平成24年第4回定例会(第3号)
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# 平成24年第4回定例会(第3号) 本文
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泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容
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午前10時 開議
◯議長(南 良徳君) おはようございます。ただいまから平成24年第4回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。
直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。
これより日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において9番 梶本茂躾議員、10番 河部 優議員の両議員を指名いたします。
次に、日程第2、前回の議事を継続し、一般質問を議題とし、順次質問を許可いたします。
まず初めに、7番 大森和夫議員の質問を許可いたします。大森議員。
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◯7番(大森和夫君) おはようございます。大森です。本当に衆議院選挙が今真っ盛りということで、議員はみんな本当に大変忙しくばたばたしています。
特に泉南市議会は10月に市会議員選挙があって、その疲れもあるんですけれども、こうやって議会が本当に皆さん一般質問し、活発にされているということは、本当にすばらしいことだ、いいことだというふうに思います。
大阪市などは、市長がそういう政党の代表代行ということで全国を飛び回らなあかんというようなことで、急遽議会を早く閉めるというようなこともありましたけれども、泉南議会はこうやって本当に議会で市民の要望を取り上げて政治に生かしてくれという訴えができるというのは、本当にすばらしいことだというふうに思います。
衆議院選挙は、また政党の離合集散があるかもしれませんけれども、もし市長にどこかの政党の代表でもしてくれというふうに言われても、そのときは泉南市議会があるからやめるように、そんなふうに考えていただきたいというふうに思います。
また、泉大津市の元市長みたいに、急に12月議会にやめてしまうというようなことがありましたけれども、そういうふうな本当に腰の落ちつかないというようなことはあったら困るし、地元の人はもう国政へ出たんやったら、もうとっとと早くやめてくれれば12月議会の影響もなかったし、市長選挙も1月になることはなかったということがありましたけれども、本当にそういう意味では、政治家一人一人が本当に責任を持ってやっていくことが大事だというふうに思います。
それではまず最初に、新家の駅の交通混雑の問題について質問させてもらいます。
さきの議会で、新家の駅前の交通混雑解消の質問をしましたところ、砂川樫井線の延伸、これは大事な方法だということで、これによって新家の駅の車の集中を分散化したいということでしたけれども、それについて市のほうでは、市だけでは砂川樫井線というのは独自でやるのは困難な状況であると、財政状況が大変やから府のほうに取り組むように、砂川樫井線の延伸について応援をするような要望をしたいというふうなことで、市長の答弁がありましたけれども、この経過について、その後変化があればお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
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◯都市整備部長(土井 聡君) 市長の答弁にありましたように、要請したのは11月5日、維新の会のときに、それ以前に1回要請しています。
それから、11月の少し前の自民党要望のときも要請していますので、つい最近ですので、それから何か変化があったということはございません。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 要請した後、今の話では自民党、維新の会の府会議員に要請したと。その後大阪府も含めて岸和田土木との交渉があって、この砂川樫井線については、府の支援はもらえるというふうな展望が出てきたというふうなことはないのでしょうかね。もう一度お答えください。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 府議団にももちろん要望しているんですけれども、府議団は維新と自民党と両方2回やりましたけれども、大阪府の幹部職員にも出席を求めて、私どもの要求したものに対する回答という場を設定していただいております。これは毎年やっております。その中で、要望をさせていただいておりましたことに対しまして回答があったと。
その前に、泉南市と岸和田土木事務所長と私たちとの懇談会というのも、これは今まで余りなかったんですが、初めてやりまして、その中でも要望させていただいて、現場の事務所長は、それはいい案だということで、ぜひ検討を一緒にしていきたいというお話がございました。
それらを受けて府議団を仲介した形での要望回答というところに臨みまして、改めて要望させていただきました。
岸和田土木というのは出先でございますので、その本庁のいわゆる道路室というのがあるんですけれども、そこの幹部も出席しておりまして、同様に新家駅の交通というのは非常にふくそうしているし、危険だというのは十分認識をしていただいておりまして、我々のほうから提案したその砂川樫井線の延伸部分について、府市共同で行っていくということについて理解もいただいて、今後具体の協議に入っていきましょうということになりました。
これは先月のもう本当に末の話ですので、それ以後はまだ議会も開催もということがありましたからやっておりませんが、できるだけ早く具体の中身の話に取り組んでいきたいというふうに考えております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 私も10月の市会議員選挙のときに、新家の駅前に選挙事務所を借りまして、本当にこんなに混雑があって事故があるんかと、小さな事故がやっぱりもうしょっちゅう起こっているんですよね。
それで、車が渋滞するからクラクションがワンワン鳴るとか、何かあったんかと思ってぱっと表に出るぐらいクラクションが鳴るとか、実際子どもさんが車と接触するとか、ぱっと表へ出たんやけれども、見た人の話によると、運転手さんは子どもさんに大丈夫かと聞いて、子どもさんはうんと言うたんで、ぱっと逃げていくように見えた。
それは、あそこでもしか車がとまったりすると、また渋滞になったり混雑するかもしれんからということもあったのかもしれませんけれども、スピードを出さないから大きな事故はありませんけれども、やっぱりしょっちゅうしょっちゅう事故があって、市長もおっしゃったように、あそこの混雑解消というのは本当に待ち望まれているんです。
そんな中で、市民の方はいろんな要望、意見があるわけですよね。例えばオーバーパス、橋をつくったらどうかとか、地下をつくったらどうかとか、それから中谷病院から踏切までに行く道を広げて、踏切口が狭くなっているので、その周りの道を、踏切を含めて広くなる方法がないかとか、いろんな意見が出ていて、これもできていない、あれもできていないというようなことで、不信というか混乱の1つにもなっていると思うんですよね。
そこでお聞きするんですけれども、市の方針としては、新家の交通混雑解消ということは、砂川樫井線の延伸ということで、これを責任持ってやるんだと。それも府の協力も得て早期にこれをやるんだということで、そういうことで市の方針がはっきりしているというふうに考えていいんでしょうかね。その点お答えください。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) いろいろな案を過去からも考えてきました。しかし、現実に大阪府もああいう財政状況でございますし、そんなばかでかいことを考えても早期に実現できるという段階にはありません。
したがいまして、今の段階で現実的にしかも早く解消できるという1つの方策としては、砂川樫井線の延伸というのが一番現実的であるという認識をしております。
したがいまして、泉南市だけでやるのは、また費用的に大変ということもありますから、大阪府とも一緒にやれれば、より少ない経費で早く実現できるということでございますので、大阪府も乗っていただけるようでございますので、できるだけ早期に実現できるように、これから具体の中身について詰めていきたいというふうに考えておりますので、それが泉南市としての今の一番の早い手法ではないかなというふうに考えております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 心配なのは、府のほうも市長がおっしゃったように、財政状況もあるし、府内にも幾つも幾つも、ああいうあかずの踏切的なものが、もっとひどいものも幾つかあるというふうに聞いていますので、例えば府の交渉が長引いたり、それから府がお金を出さないとか言うた場合とか、この交渉が決裂した場合に、例えば泉南市はどうするのか。ある程度期限を決めて、何年以内にやるんだという目標も必要だと思うんですよね。その点はどのように考えておられるのか。
今のお話を聞けば、府の支援は100%間違いないと、100%近く間違いないというふうにとって、それに期待して1年か2年か待つというふうな形、辛抱しなければならないというふうに考えていいんでしょうかね。その点、もうちょっとはっきりお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 今やっとスタートラインに立ったということでございますので、余り悲観的に考えたくないと。
この前の要望活動というのは、いわゆる正式な場でありまして、私初め副市長、それからこの新家駅のあれですと、都市整備部長も出席してお互いに確認をしていっている。そこには府議団ですね、維新でしたら地元から出ていますし、それから自民党も自民党の政調会長さんが立ち会ってやっている、いわゆる公な場でのやりとりですから、これは1つの正式な約束ということに捉えるというふうに考えておりますので、途中で、いや、あれはあのときだけの話ですわということには絶対にならないというふうに考えております。
ただ、道路でございますから、当然ながら都市計画決定はしておりますけれども、これからまた具体的な時期の問題とか、それから概略のことしかルートも含めてやっておりませんから、いろんな手順、手続を踏んでいかないといけません。
それにはやっぱり一、二年かかるというふうに考えておりますので、そういう形で1つ1つ府と市と協力しながら、また国への要望もしていかなければいけませんので、そういうことを詰めていって、早く実現するようにするということでございますので、ぜひ市議会の皆さん方におかれましても、応援をひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 共産党の市会議員団としては、もちろんこの道路は身近な公共事業、特に交通混雑解消にかかわるものだということで、こういう道路こそ優先しなさいという立場でやってきましたので、もちろん府議会も含めて応援する機会があればぜひやっていきたいし、私たちもずっと毎年府との交渉を行っていますので、そういうときには必ず、いつも取り上げているので、取り上げていきたいというふうには思っています。
このことがおとといの質問の中では一、二年ということをおっしゃっていたので、本当にそれをめどにしてやっていただきたい。その都度やっぱりきっちり報告してもうて、地元ではこの交通混雑解消にかかわる委員会も開かれて、僕らも出席していますし、府会議員の方も出席していますわね。だから、そういうところにも必ず情報が入るようにしていただきたいというふうに思います。
続きまして、新家の駅のバリアフリーの問題なんですけれども、10月に市長とJR西日本和歌山支社との交渉があったというふうにお聞きしているんですけれども、具体的にちょっと話の端々のことを聞きますと、海側に改札口をつくるということについては、JRのほうも積極的にそういう意向があり、市長のほうも、私のほうでも、市のほうでもそういう予算も考えているんですよというぐらいまで積極的な話し合いが進んだというような話も聞いているんですけれども、こういう認識でいいのか、その辺ちょっとお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 海側の改札については、以前、三、四年前ですか、そういう話がJR側からあったということでございます。地元をまとめてほしいということで、市のほうが地元の意見をいろいろ集約して、地元もそれでオーケーですというところまで行ったんですが、いざ実現ということになったときに、ストップを食らったということがあったわけなんです。
バリアフリーにも2通りあると。今言いました海側に改札をつけてスロープでというのが1つ、それからもう1つはエレベーターを2基つけるという2つの方法があるというふうに思います。どちらを選択するかということなんですけれども、今現在、新家駅のバリアフリー調査をやっておりまして、委員会もつくっておりますので、そこの御意見も十分拝聴しなければいけないというふうには思っております。
いずれにしても、JRも積極的になっていただいておりますので、私どもも一緒になって早期に実現できるように、これから詰めをしていきたいというふうに思っております。
JRのほうも、新家駅というのは非常に乗降客も多いし、まだ全然できていないということがありますから、本社を通じてこれのバリアフリー化に対する和歌山支社としての予算の獲得に向けて要望しているというふうに聞いております。そういうことが実現できれば、我々も一緒になって取り組んでいくということにしておりますので、明るい展望が開けてきたと、このように解釈しております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) さきの9月議会で私が質問したときに、こういう答えをされているんですね、市の側は。海側に改札口をつけるとかエレベーターをつけるとか、これは手段であって、目的はバリアフリー化することが目的であるということなんですよね。
ですから、それを考えた場合、私は海側にも改札口をつくる、エレベーターも設置してもらうと。そのほか幾つかバリアフリーのことはありますよ。ありますけれども、とりあえずこの2つがやっぱり新家の駅のバリアフリーの基本だと思うんですよ。
どうなるかというのはわかりませんよ。協議会でもどういう判断が出るかわかりませんけれども、やっぱりこの2つを要望していくということが、バリアフリーの基本じゃないかなというふうに思うんですよ。
例えば砂川の場合もエレベーター4つ要望してきた。その結果3つになって、引き続きずっと交渉しているということがありますよね。やっぱりそういうふうな、どっちかというふうなことをまず市が言うてしまうというのはどうなんかなと。それはよくないんじゃないかと思うんですよ。
それは、いろんな方法があって、そんな言い方をすれば両方とも没になるんだというようなことがあるんだったら、そういうことを説明していただきたいんですけれども、やっぱりバリアフリー全体で考えるということが大事だと思うんですよ。その点、どっちかというようなことは、もちろん二兎を追って一兎も得ずみたいなことの結論は、そんなことは絶対避けなあきませんけれども、その点どうなんでしょうかね。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) それは、欲を言えばというか、完璧を目指すということになれば、そういうことなのかもわかりませんが、そればっかり言っていると前へ進まないということになりますから、最善の選択としては、まず1つの手段としてのバリアフリーを進めていくという観点からすれば、地元のいろんな御意見、これからまとめていくわけですけれども、それに沿った形で、我々のほうもJRに対して、二兎を追うということではなくて、とりあえずは最善の方法、それから最速の方法でバリアフリー化を進めるということにしないと、またそこであれもこれもということになれば、立ちどまってしまうということになりかねませんので、そこはやっぱり一定の選択をしないといけないというふうに思っております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 足が不自由な方、高齢になるとやっぱり皆さん、そういう症状がたくさん出てこられるわけですよね。そういう方が、例えば山側の方が、改札口できた場合、エレベーターができなかった場合は、階段を使わない方法として踏切を渡って行かなければならない。そこではもちろん駅の階段を使わずには済みますけれども、あそこの踏切だって歩くのはなかなか大変なことですわ。それであかずの踏切ほどじゃありませんけれども、やっぱりラッシュ時については、閉まっている時間が、朝の6時半から8時までの間でだったら、40分近く踏切は閉まっているわけなんですよね。
そういう中で、例えば急いで踏切を渡っていって事故になった例も、新家の駅の場合、あるわけですよね。だから、それは交渉の過程でどんなふうになるかということは、もちろんありますよ。結果としてはこうなったということはあるかもしれませんけれども、初めからどっちかと。これから協議会も立ち上げようというときなんで、火葬場のときも市長はおっしゃっていたけれども、やっぱり最善を目指すというのが僕らの仕事なので、両方申し入れて、その過程の中でどうなのかということに結論が出れば、それに従って引き続きこういう交渉をしていこうということになると思うんですよね。
初めからどっちかかということはどうかなというふうに思うんですよ。やっぱり交渉事としては、初めからそんな引くんじゃなくて、まずどういう状況でどういう要望があって、どういう対策が必要なのかということを、やっぱり真正面からJRにしていく必要があると思うんですよ。もうちょっと答弁していただきたいと思います。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) だから、理想論ばかり言っておっても前へ進まないんですよ。もうJRも来年やる気になっているんです。そのチャンスを──どちらか別にしてね、チャンスを逃してしまうと、また数年あるいはそれ以上かかってしまう可能性があるわけなんですね。
ですから、相手がしっかりとやろうという時期に、やはり地元としてもきっちりと案をまとめて、これでじゃやりましょう、やってくださいというふうにしないと、いやいや、あれもこれもと言っておれば、またそのチャンスを逃してしまうわけです。
私どもは、これから地元で取りまとめもしていただきますが、ぜひともその集約をして、そしてしっかりとそれをJRに伝えて、この方法でいくと。長期、将来的にはまた別な話はあるにしても、当面はこれでいくから予算の確保をしてくれということをしっかりと言わないといけないというふうに思っておりますので、その点は御理解をいただいて、現実的な対応をこれからもしていく必要があるということで御理解をいただきたいと思います。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 協議会はきょう初めて開催ですかね、新家の協議会はね。きょう協議会の皆さんが実際に初めて新家の駅前を歩いてみられるわけですね。
だから、まとめるのはこれからの話なんですよ。まとめる経過の中で、おっしゃるように市長のような考えももちろん出てきて、その中でどう集約されていくか、JRがどう判断していくかということはあるかもしれませんけれども、これから協議会を立ち上げて、きょう初めての集まりがあって、新家の駅を歩こうという前に、どちらか1つに決めなあかんのやということは、私は制限しているんじゃないかなというふうに思うんです。
僕も今何度も市長がおっしゃるように、それはどっちもだめになるようなことはあってはならないし、だけど、2つ要望したからといって、JRがそんなのあかんというようなことが許されるんかということもありますよ。もう5,000人の乗降客があって、2つ要望するようなことは生意気やと、財政のこともわからんのかというようなことをJRが言うたにしても、それはそれでそんなことをJRに言わすこと自体が間違っていると思うんですよ。
そういう意味で、交渉ということも大事かもしれませんけれども、まずやっぱり今の駅前の交通混雑ぶり、市民の要望というのを的確に捉えてやらないと、やっぱり2つの要望を受けて、それでこういうふうに考えましたと、もしかしたらエレベーターができへん分にはこんなふうな対策をとっていきますとか、改札口ができへん場合はこういうこともしていきますという過程の中ですればいいけれども、初めからどっちか1つというやり方は、本当にどうかと思うんですよ。
繰り返しになって申しわけありませんけれども、もう最後にこれだけお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 交渉事というのはタイミングがあるわけですから、そんな高い理想論ばかり言っておれば実現できません。
ですから、地元もどちらかにまとめていただきます。そして、JRも予算をつけていただきます。泉南市もつけます。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 予算もそんなに目をむくようなお金じゃないと思うんですよ。エレベーターが1基1億円ですか、あそこは2基でしょう。それから、新家の駅前の改札口にしても、維持費なんかはかかるかもしれませんけれども、きっちりしたお金の計算をしていないというふうにおっしゃいますけれども、5,000万とか、改札口という話もお聞きしたこともありますので、初めから門戸を閉ざすような形のやり方というのはどうかなというふうに思います。
次に、学校施設のことをお聞きしますけれども、26年までは耐震化を優先していくと。それまでは大規模改修、建てかえを行わないということを何度も何度も繰り返されているんですけれども、6月議会に私が質問したときに、教育部長はトイレの改修に対しては、特に改修しない方針ではない、年次的に改修は続けていくというふうに答弁されていましたね。
それと、例えば西信達小学校などは、議会などの要望もあって、国に対して補助金申請をしているんだというふうにおっしゃっていましたけれども、ちょっとその経過についてお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、学校施設のトイレ改修につきまして御答弁をさせていただきます。
議員御指摘のように、前回そういう答弁をさせていただいています。その趣旨といいますのは、……(大森和夫君「西信達小学校」と呼ぶ)西信達ですか。西信達中学校につきましては……(大森和夫君「小学校、小学校」と呼ぶ)小学校につきましては、現在、財源を確保して、次年度以降早い時期に改修できるように、これは議長名でもそういう要請を承っておりますので、その線で努力をしているということでございます。(大森和夫君「国には申請出ているのか」と呼ぶ)
