとしっかりと訴えて、そしてこの河野談話を出されたことも、先ほど市長は河野さんとは言いませんでしたけれども、日本が反省の立場に立って二度とこんなことを繰り返さない、その思いを込めて日本政府としても謝罪し、そしてそのために何ができるかということを一緒に検討していきたいと、こういうことを伝えられたことがあるんですが、私はこういう悲しい、つらい、強姦され、そうして男は虐殺され、女は慰安婦に連れていかれ、こんな時代を二度と繰り返さない、この前にある日本のこの旗のもとに血みどろになった戦い、侵略戦争の犠牲者がいたということを私たちが思うとき、本当に素直になってこの旗に対して、私は同じ思いで、この場所で皆さん、きょう発言されていましたけれども、そんな思いでいられないという苦しい思いを持っているということを表明しておきたいと思います。  市長、謝罪と撤回を大阪市長に対して求めていただきたいんですが、いかがでしょうか。 90 ◯副議長(河部 優君) 向井市長。 91 ◯市長(向井通彦君) 大阪市長の発言ということでございますが、私もずっとテレビ等を拝見しておりましたけれども、大阪市長として発言される場合は、後ろに大阪市のいろんなことを書いたチェックのボードの前でされるわけでございます。1回目は、たしかそのボードの前で慰安婦問題の話をされました。しかし、それは大阪市長としての発言なのか、維新の会の共同代表としての発言なのかという問いかけもあって、以後は後ろはもう何もないボードの前で会見をされておられます。  したがって、これは使い分けが、知事もそうなんですが、我々、非常に難しいことが求められるわけなんですけれども、私は大阪市長の橋下 徹さんではなくて、日本維新の会の共同代表としての橋下 徹さんの発言ではないかというふうに理解をいたしております。  もちろん、政治家は自分の発言に当然のことながら責任を持たないといけませんし、賛同の声、批判の声、いろいろあるわけでございますが、それはしっかりと自分みずからが説明責任を果たすということが必要ではないか。もし誤った発言であれば、撤回をして謝罪をするというのが潔い態度だというふうに思っております。  さっき言いました1つは撤回され、謝罪されましたが、慰安婦問題については撤回されておりません。私としても、不適切な発言であったというふうに先ほど申し上げました。  ただ、この結果については、社会、世論、いろんなところから批判もされておりますから、それを勘案して橋下氏自身がお考えになることだというふうに思います。 92 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 93 ◯15番(松本雪美君) 市長も政治家ですから、今おっしゃったように、発言については責任を持たないかんと。橋下市長も、市長であるというときと個人の立場であるというときと、それから維新の会の共同代表であるということと、そのときそのときによって旗を変えて発言をするということではなく、全部一緒くたに含めてこの人なんですよ。橋下大阪市長なんですよ。だからこそ、政治家として、公人として、やっぱりこれは許してはならない。幾ら共同代表であっても、それはちゃんとした大阪市長の衣を着ているわけです。だからこそ、責任を持つべきだと私は思いますよ。  私は市長に、共同代表である橋下さんという位置づけでもいいですから、きちっとこんな発言はやめなさいと。泉南市の立場を考えてください。これだけの女性に対して、男女が人権差別を受けないように男女平等をしっかり守っていく、女性の人権を守らなあかんという立場がもう大きく表明されてきたわけでしょう。  そういう中で、やっぱり市長自身もきちっとけじめをつけてほしいと思うんですが、もう一度お願いします。 94 ◯副議長(河部 優君) 向井市長。 95 ◯市長(向井通彦君) 私は当事者でありませんので、私にいろいろ言われても困るわけでございまして、やはり政治家ですから、いろんな発言というのは保障されないといけない部分もございますし、それはその発言した方自身の責任のもとで発言されているわけでございますから、その発言された方がみずからの発言に対して十分な説明責任を果たす。もし間違いがあれば、謝罪して撤回するということが大事でございます。  私は、それを聞いた範囲の中では、私としては不適切な発言であったというふうに感じております。 96 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 97 ◯15番(松本雪美君) 市長のちょっとその辺の弱さを感じますが、これ以上やっても押し問答ですのでやめます。  それでは次に、つつじケ丘の元砂川高校のところで発生した地盤改良工事だと、こういうことでありますけれども、この工事によって被害を受けた方たちがどれだけ大変な思いをしているかということを私は聞いて、これはもう許しておけないと。  さっき知久さんの発言では、地盤改良工事でこの被害との因果関係はわからないとおっしゃったかな。ないと、こういうふうにおっしゃいましたけれど、実態は因果関係があるとかないとかの問題ではなくて、この振動によって、実態はこの前のおうちが、駐車場がひび割れを起こし、さらにはメダカの水槽からメダカが飛び出て、50匹ぐらい死んでいる写真を私は見せていただきました。  大きくしてきたらよかったんですけれども、ちょっとできなかったんですが、メダカが細かい揺れで水槽から飛び出して死んでいた。それから、ブロックの塀が、傘部分になっているところがばらばらに外れ落ちそうになって危険であるとか、灯籠がゆがんだとか、実態はこんなことになっているんですよ。それを因果関係がないと。振動を起こさない機械だ、地盤改良工事だから振動は関係ないと、こういうふうにおっしゃるんですが、実際は振動を起こしているわけですよ。この方たちが怒りを持っているのは、それを認めないということですよね。  このことに関して聞きたいんですけれど、こういう事態が起こっていることを確認されておりますね。そして、この業者さんは、ちゃんとした地質調査をされて地盤改良工事に入っているんですか。地盤改良工事と言いますけれども、ここには4階建ての校舎ができるんですよ。4階建ての校舎をつくるとなれば、どれだけ基礎固めをしないとできないかということは、専門家なら皆さん御存じですよね。200本もボーリングを打つと言うんですけれども、きちっとボーリングして──何本ボーリングしたんですか。ボーリングをして、絶対大丈夫という確証のもとにやったかどうかというところを私はっきりと聞きたいと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 98 ◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。 99 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) 誤解のないように私、伝えますけれども、私は因果関係はないとは言っておりません。大阪府に聞きましたら、大阪府さんが今回の事案と工事とは関係がないと言っておられるということでございます。  それで、ボーリングの件なんですけれども、大阪府に聞きましたところ、3カ所で地質調査、すなわちボーリングを行っておるということは聞いてございます。  そして、ひび割れを確認したかということでございますが、この辺については、担当者が行ってひび割れは確認しておりますけれども、それがこの工事によるものかどうかはわかりません。我々はジャッジできません、それは。  そういうことで、大阪府さんに対しまして、こうこう、こういう事案が生じているから、対策あるいは苦情者の方と話し合ってくださいと。そして、苦情者の方には、これは実害が生じているわけですね。ガレージにひびが入って、損害賠償──どっちかといえば損害のほうにシフトしていると。こういうふうな事案になりましたら、さっき言ったみたいに、私どもはジャッジできないんです、裁判官ではありませんのでね。被害が発生したかどうかわからないということです。ですので、公害審査会制度というような制度がございますから、その制度を活用されてはどうですかということをお勧めしたということでございます。 100 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 101 ◯15番(松本雪美君) 大阪府さんがそう言っていると。当然そうですよ。私は、知久さんが言っているとは言っていませんよ。当然、そういう状況が起こったということは確認されているわけですから、その確認された中でちゃんとこのことについて、私は地盤調査をされていたかどうか、そのことについてあなたは大阪府さんに聞いてくれたんですか。聞いたかどうかということを、きちっと私はここでお返事いただきたいんです。  