泉南市研究サイト

言葉を空白で区切ると、そのどちらも含むものだけが出ます(例:給食 予算)。
1語だけでも探せます(例:防災)。

← 議会議事録一覧へ戻る

平成22年第4回定例会(第1号)

日付
2010年
分類
議会議事録
文書番号
290 泉南市議会の会議録システム上の番号
期・回
平成22年第4回
会議
定例会
原本
未登録(文字起こしのみ)

本文テキスト

開く(文字起こし・自動抽出。原本と違う場合は原本が正です)
# 平成22年第4回定例会(第1号) 本文 # DocumentID: 290 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時 開会 ◯議長(松本雪美君) おはようございます。ただいまから平成22年第4回泉南市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  なお、15番 角谷英男議員からは欠席の届け出がありましたので、報告いたします。  今定例会には、議案等の説明のため、市長以下関係職員の出席を求めております。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において16番 成田政彦議員、18番 北出寧啓議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から12月22日までの15日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 2 ◯議長(松本雪美君) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日から12月22日までの15日間と決定いたしました。  次に、開会に当たり市長からあいさつのため発言を求めておりますので、許可いたします。向井通彦市長。 3 ◯市長(向井通彦君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、平成22年第4回泉南市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、平素より本市の発展と市民生活の向上のために御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。  さて、今定例会には、人事案件を初めとする合計17件の議案について御審議をお願い申し上げております。何とぞよろしく御審議をいただき、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 4 ◯議長(松本雪美君) 次に、日程第3、一般質問を議題といたします。  この際申し上げます。今定例会における一般質問の各質問者の持ち時間については、その答弁も含め1人1時間といたします。  また、質問者におかれましては、最初の質問については、発言席または壇上から質問をお願いし、質問後は自席には戻らず、控え席にて理事者の答弁を聞き、再質問につきましては、すべて発言席から再質問を行うこととなりますので、よろしくお願いいたします。  これより順次一般質問を許可いたします。  まず初めに、7番 木下豊和議員の質問を許可いたします。 5 ◯7番(木下豊和君) おはようございます。議長に御指名いただきました拓進クラブの木下でございます。  1年ぶりの一般質問でございます。しかも、トップのくじを当てていただきました。大変光栄でございます。私どもの幹事長はトップを引いていただきまして、しんがりは河部議員でございます。みずからは真ん中であって、非常にバランス感覚のとれた我が拓進クラブを反映してるということで幹事長に感謝いたしております。  さて、今回さきの臨時会で松本議長、原副議長という女性の正副議長が誕生いたしました。現在では、四條畷と交野に続きまして3番目の正副議長女性であります。泉南市は、当然始まって以来でありますけども、この議長選挙におきまして、若干そのプロセスに公・共事業といいますか、公明党さんと共産党さんがしっかりスクラム組みまして、公・共事業を強行にやられたという結果ではないかと思ってます。  ともあれ、女性の議長でございます。副議長さんを含めて、女性特有の問題だけでなく、女性らしさを含めたきめ細かな議会のリードと、そして議会事務局の責任者としてのリード役も果たしていただきたい、このように思っております。ゆめゆめ女性だけによる、今はやりの女子会ですか、そういう運営にならないようにお願いしたいと思っております。  それでは今回、5点にわたりまして質問させていただきます。  まずは、幼稚園と幼保の一元化でございます。  くすのき幼稚園ですか、岡中にあるんではないかと聞かれてますけども、馬場だそうです。あおぞら幼稚園、もう1つ。風通しが悪いのにあおぞら幼稚園、何か嫌みの名前になっているようでございますが、来年の4月に向けまして、私、特にハード面についての質問をさせていただきます。  これまで土地について再三質問させていただきました。最終的に弗素が環境基準をオーバーして出されております。その対応についてどのようにされたのか。  それから、もう1つ、建物、特に改造しますあおぞらのほうは、先ほど申し上げましたように風通しが悪いということも聞いております。そういった面を含めまして、来年の4月に向けた対応がどのようにされているのか、進捗状況を含めてお聞きしたいと思います。 6 ◯議長(松本雪美君) ただいまの木下議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。市道教育部長。 7 ◯教育部長(市道登美雄君) おはようございます。  それでは、ただいま御質問いただきましたくすのき幼稚園──仮称でございますけども──におきます土壌汚染ということで、弗素がオーバーしていると。そのことについて、まずお答えをさしていただきます。  まず、弗素の件につきましては、議員の皆様方には大変な御心配をおかけいたしております。この問題でございますけれども、既に御報告のほうはさしていただいておりますけれども、建物の下から基準値を超える弗素ということで、基準が0.8だったと。それが1.1から1.3ということで、オーバーしておったということで検出されました。  それで、地下水汚染の有無を確認するため、その後、追加の調査を実施をいたしました。  その結果でございますけれども、地下水からは弗素のほうは検出されておらなかったということになってございます。  ただ、今回弗素のほうが検出されておりますので、その部分について、これが10メーター掛ける20メーター、その区画について、その範囲の土地、その部分について形質を変更すると。要するに工事関係でさわるということになりますと、その部分をどういう工事をするねんということで府のほうに届け出が必要となります。もちろん、土壌の処分ということにも関連いたしますけれども、今後子どもたちの安全・安心の観点から関係部署との連携を図りながら、適切に対応していくということで考えてございます。  それから、もう1点、あおぞら幼稚園の風通しが悪いということの関係でございますけども、あおぞら幼稚園につきましてはエアコンのほうを設置をいたしたいというふうに考えてございます。  それから、前回の議会でも御議論をいただきましたけれども、くすのき幼稚園のほうのエアコンの関係でございますけれども、これにつきましては、エアコンのほうを設置するという方向で予算の要求をやっておるということでございます。  以上でございます。 8 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 9 ◯7番(木下豊和君) ありがとうございました。  具体的なことをちょっとお聞きしますけども、地下水の調査をしたということですけども、これは汚染の調査の場合は、含有とそれから溶出試験、両方ありますけども、溶出がオーバーしたということの理解でよろしいでしょうか。含有のほうは大丈夫だったんでしょうかね。  それから、もう1つ、盛り土をしなきゃいけないわけです。土壌を外に持っていって、新しく盛り土をする。たしか50センチ以上必要だと思うんですけども、そういう対応はどのような形で現認されたのか。それをお聞かせいただきたいと思います。  そして、あおぞらのエアコンですけどね、最初からこれ入ってましたかね。何か話の途中で入ったようなことを聞いてますし、取ってつけたような形でエアコンが設置されるというような、そういうことも聞いたんですけども、私ども議会に説明された際には、そういったものは余り詳しく──最終的に入っていたと聞いたんですけども、それをなぜ新設する幼稚園に同じようにつけなかったのか。これらをあわしてお聞きしたいと思います。 10 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 11 ◯教育部長(市道登美雄君) まず、地下水の関係でございますけども、溶出のほうで出ておりました。  それから、あおぞら幼稚園のほうのエアコンでございますけども、これのほうは初めからということで、先ほど御質問の中ででも、風通しが悪いという御指摘ございましたけれども、そういうことで現場からの要望も非常に大きかったということで、あおぞらのほうは当初から予定をいたしておりました。  それと、盛り土ということでございますけど、弗素が検出された区画があるわけですけれども、そこは工事の中というんですか、最終的には進入路というんですか、建物の外で、手前側で幼稚園バスあるいは来園者の皆様方が車で通る場所ということで、盛り土じゃなしにアスファルトで覆うということになります。  ですから、その地盤を合わせるために今のところまださわっておらないということで、その地盤に合わせまして必要な分だけすき取るという形になります。その必要なだけすき取った分については、既定の処分業者の処分場のほうに搬出するという予定にいたしております。  以上でございます。  〔木下豊和君「含有は」と呼ぶ〕 12 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 13 ◯教育部長(市道登美雄君) 含有のほうはオーバーしておらなかったということでございます。 14 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 15 ◯7番(木下豊和君) いずれにしましてもきちっと、幼児が使う場所でありますから、今後ともしっかり対応していただきたいと思います。  次に、この土地そのものは、大阪府から無償でいただきました。そのかわりとして、りんくうタウンの沿道緑地ですか、これを緑化することを市のほうに求められておりますので、逆に言いますと、その工事費用がどのようにかかっているのか。  聞くところによりますと、大型宗教法人にそういったものを手伝いいただくというようなことも聞いてますし、逆に言うと、ああいう大規模な物すごい面積ですから、あの周辺の土地の価格からして買ったほうが安かったんではないかなということも懸念されるんですけども、その沿道緑地との関係で大阪府との契約の履行、これがどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 16 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 17 ◯市長(向井通彦君) 底地の問題とりんくうタウンの緑地の問題についてお答え申し上げます。  旧済生会病院泉南病院跡につきましては、関西国際空港の2期事業に伴う地域整備事業に関する要望事項として、大阪府に対しまして、本市の意向に基づいた利用を認められたいとの要望を行ってきたところでございます。  この要望に対しまして大阪府からは、跡地の利用計画については、貴市すなわち泉南市の意向を尊重して十分協議してまいりたいという回答をいただいておりました。  その後、泉南市としての利用計画の調査検討も行いましたけれども、検討を重ねた結果、旧済生会病院泉南病院跡地につきましては、市内9幼稚園を廃止し、新たに2園に再編整備するための新設幼稚園用地として活用するとの結論に至りまして、大阪府に対して改めて無償譲渡の要望を行ったところでございます。  大阪府におきましても、過去の経緯を踏まえ、真摯に検討をいただきまして、平成21年3月31日付で無償譲渡契約の締結を行うに至りました。  また、一方、御指摘の沿道緑地につきましては、平成7年に交わしたりんくうタウン公共施設等に関する基本覚書に基づき、大阪府が施設を整備後、泉南市に無償譲渡を行うとされておりましたが、大阪府による整備時期等が未確定であったことから、臨空都市としての交流と沿道の緑をはぐくむため、本市の事業として整備を行うべきものと判断して、現状、すなわち植栽等は未整備での本市への移管とともに、これまでの経緯を踏まえて、整備に当たっての大阪府の協力体制の確保の要望を行ったものです。  なお、無償譲渡契約につきましては、旧済生泉南病院跡地の契約と同日の平成21年3月31日付で契約締結を行いました。  現在、市内の団体の協力を得ながら整備を進めているところでございまして、本市の事業として早期に整備が可能となるということで、市民の憩いの場としての景観形成に十分寄与するものと考えておりまして、移管による利点というのは十分にあったものと認識をいたしております。 18 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 19 ◯7番(木下豊和君) 市は、損はしていないということですけども、具体に言いますと結構な面積ですので、あれを費用換算であると、相当な、労力を含めてなると思うんです。もちろん、大型宗教団体にやっていただいておりますけども、ざっと見たところで、あれを費用で賄いますと、金額は結構ですけども、とんとんなのかどうなのかというような判断はいかがでしょうかね。 20 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 21 ◯市長(向井通彦君) 詳細なところまで詰め切ってるということではございませんけれども、大まかに言えば、もし泉南市があそこの沿道緑地を市のお金で整備したと仮定すれば、こちらは用地を無償でいただいておりますので、その用地費ですね、それと換算すると、ほぼ同じ程度ではないかというふうに考えております。 22 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 23 ◯7番(木下豊和君) ということは、大型宗教法人のほうの実質的な泉南市に対する貸与ですか、そういったものをいただいているということで理解してよろしいでしょうかね。────はい。  次に、保育所の民営化も進んでおりますし、廃止されます8園ですか、まだ実質的には7園ですけども、その民営化の進捗とあわせて、既に指定管理とか民営化の方向性も出されておりますけども、現在樽井とそれから信達ですか、この指定管理と、民営化の経過が既に9カ月以上たっておりますけども、それ以降の考え方についてはどのように思っているのか。  それから、特に廃止をされますところにつきましては、売却という当初の計画もございましたし、地域とかその他の団体から、こういうふうに活用していただきたいという要望もありますけども、そういったものにつきましては、どのように考えられているのかをお聞きしたいと思います。 24 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 25 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 御質問の樽井、信達以降の考え方ということでございますが、全体といたしまして、まず幼保の一元化というものを含めて整備をする必要があるかというふうに考えてございます。  従前から、幼稚園で民営化をするのであれば、新園といいますか、くすのき幼稚園ということで候補として挙げてございました。一方で、健康福祉といたしましては、どこがいいのかということでいろいろと今まで検討を進めてまいりました。  昨年、策定いたしました幼保一元化基本方針素案に基づきまして、就学前保育教育あり方検討委員会におきまして、教育委員会とも協力しながら検討を進めてまいったところでございます。この過程で一元化が実施可能な施設として、これまで幼稚園新園でも児童減少が見込まれる平成26年度から可能だというふうにされておりました。  一方で、保育所で一元化を実施することを仮定した場合、その候補としてふさわしい施設として、このたび鳴滝第二保育所を挙げさしていただいたところでございます。これにつきましても、耐震補強でありますとか、あるいは施設整備等が必要とされるなど、やはり一定期間、平成26年度ぐらいがめどになるのかなというふうに考えてございます。  このように現在のところ、一元化としての候補といたしまして、この2カ所が想定されるという状況にあります。  一方で、公立保育所は4月現在、3つの保育所が残ることになります。そうなりますと、鳴滝第二保育所が一元化の候補施設ということになりますと、残る2つの浜保育所並びに鳴滝第一保育所、これについて、従前、平成17年でしたか、保育所の民営化等基本方針の中で、将来的にはすべての公立保育所について、一元化または民営化を検討するというふうにしてございましたので、それに基づいて計画を策定をしていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 26 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 27 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうからは、現在の廃園になる幼稚園の今後の活用ということで御答弁を申し上げます。  これの跡地問題については、以前から御答弁申し上げておるとおり、基本的には売却ということで変わってございません。  ただ、幼稚園が2園になるということで、現在の8園ですか、それらにつきましては、それぞれの地域あるいは団体のほうから要望や御提案のほうをいただいております。  これにつきまして、以前から御答弁の中で御要望・御提案につきましては尊重さしていただくということでお答えのほうをさしていただいているところでございますけれども、そのため、現在、将来それぞれの施設をどうするべきかということで、全庁的な関係部局によります検討会議の中で検討を行って、市民の皆さん方にとってどういう形が一番よいのかと、そういう判断をすべきというふうに考えておりますので、いましばらくお時間のほうをいただきたいというふうに考えております。 28 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 29 ◯7番(木下豊和君) 幼保一元化に突っ込んで御答弁いただきまして、また後ほどさしていただきたいと思います。  民営化の方向はよくわかりました。  それと、幼稚園の売却を含めた活用方向ですね。たくさんニーズがあるということで、ぜひともこれは市民の皆さんのニーズに合った形でやっていただきたいということと、逆に相反して、売却しないと当初の費用が工面できないということもありますので、相反することもありますけども、市民の財産ですからしっかりと対応していただきたいと思います。  先ほどちょっと見込んで答えていただきました幼保一元化であります。国のほうが今、急ピッチで進んでおります。2013年からこども園という、そういった形でスタートするようであります。  泉南市は2014年ですかね、26年になりますと。それを目途に今進めておりますけども、これは教育委員会と健康福祉部がそれぞれ、ばらばらではいけないと思いますね。ただいまもばらばらの答えをいただきました。ですから、一体となった対応をしないことには、これは縦割りの弊害がすぐ出ますので、その辺のことはどのようにこれから対応していくのか、お答えいただきたいと思います。  それと、ハードを含めたものと、ソフトのものでいろいろありますよね。もちろんこれは今、試行錯誤してますけど、ちょっと調べてみますと、職員さんの幼稚園と保育所の資格が違うわけですね。教諭免許と保育士免許ですか。  これは何年か前ですか、国のほうからもそれを見越して今両方を併用した資格が取れるようないろんな制度ができております。既に教育機関では、学生さんたちは当然どちらも取るということで、ほぼ8割、9割の方が新卒の方は両方の免許を持ってます。  それから、そのほかの全国的な傾向でも、7割近くが両方持ってるということになってますし、泉南市の実態として、幼稚園なり保育所のそれぞれの職員さんの免許の取得状況がどのようになってるのかをお聞きしたいと思います。 30 ◯議長(松本雪美君) 梶本教育長。 31 ◯教育長(梶本邦光君) 一元化のことにつきまして御答弁をさしていただきたいと思います。  まず、一元化につきましては、議員が今御指摘がございましたけれども、教育委員会と健康福祉部のほうで緊密な連携をとりながら、同一歩調でやらしていただいている。  全体的には、保育教育あり方検討委員会の議論の中で、一元化について全庁的な組織としてその中で総合的に検討をしているということでございまして、一元化につきましては教育委員会、それから健康福祉部、一体となって取り組んでいるということで御理解をいただきたいというふうに思っております。  その一元化の現在の進捗状況につきまして、御答弁をさせていただきます。  本市におきましては、多様な保護者ニーズにこたえ、保育の機会均等、安定した保育環境を提供するため、これまでの幼稚園と保育所の充実を図るとともに、新たな選択肢としての幼保一元化を推進したいと考えまして、昨年、幼保一元化基本方針素案を策定いたしました。これにつきましては、議会でも説明をさしていただいたところでございます。  これまで就学前保育教育あり方委員会におきまして、公立の2つの新園及び公立保育所──鳴滝第一・第二、浜の施設に保育所機能または幼稚園機能を付加した場合のシミュレーションを実施し、検討をしてまいりました。  公立の2つの新園での一元化の実施につきましては、開園当初、園児の収容人数に余裕がない状況にございます。また、公立保育所につきましては、収容人数に余裕があるものの、施設の整備は一定必要でございまして、その際、耐震補強も必要であるというふうに考えております。  これらの検討をもとに、保育所型、幼保連携型等、実施方法にもよりますけれども、保育所施設の整備、幼稚園施設に余裕の出る時期を考慮して、平成26年度実施ということで昨年の12月議会で御答弁をさしていただいたところでございます。  この間、本年の4月、政府の子ども・子育て新システム検討会議が開催されておりまして、6月にはその検討会議におきまして、子ども・子育て新システムの基本制度案要綱が出されまして、幼保をこども園として、所管、財源、保育内容などを一本化する基本的な考え方が示されたところでございます。  現在、平成23年に関連法案を国会に提出をし、平成25年度本格実施を目指すとなっておりますけども、私立の幼稚園、保育所からは制度改革への強い反対の動きもございまして、今後も国の動向に注視し、制度設計を図ってまいりたいというふうに考えておりますけども、本市におきましては、公立施設の幼保一元化の実施年度を平成26年度と定めておりまして、この目標に向かって健康福祉部と教育委員会が連携して推進してまいりたいというふうに考えております。  それから、先ほど幼稚園教諭に関して免許の取得状況についてという御質問もございましたので、お答えをさしていただきたいと思います。  幼稚園に勤務する職員の資格所有状況につきましては、現在の職員のうちで幼稚園教諭免許所有者が11.6%、7名、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方所有者が61.7%、37名、幼稚園教諭免許と小学校教員免許等の所有者が26.7%、16人というふうになっております。  以上でございます。 32 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 33 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 保育所側の両方の免許取得者ということでございますが、保育士資格のみの方が30.2%という状況でございまして、先ほど議員からも御指摘がありましたように、全国平均的に70%近くの者が両方の資格を取得しておるという状況でございます。  以上でございます。 34 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 35 ◯7番(木下豊和君) ありがとうございます。  資格状況につきましては幼稚園のほうが併用してる人が少ないんですよね。保育所の関係は全国平均にかなり近いんですが、これから幼保を進めるに当たりまして、必ず障害になりますので、市としてどのように教諭の資格、それから保育士の資格を対応していこうとしているのか、それについて再度聞かしていただきたい。  それから、国も動いています。市も1年おくれでスタートしようと今計画しております。既にこれは、新幼稚園も来年からスタートするわけでありますが、もう一度21年度予算のときに、あのままいったら9園2園化は非常に厳しかったはずでありますね。それを将来を見越して4園化になりそうなというか、幼保を含めた市の中学校区ぐらいに最低にというような、そういうことを含めた私どもの提案で成立したわけであります。  もちろん、その後の状況は変わっておりますけども、ぜひともそういうことは、国や府が今検討していることとか別にして、泉南市としてしっかりと就学前の教育、保育をやるという決意をこの場で示していただきたいと思いますし、さらに先ほど申し上げました全庁的なあり方検討委員会、これはもう少し具体的にどういった形でこれから進めていこうとしているのかを含めて、決意をお聞かせいただきたいと思います。 36 ◯議長(松本雪美君) 梶本教育長。 37 ◯教育長(梶本邦光君) 再度、一元化のことにつきまして、御質問をいただきましたので、私のほうから御答弁をさしていただきたいと思います。  先ほどからも答弁をさしていただいておりますように、この一元化につきましては、2園化を推進するときの1つの附帯条件といいますかね、一元化をするということで2園化が推進をされたというような経過がございますので、その経過は我々も十分承知をいたしておりますし、昨年の12月に議会でも御答弁をさしていただきましたように、教育委員会として多様な保育教育ニーズにこたえていくために、一元化を26年度を目途に実施をするということにつきましては、今もそういう強い気持ちは変わっておりませんので、そういったことで保育教育あり方検討委員会の中で進めさしていただきたいというふうに思っております。  