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◯議長(南 良徳君) 勝手にやりとりしないでください。
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◯教育部長(上ノ山正人君) 申請のほうはいたしております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 申請を上げて、結果のほうはどうなったんですかね。
それと、来年度ということなんですけれども、その来年度のトイレの改修について、国への申請を出したのは西信達小学校だけなのか、そのほかについてはどうなのか、その点についてもお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) 来年度につきましては、樽井の小学校が耐震の計画をしております。この耐震につきましては、大きな学校ということもありますので、かなりの期間を要するということがございます。それがありますので、この機会にできれば樽井の小学校のトイレも改修したいということで、西信達と同時に申請のほうをしているというような状況でございます。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 申請してもらって国のほうで補助がおりるということになれば、市のほうでは当然つくってもらうというふうに考えていいんですかね。その点についてお答え願いたい。
あと、気になるのが、やっぱり中学校のトイレの改修なんですよね。4校中、樽井と信達中学校のトイレはしたけれども、あと2校がまだなんですよね。この4校中、2校だけ残っているという問題をどうするのか。
ずっとこの間の議論を聞いていると、あとの小学校もそうですけれども、中学校の2校を含めて、これらのトイレとか施設の改修は、26年度以降大規模改修、建てかえを行っていって、その中で改修していくというふうに考えていいのか。その点について考え方をお示しください。
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◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。
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◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、トイレのまだ中学校の残っている2校分、それから小学校のほうですね。これについての基本的な考え方、これにつきましては、さきに御答弁もさせていただいておりますけれども、それぞれのトイレの改修の時期については、基本的には大規模改修を行う際に同時施工したいというふうに考えておりますけれども、より速やかに進めるために、その大規模改修が比較的将来になるような学校につきましては、その大規模改修と同時施工という考え方ではなしに、別途前倒しでするというようなことも考えられるというふうに考えております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 前倒しでトイレの改修が必要だと思っているところは、どこなんですかね。その分、大規模改修、建てかえがおくれるということなんでしょうけれども、前倒しでもしなければならないと思っている学校名について、トイレの改修とか、思っているところはどこですかね。お答えください。
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◯議長(南 良徳君) 上ノ山教育部長。
50
◯教育部長(上ノ山正人君) 未施工のトイレということになりますけれども、その中でも近年といいますか、大規模な改修が将来数年以内ではなしに、もっと先になるようなところを優先してやりたいということで、今は具体名にこことここだというようなことは、申し上げる段階ではないということでございます。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) そしたら反対に、泉南中学のトイレは改修しましたよね。ああいうところは、また逆に遅くなる。大規模改修、建てかえとかが遅くなる可能性があるということなんですかね。それは関係ないですかね。関係ない。
泉南中学は土足履きであるのを改善とかも早くしてほしいという要望もありますので、ぜひそういうところも含めて考えていただきたいと思います。
それと、23年度泉南市教育委員会点検評価報告書というのが上げられています。この中で21ページの中に、教育予算について意見を出されているんですけれども、教育予算が減少するのは仕方がないことかもしれない──かもしれない。減少することは仕方がないことかもしれないが、教育は未来への投資であり、今教育予算を削減することは、将来に禍根を残すことにつながる。教育予算への配慮をお願いしたいというふうに書かれているんですよね。
この点、どう考えておられるのか、教育予算の削減というのは本当にひどくて、これは本当にもう将来に禍根を残すような結果になっていっているんじゃないか。いろんな起こったらだめな事件が起こってみたり、その背景には──直接の原因じゃないですけれども、背景にはやっぱり教育予算の削減とか、それからいろんな泉南市の子どもたちの学力の結果なんかが出ていますけれども、やっぱり禍根を残すようなことになっているんじゃないかと思うんですよ。その点、どんなふうに考えておられるのか、ちょっとお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 蔵野教育長。
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◯教育長(蔵野博司君) 厚生文教常任委員会のほうでも御質問をいただきました。評価委員さんの方からも、そういう予算については、将来を託す子どもたちの将来については、しっかりと財源をとるようにというようなことでの御提言もいただきました。
一方では、この財政難の中、いろんな形の補助もとりながら進めているということでございます。今後もいろんな形で国や府の補助を受けながら、また必要なものにつきましては計画を立てて、この施設の問題もそうです。ソフトの面の問題もそうでございます。必要なことにつきましては、計画をきちっと立てて、財源が、予算がいただけるような形で説明をしていきたいというふうに考えております。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 本当に未来にその考えを及ばせて対応していただきたい。ここに書いているのは、減少することは仕方がないかもしれないということで、財政難でも教育予算はやっぱり本来は減らすものじゃないということだと思うんですよ。
例えば家庭のことを考えても、家が大変やからというて、まず何を削るかというて、教育予算を削ることはありませんわね。大変な御家庭でもやっぱり子どもの未来、将来を考えて、やっぱり自分の家が大変でも、子どもの教育にお金をかけたり、勉強頑張れと励ましたりするのが普通なので、そういうことで考えていただきたい。
同じ質問なんですけれども、市長もこういうふうな指摘に対してどのように考えておられるのか、ちょっとお答えください。お願いいたします。
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◯議長(南 良徳君) 向井市長。
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◯市長(向井通彦君) 前々から言っておりますように、基盤整備もほぼ整備できてきたということもありますし、一方では教育施設がかなり老朽化しているという問題もありますから、これからは当然ながら教育施設整備予算、こういうものにシフトしていくというのは前から申し上げておりますので、その方向で今後とも検討していきたい。
その中で、できるだけ有利な資金スキームの時にばっと事業化をするというのは、非常に泉南市の財政にとってもプラスでございますから、今、国のほうにも西信と、それから樽井小ですね、要望をいたしておりますけれども、これは非常に有利な資金スキームになっておりまして、私の好きなという話もありましたけれども、交付税算入が50%あるという資金スキームでございますから、できるだけこの予算獲得に向けて最善の努力をしている。この前、国にも行ってまいりましたし、大阪府に対しましても強く泉南市から2校要望しているのは必ずつけてくれということを申し上げておるところでございます。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) 国に対してそういう要望をしていただくというのは、もう大事な仕事だというふうに思います。そういうところでは評価したいですけれども、やっぱりそういうスキーム待ちとか、必要に応じてとか、今やっぱり学校の施設の老朽化が進んでいるので、子どもたちが置かれている状況がどうなのでどうするかと、泉南市として主体的にどうするかということを考えていただきたいと。
そういう交付税あるなし、スキームがあるなし、もちろんそういうのも大事なことですけれども、そういうふうにして考えていくと、将来に禍根を残しますよというふうな忠告だと思いますので、その点ぜひまた市長のほうも目を通して読んでいただいて、教育委員の皆さんも10月までに全教育施設を回って意見書を出す、要望書を出すとおっしゃっていますから、そんなのもぜひ見ていただいてよろしくお願いいたします。
それと、防災のことをお聞きします。
1つは、防災放送が聞き取りにくいという要望が上がってきているんですけれども、僕もずっと防災放送をつくってくれと要望を上げてきたので、幾つかできてきてあれなんですが、やっぱり数が少ないんじゃないかと、阪南市に比べればね。阪南市は100前後あるわけでしょう。泉南の場合は60ぐらいですかね。
やっぱり数が少ないからどうしても大きな声になって、その声が響いてしまうというような状況があるかと思うんですよ。その防災放送をもうちょっと数を増設するとかというようなことを考えていただきたいんですけれども、それはどんなふうに考えておられるのか。
それから、高いマンション等に避難のできるように自治会などに交渉中だという話が、3・11の後からすぐにありましたけれども、このほうの進展状況についてお答えください。
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◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
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◯総務部長(竹中勇人君) まず、広報システムが聞き取りにくいということでございますけれども、現在御承知のとおり約60カ所の設置をいたしてございます。1カ所当たりの計画といいますか、おおむね250メーターから300メーターぐらいの範囲で聞き取りできるようにということで、その円を描いて、図上でそういう配置を行っております。
確かに聞き取りにくいということはちょこちょこ聞かれるんですが、風向きとか、それから冬になったら寒いですので、窓を閉めておられます。夏はまた冷房で閉めておったりというようなこともございまして、窓を閉めていると聞こえにくいというのは確かでございます。
今現在ほぼ全域、その250から300メーターの円の中に包含されているんですが、今後場所によってそういう聞き取りにくいということがありましたら、また改めてその辺の計画は見直していきたいなというふうには考えてございます。
それと、マンションの避難ということですけれども、これは津波の避難用のということでしょうかね。これにつきましては、現在新たな津波避難ビルのガイドラインというのを今策定中でございまして、これをつくりましたら、これを持って、その対象となるエリアのビルにつきまして、また設定を、あるいは指定をしていきたいなというふうには考えてございます。
ビルの所有者等にもまた御相談させていただかないといけませんので、それはまた今後詰めていきたいと思っています。
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◯議長(南 良徳君) 大森議員。
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◯7番(大森和夫君) もう少し話が進んでいるのかなと思ったんですよね。防災放送が聞き取りにくいというのは、たくさん要望が上がっていると思うんですよね。共産党市会議員団が行ったアンケート調査でも結構ありましたですわ。実際に僕自身、聞き取りにくいことがあって、市役所に電話したこともあって、だから余り大きな声にせんと、もう一度し直してくれたら聞き取りやすかったという電話も入ったとお聞きしています。
それと、今言うた高いところの避難の場所ですよね。これも震災直後から市のほうでも積極的にやるという答弁ももらっていて、なかなか──なかなかって、すぐに発表できない状況の中には、例えば自治会の許可が要るとか、結構時間がかかるんですというお話があったので、もうそろそろその話も進んでいて発表できる段階かと思っていたら、ビルの持ち主とこれからお話しするという状況なので、ちょっとこれは期待外れというか、どうなのかなという気がしますので、これはもう少し積極的に進めていただきたい、スピードを上げてやっていただきたいというふうに思うし、遅いなというのが本当に率直な感想です。
次に、アスベストのことをお聞きしますけれども、今でもやっぱり80代ぐらいの方から、新家の方で三好で働いていたということで、検査に行くと肺にやっぱり石綿肺の兆候が見られるとか、やっぱりそんな症状の方がたくさん出てきているんですよね。
この方にお聞きすると、特別自覚症状はないので、このまま苦しむことなくいけたらいいなというふうに思っているんやと。ただ、補償とかそんなのがあれば安心やということもおっしゃっていましたけれども、肺活量は多分普通の人の半分ぐらいになっていると思うんやけれども、そういう状態が長いので、本人が自覚症状なしでずっときているということなので、まだまだこの掘り起こしというのは大事だなというふうに思います。
一方、東京の首都圏で建築アスベストの皆さんの被害が、国の責任が認められたということの記事で、国に責任賠償と各紙、これ選挙のことがなかったらもっと大きな記事になっていたかと思うんですね。百何人認められて、10億円の補償ということで、いろんな問題点はありますけれども、一歩ずつ前進しているなというふうな気がします。
ただ、アスベストというのはこういう判決が出たからというて、解決する問題じゃないんですよね。ストック公害と言われて、アスベスト自体はもう消えることはありませんので、中に入ったアスベストを取り出すこともできませんし、それから治す薬もないということで、もっともっと対策が必要になってくるというふうに思うんです。
市長に簡単にちょっとこの東京地裁の判決を見て、この泉南はアスベスト被害の原点ということでやっていますし、建築労働者だけじゃなくて、藤本義一さんが亡くなったり、スティーブ・マックイーンさんなんかもアスベストで、ああいう芸能人の方とかにも被害が及んでいるということなので、やっぱりこの泉南市が声を上げることが全国の被害者を救済する第一歩にもなると思うので、ちょっとその立場で一言御感想をお述べください。
65
◯議長(南 良徳君) 向井市長。
66
◯市長(向井通彦君) 今回、建設従事者の皆さんでこのアスベスト被害を受けた方々、国に裁判を提起されておりましたけれども、今回東京地裁のほうで、国は危険性を認識できたと、規制措置を行う義務を怠ったのは不合理で違法などとして、全面ではございますが、国の責任を認めたということが報道されました。
このアスベストについては、泉南市はアスベスト工場で働いていた方々、あるいはその隣接にお住まいの方々が被害を受けられたということでございまして、今回のは建設関係の労働者の皆さんが被害を受けたということでございまして、若干環境的には違うかもわかりませんけれども、このアスベストの危険性あるいはその怖さというものを、国のほうは一審ではございますけれども、認めたということについては、大変大きな前進ではないかなというふうに思います。
こういうものが一歩一歩積み重ねていって、最終的に皆さんの求められているものが成就できるように期待もいたしたいというふうに思いますし、またこれを1つの糧として、いろいろ活動もされておられるわけでございますので、なお一層の励みにしていただいて、勝訴を勝ち取るようにお祈りをしたいというふうに思っております。
67
◯議長(南 良徳君) 大森議員。
68
◯7番(大森和夫君) 泉南市長として泉南の被害者解決を第一に考えてもらうのは当然ですけれども、全国の被害者、全ての被害者、これらの人を救ってもらうという立場で頑張ってください。
きのうからも新聞でも、毎日新聞のスクープで高校の中であったとか、それからけさの毎日新聞にはまた出ていましたけれども、明石の元市の職員が神戸の震災に行って、やっぱりアスベストの被害が出てきたということがありますので、そういう全国の被害者、全ての被害者を救うということで頑張ってください。
それと、樽井に藤本石綿というのがありまして、ちょうど鹿児島から高校卒業して10人ぐらいが集団で藤本石綿で働いておられて、帰ってこられた方の中で2人の方がやっぱり石綿肺になっていたと。10人のうち連絡がつく方がお1人おって聞くと、やっぱりその方もアスベストの被害で尼崎のほうで労災を受けているというようなことがありまして、藤本石綿てもう今はありませんし、経営者の方もかわっているんやけれども、樽井では最も大きな工場であったし、藤本石綿の横にも石綿工場があったと。
きのうもちょっと現場を見てきましたけれども、今は住宅地になっているんですよね。これから市としても、アスベストのこういう運動をしている方々が、これから調査に入るということもありますので、そういうときに市のほうでも支援もしていただきたいし、住んでいる方、今はもう住宅が建っているような状況もありますから、無用な心配なんかもせえへんような配慮も必要だし、そういう意味で市のほうの協力も、ぜひこの藤本石綿の中で働いていた方の被害の状況なんかを調べる中で、そういう協力もしていただきたいというふうに思うんですけれども、その点どんなふうに考えておられますか、お答えください。
69
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
70
◯市民生活環境部長(知久 孝君) アスベスト問題に対する市の協力ということですけれども、これにつきまして全力でさせていただくということで、先ほど藤本石綿の御説明がありましたけれども、藤本石綿だけに限らず、泉南市はもう昔からアスベスト工場が多かったということで、掘り起こし等について広報等を利用して協力させていただくということと、近々アスベストに関する社会史や環境リスクを訴えた漫画の原画展をされるということもありますし、それとアスベスト禍を扱った映画、それも計画されているということでございますので、この辺についても広報してまいりまして、より広く皆さんに訴えていきたいというふうには考えております。
以上です。
71
◯議長(南 良徳君) 大森議員。
72
◯7番(大森和夫君) 藤本石綿では原告の方1人いらっしゃって、その方はやっぱり亡くなったんですよね。半年ぐらい前になりますかね。苦しんで苦しんで、この方は泉南市にお住まいの方でしたから、こういう状況もあります。
部長がおっしゃったように、藤本石綿以外にも200近くの工場があったと言われていますので、なかなかまだ声を出せないという状況がありますので、ぜひ協力していただきたいし、今、部長がおっしゃっていただいたような泉南アスベストの被害を知ってもらうような「石の綿」とかいう漫画、それから「命て何ぼなん?」という映画とか、そんなのも広がっていますので、地元でそういうことを発表する機会があれば、ぜひ市のほうでも協力をよろしくお願いしたいというふうに思います。
次に、太陽光パネル発電の援助の問題で、前回市長のほうでも近々やりたいというふうにおっしゃって、近々というのが国の当時の野田首相と同じような答弁でというようなこともありましたけれども、野田首相は結局近々と言った解散をぱっと年内にやったんですけれども、この太陽光パネル発電というのは、できればもう来年度ぐらいからぜひ実施していただきたいと。
市長は別に住宅用だけじゃなくて、いろんな公共施設にもつけるようにしていくような努力もされていますので、この機会にぜひやっていただきたい。
それと、大阪府への要望もしていただきたいんですよ。大阪府はしていませんのでね。それが1つと、これは共産党の方針でもあるんですけれども、ほかの方もおっしゃっていると思うんやけれども、こういう新しい再生可能エネルギーをふやすということで地域の活性化とか新しい技術が生まれていく、雇用が生まれていくということにもつながっていくと思うんですよ。
そういう点で、近々というのを本当に来年やるつもりで、大規模にやるつもりで実施してほしいと思うんですけれども、その点どんなふうに考えておられるか、お答えください。
73
◯議長(南 良徳君) 向井市長。
74
◯市長(向井通彦君) 今の衆議院選挙では原発問題について各党それぞれいろんな公約を出されておりますけれども、やっぱりそういうものを進めていこうとすれば、クリーンエネルギー、自然エネルギーの活用というのが不可欠でございますので、これはもう国を挙げて推進をしていかなければいけないというふうに思っております。当然、我々地方自治体も、そういう方向で進めていかなければならないというふうに考えております。
前の議会でもそういうような御答弁をさせていただいております。近いうちにというような表現もさせていただきました。国政のほうは少しおくれましたけれども、解散をされたということもございますので、役所の場合は会計年度というものがございますので、なかなか途中から助成というのは難しいわけでございますけれども、できれば早期にできるように努めていきたい。
それから、御指摘ありました、残念ながら大阪府が補助をしていないんですね。もう他の都道府県ほとんどされているかというふうに思うんですけれども、我々としても大阪府の補助も当然ながら強く求めていきたいというふうに思っておりますので、国、それから都道府県、市町村を含めて、こういう自然エネルギーの普及についての努力をしていかないと、脱原発とは言いましても、なかなか一挙にはいかないということでございますので、我々としても最大限の努力をしてまいります。
75
◯議長(南 良徳君) 大森議員。
76
◯7番(大森和夫君) 大阪府の住宅太陽光発電の普及率というのは、低いんですよね。全国でも47都道府県中35位ということですから、ましてこういう西側にあって、太陽がさんさんと降り注ぐところで、もっともっとふやしてもらうように、府のほうへもそういう要望をしていただきたいというふうに思います。