それと、もう1つは、何本のボーリングをして何本のくいを打つことになっていたのか。工事の内容ですね。あなたはちゃんと確認してくださっているんですか。そこのところを聞かせてください。 102 ◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。 103 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) それもさっき言いましたけれども、ボーリングは──私、直接大阪府の担当者と話はしていませんよ。うちの担当の者から聞いてきたところ、要するにこのくい打ち工事というのは、機械攪拌式深層混合処理工法という工法をとられているということで、ボーリング調査は3カ所で行われているということでございます。そこが調査の結果、岩盤がなく弱いというということで、200本のくいを打つ工事をするということでございます。  以上でございます。  (松本雪美君「地質の調査のことは。それを答 えてくださいよ、地質調査のことを」と呼ぶ) 104 ◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。 105 ◯市民生活環境部長(知久 孝君) 地質調査イコールボーリング調査でございます。  以上です。 106 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 107 ◯15番(松本雪美君) この砂川高校は、信ノ池という形を埋め立ててできた学校ですよ。だから、埋め立てた部分はやわらかいでしょう。やわらかいから、当然かたい地層、かたい基礎をやらなかったら上に4階建ては建たないだろうと、そういうことで200本のくい打ちをするというようなことに地盤改良ということでされたのはわかります。  しかし、実際そこがそれだけでは済まないような地質であるということが、周辺、いろんなものを見たらわかるわけですよ。だから、私はそういうことをしっかり調査して行われた工事ではないということを言いたいので、何回も同じようなことを聞かせてもらったんです。  これは泉南市の防災地図ですよ。この中に、つつじケ丘からそれが延長していくところでは、もし東南海地震、南海地震が起こったときの震度、揺れやすさ震度というのがあるんですけれども、これで紹介されているのは4度以下です。4度以下ね。ところが、この砂川高校のとこは震度5強ということになっていますわ、図面で見て色で分けてますけれども。そのちょうど境目で、実態はその岩盤層があるかないかによって、こういう形で多分震度の部分けをしたんだろうと私は思うんですよね。  それぐらいかたい岩盤層のある地域の人たちの住宅が影響を受けているんです。何もなければ、影響を受けることないですよね。振動というのは、地下層から、ずっと地盤の岩盤層から低振動、低騒音というんですか、今度のその重機を使った地盤改良の工事については、この工事では振動を起こさないんだということで進められている、そんな状況ですけれど、実態は振動が起こっているんです。何で振動が起こっているのかということを私ははっきりさせて、解決するための話し合いをせねばならんと思うんですよ。そこのところがはっきりしないので、うるさいですけれども、何遍も聞かせてもらっているんですよ。  こういう地域であるということの確認は、市長はいろいろ建築のほう、土木のほうをやってこられた方ですので、その辺わかっておられると思うんですけれど、その辺いかがですか。地質の調査についてもされていないということですけれども、この被害を受けた方は──ボーリングしたのが地質調査ではありませんよ。実際にこの地域の地質はどんなんかということをきちっと確認されて工事に入っていない。この被害を受けた人たちが出してくださった資料で、この地質についてどんなものであったかということをちゃんと勉強されて持っておられましたので、私は紹介させてもらうんですが、物すごいかたい地域、かたい岩盤層であるということが、ずっと砂川高校のとこまで続いているということですよね。  泉南酸性火砕岩類という、こういうものでちゃんとこういう発表をしているんですよ、ある地質学の先生がね。そういう状況で、こういうことがあってこの泉南防災地図の中にも震度がどんなんかというところで、ほかの地域と比べると1ランク、1ポイント震度が弱いということで紹介されているわけでしょう。  つつじケ丘に住んでられる方は、地震があっても余り揺れないと言うんですけれど、砂川高校の池を埋め立ていたところにある建物は、震度5で揺れるということですよ。ところが、この地質層は岩盤層がずっと続いてあるということですよ。こういうことをしっかりと調べて工事をしたということではないということを私は紹介させてもらいたいので、しつこいですけれども、ボーリングもちゃんとやっていないんじゃないかなと。やった場所は、この住宅に近いところをやっていないでしょうと、このことを言いたいんです。  これは、知久さんに言ってもだめですけれどもね。大阪府に言わなあかんことですけれども、実態はそうなんですよ。そこのところをわかった上で、私は住民の被害に対してもっと真剣に取り組んであげてほしいなと、そう思うんですけれども、市長、どうですか。一回、泉南のこの地質とかこういうものについて、市長はどんなふうに見られているんですか、ちょっとお答えください。 108 ◯副議長(河部 優君) 向井市長。 109 ◯市長(向井通彦君) つつじケ丘は小高いところにあるわけでございますが、地盤的には非常に安定したところだと思います。したがって、地震発生時においても、他のところよりは1段階、震度的には弱い発生で済んでいるということだというふうに思います。  今回の工事というのは信ノ池を埋め立てたところでございますから、比較的、そのもともとの地山ではございませんので、一般的に言うと、地質的には比較的弱い場所だということだと思います。したがって、今回地盤改良をされているんだというふうに思います。  私も詳細を聞いておりませんけれども、普通、くい打ち、くいといいますと、そのくいで上の建物を支えるというのが考え方でございます。今回のはそうではなくて、5メーター程度の比較的大口径のものをずっと掘って、コンクリートでつくって改良していくと。地盤全体で建物を受けるという構造だというふうに思います。  ただ、因果関係があるかどうかというのは、これはこの事例に限らずなかなか難しい問題でございますから、やはり最終的にはお互いの話し合いができないという場合は、第三者で判定をいただくほかはないんじゃないかなというふうには思います。 110 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 111 ◯15番(松本雪美君) 振動を起こさない、低振動、低騒音の機械である、地盤改良の機械であると、こういうふうにおっしゃるんですよね、きっとね。しかし、この工事について導入されている機械ですね。重機ですね。これは最初からがんがん打ち込んでいく機械ではないんですよ。日本車両のDH608-120Mという、こういう機械なんですけれども、こういう機械ですが、これは特別に発電機をつければ、120ですけれども、150馬力まで強い力を出せるもんだというふうに、この機械を使っている人たちが言うわけですよね。それで、岩盤にぐるぐる回りながらコンクリを入れていくとおっしゃっていましたけれども、岩盤に突き当たったときに入らないから圧を加えているわけですよ。  そうすると、結局摩擦で煙が出て、すごい振動が起こって、またそこへたたくこともできるんですって、これね。ただ、こんなんするんだけじゃないんですって。たたくこともできる打設機なんですよ。その機械が、結局岩盤を壊すためにどんどん強い力でくいを打ち込んでいっているというのが、今度のこの被害の始まりなんですよ。  5月18日、24本打ち込んだんですよね。全部で200本のうち、この日を含めて、何本ですかね。あと残り84本というとこまで来て、この日1日で24本打ち込んでるんですよね。それでですわ。この日にどんな形で工事をしていたか。この機械のパワーがある分、全て出し切って岩を砕いたという実態ですが、それから後も岩はどんどん出ていますよ。  そこで、この機械のパワーアップしたやつを使うのに、責任者の指示を受けてやらずに、市長、その日、責任者の方は歯医者さんに行っていたんですって。この時間帯、いなかったんですって。そういうことがあって、無責任にその職人さんにこの機械を使わせたんですよ。それで、この一番先のきりの部分が摩擦を起こして煙が出て、そして岩を砕いたために、つつじケ丘までその岩がつながっているでしょう。つながっているから、振動で駐車場にひび割れいったりとか、それからメダカが水槽から飛び出したりとか、振動ですごい被害が出たというのが実態なんですわ。  