今、議会に対しましては、先ほど答弁さしていただきましたような状況でございますけども、まだまだ実施に向けてはいろいろと課題がございますし、そういった課題が1つ1つ明確に具体化されてきた段階で、また折節、議会のほうにも御説明をさせていただきたいというふうに思います。  それから、一元化を我々は26年度を目途に進めさしていただくということでございますけれども、保育所型あるいは幼保連携型、幼稚園型、さまざまなパターンで今シミュレーションをさしていただいている段階でございますけれども、一番いいのはやっぱり、先ほど議員から御指摘あったと思うんですけれども、一元化ということが控えておりますので、保育士免許、それから幼稚園教諭免許、両方持っているほうが何かと都合がいいかなというふうに思っておりますので、そういった関係でこれから採用していく場合は、両方の免許を持っている方々を中心に採用を図っていきたいというふうには思っております。 38 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 39 ◯7番(木下豊和君) しっかりと、就学前の教育につきましては、これ教育委員会や健康福祉部のためではありませんので、園児や親御さんのためでありますから、よろしく対応をお願いしたいと思います。  次に、大網2点目の給食の関係であります。  9月議会で真砂議員が質問いたしました契約米の中身ですが、それ以降の実施状況につきまして私のほうからお聞きをしたいと思います。  2学期から始まりまして、既に3カ月が経過いたしております。その後の給食の状況につきまして、市としてどのように把握をしているのかをお聞きをしたいと思います。  それから、特にその中で従来からございました米食の関係ですか。これは以前の業者からの引き継ぎということも聞いております。それは契約期間も切れるようでありますけども、どう対応するのか。  そして、3つ目には配ぜん員の処遇であります。これは当初、前業者の場合には市の職員からの引き継ぎでありまして、しっかりとした覚書で完全履行されておりました。今回も、契約に当たりましては、その覚書を前提にした対応をするということを明言されております。その実態はどのようにチェックをされているのかをお聞きしたいと思います。 40 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 41 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、ただ今御質問いただきました給食の関連につきまして、御答弁のほうを申し上げます。  まず、業者が9月に実質的に変更になったわけでございますけども、その後の状況ということでございます。変更当初、9月2日、3日の献立ということで、その辺はちょっと、多少の工夫はいたしております。  あと、学校行事等の都合によりまして配送時間を早めてほしいという学校側の希望ですね、それらにつきましても、前業者と同様の対応ができているということで御報告のほうをさしていただきます。  それと、先ほど申しました献立の工夫ということでございますけれども、例えば9月の2日につきましては、副食3品あるわけですが、そのうちの1品を簡単なもの、ゼリー、あるいは3日については味つけのりということで、簡単というんですかね、手軽なものに変更をしたということでございます。  それから、米食の関係でございますけれども、これにつきましては今御披瀝あったとおり、22年度産米に切りかわります今月ですか。12月の1日に変わるわけですけども、これまでの業者でございます泉佐野給食事業協同組合と契約をいたしておるということでございます。  この選定に当たりましては、文部科学省の学校給食衛生管理基準、その中で調理後2時間以内に給食できるように努めることということが定められておるということがございますので、御飯を入れている食缶、それを開缶直後、あけた直後に65度C以上を保ってるということが条件ということになってございますが、もちろんそれを条件にいたしております。  それと、契約年数関係でございますけれども、米の価格、その作柄というんですか、そういうものも含めまして毎年変動するということがありますので、複数年契約することが困難やと。ですから単年度の契約をいたしておるということでございます。  それから、配ぜん員の処遇でございますけれども、これについては前業者との間で申し合わせ書というのを結んでおりました。今回、まことに私どもの不手際で申しわけなかったんですが、その存在に気づくのが遅いということもございまして、ただ、その内容について新しい業者のほうに履行のほうを求めておるということで、基本的にはその内容を引き継いでいただいておるという解釈をいたしております。  ただ、1点ですね、変わった部分というのがございます。それは勤務時間、基本的には5時間ということでやってございましたけれども、今回変わった後、実態を見まして、5時間じゃなしに間に休憩をとる時間があるのではないかということで、その休憩をその5時間の中に設けました。ということになりますと、その休憩分についての対価は支払われないということになってございます。  ただ、従業員さんと会社のほうの話し合いの中で、その辺についていろいろやりとりがございまして、会社のほうが、それでしたら実態のほうを見さしていただくと。実態を見て休憩をとる余裕がないということであれば、当然その時間は対価の支払いの対象にすると。  万が一、基本的に5時間ということを言っておるわけでございますけども、それが5時間で終わらへんねんと。例えば5時間半あるいは6時間かかるということであれば、その分の対価を支払うということで話はついたというんですか、両者合意したというふうに聞いております。  現在のところ、それ以外の部分でいろいろな問題というんですか、そういうのはないというふうに私のほうは考えております。  以上でございます。 42 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 43 ◯7番(木下豊和君) ただいまの答弁を聞いてまして、学校給食の実態についてこうだという把握は、どのように具体的に教育委員会は把握されたんですか。これは先生からですか、業者からですか。  それから、もう1つ、米の設備ですね。これ、2時間以上で温度ができないから従来の業者さんの設備を借りる。これ、おかしいんじゃないですか。契約には、ちゃんとそれが対応できるようにということが入札条件じゃなかったですか。これを含めて真砂議員は相当指摘したんじゃないですかね。  それから、もう1つ、最後気になったんですけども、処遇の問題。何か人ごとなんですよね。これ、主体的にもう少し教育委員会はかめないんですか、契約業者と。どうなんですか。時間も変更したり、年休についてはどうなってるんですか。  相手は労働組合あるんですかね、話し合いされたって。労働組合あるんですか。就業規則どうなってるんですか。ちょっと具体的にチェックした中身についてお聞かせください。 44 ◯議長(松本雪美君) 梶本教育長。 45 ◯教育長(梶本邦光君) 私のほうから、学校給食の内容についてどのように把握をしているのかということにつきまして、御答弁をさしていただきます。  我々、学校給食の内容については、毎月校長会、それから教頭会をやっておりますし、私も学校現場に学校訪問を11月さしていただいております。  そういった中で、必ず今回の給食業者がかわったことについてどうですかと。味つけの問題であるとか、量の問題であるとか、そういった細かい内容につきましても、直接学校長、教頭、先生方から私が確認をさしていただいておるということでございます。  先ほども答弁の中で申し上げたと思うんですけれども、味つけの問題であるとか、あるいは食材の購入等につきましては、これまで栄養教員がきちっとチェックをしながらやっておりますので、業者がかわったといたしましても、そういったメニューの中身についてはほとんど変更がないということでございます。 46 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 47 ◯教育部長(市道登美雄君) まず、米飯の関係からお答えをいたします。  これにつきましては、先ほど御質問の中で契約の中に──契約というんですか、仕様というんですか、その中に含んでるという御指摘でございましたけれども、これは我々のほうは給食調理業務ですね、そちらのほうを委託をいたしておるということで、それは入れておらないということでございます。  それと、もう1点、年休と労働組合ということでございますけれども、そちらのほうはちょっと確認できておりません。  以上でございます。 48 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 49 ◯7番(木下豊和君) ちょっとおかしいんじゃないですかね。米は給食と別ですか。米食も含めて給食じゃないんですか。それだけ例外ですか。そんな契約は聞いたことないですね。  それから、最後の答えは何ですかね。覚書の中身についてどれだけ教育委員会、泉南市として対応したんですか。これ、たくさんの方が働いてるでしょう。しかも、向こうからの一方的な情報リサーチだけじゃないですか。それで覚書がきちっと履行されてると言えるんですかね。もう一度しっかり答弁してくださいよ。 50 ◯議長(松本雪美君) 梶本教育長。 51 ◯教育長(梶本邦光君) 米飯のことにつきまして、御答弁をさしていただきたいと思います。  もちろん、学校給食ですから、給食の中身はパン食のときと米飯がございます。米飯は週3回ということで実施をしております。  ところが、米飯につきましては、これまでの給食問題についての質疑の中でもいろいろ経過があるということでお答えをさしていただきました。米飯につきましては、最初1回とか2回実施のときの業者が廃業になりまして、その後どうするかというような対応が迫られてきたわけでございまして、その後いろいろ大阪府のスポーツ振興財団のほうと協議をしながら、そこの承認を得ながら、米飯の内容については、泉南市は学校給食センターの中で米飯をする機能がございませんので、特別、米をセンターのほうから購入をして、炊飯のほうはまた別途業者に依頼をさしてということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 52 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 53 ◯教育部長(市道登美雄君) 覚書、申し合わせのことでございますけれども、我々先ほども御答弁させていただいたとおりでございます。  それと、そのことで初め配ぜんの方からそういう面も含めまして、御相談というんですか。それはございました。それについて業者のほうに、これはどうなっているんやということでいろいろやったということで、その辺についてきっちりと説明のほうをさしたと。結局、休暇の関係とか、そういうのがようわからへんということで、明文化はされてないというんですか、張り出してないというんですかね、その辺をきっちりと配ぜん員の方にお渡ししてないということがございまして、その辺の不満というんですか、どうなってるのということで私のほうに問い合わせのほうがございまして、業者のほうにその辺をきちっと張り出して説明をするようにということでやっております。  その後、私のほうには、現場というんですか、給食センターの管理事務のほうですね、そちらも含めまして、その不満というなり、あるいはこれはどうなってるのか、改善してほしいとかいう、そういう声のほうは上がってきておらないということでございます。 54 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 55 ◯7番(木下豊和君) 今の答弁、どちらも教育長も教育部長もそういう答弁じゃだめじゃないですか。だから、経過はわかりますよ。前業者さんわかりますから、前の業者さんの設備で米つくったんでしょう。それはいいじゃないですか。  けども、今度の業者さんは違うでしょう。12月までは仕方ないとしても、それから以降は自前でやらなきゃいけないじゃないですか。時間が間に合わない。だったら資格ないんじゃないですか。それを前、言ったじゃないですか。真砂さん指摘したでしょう。それを含めて対応できるというのが、入札条件だったでしょう。  だから、疑義があるってことであれだけ言ったじゃないですか。自信持って大丈夫だと。早速、大丈夫じゃないことが起きたじゃないですか。前の業者さん頼らなきゃいけないんでしょう。  それから教育長ね、間に立って要望を聞いたと言いますけどね──聞いてますか。じゃ、向こうの就業規則読みましたか。どうなってるんですか。それチェックしなきゃいけないんじゃないですか。もう一度答えてください。 56 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 57 ◯教育部長(市道登美雄君) まず、米飯の契約の関係でございますけれども、これは以前からも調理業務とは別個の、別建ての契約を行っておったと、ですから今回も別建ての契約ということにやってございます。  それと、就業規則ですか、向こうさんのあれを読んだかということですけれども、私ども、申し合わせの内容ですね、そのほうをクリアするというんですか、そういう形での指導というんですか、それを行っておったということで、特段向こうの就業規則というのは読んでございません。  ただ、労働基準法ですかね、それはクリアされてるというふうに、これも聞いてるだけでございますけれども、そういう認識を持ってございます。 58 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 59 ◯7番(木下豊和君) 甘いですね。やっぱり問題ですよ、これは。それから、就業規則読まないまでも、いっぱい出てきてるじゃないですか。今、声が上がってないのは、抑えつけられてるんじゃないですか。健康診断、自前でやってませんか。これは経営責任ですよ。食品衛生は、検便も毎月やりますよ。年休はどうなってるんですか、年休は。しっかりチェックしてくださいよ。  前の覚書の中にもちゃんとそれは入ってるじゃないですか。それすらのチェックも具体にできてないで、向こうと話をして、向こうの言い分だけで。これじゃ、所管元として失格じゃないですか。働いてる人をだれが守るんですか。教育委員会が守ってやらなきゃ、だれが守るんですか。もう一度しっかり答弁してください。 60 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 61 ◯教育部長(市道登美雄君) ただいまの御指摘をいただきました健康診断、年休あるいは検便の件ですね。一度調べまして、また御報告のほうをさしていただきます。 62 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 63 ◯7番(木下豊和君) いや、最初の質問のときに、ちゃんとやってますと言ったじゃないですか。これからやるんですか。答弁おかしいですよ。教育長、教育長、答弁してください。 64 ◯議長(松本雪美君) 梶本教育長。 65 ◯教育長(梶本邦光君) 配ぜん員の処遇の問題につきまして、再度質問いただきましたので、私のほうから答弁をさしていただきたいと思います。  確かに、この配ぜん員の処遇につきましては、覚書というようなこともあったということで私も報告を受けておるとおりでございますし、直接私のほうも配ぜん員さんのほうからさまざまな要望も聞かしていただきました。  業者がかわるということについて、かなりの配ぜん員の方々が、処遇がどうなっていくのかというようなことで、いろんな御心配を直接私のほうにぶつけられました。私は、できるだけ今までどおり皆さん方の要望のとおりにお仕事できますように、新しい業者とも検討をしていきますということで答えさしていただいておりますし、私としては、配ぜん員の処遇につきましては、これまでと同じようにやっていただいてるというふうに思うんですけども、先ほど部長が答弁をさしていただきましたように、再度、処遇の問題、健康チェックの問題等々につきまして、確認をさしていただいて御報告をさしていただきたいと思います。 66 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 67 ◯教育部長(市道登美雄君) すいません。先ほど御答弁さしていただきました健康診断、年休、検便の件でございますけれども、まず検便の件は、必要な回数を実施いたしておると。  それから、年休でございますけれども、これも私が聞いている範囲内では、前業者というんですか、労働基準法ですか、それにのっとった形でやっておるということは聞いております。  ただ、健康診断の費用負担というところについては確認ができておりませんので、この部分につきましては、確認をいたしまして報告のほうをさしていただきます。 68 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 69 ◯7番(木下豊和君) もう時間がありませんからあれですけども、本当にしっかりさしてくださいよ。だれのためなんですかね。配ぜん員の身になってくださいよ。そうしないと、完全な給食できませんよ、いいものはね。よろしくお願いしておきます。  次、3点目、照明灯LED、発光ダイオードですけども、もう時間がありませんので1点だけ。  これ、設備かかります。ランニングコストを含めるともうかるんですけども、大阪府のグリーンニューディール基金ですか、こういったものがございます。近隣では熊取とか阪南も使っておりますので、そういったものを使っていくと、非常に費用的にも助かりますけども、それについて1点だけお答えいただきたい。 70 ◯議長(松本雪美君) 竹中総務部長。 71 ◯総務部長(竹中勇人君) 現在、本庁の照明は、40ワット級3灯型を反射板を取りつけて2連といたしまして使用いたしているところでございます。  別館については調光機能をつけたものを採用いたしておりまして、御指摘のように、LEDにかえますと、確かに電気使用料は下がってくるわけでございます。  ただ、LEDの初期投資が非常に高いものですから、その辺も含めて考慮いたしまして、また最近では、LEDのほかに高効率照明というインバーターや安定器を非常に効率の高いものに交換したもの、これで省エネ化はかなり図られると。しかも、LEDに比べて初期投資が比較的安価であるというようなこともございますので、御指摘のニューディールとあわせまして、今後の省エネ器具の比較検討を行っていきたいというふうに考えてございます。 72 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 73 ◯7番(木下豊和君) よろしくお願いいたします。  次に、これも以前質問いたしました岡中の大楠の周辺の整備であります。  トイレがありませんので、近隣の方、大変迷惑しております。ぜひ、わずかなお金でできますので、何か今年度の補正でも結構です。来年度でも結構です。教育委員会としての決意、所管はどこでもいいんですけども、どちらかお答えいただきたいと思います。 74 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 75 ◯教育部長(市道登美雄君) 御質問にございました岡中の大楠のところの件でございますけれども、確かにおっしゃるとおり、あそこにはトイレというんですか、またトイレのかわりというんですか、コンビニ等、そういうのがございませんで、御近所の皆様方に御迷惑をおかけするということに現在のところなっておるということでございますので、そのトイレの問題につきましては、関係部局と調整いたしまして施設の整備、改善に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、ひとつ御理解のほうをよろしくお願いいたします。 76 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 77 ◯7番(木下豊和君) ですから、今聞いたでしょう。具体的に、補正でやるか来年の予算でやるかぐらいを含めた決意をお聞かせいただきたいと言っているんです。 78 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 79 ◯教育部長(市道登美雄君) 来年度できるような形をということで、積極的に予算化に努めてまいりたいというふうに考えております。 80 ◯議長(松本雪美君) 木下議員。 81 ◯7番(木下豊和君) ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、あいぴあのヘルストロンであります。  これはもう20年以上たつんですね。びっくりしました。あいぴあができたときにつくったのかと思ったら、保健センターにあったやつを移設したということで、相当これは動かないのはわかりました。一昨日も行きましたら、皆さん使っておりまして、ぜひこれは残してくれ、修理してくれという要望がございました。  何か市長選挙のときは、これで終わりと言ったのに選挙があるからこうだと。これはうわさですけども、利用者が言っておりました。ぜひこれは継続して使用できるように、どなたかお答えいただきたいと思うんですが。 82 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 83 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 議員御指摘のように、設置後20年以上が経過し、老朽化が進んでおる状況でございます。  ただ、現有のヘルストロンの使用につきましては、指定管理者のほうで適切に維持管理をするということもございますし、メンテナンスも実施しておると。  今後も、指定管理者と方針等については調整を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 84 ◯議長(松本雪美君) 以上で木下議員の質問を終結いたします。  次に、9番 大森和夫議員の質問を許可いたします。大森和夫議員。 85 ◯9番(大森和夫君) 戦前の日本が当時イギリス領だったマレー半島とアメリカのハワイを攻撃し、アメリカ、イギリスを相手に戦争を始めたのが1941年12月8日、ちょうど69年前になります。  日中戦争に続いて、アジア・太平洋戦争が始まりました。それから3年半たって、日本は戦争に敗れ、政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを憲法でうたいました。戦後65年、日本国民は幾たびも戦争への動きを食いとめてまいりました。世界と日本の平和を築くことこそ、アジア・太平洋戦争で大きな被害をもたらした日本の責任であり、国民の決意であります。  中国侵略からアジア・太平洋戦争へ15年にわたった戦争は、重大な被害を日本国民に与え、日本が侵略した朝鮮半島や中国からの強制連行や、いわゆる従軍慰安婦の問題、このような補償も未解決のままです。日本では310万人以上、アジア諸国民は少なくとも2,000万人が犠牲になったと言われています。  しかしその被害の大きさは、決してこうした数字だけで言い尽くせません。親や兄弟を奪われ、家や財産を焼かれた人たち、戦後半世紀以上たっても、戦争に動員され、命は助かっても、長期間抑留された人たちや、無差別で行われた大空襲の被害や補償を求め、広島、長崎の原爆の被害者は深刻な後遺症に苦しんでいます。被害も加害も戦争体験から逃れることはできません。  国際的にも、国と国との紛争を戦争ではなく、政治的、外交的に解決する平和の国際秩序が前進しています。平和の地域共同ネットワークも世界に広がっています。こうした平和の流れを広げ、日本だけではなく、アジアと世界の平和を実現していくことこそ、日本が二度と戦わない決意を世界の現実にしていく道だと思います。こういう立場で日本共産党は頑張ってまいります。  まず最初に、アスベスト被害の問題について質問いたします。  松本議長も実のお父さんが若いころ石綿工場で機械を直す仕事をされておられ、悪性中皮腫、がんにかかって亡くなられました。  この悪性中皮腫は、アスベスト関連の病気の中で最も恐ろしい病気です。悪性中皮腫は、アスベスト以外に原因が考えられないものであります。耐えられない痛みに苦しみ、二、三カ月でミイラのようにやせて亡くなってまいります。直接アスベスト工場で働かなくても、松本議長のお父さんのように、工場に出入りするだけで被害に遭うことも少なくない、そういう例であります。  ほかの泉南市議の身内の方も、悪性中皮腫で身内の方を亡くしておられます。亡くなられた方は、通勤のとき泉南市内の石綿工場の前を通っていただけであります。働いたり工場に出入りしなくても、アスベストに暴露いたしました。  環境暴露と言われるもので、国はアスベストとの因果関係を一部しか認めておりませんが、多くの被害者がいることが明らかになっています。特に、民家に隣接して中小・零細の石綿工場があった泉南市では、隠された被害の典型だと考えられています。  6月議会では、北出議員が子どものころ、青石綿の工場の上で遊んでいたということを話されました。さきの9月議会では、山野市民生活部長も、私も小学生のころ石綿工場で隠れんぼうをしていたと話されています。  山野部長が小学生のころ、石綿工場が泉南市の中でどのような形で存在していたのか、石綿の上で遊んだり、隠れんぼうをするくらい身近なものであったのか、当時の様子をお話ししていただけますか。 86 ◯議長(松本雪美君) 山野市民生活部長。 87 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) いきなりの御指名ですので、びっくりしたわけでございますけども、私、子どものころにつきましては、当然市内各所に石綿工場があったわけでございます。  また、そういうことでございますので、歴史的にはかなり古いということでございます。そして、アスベスト関連工場が広範囲にわたって多く点在していたということも事実でございます。  議員におかれましては、そのことについて国・府に訴えることはもちろんのこと、市としてどうしていくのかという御質問になっていくと思いますけども、その事実があったというのは認識しているところでございます。  