それで、近々というのは、もう来年度4月から新しい予算を組まれますので、ぜひそのときに反映していただきたいということを重ねてお願いいたします。
それと、土地開発公社のことについてお聞きしますけれども、中央公園用地のことも前回聞きましたけれども、中央公園用地を土地開発公社が購入して、今は塩漬け状態になっているというふうに思うんですけれども、市のほうにちょっとお聞きします。確認しますけれども、中央公園用地はいつ、幾らで購入して、面積が幾らで、現在その購入したときの、全部購入は銀行からの借金で購入していますから、利子が上乗せされていると思うんですけれども、その利子の額は現在幾らになっているのか。
それから、時価でいえば──時価というのは取引ですね。もしくはその中央公園用地を取引すれば幾らぐらいの値段になっているのか、その点についてお答えください。
あと、現在の利用状況についてもお答えください。
77
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
78
◯総務部長(竹中勇人君) 中央公園の用地でございますけれども、現在の簿価でございますけれども、26億余りの金額になってございます。取得年度は平成4年から6年の間に取得しておりまして、面積が1万351.3平方メートルでございます。取得原価といたしましては19億7,200万余り、利息が先ほどとの差額になるんですが、6億3,500万余りになってございます。(大森和夫君「時価はわかりますかね、時価、大体どれぐらい、今取引したら……」と呼ぶ)
79
◯議長(南 良徳君) 大森議員、挙手して質問してください。大森議員。
80
◯7番(大森和夫君) 簿価ね。19億円で購入したものが現在27億円近くになっていて、実際これが例えば売買されれば、時価というんですか、取引価格というんですかね、幾らぐらいになっているのか、なるのかについてちょっと答えてくださいよ。現在の利用状況とね。
81
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
82
◯総務部長(竹中勇人君) 失礼しました。答弁漏れでございまして、申しわけございません。
現在の時価ですけれども、今現在その簿価の5分の1程度になるのではないだろうかと考えてございます。
それから、土地利用でございますけれども、現在職員の駐車場としての活用、それから一部NPO法人等にお貸ししている部分もございます。できるだけ収益が上がるようにということで貸し付けを行ってございます。
83
◯議長(南 良徳君) 大森議員。
84
◯7番(大森和夫君) 言えば、今現在、中央公園用地というのは27億円あるけれども、価値としては5分の1程度で、土地開発公社が買うた土地を泉南市が買うにしても、20億円余りの損を見込んで泉南市が買わなければならない、買うということですよね。
この問題の責任というのはどこにあるのか。それから、実際、中央公園というのは必要あると思ってこれを購入した。中央公園というのは、本当に必要あるんですかね。あると思って購入したんですかね。当時どういう経過で中央公園用地として──今まで中央公園用地というて買うて、何でほったらかしに塩漬けにしていたのか、その経過をちょっと説明してください。どういう趣旨でつくったのか。
85
◯議長(南 良徳君) 奥平副市長。時間がございませんので、簡潔にお願いします。
86
◯副市長(奥平 薫君) 中央公園用地は総合公園と位置づけをして、計画区域の変更等を行って取得をしたわけでございます。
この用地に限らず、公社保有地については、先行取得後事業化を予定していたにもかかわらず事業化が実現しない土地が非常に多く存在しておりまして、やはり社会経済情勢の大きな変化とか、そういう事態を受けまして、当初の見込みどおりの事業化が図れなかったということにつきましては、これまでのお答えもさせていただいていますように、その結果として、そういう見通しがそこまでできなかったことについては、やはり非常に市民の皆さんに対しては申しわけないということで思っておりますので、御理解いただきますようお願いします。
87
◯議長(南 良徳君) 以上で大森議員の質問を終結いたします。
次に、11番 木下豊和議員の質問を許可いたします。木下議員。
88
◯11番(木下豊和君) 拓進クラブの木下でございます。議長の指名を受けまして一般質問を行います。
まず、今回の選挙で4名の新人の方が当選されました。おめでとうございます。
今まで11名の方が一般質問されまして、いろいろ感想があると思います。これをいろいろ皆さんの持ち味として、これからの一般質問の参考にされてはというふうに思っています。
皆さん、いろいろこれまで見解を述べておりますけれども、一昨日から第46回の総選挙が始まっております。ちょっとひもといてみますと、1回目は1890年、明治23年だったそうですね。そのときは、税金を15円以上納めた25歳以上の男子だけということでございました。有権者は全国でたった45万だそうです。
そんな中から衆議院が選ばれまして、以降、本日まで第46回という選挙が行われております。2大政党から12ぐらい、公選法によります政党があるそうですが、民主、自民、公明、共産、いろいろあります。覚えられませんね、全部ね。
心理学者によりますと、人間の記憶は大体7プラスマイナス2だそうでして、5から9ぐらいしか覚えられないと。12も全部多分言える人は余りいないんじゃないかと思いますけれども、皆さんいかがでしょうか。「党」ですから「10」まででしょう、大体。
一昨日、このイオンに現職の総理大臣が来ました。泉南市では多分初めてではないかと思いまして、たまたま私そのそばで演説を聞きました。すばらしい演説でありまして、どうして政権与党に人気がないのかよくわかりませんが、3年間のいろいろな皆さんの思いだと思っております。
この方は、先ほど大森さんが言いましたが、近々じゃない。近いうちにということです。近いうちにですね。ことしの流行語ですから、正確に覚えていただきたい。この近いうちにの方は、すばらしいんですけれども、やっぱり今世の中が待ち望んでいるのはスーパーマンでしょうかね。あのスーパーマンを皆さんがいろいろ思い描いておるそうです。
これは、あのヒットラーが出てきたときと同じ状況だそうでして、ドイツもあの当時は、非常に2大政党が国民に不人気でスーパーマンを待っていたそうです。
あれは何も革命でヒットラーが出てきたんじゃなくて、ちゃんと選挙をやって、そして少数政党の中から勝ち残ったナチが政権をとったわけでありまして、国民の期待を担ったということからしますと、ことしの選挙でそういうことが起きるのかなという心配もないわけではありません。
ただ、やっぱりこういう人というのは、3年前の民主党も同じような現象だったんでしょうけれども、人というのはやっぱりどういうんでしょうかね、期待を受けて期待が強いほど、後は放り出されるという現象がどうも日本では起きると思います。
今、世の中いろんな問題が出ております。ただやっぱりしっかりと地に足をつけた政策を訴えた政党が勝っていただきたいということで、ひとり言を申し上げまして、質問に入ります。
大綱1点目ですけれども、雇用・労働施策についてであります。
これは11月19日、副市長のほうに連合と一緒に申し入れをさせていただきました。その中身につきましてちょっと先取りしてお答えをいただきたいというふうに思うわけでありまして、まず泉南市の雇用の実態、それから労働施策、それぞれ大規模に行われてはおりませんようですけれども、市として、それから使用者側、そして働く者、それぞれがどのように対応しているのか、把握しておればお聞きをしたいと思います。
特に具体的な就労支援、今有効求人倍率であるとか、そういうものは少し改善はしておりますけれども、いかんせん非正規の労働者が非常にふえておりますので、その辺の具体的な支援であるとか、これらにつきましてお聞きをしたいと思います。
今、雇用が大変厳しいわけでありまして、あのパナソニックやシャープが希望退職をしたり、大量な配転をしております。関電さえも昨日通りましたが、ことしの夏の賞与はゼロだそうであります。ローンをどうやって払うんでしょうかね。大変です。
泉南市の職員の方も賃金カットをしておりますけれども、賞与がゼロになれば、これは大変だと思いますけれども、そういうことも民間企業では当然のように行われておりまして、そういった実態を市としてどのように把握されているのか、まずお聞きをしたいと思います。
89
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
90
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 泉南市の労働の実態等でございますけれども、まず労働に関する制度やあるいは政策などを決定する場合に、公労使の3者合議ということで、ここに書いてありますけれども──によって検討、決定していくというスタイルは、労働における最も基本的な考え方ということで、ほとんどの近代国家のグローバルスタンダードと言えるかと思います。
例えば大阪府におきましては、大阪雇用対策会議等ありまして、これは大阪労働局とか大阪府、大阪市、連合大阪、関西経済連合会で構成されて雇用の創出確保に取り組んでいるというふうに聞いております。
泉南市でございますけれども、そういった公労使の協議体は結成されてございませんので、本市のような場合は、どうしても雇用・労働については商工団体、商工会ですとか、その他の関連機関にいろいろと応援を求めていくというふうになると思います。
それで泉南市の商工会におきましては、創業支援でございますとか労務支援、あるいは法律労働相談を実施するとともに、今年度から空き店舗対策に着手しまして、産業の発展とプラスして雇用の創出にも努めていくという方向で進んでいるところでございます。
働いている方の意欲増進ということもございますので、本市といたしましては、勤続15年以上の従業者に対しましては優良勤続従業員表彰を行って、これについては去る11月28日に行ったところでございます。
それでは、具体的に就労支援対策を泉南市はどういうような形でやっているのかということになろうかと思うんですけれども、本市では求人案内を閲覧できるように、産業振興課に求人案内を備えておりますし、人権ふれあいセンター内の地域就労支援センターでは閲覧可能というふうになっております。
平成22年度の実績では、1,000件ぐらいの相談が寄せられたんでしょうか、56人が就業したというふうに報告を受けております。
ほかに地域就労支援センターは、従前から地域就労支援コーディネーターが求職者に対して就労のアドバイスや職探しの手伝いを行っているということと、そのほかハローワーク泉佐野にも協力していただきまして、通常の就労相談のほかに就労支援講座という特別な講座をやっていただきまして、求職者がより有利な形で就職に臨めるような取り組みを行っているというふうなことでございます。
具体的な就職先のあっせんを行っているというわけではございませんけれども、そういうことでございます。
しかしながら、最新の9月現在の有効求人倍率につきましては、全国平均が0.81、大阪では0.8、それで泉南市が含まれる泉佐野管内になるんですけれども、これにつきましては0.71ということで、やはりよそに比べれば低いなというふうなところでございます。
以上、実態でございます。
91
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
92
◯11番(木下豊和君) 市独自の雇用対策というのは非常にやりにくい面があると思いますよね。これは、できるだけハローワークであるとか、大阪府全体のそういう範疇でということが大切でしょうけれども、市としてできる予算措置であるとかそういったものは、もっともっと積極的にやっていただきたいと思います。
次に、ちょっと片仮名がいろいろ出ております。ディーセントワークであるとかワーク・ライフ・バランスとか、ここ10年近くで、これは国連であるとかILOで非常に議論されている言葉でありまして、ディーセントワークというのは、働きがい、人間らしい仕事といいますか、そういった単なるパート労働や非正規でなくて、一人前に家族を養って、そして一生男は仕事──今は男に限りませんけれども、人間が一生しっかりと働けるという仕事。
それから、ワーク・ライフ・バランスというのは、特に日本人は働き過ぎだという非難もございますので、これはちゃんとゆとりのある有休がとれて、過勤務が少なくて、そして子育てもできるような、そういうゆとりのある労働生活をしましょうというバランスでありまして、こういったものが今は非常に推奨されておりますが、恐らく皆さん余りぴんと来ないんではないかなというふうに思っております。
特に、「くるみん」というのがありまして、この「くるみん」というのは、こういう赤ちゃんをくるんだ、そういうものをロゴで使っておりまして、こういう「くるみん」をやっていますというところは、各事業所にこういうものを使ってPRをしているということでございます。
具体的にこれはどういうことかといいますと、2003年に、次世代の育成支援対策推進法でできましたものでありまして、特に男性の育児休業取得者がいること、それから女性は当然でありますけれども、この女性の育児休業は70%以上、こういった基準に適しているところにこの「くるみん」が適用されるわけであります。
したがって、そういう事業所は大阪府下では今のところ164事業所、この近辺では、私の調査ではありません。泉佐野に不二製油さんが1カ所あるだけです。
ですから、これは当然早く泉南市内にもこういった事業所ができるように、もちろんこれは労使の話し合いが主でありますけれども、行政主導でこういったところがたくさん出て、本当にワーク・ライフ・バランスがとれるような、そういう社会にしなきゃいけないと思っているんですけれども、その辺につきまして、どういう理解をされて、どういう活動をされているか、お聞きをしたいと思います。
93
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
94
◯市民生活環境部長(知久 孝君) まず、ディーセントワークの対応について御答弁いたします。
これは、ILO・国際労働機関が提案した概念としましては、働きがいがある、人間らしい仕事、人間の尊厳が保持され、働く喜び、生きがいをもたらされるとともに、社会が安定して発展していく上で重要かつ必要であるということでございます。
要するに、労働者保護の視点に立ったものでございまして、これにつきましては、平成24年、本年7月に閣議決定された日本再生戦略においても、このディーセントワークの実現が盛り込まれているというふうに聞いております。
しかしながら、この提案は法律などを拘束するものではなく、それぞれの国の実情に応じて対応していくものであるという程度でございまして、今日の日本でも、余りこの概念は広く認知されていないというふうには聞いております。
このディーセントワークを実現するためには、公正労働や安心して生活できる賃金の確保が重要な要素となってございます。
これらの実現に向けましては、いろいろと国や府へ要請をかけてまいりたいと。日本の現状といたしましては、労働基準法がございますけれども、やはり事実上労働時間の上限が三六協定によっても定められていないとか、最低賃金が他の先進国よりはまだ少ないとか、有給休暇の未取得率が高いとか、あるいは派遣労働に見られるような不安定な労働形態がありますので、このディーセントワークはまだこれからの課題というんですか、問題と考えております。
95
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
96
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 私のほうから、ワーク・ライフ・バランスと「くるみん」の周知ということでございますが、議員が先ほど御説明されましたように、ワーク・ライフ・バランスというのは、やはり仕事とそれから生活の両立、それができるために働き方を変えていくと。特に子育ての関係でいいますと、男性の育児参加ができる職場環境というんですか、そういったものが重要であるということでございます。
一方では、「くるみん」については、そのワーク・ライフ・バランスがとれた企業に対して認められるマークということでございます。
これは、次世代育成支援対策推進法に基づきまして、事業主は行動計画策定指針に照らし、男性の育児休業等取得者がいること、しかも女性の育児休業等取得率が70%以上など、先ほど議員も御指摘になりましたが、厚生労働省令で定める基準に適合することが一定の要件となっております。
本市の場合は、この次世代育成支援対策推進法で、事業主が行動計画を作成、届け出をするということになるんですが、これが301人以上の企業については行動計画の届け出が義務づけをされております。それから300人以下の企業については努力目標というふうにされてございまして、本市の場合は301人以上の企業といいますと、東洋クロスとバンドー化学の2社のみということでございます。
当然この行動計画の中に位置づけた上で、それぞれの要件を満たした上で申請をしていただくということになりますし、それはひいては、その認定マークを広告あるいは商品などにもつけることができるようになって、企業のPRになるということの1つのメリットがあるかというふうに思っております。
今後、関係部局とも調整をしながら、泉南市内の企業に対して「くるみん」の啓発というものも一定考えていきたいというふうに思っております。
97
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
98
◯11番(木下豊和君) 私もそうですけれども、皆さん、資料をやっと引っ張り出して、ああ、こんなものがあるかという、そういう認識程度だと思います。これから実行していくことが大切でありますので、ぜひこれを機会にお互い認識しまして、積極的な事業所への対応をお願いしたいと思っております。
2つ目は、廃棄物処理についてでございます。
これも同じような申し入れをしたんですけども、大阪府は、いわゆるリデュース(排出抑制)、それからリユース(再利用)、リサイクル(再資源)、こういったいわゆる3R、全国のワーストワンだという統計が出ておりますけれども、泉南市はごみの有料化以来、いろんな施策を講じてきておりまして、数値は相当いいんではないかというふうに思っておりますけれども、泉南市につきましては、その3R、こういった状況につきましてはどういう状況か、把握をされておりますでしょうか。
99
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
100
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 本市の廃棄物の現状でございますけれども、平成22年度の一般廃棄物の実態調査を見ましても、大阪府は家庭系、事業系を含む1日1人当たりのごみの排出量、資源化率におきまして全国ワーストワンでございます。
数字で申し上げますと、ごみの総排出量が全国平均976グラムに対して大阪府の平均が1,090グラム、泉南市は1,012グラムということになっております。
リサイクル率につきましても、全国平均では20%であるのに対しまして、大阪府下平均では12.2%、泉南市はちょっと高くて12.7%、ほぼ変わりませんけれども、泉南市は全国平均に比べますと下ということで、府下の順位で申し上げますと、43市町村の中で32位ということでございます。
悪い原因は何かというふうに解析する必要があるんですけれども、事業所が多いと。特に大型スーパーが多い。大型スーパーの場合、直接リサイクルへ回しますので、その数量が把握しにくいこともございます。ですので、この点につきましては事業者さんと相談しまして、この量を報告していただけるような方策がないか、ちょっと今清掃課の方で検討させております。
今後の取り組みといたしましては、事業系ごみにつきましては、先ほど申しましたようなごみの量の把握と分別・リサイクルの徹底をやっていただくということと、家庭系ごみにつきましては、やっぱり資源は有効利用するということで、今現在、減量推進委員会のほうでちょっと協議しているんですけれども、来年度から新たに古着の分別収集の取り組み、分別収集に回したいなというふうに検討しています。こういった施策を講じまして、早い時期に、できるだけリサイクル率を上げていきたいというふうに考えております。
以上です。
101
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
102
◯11番(木下豊和君) 教育長のいろいろ──直接関係ないです。学力調査よりは少しいいかなという、全国平均よりも大阪府の中で若干まあまあいいかなという感じであります。
いずれにしましても、じゃこれから事業系の数量の把握であるとか、古着のそういった対策をやりますと、もう少し数値は上がるという希望的な観測を持ってよろしいんでしょうか。
それから、もう1つは、不法投棄ですね。これはテレビカメラをつけていただいたり、ダミーを含めていろんな対策を講じていただいておりますけれども、その辺の実態と対策はどのようになっているんでしょうか。
103
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
104
◯市民生活環境部長(知久 孝君) リサイクル率ですけれども、先ほどの事業系の数量を的確に把握することによりまして、もう少し向上するというふうに考えております。第5次総合計画でも今仮案ですけれども、平成32年度には21%ぐらいまで持っていきたいなというふうには記載してございます。
それと、不法投棄の問題でございますが、これにつきましては、平成22年度で17件まで不法投棄件数が減少しております。これは監視カメラを平成20年に4台、平成22年、23年に1台ずつつけて、計6基で稼働させております。それの影響もありますし、職員が随時パトロールするというふうな形で対応しております。また、立て看板等、啓発をしております。
不法投棄に関する法律としては廃棄物処理法がございますので、ちょっと規模の大きいというんですか、不法投棄を発見したら、まず警察には連絡するようにしております。それと、土地の所有者さんと連携をとりまして、やはり行為者には厳正な罰則を適用するという形では取り組みたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
105
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
106
◯11番(木下豊和君) これは特に山の中の所有者、地主の方はもうできるだけ自己防衛しても限りがございますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、震災の廃棄物の受け入れであります。今ちょっと落ちついておりますけれども、いろいろもめた状況がございました。大阪府は18万トンですか、岩手県より受け入れると決めておりますけれども、泉南市は炉の改修等がありまして、一応できないということでありますが、特にこれから受け入れしますと、いろんな面でまた一騒動あると思うんですけれども、これはやはり安全なものを受け入れるということの情報提供等、そういったものがあれば混乱はないと私は思っているんですけれども、そういった情報提供の理解度、そういったものを含めましてお聞きをしたい。