こんな実態がありながら、これを大阪府は認めないと言うんやから、そこのところを私はわかってあげていただきたいなと思って、きょうは質問をさせていただいたんですよ。  そういう特別な工法ではないから、40メートル先の住宅までは、被害が出たときのための何の準備もしなかったと。当然、こういう工法というのは、工事というのはどんな住宅開発であっても、それから土木工事であっても、地質をいらったりするとき、大きな工法では、結局隣に振動が起こったらどんなことが起こるかということを事前にキャッチして、何もないときの写真と、最終、終わったときの写真を撮って後で比較をするというのが常識でしょう。違いますか。土井さん、違いますか。おたくは専門家やから、ちょっと聞かせてください。 112 ◯副議長(河部 優君) 土井都市整備部長。 113 ◯都市整備部長(土井 聡君) 今の話だけでは、どのあたりまで影響があるいうのはわからないんですよ、私は全然。図面も見たことないし。(松本雪美君「いやいや、それは常識の話です」と呼ぶ)一般の話で、矢板を打つ場合は、その矢板の深さから45度とか、下水道工事とかはそんなんがあるわけですけれども、今回のケースは、40メーター先まで本当に調査しなければならなかったのかどうかということは、実はその地質状況を見たことがありませんし、機械等も全くわからないということです。 114 ◯副議長(河部 優君) 向井市長。 115 ◯市長(向井通彦君) ちょっと誤解があってはいけませんので言っておきますが、信ノ池のところに5メーターぐらいの深さで岩盤はありません。あの池は、深さは御存じだったというふうに思いますが、私もあれを埋め立てたとき担当しておりましたから、軟弱なヘドロがあって、そしてその処理をするのに固化材を入れて攪拌して固めたということでございまして、20メーター、30メーターまでくいを打てば岩盤というのはあるかもわかりませんが、5メーターぐらいでは岩盤はありません。  あるとするならば、埋めたときにいろんな、コンクリート片とか大きながらといいますか、そういうものも入れておりましたから、その破片が開口部に当たったのかもわかりませんが、それは岩盤ではございませんので、その点だけちょっと注意していただきたいと思います。 116 ◯副議長(河部 優君) 松本議員。 117 ◯15番(松本雪美君) 埋め立てたから、それこそヘドロ層やらいろいろそういう土砂層があって、そこに建てていくから改良工事をせんといかんというのはわかるんですよ。しかし、その下にあるものが何であったかという調査はしていない。全体に全部見たわけではないでしょう。つつじケ丘からずっと伸びてきている岩盤層があるということが事実やから、それがきちっと、そこに穴あけたときに、岩盤を通じて向かいの土地に振動を与えてこういう事故が起こったということですから、そのことがいずれいろんな形ではっきりすると思うんですけれど、こういう無責任な工事、それからさっき土井さんがおっしゃったんですけれども、どんな工事をするにつけても、振動のある場合だったら、事前と事後をきちっと確認して、何もなかったかという比較をするのは当然ですやんか。そのことだけ、私は答えてほしかったんです。何か今の状態はそうではない、こうではないといろいろおっしゃいましたけれども、そういうことですよ。  そこで、そんなことも一切されずに進めた。それは全く関係のない振動を起こさない工事やからということで、安易に扱われたことは事実です。そのことだけは言っておきたいと思います。  それから、機械が岩盤に当たって煙が出るほど、そして先のやすりが壊れてしまって、修理しなかったら使えないところまで行ったということも事実ですよ。市のほうは、きちっとそういう被害者の方たちの声を聞いて、今の状況は中途半端のままで終わったらだめ。きちっと被害者の声を聞いて、私は対応してあげてほしいと思います。  それから、さっきの肺炎球菌のことですけれども、毎年毎年、人間の数はふえてきますよね、65歳に入る人たちの数は。当然、それはわかっています。しかし、5年間何もしないでもいいわけですよ。毎年毎年、50%のお金を使うわけではないでしょう。2,000万円使っていくわけではないでしょう。だから、あとは追加ですやん。ふえた人たちの中の人数の50%、受けたとしてもそんなお金にはなりません。  市長、ちょっと一言だけ決断を聞かしてほしいんです。わずかなお金でできること、お年寄りを守ること、健康を維持する、健康回復するのに医療費がかからないという、これほどメリットのある予防ワクチン接種はないんですよ。それを一言だけお答えください。決断を聞かせてください。 118 ◯副議長(河部 優君) 向井市長。 119 ◯市長(向井通彦君) 先ほど部長がお答えしたとおりでございます。 120 ◯副議長(河部 優君) もう時間がございません。松本議員。 121 ◯15番(松本雪美君) 財政的にそんなに負担のかかるもんではないから、そこの部分をきちっと勉強してください。そして、本当にこのことがどれだけ市民の皆さんに喜ばれ、高齢者に喜ばれ、泉南市の国保の財源だって、肺炎で1回入院したら19.6日、20日間入院するんですよ。それが半分もかからないで退院できるという実態があるんだということを聞いておいていただきました。ありがとうございました。 122 ◯副議長(河部 優君) 以上で松本議員の質問を終結いたします。  次に、11番 木下豊和議員の質問を許可いたします。木下議員。 123 ◯11番(木下豊和君) 拓進クラブの木下でございます。議長の指名を受けまして、一般質問を行いたいと思います。  3月議会で代表質問はしんがりでございまして、引き続いて今回の一般質問もしんがりでございます。しんがりというのは、何か本来優秀な武士が務めるそうでございまして、私はそういう器でございません。ただ、くじを引いただけでございますので、これまでもたくさんの方が質問した内容と重複もしますけれども、くじを引いたということで、くじけないでしんがり頑張りたいと思います。冷ややかな目を後ろから感じておりますので。  まず、皆さんいろいろアベノミクスの話も出ております。私も3カ月前、天王寺で何かあるのかということで、アベノミクスはいろいろやゆしましたけれども、余り大阪の人は関心ないようでして、アベノミクスよりもあべのハルカスのほうにどうも──あしたオープンだそうで、関心があるようでございます。実は、私の孫が今度連れていって、おじいちゃんと。孫の名前はハルカと言うんですけれども……。何か余り受けないですな、きょうは。  ちょっと真面目に行きたいと思います。正面に日章旗と泉南市旗が掲げられております。いろんな方から賛否両論の表明がございました。右側の方から、左側の方から、私は立つ位置によって物が違うということをよく言うんですけれども、私は真ん中から常に両方を見たいというスタンスでございますが、製造業の会社に行きますと、社旗があって、そして日章旗があって、そして安全旗があるんですよね。これが当たり前です。事業所に行っても、工場に行っても、現場に行っても。ようやく泉南市も、そういった面では普通の感覚になったのではないか。反対されました方の御意見もわからないわけではございません。賛成した方の意見もわかります。  今そういった面で、物事を右から見たり左から見ることによって、現在の世の中のいろんな見方が変わるのではないかなと、そういう偉そうなことをちょっと述べたいと思っています。  衆議院選挙で今憲法論議がいろいろ出ております。かまびすしい論議もあるわけですが、私は今言っています96条とか、それから9条の問題よりも、これまでもいろいろ言ってまいりました、現在の我が日本国の憲法が大日本帝国の改正したものなのか、一からつくったものなのか、これはいろいろ今学者によって意見が分かれております。旧帝国憲法の73条に基づいてやったというのは定説でありますが、そうであれば私はちょっと意味が違うなと思っているんです。  そういうことはちょっと別のときに置きまして、そもそもこの日本の憲法というのは、ハーグ条約の中にハーグ陸戦法規というのがありまして、この43条に占領者は占領地の現行法を尊重しなければならないという文言があります。これを完全に逸脱しているわけですね。  なぜかといいますと、皆さん言いますけれども、日本の憲法というのは、御案内のとおり、昭和21年11月3日に決まりまして、5月3日に施行されたわけですけれども、この11月3日、出席議員347名中5名の反対で、圧倒的多数で可決されております。私は、この成立過程に問題があると思うんですよね。これは帝国議会なんですよ。貴族院と衆議院で、衆議院だけ皆さんの選挙で、貴族院は御案内のとおり推薦制ですね。こういう不公平な旧帝国議会の中で、圧倒的多数で決まっている。  しかも、日本はまだ占領下でありましたから、国会議事堂の中は占領軍の兵士が全部取り巻いておりまして、早い話、後ろから銃を突きつけられているのと一緒ですね。