以上です。 88 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 89 ◯9番(大森和夫君) 泉南の石綿は100年の歴史を持っていますので、今戦争の話をしましたけども、戦前からあったと。  それで、今、山野さんがおっしゃったように、市内各所にあって子どもたちの遊び場にもなっていたということなんですけども、当時の小学生のころの山野さんは、多分かわいい子どもだったというふうに思うんですけど、その子どもに対して、周りの大人は、石綿工場で遊ぶと危ないですよとか、石綿工場で石綿を吸うと行く行くは悪いことありますよとか、そんなことの注意とかされるようなことはなかったんでしょうかね。本当にごく自然な遊び場として、石綿工場で遊んでおられたんでしょうかね。その辺はどうでしょうか。 90 ◯議長(松本雪美君) 山野市民生活部長。 91 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 当時はかわいかったんですが、今は全くかわいくないんですけど。  その当時、危険という認識は、多分市内の方についても全くなかったというふうに理解しておりますし、私どももそこで遊んで、行ったらあかんと言われたこともないですし、そういうことやと思います。 92 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 93 ◯9番(大森和夫君) 当時の山野さんがかわいかったかどうかは別にしまして、ひょっとして当時小学生のころの山野さんはやんちゃで、親が、大人が石綿工場で遊んだらあかんよと、あそこは危ないから遊んだらあかんよと言うてるのに、やんちゃな山野さんは遊びに行ったかな、そういう可能性があったんかなと思ってお聞きしたんですけれども、今おっしゃったように、当時としてはアスベストが危ないというようなことは、全く大人の方は言うてなかったと。  私も新家の地域で聞きますと、三好石綿については、軍需工場であそこから飛行機なんかをつくったりしてましたので、日本のお国のためにあった工場なので、三好の石綿工場のことをあんまり悪く言うてほしくないというようなことを言われる高齢者の方もいらっしゃいました。  また、53歳から54歳ぐらいの方なんですけども、泉南生まれの市の職員の方に聞きましたら、この方もやっぱり山野さんと同じように石綿工場で働いていたそうです。その方は、親戚の方が石綿工場を経営されていたと。その方のお父さんもいっとき石綿工場で働いていたということなんですよね。  そういう環境であれば、なおのこと石綿が悪いという考えは及ばなかったと。これが一般的な市民の石綿に対する考え方ではなかったかというふうに思うんです。山野部長も今そういうふうにお答えになったというふうに思います。  そういうことで、市民の中に石綿のことを悪く言わないでほしいとか、石綿のことを余り多く取り上げてほしくないとか、隠しておこうという気持ちが起こってくるのは当然だというふうに思うんですけども、さきの9月議会で山野部長は、私の質問に対して、今取り上げた掘り起こしや救済のことについて、泉南市民全員を対象にすべきだというふうに基本的に考えると。これは当時、身近に石綿工場があって、多くの方が働いていたり遊んでいたりしていたということを踏まえての答弁だというふうに思います。  しかし、実際は国や府の姿勢は、隠された石綿被害者に対して、市民を対象にするような救済の制度などは全くしてくれてないというような状況だというふうに思います。  そこでお聞きしたいんですけども、国や府のこのアスベスト問題での医療体制の不備や救済の不十分さ、掘り起こしの不十分さ、このことについて市はどのように認識しておられるのか。そして、その上に立って国や府のアスベスト対策の不備や不十分さを市としてどのように補うのか。それから、泉南市と阪南市や泉佐野市などが広域で連携した上で、国や府に要望活動ができないのか。  さらには、クボタのアスベスト被害が多かった尼崎市、それから日本アスベストという会社がある奈良の斑鳩町、こういうところも被害がたくさん出てますし、大阪府内でしたら河内長野市、こういうとこでも被害が出てるんですけども、こういう地域との連携も考えられないのか、連携して国や府への要望活動ができないのか、その点についてお答えください。 94 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 95 ◯市長(向井通彦君) 私のほうから広域連携についてお答えを申し上げます。  いわゆる泉州地域では、泉南市と特に阪南市が非常に多いということは、十分承知をいたしております。以前は、我々と阪南市さんとは、余り連携協調というのはなかったわけでございますけども、最近になりまして、阪南市のほうも我々と同様に、国に対しても要望もするというところまでやってまいりました。  そして、特にことし11月1日に、当時の議長、副議長、それから私と健康福祉部長、議会事務局長、5人で国に要望に行ったときにも、その少し前に阪南市も行かれておりまして、その役割分担といたしまして、国に対しては、窓口は厚生労働省と環境省があるわけでございますけども、阪南市のほうは厚生労働省のほうに要望されたと。私どもは環境省のほうに要望さしていただいた。それとは別途に、民主党のほうにも当然両市とも行ってるわけでございまして、その前段として、午前中に大阪府の国会議員、衆参合わせて与野党問わず、それから近畿比例ブロック代表の国会議員の方々にも、各議員事務所を訪ねまして要望活動もさしていただいております。  このようにして、最近は特に泉南のほうは私どもと阪南市、白石綿グループといいますか、そういうところについては連携をとってやっていってるわけでございまして、今後とも1市よりもやはり多くのまちが一緒になるということが、国に対してもそれなりの効果があるというふうに思いますので、今後とも連携を強めてまいりたいと考えております。  また、その他の地域ということでございますけども、大阪府内では河内長野等についてございますけれども、そちらとは現在は余り連携というものはとっておりません。  ただ、両市ともいろんな活動をしておりますので、その辺の情報交換的なことはやっているわけではございますけども、御指摘ありましたように、今後は横の連携といいますか、そういうことも非常に重要かというふうに思っておりますので、御指摘いただいたことも参考にしながら、今後情報の収集あるいは連携ということも考えてまいりたいと思っております。 96 ◯議長(松本雪美君) 山野市民生活環境部長。 97 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 11月24日に厚生労働省は、アスベストが原因の肺がんや中皮腫で平成21年度に労働災害認定を受けたり、新法の認定対象になった人が所属していた999の事業所を公表いたしました。泉南市においても4事業所が公表されております。  先ほど申しましたように、泉南市においてもアスベストについては歴史的に大変古く、議員おっしゃったように、私も泉南市民全体が対象者であるという認識は変わっておりませんが、現段階においては、なるべく早く健康診断を受けて、自己の健康管理をする以外に打つ手はないんじゃないかというような考え方もございます。  どちらにしろ、被害をより早く、より最小限に抑える必要があります。健康に不安がある人は、リスク調査への参加や、健康診断の受診を広報等を媒介として勧めてまいりたいと考えております。  国の不作為につきましては、現在控訴審で係争中でもあり、一刻も早い解決を望むところでございますが、そのために市は何ができるかということでございますけども、1つには平成18年から毎年行っている中央要望などを通じ、市の被害の実態や歴史的な背景を粘り強く国、大阪府に訴えていくとともに、健康に不安のある人には健康診断の受診などを呼びかけていく必要があると考えております。  また、環境面におきましては、平成17年から毎年市が独自で実施しております大気中のアスベスト濃度の測定を今後も継続して行っていくつもりでございます。国・府が実施している調査等についても補完していく必要があるというふうに考えております。  以上です。 98 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 99 ◯9番(大森和夫君) アスベストの問題は、今東京でも国の責任を問う裁判が行われて、次、京都でも予定されてます。当然、尼崎でも起こってますし、被害者同士の連携とか弁護団、それから医療関係者同士の結びつきというのは非常に強いものがあって、交流も行っておりますので、行政の側も市長を先頭にぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  それと、こういう動きを見てもわかりますように、泉南市でも鳴滝第二小学校でアスベストが見つかったように、この問題は決して過去の問題ではありませんので、現在の問題ということも踏まえて取り組んでいただきたいというふうに思います。  それと、市長にはアスベスト国賠訴訟──控訴されましたけども、その早期解決、とりわけ和解に力をかしていただきたいというのが被害者の願いであります。原告らは、公正な判決を求める署名というのに取り組みまして、これは36万筆の署名を集めました。  現在は、控訴に対して和解を求める署名、早期解決を求める1万筆の団体署名という形で──36万筆は個人署名ですけども、今団体署名というのに取り組んでます。この団体署名は、泉南、阪南市議会のすべての会派も署名していただいて取り組んでいます。共産党議員団も微力ながら協力して取り組んでまいります。泉南市でも、真砂議員などは身近な団体にも呼びかけて署名を集めていただいているとお聞きしています。  さらに、被害者は原告を先頭に被害の実態を1人でも多くの市民の方、国民に知ってほしいと、健康被害を抑えて訴えに回っています。市長はもちろん、議員の皆さんにも控訴審の原告一人一人の実態を知っていただきたいというふうに私も思います。  そのため、11月17日に控訴審が行われまして、そこで弁護団が意見陳述を述べて被害の実態を明らかにしました。きょうは、その部分をちょっと読み上げさしていただきたいというふうに思います。谷 真介という若い弁護士が意見陳述した部分であります。  1審原告ら被害者の石綿による深刻な被害について述べます。  本件裁判の出発点として、裁判官にまず見ていただきたいのは、今裁判官の目の前にいる、あるいは病苦で法廷には来れなかった、あるいは無念にも既に亡くなっていった被害者一人一人の被害です。つまり、石綿が被害者一人一人から奪ったものは一体何なのかということであります。  石綿が被害者から奪った一番大きなもの、それは言うまでもなく健康な体と命です。被害の中心、根本は、深刻な健康被害です。  石綿が原因で発症する病気には、大きく分けて2種類あります。石綿肺や、びまん性胸膜肥厚という呼吸機能を徐々に奪う病気、そして肺がんや悪性中皮腫という命を突然奪う悪性腫瘍(がん)であります。  原告らの多くが発症している石綿肺は、吸い込んだ石綿の微細な繊維が肺に突き刺さり、肺をかたくして動かなくし、酸素を全身に送り出せなくなる病気です。息切れや呼吸困難が徐々にひどくなり、せきやたんがとまらなくなります。  呼吸機能というのは、人間の最も基本的な活動です。人は当たり前のように呼吸をしています。ふだんその重要性について考えることは余りありません。しかし、この「呼吸」が思うようにできなくなったつらさを想像してみてください。24時間、常に息が上がった状態になることを想像してみてください。石綿が被害者から奪ったのは、それまで当たり前のようにしていた、この「呼吸」です。  そして、この石綿の病気の怖さは、石綿から離れても発症するということです。石綿の仕事をやめて何十年とたち、老後を楽しんでいた原告もいます。体調に異変を感じ病院に行ったら、いきなり石綿肺になったと告げられるのです。  被害者に与えるさらなる衝撃は、この石綿肺という病気は、症状は悪くなるだけで、絶対に治らない、治す薬はないということです。最後は自力では息ができなくなり、常に酸素吸入器をつけざるを得なくなります。  先ほど意見陳述をした西村さん、この方は泉南市の大苗代に在住の方ですが、西村さんはそういう最後の状態です。次回は、本当に裁判所に生きて来られないかもしれないのです。御本人の目の前で言う残酷さを理解していただきたいのです。  そして、石綿肺は最後に命を奪います。死に至る病気なのです。苦しんで苦しんで苦しみ抜いて、最後に命までも奪う病気なのです。石綿肺で亡くなられた木下さん、この人は三好石綿に勤めておられた方ですけども、のどを開いて人工呼吸器をつけ、最後は言葉さえ奪われました。家族には筆談で「苦しい」と伝えました。苦しみの余り、入院中、自分につながれた人工呼吸器を引き抜きました。腕をベッドに縛られているのに、看護の目を盗んで何度も何度も引き抜きました。みずから終わりにしたい、それほどの苦しみなのです。  一方で、肺がんや悪性中皮腫は、突然命を奪います。岸さん、この方も三好石綿でお勤めになっていた方ですけども、肺がんのため、激しい痛みによって、「痛い、痛い、体じゅうあちこち痛い、もうどこが痛いかわからん」と悲鳴を上げて訴え、痛みのため、眠ることもできずのたうち回って、あっという間に亡くなっていきました。診断されてから1カ月後、63歳でした。岸さんは、みずからががんであること、その原因が石綿であることすら知らずに亡くなりました。  そして、石綿肺患者には高確率でがんが合併します。数字でも5人に1人の合併率です。石綿肺があるため手術ができない場合が多く、石綿肺患者にとってがんの発見は、即、死を意味します。石綿肺患者は、検査のたびに死の宣告を意味する「がん」と告げられないか、毎回毎回検査の結果を聞くとき、命が縮みそうな思いをします。その恐怖が生涯続きます。  そして、石綿が被害者から奪ったものは健康だけにとどまりません。健康被害を核として、そこから連鎖して被害者の人生すべてを奪います。24時間息が上がった状態、あるいは四六時中せき込んでしまう状態を想像してください。その状態で生きがいだった仕事が続けられるでしょうか。炊事や洗濯ができるでしょうか。買い物に行けるでしょうか。趣味のカラオケができるでしょうか。老後の楽しみだった旅行に行けるでしょうか。だんだんと仕事も家事もできなくなり、果ては歩くことすら、最後には会話すらできなくなります。  日常の生活を制限され、趣味や生きがいも奪われ、社会から孤立し、そして最後には酸素チューブにつながれ、ただただベッドで天井だけを見て、死を待つことになるのです。  当然、家族の世話を受けることになります。家族もまた、毎日の介護に疲れ果てます。1審原告の南さんは、石綿肺を患ったお父さんに、毎日毎日おむつをかえ、抱き起こし、おふろに入れ、食事をさせ、13年間介護を続けてきました。これがいつまで続くのだろうと思い詰めて、父親に「はよ死に!」と言ってしまいました。父親は涙をためて、「もう少しの命だから勘弁してくれ」と娘に訴えました。  13年間を娘の介護の手に頼り、そして娘とこうしたやりとりをしなければならない。父親が奪われたものは、健康だけではありません。石綿が奪ったものは、生涯一農民として頑固に生きた父親としての誇りであると思います。そしてまた、このやりとりは、お父さんが亡くなって何年たっても、今でも娘を責め続けています。  最後に述べたいのは、今なお被害が拡大し、進行しているということです。提訴から1審の判決まで4年が経過しました。その判決からも既に現在まで半年近くたっています。1審原告らの病状はさらに悪化しており、一刻の猶予もありません。  石綿肺を患ってきた前川さん──この方は栄屋石綿に勤めておられた方でありますが、一審判決後、ついに肺がんの宣告を受けました。近畿中央病院に入院して、法廷に来ることができません。  前川さんは、定年前に管理区分2と診断され、仕事をやめれば悪化しないと思っていました。しかし、20年たって気管支炎を合併して労災認定を受け、その翌年には管理区分が3に上がりました。そして、今では肺がんです。石綿肺に合併しているため、手術ができません。放射線治療もできません。一番体に負担の少ない抗がん剤治療しか受けられません。今、命の最後に直面しています。  そのような前川さんが一番悩んでいるのは、入院先の病院での、夜中のせき込みです。周りの入院患者に気兼ねをしてしまうのです。自分の死が迫っているというのに、自由にせきすらできないんです。  1審の裁判中に亡くなった岡本さん──阪南市在住の方であります。佐藤さん──牧野在住の方であります。これらの方も、同じように石綿肺と肺がんを合併して亡くなりました。  石綿肺患者の5人に1人がこうなるのです。前川さんは、裁判所への手紙の中で、こう述べています。「日ごとに体が弱っていく。この先幾ばくもないと思います。せめて、アスベストの問題の解決を見てあの世へ旅立ちたいと思います」。これが今の前川さんの思いです。  裁判官には、石綿が原告らから健康や命を奪ったこと、今でも苦しめ続けていることを見てください。命があるうちの解決を望んでいるというのは、スローガンではありません。紛れもなく、原告らの真摯な想いです。その真摯な思いを正面から受けとめてください。  こういう気持ちをぜひ市長にも受けとめていただいて、今言いましたように国賠訴訟ですよね。国が不当にも控訴しましたけども、一日も早い和解、早期解決に向けて力をかしていただきたいというふうに思うんですけども、市長の気持ちをお答えください。 100 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 101 ◯市長(向井通彦君) 国賠訴訟につきましては、本年5月19日に大阪地方裁判所で示されました泉南石綿訴訟判決において、国の不作為が認められ、今後の国の環境行政、健康福祉行政のあり方に一石を投じる画期的なものであったと思います。  この重い判決を真摯に受けとめて、アスベスト被害の早期解決に向けて、私と当時の議長の連名で当時の厚生労働大臣、長妻さんでしたけれども、それから環境大臣、小沢さんに対して、控訴断念を申し入れたにもかかわりませず、最終的に国が当判決を不服としたために、現在、控訴審が係争中であります。  被害者は既に高齢となっておられ、また焦燥感に駆られるとともに、現在は健常であったとしても、将来発病し、さらに被害が拡大するかもしれぬ不安が人々の心を覆っていることは、市民の健康な生活を預かる者として、十分認識をしているところでございます。  先ほども申し上げましたように、11月1日に当時の議長、今回変わられましたので前の議長さん、それから副議長さん、それから私、健康福祉部長、それから議会事務局長で、環境省、それから民主党の陳情要請対応本部副本部長にお会いをして訴えてまいりました。  そのときにも、地裁判決を受け入れて、そして解決をしてほしいと。それは、やはり被害者の方々が非常に高齢になっておられるということで、本当に時間との闘いなんですということを強く訴えたところでございます。  環境省の樋高環境大臣政務官にも同様のお話もさしていただきました。また、先ほど言いました民主党の陳情要請対応本部の副本部長の稲見さんにも、そのことを強く申し上げたところでございます。  したがって、そのときにも、裁判で決着するとなれば、勝訴・敗訴、勝った・負けたの話になるんで、そうではなくて速やかな解決をということであれば、和解ということがあるでしょうということを申し上げました。できれば和解でもって、早期に解決をされたいということも申し上げております。  先ほど披瀝された11月17日に開かれました控訴審の第1回口頭弁論で原告の皆さんは、その意見陳述、先ほど言われましたけども、和解勧告を裁判所に求められたわけでございます。1審の記録や証拠の検討が十分なされていないということで、和解勧告は持ち越しになったというふうに聞いております。  しかしながら、アスベスト被害の特徴から速やかな解決を願っており、裁判長は審理を可及的速やかに行い、和解案を提示することもある旨述べられたとも伺っております。したがって、その裁判の中での和解勧告ということも決して退けられたものではないと、継続しているというふうに認識いたしております。  その後、民主党の陳情要請対応本部の稲見副本部長と他の会合でお会いしたときにも、その後ちゃんと対応してくれますかというふうに聞いたところ、このアスベストの問題は、民主党としても一番に解決しなければいけない課題であるというふうにとらえておって、各関係省庁に最重要課題ということを明記して回しております、という回答をいただいておりますので、我々としても引き続き、この被害者の方々の早期救済に向けて私も含めて全力で取り組んでまいりたいと考えております。 102 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 103 ◯9番(大森和夫君) 市長を初め、歴代の議長が議員の先頭に立って頑張っていただきました。松本議長もお父さんをアスベストで亡くされたということで、ぜひまた東京に行って頑張って訴えていただきたいというふうに思います。  それでは、新家の駅の問題、バリアフリーについて質問いたします。  バリアフリー法に基づく基本方針では、1日当たり平均利用者が5,000人を超える鉄道駅については、エレベーターなどを設置するということの中身ですけども、本市におきましては、和泉砂川駅、樽井駅、新家駅の3駅がその対象となっていると思うんですけども、JR阪和線の和歌山管内でバリアフリー法の対象になる駅、5,000人以上の利用客のあるところで、バリアフリーのそういう施設ができていないところはどこがあるでしょうか、お答えください。 104 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 105 ◯都市整備部長(土井 聡君) 和歌山管内というのは、阪和線では長滝の駅までが和歌山管内になっております。その中で和泉砂川駅、新家駅、この2駅がバリアフリー化がまだされていない。  ただ、和泉砂川駅については、現在工事中でございまして、今月の12月23日にはエレベーター並びにトイレの供用開始ができるということになっております。  以上でございます。 106 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 107 ◯9番(大森和夫君) 砂川の駅が今月23日にできると。やっとできるというふうな感じがします。地元の議員なども頑張ってくれました。地元からも請願が出されて、請願に反対した議員が1人いましたけども、それ以外の議員の全員の協力でこの請願も可決することができました。  そんな中で、昨年度の国の補正予算の経済危機対策臨時交付金も充ててやっと建設にこぎつけたというふうなことが、和泉砂川駅がバリアフリー化できたいきさつだというふうに思います。この交付金がなければ、建設できたのかなという気はいたします。  こういう経過を見ますと、市は本当にバリアフリーを充実して弱者を守ろうという観点が欠けているんじゃないかというふうに思うんですよね。和歌山管内で見ましても、新家駅と砂川駅だけができていなかったわけでしょう。その点についてはどうお考えになりますか、簡潔にお答えください。 108 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 109 ◯都市整備部長(土井 聡君) 当然、バリアフリー法ができて、5,000人以上の駅については、そういった整備をやるようにという目標がございました。確かにできなかったというのは事実でございますけども、当然市の財政状況とか、そういったさまざまな観点から結果としてそうなったということでございます。  JRの和泉砂川駅につきましては、そういった制度を活用して実施を行ったということでございます。  以上です。 110 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 111 ◯9番(大森和夫君) お聞きすると、何でも財政状況が悪かったというふうに思うんですけども、ここに予算を充てればいいわけでしょう。泉南市の市民の税金をここに弱者のためにというか、新家駅とか砂川駅のために使うという姿勢があれば、この問題は解決することだと、そういう単純なことだというふうに思うんですよね。  そういう中で、地元からの強い要望があるというのは、もう御存じだと思いますね。さきの9月議会では、新家駅の海側に改札口ができると、そういう答弁もありましたけども、現在の進捗状況はどうなっていますか、お答えください。 112 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 113 ◯都市整備部長(土井 聡君) 海側の改札口の件でございます。  前回、前々回の本議会でも答弁いたしましたように、JRのほうからまず申し出がございました。そのときの申し出の内容としましては、北側の踏切を閉鎖することをセットにして海側に改札口を設けたいと、こういう申し出がございましたので、我々としては、地元の自治会等々と協議を行ったわけなんですけども、新家北踏切の閉鎖というのは、やっぱり地元としては困難だということでございましたので、その旨JRに伝えて協議をしたところ、そういった踏切の閉鎖にこだわることなく、JRとしては海側に改札口を設置して、バリアフリー化を実施したいという方向性ですね、そういったものを相手方からは聞いております。  現在の進行状況でございますけども、JRとしましては、平成23年度にはバリアフリー法に基づく基本方針が改定されるといううわさ──うわさといいますか、ほぼそういうふうに確実視されているということでございますから、その新しい制度を活用して、さまざまな課題がJRの中にはあるらしいんですが、そういう課題を克服して実施していくふうに検討しているということでございますので、我々としましては、JRに対して強く実施に向けて働きかけてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 114 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 115 ◯9番(大森和夫君) JRに実施を要望するのは、当然のことですよね。今、何で砂川駅とか新家駅が進んでいないかとお聞きすると、財政問題やというふうにおっしゃいましたよね。泉南市の側の問題ですよね。税金をどのように使うかという問題ですね。  この問題についてはクリアできてるんですか。