それともう一つ、今食品の廃棄物の排出量が年間で1,900万トン日本であるそうです。そのうちまだ食べられますような食品ロスというのが500万トンから900万トンあるそうです。そういった状況で、フードバンク事業というのがこの尼崎を先進に取り組まれております。
つまり、本当にアフリカやその他では飢餓で亡くなる方がたくさんいるのに、日本は物余りで食べ物もほとんどそういったリサイクルできるようなものさえも捨てているという状況がありますけれども、そのフードバンク事業、この辺につきまして、泉南市の実態があるのかどうかを含めてお聞きをしたいと思います。
107
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
108
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 震災廃棄物、震災瓦れきの受け入れでございますけれども、物理的に今現在、泉南市がごみの処理をしていただいております泉南清掃事務組合の工場が基幹改良工事を行っているために、事実上これは受け入れできません。平成24年から3カ年計画で26年度には完了すると聞いております。
ただ、この震災廃棄物の受け入れでございますけれども、ことし8月7日付で環境大臣から、東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表の策定及びこれを踏まえた広域処理の協力の要請についての通知が知事のほうにございました。その中で、新たな受け入れ先の調整は行わないということで、大阪府下では大阪市だけで処理するというふうになっております。
先般、試験焼却がなされまして、放射線のレベルでございますけれども、通常一般廃棄物の放射能レベルは37ベクレル・パー・キログラムに対しまして、岩手県から持ってきた廃棄物は38ベクレル・パー・キログラムで、ほぼ同レベルの焼却結果になったというふうには聞いております。
以上でございます。
109
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
110
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) フードバンク事業でございますが、これは農林水産省のホームページを見ますと、その中にフードバンク事業の立ち上げをお考えの皆様へということで、これはNPOを対象として、そういう事業のPRをされております。
このフードバンク事業につきましては、私ども聞いておりますのは、兵庫県内でのNPOであるとか各種団体で活動がされているようでございますが、大阪府下では実施しているNPO等の機関はないというふうに聞いております。
今後については、国あるいは府の動向などを注視しながら検討していきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
111
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
112
◯11番(木下豊和君) 大阪府下では余り動きがないんですけれども、泉南市では把握されておりますかね。泉南市の動きは、把握されていますかね。
113
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
114
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) ちょっと泉南市の状況も私、把握はしてございませんので、よろしくお願いします。
115
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
116
◯11番(木下豊和君) 泉南市も動きがありますので、一々行政に報告する義務があるのかないのかわかりませんけれども、逆に言いますと、もう少しアンテナを広げていただいて、そういうものにサポートしていただきたいというふうに思っています。
次に、順番を少しかえまして、火葬場の件は3名の方が質問しましたので、最後にということで。
3点目は、サンゴ池林昌寺線、市道ですけれども、これにつきましてお聞きをしたいと思います。
これは現状3メートルしかないわけでありまして、林昌寺に行く道でありますから、特に通常は余りたくさんないんですけれども、正月の護摩の日であるとか、それから春のツツジのときには、たくさん参拝客も来られますし、駐車場が不足して入り口でとまっているんですけれども、非常に狭隘な道でして、現在池の奥には林昌寺と、それから地元の岡中を含めて四、五軒民家もございまして、ごみを出すのにパッカー車が入らないので、手前のところまで出してこなきゃいけないという実態もございましたので、これは清掃の方が御努力いただきまして、小型のパッカー車で今対応していただいています。それほど狭隘な道であります。
横は池ですから、もういつ落下するかわからないということで、市長も来ていただいて、これは何とかしなきゃいけないということをお聞きしまして、ようやく着手をしていただいておりますが、これは特に池を埋め立てたりする非常に大規模な工事ですから、大型宗教法人の御協力もいただいて今やっていただいております。
この進捗状況につきまして、いつごろまでにそれが終わって、舗装まで供用開始が26年か27年にできるんですかね、その辺を少しお聞きをしたいと思っています。
117
◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
118
◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、サンゴ池林昌寺線について御答弁申し上げます。
この道路につきましては、平成23年1月に岡中区、牧野区、幡代区各区長連名にて、3区の共同墓地の関係もあって、それと奥の林昌寺、そういった関係もあって道路を広げて欲しいというような要望が出されて、今日それが実現して工事に着手しておるということでございます。
23年度におきましては、阪和線の山手側に仮設道路の設置を行いました。現在は池の水を抜いていただいて、11月から土を運んで、現在盛り土工事に着手しております。
この工事につきましては、来年25年3月末までに一応終わる予定をしております。その後、25年度予算において市のほうで舗装等の工事を行い、25年度中に完了させるという予定になっております。
119
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
120
◯11番(木下豊和君) ありがとうございます。ちょっと場所を皆さんに。これは真ん中を阪和線が通っておりまして、実はこの池の反対側に墓地があります。今3メートルのところを池を埋め立てて拡幅するんですが、問題はこの踏切ですね。ここだけ昔のままの3メーターなんです。道が6メートル、7メートルになるのに、ここがネックになるんです。
もちろん踏切の問題は、新家であるとか、それから砂川の問題もございまして、JRの和歌山支社管内は大変でしょうけれども、踏切の拡幅というのは、私はそんなにお金がかからないと思うんですが、ここはちょうど道が牧野から入っていきますとカーブになっていますよね。ちょっと45度ぐらいカーブになっています。
多分、これは林昌寺でもし火災が起きたときに間に合わない、消防車が入れますかなということで、特にここは水利も乏しいので、実はその下に池があります。このサンゴ池の奥にドンガ池というのがありまして、これは私の所有の池なので、今地主の方にお願いをして区が買いました。ここも埋めて広げるということで、この池は残しておいて消防水利に使うということになっていますが、消防水利ができましても、消防車が踏切の手前しか行かないということでは役に立たないんですよね。その辺につきまして、消防長、いかがでしょうか。
121
◯議長(南 良徳君) 竹内消防長。
122
◯消防長(竹内寛二君) 御質問の岡中林昌寺への進入につきましては、もともと道路も狭いということもございまして、消防の火災防御につきましては、当然狭隘な道ということで、原則の大型の水槽つきポンプ車、それの進入は困難であろうというふうには考えております。ですから、ポンプ車、ポンプ車といったような火災防御の戦術で賄っていくというふうに現在は考えております。
以上でございます。
123
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
124
◯11番(木下豊和君) ということで、消防車もいろいろ稼働の状況もあるでしょうけれども、大型のポンプ車を上げて、まず初期消火がばっとできるような状況にはない。小さなポンプ車を集めたり、岡中にも消防団の分団があって、小さな消防車で軽トラックにトーハツのポンプを積んでいます。ああいうものしか使えないんですね。もしくは旧式の小型のやつしか使えない。
これは、確かに踏切の問題、大変でしょうけれども、26年の供用まで道路がせっかく幅が広くなっても、緊急車両が通れないような道では、私は余り価値がないと思うんですけれども、ぜひこれからおまけでも結構ですから、新家の駅と砂川の駅のついでに、この踏切の問題も取り上げていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
125
◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
126
◯都市整備部長(土井 聡君) 踏切の拡幅というのは、当然やったほうが私もいいと思うんです。ただ、物すごい時間と、場合によっては費用も物すごくかかる場合があるんですけれども、あの踏切は一旦一回広げておるんです、過去に。それで、今3メートルにどうもなっているみたいなんですけれども、JRの考え方というのは、踏切を広げていくと踏切内事故がふえるというような、そんな考え方をされています。だから、広げることそのものに、まず抵抗を持っておられるわけなんです。
ただ、じゃ、あのままでいいのかということを考えますと、余りよろしくないということで、問題は3メーターの幅員がありますから、直線的には多分入っていけるはずなんです。ただ角度が45度ぐらいに交差しておりますので、道路側のほうの線形を変えるという方法もあるかなと思うんです。
現場をちょっと確認しないといけないんですけれども、墓地側のほうの用地を何とか協力していただけるんであれば、そこをもう少し膨らませて進入ができないかとか、どちらかといえばそういうことを考えたほうが何か現実的じゃないかなという気がするんです。
ただ、それもいろいろ課題がありますので、どういう方法をとるのが一番いいのかということもちょっと検討してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
127
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
128
◯11番(木下豊和君) 私は単純に広げるよりも、要するに通れればいいと思いますので、その用地の中身を含めまして、ぜひ開通までに御提言いただきたい。岡中区でできることは協力させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
それから、冒頭申し上げましたけれども、宗教法人の方の協力で本当にコストのほとんどを割いていただいているということでありまして、これは非常にありがたいことであります。
ただちょっと心配なのは、入札指名業者でありますと、工事監督管理者であるとか技術士であるとか、それから土木施工管理者であるとか、これは土盛り、土どめのいろんな技術を持った方のそういう資格者を提供して、入札した会社に責任を持たせるシステムになっておりますけれども、この辺の日常の工事のチェックであるとか、それから完了検査であるとか、完成後の管理監督であるとか、そういったものはどのようになるんでしょうか。
129
◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
130
◯都市整備部長(土井 聡君) 工事の進め方なんですけれども、ほんみち側のほうと我々のほうでまず協議を行って、どういう基準で工事をやっていくとか、図面を作成するわけなんですね。それそのものは、当然道路土工指針とか、そういうものに基づいて作成を行うと。それを我々が承認するというような形で工事を進めていきます。
相手方のほうも、そういう一級土木施工管理技士という、そういった資格を持った方が現場監督をされるわけです。一定の品質管理もされますから、それも我々がチェックしていく。通常の市が発注する工事と同様に現場確認も市のほうが行って、途中でも確認もしております。最終的には当然完了の検査も行います。
ただ、工事が終わってから、通常の場合はその瑕疵担保とかというのが1年間つくわけですけれども、基本的には瑕疵担保を相手に求めておらないんです。というのは、通常請負の場合は、お金を払って対価としていろんなことで相手に責任を負わすわけなんですけれど、これは無償で寄附していただいておりますので、通常の検査はきちっとやるわけですけれども、担保責任は相手には求めておらないということでございます。
131
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
132
◯11番(木下豊和君) 私も前向きな協力ですので、何もけちをつけるつもりはありませんけれども、やっぱり一体となって完成後は、特に池ですから何かあっては困りますので、そういった管理監督のほうはよろしくお願いしたいと思います。
それで、こういった事業は、現在りんくうタウンの公園の整備であるとか協力いただいています。これはアドプトというんですかね、そういう協力をいただいておりますし、我々も常々、天理市の例で宗教法人からの寄附金であるとかということも行動してまいりましたけれども、これは1つのそういったものにつながるソフトランディングかなという感じもしておりますけれども、これからこういうものはふえていくのかどうか、実態によっていろいろ違うんでしょうけれども、その辺の見通しにつきましてお聞きをしたいと思います。
133
◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
134
◯都市整備部長(土井 聡君) 今後のことでございますけれども、市の財政状況が非常に厳しい中で、社会貢献の一環として事業に協力いただけるということは、市にとっても、また地域の方々にとっても非常に有益であって、ありがたいことだなというふうには思っております。
今回のケースのように、うまく相手方の意向であるとか、そういうのも当然あって、何でもかんでも事業をやっていただけるということではないかと思うんです。最近では沿道緑地、りんくうタウンの中なんですけれども、これが約2キロぐらいをやっていただいて、シバザクラを植えていただくとか、クローバーの植栽、そういったことも協力していただいております。
今回のこの林昌寺のところと、あとそれ以外にも自分のところのほんみちさんのあるところの府道の歩道を広げたりとか、その横の舗装、これは市道なんですけれども、打ち返していただいたりとか、いろんなことをやっていただいております。
基本的には、そういった社会貢献についてはやっていきたいというような意向もある程度持っておられるみたいなので、いろんな事業のときには向こうのほうに声かけて協力を求めるというようなことも、これからあるのかなというふうには考えております。
135
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
136
◯11番(木下豊和君) それで、現在でもいろいろ協力いただいておりますので、その辺をざっとでいいです、アドプトといえばアドプトなので、ほかのところもアドプトをやっていますから、お金に換算は難しいけれども、例えばこういう工事をやれば、市が発注してやれば、落札減等もあるでしょうけれども、普通の見積もりでこれだけお金がかかっているのをやっていただいたということは、逆にPRしてもいいんではないかと思うんです。ざっと、この林昌寺線を含めて、その辺の効果額という言い方はよくないんでしょうけれども、どれぐらいのことを貢献していただいているのか。お金に換算したらどういうふうになるんでしょうかね。
137
◯議長(南 良徳君) 土井都市整備部長。
138
◯都市整備部長(土井 聡君) 市のほうで直接積算とかしておりませんので、なかなか難しい問題です。相手方から全部数量をきちんともらえれば、我々も積算できるわけなんですけれども、例えばりんくうタウン内でも2キロほどにわたってやっておられますから、当然何千万というのは、確実に市が直接発注すればかかるような工事だと思います。植栽もやっておられます。
今回も延長的には阪和線を挟んで120メーターずつぐらい、合計で240メーターほどやっておられるわけなんです。これも実を言うと大型車のダンプが進入できないところでやっておられますから、しかもみずからの、進入路も100メーター以上恐らくつくっておられると思います。これも市が発注すれば、恐らく何千万という単位のお金がかかるような事業だと思います。
たまたまほんみちさんのほうでやっていただけたので、この事業がうまく進んでいったんですけれども、これを市でやれということであれば、なかなか事業がさっと進むような金額ではないと思います。正確な金額はちょっと今すぐ出せないですけれども、両方とも数千万単位の金がかかるんじゃないかなというふうには考えております。
139
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
140
◯11番(木下豊和君) ありがとうございます。
それでは最後に、火葬場であります。
まず、これまでにちょっと質問させていただきまして、二、三の方からの重複もございますが、最初、阪南市長選挙の結果でこの約束事が変わるんじゃないかと心配がありましたけれども、その懸念はなくなったわけです。
私もこの間、福山市長と会いまして、やりましょうということで聞いたんです。したがって、やりとりされまして、これから共同の計画をつくるということでありますけれども、その後のそういった面では阪南市との共同作業の感触につきましては、変更はないということでよろしいんでしょうか。
141
◯議長(南 良徳君) 向井市長。
142
◯市長(向井通彦君) 本会議でも何人かの方々から、もし阪南市長選挙で市長がかわればどうなるのかという御質問をいただいた経過がございました。
今、木下議員言われましたように、現職が再選されたということで、当然ながら結んでおります協定といいますか、それをしっかりと履行していくということに変わりはございません。
その中で、具体的なこれからいろんなことを決めていくわけでございますけれども、まずは権利者の御理解をいただいた上でということが一番ということでございます。
それを前提に、これから具体の計画づくりをしていく中では、まとめ役としては泉南市がやっていくわけなんですけれども、その過程において泉南市と阪南市の担当者を含めていろんなことを協議しながら、共同でつくり上げていくと。それは基本的にはあくまでもフィフティー・フィフティーの立場で進めていくということを前提に、協力しながらやっていきたいというふうに思っておりますので、阪南市さんとも十分これからも協議をして、そして実現に向けて取り組んでいきたいと思っております。
143
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
144
◯11番(木下豊和君) それから、候補地であります。これもやりとりされまして、私も知久部長にワン・オブ・ゼムじゃないかと言ったら、もうオンリーワンだと力強く何度も申されましたけれども、これは地主さんとほぼ話もついて、12月中に決着するということを回答いただいていますけれども、最終的に市民の里の周辺ということで確認してよいのかどうか、そこだけ確認しておきたいと思います。
145
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
146
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 先ほど市長からも御答弁いたしましたように、まず地権者さんの御協力、十分説明を果たすと。場所は市民の里の周辺に変わりございません。
以上です。
147
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
148
◯11番(木下豊和君) そこで、建設費なんですけれども、これはいろいろ質問が出ておりまして、最終的にはこれから共同作業で見積もりが変わると思うんですけれども、答弁いただきましたように、大体12億程度で、その2分の1でと、こういうことの理解でいいのかどうか。
火葬場そのものは、補助金であるとかそういったものは出ないということをお聞きしているんですけれども、いろんな周辺対策を含めて、知恵を出せば何か補助金とかいろんな、特に緊急雇用対策は終わったんですけれども、これから政府がどうなるかわかりませんが、そういったものの活用という研究はされているんでしょうか。
149
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
150
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 建設費用でございますが、議員御指摘のように、当初の約10億円から約20%から30%ぐらい、阪南市との共立によりましてふえるのではないかというふうに考えてございます。
ただ、おっしゃられるように補助はございません。これについては単費になるということでございまして、あとは起債のほうでやっていくということでございます。
以上です。
151
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
152
◯11番(木下豊和君) それから、これは26年度の供用でよかったんでしょうかね。完成まで、ちょっと二、三の方のいろんな指摘もございますし、私も少し聞いているんですけれども、確かに環境アセスの必要はない位置でもありますが、ただ進入路の周辺の方が、これによって交通量が現状よりもふえると。それに対して公的なものだからやむを得ないという意見が大半なんですけれども、中にはやっぱり嫌悪施設に行く黒いそういう霊柩車であるとか、そういったものが通るのが嫌だよという人もなきにしもあらずなんですよね。
そういったものは、周辺住民の方と何度も話し合うということはお聞きしているんですけれども、これも例えばルートも今六尾から入るということが前提ですけれども、人によっては、新家の方は遠回りだから向こうから入ってくるというような方もいるでしょうけれども、そういったものを含めた全体的な交通のものであるとか、それから駐車場の問題は、ほぼ基本設計でできると思うんですけれども、その辺につきましてはどのようにお考えでしょうか。