そういう中で可決したわけですから、私はおかしいといつも言っているわけです。  条文の96条とか9条の前に、成立そのものが果たしてどうなのか。ですから、よく言うんですけれども、私はいつも言っているんですが、サンフランシスコ講和条約で日本が独立国になった、その時点でしっかりと新しい日本の議会の中で、この憲法をどうするのか、現状のまま承認して、それから改善していきましょう、改正しましょうという議論をするなり、これでいいのだ、いや、やっぱり改正するんだと、こういう意見があってしかるべきだと思うんですけれども、それ以来60数年間、全く手をつけられていない。  ですから、私は今いろんな世界的な問題で9条をいじれとかという問題の前に、3分の2可決の問題の前に、現行憲法を現在の国会議員がしっかりと承認をする。銃後から狙われているGHQの機嫌を損ねるな、そういう気持ちじゃなくて、真の国会議員が決めていく、こういうことをまずやった上で、果たして96条、3分の2が正しいのか、9条がどうなのかという議論をしてほしいなと。  ただ、こういうことをマスコミは余り書かないです、残念ながら。なぜそういうことなのかなということを思うんですけれども、どうも偏っている。私の分析では──私の持論ですよ。戦後民主主義といいますか、そういう進歩的文化人の方というのは、どうも戦前に反動して左の方が多かった。もうちょっと中道の方がたくさん出てほしかったんですが、それから一部の政党ではコミュンテルンなどの指導もございまして、護憲という摩訶不思議な言葉が我が国では定着しております。  こういうことで言いますと、木下は右翼じゃないかと言われるんですけれども、私はいつも中庸です。中庸で、右から左からを常にバランスよく見たいという信念でございます。  あえて、ある人をちょっと紹介させていただきます。毎年会社のOB会に行きますと、ことしは5月23日にあったんですが、ことし89歳になります河内長野在住の荒木正則さんという方。この方は、ユーチューブで引かれてもたくさん活躍していますので、わかります。会社の先輩なんですが、大正13年生まれで、関東軍の第一線で、国境警備隊でいまして、終戦を迎えました。あの60万人と言われます強制労働、シベリアに連れて行かれまして、3年間過酷な捕虜の生活をされまして、その方が帰ってきて、いつも言うんです。  生活は苦しかったけれども、それよりも日本に帰ってきて残念だ。とにかく歴史が勝者の論理で語られてしまっている。日本人の大半がそれに追随している。日本人があの極東軍事裁判という違法な裁判の結果を受けて、戦犯意識、そして自虐史観、これを持ったことに大変憤りをいつも持っていまして、私は違法なこんなシベリアに3年間も連れて行かれたんだ。60万人のうち、6万人も餓死して死んだんだ。その遺骨収集さえも日本政府はやらない。この方は毎年自費でシベリアに遺骨収集に行きます、仲間のためだと。やっとそういう今ボランティアの方のおかげで1万8,000、それでも3分の1にも満たないんですよね、遺骨収集。  私、間もなく先輩について遺骨収集に行きたいと思っているんですけれども、こういうことをやることということだけが、おまえは右翼であるとかどうだとか言われるような風潮があること自体、私は大変情けない。その方は言っています。その方も3年間抑留されただけで、帰ってきて会社の中でレッドパージを受けましたよ。ほとんどの方が教育されましたからね。  そういうことの偏見で見られて、本当に悪いのは何だと。その方は、極東裁判であのA級戦犯なんておかしい。ソ連なんて、60万人も捕虜規定を破って強制的に連れていき、なおかつそこで惨めな生活をさせた上に、歴史的に捕虜という処遇もしていない。本来、労働させたら賃金も払わなきゃいけないのに、それも払っていない。こういうことをなぜマスコミを含めてもっともっと声高に言わないんだ。日本人すらそういうことを言わない。慰安婦の問題とか、韓国とか中国でいじめたことは言いますけれども、日ソ不可侵条約をまだ1年間あったやつを一方的に破って、満州の地にソ連軍が押しかけて、どれだけ日本人の財産を奪い、子女を辱めて、そのことを何で怒らないんですかね。私は、韓国や中国の慰安婦の方の問題より、もっともっとやらなきゃいけない。日本は黙り過ぎていますよ。そういうことを荒木さんはいつも言います。  その国際法を違反したような人たちが、戦争犯罪は一人もいない。結局、我々はヤルタ会談であるとか、そういったことによって、北海道を割譲せよと言われたソ連軍のその妥協の産物で強制労働が引きかえに行われた、我々はいけにえであると、そういうことを大変熱く述べております。私は毎年その方に勇気をもらいます。89歳といってもかくしゃくとしています。毎年、遺骨収集に行っています。  もう1つ、すみません、ついでにきょうは演説させてもらいます。  私は労働運動をいろいろしていましたときに、8歳上の松浦さん、これは私の直属の上司でもありましたけれども、後に連合の労働局長になりました。この方と、大分の組合の組合長さんで藤元さんというんですけれども、この方は東京に行ったから必ず靖国神社に参拝するんですよ。一緒に行って、おいおいと言ったら、2人とも昭和15年生まれです。父親の顔を知らないです。2人とも硫黄島で玉砕したらしいです。ですから、毎年私は靖国にお参りに行く。  それで、時の為政者ですよね。日本の国を引き継いだ総理大臣、閣僚が行ったら、マスコミは何で騒ぐんですかね。もっともっと行かなきゃいけませんよ。遺族は怒っていますよ。日本の国のために戦ったんだから。日の丸や天皇のために戦ったんじゃないですよ。国を守るために行ったんですよ。そして、犠牲になった方を祭っている靖国神社、インチキな裁判で裁かれたA級戦犯を祭っているのに行っちゃいけないというのはおかしいじゃないですか。私は、そういうことを声高に言えない。左から見ればそう見えます。右から見たら、古谷さんが言ったように、やらなきゃいけない。私ら真ん中の人間でも、私は思いますよ。  どうもそういった面では、いろんなことをるる述べましたけれども、今、日本が置かれていますスタンスといいますか、70年近い平和の中でもっともっと考え直さなければならないことがあるんじゃないかと思っています。  これ以上言いますと、おまえ、また教育勅語を持ち出すのかと言われそうですからやめさせていただきますけれども、黙っている、それはそうだと思っている方が私は大半だと思って心強く思っていますので、御参考にと思って本日は言わせていただいております。  それでは、本題に入ります。  大綱1点目は、教育にかかわる諸課題であります。  一昨日、田畑議員を含めまして当該の委員長、副委員長が質問されて、大変恐縮なんですけれども、まず第一、教育委員会の問題ですね。合併の話がたくさん出てきましたけれども、いろいろ言いますと、もちろん市長は部局外ですけれども、教育委員会の広域化の話は出ないんですかね。私は不思議なんですよ。豊能では一部人事権を含めてやっていますので、これにどうでしょう、教育委員会も乗っかかってはと思うんですけれども、その辺の考え方がございましたら、まず冒頭お聞きをしたいと思います。 124 ◯議長(南 良徳君) ただいまの木下議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。蔵野教育長。 125 ◯教育長(蔵野博司君) それでは、木下議員の御質問に対してのお答えをさせていただきます。  教育委員会の広域化の中でも、特に豊能の人事権の委譲についての御質問であったかというふうに思います。そのことについて御答弁を申し上げます。  豊能地区では、豊中、池田、箕面の3市、それから豊能、能勢の2町が平成24年4月1日より教職員人事に関する事務を処理する協議会を設置いたしました。全国で初めて県費負担教職員の人事権の委譲を受けたということで注目もされました。  権限の委譲された事務につきましては、採用事務、管理職選考事務、教職員の配置・異動事務、研修事務、懲戒・分限処分事務などでございます。しかし、県費教職員の給与については、引き続き都道府県の扱いとなったのでございます。  豊能地区は、この権限委譲された事務を取り扱う協議会を組織し、豊中市役所に11名で事務局を設置いたしました。しかし、この11名をもって各市町の人事管理事務がなくなるというわけではなく、イメージとしては、この人数分だけ持ち出しをしたという感が否めないという状況でございます。  今のところ、各市町、地区単位と申しましょうか、この豊能の成果と課題について注目をしているところでございます。  以上です。 126 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 127 ◯11番(木下豊和君) ありがとうございます。  豊能以外にも、全国では一部事務組合であるとか、それから広域連合、たくさん意外とやっているんですよね。