泉南市の場合は、JRに要請してその答えを待ってるということで、泉南市側については、その提案があればすぐに乗って実現、一気に進んでいくと、そういうふうに考えていいんでしょうか。その点お答えください。 116 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 117 ◯都市整備部長(土井 聡君) 夏前ぐらいは、JRが実施をしていきたいということをおっしゃっておられたわけですけど、その時点では泉南市──もともとは3分の1ルールというのがあるんですけども、その3分の1について、支出を求められたということではございませんでした。  以上です。 118 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 119 ◯9番(大森和夫君) ちょっとわかりにくいんですけども、3分の1ルールというのは、国3分の1、市3分の1、JR3分の1という中で、夏の時点では、JRは泉南市に対して財政的なことは求めなかったと。それが変わってきたんですかね。その点どうなんですか。求めてこないんでしたら、そのまま財政難が理由で進まない泉南市にとっては、これほどいい話はないわけでしょう。それで進んでいってるんですかね。その点どうなんですか。 120 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 121 ◯都市整備部長(土井 聡君) 求めてこなかったんですけども、恐らくJRの内部でいろんな議論をしていく中で、うまく進まない状況になっているということでございます。  以上です。 122 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 123 ◯9番(大森和夫君) 何が進まないのかよくわからないですね。進まないということは、この話が延期になったということですかね。具体的にどうなんですか。無料でJRがつくるというふうに言うてたんやけども、夏以降雲行きが変わって、すぐにできるような状況じゃないと。すぐにできるにはどうしたらいいかということの話し合いをしているんですかね。その点についてもお答えください。 124 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 125 ◯都市整備部長(土井 聡君) まず、今年度につきましては、JRも国の補助金を求めてるわけでありませんから、要するに国3分の1、市3分の1、JR3分の1というルールの中でやろうとしたわけではございません。23年度以降につきましては、そのルールがどうも若干変わるようなことを聞いております。ですから、JRとしても、そのルールをはっきり見定めた中で実施したいということを言っているわけでございます。  ただ、その中で市に対してそういう負担を求めるのか、また今まで、22年については求めてないんですけども、どういう形でなるのかというのは、今現時点ではわからないというところでございます。 126 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 127 ◯9番(大森和夫君) 市長、これからJRも財政的なことを求めてくるかもしれませんけども、とりあえず和歌山管内で新家駅だけがバリアフリーできてないという状態が残りますので、その点については積極的に対応していただきたいというふうに思うんです。今の話では十分ではありませんでしたけども、やっぱりJRの姿勢も問われると思うんですよね。無償ですると言っていたのが、こんな形になると。  住民の皆さんにバリアフリーのことでいろいろ御意見を聞きますと、そういう改札口はもちろん強い要望でありますけども、例えば今、新家の駅でしたら、1人体制で無人になるときがたくさんあるんですよね。  そういう問題とか、日根野の駅からの乗り継ぎの悪さですよね。それから、ある人は、まるでJRは日根野以南の乗客を宅急便の商品と思ってるのと違うか、そんな扱いを受けてるという苦情まで出てきてます。  直接僕もJRに聞きますと、普通の便数が減ってる関係で、快速が日根野まで来て、普通にちゃんと乗り継いで新家まで行ける、そういう便というのは本当に数少ない便です。ほとんど、寒いときでも日根野の駅で20分か30分普通を待たなあかんと、こういう事態が起こってるということですよね。  12月17日にダイヤの改定があるので、大分乗客からも苦情あるので、そういうことは対応したいというふうに言うてるんですけども、市長にもぜひこのダイヤの問題、それからそういう乗客の扱われ方、駅の無人化の問題、こういうことをJRに申し入れて、改善のために先頭に立って動いてほしいと思うんですけども、その点市長の考えをお聞かせください。 128 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 129 ◯市長(向井通彦君) JRに対しての要請といいますか要望ですね。これは谷議長さんのとき、それから大森副議長さんのときに、私も一緒に和歌山支社長に会いまして、いろいろバリアフリーの問題とか、それから踏切の閉鎖時間の短縮、いわゆる列車識別装置の導入とか、そういうものについても要望いたしましたけども、その後の議会でも、やっぱり単発ではいかんという御質問もいただきまして、引き続いて対応していこうということの答弁もさしていただいております。  したがって、今御指摘いただいた1つは新家駅のバリアフリーの問題、それから御指摘あった列車ダイヤですね。これも大分前でしたけども、一度改正で要望に行った経過もあります。  そういうこととか、またJRに関する、砂川駅ではもう1つのエレベーターの課題も残っておりますんで、それらも含めてまた私と、それから議会と一緒になって、和歌山支社長に面会して要望していくと、そういうことを進めていきたいというふうに思います。  そのときに、ダイヤの問題ももう少し理論的にきっちりとこれをこうしてくれとか、具体に言わなきゃいけませんので、その辺の調査もした上で、要望をしたいというふうに思います。 130 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 131 ◯9番(大森和夫君) 11年前にダイヤが改悪されて、この議会でも要望決議を上げました。私たち共産党も、国会議員も一緒になってJR西日本の本社まで行って、ダイヤの改正を求めると。市長も何度かそのために動いていただいたというふうに思いますけども、和歌山支社ではなくて、ダイヤの件はJR西日本ということで、ぜひ本社のほうにも行っていただきたいというふうに思います。  それと、新家の駅のことなんですけども、バリアフリーが進まないということは、交通弱者だけの問題ではないんですよね。新家の駅が利用しにくいということは、駅前にも影響が出てきてます。地域の商店街として頑張ってこられた新家クリークが、12月をめどに閉店という話があります。  これまで新家駅からは、銀行や本屋さん、薬屋さん、カメラ屋さん、肉屋さん、衣料品店が閉店していくということになってます。山の手の買い物が大変不便になり、買い物難民と言われるような事態も生まれています。このような事態をどう考えるのか、お答え願いたいと思います。  また、地域からは、こういう買い物難民を生まないためにも、コミュニティバスを早くふやしてほしいと。市長の公約の中にふやすというものがありまして、契約更新時、これは再来年の2月になるんですよね。これをちょっと待てる状況じゃないんです。  今も言ったように、駅前の中の商店が閉店していく状況もあります。高齢化が進んでいく状況もあります。一日も早くコース、便をふやしてもらうと。契約更新時を待たずにふやしてもらう。コースも商店や、それから病院なども回ってもらうような、そんなふうな改善をしていただきたいというふうに思うんですけども、その点についてお答えください。 132 ◯議長(松本雪美君) 山野市民生活環境部長。 133 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) さわやかバスのコースの件でございます。  契約更新については24年の1月の末ということになってるんですけども、期間内の変更ということになりますと、私どもと運行会社とだけの話ではございません。これは当然、国、関係機関に届け出をしまして、認可されてコース変更を行うという複雑な手続がございますので、早急に今すぐやれというのは難しい問題でございますし、契約の変更ということになりますと、今後の契約にもかかわってくるということでございますので、非常に難しいというふうに今現在考えてるところでございます。  ただ、おっしゃっている意味については重々理解をいたしているところでございますので、よろしくお願いいたします。 134 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 135 ◯9番(大森和夫君) 11年前にダイヤの改悪がされて、議会や行政も頑張って運動したときですけども、このときに地元の新家の議員さんが質問したときに、駅はまちの顔やと。駅周辺の発展がない限りまちは発展しないと、そういうことで質問されてて、この「駅はまちの顔」というフレーズがすばらしいなと思って聞いた覚えがあるんですけども、今まちの発展、駅前の発展というどころか、商店がなくなっていくという状況なんですよ。高齢化社会の中でも、バリアフリー化が進んでいかないという状況なんですよね。  例えば、衣料品や服を買い求める山の手の方は、またこれ、車を使って駅前に行くわけですよ。そういうことになると、駅前の交通渋滞も解消どころか、ますますふえていく事態が生まれてくるわけですよね。  こういう状況をかんがみて、やっぱりコミュニティバスというのは早くやっていただきたいというふうに思うんですよ。そういうことを再度質問さしていただきたい。  市長については、マニフェストに上げてる中身について、私たちはいい中身についてはどんどん、どんどん応援していきたいというふうに思ってます。コミュニティバスの増便についても、すばらしいマニフェストで応援もしていきたいと思ってます。  ただ、再来年の2月じゃ、やっぱり遅い。これは山の手の住民たちの希望だと思うんですよね。その点について、いろんな障害あるかもしれませんけども、何とか一日も早くやっていただきたいということでの答弁をもう一度お願いしたい。できたら市長にお願いしたいというふうに思うんですけども、どうでしょうか。 136 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 137 ◯市長(向井通彦君) 高齢化によってお買い物なんかが大変不便になっているということについては、また一方、商工行政のほうで、商工会等々と一緒になりまして、出前宅配のいわゆるまごころしょうたくんという制度も発足をしておりまして、御利用いただいているところでございます。  できるだけ、余り車とか長距離の歩行とか、そういうことにならない範囲で品物をお届けできるシステムというものは、一応でき上がってるというふうに思っておりますが、再度、商工会とも連携をしまして、この辺の制度の充実なり、あるいは改善なりにということについてはお話をしてまいりたいと思います。  それから、さわやかバスでございますけども、5年契約ということでやっておりまして、次の更新時、5年目というのが1つの節目になるというふうに考えております。  ただ、既にいろんな御要望をいただいております点とか、あるいは今までのように公共施設だけを中心に回るバスでいいのかということも含めて、議論を既に開始いたしております。  例えば、公共施設がまだ開館していないような早い時間帯については、むしろ通勤とかそういうところに御利用される方が結構いらっしゃるということもありますので、そういう場合も含めてどうあるべきかということ。  それから、今すべて樽井駅起終点と、こういうことになってるわけでございますけども、その他の駅周辺で、これはスペースの関係もあるんですけれども、始発、それから終着という形ができないかとか、そういうことも含めて既に検討をいたしておりますので、そういうことを整理した上で、事前に運行予定者のところとも協議しないといけませんし、また許認可の関係もございますから、やはり一定の時間はかかるんではないかというふうに思っておりますので、ぜひ一日も早くという気持ちはわかるんでございますけども、次の契約更改時にきちっとスタートできるようにしてまいりたいというふうに考えております。 138 ◯議長(松本雪美君) 大森議員。 139 ◯9番(大森和夫君) さわやかバスの対策は、早急にとっていただきたいというふうに思います。  11年前もこの議論になったときに出たのは、新聞記事にも出ましたけど、関西空港ができてから、泉南市というか、日根野以南はよくなったんかと。産経新聞にも記事が出ましたけど、そういう記事の中身ですよ。  まごころしょうたくん、大変いいことだと思いますよ。でも今商店の置かれてる状況といいますのは、今も言いましたように閉店、商売が成り立っていかないという状況なんですね。地元の商工業者をほんとに大事にされてるんかという問題がありますよね。  内陸部では、通勤・通学されてる方が、大阪に行く方が、宅急便の商品みたいに扱われてると、そういう事態になってるんですよね。ほんとに内陸部に住んでる者を大事にしてるんかということだと思うんですよね。  市長にお聞きしたいのは、結局、基盤整備やと言うていろんな公共事業、私たちから言わせれば不要不急な大型公共事業を進めてきて、結局その借金の返済のために財政が悪化し、財政難を理由にして公共料金の値上げや職員の給料の引き下げ、教育や福祉の予算が削減されてきた。そういう結果が新家の駅前から見えてくると思うんですよ。  その点について、どのようにお考えですか。コミュニティバスもいろんなことありますけども、さわやかバスも結局は予算の問題だと思いますよ。それから、新家駅のバリアフリー化の問題、砂川駅のバリアフリー化がおくれてきた問題、これは財政にかかわる問題で、こういう身近な住民にかかわる予算が削られてきた結果ではないでしょうかね。その点についてお答えください。 140 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 141 ◯市長(向井通彦君) 都市の基盤整備というのは、新家だけをとらえるということではなくて、市内全域をとらえてどうあるべきかということで、都市計画的な見地からやっているわけでございまして、都市計画道路であったり、都市計画公園であったり、あるいはその他の公共施設も含めて整備をしてきたわけでございます。もちろん、そのことによって、非常に便利に安全にという部分もあったというふうに思います。一方、少子・高齢化が非常に予測以上に進んできたという事情もあります。  新家駅前につきましても、国体という1つの契機のときに、小さいものではありますけれども、駅前のロータリー化をしまして、以前に比べると非常に便利にアプローチしやすくなったというふうに思っております。したがって、一概に論じることはできないというふうに思いますけれども、都市の一定の住みやすさ、利便性、こういうことに視点を当てて整備をしてきてるわけでございます。  もちろん、まだ不足するところがございますんで、これらについては今後、マニフェストにも書かしていただいておりますので、全力で取り組んでまいりたいと思います。 142 ◯議長(松本雪美君) 以上で大森議員の質問を終結いたします。  1時20分まで休憩いたします。       午後0時 5分 休憩       午後1時20分 再開 143 ◯副議長(原 憂子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  会議に先立ち、御報告いたします。去る11月26日開会の第2回臨時会において、小山議員から、副議長選挙に当たり不適切と思われる発言については、後日発言記録を精査した結果、不適切と考え、議長において当該部分の発言を会議録から削除いたしたいと思いますので、この点御了承いただきますようお願いいたします。  次に、11番 森 裕文議員の質問を許可いたします。森議員。 144 ◯11番(森 裕文君) いつ質問ができるかと思って冷や冷やしておりました。  議長の御指名をいただきまして、一般質問を通告に従って行いたいと思います。通告が多うございますので、最後まで到達できるかどうか、私も恐らく不可能であろうとは思っておりますけれども、御協力をよろしくお願いいたします。  けさ方も議会が始まるということで、議会の宣伝カーが触れ回っていただいておりましたけれども、大変御苦労さんなことで感謝をいたしております。いつの日かこの泉南市議会の傍聴席が、市民があふれるばかりになって、事務局があたふたするような事態が来るものと、私も大いに希望と期待を抱いております。今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。  財政早期健全化宣言について、市長に御質問をさしていただきます。  向井市長が発せられた財政早期健全化宣言を、私は泉南市議会議員として泉南市の大命題と真摯に受けとめさせていただきました。中には当然、考え方の違う方々もいらっしゃいますが、おおむね関西国際空港にかかわる語り尽くせない紆余曲折に翻弄された泉南市特有の事情も含めて、泉南市にとっては厳し過ぎたこの20年のいわゆる社会経済情勢が、それまでは市行政自体の自立など全くの思いのほかであって、依存体質そのものであった泉南市役所にとっては想定外の展開に及んだことが、行政としては不可抗力という言葉を使うことは決して許されないことではありますが、泉南市財政の硬直化の要因であったことは、私も認識していますし、恐らく多くの市民もある程度理解をしてくださっていることと思います。市長も覚悟を持っての上とお察しするこのたびの宣言を発せられたことでありますので、失礼を省みず遠慮なく率直に申し上げます。  泉南市がかような財政状況に陥ったことに関して、市長に反省を求めるとするならば、政策の是非、改革ヘの取り組み、財政の計画や対応への妥当性、即応性などではなく、それらを施策として執行するに当たっての周辺環境の整備、周到な配慮の欠如ではなかったかと存じます。  議会が反省をするならば、一見見ばえのする政策議論の異様な過熱ではなく、冷静に泉南市の将来を見据えた、思想信条を超えた運命共同体的な結束、命題に立ち向かう大局的な目的意識の欠如ではなかったかと存じます。  職員諸氏に反省を求めるとすれば、その自信が必要以上に横溢する能力や勤勉さではなく、泉南市が培ってきた積年のよくも悪しくも頑固な殻を破る勇気と、本来公務員が確固として持ち続けていなければならなかった自立した判断力の欠如ではなかったかと存じます。  そして、市政への積極的な参画を果たそうとしてこなかった市民にも、その責任の一端を感じていただかなければなりません。  私は、機会あるたびに申し上げてまいりましたが、もはや従来の行財政改革の手法では、現状の負の維持はできても、市長や我々が目指す健全化までには至らないのではないかと危惧しています。  たとえ市民に強い我慢をお顧いして受け入れられたとしても、職員の意識改革が画期的になったとしても、負のスパイラルを断ち切ることは、ただいまの国内外の経済情勢、最近の政権の対応能力の極端な低さから見ても、速やかな反転は大変難しいであろうと思われます。  この質問は、論理的矛盾を来しているかもしれません。なぜなら、まことにぶざまな話ですが、私自身が幾ら考えても整理がつかないまま本質問に臨んでいます。勝手な言い分を許していただくなら、それほどにこの泉南市の財政危機の問題は、ことごとく認識のレベルが違ってしまった要素が前後左右に解きほぐせないまでにもつれてしまって議論が難しい問題で、これは私に限っての話でございますが、一市会議員の思考能力の範囲を超えているということの証左でもあります。  市長がこの財政早期健全化宣言を出すに至ったただいまの財政危機の中で、泉南市の行財政改革が結果的に国とともに目指すこととなる縮小均衡路線で、果たして泉南市の財政というものを描いて、そのもとで国とともに本当に市民や地域の暮らしが守れるのかどうか、あるいは雇用も含めて今後の福祉というものの将来が描けるのかということを考えますと、財政健全化というのは基本的には赤字を減らす、赤字は収入の範囲の中で支出を抑えることによって減らしていく、それから不要な借金をしないということですから、確かに手がたいといえば手がたく、間違いはないのでしょうが──これは論理の飛躍かもしれません。現実からは逆行かもしれません。あるいは感情論かもしれません。お許しください。  財政というものは、そういう意味で帳じり合わせをすること自体が果たして目的なのか、たとえ財政が身軽になって赤字が薄らいだとしても、そのしわ寄せが市民のほうに移っているだけだとしたら、負担の転嫁が行われただけの結果だとすれば、泉南市財政が健全化されても、そこには泉南市の将来というフィールドにはどんな芽生えや息吹を見ることができるでしょうか。  ただいまの帳じり合わせさえできない状況で、今さらながらのこんな青臭い当たり前の、とうの昔に済ませておかなければならなかった幼稚な議論を申し上げるのは、それこそまことに恐縮ですが、要は単なる縮小均衡財政というロジックだけで済む話ではないということを、とうに御承知かとは存じますが、市長がこの早期財政健全化宣言を出された際に改めて確認させていただきたいのですが、迷路のような議論をいたしましてまことに申しわけありません。  生来が迷い子の私には、当然この迷路を抜け出す明確な方策、結論はありません。あればこんな稚拙な、わけのわからない議論はしません。私は、曲がりなりにも質問を許された泉南市議会議員という一点でお許しをいただきたいと存じます。  地域の再生か財政の健全化か、既に地域の再生を公共事業に依存できなくなっている状況で、脆弱になってしまった地域経済の自律回復をどうするのか。私の主張は、地域経済の自律回復をもって財政健全化につなげていくべきで、そのことをどこのだれが担うべきかというと、国や府にお願いして予算を取ってくるという従来の考え方をもって今までどおりにやっていたのでは、もはやこの国の方向性を失った政治体制と循環器障害を起こしてしまっている経済では、この話の持っていきどころがわけもなく違ってしまっている事態に至っていると認識すべきなのですが、御理解いただけますでしょうか。  では、一体どうせえちゅうんやという話になってしまうわけですが、ここはたとえ即効性はなくても、地道で、若い人の言葉で言うと、半端ない苦労が要る土壌の改善から始めていかなければならない遠大な話ですが、まさに官民協働の努力の中で、やはり最終的には住民自治に基づく多様な地方自治の発展を進めていくべきであろうと、私は行き着くところはそこしかないと思っています。それがこれからの自治体の進むべき普遍の姿であろうと思います。地域の中から自発的・内在的な活力をどう生み出していけるかを追求することによって、今後の財政健全化と住民自治を考えていくべきではないかと私は思います。  さんざん具体性のない、わけのわからないことを申し上げましたが、改めて宣言を発せられた市長の御見解と、宣言の真意を伝える市民ヘのメッセージをお聞かせください。 145 ◯副議長(原 憂子君) ただいまの森議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 146 ◯市長(向井通彦君) 財政早期健全化宣言についてお答えを申し上げます。  財政の健全化に関しましては、去る10月21日に財政早期健全化宣言を出させていただきました。森議員には、大変丁寧に読み解いていただきまして、大変ありがたく思っております。御質問は、財政健全化への私の見解と宣言の真意ということでございます。  私は、これまで本市の都市像を「水・緑・夢あふれる生活創造都市」と設定し、施政に力を尽くしてまいりました。また、これからも人権・教育・福祉・環境・安全・安心に係る次世代につなげる諸施策を実施してまいる所存でございます。  さて、行財政運営における自主・自立は、地方分権を担う地方自治体として必然のことであり、この自主・自立を保つためには、財政の健全化を進めていくことが不可避であると考えております。  私は、本市の行財政改革を進める上では、2つの柱が必要であるというふうに思っております。1つは財政早期健全化宣言にある考え方、もう1つは私のマニフェストにある考え方でございます。これは行革だけではなく、施政全般にわたる基本的な考え方であります。  1つの考え方からは、すべての事業を対象に事業の必要性・有効性、また経費の面を徹底して原点から見直していく。議員からは、手がたいと御評価をいただきましたけれども、これを必ず断行し、財政の健全化を進めてまいりたいと思います。市民の皆様には大きな御辛抱をお願いすることとなりますが、御理解いただき、ぜひ御協力をいただきたいとお願いする次第でございます。  もう1つの考え方からは、次世代につなげる持続可能な財政的基盤を構築すること、また活気ある将来をもたらすため、マニフェストにありますようなさまざまな施策を実施していくことでございます。  このことを議員からは、地域の再生ということで御提案をいただいておりますが、私は、地域の再生と財政の健全化とは、どちらかというものではなく、どちらも、さらにはお互いが補完し合う考え方、また政策であり、どちらも実施していかなければならない、このように考えております。  宣言の真意は何かということでございますが、宣言により市民の皆様に我慢をお願いするだけでは決してございません。施政を実施していく以上は、市民の皆様が幸せで明るく楽しく暮らしていける、地域が活性化し豊かになることで、本市の財政基盤が安定し充実していくこと、このことがなされるべきであり、最大の目標であると認識をいたしております。  行財政改革は、強力に推進していかなければなりません。森議員にはさまざまに御提案をいただきました。十分に検討をさせていただきたいと思います。  今後は、財政の健全化に向けた待ったなしの即効性のある施策も、持続可能な安定的な財政基盤を得るための、地域をはぐくみ、再生し、活性化していく施策も、同時に実施していかなければならないというふうに考えておりまして、大変難しいかじ取りをしなければならないというふうに思っているわけでございますが、しっかりと着実にこの行財政改革の中で、また地域の活性化のために努力をしてまいりたいと思います。  〔小山広明君「これまでとどう違うのか。全然   違わんじゃないですか」と呼ぶ〕 147 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 148 ◯11番(森 裕文君) 質問者は私でございます。  