153
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
154
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 交通の誘導に対しましては、やはり広い道を使うようにしていきたいというふうに考えております。
それと、地元の説明ですけれども、今回はアセスメントをしたわけでございますが、共立により阪南市からの車も多分入ってくるということもございますので、交通についてはアセスの中に、見直しの中で組み入れる方向でちょっと検討してございます。
以上です。
155
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
156
◯11番(木下豊和君) もう単純な発想で、阪南市の方はほとんど問題ないと思うんですよ。先ほど言いました新家地区の方とか砂川の方が、どういう指導をされるのか。これはもちろんそういう業者の方が行く分は、そういった業者への指導で行くでしょうけれども、一般、直接そうでない方もいるかもわかりませんし、その辺は非常に難しいんではないかと思うんですね。
それと、私どもいろんなところに調査に行ったときに、案内板をつくりにくいという指摘があるんですよね。だから、斎場はこちらですよという誘導するものをつくってほしくない。つまり、この進入路を通ると斎場に行くんだということが知れるのはうれしくないから、私らも迷ったことがあるんですよ、ある豊川市の斎場に行きますときにね。
何でここ案内板がないんですかと。いや、これは周辺住民の方の要望ですと。この奥に斎場があるとなると、いろんな風評被害があるから入れてほしくないという要望で入れていないということがありましたので、その辺の周知の徹底というのは意外と難しいと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
157
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
158
◯市民生活環境部長(知久 孝君) この計画に際しましては、やはり地元の皆さんのお話というんですか、説明会は十分させていただきまして、やはり一番迷惑のかからないというんですか、誘導しやすい方向で、いろいろと御意見をいただいてまとめていきたいというふうなところでございます。
以上です。
159
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
160
◯11番(木下豊和君) それと、しつこいようですけれども、部長、周辺の方の説明は、六尾の方を中心にやられているでしょう。私、なぜ言うかというと、新家のほうからの道があるんですよね。あちらの方、間に住居がありますよね。その辺の方についての説明は、やられているんですか。
161
◯議長(南 良徳君) 知久市民生活環境部長。
162
◯市民生活環境部長(知久 孝君) この火葬場計画の説明ですけれども、今のところ六尾地区の方々に、9月1日ですけれども、役員さんのほうにお話ししましたが、必要に応じまして、どこにでも説明はさせていただきたいというふうに思います。
以上です。
163
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
164
◯11番(木下豊和君) 必要に応じてというのは、住民から要望があればということですか、それともその計画段階でそちらの当事者のほうからやっていくということなんでしょうかね。
だから、今のところは想定されていないんでしょう。入り口は六尾から入ることを前提にしているから、向こうの方の説明で十分だと思っているからやられているんでしょう。
ぽつぽつ聞くんですよ。向こうから行くから大丈夫だと言ったって、そんなこと言ったってこちらから行く人もいるでしょうし、こっちから行ったらだめなんですかという質問もあるんですよね。
ですから、それはもう少し、必要であればじゃなくて、積極的に進入していく通路の方、そういったところまで、もう少し神経細やかに対応する必要があるんじゃないでしょうかね。そうしないとせっかくいいものをつくっても、やっぱりぶつぶつ言う市民の方がやはり出ると思いますよ、必ず。いかがでしょうか。
165
◯議長(南 良徳君) 向井市長。
166
◯市長(向井通彦君) 従前からも区長連絡協議会とか、そういうところで経過も含めて説明をさせていただいております。
また、正式に場所がきちんと確定したら、当然そういうところも通じて御説明をさせていただきたい。その中でそれぞれの地域代表が出ておられますので、その方の御意見も聞いた中で対応をしてまいりたいと思います。
167
◯議長(南 良徳君) 木下議員。
168
◯11番(木下豊和君) 場所が決まりましたので、ぜひそういう対応をお願いしたいと思います。要望で終わります。
169
◯議長(南 良徳君) 以上で木下議員の質問を終結いたします。
午後1時30分まで休憩します。
午後0時 2分 休憩
午後1時30分 再開
170
◯副議長(河部 優君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、12番 中尾広城議員の質問を許可いたします。中尾議員。
171
◯12番(中尾広城君) 皆様、こんにちは。公明党の中尾でございます。
まず、過日10月21日に行われました泉南市議会議員選挙におきまして、4たびこの市政壇上へ押し上げていただきました市民の皆様に感謝を申し上げるとともに、御期待に応えられますよう、しっかりこの4年間働いてまいる決意でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
それでは、議長よりお許しをいただきましたので、平成24年第4回泉南市議会定例会におきまして、通告に従い大綱3点にわたり一般質問をさせていただきます。
大綱1点目は、まちづくりについてであります。
国土交通省は、平成25年度から公共・商業施設や住宅をまちの中心部に集約するコンパクトシティ形成に取り組む市町村に、財政支援を行う方針を示しております。これは、さきの通常国会で成立した都市低炭素化促進法に基づく事業に、財政や税制面で新たな支援策を講じるものであります。
具体的には、住民が徒歩や公共交通機関で移動できる範囲に公共施設や店舗を集約したコンパクトシティを形成する。また省エネ建築物を整備するなどの事業を対象にしております。
また、道路、公園、住宅などの整備をパッケージで支援する都市再生整備計画事業を活用して、コンパクトシティ形成を進める市町村に対しては、事業費に対する交付率の引き上げを予定しているようであります。
さらに、まちの中心部で病院や保育所、店舗などを集積した複合ビル建設を進めるため、中心部に保有する土地や建物を売る個人、法人については、売買に伴う所得税などを軽減する方針も示しております。
そこで、いわゆるコンパクトシティ形成支援事業について、泉南市ではどのような対応を考えておられるのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
以上、壇上からの質問とさせていただき、その後につきましては、発言席より質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
172
◯副議長(河部 優君) ただいまの中尾議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。
173
◯市長(向井通彦君) ただいま御質問いただきましたコンパクトシティ形成支援事業について御答弁申し上げます。
コンパクトシティ形成支援事業は、新たに制定されました低炭素まちづくり法に基づき、持続可能な低炭素・循環型都市の構築を目指して、国土交通省が検討を進めてきたものでございまして、新たに平成25年度から制度創設がされるものでございます。
住民が郊外にまで広く分散的に住まうよりも、ある程度コンパクトに集約的に暮らすことで、自動車を初めとする交通機関使用量を低減させ、温室効果ガスの排出抑制を期待するという低炭素のまちづくりに向けたコンパクトなまちの形成をとの考え方によります。
そのための支援策として、医療施設や社会福祉施設など、都市の核となる施設があらかじめ指定した集約地域に立地する際に、その経費の一部を助成、例えば利子相当分に対し、国が2分の1、市が2分の1というふうに助成したり、跡地の緑化に要する経費の一部を助成するという制度が創設されるということでございます。
ただし、来年度から初めて実施されるということが、本年10月に明らかになったところでございます。幾つかの自治体でモデル事業として実施し、その結果を参考として自治体向けの計画ガイドラインをつくるという。また、総事業費も20億円強とさほど多くはございません。
よって、この事業が広く市町村に浸透するには、ある程度の期間が必要ではないかと考えております。
今後、本市でも当該事業が必要かどうか、活用できるかどうかなど、研究を進めていきたいというふうに思っております。
何分25年度から創設ということでございますので、これからでございますので、十分私どもも研究をし、また活用できるかどうかということを検討してまいりたいと思います。
174
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
175
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。本当につい先日できたような施策であるようでありまして、予算化の件、またモデル事業的なことにつきましても、果たして僕自身も今回勉強させていただくに当たりまして、この泉南市において、このものが適用できるのかどうかということを考えますと、なかなか少し難しい面もあるのかなというふうに思いますけれども、これは時間経過とともに、また後刻改めて質問させていただこうというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
まだ法的にも新しい取り組みでありますので、市レベルでの研究検討するにしても、一定の時間が必要ということがわかりました。
ところで、現在総選挙も行われており、各政党も新たな政策を訴えていたりしております。選挙の方向は、今のところどうなるのか全くわかりませんが、選挙後には少なくとも国レベルで新たな政策が出されてくるだろうと思います。
きょう先ほど質問したコンパクトシティ形成支援事業に限らず、このような新たな政策や事務事業に取り組む必要性が生じた際、本市ではどのように対応しているのか、伺っておきたいというふうに思います。
176
◯副議長(河部 優君) 竹中総務部長。
177
◯総務部長(竹中勇人君) 新たな政策等があった場合ということでございますけれども、今現在の事業の延長といいますか、そういう施策が出た場合、当然現在所管しておるところがそのまま継続してやっていただくことにはなるんでありますけれども、所管がないという全く新しいものがあった場合、とりあえず当面は総務部、私どものほうで、課としましては政策推進課のほうで窓口となります。
その内容次第でどこが所管するべきかということを検討した上で、所管を決定していくという形をとっていくということになると考えてございます。
178
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
179
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
そうしたら続きまして、まちづくりの2番目といたしまして、リース方式による公共施設へのLED照明の導入についてであります。
昨年3月の東日本大震災以来、ことしの夏も節電が社会的な課題になりました。各家庭では、冷房温度の設定や電化製品の使い方に工夫を懲らす一方、企業では夏季休業の設定やサマータイムの導入、工場の操業時間のシフトなど、節電への取り組みが行われてまいりました。市役所でも一定の節電を庁内を挙げて実施してこられたかというように思います。
しかしながら、健康への一定の配慮は必要でありますし、仕事の効率を下げてしまうような節電のあり方は、考えものであります。また、地球温暖化対策として、CO2削減や脱原発に伴う再生可能エネルギーへの転換に対して、一市民として無関心ではおられません。市財政事情が大変厳しいことも承知しておりますが、せめて庁舎内の照明を従来のものからLEDに転換することで、節減対策を試みてはどうでしょうか。
節電のため、室内温度が高目になりがちでありますけれども、照明器具の発熱はさらなる温度上昇を生み、十分な冷房効果も得られないというふうに言われております。発熱量が低いLED照明は、発熱温度を抑えるという点においては大いに期待できるというふうに言われております。また、LEDは、白熱灯器具と同等の明るさで消費電力は3分の1といった省エネルギー仕様、CO2排出量も約60%削減できるといったエコロジー効果もあるようであります。
さらに、蛍光灯に比べ約3倍の4万時間という長寿命でもありますし、費用対効果もすぐれております。市として、LED導入に対する見解をお聞かせいただきたいと思います。
180
◯副議長(河部 優君) 竹中総務部長。
181
◯総務部長(竹中勇人君) 庁舎内のLED照明についてお答えさせていただきます。
現在、庁舎内の照明ですけれども、40ワットの蛍光灯3連タイプ、この上についているのも同じタイプなんですが、このタイプの真ん中の1本を外しまして、2連に反射板を取りつけた状態で現在事務所の中を設置いたしてございます。
ほとんどそのタイプなんですけれども、ほかにも他のタイプもございまして、現在全部で照明器具といたしまして数が約700、ここで40幾つで132本の蛍光灯を使っておりますけれども、庁舎全部合わせますと約700で、平均2本ぐらいですので、現在1,300から1,400本ぐらいの蛍光灯が使われております。LEDに転換いたしますと、おっしゃるように当然消費電力が約半分になります。もちろん消費電力が減るということで、その発電に要するCO2の削減にもなるという、地球温暖化の効果も出てまいります。
この蛍光灯の器具そのものを交換しないとLEDにできないものと、最近、管そのものは互換性のきくもの、そういうものも幾つかありまして、物によってさまざまなんですが、管だけを交換する場合で1本5,000円から7,000円、8,000円ぐらいするようでございます。
現在うちで買っておりますのが、1本の単価が129円で買ってございます。それぐらいの値段の差がございますので、直ちにというのは非常に難しいかなと思ってございます。
電気代にいたしますと、この1,300から1,400の蛍光灯を全てLEDにかえたといたしますと、100万円ぐらいの差が出てこようかと思いますけれども、設備に要する費用が1,000万以上の費用がかかると思いますので、ちょっとその辺、直ちにというのが難しいかなと思っております。
徐々にではありますけれども、故障するものが出てくれば、その都度徐々にかえていきたいなというふうには考えてございます。
182
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
183
◯12番(中尾広城君) LEDに対してよく言われますような課題は、初期投資という面でもそうでしょうし、一遍にというのは、そういうことはよくわかりました。
ただ、このLEDの導入に関しまして、リース方式というやり方で既に実施されている他府県といいますか、行政区もあるみたいでありますので、その辺ももう少し研究していただいて、リース方式でやると修理もメンテナンスも全て込みでというような形で、それもあらかじめ5年とか7年とか長いサイクルでリースをされているようなところもあるみたいですので、その辺もまた研究いただいて、またこの庁舎内だけじゃなくて、各公共施設でありますとか、学校施設、そういうものを含めて、もっと細かく試算も一回していただいて、年々こういうものはだんだん安価になってくるというふうに言われておりますけれども、やはりどこかの時点で見切りをつけてしないといけないということもありますので、その辺も直ちにとは言いませんが、なるべくいろいろと研究もしていただいて、防犯灯もそうでもありましょうし、そういう試算をしていただきたい。
もしそういう何かデータというか、情報的なものがありましたら、また御披瀝いただけたらと思います。
184
◯副議長(河部 優君) 竹中総務部長。
185
◯総務部長(竹中勇人君) おっしゃるようにリース方式での研究をちょっといたしてみました。簡単に試算しただけなんですけれども、リース方式で蛍光管だけを互換性のあるものにかえるという、最も安価な方法なんですが、これで5年リースでしますと、月額ですけれども、1本当たり130円ぐらいで交換できます。
これは設置の交換費用はちょっと見込んでいないんですが、物の単価だけで計算させていただいてございます。そうなりますと、年間でうちのを全部かえますと約200万ぐらいで、先ほども言いましたように、それで電気代が下がる分が約100万、つまり100万ずつ余計にかかってくるということになるわけでございます。
その5年間で500万ほど余計に費用がかかるんですけれども、その500万が、またそこから先はリース費用が要らなくなるわけで、もう5年いたしますとペイできるという状況になります。
ただ、LEDも寿命があるわけでございまして、十二、三年ぐらいで多分その4万時間という耐久時間、これに達すると思われますので、そういうこともあって、トータルすると10年ごとにずっと払い続けないといけないような形になってしまうのかなというふうに、今のところ考えてございます。
186
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
187
◯12番(中尾広城君) 土井部長、防犯灯のほうはどうでしょうか。
188
◯副議長(河部 優君) 土井都市整備部長。
189
◯都市整備部長(土井 聡君) 防犯灯のLEDにつきましては、今一般的な防犯灯というのは5,800本ぐらいございまして、新規の分についてはLEDでやっている。開発とかそういうのですね。あと、樽井の一部については、モデル的にLEDを課したという状況でございます。
今後どういうふうにやっていくかということですけれども、今おっしゃられているリース方式も徐々にやりつつある市が今、出初めているんですね。大阪府下でも1市、恐らく今年度中にやるんじゃないかなというふうな形で進めている市もございます。
ですから、どういう課題があるとか、いろいろな問題点をきちっと調べて、それが本当にメリットがあるのであれば、もう少し積極的にリースということも検討していきたいと思います。
ただ、ちゃんと企画が統一化されていないとか、街灯の場合でもつけて電波障害を起こしたりとか、それで何百本とかえたりとか、製品として完成度がまだ高いようなものではないので、そういった課題があるんです。
ただ、かといっていつまでも今のままがいいとは思っていませんので、ある時期を見て、そういった導入というのもしっかり検討してまいりたいというふうに考えております。
190
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
191
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。本当にしっかりとまた試算していただいて、そういうのも御披瀝いただけて、またそういう時期を見てしていただきたいなと思います。
そうしたら、まちづくりの3番目にいきますが、新火葬場計画の進捗状況についてでありますけれども、昨日の堀口議員さんとか、ほかに松本さん、またきょうも木下さん等がされております。重複した内容にはなると思いますけれども、一応通告してありますので、しつこいようでありますが、進捗だけもう1回言っていただけましたら。
192
◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。
193
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 火葬場の進捗状況でございますが、去る9月1日に建設予定地の地元である六尾区の役員様に対して、今までの経過や現況についても御説明させていただきました。
また、9月13日には、信達郷共有林野組合様の理事会に出席させていただきまして、同じく経過、現状等の御説明をさせていただき、今後の測量並びに各種調査の御協力をお願い申し上げてきたところでございます。
そして、また林野組合様からの御了解をいただき次第、今後アドバイザリー契約を締結しまして、阪南市との共立によって基本計画の策定を見直ししていくことになります。その段階で火葬炉のメーカーの選定に入りまして、同時にアセスメント等を進めてまいるということでございます。そういう形で今進めております。
以上でございます。
194
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
195
◯12番(中尾広城君) よろしくお願いいたします。
そしたら、まちづくりの4番目に移らせていただきます。
コンビニにおける証明書等の交付についてであります。現在、一部自治体で実施されておりますコンビニ交付サービスは、交付業務を委託する自治体が発行する住民基本台帳カードを利用すれば、セブン-イレブンの約1万4,000店舗のマルチコピー機から住民票の写しや各種税証明書などを入手することができるようであります。
また、自治体の窓口があいていない日でも、証明書を取得することができ、住民が必要なときに都合のいい場所でサービスを受けられ、自治体にとっても住民サービスを向上させるほか、窓口業務負担の軽減など、コスト削減の効果にもつながる施策であると思いますが、本市での導入はどのようにお考えでしょうか。
196
◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。
197
◯市民生活環境部長(知久 孝君) いわゆるコンビニでの交付でございますけれども、現在、全国に約1万3,000店舗を所有するコンビニのセブン-イレブン、そこで住民基本台帳カードを利用して、時間は朝の6時半から夜11時までと聞いております。年末年始を除くということで、住民票の写しなどの各種証明書を取得できるシステムということで、現在全国で58団体が実施されていると伺っております。大阪府下では羽曳野市と門真市さんのほうで行っておられるということでございます。
今後、ローソンなど3社から、もう来春から参入を検討されているということでございますので、議員おっしゃられるように、住基カードを用いまして、住民票等の証明を地方自治体の閉庁の時間外でも取得できるサービスということで、市民の方には利便性の向上につながっていくであろうと考えられます。しかしながら、本市におきましては、住民基本カードを取得されている方が1,673人と、まだ人口に対する普及率が低い、2.7%ぐらいでございます。