給食しかり、それから研修しかり、それから学校をつくったりとか、そういったことでいろいろ幅広くあると思うんです。私はちょっと後ほども意見を持っているんですけれども、教育委員会制度そのものについては、ちょっとまた持論があるんです。そうじゃなくても、現実、今でも二重行政ですよね。大阪府の教育委員会があって市町村がある。私は、これは二重行政だと思うんですよ。橋下さんのあれとはちょっと別の意味でね。  ですから、少なくとも市町村にあったって、教育行政、予算は一応市長部局といろいろ相談しなきゃいけない。私が一番残念なのは、人事権と給与は大阪府でしょう。おかしいじゃないですかね。で、小・中学校それぞれの管理をやるわけですから。早い話、人事権がなくて、給与の処遇を持たなくて、それで何で管理できるのか。そういった面では、今のシステムは非常におかしいと思うんですけれども、そういった意味では、ほかのハード・ソフトを含めて、もっともっとやり方があると思うんですけれども、私は、ただいろいろ情報を集めて収集するよりも、いろんな問題に取り組めるんじゃないかと思うんです。  一番手っ取り早い例が、ちょっとお示ししましたけれども、朝日山、桜ケ丘ですね。隣に阪南市の学校が歩いて5分のところにあって、信達小や雄信小へみんなバスに乗ったり電車に乗ったりして行く。こういうことなんていうのは、早い話、阪南市と泉南市の教育委員会が、私は合併しなくても業務提携だけですっと話が行くんではないかと思うんですね。それらを含めて、もっともっと幅広く検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 128 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 129 ◯教育長(蔵野博司君) 今、議員御指摘の部分、部分の連合あるいは連携ということでございますが、今も特に教育課程の研修会であったりとか、初任者研修であったりとかというような研修関係では、広域にやるほうがいいのではないかということで、岸和田から岬町まで5市3町で取り組んでいることもございます。  今、具体の阪南市とでございますが、ちょうど御指摘があったように、今協議もしているところでございます。これが1つの広域の事務所を構えてやってやるのか、あるいは単発的に1つ1つの問題に対して市町が一緒になって協力してやるのか、今のところは後者のほうで、取り組めるところは随時今取り組んでいるという状況でございます。 130 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 131 ◯11番(木下豊和君) 私は、現状の中でそういったことを少しずつやるのも1つの手ですけれども、これは行政合併ですと、いろんな住民に直接なんですけれども、どうなんですかね、教育部門だけの合併というのは、業務提携でもいいと思うんですけれども、市長、どうなんですか、それだけ、教育委員会だけ独立独歩でということは可能なんでしょうかね。 132 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。 133 ◯市長(向井通彦君) 権限の問題がありまして、今豊能でやっている人事権とか採用権、そういうものは、これも橋下さんが知事のときに言われて、一部そういう権限委譲もされているということでございます。  我々も泉州ブロックでそういうことができないか。教育委員会は教育委員会で検討されていると思いますが、我々首長の間でも議論をいたしました。そのときに、最終的な集約というか、意見集約的なものは、やはりその人事権をもらう、あるいは採用権をもらうということは、優秀な先生に来ていただかないと、だめな先生と言うと語弊がありますが、そういう人では逆にマイナス面が出てしまうと。  そのためには、やはりこの泉州という土地柄からいって、また人口規模その他から見て、少なくとも堺に入っていただいた9市4町でやらないと、堺は政令市だから別だと。じゃ、高石以南でやるかというと、それはもう全然だめですねという話なんです。堺も入れてそういう議論をいたしました。  我々首長としては、堺市長もいいですよと、堺も一緒にやりましょうと、こういうふうに言っていただきました。首長段階ではそういうふうにまとまっているわけでございます。ただ、先行している豊能の状況をもう少し観察する必要があるんじゃないか。本当にそれがいい方向に行くのかどうか、それをちょっと見定めてからでも遅くはないんじゃないかということがございました。それが1つでございます。  それから、今おっしゃった教育委員会制度の改革というのは、今国のほうでもされておられまして、先日の全国市長会でも文科省に来ていただいて我々も話を聞いたんですけれども、それは広域でということではなくて、教育委員会、教育委員長がおられて教育長がいるという、これもちょっと二重的な、要するに責任の所在が曖昧だというのがあって、もう教育委員長を廃止して市長が教育長を任命する。今任命しているのは、教育長を私が任命しているんではなくて、教育委員を任命しておって、教育委員の中の互選で教育長が決められると、こういうシステムになっているんですが、そうじゃなくて、もう市長が教育長を任命すると。もちろん、議会の同意を得てと、こういう方向に変えるという方向になっております。それで、教育委員長は廃止と。5人なら5人の教育委員を、これは一般市民ですね。そういう方から選んだ中で、客観的に御判断をいただこう。  責任体制としては、教育長を中心とした教育事務局ですね、これがしっかりと担うというふうにしようという方向になっております。  それから、教育委員会の広域的な事務処理といいますか、そういうことができないかどうかということでございますが、先ほど言いました教育長がやれる範囲のことはやっている部分もありますということでございますが、我々首長、少なくとも3市3町は、広域連携を進めていこうという勉強会もつくりましたので、それも今までの課長級から部長級に格上げしてということでございますので、その中でこの教育委員会の連携と、横の連携、広域化ということについても、勉強、研究をしていきたいと思います。 134 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 135 ◯11番(木下豊和君) ありがとうございました。  今私もいろいろ調べてみますと、意外と経営側というか、日本生産性本部ですね、いろんな教育委員会制度に対しての指摘をしておりますね。今市長が言われましたような、要するに任命の方法、教育長というのは今先生上がりの──上がりという言葉は適切じゃないな。先生のOBの方が現職をやめられて教育長にほぼなる。大阪市みたいに公選制もたくさんあります、府みたいにね。  そういう面では、やっぱり教育長という資格、教育行政のかなめですよね。だから、その資格をどうしようかという議論も出ているようですし、それから選び方も、できたときは公選制だったんですよね。立候補したり選挙するようになっていたみたいですが、実態が伴わないので今みたいな形になったようですけれども、この公選制を復活するとか、それからやっぱり問題は、今のままですとハード面の予算ですね。ソフトを含めた学校教育費は、市長部局が持っている、一応独立してますけれども。さっき言いましたように、人材、人事権、給与は府が持っている。早い話、市町村は何をしていいんだと。保護者と学校現場の単なる調整役になっているような気もしてならないんですけれども、私はもっともっとやり変えるべきだなと大変思っていますので、市長もそんな面で非常に前向きでございます。  そもそも、これまでも言っていますけれども、教育委員会制度が果たしていいのかということも私はこの際考えたほうがいいと思うんですよね。これも最初に言いましたGHQの置き土産ですよね。前にも言いましたけれども、日本軍の強さを、日本国民の一丸となって戦う姿勢というのは、家族制度にあり、教育制度にありということをいろいろ言っているようでございまして、そういった面でそれを解体するために教育委員会制度、6・3・3制度、PTA──後ほど言いますけれども、そういう制度をつくってアメリカナイズしながらコントロールしたいというのがGHQの思惑だったようでございます。  それがもう70年近く歴史はございますけれども、今さらどうのこうの論じるよりも、憲法と同じように、日本の現状に合ったように、行政の実態に合ったように、それから一番大切なのは、親御さんなり児童・生徒のために、よりよい教育委員会というのを目指すべきではないかと私は思っています。市長と教育長の考えも割と近いようでございますから、これからもっともっと研究を重ねていただきたいというふうに思っています。  次に、2点目は、幼児、それから小学校の教育であります。  