ありがとうございました。それにしましても、この市長が出された財政早期健全化宣言というのは、当然のことでありますけれども、泉南市民に向かって発せられたものであると私は理解をしております。これは市民の方からの質問を私は受けたので、ここで申し上げるのですけれども、この宣言がどこに発表されたのかということがもう一つはっきりしないといいますか、明らかではない。ここ2回ほどの広報を見ても、これが載っているという気配はない。  それから、私どもには配っていただきましたですけれども、ホームページに載ってるということでございます。ホームページというのは、情報を発する万能の手段ではないということは、今まで何回もこの議会で議論があったところでございます。ホームページをごらんになる機会のない方はたくさんいらっしゃるわけでございますし、この重大な市長の決意の宣言が市民には全く──全くというのは語弊がありますけれども、ほとんどの市民に認知されていないというのは、非常に悲しむべき事態でございますので、改めて広報に折り込みをするなり、全市民が知るところとなるように市民に協力を求めておるわけですから、その辺の手配をお願いしたいと思います。  それから、私もこのホームページを──余計な話かもしれませんけども、ホームページで探してみますと、これがなかなか出てこない。どこを手がかりに出てくるかさっぱりわからない。検索せえと言われりゃそれまでですけれども、よくよく検索してみますと、行財政改革推進室というページに出てくるんですね。  この行財政改革推進室が一体何をやってて、この宣言はここが出しているのかどうか、そんなことは市民は全く御存じのないことでありますので、ホームページ自体も改めていただきたい。ぱっとあけたときにトピックスが載ってないと、探すのに難儀するようなホームページは大変困りますので、非常に泉南市はこのホームページでの伝達を重要視されているんだと思いますけれども、その辺の改訂もよろしくお願いしたいと思いますが、御見解をお伺いいたします。 149 ◯副議長(原 憂子君) 左部総務部参与。 150 ◯総務部参与兼行財政改革推進室長(左部純夫君)  ただいま市長が発せられました宣言に対する情報公開の御質問をいただきました。  我々行財政改革推進室のホームページで掲載をいたしておりますのは、行財政推進──これまでの大綱であるとかその関連性の意味も含めまして、今回宣言のほうを掲載をさせていただいたところでございます。  ただいま、それではすべての市民の知るところまで及ばないんではないかという御指摘をいただいたわけでございます。今後、広報等も含めまして検討をさせていただきたいと、このように考えております。 151 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 152 ◯11番(森 裕文君) 検討をしていただかなくても、市民が知らなければ何の意味もないんですから、検討するまでもなく全戸に配布すべきだと私は思います。  財政健全化を目指して泉南市がまずなすべきことは何か。泉南市は住民自治のために、まず財政情報の公開を徹底して行わなければならないと私は考えます。泉南市民がみずからの意思で泉南市の運営を行おうとすれば、泉南市とその運営にかかわる情報を市民が知らなければ、市民の利益となる正しい判断は到底できません。情報が市民の手になければ、真の住民自治は実現しません。  泉南市の予算・決算及び予算の執行状況、財産や地方債の運営状況、さらには財政運営計画等の財攻運営に関する情報、すなわち財政情報は泉南市の運営における最も重要で基本的な情報であります。  市民から直接・間接に集められた税金を初めとする資金を泉南市がどのように配分、運用するかは、泉南市に暮らす市民の生活にとって決定的な意味を持っています。福祉か、産業育成か、開発事業か、どこに重点を置くかによって市民生活は大きく影響を受けます。行政のやり方が妥当なものであるのかどうか、泉南市の主人公として市民が判断する上で本当に金はないのか、金の使い道は間違っていないのかなどの財政情報を知る必要があります。  では、現実に泉南市の財政情報は市民にどのように、またどの程度知らされているのか、住民自治にとって満足のいくものなのか、問題はないのか、改善すべき点はないのか、御見解をお聞かせください。 153 ◯副議長(原 憂子君) 井上財務部長。 154 ◯財務部長(井上 隆君) それでは、御答弁申し上げます。  まず、市民に対します市の財政に関する情報の公開と周知につきまして、どのように、どの程度行っているかの御質問にお答えさしていただきます。  本市の財政情報につきましては、地方自治法や地方公共団体の財政の健全化に関する法律等による法定のものと、本市独自で作成しているものをあわせ、多くのものを市民に公表さしていただいているところでございます。  予算に関する情報でございますが、予算案のあらましといたしまして、毎年2月下旬の当初予算編成時に、予算編成の基本方針と一般会計予算案の内容を中心に取りまとめ、議会、報道機関に配布、また市のホームページに掲載さしていただいているものでございます。  次に、予算のあらましといたしまして、予算の議決後、予算案のあらましを更新いたしまして、4月に市のホームページに掲載をさしていただいてございます。  予算の概要でございますが、毎年、市の広報誌5月号に予算編成方針の要旨と各会計の予算の概要、主要施策、事業等を掲載し、全戸配布さしていただいてるものでございます。  年度途中における予算の執行状況に関する情報といたしましては、予算の執行状況報告といたしまして、市の広報誌11月号に、毎年8月末現在における各会計の予算の執行状況、市有財産、基金現在高を公開し、全戸配布さしていただいてございます。  決算に関する情報といたしましては、普通会計決算のあらましといたしまして、普通会計決算の調製後、毎年9月に決算の概要を取りまとめ、議会に配布し、市のホームページに公開さしていただいてございます。  また、決算カードといたしまして、普通会計ベースの決算状況の内容を他の市町村と容易に比較できるよう、全国共通様式で簡潔にまとめ、市のホームページで公開さしていただいてございます。  財政状況に関する情報といたしましては、健全化判断比率等のあらましといたしまして、地方財政健全化法に基づく健全化判断比率と資金不足比率について、算定結果と解説、経年変化、他市町村との比較等を取りまとめ、議会に配布し、市のホームページで公開をいたしております。  財政状況等一覧表といたしまして、総合的な財政情報を開示するため、普通会計に加えまして公営企業会計などの特別会計の状況や第三セクター等の状況を含め、全国共通の様式で一覧にし、市のホームページで公開さしていただいてございます。  財政比較分析表といたしまして、地方公共団体間で比較可能な財政情報を開示するため、比較分析可能な財政指標によって類似団体と比較した結果をレーダーチャートのグラフであらわすとともに、その分析をし、市のホームページで公開してございます。  また、公表の内容、程度につきましては、例えば基金から一般会計への繰りかえ運用に関して、その実施状況はもちろんのこと、これを加味した基金の残高、決算収支等についても試算して公表を行うなど、財政情報の透明性の確保に努めているところでございます。  次に、現在行っている財政情報の問題点、改善点等についてのお尋ねでございますが、市民の皆様に対する財政情報の内容につきましては、常に改善に努めさしていただいておりまして、決算のあらましを例にとらしていただければ、平成13年度では2ページ程度であったものが、直近の21年度版におきましては37ページの冊子にまで拡充をさしていただいてございます。  これは公表内容の詳細化、経年変化の掲載、他市町村との比較等による内容の充実、グラフ等の多用、文章表現の工夫などによる改善を重ねた結果でございます。  財政に関する情報は、各種の指標や専門用語等がわかりにくく、市民の方にはとかくなじみにくい面があることを踏まえまして、今後とも正確であることはもとより、よりわかりやすい情報開示の方法を研究してまいりたいと考えているものでございます。  情報の公開は、その受け手である市民の方々が見ていただいて理解することによって、初めてその目的を果たすものと考えているところでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 155 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 156 ◯11番(森 裕文君) 井上財務部長はよくわかっていらっしゃる。わかっていらっしゃりながら、わかりにくい公開しかできないジレンマに陥っていらっしゃるんでしょうけれども、予算と人力を使って大変御苦労されて財政情報を公開されている、それは認めます。しゃくし定規にね。  ただ、その公開された情報を、大事なことは市民がどこまで理解をされているかということでありまして、何も字面が並んでいて、ただ右から左に目を動かして見ているだけでは何の意味もないわけでございますんで、重点は、100%御理解いただくのは当然無理でございますけれども、たとえ10%でも5%でも市民の皆さんに御理解いただける範囲をふやしていくことが、市役所の財務部のお務めであろうかと私は思います。  それでなければ、市長が幾ら宣言を出して市民に御理解を求めたところで、もともと理解できないものを市民が納得できるわけもないのでございますから、まことにいつも同じような厳しいことを言って申しわけございませんけれども、中学生程度にはわかるようにしてると言われておりますけれども、一遍中学生に見せてください、どういう反応があるか。  そういう双方向のトライアンドエラーと申しますか、そういうことを繰り返して市民と行政が近づき、つながっていかなければ、財政の健全化はなっていかないと私は思います。  それでは次に、地域活性化戦略についてお伺いをいたします。  今までの質問と関連してのことでございますけれども、少子・高齢化と人口減少社会の到来、グローバル化と国際競争の激化など、日本経済を取り巻く環境は大きく変化しています。  泉南市を取り巻く地域経済も、このような大きな流れの中で、ただただ立ちすくんでいるわけにはまいりません。もし基礎自治体泉南市が地域経済に何らの関心も寄せずに立ちすくんだままであれば、国・地方を通じての財政制約が強まる中、積極的に立ち向かった地域との地域間格差は拡大する一方でありましょう。あるいは、その格差はもう既に構造化しているのかもしれません。  地方が総生産額、人口などの面で厳しい傾向を強めることが予測される2015年ごろを迎える前に、地方においてその経済発展を図り、自立性拡大の基礎を形成することが必要となっています。  地域活性化のためには、国の取り組みとともに自治体の全力を挙げた取り組みが不可欠であります。地域は有為多様であり、地域が有する歴史や文化・伝統を含んだ地域資源を創意工夫のもとに活用し、地域経済活性化につなげていく余地も実は大きいのではないでしょうか。  まだまだ遅くはないことを信じて、今なら間に合う、目覚めよ、そして今こそ立ち上がれ、泉南市。これが今回の私の一般質問のテーマでありエールでありますので、何とぞ御理解の上、現状分析にとどまらない、前を向いた御答弁をよろしくお願いいたします。  かつての市役所の市場経済参画あるいは介入は御法度と心得ていた時代背景が完全に撤去されていない状況は、いまだこの泉南市役所のいびつな残影となっているように私は感じていますが、ただいまの経済音痴ぶりを遺憾なく発揮する政権、唯我独尊のパフォーマンス好きの首長に迎合せざるを得ない存在感希薄な中間管理的自治体等に、この泉南市民の生活に直結する大事な地域経済を任せていていいのでしょうか。地域経済は地域で考え、地域の特性に応じた政策を講じて打ち出していかなければならない時代はとうに到来していることに、我々も気づかなければならないのではないでしょうか。  まず、政策の進め方として、地域活性化は、市町村単位ではなく、経済社会的に1つのまとまりを持つ複数市町村単位で検討することが適切であると考えます。合併による広域行攻の推進も重要でありますが、合併を待つまでもなく、共通性を有する複数市町村が一部事務組合等を利用して行政を統一し、率先して地域活性化策を実施することが効果的であると私は考えますが、縦割り行政を排除した大所高所に立った御見解をお聞かせください。 157 ◯副議長(原 憂子君) 竹中総務部長。 158 ◯総務部長(竹中勇人君) それでは、広域行政の推進に関しましての御答弁をさせていただきます。  泉南市域は、御存じのとおり背景に和泉葛城山系、前面に大阪湾を臨み、大阪平野の田園地帯といった圏域を特徴づける自然環境と歴史的資産や伝統文化を共有する泉南地域の5市3町で、現在泉南地域広域行政推進協議会を構成いたしております。  関空のフロントエリアである本圏域は、圏域内の市町が広域的な連携を図りながら、一体となって国内外のさまざまな地域と経済的・文化的交流を通じ臨空交流圏を形成し、昭和55年の設置以降約20年にわたって広域行政を推進してまいりました。  これまでも3次にわたり広域行政圏計画を策定し、広域連携に関する調査研究、イベント開催などを通じまして、圏域の魅力発信を行うなど計画内容に沿って圏域づくりを推進してきたところでございます。  しかしながら、近年、近接した市町村間での共同処理など、さまざまな行政需要に対応した事務処理が広域的に進められており、一定の固定化した枠組みにおける広域行政圏施策につきましては、都市及び周辺地域を固定して一体とした地域の振興を図るという当初の役割を終えたものと考えられ、今議会に協議会の廃止の協議を行うための議案を提出いたしましたところでございます。  ただ、一方で地域の産業振興、地域活性化策は、市町村単位ではなく居住地のみの地域、生産地のみの地域、消費地のみの地域などが存在する圏域、それぞれが連携・分担して施策展開を行うことが効果的ではあるとの認識をしており、消防の広域化の検討に見られますように、本市周辺の市町間で、特色あるまちづくりを行う上でどのような連携が可能なのか模索しながら、特色ある地域の創出、事務の効率化及び市民サービスの向上、ひいては地域の活性化を目指してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 159 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 160 ◯11番(森 裕文君) 私の質問も概念ぽくて答弁も概念ばかりでは何事も前に進みませんので、具体の質問をさせていただきます。  大仰なことを言っている割には貧相な発想かもしれませんけれども、例えばわかりやすいと申しますか、安直な展開かもしれませんが、観光産業の推進についてはいかがでありましょうか。  近年、観光は自然景観、歴史的建造物等の見学を行うサイトシーイングから、日常生活では味わえない体験を得るツーリズムに進化を見せています。例えばブランド力のある地域商品の製造工程の見学、作業体験、商品購入、飲食等が可能な総合施設など、産業、文化等のコンテンツを備えた観光ポイントの人気が高いと聞き及びます。  泉南市にも観光協会設立の構想がありますが、これとて先ほども申し上げましたが、泉南市独自で行うものにどれだけの経済効果が期待できるでありましょうか。お手盛りに我田引水的に進めるのであれば、やがてはそれは無用の長物になり果ててしまいますから、これこそ広域的な連携により戦略的なコンセプトのもと、産業、文化等のコンテンツを整備し、同時に顧客誘致での連携等も進め、国内のみではなく海外からの集客、特にアジアからの集客も視野に入れた取り組みを行うことが重要であり、さらには異業種企業等の参画を得て、コンテンツの多様化を進めることも重要であります。具体のコンテンツとしてどのようなものをお考えでありましょうか。御見解をお示しください。 161 ◯副議長(原 憂子君) 山野市民生活環境部長。 162 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 私のほうから、観光産業化の推進ということでお答え申し上げます。  御承知のように、本市は臨海部、内陸部、山間部という多様な地勢に恵まれております。臨海部には関空、またりんくうタウンには海水浴場、マーブルビーチ、漁港、干潟を初め、わくわく広場、そして大規模ショッピングモールといった商業施設、そして数多くの工場が立地しております。  内陸部には、熊野街道、紀州街道、海会寺跡史跡といった文化・歴史豊かな資源、山間部には農業公園、金熊寺の梅林、紀泉わいわい村といった自然を体験できる施設、そして観光には欠かすことのできない食といたしまして、ミズナス、タコ、アナゴを初め豊かな農水産物がございます。  また、大阪ミュージアムには、ベストセレクション3つを含む75が登録されており、近年、観光の多様化・個性化が進み、工場見学といった産業観光、物づくりや農林水産業、文化・芸術を体験する体験型・交流型観光など幅広くなっております。  これら豊かな資源をテーマ別にメニュー化し、また有機的にコーディネートして観光客のさまざまなニーズに応じて提供できるよう検討していきたいと考えております。  また、広域的な連携につきましては、泉州地域の豊かな観光資源を結びつけ、遠方や海外からの観光客にもアピールできる魅力的なルートの開発やツアーを実施できるようにしていきたいと考えております。  以上です。 163 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 164 ◯11番(森 裕文君) これまた、ただいまの観光資源の状況というものをよく御理解をされているという御答弁でありまして、私もそれ以上のことは何も申し上げられないんですが、私の申し上げたいのは、よく勉強されて御理解をしている上で、今後その勉強をどう役立てて広域的に組み立てていくかというビジョンをお持ちでしょうかと。構想は幾らでもできますけれども、実際に動かしていこうという気概を持っておやりにならなければ、この観光事業にしましても、資源はあってもそれを活用できないまま終わってしまうことを私は大変危惧しておりますので、その辺も今後とも市民の皆さんとよく御相談をいただいて方向性をはっきりした形で、あれもある、これもある、これをこうしたらええというだけで終わらずに、ちゃんとした組み立てをして計画を持って進めていっていただきたいと思います。  次に、まちづくりの推進についてお伺いをいたします。  地域が効果的に経済発展を図るためには、地域の産業が海外を含めた域外から得た所得を可能な限り地域内で循環させることが重要であります。このため、その中心市街地のコンパクトシティー化の推進等のまちづくりの取り組みを行うことが当然必要になってきますが、いかがお考えでありましょうか。その見解をお聞かせください。  例えば、国内や海外からの観光客や来訪者を引きつけるためには、地域資源を最大限活用した商店街の町並み整備を進めなければなりませんが、それについての何らかのお考えはおありでしょうか。  認知度の高いショップ等の魅力的な店舗群の誘致を進め、商店街の強化を図ることについては、いかがお考えになるでしょうか。  地域の個性的な商品の聞発と販売など、地域の物づくりや観光事業との連携を図ることについてはいかがでありましょうか。  空き店舗、廃校、遊休施設等を地域資源として特色ある施設に転換し、まちの集客力を高めることについてのお考えはおありでしょうか。 165 ◯副議長(原 憂子君) 竹中総務部長。 166 ◯総務部長(竹中勇人君) それでは、まちづくりの推進について、中心市街地のコンパクトシティー化の推進について御答弁させていただきます。  人口が減少に転じ、高齢化社会が到来する中でまちづくりのあり方も転換を迫られております。コンパクトシティーとは、だれもが徒歩や自転車を中心に、車に頼ることなく生活できるよう、中心的な市街地に住宅や商店、学校、病院、図書館などの公共・公益施設をコンパクトに集中さしたまちのことでございます。  コンパクトシティーは、中心市街地の衰退、特に商店街の地盤沈下など、かつてにぎわいと活気にあふれていた市街地を今後の時代を背景に取り戻そうとするもので、全国各地でその事例が見られるようになってまいりました。  今後の高齢化社会における地域の持続・維持、地域の活性化のためには有効な方策であるとは認識しておりますが、既に拡大した郊外をどうとらえるか、幾つかの課題も考えられるため、今後検討いたしまして慎重に行う必要があるものと考えてございます。 167 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 168 ◯11番(森 裕文君) それでは、何回も申しますけども、概念と概念のぶつかり合いでは質問の意義もありませんので、より具体に例を挙げて質問をさしていただきたいと思います。  これは提案でございますけれども、さらにより具体に、より身近に泉南市で取り組みが可能な、言ってみればすぐにでも取り組んでみてはいかがでしょうか、泉南市版活性化施策についてお伺いいたします。  これらの提案の1つ1つは、いずれも私が勝手につくったものでも何でもございませんで、現に実施されている施策でございます。市町村の活性化新規施策100事例──これは総務省の資料でございますけども、その中から実際にある施策でございますので、まねのできるものは遠慮なく無断で拝借してよいものだと思います。  まず1つ目は、「広告料を財源とした市民、企業、行政の3者による協働のまちづくり」というのがあります。  これは、広報誌、ホームページバナー広告、窓口用封筒掲載広告の有料広告収入を積み立てた地域振興基金を財源にして、地域の活性化、住民福祉の向上など、市民の自由な発想による自主的な取り組みを支援することで郷土愛をはぐくみ、個性的で魅力あるまちづくりを目指すための補助金制度でありまして、市内の各種団体がみずから企画、実施し、市民が受益者となり得る公益的な事業に対し補助するものであります。  補助対象事業については、公募による市民と職員で組織する選考委員会で決定する。これまでに選定した例としては、海岸の堤防に絵を描くイベント、マイバッグ持参の推進活動、ボランティア観光案内活動などに対し助成を行ったということであります。  事業効果としては、市民主体の取り組みを支援することで新たなまちづくりヘの機運が芽生え、団体相互の人的交流の促進が図れ、また企業については、社会貢献の場を提供することができるというものですが、まずこの事業について泉南市での検討の可能性も含めた御見解をお伺いいたします。 169 ◯副議長(原 憂子君) 左部総務部参与。 170 ◯総務部参与兼行財政改革推進室長(左部純夫君)  広告料を財源といたしました市民、企業、行政の3者による協働のまちづくりについて御答弁申し上げます。  ただいま御提案をいただきました事例につきましては、市民との協働による行財政運営のあり方、新たな歳入の検討、新たな歳入による財源の配分などの課題があろうかと考えているところでございます。  まず、市民との協働による行財政運営のあり方につきましては、第3次行財政改革大綱により示されております行財政改革の基本方針の1つと考えております。  大綱では、行政サービスの利用者であり納税者である市民の満足度を最大化するため、市民のニーズに的確に対応した行政サービスを提供すること、それと市民の積極的な参加を進め、市民の声を十分に反映した行財政運営を進めることと示してございます。  事例につきましては、市民の自由な発想による自主的な取り組みへの支援、市内の各種団体みずからが企画し実施する事業への支援ということで、市民の郷土愛をはぐくみ、個性的で魅力あるまちづくりが図れる、市民に新たなまちづくりの機運が芽生えるということであり、推進すべき市民との協働による行財政運営のあり方であると考えておるところでございます。  本市の場合、類似した事業といたしまして、ABC委員会への補助金の支出などがございますので、今後事業を見直す過程で検討を進めていくべき事業であると、こういうふうに考えているところでございます。  本市の場合、「広報せんなん」への広告掲載につきましては、平成16年度より実施し、本市のウエブページへの広告掲載については、平成17年度より実施しておるころでございます。  広告掲載事業につきましては、今後さらに広告媒体を検討してまいりたいと、こういうふうに考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。 171 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 172 ◯11番(森 裕文君) 広告収入については、これは各市で取り組みが行われておるところでございますけれども、それに比べますと、泉南市の場合は非常に限られた広告媒体しか使っていないというのが現状でございますので、これは市民の皆さんあるいは職員の皆さんの知恵を絞れば、この広告媒体というのは幾らでも──幾らでもと言うたらおかしいですけれども、ことによっては出てくるものではないかという思いがございます。これこそその担当で考えるんではなくて、市役所全体として、泉南市全体として知恵を出し合うことをお考えいただきたいと思います。  それから次に、ネーミングライツ・プロジェクトでありますけれども、これはよく京セラドームでありますとか、宮城クリネックススタジアムでありますとか、施設に企業の名を冠して自治体が収入を得ているというものでございますけれども、多くの自治体において導入事例がございます。  施設等の維持管理費が財政を圧迫している状況にあり、その財源を安定的に確保するために、施設の価値を明らかにすることで資金を調達する手法でございますが、泉南市においても施設を適切に雑持管理するための経費捻出のため、また企業、地域、市民、市、行政が連携することによる協働のまちづくりをより一層推進させることを事業のテーマとし、企業や地域からの提案によるにぎわいのあるまちづくりを期待して、導入の検討の余地があると思いますが、いかがでしょうか。  この事例の自治体の場合は、全国初となる市道のネーミング・パートナーを募集して契約を交わしております。泉南市でいいますと、これは樽井信達線だとか六尾何とか線だとか、市役所の皆さんや議員の皆さんは通りの名前を御存じですけれども、市民に御説明するのに、言っても余りわからない場合が非常に多いと思うんですね。ところが、何とか病院の前の通りとか言われればすぐにわかるという利点もございます。  