ですので、導入時の費用並びに保守料でありますとか、また今後社会保障や税に関する国の制度等、今後の状況を見ながらいろいろな先行されております各市さん、導入に至った経緯とかを拝見して検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
198
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
199
◯12番(中尾広城君) 導入時における問題点は理解いたしました。
そうなりますと、やっぱり住基カードのさらなる普及ということが問題になってくるのかなというふうに思います。そういった意味で、何か住基カードを普及させるようなお考えがあれば、ちょっとお示しいただきたいと思います。
200
◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。
201
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 先ほどお答えしましたように、本市でも住基カードを取得されている方が2.7%と低いということで、この市民の方に対しては、やはり住基カードの活用に向けて広報誌並びにポスター等の掲示による意識啓発、それとか、カードの安全性の理解を訴えていきたいというふうに考えております。
また、運用面では、図書の予約ですとか施設利用の予約などを提供できるようなアプリケーションの付加とか、そういう使いやすいようなカードにかえていくということも必要ではないかなというふうに考えております。
今の住基カードは国の施策と一体的に推進していることでございますので、国に対しても例えば確定申告等の電子申告控除というのがあるんですけれども、それをさらに充実していただくとか、廉価版のカードリーダーの普及に努めていただけるように訴えていきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
202
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
203
◯12番(中尾広城君) この住基カードの件でもう一回お聞きしたいんですけれども、大阪府内ではこの普及率というのは、やっぱり泉南は低いほうなんでしょうか。大阪自体が低いんでしょうか。全国的に住基カードそのものの普及ということに関してはどうなんでしょうか。
204
◯副議長(河部 優君) 知久市民生活環境部長。
205
◯市民生活環境部長(知久 孝君) 申しわけございません。この件に関して泉南市が低いのか高いのか、ちょっと情報を私ども把握しておりませんので、早急に調べてまた御返事させていただきたいと思います。
206
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
207
◯12番(中尾広城君) すみません、ちょっと事前に言うておけばよかったんですけれども、またその辺もお調べいただいて、さらなる質問をしていきたいというふうに思います。
それでは、大綱2点目に移らせていただきます。
教育問題についてでありますが、1点目といたしまして、砂川小学校プール問題の進捗について。中でもプール改修工事の進捗についてと来年度の一般開放に向けての進捗について、それぞれをお聞かせください。
208
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
209
◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、御質問のございました砂川小学校のプールにつきまして御答弁させていただきます。
まず、プールの改修工事の件でございますけれども、これに要する経費につきましては、さきの9月定例会で補正予算を計上させていただきまして、議決をいただいたところでございます。
その後につきましては、先月11月の初旬に工事契約のほうを締結しておりまして、月末から工事のほうに着手してございます。完成は来年3月、来年度の6月下旬から始まります学校のプール授業には供用する予定でございます。
それから、来年度のプール一般開放事業についての御質問でございます。
これにつきましても、ことし5月に取りまとめました業務改善報告書、これの日程に沿って開催するというような予定をしてございます。まずは業者選定ということでございますけれども、これは年明けにもプロポーザルのほうをしたいということで、それに先立って業務改善報告書の中でもうたわれております一般開放の安全委員会、これのほうに事前にお諮りしたいというふうに考えてございます。
210
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
211
◯12番(中尾広城君) 今申されました12月中に開催予定の学校プール一般開放安全委員会、この組織の御説明と、それからいつごろ行われる予定なのか。12月といっても12月に入っていますし、余り時間もないと思いますので、その辺ちょっと具体的に。
それから、来年度の一般開放の予算額はどれぐらいに見ておられるのか、この2点を。
212
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
213
◯教育部長(上ノ山正人君) まず、学校プール一般開放委員会の件でございますけれども、これは、ことしの5月の業務改善報告書で設置がうたわれております。その内容といたしましては、プール一般開放事業の実施方法等につきまして、安全性の確保の観点から専門的かつ幅広い分野の御意見をお聞かせいただくということで、予定としましては、実施前、それからプール開放の実施途中、そして実施後、この3段階に分けて御意見をいただくと。
メンバーといたしましては、公共スポーツに関する学識経験者の方、あるいはPTAなり学校関係者の方を予定しております。
時期につきましては、先ほども御答弁いたしました、まずは実施前ということでございますので、業者選定に先立って開きたいというふうに考えてございます。1月にそれを予定しておりますので、今月、もう差し迫っておりますけれども、ことし中、あるいは新年度早々というふうに考えてございます。
それから、次年度の一般開放の予算ということでございますけれども、今回業者の選定につきましては、これまでの応札価格で決定する入札方式ということではなく、安全性を重視いたしまして、所要の要件を満たしたものによるプロポーザル方式という方法を考えてございます。
警備業の資格を備えるなど、これまでの予算を大きく上回るというふうにも考えてございます。また、配置する人員、監視員の数も従前より若干ふやすというようなことも考えてございます。警備業ということで単価につきましても、他市の事例なり、そういう警備業の単価というようなものを勘案いたしまして、現在のところ所要額を積算しているということでございます。
214
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
215
◯12番(中尾広城君) 額は具体にはまだ出ないということですか。
それと、プロポーザル方式というようなことで言われておりますけれども、ことしぎりぎりまでやるという方向でいかれて、最終的にできなかったというようなこともあります。今回そのプロポーザル、入札に入る前にプール開放安全委員会で意見を求められるみたいですけれども、それによってはプロポーザルのその選定業者の基準とか、そういうのも変わってくるんでしょうか。
それとか、もしプロポーザルで業者が手を挙げてこなかった場合、そういう最悪のケースも考えておく必要があるかなというふうに思いますので、その辺のほうはどういうふうにお考えでしょうか。
216
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
217
◯教育部長(上ノ山正人君) 業者選定の要件につきましては、基本的には業務改善報告書を踏まえまして、我々のほうで考えますけれども、それについて安全委員会の御意見をいただきまして、取り入れるべきものがあれば、当然反映させていくということになろうかと思います。
それから、業者の応募がないというような場合の御質問でございますけれども、本年度は残念ながら中止ということにいたしました。これにつきましては、今年度もプロポーザル方式による業者選定をする予定でございましたけれども、それに着手する段階で、警察のほうに問い合わせをした結果、警備業、この要件が必要であるというようなことの見解を受けまして、所定の期間内にそういう業者の応募というのが困難であるというような判断から見送ったということでございます。
新年度においても、この委託業者のプロポーザル方式、警備業法の具備というようなことには変わりございませんけれども、今年度と違いますのは、ことしの6月に警察庁がこのプール監視業務の外部委託等警備業の認定の要否についての通知というようなものを発出しました。
これはマスコミでも取り上げられましたし、またその業界でもこういうようなことが周知されているというようなことでございますので、プロポーザルの応募への期待ができる、去年とは状況が違うというふうに考えております。
また、主たる業務は警備業である企業につきましても、数多くのプール運営受託実績を有しているところもあると確認しておりますので、それらの応募も期待できるというふうに考えております。
現在のところ、これから着手しようとしているところでございますので、応募がないというようなことがないというふうに考えておりますので、御了承いただきたいと思います。
218
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
219
◯12番(中尾広城君) ないことはないと考えたいというように思いますけれども、やはりことしのこともありますので、最悪の場合、安全面を当然確保しての実施でないとあかんというように思いますけれども、ことし近々までやると言いながらできなかったというこの現実を踏まえたときに、当然安全面は確保するのは当たり前なんですけれども、でも2年連続して、結局できませんでしたということのほうがよっぽど恥ずかしいような気もいたしますので、最悪のケースも今からでも考えておくべきやというように思います。
そうなりますと、直営というふうなことにもなりますけれども、その直営に当たっても、どういうふうなことを講じていくのかいうことも、ある程度水面下では考えておく必要があるかなというふうに思いますので、できたらその辺の見解をもう一度ちょっとお示しいただけたらなと思います。
220
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
221
◯教育部長(上ノ山正人君) 今も御答弁しましたように、これからプロポーザル方式で安全性を具備した、そういうところにたけている業者に委託発注をするという方針でございます。
いずれにしましても、安全が第一であると。安全の確保ができなければプールの一般開放はやらないという方針でございますので、議員おっしゃる業者がない場合は、今申しました原則に立ちまして、次の手を考えたいというふうに考えます。
222
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
223
◯12番(中尾広城君) そしたら、可能性としたらやらない可能性もあるということでいいですか。
224
◯副議長(河部 優君) 蔵野教育長。
225
◯教育長(蔵野博司君) 今の時点では、まず業者が募っていただけるであろうというようなことで進めているところでございます。
さきの23年度の点検評価の中でも、委員さんからは、二度とこういう事故が起こらないための万全を期してやるようにというような御提言もいただいているところでございます。まず、やっぱり安全を第一にということで、そして今そういう応募してくれる業者というものを期待をしているところでございます。
議員御指摘のように、ないという可能性は、これはわかりませんが、そのときには何とか安全を第一に考えて、また開催できるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
226
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
227
◯12番(中尾広城君) 何回もくどいようでありますけれども、やはりその最悪のケースもきちっと考えていただきたい。そういうことでよくよくよろしくお願いいたします。
そうしましたら、教育問題の2点目の幼稚園、また鳴一小の跡地問題の現状について、お聞かせいただきたいと思います。
228
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
229
◯教育部長(上ノ山正人君) 御質問がございました、旧幼稚園跡地等の活用方策につきましては、従前から庁内組織であります既存幼稚園・小学校跡地活用検討会議において検討を重ねてきているところでございます。
直近の動きといたしましては、さきの9月の定例会でも一部の提案がございました信達幼稚園につきましてですけれども、この分につきましては消防分団の位置、それからその面積等も確定いたしました。
そして、隣接する恵由会への園舎部分、上物の無償譲渡に伴いまして、その底地の分につきましても一定の線引きというものがなされましたので、あとは売却ということと、これは主に海側、熊野街道側の部分になるわけでございますけれども、そこにつきましての売却に向けての手続を進めているというような段階でございます。
それから、新家南幼稚園、こちらにつきましては、従前から用地測量、権利確定等の終了ということを御報告しているところでございますけれども、これにつきましては、11月に一般競争入札によりまして売却がなされてございます。
そのほかについては、特に現在のところ進捗のほうはございません。
230
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
231
◯12番(中尾広城君) 御報告につきましても、余り進捗もないようでありますけれども、ないんであればやはりないなりに、それなりに啓発といいますか、何とか動くような形での動きもしていただきたいというふうに思いますし、ある一般の市民の方からは、幼稚園の跡地でありますから、そういう懐かしさもあるんでしょうけれども、そこでちょっと遊びたいとかと思って行ったところが、やはり草がぼうぼう茂っておって入れなかったりとかというふうなことで、これはどこが管理しているんやということを聞かれて、これは市の持ち物ですというふうに答えるんですけれども、そうしたらやはり適正に管理というのもきちっとなされるべきやというふうに思いますし、そういうところに入るのもいかがなものかなというふうに思いますけれども、やはりその適正管理はきちっと市で責任持ってしていただくべきやというふうに思いますので、そういう声もありますので、その辺のことについてお願いします。
232
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
233
◯教育部長(上ノ山正人君) まだ未売却の幼稚園跡地でございますけれども、これが進んでいない理由と申しますのは、用地測量なり権利関係の整理、これが終結していないというのが主な理由でございます。
それと、そういうような状況での管理ということでございますけれども、この閉園しましたところにつきましては、原則一般には開放していない状況ですので、子どもさんが遊びたいとかいうような場合にも、まだ遊具も残っておりますし、そういう危険な部分もありますので、用地としては閉鎖した状況にしております。
ただ、そういう中で、雑草が生えるというようなことで、隣接する住民の方のほうからもお叱りの声もこの夏何件かいただきました。今後もそういう雑草の除草、あるいはまた中に植わっています樹木の枝が伸びて隣地に御迷惑をかけるというようなこともございますので、その辺の管理を適切に行ってまいりたいというふうに考えてございます。
234
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
235
◯12番(中尾広城君) よろしくお願いします。
それから、鳴一小学校の跡地の問題につきましては、9月議会で河部副議長がされたということもありますし、地元の意見を年度内に聞いてというようなことも聞いております。
そこで、あえてお聞きするんですけれども、かねてから私自身も鳴一小の跡地問題、またその近くに隣接しております青少年センターのことについては、ちょっとどう言うんでしょうか、立場的に中途半端といいますか、僕から見れば同和施策の名残がまだ残っているようなものにも思えるようなところもありますし、その青少年センターということの方向性というのをまだ示されてもおらない。
ちょうど1年前に、私このことについての質問もさせていただいたんですけれども、検討していくというようなお答えだけで、この1年たって今後その鉄筋の4階建てですか、エレベーターもそういう保守点検料が発生するような状況にもなっておりますし、そういった面で考えますと、一体どういうふうな形で残していくのか、残さないのか、また防災面に関しては避難場所に指定するのか、しないのか、耐震の問題、駐車場の問題等々、さまざまな問題もございますので、改めてその辺のことをお聞きしたいと思います。
236
◯副議長(河部 優君) 蔵野教育長。
237
◯教育長(蔵野博司君) 鳴滝第一小学校の跡地につきましては、議員が今言っていただきましたように、今年度中に地域と一緒に考えていくというような会を持っていきたいというふうに考えているところでございます。
そして、青少年センターの役割でございますが、まずは居場所機能としての役割がございます。そして、人材育成機能、それにネットワーク形成の機能ということがございます。
事業といたしましては、今、児童館事業というもの、あるいは青少年学習活動推進事業というようなことで取り組んでいるところでございます。
新しい児童館施設ということで、できるだけこの児童館施設を全市に広げていきたいということで、新家幼稚園の跡地にも開くことをしております。
今後についても、この青少年センターを拠点に、できるだけたくさんの場所で子どもの居場所、これから子どもの権利に関する条例も制定され、子どもの居場所ということも1つのテーマになってきております。
現在はこの青少年センターを拠点として、児童館施設を備えた幅広い活動を計画し、子どもの居場所あるいは学習場所というようなことの展開をしていきたいというふうに考えている次第でございます。
238
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
239
◯12番(中尾広城君) それでしたら、これもちょうど1年前に言ったと思いますけれども、きちっと耐震化のほうもしていただいて、そういう拠点になるような形でまた適正な管理もしていただきたいなというふうに思います。
そういった意味で、これも前に鳴一小を新しい青少年センターにしてはどうかというようなことの提案もさせていただいたこともありましたので、そのことも含めて、また地元の方々とのお話し合いの中でも披瀝もしていただいて、また前向きに御検討をお願いしたいというふうに思います。
教育問題の3点目に移らせていただきます。
通学路の安全対策、その後についてでありますが、これも昨日、堀口議員さんの質問で明らかにされました。ただ、対策について、今年度中に完了、今年度中に決定する等々、そういう数字での披瀝がございましたけれども、その内容を全てとは言いませんが、ちょっと具体的にお示しいただけたらというふうに思います。
240
◯副議長(河部 優君) 上ノ山教育部長。
241
◯教育部長(上ノ山正人君) それでは、さきに行いました通学路におけます緊急の点検の詳細ということでございますけれども、きのうも御答弁いたしましたけれども、今までのところ、対策が完了した場所が12カ所ということになっております。
具体的には、道路の路側帯の引き直し、これが1カ所でございます。それから歩道上にあります電柱の移設、これが1カ所なされております。あとは危険箇所を注意喚起するための看板の設置を2カ所施しておりますし、あと通学路の変更など、学校のほうで子どもたちに指導する範囲で安全が確保されたもの、これが8カ所ということになっています。これらを合わせて12カ所でございます。
それから、今年度中に何かの方策を施すものということで、その方法が決まっているものが6カ所と、それから時期は未定であるけれども、何か施すというようなところが3カ所決定してございます。具体的には、ガードレールの設置予定、これが1カ所、それから路面補修につきまして4カ所をする。あるいは看板の設置が1カ所、それから手法について未定のところが3カ所ございます。
以上でございます。
242
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
243
◯12番(中尾広城君) このことも全国的に実施されておられますし、このこと自体を各学校別に父兄の方も含めてフィードバックすることも大事だというふうに思いますし、これはずっとこれからも永続的に今回だけに限らず続けていっていただきたいというように思います。何か御意見ございましたら。
244
◯副議長(河部 優君) 蔵野教育長。
245
◯教育長(蔵野博司君) この危険箇所につきましては、全て用意ドンで完成するというわけにはいきません。順次計画的に各教育委員会あるいは道路管理者、警察と合同でやっているところでございます。
一方、この交通の部分と、もう一方では不審者によるという部分もございます。そして、子どもは兄弟でなければ、必ず最後は1人になるということがございます。まず、子どもにはいろんな危険な箇所の認識をまずはさせていくということ、そして議員御指摘のようにこういう危険な場所があるということで地域にも呼びかけていく。現在も見守り隊や安全パトロール、あるいは学校によってはPTAの方が登下校に立っていただいているということもございます。
今、特に地域コミュニティということも言われております。地域の子どもは地域で育てる、あるいは守るという意識を持っていただくためにも、こういう広報活動、PTAを含めて地域の方に知っていただいて、見守っていただくということも必要かというふうに考えております。そして、整備も早急にしていくという、両方をしていきたいというふうに考えています。
246
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
247
◯12番(中尾広城君) また、よろしくお願いいたします。
それでは、時間がございませんので、大綱3点目に移らせていただきます。
障害者施策についてであります。
本市では平成15年度に第2次泉南市障害者計画を、平成18年度に泉南市障害者福祉計画を策定し、平成20年度に双方の一体的見直しを行い、各施策の推進に努めてこられました。
国の法制度改革の動向を初め、泉南市の障害者福祉を取り巻く現状や課題を踏まえ、本市における障害者施策の基本指針として、障害者福祉の充実に向けた各種施策の方向性を明らかにするため、第3次泉南市障害者計画及び第3期泉南市障害者福祉計画として策定されましたとありますが、第2次泉南市障害者計画及び第2期泉南市障害福祉計画の総括と各第3次、3期への展開についてをお聞かせいただきたいと思います。