今政府であるとか自民党の教育再生会議ですか、それから中央教育審議会も提言として、大学入試から小学校のいろんな英語学習の拡充等含めて、日本の教育を変えようということでいろいろ審議をされていますし、また一方では、幼児教育の無償化ですか、こういった議論も出ております。そういったものについて、教育委員会としてどのように把握されているかをお聞きしたいと思います。 136 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 137 ◯教育長(蔵野博司君) まず、教育再生実行会議でございますが、政府のほうが今再生会議の提言ということを受けております。  この1つが、21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築して、教育の再生を実行していくために会議が立ち上がりました。  まず、いじめの問題への対応についてということで第1次提言がございました。その特徴は、道徳を教科として人間性に深く迫る教育を行うということと、社会総がかりでいじめに対峙していくための法制定ということがうたわれております。第2次提言におきましては、教育委員会制度のあり方についての提言がございました。第3次提言は、これからの大学教育等のあり方についての提言をされているところでございます。  つい最近も、このいじめについての法案が提出されたというふうに聞いております。この内容についてしっかりと受けとめながら、今後は進めてまいりたいというふうに考えております。 138 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 139 ◯11番(木下豊和君) ありがとうございます。  そこで、すぐ機を見て敏な大阪市は、昨年から進めているんですけれども、私学の進学校並みの小・中一貫のスーパー校ですか、これを来春から募集していよいよスタートするそうでありますけれども、この中にはびっくりするように小1から英語学習をやるとか、それから小3以上はタブレット型パソコンを与えてICT教育ですか、こういったものをやるとか、いろいろなことをやるようでございます。  私は、実は先ほどのハルカという孫が大阪市内に住んでおりまして、ことし1年生なんですけれども、英語の塾にもう行かせているそうです。ばかと違うかなと思う。だけれども、それは土曜授業を含めて、大阪市内の子弟、親御さん、それから子どもを含めて、そういうムードになっているみたいですね。  それがいいのかどうかは別にして、英語の教育の問題、私はいつも思っているんですけれども、海外旅行へ行きますと日本人だけですね、会話できないのは。みんな中学で3年間、高校で3年間、大学へ行きましても、みんな長く習っても会話ができない。書いた文字は読めても会話ができない。人間というのは、会話──だから文字を持たない民族はたくさんいて、何も支障がないんです。日本の中でも、アイヌ民族は文字がないでしょう。それでも支障ないですよね。  言葉は、まず会話があって、それから文字だと思うんですけれども、日本の教育は、どうも明治以来間違ったんじゃないかと思うんですけれども、そういったことを含めて、この大阪のいろんな動きに対してどのように把握されていますか、お聞きをしたいと思います。 140 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 141 ◯教育長(蔵野博司君) 今議員が紹介をしていただきましたように、大阪市の教育委員会では、先月22日、私学の進学校並みの教育内容を実践する小・中一貫のスーパー校ということで、市立2校について来春の入学より、これは市内全域の中で小学校1年生から中学校2年生までの募集をするというふうな発表をされました。  いずれも、今紹介していただきましたように、1年生からの英語学習を行い、小学校3年生以上にはタブレット型のパソコンを1人1台ずつ配付して、ICT教育を充実させるという計画があるということでございます。  確かに、メリットもございましょうが、そうでない部分というのもございます。例えば、英語を1年生から入れる、あるいは重視するのか。入れるとなれば、どの教科──枠が決まっておりますので、あるいはふやすのか、指導要領ではできるだけ子どもたちに負担のないような形でということも訴えております。柔軟に対応ができるわけではございますが、そういうことになってきますと、どの教科を減らせていくのかというような課題ということもございます。  私は、一概に言われるように、これを1年生から導入することがいいのかどうかというのは、やっぱり注目していかねばならないことではないのかなというふうに思っています。  議員が御指摘のように、日本人は海外へ行ったら海外の言葉が使えないというようなこともございます。しかし、現場にいたときにはネーティブがAET、ALTが中学校にも派遣がありました。休み時間等になりましたら、子どもたちがしっかりと英語で話をしているという姿も見受けます。ついつい我々世代は引いてしまいますが、子どもはそうではないと思うんです。今度、その結果が生かされているかどうかというのは別ではございますが、以前に比べたら使う機会というものがふえているというふうに理解をしているところでございます。 142 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 143 ◯11番(木下豊和君) そうですね。学校現場に長年おられました現在の教育委員会のメンバーでは、私は無理ではないかなと思っているんですけれども──失礼な言い方ではないですよ。物事はね。橋下さんのこういうやり方がいいとは私は思いませんけれども、ただ、やっぱり言葉、カンバセーションはやっぱり心と言葉が先だと。石川 遼のいろんなコマーシャルが出ていますけれども、やっぱり耳から聞いて言葉を出すことが先なんですよね。頭でっかちにABCや文法を習うことではない。文章を読む、リーディングすることではなく、やっぱり会話することだと思うんですけれども、そういう動きが出ていること自体、どうせ大阪市のことをいろいろ皆さん注視をして、それからということになると思うんですけれども、私はもう少しアクティブにいろんな動きをしていただきたいなというふうに思っています。  それと、もう1つ気になっていますのが社会科の教育なんです。実は私ごとばかりで申しわけないんですけれども、うちの息子が今高校の教師なんです。高校では歴史は、現代史はとにかくもう昭和に入ってで終わり。戦後の先ほどの憲法問題、いろんな問題を含めて教えない。教える時間がない。大学入試にも出ないからしない。  一部ではやる先生がいるそうですね。一生懸命やるそうです。偏った、さっき言ったスタンスの問題で、そういう先生は一生懸命教える。そこにいろいろ日の丸、君が代問題があったりしたときに生徒が判断できない。いろんな国際大会へ行っても、日本人だけ歌えない。議員の人でも若い人は君が代を教えてもらったことがない。小学校、中学校ではどういう形かわかりませんけれども、高校では少なくとも実態はそうです。小・中学校ではその辺の戦後のそういう公民の教科の進捗度といいますか、その辺はどのようにされているのか、お聞きしたい。 144 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 145 ◯教育長(蔵野博司君) まず、歴史の前に英語の件で1つ補足をさせてください。  信達中学校区では、使える英語プロジェクトということで、3年目の授業を受けております。これは、ただ中学校だけなしに中学校区ということでございます。小学校も5年生、6年生から英語活動が入りました。その狙いは、5年生、6年生から文法や文字を覚えさすのではなしに、英語に親しんでいくということからスタートしております。そういう授業も受けて、3つの小学校では中学校の教師が派遣されて、親しむ機会を持っているところでございます。この成果を生かして、ほかの3中学校にも生かしていきたいなというふうに考えているところでございます。  今、歴史の問題でございますが、小学校でも言えば万博あたりまで、中学校もオバマ大統領が誕生したというところまでは教えているというふうに教育委員会としては把握をしております。 146 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 147 ◯11番(木下豊和君) 気になるのは教科書なんですけれども、教科書と、それから教える先生のスタンスで、非常に頭のやわらかい小・中学生というのは、いかようにもなると思うんですけれどもね、それはまた別の機会にしたいと思います。  次に、時間もございませんので、PTAに移りたいと思います。  