例えば、この市役所の前を、個別の名前を申し上げるとあれですけども、何とか病院通りとかすることによってそこから収入を得る。それから、新しい樽井大橋──樽井大橋は樽井大橋で認知されているんでしょうけれども、何とかモールへ続く橋とか、そういうことにして正々堂々とお金をちょうだいするような施策をお考えになったらいかがかという1つの提案でございますので、御見解を。 173 ◯副議長(原 憂子君) 左部総務部参与。 174 ◯総務部参与兼行財政改革推進室長(左部純夫君)  ネーミングライツ・プロジェクトについて御答弁申し上げます。  ネーミングライツ──施設命名権につきましては、議員御指摘のとおり、多くの自治体で導入の事例のあるところでございます。1つには、市有財産の活用による新たな歳入の創出として、また1つには、市民との協働によるまちづくりの推進として有効な施策の1つであると考えております。  また、ネーミングライツ導入後は、施設命名権者及び施設周辺住民など市民が施設を通して地域を活性化する取り組みを行政とともに検討していけることが大切であると考えているところでございます。  導入に当たっての課題といたしましては、施設の広告媒体としての価値の検討、施設に対する市民の命名に関する意向の確認、命名権の期間の検討、命名に当たっての募集金額の設定などの検討課題がございます。  議員ただいま御指摘いただきました事例につきましては、道路関係、これは日本で初めてということでございます。ネーミングライツとなった事例としているところでございますけれども、現状におきましては、やはり公共性を損なわず、広告媒体とするのに適当な公共物があるのかも含めまして課題もございますので、今後先進市の実施状況を参考にしつつ、有効な方法も研究してまいりたいと、このように考えているところでございます。 175 ◯副議長(原 憂子君) 森議員。 176 ◯11番(森 裕文君) こういうことというのは、検討すればするほどやりにくくなっていくことも事実でございますんで、実際に事例があるわけでございますんで、これだと思ったときにはやってみる、飛びついてみるということがすべてにおいて大事なことだろうと思うんです。構えて、あれを考えてこれを考えてこう組み立てて、やってるうちに3年も4年もかかってくるというのが現状でございます。  私は、これが必ずしも正しい方向だとは言いませんけども、そういうアイデアというんですか、職員の皆さんの中にもそういうアイデアをお持ちの方、たくさんいらっしゃると思うんで、それは遠慮なく出していただいて、これだと思うときは、それこそトライアンドエラーで、警察に捕まらん限りやったらいいと思う。それで撤退する。そういうことも今後自立していく市役所の姿勢として、私は持つべきであろうと思います。  それから、これが最後になると思いますけども、市民がつくる市民のための自治基本条例策定でございます。これは私、毎回言うてますけども、1つの事例をまた御紹介します。  今さら言うまでもない泉南市でも進行中の施策でございますが、この事例の市の名称を改めて仮に泉南市に置きかえて提言いたしますので、あくまでも参考事例としてお聞きいただきたいと存じますが、その意のあるところをお酌みいただければと期待をいたします。  まずは、仮に泉南市と命名したかの自治体の言い分は、目指すは市民がつくる市民のための自治基本条例。社会情勢の急激な変化や住民ニーズの多様化などを背景にして生じてきた、泉南という地域が抱えるさまざまな課題を今後解決していき、と同時に将来の泉南を見据えた活動を今後展開していくために、地域をつくっていく上で本来大前提であるはずの地方自治を、今の時代に即した形で再構築していくことが必要不可欠であるとの認識に立って、市民がつくる市民のための自治基本条例制定事業をかの泉南市は展開しているわけでございますが、この事業を通して、地方自治とは何かということを1人でも多くの人が考える機会を設け、ひいては今後の地域運営、まちづくりにつなげていくことを目的とし、市民が知って、理解して、使いこなせる条例としていくための条例づくり過程イコール泉南方式の確立を目指しております。  そのために、市政始まって以来の決断で、全員が公募委員である泉南市民自治基本条例検討委員会、人数は24名を組織し、委員は全員市民と事務局──これは行政でございます──がお互いに自立し、お互いの立場の違いを認識し合いながら対等な関係で、ともに目標に向かって進んでいる最中である、これこそ地方自治の実践であると言っております。  また、検討委員以外の市民をいかにしてこの事業に巻き込むかを活動のテーマにしており、自治基本条例とは何か、なぜ今必要なのか、できれば何が変わるのかなどを幅広く市民に伝えていく過程で、広報活動はもちろんのこと、自治についての意見の聞き取りも同時並行的に行っております。  自治基本条例を制定したという結果は、このような活動を通しての1つの成果でしかなく、重要なのは制定に至るまでの過程である──これは市長もおっしゃっておられますが──と認識している。  と、かの泉南市は取り組んでいるわけですが、現実の泉南市の取り組みとに差異があるのでしたら、具体にお示ししていただきたいと思います。 177 ◯副議長(原 憂子君) 竹中総務部長。 178 ◯総務部長(竹中勇人君) 自治基本条例でございますけども、おっしゃるとおり地域活性化について具体的な分析をいたしますと、経済活動、地域社会の活動、人の動き・にぎわい等の活性化などに整理できるものと考えております。  自治基本条例の制定につきましては、地域社会の活動としての活性化に資する施策に整理できるものと認識しておるところでございます。  現在、本市においても自治基本条例の策定に向けまして、公募で市民の委員を募集いたしておるところでございまして、今年度から来年度にかけまして、住民主体のまちづくりのあり方など地方自治の基本的なあり方について、まちづくりの主人公としての市民全体を巻き込んだ議論の中で条例案をつくり上げていければというふうに考えてございます。地域活動・住民活動の促進による地域の活性化につなげていきたいというふうに考えてございますので、御理解を願いたいと思います。 179 ◯副議長(原 憂子君) 以上で森議員の質問を終結いたします。  次に、4番 梶本茂躾議員の質問を許可いたします。梶本議員。 180 ◯4番(梶本茂躾君) 地方民会の梶本です。先ほど我が会派の森議員の高尚な総論的、また建設的な質問がありましたが、私は実力不足ということもありまして、各論的な質問でお許し願います。  それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、発言席より質問をいたします。  10月21日に向井市長より財政早期健全化宣言が出され、受益者負担の適正化、市民生活にも影響を及ぼす施策の見直しが検討されるということですが、その中でも、やらなければならないことは絶対に削るわけにはいかないと思います。  その中で私は、子どもの教育の重要性を今回の一般質問の柱にいたしました。教育、福祉、経済、また国においてはプラス外交とありますが、先の読めないときは何を置いても教育、それが市を発展させる、また国を発展させる早道であるということは、歴史が示しております。  ということで、通告順番を変えまして、教育行政については最後にじっくりと質問させていただきたいと思いますので、大綱2点目、3点目を先に質問させていただきます。  また、11月の臨時議会では予想外に時間がかかりましたので、本日はスムーズな議会進行ができるよう的確な御答弁をお願いいたします。  それでは、まず大綱2点目ですが、下水道計画の今後についてでございます。  まず、下水道整備の現状について、進みぐあいと今後の事業計画、事業認可区域の見直しと拡大についてお示しください。  また、信達地区が整備区域に入るのはいつごろになるのか、あわせてお答えください。 181 ◯副議長(原 憂子君) 前川上下水道部長。 182 ◯上下水道部長(前川正博君) それでは、私のほうから、下水道計画関係につきまして御答弁申し上げます。  今後の下水道整備につきまして御説明申し上げますと、御存じのように、本市の公共下水道事業につきましては、昭和62年度より取り組んできておるところでございますけども、平成21年度末の下水道普及率につきましては51.7%となっております。  本市の汚水整備につきましては、府道堺阪南線から浜側の未整備区域の面整備を重点的に整備するとともに、山側につきましても一定の整備を進めてきたところでございます。  現在、事業認可区域につきましては、おおむね国道26号線から浜側の市街化区域のうち、馬場地区を除いた区域となってございます。  馬場地区につきましては、今年度末に事業認可区域に編入する予定でございまして、その後これまでの未整備区域とあわせて現在の予算ベースで整備をしてまいりたいと考えてございます。  また、これらの認可区域の整備が一定進みましたら、国道26号線から山側の信達地区の整備に向けて順次認可区域の拡大を行って、事業を進めてまいりたいと考えてございます。  なお、信達地区におきましては、現在市道信達樽井線の下に信達樽井汚水幹線と呼ぶ和泉砂川駅までの幹線管渠のみが施工済みとなってございます。  信達地区の整備につきましては、現在の整備済みの幹線管渠だけでなく、それ以外にも国道26号線を山側に横断する複数の管渠の整備を行い、進めていく必要がございます。  信達地区は牧野、市場、大苗代ともに府道和歌山貝塚線沿いに住宅が多く密集いたしており、その整備に当たりましては、管渠を延伸しながら浜側から順次面整備を進めていくことになるため、時間を要することになりますが、将来的には現在施工済みの和泉砂川駅までの幹線管渠を有効に利用しつつ、信達地区の面的な整備を進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 183 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 184 ◯4番(梶本茂躾君) 一応、答弁ありがとうございました。財政的な事情があると思いますが、明確に何年ごろからということはお答えにくいと思います。できるだけ早く信達地区も認可区域に組み入れていただきたいと思いますが、現時点で信達樽井汚水幹線を利用して信達地区で下水をつなごうとすれば、どういう手順になりますか。また、個人の負担はどうなるのか、お聞かせください。 185 ◯副議長(原 憂子君) 前川上下水道部長。 186 ◯上下水道部長(前川正博君) 再度の御質問でございますので、私のほうから御答弁申し上げます。  今現在、先ほど申し上げました信達地区への幹線管渠がございますが、それを利用して個人さんなりが御利用になるという場合に、どのような形になるんかという御質問だったと思いますので、御答弁申し上げますと、信達樽井汚水幹線につきましては、道路の下の大変深い位置に入ってございますので、その幹線を使うということになりますと、大変割高な形になろうかなというふうに思ってございます。  具体に申し上げますと、通常の面整備を進めておるエリアにつきましては、本管とは別にサービス管という形で管渠を設けてございますので、個人さんが費用において接続という形になりますと、合併浄化槽と同額あるいはそれよりも安いんかなというふうな金額になるんでございますけども、やはりこういう深い位置にございます部分、面整備を個人的にやるという形になりますと、やはり大変割高な費用になってくるんかなと思っております。  具体に申しますと、信達管渠につきましては、道路面から2メートル、それから深い位置であれば6メートル程度、道路面から深い位置に埋設されてございますので、その辺につきましては御了解いただきたいなと思ってございます。  以上でございます。 187 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 188 ◯4番(梶本茂躾君) どうもありがとうございます。  この馬場地区の認可区域見直しということで追加、拡大ということになりますので、それに合わせて信達地区のほうもできれば検討していただきたいと思います。  続きまして、大綱3点目、観光協会の設立についてです。  観光協会設立については、来年度中の設立に向けて現在準備にかかっておるとお聞きいたしておりますが、進捗状況の現状をお聞かせください。また、設立準備に当たっての準備会予定メンバー、そして依頼予定の各種団体についてもお知らせください。 189 ◯副議長(原 憂子君) 向井市長。 190 ◯市長(向井通彦君) 観光協会の設立につきましては、私もマニフェストに掲げさせていただいておりまして、23年度中の設立という予定をさしていただいております。  現在、他の自治体の状況等についての資料を収集したり、理念、組織、内容等についての考え方を整理しているところでございます。協会設立に当たっての準備会、検討会等につきましては、23年度の早い時期に立ち上げる予定をいたしております。  御承知のとおり、観光はその内容が極めて多岐にわたっておりまして、人々の嗜好やニーズも多様化してきております。したがいまして、観光協会がその目的を達成するためには、事業者だけではなく幅広い市民や団体の参画を得て、市民・事業者・行政が協働して観光の振興に取り組めるようにしていくことが必要であると考えております。  したがいまして、準備会・検討会には商工・農林水産業の事業者、市民団体・グループの参画を得て進めていきたいと考えておりますが、その具体的なメンバー構成・人数等については、今後とも検討して立ち上げにつなげていきたいというふうに考えているところでございます。 191 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 192 ◯4番(梶本茂躾君) 具体的なメンバーがまだ決まっておらないということでございますけども、今回準備会──検討会ですか、メンバーは従来、市、行政の中に置かれました審議会とか委員会のメンバーと違いまして、観光協会の設立後にはその運営に携わっていくメンバーであると考えられます。  そうなれば、林野組合、商工会、漁協等のある程度一定の利益にかかわる団体はできるだけ排除して、市民ボランティアや市民団体に多く参加してもらい、手づくりの観光協会、市民参加型の組織づくりが望ましいと思いますが、市長、どうお考えですか。  ことしの10月に市長のお手元に、あるボランティア団体の副会長が観光協会についての提案書及び協力の申し出を提出されました。こういう組織の利用も考慮に入れてください。御答弁をお願いします。 193 ◯副議長(原 憂子君) 向井市長。 194 ◯市長(向井通彦君) 当然いろんな、先ほど具体的な固有の団体名は出しませんでしたけれども、商工・農林・水産業の事業者、市民団体、グループの参画というふうに申し上げました。その中に当然、先ほど梶本議員が言われましたような団体も参画をしていただければというふうに思っております。  また、市民団体でそういう参画についての御提案あるいは意欲のあるところというのもお聞きをいたしておりますし、ぜひそういう方々にもお入りをいただいて、より広く、幅広く、いろんな方々の御協力を得た中で、この協会そのものを立ち上げていき、また立ち上げた以降は、それを活用、運用していくわけでございますんで、できるだけいろんな分野で活躍、活動をしておられる団体やサークル、もちろん市民の方も含めてお入りをいただけたらというふうに考えております。 195 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 196 ◯4番(梶本茂躾君) できるだけ、先ほど市長が言われました事業者というのを、これはスポンサーとしては必要かもわかりませんけども、市民中心ということでお願いしたいと思います。  それと、部長のほうでもうお話は聞かれてるんかもわかりませんけども、商工会については、商工会館の設立準備もされてるということなんですけども、その辺の具体的な動きについてちょっとお聞かせいただけませんか。 197 ◯副議長(原 憂子君) 山野市民生活環境部長。 198 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 商工会館につきまして、まだ具体には話は進んでおりませんでして、当然そういった話があれば皆様にお知らせするということになりますので、いましばらくかかると思いますので、よろしくお願いします。 199 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 200 ◯4番(梶本茂躾君) 商工会館という問題が商工会のほうであるとしたら、商工会館の中での観光協会ということも考えられるんですけども、観光協会の事務所についての場所的な考え方は今現在ございますか。 201 ◯副議長(原 憂子君) 山野市民生活環境部長。 202 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 先ほど市長のほうから、観光協会の設立準備会についてのお話がございましたけども、当然観光協会につきましては、私どもできるだけ多くの人に参画していただきたいと。  先ほど特定の事業者とかおっしゃいましたけれども、全国の事例を見ますと、旅館街でありましたらその旅館の方が皆観光協会に加入してるわけでございまして、その事業者云々にかかわらず、なるべく多くの人に参画してもらって御意見を聞かしていただくというのが原則やと考えております。  また、事務所の件でございますけども、観光協会が設立されたとなりますと、当然そういった事務所というのは必要になりますし、その際に商工会さんに協力を願うといったことも考えられますので、その後の協議になってこようかと思います。 203 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 204 ◯4番(梶本茂躾君) 今、部長の御答弁でしたら、商工会館の中での可能性もあるということをお聞きしましたけども、僕の意見とすれば、先ほど言わしてもろたように、利益にかかわるような団体の排除ということをお願いします。  それでは、きょうの本旨になります教育行政についてですけども、いろいろとありますので、大綱1点目の教育行政について、時間がたっぷりありますし、ゆっくり御答弁いただければありがたいと思います。  1番目のサン愛プランについてから質問をさせていただきます。2番から4番目についても、サン愛プランの中で触れている部分がありますが、ここでは第4次泉南市総合計画の今後についてをお聞きいたします。  このプランは、平成19年度から23年度を目標年度としています。また、来年度から始まるゆとり教育の見直しに伴う授業時間数の増加に伴う教育行政の変更や、平成24年度以降のプランについてはどうか。この教育行政の変更に伴う、ゆとり教育の見直しに伴う変更について、来年度から始まるということなんで、24年度以降についてもどういうかかわりを持ってくるんか、また23年度はどうするのかということについてお聞きいたします。  そしてまた、この4年間の計画について点検・評価はどうなっているのか。たしか20年度か21年度の評価は報告書をいただきましたが、その後もらってないような気がします。それとまた、この教育委員会評価委員会の活動状況とその報告書の現在の作成状況をお答えください。 205 ◯副議長(原 憂子君) 梶本教育長。 206 ◯教育長(梶本邦光君) 質問の冒頭に教育の重要性について議員のお考えを示していただきました。我々も同様のことでございまして、泉南市の将来を支えていくのは子どもたちでございまして、現在の小学校や中学校や、あるいは高校で学ぶ子どもたち、この子どもたちにしっかりと学力や体力、そして高い倫理観といいますか規範意識、そういったものをしっかり育てていく、そして泉南市の礎になるんだと、そういう自覚、そういったものを教育の中ではぐくんでいきたいというようなことで、そういう自覚のもとに教育行政を今後も展開をしていきたい、推進していきたいというふうに思っております。  それで、サン愛プランのことにつきまして若干御質問をいただきました。私のほうから御答弁をさせていただきます。サン愛プランの状況ですね。一応19年度から23年度までの4年間ということでございますけれども、その後の教育計画があるのかという御質問でございますので、お答えをさせていただきたいと思います。  教育委員会では平成16年度から教育問題審議会に対し、本市における教育の基本理念と幼児教育、学校教育、生涯学習の3分野における現状認識と課題及び新たな施策展開につきまして諮問を行い、平成18年3月に答申をいただいたところでございます。  その答申を踏まえまして、第4次泉南市総合計画を上位計画とする教育分野の部門別計画として位置づけ、本市の教育行政推進の基本となります泉南市教育改革プラン、通称と言いますか愛称といいますか、サン愛プランを策定したところでございます。  このサン愛プランといいますものは、学校・園、地域、家庭がそれぞれにしっかりと連携をして、愛情を持って子どもたちにかかわることによりまして、豊かな人間関係、愛あふれる社会が構築されることを目指し、学び愛、支え愛、育ち愛の3つの愛で子どもたちをしっかりはぐくんでいこうという意思をあらわしたものでございます。  議員御承知のように、本プランにつきましては、先ほど4年間と言いましたけども、平成19年度から23年度までの予定で策定をされているということで御答弁をさしていただきます。  平成19年6月に地方教育行政の組織及び運営に関する法律が一部改正されまして、効果的な教育行政の推進と住民への説明責任を果たしていくために、教育委員会では平成20年度からサン愛プランに沿って前年度の教育委員会の事業内容を点検していただいております。  上位計画であります本市の総合計画につきまして現在点検作業が行われておりまして、サン愛プランにおきましても平成23年度を最終予定年度としておりますので、これまでの評価委員会の評価結果も参考に点検作業を行いまして、実績、課題を整理するとともに、加筆または削除すべき項目も検討し、今後の第5次総合計画にも包含をされた後期計画策定を視野に入れて取り組んでいきたいというふうに思っております。 207 ◯副議長(原 憂子君) 市道教育部長。 208 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうから、評価委員会の件につきまして御答弁申し上げます。  これは、先ほど教育長もお答えをいたしたところでございますけれども、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、それの一部が改正されまして、市民への説明責任を果たしていくということで、平成20年の4月から毎年、我々教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況、それにつきまして点検及び評価を行いまして、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに、公表しなければならないということとされております。  本年の2月にも20年度の評価を行いまして、御報告をさせていただいたところでございます。21年度分の点検・評価につきましては、まず11月の上旬に評価委員さん、4人おるわけでございますけれども、そちらのほうに説明をいたしまして、日はちょっと記憶が飛んでるんですけれども、11月の下旬に評価委員さんのほうから意見を聴取いたしたところでございます。  あと、今度ちょっと日は未定でございますけれども、12月の下旬あるいは1月の上旬あたりでそのまとめを行いまして、私どもの教育委員会議のほうにお諮りをいたしました後に、議会の皆様方にも御報告をさしていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 209 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 210 ◯4番(梶本茂躾君) 教育長のお答えで、24年度からの第5次計画がもう進んでおられるということでよろしいですか。  それと、今の評価委員会ですけども、その活動状況としたら、年2回か3回ぐらいの委員会招集ということでいいですか。  それは以上で結構ですけども……。もうちょっと時間はあるけど、まあ結構です。  ことしの夏ぐらいでしたか、各学校のオートロック化というのが小学校についてはされましたけども、それについての保護者の苦情とか問題点というのは、学校側から何か聞かれておられるのかどうか。  それと、このサン愛プランにも書かれております地域に対する子どもの安全と両立する学校開放という面で、オートロックということでかなり閉鎖的になったと思われるんですけれども、その辺のところのこのプランに対する答えができているんかできていないんか、お答えください。 211 ◯副議長(原 憂子君) 梶本教育長。 212 ◯教育長(梶本邦光君) オートロック化について学校現場からいろんな要望なり苦情なりが上がっているのかということでございますけれども、私も先日、全部の小・中学校を回ってきたわけでございます。このオートロック化は当然、小学校の校門閉鎖、子どもたちの安全を守るということでオートロック化をしたわけでございます。これまでは連絡要員ということで、府の補助を得ながら人員を配置しておりましたけれども、この事業が終わりましたので、終わったことに伴いましてオートロック化を導入いたしました。  これは当然オートロック化に移行する前に、議員も御承知のように学校現場から要望がございました。オートロック化だけではなしに、これまで同様しばらく一定の期間、連絡要員を置いておいてほしいというような要望もございましたけれども、完全オートロック化に移行いたしました後に、学校現場から特に再度連絡要員を配置してほしいというような要望とかいうのは、現在上がってはおりませんので、今のところオートロック化についてはスムーズにいってるんではないかなと。  ただ、まだオートロック、だれもおりませんから、ピンポンを押したら自然にあいて入れるんだというようなことで、しばらくはそういったトラブルといいますか、がございましたけれども、今はもうそういったものはなくなっているんではないかなというふうに思っております。特に今オートロック化について困っているというような声は寄せられておりませんので、御安心いただきたいというふうに思います。 213 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 214 ◯4番(梶本茂躾君) オートロック化については、ことしでしたか、当初信達小学校から受付要員をそのまま置いてくれというような要望書が出されました。