248
◯副議長(河部 優君) 西川健康福祉部参与。
249
◯健康福祉部参与(西川正行君) それでは、第2次泉南市障害者計画及び第2期泉南市障害福祉計画につきましては、平成23年度で一定見直しを行いまして、第2次、第2期の各計画におきましての状況分析や課題、評価の検討を行ったところであります。
この検討を行うためには、障害者の方々へのアンケート調査を行い、障害者当事者の方々の意見、ニーズなどについての把握を行いまして、第3次、第3期の各計画に向けての課題整理を行っているところでございます。
また、第2期障害福祉計画のサービスの提供状況の分析といたしましては、居宅介護などの訪問系サービス、生活介護、就労継続などの日中活動系サービス、またグループホーム、ケアホームなどの居住系サービスの3分野での現状分析を行っているところでございます。
また、第2次障害者計画での評価に当たりましては、障害者の方々へのアンケート調査を行いました。このアンケート調査につきましては、6項目につきまして調査を行い、1,500人に配布し、620人からの回答をいただきました。
アンケート結果につきましては、主なものとしましては、やはり障害者への理解促進が必要で、市民との交流、障害者理解への啓発事業、教育の重要性がございます。
さらに、地域で安心して生活するため、その住まいの確保に不安を感じている方が多く、また収入の確保への不安もあり、グループホーム、ケアホームなどの居住の確保のための整備促進、就労などの多様な働く場の確保の必要があります。
第2次、第2期の各計画の状況分析、アンケート調査に基づきまして、第3次、第3期の各計画の課題や取り組むべき障害者施策を整理いたしましたところ、課題の主なものといたしまして、障害者理解のための啓発、福祉教育の充実、自立に向けての就労の場の確保、社会参加の促進、災害時などの安全な避難方法の確保など、第3次障害者計画に位置づけを行ったところであります。
この第3次障害者計画及び第3期障害福祉計画につきましては、障害福祉サービスの充実、保健、医療との連携、また防災・防犯対策、交通機関のバリアフリーなどの関係部局が広く連携をとりながら、市全体として推進していく必要があると思うところであります。
そのため、第3次、第3期の各計画の進捗状況の管理につきましては、就労、当事者の関係機関やサービス提供事業者を構成員とした泉南市自立支援協議会が中心となり、各計画の進捗状況の管理を行うこととしております。
今後、泉南市自立支援協議会を中心としまして、市の関係部局の連携のもと、第3次障害者計画及び第3期障害福祉計画が着実に推進することによりまして、泉南市の障害福祉施策の推進に努めてまいりたいと考えているところです。よろしくお願いいたします。
250
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
251
◯12番(中尾広城君) この計画等の冊子を見ますと、かなり分厚い冊子になっておりますし、それに概要版がついていて、それは見やすくなっておるんですけれども、このことについては、やっぱり障害者の方々のみならず一般の健常者の方々にも広く知っていただいて、障害者に優しいまちづくりみたいな形で啓発活動もしていただかなければいけないと思いますし、そういうこともなされているというふうに思いますので、どういう形でされているのかをちょっと教えていただきたいと思います。
252
◯副議長(河部 優君) 西川健康福祉部参与。
253
◯健康福祉部参与(西川正行君) 障害者計画、障害福祉計画につきましての周知についてでございますが、平成24年度からスタートしましたこの第3次障害者計画及び第3期障害福祉計画の周知につきましては、相談支援事業所等の関係機関への配布、広報誌への掲載などを初めとして、市の広報メディアを通じまして市民の方々への周知、またさまざまな啓発事業の機会を捉えまして、配布等を行っているところでございます。
254
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
255
◯12番(中尾広城君) ありがとうございます。
ぜひともいろんな形で広く知らしめていただけるような形で、また障害者に対する理解を深めていっていただけるようなものにしていただきたいと思います。
それから、公共・公益施設等のバリアフリー化の推進の概要についてお聞かせいただきたいと思います。
256
◯副議長(河部 優君) 土井都市整備部長。
257
◯都市整備部長(土井 聡君) 公共・公益施設のバリアフリー化の状況でございますけれども、我々所管しているのは、道路の歩道のバリアフリーとか、あと駅舎のバリアフリーというのがございます。
歩道につきましては、従来から一番問題になっているのは、まず段差があると。その段差の解消に努めておるわけでございまして、幅員についても、本来は車椅子の方がすれ違えるように一定の広幅員というものが望ましいわけですけれども、これがなかなか今民家が張りついている中では難しいという中で、新設道路等、信達樽井線とか砂川樫井線については、ゆとりのある幅員でそういうバリアフリー化を図っていっているということでございます。
それから、市内の駅舎でございますけれども、これは御存じのように砂川の駅につきまして平成22年、本来2経路でやりたかったんですけれども、なかなか結果としては1経路ということで、一応一定の1経路のバリアフリー化が実現しているということでございます。
あと、樽井駅につきましては、今現在、基本計画を策定するための協議会を立ち上げまして、第1回の協議会も開催してタウンウオッチングも終わっているということでございます。
新家駅につきましては、本日タウンウオッチングを行うということで、それ以降、一定の期間である程度まとめて、それからパブリックコメント等を実施して、何とか3月末には基本計画を策定していきたい。それに基づいて、速やかに樽井駅、新家駅については実施していきたいというふうに考えております。
あと、もう1駅、岡田浦駅があるわけなんですけれども、これについては、現在すぐバリアフリー化の計画はないということでございます。その必要性とかというのは認識しておるわけなんですけれども、ちょっとすぐにできるような状態ではないということでございます。
258
◯副議長(河部 優君) 中尾議員。
259
◯12番(中尾広城君) それから、バリアフリー協議会というふうにおっしゃいましたけれども、その中身をちょっと教えていただけますか。
260
◯副議長(河部 優君) 土井都市整備部長。
261
◯都市整備部長(土井 聡君) 協議会の中身なんですけれども、これは身体に障害のある方とか、あと高齢者の方、それから樽井駅だったら樽井の地元の方、新家は新家の地元の方が入って、それ以外に学識経験者の方も入っていただきます。それとアドバイザーとして、国土交通省の方も入っていただいて、いろんなアドバイスを受けると。それから、府道とか市道の道路管理者、それから警察の方、それから市の職員も関係部局の部長級の方が何名か入っていただいて、大体20名から21名で構成をしておるということでございます。
262
◯副議長(河部 優君) 以上で中尾議員の質問を終結いたします。
次に、6番 澁谷昌子議員の質問を許可いたします。澁谷議員。
263
◯6番(澁谷昌子君) 皆さん、こんにちは。ただいま議長のお許しをいただきましたので、定例会に際しまして一般質問をさせていただきます。公明党、新人の澁谷昌子でございます。
このたび議員にさせていただき、1カ月余りでこのように一般質問に立たせていただいたこと、大変に緊張しております。ふなれなため、不備な点、御無礼な点、多々あるかと思いますが、どうか最後までよろしくお願いいたします。
私自身、大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいくという公明党の立党精神を胸に、市民お一人お一人の声を聞き、女性の視点で活力と笑顔あふれるまち「せんなん」を目指し、日々精進してまいります。諸先輩議員の皆様には、よく教えていただき、また理事者の皆様には御協力を賜りたく存じます。どうかよろしくお願いいたします。
それでは、大綱3点の通告をしておりますが、通告に従いまして、大綱1点目の各種検診について質問させていただきます。
その1といたしまして、子宮頸がん検診についてでありますが、平成21年度にスタートいたしました無料クーポン券事業により、検診の受診率も上がってきているかと思います。泉南市の現状についてお聞かせください。
また、この事業につきましては、引き続き平成25年度も泉南市は実施していただけますか、この点もあわせてお聞かせください。
以上、壇上より質問させていただきましたが、ふなれなため一問一答で質問させていただきたいと思いますので、これ以降の質問は発言席よりさせていただきます。よろしくお願いいたします。
264
◯議長(南 良徳君) ただいまの渋谷議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。中脇健康福祉部長。
265
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) それではまず、子宮頸がん検診につきましてでございますが、この検診につきましては、健康増進法に基づきまして、満20歳以上の女性に2年に1回受診していただくことになっております。
平成21年度からは、無料クーポン券事業が始まりまして、20歳から40歳の節目年齢の方にクーポン券を郵送し、受診を奨励しております。
実績といたしましては、平成23年度で1,770人、受診率は16.5%となっております。クーポン券対象者では528人、受診率は25.7%となっております。これは平成22年度の実績で申しますと、全体の受診率が14.2%、クーポン券対象者が25.4%でございましたので、毎年若干ではございますが、受診率の伸びが見られるところでございます。
クーポン券事業につきましては、平成25年度は5年目ということになりますので、これは継続されるものというふうに我々は考えてございます。
がん予防につきましては、早期発見、早期治療が大変重要なことでございますので、今後とも啓発に努め、受診率向上を図ってまいりたいと存じます。
以上でございます。
266
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
267
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。
続いて2つ目ですが、子宮頸がんは女性が発病するがんの中でもふえており、特に20代から30代の若い女性では最も多いという現状です。しかし、子宮頸がんワクチンを12歳の女子に接種した場合、がんの死亡者数を約73%減らすことができるという予防できる唯一のがんと聞いております。
また、細菌性髄膜炎は、毎年約1,000人の乳幼児に発症しておりますが、約75%がヒブ菌と肺炎球菌が原因だそうです。泉南市におけるヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、そして子宮頸がんワクチン、この3ワクチンの実施の現状についてお聞きいたします。
また、この事業は、平成25年3月までとお聞きしておりますが、引き続き平成25年度も全額助成による3ワクチン無料接種を実施していただけるのでしょうか、お聞かせください。
268
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
269
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、子宮頸がん予防ワクチンについて御答弁を申し上げます。
まず、ヒブワクチンについてでございますが、生後2カ月から満5歳未満で、年齢により1回から4回の接種となっております。昨年度の実績では、実人数で604人、延べ1,042人が接種をしており、生後2カ月から7カ月未満のお子さんでは、81.2%の接種率となっています。
次に、小児用肺炎球菌ワクチンでは、実人数で706人、延べ1,225人の接種となっています。生後2カ月から7カ月未満のお子さんでは、70%の接種率となっています。
子宮頸がん予防ワクチンは、中学校1年から高校1年生の女子を対象に3回の接種となっています。昨年度実績では、実人数738人で、延べ1,972人の接種となっています。接種率で申しますと、51.8%でございます。
この3ワクチンについては、臨時特例交付金によりまして、今年度まで約2分の1の補助がございます。国としても、予防接種法による定期接種に加えたい、そこに移行させたいということでございますので、来年度からそのようになるのかどうかはわからないわけですが、来年度以降の実施についてはどのような形になっても、これは継続できるように調整に努めてまいりたいというように考えてございます。
以上でございます。
270
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
271
◯6番(澁谷昌子君) ぜひ来年度も継続できるように、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
3つ目は、乳がん検診についてですが、泉南市においても無料クーポン券事業が実施され、あわせて40歳以上の女性に対しても、2年に1回の受診を助成し、また12月の広報でも検診を受けるよう啓発してくださっております。
乳がんは、現在、日本人女性がかかるがんのトップです。統計では、16人に1人が乳がんにかかっているそうです。しかし、早期発見すれば治癒率が高いがんでもあります。その意味でも、乳がん検診は本当に大切だと思います。
泉南市の乳がん検診の現状について、お聞かせをください。
272
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
273
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 乳がん検診の現状についてということでございますが、健康増進法に基づきまして、40歳以上の女性の方に、2年に1回受診していただくようになっております。21年度からは、無料クーポン券事業により40歳から60歳までの節目年齢の方に無料クーポン券を郵送いたしまして、受診を勧奨しているところでございます。
平成23年度の実績でございますが、1,243人の方が受診をされまして、受診率としては14%、クーポン券対象者では513人の方が受診をされまして、受診率としては24.4%となっております。
平成22年度の全体の受診率は12.5%、クーポン対象者では19.7%ですので、やはり受診率の増加という傾向になってございます。
それから、乳がん検診も子宮がん検診と同様、来年度までクーポン券事業は継続をします。この事業はやはりそれだけの効果が出ておりますので、今後とも啓発に努めて、受診率の向上に努めてまいるとともに、それ以降もまた継続ができるよう努力したいと考えてございます。
274
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
275
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございます。
4つ目は、先ほども検診率がアップしているということでお聞きしましたが、乳がん検診の受診率アップについてです。
乳がん検診も子宮がん検診同様、無料クーポン券事業の実施に合わせ、市としても2年に1回の受診を助成してくださっておりますので、受診率は上がってきているかと思います。この点につきましては、もう本当に感謝しております。さらなる受診率の底上げができるよう、50%を目指し、今後の泉南市の取り組みとして、この乳がん検診の受診率アップについてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
また、これは市民からの声ではありますが、一部紹介させていただきますと、保健センターで実施されている子宮がん・乳がん検診をぜひ女医さんにしてほしいという内容でした。
泉南市に引っ越されて間もなく受けた乳がん検診が男性医師で、このときはマンモグラフィーではなくてエコー時代、エコーを使われての検診だったそうです。エコーは検査に時間をとり、30代前半の男性医師で不快な思いをされたそうです。
無料クーポンをもらっているので、保健センターで受けようかと問い合わせると、男性医師かどうかは、変更もあるので当日にならないとどちらかわからないとの返事。
ぜひとも乳がん・子宮がん検診は女医さん限定にしてもらいたい。そうすることで、検診を受けることに遠のいている足も踏み出しやすくなるのではという御意見です。
男性医師の数が女性医師よりも圧倒的に多い現状では難しい問題ではあるかと思いますが、女性の切実な声でもあるかと思います。この点についても受診率アップにつながるポイントの1つだと思いますが、お考えをお聞かせください。
それと、仕事の関係で平日の検診が受けにくいので、日曜日にしてもらえないかという声もありました。あわせてお聞かせください。
276
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
277
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 乳がん検診の受診率アップについてでございますが、がん検診のクーポン券事業の開始に際しまして、受診できる医療機関の確保ということが最大の課題でございました。乳がん検診については、貝塚病院にも依頼できたこと、それから新泉南病院での検診日数がふえたことで、現在は、受けたくても受けるところがないという方はほとんどなくなったというふうに考えております。
ただ、議員御指摘のように、女性医師の御希望については、これはこちらのほうも承知はしておるわけでございますが、やはりなかなかその専門医が不足している現状がございます。そういった中で、大変困難な問題であるというふうに我々認識をしております。
電話で御相談をいただいた方には、女性医師がいる医療機関を紹介させていただいたりしておりますが、なかなか全ての御要望に応えることは困難な状況ということでございます。
このことにつきましては、いろいろな機会に大阪府や検診機関に要望してまいりたいと考えております。またクーポン券以外の乳がん検診の貝塚病院への依頼についても、来年度に向けて調整をしてまいりたいというふうに考えております。
日曜日の件につきましては、ちょっと調べてお答えさせていただきます。
278
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
279
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。
この後、聞こうと思っていましたけれども、先ほどお答えいただきましたので、また重なるかもわかりませんけれども、現在泉南市は貝塚病院との提携ができていないので、実費でマンモグラフィー検査等を受けなければなりません。市民の多くの方から強い要望がありまして、ぜひとも貝塚病院とも提携をしていただきたいと思います。
市民は乳がんの疑いが少しでもあれば、生命にかかわることです。回数が2回かかろうが、少々遠かろうが、大阪南部地域においては、最新の乳がん診察を、また診療を行う専門病院での検診を受けたいと願っております。
今後、貝塚病院との乳がん検診受診の提携についてお聞かせください。
280
◯議長(南 良徳君) 中脇健康福祉部長。
281
◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 失礼いたしました。
貝塚病院には、クーポン券事業の実施に際しまして依頼を申し上げたところ、それはお受けいただいたわけでございまして、今後先ほど申しましたように、通常のクーポン券以外の乳がん検診の貝塚病院への依頼について、来年度から実施できないものかということで調整をさせていただきたいというふうに存じます。
それから、日曜日の件もやはり今後の課題ということで、来年度に向けて調整をさせていただきたいというふうに存じております。
以上でございます。
282
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
283
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。来年度に向けての期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。
大綱2点目は、防災対策についてでありますが、その1といたしまして、高齢者、障害者、乳幼児など災害弱者対策について質問いたします。
いつ災害が起きても対応できるまちづくりが必要となってきていますが、近所づき合いが希薄化している地域社会がふえている、その現状で、災害弱者と位置づけられている市民の方々の災害時避難をどうしていくのかという問題があります。
市内を回って、そういう方々から、避難所もわからないし、1人では逃げられないという声を多く聞いております。
伊丹市では、ことし災害時避難アンケートを実施したところ、避難所へは1人でいけないと答えた人が約3割を占め、災害弱者の存在が浮き彫りになったそうです。
泉南市でも、災害に対しての危機管理体制のさらなる充実強化が大切ではないでしょうか。公助、共助という観点から市の災害弱者対策についての取り組みをお聞かせいただきたいと思います。
284
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
285
◯総務部長(竹中勇人君) それでは、災害時の要援護者の対策につきまして御答弁申し上げます。
近年の少子・高齢化あるいは核家族化の進展によりまして、ひとり暮らしの高齢者の方等が増加する中で、あらかじめ災害時に必要な情報の伝達体制を整えまして、要援護者が速やかに避難あるいは安否確認するための支援体制を整えておくということは、必要不可欠なものであると考えてございます。
本市における要援護者対策といたしましては、障害者、それから高齢者の方等におきまして、高齢者の方は65歳以上でひとり暮らしということになってございますが──を対象にいたしまして、災害時要援護者安否登録制度に登録をしていただくことによりまして、災害時の民生委員やあるいは地区の役員の方、あるいは自主防災組織の方を通じての避難あるいは安否確認を実施するような体制をとってございます。
自主防災組織があるところ、これは今現在、泉南市の約30%ぐらいしかできていないんですけれども──におきましては、民生委員の方が中心になって要援護者の状況を把握してございます。災害時には民生委員の方からの情報に基づきまして、自助、共助の活動をされるというような体制になってございます。
要援護者対策といたしましては、地域に密着した情報が必要なことから、このような自主防災組織のさらなる組織化、強化が望まれるというふうに考えてございます。
286
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