これもGHQの置き土産で、この間NHKのテレビを見ていますと、PTAが大変重荷だというお母さん方のニュースをやっておりました。初めて知ったんですけれども、PTAは任意加入なんですね。私ら子どものころは強制加入と思っていましたし、PTA会費は給食費と同じように、これは公会計ではありませんけれども、私費会計で強制的に納めていましたから、PTAというのは必ず入るものと思っていたんですけれども、これが任意加入というのは、いろいろ今調べていまして初めて知りました。  問題は、そういったことを含めて、今度は役員のなり手がいない。それから、一部の役員に全部負担がかかる。泉南は、古い地域では、昔からお金を持たないとPTA会長になれないとかというようなこともありました。事実かどうかは別ですよ。そういううわさがございました。  そんなことを含めて、PTAというのは何なのかとちょっと疑問を持ちまして、そういったことを含めまして、担当の先生であるとか一部の役員さんだけにいろいろ負担が行っているんではないかなという気もしていますけれども、その辺を含めましてどのように把握をされておりますか、お聞きをしたいと思います。 148 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 149 ◯教育長(蔵野博司君) PTAの目的は、子どもの健やかな成長のために保護者と教師が連携をして、協力し合って学校をつくることを目的に組織された団体でございます。  確かに、今、保護者の皆さん方は大変忙しい方が多くございます。負担感を持たれている方もございます。あるいは、忙しくなかっても役員や実行委員をお願いしますというような新たな職をお願いした場合には、気持ちの中で負担感を持たれている方も多いのも事実でございます。  学校としましても、また役員さんの中でも1年ずつ交代というのが基本でございます。学校や園によっては、やはり経験した方が次の役職につくほうがいいというようなシステムで、重要な役職には残っていただくというようなシステムを組んでいるところもございます。大方が初めての経験ということで、大変負担感を覚えるところがあろうかと思っております。  学校としましても、やはりお忙しいということで、できるだけ学校のほうで事務手続等のことをやっていくというようなこともしているところでございますが、またこれはし過ぎれば形骸化ということにもなってきますし、今まさに原点ということをもう一度考えて、どうすれば子どものためになっていくのかということを考えていく時期、時代ではないのかなというふうには考えております。 150 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 151 ◯11番(木下豊和君) 考えているんじゃなくて、もうそろそろ動き出したらいかがでしょうね。十分学校現場におりまして、教育長も把握されていると思うんですよ。とにかく行事をするためのことに追われてしまっている。それから、もう会議もある一部の人にお任せ。そうですよね、ましてこういう泉南地域は、半数はサラリーマンでこちらに家を建てた人が多いわけでして、男性の方はほとんど地場で仕事をしている以外はかかわらないので、ほとんどは奥さん方です。女性の会長さんもたくさんいるわけですけれども、その方はもう間違いなく家庭を犠牲にしていますよ、本当に。家庭を犠牲にしているわけでありまして、それをどういった形で今やりくりしているかというと、もう本当に行事をとにかく1つでも早く済ませる。  先生方も、担当の方はバックアップもしていただいていますけれども、あくまでもこれは親御さんが頑張らなきゃいけないということで、そういった面で物すごく突っ込んでやっていただきたいなと。  だから、私はもうPTAをなくしていいんじゃないかなと。議員が言いますと問題かもわかりませんが、そういった廃止論を含めて、ぜひ原点に返って、誰のためなのか。どうも見たらPTAのため、行事のためのPTAになっている。もうこれしかないような気がするんですよね。  ですから、本当に必要であればもっともっと別の組織で活発にできるようにしなきゃいけないと思いますし、これが本当に子どもさんや親のため、先生のためになるのであれば、別の形でやる必要もあると思うんです。  長年おられて教育長の立場では言いにくいでしょうけれども、逆に言うと、すみません、市長に振って申しわけないんですけれども、市長から見まして、PTAをどう思いますか。解体したらいいと思うんですけれども、振って申しわけないんですが、御意見を聞かせていただきたいと思います。教育長に聞いたら、大体答えはわかっていますので。 152 ◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。 153 ◯教育長(蔵野博司君) 現場でおりまして、やっぱり負担感というのはございます。しかし、来ていただいて、役員さんに最後感想を聞いたら、あ、やってよかったという声も、これはたくさんあるんですよね。  教師と保護者の親睦であったり、保護者同士の親睦であったり──親睦というか、情報の場ですよね。そういう部分は、これからやっぱりしていかなあかん時期と違うんかなというふうに思っております。ということよりも、今どんどん、どんどん個の世界に親も子どもも入っていますので、いろんな情報交換ができるようにしていくことと、それともう1つは、子どもと一緒に作業というよりも活動ができるような形をとっていければなというふうに考えております。  一例ではございますが、例えば清掃活動なんかも、今までは保護者だけに依頼をしたり、子どもだけでしたというのを合同でするとか、校内で清掃を一緒にしてもらうとか、あるいは簡単な昼食を用意して先生と会話をするとか、昼間に会話をするとかというようなことも行ってきました。できるだけ保護者同士と教師とのつながり、それから子どもと保護者のつながりを今後は持っていって、ただ単に行事に追われるというようなPTAではないような形にできればなというように思っています。  もう1つは、やっぱりPTAばっかりに頼っててもだめだということでございますので、今地域支援本部ができております。これも今までは、学校支援というのはPTAで賄われたけれども、もうそうでないんだと。地域と一緒にやっていかないといけないんだというようなことで、支援活動が行われているんだというふうに認識をしております。 154 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。 155 ◯市長(向井通彦君) 最近の傾向としては、PTAのことをおっしゃっておられますけれども、例えば自治会なんかも、自治会にも入らないとか、うちはもう結構ですというようなことがかなりあるというふうにも聞いております。それは高齢化が進んできてという部分もあるかもわかりませんが、やっぱり社会全体として、地域の連携、連帯、コミュニティというものがやはり希薄になってきているというのが大きいと思います。  PTAも、必ずしもそうではないとは思いますけれども、やはりいろんな考えの方がいらっしゃるし、負担も大きいと。そして、世の旦那さんは余り外に出たがらないということもあって、会長さんも女性の方がたくさんいらっしゃる。それは決して悪いことではないんですけれども、なかなか負担も大きいんじゃないかというふうに思います。  私は、PTAというのは必要だというふうに思っております。ただ、これからの時代は、これからの時代に合ったような形にしていかないと、昔のような形態をいつまでもということについては、やはりなかなか難しい面も出てこようかなというふうに思いますので、これは時代に合ったようなPTAあるいはコミュニティ施設、それから地域力を活用した学校の支援体制とか、そういうことをやっていく必要があるというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 156 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 157 ◯11番(木下豊和君) ありがとうございました。  この議員の中にも、大森さんを初め、PTA会長を歴任された方もたくさんございます。  先ほど、教育長、役員を終わった方はみんなよかったということですけれども、これはあるデータなんですけれども、PTA役員を経験してどう思いましたかということで、これは全国的なものなんですけれども、またぜひやってみたいというのが9%ですね。それから、推薦されたらやってもいいというのが22%。どちらでもないというのが25%。これはいいんですけれども、否定的な方、できることならやりたくないが33%なんですよ。絶対にやりたくない方も4%います。ですから、やりたくない、できることならやりたくないを含めて37%いるんですよね。  