その中で、一応納得はしてないんですけども、とりあえずはオートロック化で様子を見て、それで問題点があれば考慮していただけるということで教育長の答弁があったと思うんです。その辺のところ、もうちょっと僕らも意向を聞かなあきませんねんけど、とにかく今のところはちょっと閉鎖的になっていると。  そんな中で、閉鎖的と思えば、この前新聞にも載りましたが、樽井小学校へイノシシが入ってきたと。その辺のとこ、もうちょっとちゃんとした説明を聞かしていただければお願いできないかと。  それから、オートロック──僕らも信達小学校を見てますと、チビッコホームにうちの孫が入ってますんで、4時過ぎぐらいに迎えに行くときもあるんですけど、一々ボタンを押してだれかを呼び出して、お迎えに来ましたということでちゃんとして入るんです。それでなかったら、なかなかイノシシが飛び越えて行けるような状態じゃないと思いますけども、その辺のところ、どうして樽井の小学校にイノシシが入ってこれたんかなと不思議に思ってますんで、その辺ちょっとお答えいただきます。 215 ◯副議長(原 憂子君) 梶本教育長。 216 ◯教育長(梶本邦光君) オートロック化にかかわりまして、樽井小学校にイノシシが入り込んできたということの経緯を説明せよということでございますけれども、私も連絡が入りましたときに大変びっくりいたしました。その日はちょうど日曜日だったと思います。休日だったと思うんですけれども、私も家でおりましたら、防災無線で市内の樽井地区にイノシシが出没したと、えらいことやなというふうに思ってましたら、すぐに樽井小学校と。樽井小学校の運動場でイノシシが暴れて校舎にも入り込んだというような情報がすぐ入りましたので確認をしたんですけれども、早朝、日曜日だったと思います。少年野球の子どもたちが練習のいろんな準備をしている中にイノシシが入り込んだと。イノシシがどのような経路を通って樽井小学校のほうに侵入をしたのか、これは私もまだ承知はいたしておりませんけど、多分川伝いに、堤防伝いにずっとおりてきたんではないかなというふうに想像はしておりますけれども、堤防からどのような経路を通って樽井小学校の運動場に侵入したのかというのは、ちょっとまだ私は定かになっていないというふうに思っております。  これはなかなか、オートロック化をしておっても、イノシシの侵入は防ぎ切れなかったんではないかなというふうに思っておりますが、先ほども御答弁をさしていただきましたように、オートロック化については手続がまだ周知徹底されていないということで、私も行きました、行ってインターホンでだれだれですというふうに名前を言って、そしてしばらくしてからまた返事があって、自分であけて自分で閉める、そして入る、こういうシステムになっておりますので、若干手続が煩雑かなというふうに思います。  そういった意味で、学校と地域の間が少し遠くなるんではないかという御指摘でございますけれども、何よりも子どもたちの安全を第一にしたオートロック化ということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 217 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 218 ◯4番(梶本茂躾君) オートロック化については、僕らもまだまだ否定的なんですけども、教育長の言われるように、土曜日、日曜日、学校の校庭を少年野球に開放しているということは承知しております。ただ、そのとき、やっぱり出入りが激しいものであるんかどうか、少年野球のそのチームだけの利用ということもあるんか、門があけっ放しになっているんです。  だから、今教育長が言われましたけれども、受け付け要員がいててもこれは防げなかったと言いますけども、樽井小学校は知りませんけど、信達小学校の場合は、あの高い門をイノシシが越えることはないと思うんです。  その辺の連絡、学校の開放という問題と子どもの安全という面で考えた場合に、その連絡もきちっといってないということもありますし、オートロックをされたんやからオートロックはそれでいいと思いますけども、なおかつそこに受け付け要員があってあけ閉めする人があれば、財政が許すならばそういう形が一番望ましいと思うんです。  その辺のとこも考慮して、今は問題ないということですんで、あとは土曜日、日曜日の使用に関してのきっちりとした、教育委員会とその少年野球の使われている団体さんとの話し合いができてないんかどうか、その辺のところもあると思いますんで、今後その指導のほうもよろしくお願いいたします。  それでは、続きまして2番目は小学校、中学校校舎の老朽化と改修、建てかえ等の計画についてですが、現在は各学校の耐震化工事を優先しておられますが、これも平成26年度に終わる予定ということでございます。  現在、築40年以上の校舎も多々あり、老朽化も進んでいると聞き及んでいますが、平成26年以降に早急に建てかえが必要な学校及び校舎があるのかないんか、また大規模改修の必要な学校はあるかないか、現在計画されているのか、お答えください。 219 ◯副議長(原 憂子君) 市道教育部長。 220 ◯教育部長(市道登美雄君) ただいまの小・中学校校舎の老朽化、それから大規模改修の計画というんですか、必要なものということでございます。  学校施設につきましては、以前からもお答えをいたしておるところでございますけれども、児童・生徒の学習の場、生活の場として、豊かな人間性をはぐくむための教育環境として重要な意味を持ってると。これは私ども十二分に認識をいたしておるところでございます。  御指摘のあったとおり、我々、本市の学校施設につきましては、昭和50年前後に建設されたものが非常に多いと。ですから、相当な年数がたっておりまして、老朽化が進んでいるということは十分理解をいたしております。とりわけこの前の泉南中学校あるいは西信達中学校ということになりますと、校舎建設からもう50年余り経過しているということになってございます。  教育委員会といたしましては、現在、安全・安心な施設としての観点から、平成26年度に学校施設の耐震化率100%を目指しております。現在、優先的かつ計画的に耐震補強ということで進んでるところでございますけれども、私どもが置かれております財政状況等を勘案した場合、耐震補強と大規模改修・建てかえを同時にというのは非常に難しいということに考えております。  今後でございますけれども、耐震補強が完了いたします平成26年度、それ以降に大規模改修等、建てかえも含んでということでございますけれども、するためには、平成24年度をめどに老朽化した施設をどういうふうな形で整備していくか、それの検討を行いまして、検討と同時に改修等の計画のほう、そちらのほうを策定いたしたいというふうに考えておるところでございますので、よろしく御理解をお願いいたします。 221 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 222 ◯4番(梶本茂躾君) それでは、現在、計画は今のところないということでいいわけですね。24年度に改修せねばあかん学校については計画を立てるということで。わかりました。  続きまして、それにちょっと関連すると思うんですけど、3番目については、小・中学校の統廃合の必要性ということで質問をしております。  来年の春、鳴滝第一小学校・第二小学校の統廃合が行われます。それは泉南市のモデル校として新しく生まれ変わることになるということですが、他の小学校や、また中学校についても、これからますますの少子化の影響で必ず統廃合という問題が起こってくると思われます。サン愛プランにも書かれていますが、施設整備や子どもの安全を確保するための修繕等の維持管理費や管理業務を行う人員の人件費が生じますと。  施設整備にはそれだけお金がかかるということを書かれておりますし、財政早期健全化宣言を出した我が市にとっては、財政面だけをとれば、もちろん子どもの教育環境が悪化することは願っておらないですけども、悪化することなしに早期に統廃合の検討をする必要があると思われますが、現時点でのお考えと、将来的な計画、鳴滝第一・第二小学校以降の統廃合について将来的には考えられる、できれば具体的な学校名までお聞かせいただきたいと思います。 223 ◯副議長(原 憂子君) 梶本教育長。 224 ◯教育長(梶本邦光君) 議員も御承知のように、来年度、鳴滝第一小学校と鳴滝第二小学校が統合されまして鳴滝小学校となる予定でございます。  その後の小・中学校における統廃合の計画があるかどうかと、こういうことでございますので、御質問にお答えをさしていただきたいと思います。  教育委員会では、平成18年度からの学校規模適正化に係る教育問題審議会に対しまして、前審議会答申に示された教育の基本理念と、新たな施策の展開を実現するための学校規模の適正化の具体案作成について諮問をいたしました。  その際、適正な学級規模のガイドラインとして、国の現行法が小学校の学級数は12学級以上18学級以下を標準とするということでございました。ただし、地域の状況その他により特別な事情があるときはこの限りでないというふうに、学校教育法施行規則第41条、中学校は第79条で準用というようなことで規定されております。この学校教育法施行規則を参考に適正基準を設定いたしました。  この適正基準をもとに大規模校、小規模校の是正について検討され、その中で6学級未満の学校については速やかに是正措置をとることとして、東小学校を特認校としまして、6学級以上、11学級以下の学校につきましては、総合的な政策により12学級以上にすることを目指すということで、先ほど申し上げましたように鳴滝第一小学校・鳴滝第二小学校の統合及び調整区の設定が行われたところでございます。  今後も審議会の審議の柱となりました子どもの最善の教育を受ける権利を実現する、差別を許さない、科学的な根拠に基づく結論を導き出す、この3点のもと、学校規模適正化の適正基準を参考に適切な措置を検討していきたいというふうに思っております。  現在、具体的に統合を考えている学校名があるのかということでございますけれども、現在はまだそこまで至っておりませんので、御報告をさしていただきたいと思います。 225 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 226 ◯4番(梶本茂躾君) 先ほども質問で述べさせていただきましたけども、もちろんあくまでも子どもの教育環境の悪化ということは防がなくてはなりませんが、今、目の前に大きな問題が立ちはだかっておるのは、校舎の老朽化ですね。これの建てかえについての財政的な予算がないということと、大規模校、小規模校の規模の適正化という命題が1つあるということなんですけども、これはあくまでも規模適正化を推し進めていった場合に、老朽化した校舎の建てかえというのがおくれる可能性がある。  耐震化されるんで当分の間は大きな問題がないと思いますけども、雨漏りとか、そういう問題が必ずかかってくると思うんで、そのどちらをとるか、規模の適正化を重視するか、校舎の新しい建てかえをするか、今現状ある校舎を全部建てかえということは、この財政事情では何年かかるかわかりません。その中で集中できるとこは集中して、統合できるとこは統合し、また鳴滝第一・第二小学校のように1つに統合して、泉南市のモデル校ということもうたわれておりますので、小学校については、こういうモデル校を順次統廃合しながら新しく展開していくのも1つの方法だと思います。  この辺の選択枝を、軸足をどちらに重点を置いて今後行かれるんか、この24年度からの第5期の教育計画ですか、の作成に当たって、その辺のとこも必要になると思いますが、その辺どうお考えですか。 227 ◯副議長(原 憂子君) 梶本教育長。 228 ◯教育長(梶本邦光君) 統廃合、適正配置、それと大規模改修、建てかえ、そういったことについて、どちらに軸足を置いて取り組んでいくのかということでございます。  これは申し上げるまでもなく、教育委員会といたしましては、泉南市の将来を担う子どもたちの学習環境を本当にいいものにしていくというのが教育委員会の責務でございまして、どのような観点でこの適正な教育環境を整えていくのかということにつきましては、先ほど部長のほうからも答弁をさしていただきましたように、平成24年度を目途に大規模改修の計画を議会に対しても御説明をさしていただくというふうに言っておりますし、26年度を完成年度といたしまして、耐震のほうも完成をさしていきたいというふうに答えさしていただいております。  これまでも建てかえというのは、我々もこれは本当に視野の中に入れていかないといけないような状況になっているということは、十分認識をしておるわけでございまして、西信達中学校、それから前の泉南中学校につきましては、本当に老朽化が進んでおりますので、建てかえ計画ということも視野に入れながら、24年度の大規模改修計画をまとめていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。 229 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 230 ◯4番(梶本茂躾君) 西信達、泉南中学、それだけやないと思うんで、できるだけ、24年度の計画には優先順位があるでしょうけども、建物のほうの老朽化対策をしっかりとやっていただきたいと思います。  それでは、最後の質問でございます。何回もこの議会で質問させていただいております、大きな建てかえとかそういう問題じゃない、教育設備の改善における優先順位と、前回の議会で市長は公平性ということを言われましたが、公平性についてちょっとお聞きしたいと思います。  昨年度から泉南中学のトイレの全面的な改修に対する予算がつきました。そしてまた、この前の9月議会では、来年春開園されるくすのき幼稚園の全教室にクーラーをとの質問に、あおぞら幼稚園にクーラーがつくので、公平性からクーラーの設置の必要があると市長が答弁されました。  私の3月議会の質問における教育設備の改善についての優先順位についてのお答えは、1番は、児童・生徒にとって危険性が高いことである、2番は授業に支障があることである、3番は費用対効果があること、以上が改修・改善の基本順位であるということでした。  そこで、信達小学校PTAよりの要望が出されています家庭科実習室の改善ですが、この件は1から3の優先順位に正しく合致しておる項目です。3の費用対効果というのはどういうふうに思われるかわかりませんが、今まで質問さしていただきました学校の統廃合とか老朽校舎の建てかえとか、そういう問題にいろいろかかわってくると思いますが、信達小学校は信達地区の中心にありまして、絶対に統廃合される側の学校ではないと思われますし、長期的に見て、この改善は子どもたちの教育環境に大いに貢献するものであります。子どもの安全がかかっています。  現状としては、教育長もちょっと聞かれてるかどうかわかりませんけども、家庭科の授業において背中合わせではガスコンロの火が危ないんで授業ができない、交互にやっていると。授業に差しさわりが完全に出ております。  それと、狭い通路ですんで、その間、いつ事故が起こってもおかしくない状態で授業がされてると。たまたまその先生方の御苦労のたまものでこの1年何も事故がなく過ごしておりますが、今後どうなるかはわかりません。どうか早急に予算措置をとって改善していただきたいと思います。  また、きょう午前中の木下議員の質問の御答弁で、くすのき幼稚園のクーラー増設の予算要求をしたと言われております。この信達小学校の家庭科実習室についての予算要求はどうなっておりますか。それぞれどのぐらいの金額がかかっておるのか、お答えいただきたいと思います。 231 ◯副議長(原 憂子君) 市道教育部長。 232 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、ただいま御質問の教育設備の改善におきます優先順位と公平性という部分と予算の要求ぐあいですか、その辺をお答えいたします。  まず、先ほど議員からも御指摘ございましたけれども、私ども学校現場のほうに修繕等の要望調査を行っております。その中から実際に挙げていただきまして、その中から先ほど言われたとおり、危険性の高いもの、授業に支障がある、費用対効果等、そういう観点から必要に応じまして、現場を確認しながら優先順位をつけて対応を行っているという部分がございます。  ただ、初めの質問で施設・設備、非常に老朽化ということでございますんで、修理する部分というんですか、しなければならない部分というのが非常にふえておるというのが現状になっております。ただ、そういう中、限られた予算ということもありまして、その中から優先順位ということになってこようかと思います。  御指摘の信達小学校の家庭科室、この関連でございますけれども、新たに工事ということでの要求ではなしに、保全工事というんですか、改修ですね、修繕というんですか、その中で何らかの解決方法を見出したいということで今検討をしておると。  その場合の予算ということになりますと、小学校の保全事業というんですか、保全工事というんですか、その中の全体の枠がありますので、その中からの対応という形も考えられるということで、答弁としましては、このあたりということでよろしく御理解のほうをお願いいたします。  金額関係でございますけれども、完璧に工事をやるということになりますと500万を超すという形になってまいります。ですから、そこまでというのはなかなか組み込めんかなという部分がありますので……。  クーラーですか。約2,000万円だったと記憶しております。 233 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。 234 ◯4番(梶本茂躾君) 午前中の部長の答弁で、くすのき幼稚園のクーラーに対する予算要求をいたしましたということでございましたんで、予算を要求するのにクーラー代だけではいかんでしょう。正確な金額があると思うんで、それについて、今も家庭科実習室については予算要求はされてるんかされてないんか、その辺はっきりされてないんで、保全の場合の予算要求とクーラーの予算要求とどういうふうに変わるのか。あくまでも要求でございますんで、それでなるかならへんか別にしましても、どっちにしても金額的にクーラーのほうの予算要求されてるということなんで、どれぐらいの金額かかるんかということをお聞きしたいと思いました。 235 ◯副議長(原 憂子君) 市道教育部長。 236 ◯教育部長(市道登美雄君) まず、幼稚園のクーラーの関係でございますけれども、ちょっとはっきりした額までは覚えてないんですけども、約2,000万程度だったというふうに記憶いたしております。  それと、こちらの信達小学校の家庭科室でございますけれども、これは先ほど言いましたとおり、保全工事の中で、全体の小学校自体で枠がありますので、その中からどういう方法を探れるかということで検討さしていただくということでございますんで、よろしくお願いいたします。 237 ◯副議長(原 憂子君) 梶本議員。時間がございません。 238 ◯4番(梶本茂躾君) 答弁はもう結構ですけども、今のあやふやな答えでちょっと失望しております。保全関係の予算の中で、この500万という金額が多分入らないと思いますけども、その辺のとこも考えまして、予算要求のほうを正規にやっていただければどうかなと思います。  以上でございます。 239 ◯副議長(原 憂子君) 以上で梶本議員の質問を終結いたします。  午後3時40分まで休憩いたします。       午後3時23分 休憩       午後3時41分 再開 240 ◯議長(松本雪美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、3番 和気信子議員の質問を許可いたします。和気議員。 241 ◯3番(和気信子君) 日本共産党の和気信子です。本日の最後の質問となりましたが、最後までよろしくお願いをいたします。  さて、内閣府は3日、子ども・若者育成支援推進法に基づいて子ども・若者白書を発表しました。07年の派遣や契約社員などの非正規社員の割合は、10代後半で雇用者全体の72%だったが、学生アルバイトを除いても40%を占めています。内閣府は、雇用環境が厳しい中、特に若い人たちが正規雇用者として就職できなくなっているとしています。  09年の30歳未満の若年失業率は9.6%と、4.5ポイントも高くなっています。また、児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は4万4,211件と過去最多となっています。若者が正規雇用されるよう、また児童虐待がなくなる社会を願いながら一般質問をさしていただきます。  大綱1点目は、行財政改革についてです。  財政再建の名のもとで2009年までの集中改革プランを策定されていました。市民や職員の負担のもとで実施されてきたように思われますが、その点と影響額についてお伺いいたします。  また、第4次行政改革計画の進捗状況及び現在凍結されている事業、市営宮本住宅2、3号棟の建てかえ建設などについての考え方についてもお聞かせください。  さらに、職員の給与カットを4年間で約4億7,000万円もされる計画ですが、市財政、職員に及ぼす影響についてもお伺いいたします。  次に、財政早期健全化宣言についてです。  市長は、10月21日に、すべての事業を原点から見直し、職員給与の削減、市民生活にも影響を及ぼす施策の見直し、大きな痛みを伴う取り組みを進めていかなければならないと表明されています。  さきの議会で、職員の給与カットは4年間のみと断言しておられましたが、これからもあるということでしょうか。市民は大きな痛みについてどこまで我慢すればいいと思っておられるのか、具体的なお考えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 242 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 243 ◯市長(向井通彦君) 私のほうから、財政早期健 全化宣言につきまして御答弁を申し上げます。  財政の健全化に関しましては、去る10月21日に財政早期健全化宣言を出させていただきました。本市の財政状況が非常に厳しいということは、議員も御承知のことかと存じます。  この宣言は、市民生活に密着して、住民に身近な行政サービスをこれからも提供していくという1つの宣言でもございます。責任ある市・自治体として、自主・自立による特色ある行財政運営を継続して実施をしていくというものであります。そのため、決して財政健全化団体へ転落することがないよう、そういう決意で宣言を出させていただいたわけでございます。  この大きな課題に対して、持続可能で自主・自立の行財政運営を進めることができるよう、抜本的な財政構造の転換の方策を実施してまいりたいと考えております。  既に職員の皆さんには、給与カットという大きな痛みを背負っていただいております。今後、すべての事業を原点から見直し、削減すべきものは削減をし、またなすべきものはなしていく。限られた財源を効果的に配分をして、市民の皆様にも一部御負担をお願いする場面もあろうかというふうに存じますが、市民生活になるべく影響を及ぼさないように、強力に行財政改革を進めていく覚悟でございます。  具体的な方策につきましては、この宣言を指針とする次の行財政改革実施計画により個々にお示しをさしていただく、このように考えております。  それから、給与カットについて、もうないのかというお話でございましたが、これは去る9月議会でもお答えをいたしておりますように、人事院勧告でのプラス・マイナスは別にいたしまして、今回の4年間の給与カットということでもって終了といいますか、さらに給与カットをすることはないということをはっきりと申し上げてるところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。 244 ◯議長(松本雪美君) 左部総務部参与。 245 ◯総務部参与兼行財政改革推進室長(左部純夫君)  第4次行財政改革計画につきまして御答弁申し上げます。  集中改革プランは、平成17年度から平成21年度までを実施期間とする行財政改革の実施計画として策定をいたしました。  平成19年度には財政収支見通しを見直し、平成23年度の収支が準用財政再建団体への転落のおそれのある22億円を超える赤字収支との試算を得ましたので、これまで強力に行財政改革を推進してきたところでございます。  しかしながら、行財政改革は、単に歳出を削減し、市民の皆様や職員に我慢を強いるだけのものではなく、市民が納得できる行政サービス提供のための市役所改革でもあると考えているところでございます。  これまで乳幼児医療の充実や妊産婦健診事業の充実を進め、義務教育施設の耐震化も進めてまいりました。また、コミュニティバスの利便性の向上なども実施してきたところでございます。  第4次行財政改革実施計画につきましては、集中改革プランにかわる実施計画といたしまして、収支見通しを終え、来年度予算に反映する形で事務作業を進めているところでございます。  実施計画につきましては、間もなくお示しできるよう作業を進めており、その中で御質問のございました市営宮本住宅の計画につきましても、プロジェクト事業としての位置づけの中でお示ししてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  職員の給与カットにつきましては、関係団体とも協議を終え、議会にもお諮りしたところでございます。職員に対する影響につきましては、本市の財政状況への理解と人事評価システムの運用によりまして、職員の意欲の保持とその醸成に努めているところでございます。  以上でございます。 246 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 247 ◯3番(和気信子君) 市長からの答弁の中で、職員については、もう給与カットはないということでおっしゃられておりましたので、その確認をしたかったというふうに思います。この日付が10月21日ということになっておりましたので、9月議会が終わった後でのこういった状況の中でもありましたので、臨時議会もありましたが、再度の確認をしたいということでありましたんで、よくわかりました。ぜひこれからも、やっぱり給与カットというのは、生活給与でもありますし、大変なことになりますので、その辺は守っていただきたいなというふうに思います。  