287
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございます。
先ほどのお答えの中で、災害弱者と言われる方々に対して、市としては災害時要援護者安否登録制度に登録いただきというふうにお答えいただきましたけれども、その制度、なかなか厳しいところがあると思うんですけれども、スムーズに進んでいるでしょうか。
また、この登録には全てのそういう方々が登録できているのでしょうか。その辺の進捗状況についてよろしくお願いいたします。
288
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
289
◯総務部長(竹中勇人君) この災害時の登録制度なんですが、実際に現在登録している方の数が387名でございます。これで全ての方だというふうには理解しておるわけでございません。
以前に、この制度ができる前だったんですけれども、私も視覚障害の方の団体とこの件でお話しさせていただくことがございました。その段階で登録していただいて、その情報を災害時に地元の方にお知らせする、それで安否確認等に活用していただくんやということで説明させていただいたんですけれども、その団体の方の御意見といたしましては、名前を知らせるのは嫌だ、知らせたくないと。その状況によりまして、逆に防災上は必要なことであっても、防犯上決して好ましくないということもございまして、相反するところがございますので、その辺でちょっと、まだその辺がひっかかる部分がありまして、これが全て完璧なものであるとは認識しておりません。
ただ、そこを補完する要素といたしましては、当然民生委員の方はその辺の事情を全て御存じだと思いますので、自主防災組織をつくっていただいて、民生委員の方からの指示によって避難あるいは安否確認等をやっていただくようなシステムが必要ではないかというふうに考えてございます。
290
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
291
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。
先ほど災害が発生した場合、民生委員または児童委員などが情報を伝えたり、また一緒に避難したりするなどというふうにお答えいただいたと思うんですけれども、民生委員さんも大変日ごろからおひとり暮らしのところを訪問されたり、災害があれば飛んでいって状況を聞かれたりと、もう常日ごろから苦労されているわけでありますが、その1人の民生委員さんが何人かの災害時要援護者の方たちを把握している、その方たちと一緒に逃げるんだと言われますけれども、大変無理があるし、また責任が重過ぎるようにも思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。
292
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
293
◯総務部長(竹中勇人君) 確かにおっしゃるように、民生委員・児童委員の方が直接行くということになりますと、1人で何人もの方ということになりますので、無理があろうかと思います。
それを補完する意味で、自主防災組織を持っておられるところにつきましては、その民生委員の方を中心に、その傘下に避難班、救助班という班がありまして、そこでの活動をやっていただくような体制を持っております。
今のところ、先ほど申しましたように、まだ泉南市内で約30%しか自主防災組織の組織率はございません。これをまだまだこれから強化していくという意味で、実は先日ようやく自主防災組織の横の連絡協議会というのを設立いたしました。今後は、この自主防災組織連絡協議会でさらに強化した活動をやっていきまして、新たな自主防災組織の組織化を促していきたいというふうに考えてございます。
294
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
295
◯6番(澁谷昌子君) わかりました。よろしくお願いいたします。
次に、2点目といたしまして、防災力向上のための取り組みについてであります。
災害に備えて市民への情報発信として、泉南市では津波に関しては、海抜表示の看板設置や、津波ハザードマップの作成等にしても、市として補助制度を活用して事業を進めてくださっているとお聞きしております。
それらによって、市民は基礎情報は得られるわけですが、いざ災害が起きますと、避難場所の位置を市民が認識しているかどうか、またその場所への安全な避難経路もわかっているのかが問題です。
これらについては、避難所となる小・中学校の統廃合、また幼稚園の統廃合もございましたし、準備には時間がかかろうかと思いますが、来年度には市民の皆様にわかるような形でお示ししていただけるのでしょうか、この点をお聞かせください。
296
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
297
◯総務部長(竹中勇人君) 新たなその取り組みということでございますけれども、これをお持ちだと思うんですが、現在この防災マップを全ての家庭に配布させていただいてございます。
実際、ことしの8月に中央防災会議から出されました南海トラフの巨大地震に関する被害想定によりまして、これの新たな見直しをしなければならないと。マグニチュードも9.1と非常に大きなものでございますし、津波にいたしましても最大波高34メーターというような想定がされてございます。
泉南市におきましても、大阪湾で3.2メーターの津波が想定されてございまして、これの被害想定もこちらで行う必要もございますし、先ほども御指摘ございましたように、小学校の統廃合あるいは幼稚園の統廃合、それから保育所の民営化とかによりまして、指定避難所となっている場所の変更がされているところが多分にございます。
その見直しも含めて、現在は中央防災会議から大阪府のほうに、都道府県のほうにその情報が渡されまして、都道府県で各市町村の被害想定を今つくっていただいているところでございます。
その情報をいただいた上で、私どものほうで新たな地域防災計画の見直しも含めまして、当然地域防災計画を見直しますと、これも見直す必要がございます。その辺で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
それと、こちらのほうに避難所等が載っておりますけれども、それ以外に、これは意外となかなか重宝できるものでございまして、我ながら言うのもなんですが、なかなかすぐれものやなと思っているんですけれども、地震の際の非常持ち出し用のチェックリストやとか、家族で話し合う機会をつくろうやとか、その他地震発生のときのいろんな心得が書いてございますので、これはせっかくなので見ていただいたらありがたいんですが、家の中に忘れられている存在になっているかと思いますので、その辺も啓発をしていきたいなと考えてございます。
298
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
299
◯6番(澁谷昌子君) また、家の中を探してみます。
一日も早く自主防災組織、今全市で30%ということですが、共助におけるこの自主防災組織、一日も早く100%に近づけるよう、また市のほうとも行政とも努力のほうをよろしくお願いしたいと思います。
引き続き、防災力向上について、職員の防災対策訓練(公助)や自主防災組織の育成(共助)等の防災力向上も大切ですが、泉南市民の一家族一家族が防災を意識する自助が何と言っても一番大切ではないでしょうか。
災害が起きたら、まず自身の身は自分で守る、24時間あるいは48時間は自力で避難し、救援を待つ、その意識を日ごろから高めていくことが大切だと思います。
全国でも、9月1日は防災の日と定め、いろいろな啓発、取り組みが毎年行われておりますが、泉南市としても、家族防災会議の日の設定をしてはどうでしょうか。我が家の防災チェックを推進し、その日は各自、各家庭で防災グッズの非常持ち出し品のチェック、家族の連絡方法や集合場所、災害時要援護者の支援方法、避難所、避難経路の確認等をすることで、防災について啓発手段の1つになり、また自助の観点から防災力向上につながっていくのではないでしょうか。
ちなみに、福岡県糸島市は、9月の第1日曜日を家族防災会議の日と定め、参考につけておる我が家の防災チェックシートを活用して、市民の自助意識を養い、防災力向上を図っています。この点について、よろしくお願いします。
300
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
301
◯総務部長(竹中勇人君) 家族防災会議の日という御提案でございますけれども、なかなかおもしろいアイデアだなというふうには思います。
私どもの市では、そういう防災会議の日というのはつくってはございませんけれども、以前に小学校で防災教育をことしの1月、2月ごろでしたけれども、行いました。
小学生にそういう防災教育をやりまして、その中で家に帰ってから家族の方とどこへ避難するのか、どうするのか、災害があったときに、地震があったときにどうするのかということを一回相談してくださいということを言ったんですけれども、子どもって非常に純朴なものでございまして、皆さん家へ帰って相談されたと。これが非常に功を奏しまして、2月11日に防災フェスティバルをやったんですけれども、そのときはもう大盛況で、非常にたくさんの方が来ていただきまして、その辺の効果が十分にあったんじゃないかというふうには考えてございます。
今現在、そういう防災会議の日というのは、家庭でつくってくださいとは言っていないんですが、先ほども紹介させていただいたように、この中にもそういう内容は書かせていただいてございます。
それと、小学校の卒業式に我々の備蓄しております食料、1人分の約200グラム程度の食料なんですけれども、それを皆さんにお配りして、そこへちょっと啓発用の紙をつけておりまして、これで家族で防災の日をつくっていただけませんかというような活動はさせていただいてございます。
そういう指定の日をつくってというのはやってございませんが、今後そのアイデアを何らかの形で反映できるか、一応検討させていただきたいと思います。
302
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
303
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。家族防災会議の日の制定には前向きに、市としても御検討いただけると思っております。よろしくお願いいたします。
続きまして3つ目は、南部防災拠点についてであります。南部というのはどこからどこまでを言うのでしょうか。また、何人分の備蓄品が何日分置かれているのでしょうか。
もう1点は、防災会議等への女性の参画であります。先ほどの質問の備蓄品の選別にしても、女性の視点、生活者の視点が必要です。例えば赤ちゃん用の備品セットや女性用生理用品があるのかどうか、また避難所には育児相談窓口を設けたり、更衣室や授乳場所を設置したり、防災・減災対策にはきめ細かい女性の視点が大切だと思います。最後にこの点もあわせてお答えください。
304
◯議長(南 良徳君) 向井市長。
305
◯市長(向井通彦君) 最後の御質問になりました防災会議への女性の登用ということについて、御答弁申し上げます。
防災会議への女性の視点が重要であるというのは、議員御指摘のとおり十分認識をしております。ただ、現在、災害対策基本法に基づく地域防災会議の構成メンバーというのが大体決められておりまして、主なものを申し上げますと、市長、そして市、市教育委員会、消防等の職員、府警察本部、さらにライフラインを担うガス、電気、公共交通機関などの指定公共機関の役職員及び自主防災組織の構成員または学術研究者とされておりまして、この要件に相当な制限があると。そこに女性の方がそういう地位あるいは役職で入っておられれば、そういうことは可能なんですけれども、なかなかほとんどが──ほとんどというか、現在は全員男性と、こういうことになっております。
しかしながら、災害対策上、女性の視点というのは非常に大切であるために、各種計画検討の際には必ず盛り込んでいくことが必要ですし、既に備蓄品などでも当然対応してきているところでございます。
また、先ほど申し上げた防災会議におきましても同様に、女性の立場、女性の視点に立った検討が行われるように、本市条例の範囲内で対応を検討してまいります。
特に、泉南市は、この前男女平等参画条例というものをつくりました。その趣旨からいっても、いろんな会議なりあるいは審議会、こういうことの中で女性の皆さんに入っていただくという方針にいたしておりますので、今回また任命を新たにすることができるような条例改正も行ったところでございますので、女性委員の任命についてはぜひとも考えていきたいと、このように思っております。
306
◯議長(南 良徳君) 竹中総務部長。
307
◯総務部長(竹中勇人君) 南部防災拠点についてお答えいたします。
大阪府では、今現在、防災拠点といたしますのは3カ所ございます。淀川から北で万博公園に1カ所ございます。それから、淀川と大和川の間で八尾空港にございます。それと、大和川以南の区域といたしまして、南部防災拠点がございます。
南部防災拠点でございますけれども、敷地面積は2.4ヘクタールございまして、建物としては、建築面積が約2,000平方メートル程度の建物でございますけれども、延べ床面積といたしましては3,250平米ございます。
体育館としての機能は、平時に利用しておりますけれども、その体育館の部分というのは荷さばき場になる部分でございまして、その両サイドに備蓄倉庫がございます。2階には会議室等が設備されてございまして、裏手のほうにはヘリポートを設置できるような態勢になってございます。
防災拠点での今現在の備蓄品でございますけれども、24年6月現在でアルファ化米が16万4,000食、それから毛布が13万枚、肌着が1万2,500組、それ以外に女性・子ども用の避難者にも対応できるように、生理用品やとか粉ミルク、紙おむつ等についても備蓄しているということでございます。
本市の備蓄に関しましても、その防災拠点に大半を置かせていただいてございます。アルファ化米が3,700食、それから飲料水が3,450リットル、それから簡易トイレが7基等でございます。
私どもの市の用品といたしましても、もちろん女性・子ども向けといたしまして、粉ミルクやとか哺乳瓶、それから紙おむつ、生理用品等も備蓄をいたしてございます。
以上でございます。
308
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
309
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。
ちょっと時間があれなので、続きまして、大綱3点目の高齢者対策について質問いたします。
まず、その1といたしまして、ひとり暮らしの高齢者見守り支援についてであります。近年、ひとり暮らしの方の孤独死がふえ、大変深刻な社会問題としてクローズアップされてきております。
ひとり暮らしせざるを得ない状況はさまざまあると思いますが、泉南市としては、民生委員さん初め、見守りネットワーク等、各区で取り組みをしてくださっておるとお聞きしております。
この見守り支援は、労多き責任の重い仕事ではありますが、ひとり暮らしの高齢者や障害者、生活困窮者による孤立死などを防ぐために、泉南市として今後も含めどのような対策を考えておられるのか、お聞かせください。
310
◯議長(南 良徳君) 西川健康福祉部参与。
311
◯健康福祉部参与(西川正行君) それでは、ひとり暮らしの高齢者見守り支援について御答弁させていただきます。
今般、高齢化の進展に伴いまして、ひとり暮らしや夫婦のみの世帯の高齢者が増加しております。その中で孤独死も年々増加しまして、大きな社会問題となっているところでございます。
泉南市高齢者見守りネットワーク推進事業の目的は、各地域の高齢者のさまざまな実情を考慮しまして、その人に適したサービスが提供されるように、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるように、優しいまちづくりを目標としております。
昨年度までは、市内7カ所において独自の見守りネットワークが構築されて活動を行っておりましたが、今年度、新たに岡田区、陸区におきまして高齢者見守りネットワークが立ち上がりまして、支援活動を行っていただいております。
今後とも、この地域独自の見守りネットワーク構築を全市的に推進していくために、地域に働きかけていきたいと考えております。
以上です。
312
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
313
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございます。全市に広がっていくように、よろしくお願いいたします。
次に、その2といたしまして、認知症の高齢者(自宅介護)に対する取り組みに対してであります。
現在泉南市で認知症と診断されている高齢者はどのくらいおられるのでしょうか。また、その中で入院、入所をされていない、自宅で介護をされておられる方は何人ぐらいおられますか、お聞きいたします。
また、専門医のいる認知症受け入れ病院は、泉南市に幾つありますか、あわせてお聞かせください。
314
◯議長(南 良徳君) 西川健康福祉部参与。
315
◯健康福祉部参与(西川正行君) 認知症の高齢者に対する取り組みについてでございますが、現在あくまで推計でございますが、市内で認知症の高齢者は約1,500名、またそのうち居宅で過ごす認知症高齢者は、半数の約800名と考えられております。今後は、介護認定の状況を踏まえた調査を行いまして、実態の把握に努めてまいります。
また、市内における認知症の受け入れ病院につきましては、白井病院1カ所となっております。
以上です。
316
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
317
◯6番(澁谷昌子君) 今お聞きいたしますと、自宅でおられる方が800名ということでございます。
認知症患者を抱えておられる御家庭では、家族の方の自宅での介護も限界があり、今後老老介護もふえる傾向です。精神的にも経済的にも、そして肉体的にも負担が大きくなり、入院希望者もふえてくるのではないでしょうか。泉南市としてはどのような対策をお考えでしょうか。
318
◯議長(南 良徳君) 西川健康福祉部参与。
319
◯健康福祉部参与(西川正行君) 本市におきましても高齢化が進む中、認知症高齢者も急速に増加しております。
介護保険制度を中心に対策を進めなければならない状況でございますが、地域というものに焦点を合わせまして、地域包括ケアを推進しています。市民の方々の意識の中に、地域の支え合いが今以上に必要であるとの認識の確立が急務であり、緊急の課題であると考えております。
そういった意味におきまして、社会問題にもなり得る老老介護、認認介護、認知症高齢者の徘回に行方不明の対応、認知症高齢者に多い高齢者虐待等の防止にも対応できるような、地域に根差した認知症ケア推進事業を、本市におきましても平成22年度より推進しているところであります。
また、具体的な事業といたしましては、認知症サポーター・キャラバンメイトの養成、次に認知症家族の集いの支援、医療機関と介護との連携事業、徘回SOSネットワークの模擬訓練、見守りネットワークの推進、最後に認知症高齢者の生きがいの場づくり等、積極的に進めているところでございます。
以上です。
320
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
321
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございます。
今回、泉南市における認知症ケア推進事業の取り組みの進捗状況、そしてその成果を資料で見せていただき、大変に驚きました。
先ほど質問しましたが、認知症が進むと、最後は入院もしくは施設でお世話になるしかなくなり、家族と暮らすことも困難になってしまいます。しかし、なるべくそうならないように、家族はもちろん地域の自治会、養護施設の職員、そしてまた小学生から一般の方まで、幅広い年齢層の方々が認知症サポーター養成講座を受講され、市民みんなで支え、見守っていこうとされているこの取り組みに本当に感動いたしました。
認知症家族を抱える方々が、家族のきずなを大切に、これからも安心して介護ができますよう、認知症ケア推進事業が今後も成果を上げていかれますようお祈りをいたします。
最後の質問です。
その3といたしまして、高齢者紙おむつ支給事業でございますが、要介護高齢者の家族を介護している市民の皆様にとっておむつ代の負担は大きく、大変助かっているとの声を聞いております。
しかし、中にはその受け取り方法に不便を感じておられる方もあります。現物は市役所の倉庫保管なので、利用者家族は市役所まで取りに来てもらわなければなりません。何とか別の方法で受け取れるようにはできないものでしょうか、お考えをお聞かせください。
322
◯議長(南 良徳君) 西川健康福祉部参与。
323
◯健康福祉部参与(西川正行君) 高齢者紙おむつ支給事業についてでございますが、在宅の要介護3以上の非課税世帯の高齢者の方に対しまして、介護用品としてのおしめの給付をする事業でございます。
本市では、御家族の方が窓口に来られ、おしめの現物をお渡ししておりますが、役所まで来ていただかなければならない人につきましては、おしめの保管場所の確保等の問題があります。他市では、市から引きかえ券を渡し、近くの薬局などで受け取る形をとっているところもあります。
今後は、本市におきましても利用者の御意見をお聞きしまして、検討してまいりたいと考えております。
以上です。
324
◯議長(南 良徳君) 澁谷議員。
325
◯6番(澁谷昌子君) ありがとうございました。高齢者対策についてもいろいろな点から質問させていただきましたが、今後も高齢者、特にひとり暮らしの方が安心して安全に生活できるよう、市として今後もさらなる充実した取り組みが実施されますことをお願いいたしまして、私の本日の一般質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
326
◯議長(南 良徳君) 以上で澁谷議員の質問を終結いたします。
これをもちまして一般質問を終結いたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
なお、次回本会議は来る12月10日午前10時から継続開議いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
本日はこれをもちまして散会といたします。お疲れさまでございました。
午後3時19分 散会
(了)
署 名 議 員
大阪府泉南市議会議長 南 良 徳
大阪府泉南市議会議員 梶 本 茂 躾
大阪府泉南市議会議員 河 部 優
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