泉南市の蔵野教育長が感じられているものとギャップがあるかどうかわかりませんけれども、やっぱり正直者、誠実な人、お人よしばかりが苦労すると、こういう組織になっていることは、客観的に見ましてもそうじゃないかなと思うわけでありますので、ぜひこれは、私は何かGHQでつくられたやつを全部否定する論者みたいに思われますけれども、やっぱりこれはつくらされたものとつくったもの、アメリカは自主的につくって、日本はGHQによってつくらされたという当初のきっかけで、私はよければ続けていいと思うんですけれども、これはもう憲法を含めて全てのことに一から洗いざらいに再検討した上で、本当によいものをつくり出していくという、これは行政にかかわらず、全てに日本国民が考え直す必要があるんではないかなというふうに感じているところでございます。  最後、大綱2点目ですけれども、地震の関係でちょっと上町断層のショッキングなデータがありましたから、それに特化もしましたけれども、その後また南海トラフの再検証も少し出ていますので、それらを含めてお聞きをしたいと思っています。  特に、上町断層の、これは正式なものではないということもお聞きしているんですけれども、もう1本新たに複数に出ている、さらに今まで岸和田までだったものが阪南市まで来ているということですから、泉南市の下にも通っているようでございますので、それらを含めまして、今回のいろんな調査によりますこういう新たな脅威に対しましてどのように受けとめておりますか、お答えいただきたいと思います。 158 ◯議長(南 良徳君) 向井市長。 159 ◯市長(向井通彦君) 御指摘がありました上町断層でございますけれども、従来から上町断層については、大阪平野の中心部を縦断して、地震が起きた場合、最大4万人以上の死者が出ると言われております。  従来から言われておりましたのは、それがずっと南まで来て、岸和田市付近までというふうに言われておりましたけれども、最近文部科学省の研究チーム、これは京都大学と産業技術総合研究所がまとめられたものでございますが、その報告書によりますと、泉大津から阪南市付近までの大阪湾岸沿いに約26キロの活断層を新たに確認したというふうなことが報道されました。  これは、まだそれがオーソライズされたというものではないというふうには聞いておりますが、さらに南まであるのではないかということの研究報告が出たということでございますので、当然ながら泉南市といたしましても、この今後について注視していかなければいけないというふうに思っております。  ただ、地震、泉南市に影響する大きな3つがございまして、1つは東南海・南海、これが確率が一番高いわけでございまして、海溝型ということで津波の発生が懸念されるということでございます。  もう1つは、紀の川沿いの中央構造線、第一級の活断層でございますけれども、これが動いたとき、これが泉南市にとって一番被害が大きいということでございます。ただ、これも確率的には非常に低いということになっております。  今の上町断層についても、確率的には今の段階では非常に低い数値というふうになっております。この前お配りしました想定される震度につきましても、3つのパターンを載せさせていただいておりますけれども、最も確率の高い東南海・南海を中心に挙げさせていただきました。あと中央構造線、それと上町断層が動いた場合ということで載せさせていただいております。  この色を見ていただいたらわかりますけれども、最も真っ赤な色をしているのが中央構造線、それから東南海・南海、そして上町断層ということで、上町断層の場合は比較的、揺れ、震度等もそんなに大きくないという結果が出ております。  しかし、南にも伸びているという説が出てまいりましたので、今後十分これらのことについて注視をしなければなりませんし、またこの説の確かさというものについて、検証をしていかなければいけないというふうに思っております。  いずれにいたしましても、3つの大きな地震に対して十分な備えをしていかなければいけないということで、今年度詳細な数値が出てまいりました東南海・南海につきまして、地域防災計画の見直し、それから津波ハザードマップの策定、それから津波避難計画の策定、災害時の初動マニュアルの策定、また自主防災組織も含めた防災訓練の継続実施ということに努めていきたいと思います。 160 ◯議長(南 良徳君) 木下議員。 161 ◯11番(木下豊和君) ありがとうございました。  6日の日に大阪府が南海トラフの中央作業部会のこれを踏まえた上で、府の独自のやつを出しておりますよね。浸水地域と、それから液化現象ですか、これが従来よりも広くなるということで、大阪市の4分の1は浸水するというようなショッキングな見出しが出ておりました。  泉南市もりんくう地域でそういうことも入っているんですけれども、それらを含めまして、もう一度市民に配りますいろんなマップ類、それから想定します訓練の中身、こういったものをいつの時点でどのように具体的に対応しようとしているのかをお聞きしたいと思います。  確かに、中央構造線も心配はあるんですが、確率は低いということです。実は二、三日前、地震がありました、和歌山の北部で。和歌山城の石垣が壊れたりしていますけれども、あれは中央構造線に私、関係あるんじゃないかなと思ったりしているんです。  これも先ほどの砂高の跡じゃないですけれども、因果関係はなかなか難しいかもわかりませんが、こういったのを含めまして、次々と新しい調査結果も出てまいりますので、訓練の方法も、実はこの間あるところへ行きましたら、訓練というか、そういうものをふやしてほしいとか、講習会をもっとやってほしいとかという要望も出ておりましたけれども、現状の今あります配り物、それから訓練方法、そういったものに対しまして、新たな対応をいつぐらいからどのように考えているか、お聞きをしたいと思います。 162 ◯議長(南 良徳君) 西田総合政策部長。 163 ◯総合政策部長兼行革・財産活用室長(西田 満君) 大阪府から、先ほどおっしゃっていました津波の浸水区域ですね。それの想定なんですけれども、泉南市に限りましては、従来浸水エリアが、従来というか、国の公表結果が50ヘクタールということだったんですけれども、それが若干狭くなりまして、範囲が35ヘクタールということになっています。  確かに、大阪市あたりは、地盤沈下等の影響で浸水エリアがかなり広がるという結果になったようでございますけれども、泉南市についてはそういうことでございます。全体的には3倍ぐらいのエリアになると。  あと、5月22日に国のほうから南海トラフの関係の巨大地震の最終報告が出ております。それは1000年に1回程度の巨大地震と100年ぐらいの周期で起こっている地震──従来の地震ですね、それを分けて対策をとる必要があるんじゃないか。端的に言うと、そういった内容になっています。それらを踏まえて、大阪府のほうから詳細なデータというんですか、想定というんですか、それがこの夏ごろに出されるということになっていますので、今年度予算計上しております中で地域防災計画の改定とか津波ハザードマップあるいは津波避難計画ですね。それらを今年度中に策定いたしまして、市民に周知、あるいは先ほどおっしゃっていた防災訓練のあり方も、また検討したいというふうに考えてございます。  以上でございます。 164 ◯議長(南 良徳君) 以上で木下議員の質問を終結いたします。(小山広明君「議長、議事進行。訂正があるんです、訂正」と呼ぶ)小山議員。 165 ◯1番(小山広明君) 大変貴重な時間に恐縮です。私の一般質問中に、表現の中で、ふくちゃんという福島の牛が亡くなったという表現をしたんですが、それはちょっと誤っておりまして、まだ元気に生きておると。いろいろ状況はあったんですが、きょうちょっとインターネットも確認しましたら、足がなくなっておるんですが、義足をはめて生きておるということなので、その部分だけちょっと訂正をお願いしたいと思います。 166 ◯議長(南 良徳君) はい、わかりました。  これをもちまして一般質問を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  なお、次回本会議は、明日6月13日午前10時から継続開議いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  本日はこれをもちまして散会といたします。       午後3時30分 散会                   (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   南   良 徳  大阪府泉南市議会議員   森   裕 文  大阪府泉南市議会議員   堀 口 武 視 © Sennan City, All Rights Reserved.

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