それから、今回の財政の第4次緊急財政改革プランをするに当たってでありますが、泉南市は現在、たくさんの借金残高、本当に大きくて市民に負担がすごくのしかかってきているというふうに思っています。  この借金の多くは、空港とか旧同和関連事業優先、また総額67億円もする信達樽井線、そして基幹農道53億円、そして農業公園の25億円など、これはこれからに当たって将来にわたり毎年、ことしからですが、借金返済もしなければならない。今までも返済をしておりますが、本年度においては信達樽井線で1億3,306万6,000円、そして農業公園で1億715万3,000円、そして基幹農道8,115万9,000円ということで、3事業を合わせても3億2,137万8,000円、ちょっと調べてみますとそういうことになっていました。  こういったことの中で、これは今後ずっと続くわけでありますが、こういった借金で、市長はいつも、チャンスがあるときには事業をせなあかんというようにおっしゃっておられましたが、借金がこれから残る状況の中でありますが、こういった借金体制の財政運営、これからの改善についてはどのように思われているのか。  その点と、それから保育所は民営化、そして保育料の値上げ、幼稚園の2園化など、福祉とか教育については本当に削減されてきてるんじゃないかなというふうに思います。  そして、表明されていることの中にもありますが、市民に我慢をというふうにおっしゃっておられますが、市民の中からこういう声が上がっています。もう限界や。介護保険とか国保税を払うのが精いっぱいで、せっかく制度あるんやけれども、使ったらお金がかかるから使われへんと。市長さんもぎりぎりの生活をしてみてほしいんやと。市長さんは一定裕福で生活苦はないかもしれないけれども、そういうふうにおっしゃっておられました。そういう声もあるということをぜひ市長さん、わかっていただきたいなというふうに思います。  そういった中で、この改革プランの緊急性の問題、そして必要性の問題、いろんな見直し、これからされるというふうに思うんですが、この宮本住宅については、緊急性として計画の中にどのように考えておられるのか、そういったことをもう一度お答え願いたいというふうに思います。検討される、これからいろいろ考えてされるというふうにおっしゃっておりましたが、具体的にどのように、いつぐらいまでというのは、案があるのかないのか、その点をお聞かせください。 248 ◯議長(松本雪美君) 左部総務部参与。 249 ◯総務部参与兼行財政改革推進室長(左部純夫君)  今、計画を立案しております第4次実施計画でございますけれども、この中に具体の御質問がございましたので、宮本住宅の建設についての考え方ということでございますけれども、プロジェクト事業につきましては、これまでも集中改革プランの中でさまざまな事業を計画、位置づけして、行財政改革運営に取り組んできたところでございます。  したがいまして、今度の実施計画におきましても、集中改革プランに位置づけた事業につきましては、財政収支の計画のもとにそれを見きわめながら計画的にやっていくという考え方、それとただいま御質問いただきました、当然新たなプロジェクト事業の需要もございます。それにつきましては、その必要性、優先度、緊急度等々の検討をいたしまして、市営住宅の計画につきましては、この推進期間の中で実施計画を示さしていただけるものと、このように考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。 250 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 251 ◯3番(和気信子君) ぜひ本当に必要性の事業、そして見直さなあかん事業、そういったこともしっかりとこれから検討していただいて、これは十分皆さんの意見も聞きながら考えていっていただきたいというふうに思います。そして、市民が本当に泉南市で生きやすくできるように、市民の生活も守っていただきたい、そのように市長さんにもお願いをしまして、次の質問に行きたいというふうに思います。  大綱2点目については、町づくりについてお伺いをいたします。  和泉砂川駅の海側のエレベーターについては、市民の皆さんの大きな要望もありまして、議会の皆さんも本当に頑張ったというふうに思いますが、本当にできてよかったなというふうに思います。こういったことで大変市民の皆さんも喜んでおられます。  しかし、砂川高校跡に開校予定の府立支援校の生徒が利用するということで砂川の上のほう、山側のほうを多分生徒さんはおりて通学されるというふうに思うんですが、こういった駅上のほうもバリアフリー化、それが適用されるかどうか、またお金のこともあるというふうに思いますが、エレベーター設置とかトイレの水洗化、洋式化とか、ぜひその辺についても頑張っていただきたいなというふうに思います。  手すりについては、山側のほうもついておりました。低くしてほしいと。2つ同じように海側のほうにもついて山側のほうにもつけていただいておりました。これはよかったなというふうに思います。  そういった問題で市民の皆さんも本当に要望されておりますので、こういった取り組みについて、進捗状況と、それから通学路の安全対策、これはこれから通学するに当たっては大変な状況というふうに思いますので、この辺の進捗状況、そして5,000人以上が乗降する、またさきの質問者、大森さんのほうからもありましたが、樽井駅、そして新家駅のこともあると思います。私のほうからは、樽井駅のエレベーター設置についての進捗状況もぜひお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、生活道路の整備・改修についてお伺いいたします。  生活道路については、泉南市についてはでこぼことか亀裂が入って歩道の段差があるとか、歩道も斜めの状態で、ほんとに車いすが通りにくい、そして歩いていてもほんとに何度も転びそうになったという苦情をたくさんお聞きしています。  それと、あと住宅地の道路もかなりひどく傷んできて、いつ改修してくれるんやとか、そういうこともいっぱい聞きます。  こういった中で総合計画、そして市内全域の整備とか改修計画についてぜひお示しください。計画があるのかないのか。広いですので、そういったことをぜひ計画を立てて改修もしていただきたいというふうに思います。お願いいたします。 252 ◯議長(松本雪美君) 市道教育部長。 253 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうからは、和泉砂川駅の上側、山側ですか、こちらのほうのエレベーター設置等につきまして、御答弁申し上げます。  現在、和泉砂川駅につきましては、議員御指摘のとおり上下線の各ホーム、それから海側の改札口、これにエレベーターが設置されたと。あわせて海側のトイレも改修と。それで、年内に供用が開始されるということになっておる状況でございます。  また、砂川高校の跡に支援学校が開設されるということで、実際上通学のほうで使用されるのは山側の改札になるというふうに考えております。  また、それに伴いまして、砂川の駅から支援学校への通学路となる市道でございますけれども、そちらのほうの整備も安全面から必要となってまいるというふうに考えております。  本市のスタンスといたしましては、大阪府の方針によりまして、砂川高校が閉校となりまして支援学校となるという決定をされたという認識でございますので、その決定に従いまして、周辺対策という意味合いも含めまして、エレベーターの設置あるいは通学路等の整備は、大阪府の責任のもとに実施されるべきものというふうに考えておりまして、現在要望を行っておるというところでございます。  以上でございます。 254 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 255 ◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、私のほうから樽井駅のエレベーター設置について、御答弁申し上げます。  樽井駅のバリアフリー化につきましては、これまでも南海電鉄との協議を重ねてきたところでございます。本市としましては、バリアフリー法にのっとり、基本構想の策定、補助制度の利用と手順を踏んでバリアフリー化を実施してまいりたいと考えております。したがいまして、平成23年度にはバリアフリー化に向けての準備に着手できるよう努めてまいりたいと考えております。  また、平成23年にはバリアフリー法に基づく基本方針の改定が確実視されているということですから、その内容を踏まえて対応してまいりたいと考えております。  次に、同じまちづくりの生活道路の整備、改修でございますが、生活道路の整備、改修について御答弁申し上げます。  市内一円に広がる生活道路、通学路につきましては、安全確保を図るために以前から地元区長からの要望、住民の方々からの通報をいただいた箇所において、危険な箇所及び通行に支障を来す場所においては優先的に改修を行ってきております。  ただ、改修の必要な場所がかなり多くあって、すべての箇所に対応し切れてないということについては、十分認識をしているところでございます。  このような状況のもとで、限られた予算の中、より効果的・効率的な維持管理が必要であり、今後とも定期的なパトロールによる損傷箇所の早期発見など、管理方法を工夫し、適正な維持管理に努めてまいりたいと考えております。  それから、市内全域の生活道路の年次的に整備する計画についてでございますが、市内全域においてはさまざまな道路施設を管理しており、またその規模は年々増大し、平成21年度末で477路線、総延長約210キロの市道を管理しております。  老朽化している路線もあり、すべてに対応することが困難な中、一定限られた予算の範囲内において現場状況等を勘案し、対応しているところでございます。個々の状況もさまざまで、そのような中、年次的な整備計画を策定することは、かなり困難であると考えております。  今後、安価で速やかにできる修繕方法を検討し、また地下埋設物工事等の近くに舗装損傷があれば、それに合わせて復旧範囲をふやす指導を行うなど、さまざまな工夫をしながら道路の維持管理に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 256 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 257 ◯3番(和気信子君) 砂川駅のエレベーターについては、先ほど答弁がありましたけれども、府の支援校ができるからということで、すべて府の責任というような形で府に要請するということでおっしゃっておられましたが、もちろん府もやっぱり支援校をつくるに当たっては、そういったことは必要やというふうに思います。けれども、泉南市においても、やはり泉南市の市民が乗降するわけでありますし、管轄が違うのかというふうに思われますが、高齢者もふえてきているし、本当にエレベーターが必要やなということ、それがバリアフリー法というふうに思いますので、必要やというふうに思います。  ですから、そういった意味では府のほうに働きをすると同時に、泉南市においても、これは管轄がまた違うことになるのかなと思いますが、そういった意味で双方合わせて、市も府もそういった形でこれからも引き続きぜひ予算も組み入れながら頑張っていただきたいなというふうに思っています。  それで、お聞きしたいんですが、通学路ですよね。阪南の共産党議員団でこの11月に対府交渉したんですが、この問題についてもお聞きしますと、もちろん府のほうでは25年度に開校する支援校がありますので、ちょっと難しいかなみたいなこともおっしゃっておられましたが、泉南市においては、ぜひそれは何度も府に言うていってほしい。  しかし、この道路については、これは泉南市ですよと、通学路の安全をと言いますと、市やから市に言うてくれというふうにおっしゃっておりました。けれども、その25年に開校したときの生徒の安全を守るためには、職員を配置しますというようなことをおっしゃっておられました。でも、道路については泉南市に言うてくれということでおっしゃっていましたので、再度その点、25年度までにはどのように考えておられるのか、その点もちょっとお聞かせ願いたいと思います。  それから、道路については今実際に穴があいたらすぐ直していただいています。これについては、最近ちょっと頑張ってるなというのはよく見えるんですが、大きい処置でなくて、本当に計画的にすべきかなというふうに思いますので、限られた予算というふうにおっしゃられておりましたが、やはりきちんと予算を取っていただいて、年次計画、そして長期計画も含めてそれは必要かなというふうに思います。  その点ももう一度お聞かせ願いたいというのと、それから先ほどちょっとお聞きするのを忘れてたんですが、6月の定例議会でも取り上げさしていただきましたが、通称地獄坂と言われている砂川台団地から新家へ抜ける道なんです。急な坂で何回もいろいろ皆さんから苦情があるんですが、亀裂で穴ぼこで本当に危ない、とにかく穴を埋めてくれてるんやけれども、単車で転んだり、犬の散歩に行っても転んだり、車が来ても危ない、とにかく何とか少しでも計画的に直してほしいと、そういうふうにおっしゃっておられるんです。  そういった意味で何回も恐縮なんですけれども、ぜひその点はお願いしたいというふうに思います。その点も御回答をよろしくお願いします。 258 ◯議長(松本雪美君) 向井市長。 259 ◯市長(向井通彦君) 支援学校への通学路の問題です。バリアフリーも含めて、これについては大阪府にも強く要求しておりまして、先般も大阪府議団を通じて大阪府に要望する機会というのが3回ありました。自由民主党大阪府議団を通じての要望、民主党大阪府議団を通じての要望、維新の会を通じての要望がありました。  私も出席をしまして、そこに回答側といいますか、大阪府の、今の問題ですと教育委員会とか府の都市整備部とか、いろいろ出ておるわけですね。そこで我々要望したことについて、一定大阪府の考え方というのが回答としてあったわけでありますけれども、その中でバリアフリー、山側のエレベーターの問題、それから現在の砂川高校、将来の支援学校への通学路の問題、これについて強く要望したわけであります。  ただ、大阪府の教育委員会の言い方は、先ほど議員言われたように、自分たちは敷地内のことはやる的な話であったし、通学路については泉南市さんでやっていただきたい、そのかわり協力できるところは協力さしてもらいます的な言い方やったんで、何を言ってるんだということで怒ったわけなんですね。やっぱり支援学校が来るということが1つの大きな通学路の安全のことですから、大阪府教育委員会だけではなくて、オール大阪府で考えてくれということを強く申し上げております。  仲介していただいた大阪府議団の幹事長のほうからも、それはそうやと、泉南市の言い分のほうが正しいよと、やっぱり大阪府が支援学校をそこへ持ってくるということについて、通学生徒の安全を確保するという問題やから、大阪府が主体になってやっぱりやるべきではないかという後押しもしていただいたわけでございます。  引き続いて、この問題については強力に我々、大阪府に言いますと、都市整備部に該当するのは我々の市長部局のほうでありますし、府の教委についてはうちの教委ということになりますから、お互いに今後とも両者から強く要望していきたいと思っております。 260 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 261 ◯都市整備部長(土井 聡君) それでは、再度の生活道路の市内全域の計画を立てるべきではないか、計画的にすべきではないかという御質問でございました。  確かに、それは非常に望ましいことだと思うんですけども、何分延長が210キロございますので、例えばその舗装の性状を全部調べて優先順位をつけてやるというのは、非常に難しい、困難な作業であるということは、ちょっと御理解していただきたいと思うんです。  ですから、区長さんであるとか地元の方々からの要望、そういうものを受けて現場の状況を調査して判断しながらやってる状況にあるということを御理解願いたいと思います。  それから、もう1点、西ケ原砂川線というダイケンホームから新家のほうへ抜ける道なんですけども、非常に急な坂があって危険だと。その舗装が非常に悪くなっているということでございますので、それは現場調査をした上で対応してまいりたいというふうに考えております。 262 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 263 ◯3番(和気信子君) 御答弁いただきました。教育委員会のほうからも、そして市のほうからも、この砂川駅については、エレベーター、バリアフリー法もそうですし、泉南市の高齢者の方々がほんとに駅を利用してどんどんどこへでも行けるような、そういった場所にしていただきたいというふうに思います。  また、支援校ができても、安心して地域住民の方も本当に快くそういった形で受け入れてもらうためには、ぜひ必要やというふうに思いますので、ぜひこれからも引き続き府のほうにも働きかけをお願いしておきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  そして、ずっと何回もお願いしている道路の改修、急勾配の地獄坂と言われている、これはいつぐらいに──予算もないことかというふうに思いますが、予算をつけていただいて、少しでもしていただけるんですかね。今年度中、あともうちょっとですが。本当に皆さん、何回も転んでけがして、治療代も欲しいみたいにとか、いろいろ言われるんで、その辺はどのように今計画されてるのか、ないのかあるのか、ちょっとお願いします。 264 ◯議長(松本雪美君) 土井都市整備部長。 265 ◯都市整備部長(土井 聡君) 今年度の予定の中には、そこを改修するというようなスケジュールになっておりませんけども、穴ぼこがあいてるとか、危険であれば、応急処置としては現場を見た上で対応してまいりたいというふうに考えております。 266 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 267 ◯3番(和気信子君) 早急に対応をお願いいたします。  続きまして大綱3点目、子育て支援についてお伺いいたします。  1点目は、泉南市の市議会は、ヒブワクチン、そして子宮頸がん予防接種の公費負担の助成を求める意見書を可決していただきました。そして、この予防接種をすることで女性の命、そして子どもの命が守れます。  そして、大阪府はきょう何か府議会があるようなんですが、この中で国の補正予算の成立を受けて、国からの交付金74億6,000万円で基金をつくって、全額自己負担だったワクチンの接種費用を来年度末まで助成するということを出されているようなんです。これが可決すれば、本当に泉南市にとってもいいことかなというふうに思います。  また、この対象は市町村が実施する子宮頸がんとインフルエンザ菌、ヒブなんですが、小児用肺炎球菌の接種事業費の半額を助成するというふうにされています。国も決まっておりますし、国とか府が助成をすることになっても、市町村が実施していない場合の助成はどうなるんでしょうか。その辺をちょっとお答えください。  それから、2点目なんですが、来年度から保育料が値上げされます。保護者への影響及び現在の待機児童数、これは途中入所の方で結構です。その方の人数と、その対策についてのお考えをお聞かせください。  それから、3つ目なんですが、保育所に指定管理者制度を導入し、民営化を今してきています。そして、こういった中での効果額は幾らになっているんでしょうか。  それと、この効果額については、多様な子育て支援に反映すると、前々からずっと答弁もされていただいていますが、いまだ保育所の耐震化がされていません。これは民営化されている信達保育所、そしてされようとしている樽井保育所については確実に耐震化が進んでいってます。実施されていますが、残る公立保育所の中で3つ、鳴滝第一・第二、そして浜保育所、これについては前にも質問いたしましたが、全く計画がされてないということでありました。鳴滝第一ですか、それは耐震化はしているということでありました。  この問題では具体的に午前中の先ほどの質問もありましたけれども、この計画はどのようにされているのか、あれから考えていただいたのかないのか、その点についてもお聞かせください。  それから、4点目ですが、子ども支援センターの充実についてです。  子どもの療育にかかわる担当部局として保健センター、そして子育て支援課、教育委員会、高齢障害介護課などいろいろあると思います。この連携を図るに当たって、一番中心的な役割を果たしている部局というんですか、そこはどこなのか。また、今後の方針についてもぜひお聞かせください。  それから、実際に今ずっと頑張っておられるリバースクールがありますが、この入所数、そして現在の待機児童数、そして肢体不自由児、そして知的障がい児のお子さんが保育、療育されているというふうに思いますが、この実際の保育室数、そして職員体制並びに実際に医療的ケアの必要な児童の受け入れがあるのかないのか、こういった体制についてもぜひお示しください。  以上、お願いいたします。 268 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 269 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) それでは、まずヒブワクチンについて、公費助成の関係で御答弁を申し上げます。  ヒブワクチンにつきましては、b型インフルエンザ菌による髄膜炎などの重篤な感染症を予防するワクチンでございまして、生後2カ月から5歳までの間に発症する割合が10万人当たり5人から8.3人と言われており、感染すると死亡または重篤な麻痺を残すなど、予後不良となる場合が多いと言われております。  我が国におきましては、このワクチンについては平成19年1月に製造販売が承認をされたところでございます。国は、先日の補正予算の中で、接種費用の助成を決定され、市町村が助成する費用の2分の1を助成するというふうにしております。  接種対象者でございますが、0歳から4歳児で、0歳児は3回接種後1歳で1回追加、2歳以上の場合は1回接種となってございます。接種費用については、1回当たり6,000円から8,000円となっています。  本市におきましては、近隣市町の動向も踏まえて、助成金額あるいは助成方法について検討しておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、保育料と保育所の耐震化の関係でございますが、まず保育料の見直しにつきましては、既に御説明を申し上げておりましたように、来年4月から改定することとして保護者のほうに説明をしてございます。  見直しによる効果は、約1,400万円を見込んでおります。保育所を御利用の市民の皆様におかれては、社会経済状況が大変厳しいという中ではございますが、当然家計に与える影響も勘案した上で定めさせていただいた保育料体系でございますし、それから従来よりも所得段階に応じたきめ細かい保育料とさせていただいてございますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。  それから、待機児童数の件でございますが、全国の保育所入所待機児童は3年連続で増加をしてございます。ことし4月現在では2万6,000人を超え、過去最悪の水準に戻ったというふうにされています。  しかしながら、幸い4月現在も本市におきましては、国で言う基準の待機児童数は0名ということで、ない状態になってございます。ただ、希望する保育所に入れないという、特定の保育所のあきを待つための待機児童というものは、現実問題としてございます。これは現在の国の基準で言う待機児童には当てはまってございません。  本市では、毎月途中入所を受け付けしておりますが、当然年度後半ともなりますと、やむを得ず待機状態が生じてまいります。本年12月現在、41名が待っておられる状況でございます。これはやはり施設の規模、入所可能な容量、保育の最低基準要件に関することもあり、なかなか簡単にすぐに対応できないという部分がございます。  しかし、例えば恵由福祉会の信達保育所では、部屋の改造を行いまして若干広げるということで、低年齢児の受け入れ人数を増加させるなど、待機児童解消に向けた努力も見られます。これもやはりこれまで進めてきた民営化による効果の1つのあらわれとも言えるもので、今後もこのような取り組みができないか、検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。  それから、民営化の効果額についてでございますが、信達保育所では指定管理期間の間、年約3,300万円ほど、それから樽井保育所では年約5,500万円ほどの効果額を得ておる状況でございます。  また、保育所の耐震化事業についてでございますが、これまでに民営化した信達保育所では耐震化工事を完了いたしまして、樽井保育所では現在まさに耐震化の工事を進めているところでございます。  なお、鳴滝第一保育所では、既に平成19年度に耐震診断を終えております。残る鳴滝第二保育所、浜保育所では、まだ診断を行ってございません。その経費に関しては、それぞれ耐震診断と実施設計を終えないと何とも言えないところでございます。それぞれ数百万で足りるのか、あるいは数千万円を要するのかというのは、全く今の段階ではわかりませんので、御了承をお願いしたいと思います。  今後、速やかに耐震診断等、耐震化に関する事業を進めるよう努力をしていきたいというふうに考えてございます。  それから、計画的な耐震化ということでございますが、本市の財政が逼迫する中で、これまで民営化する保育所で優先的に事業実施をしてまいりました。しかし、当然保育環境の安全性確保という観点では、すべての保育所施設を耐震化するということが急がれるものだというふうには認識をしてございます。  つきましては、今後関係部署と調整の上、予算確保に努め、速やかに耐震診断等、耐震化に関する事業を進めるよう努力をしてまいりたいと存じます。  それから、子育て支援のうち、子ども支援センターに関連した御答弁を申し上げます。  まず、子どもの療育にかかわる部署といたしまして保健センター、保育子育て支援課、教育委員会、高齢障害介護課など、連携を図るのはどこが一番中心的な役割を果たしているのかということがございましたが、障がいのあるお子さまに各種のサービスを提供したり、あるいはさまざまな対応をしていくためには、保健、福祉、教育などの各担当部局だけではなく、関係する内部、外部の機関との幅広い連携が必要となってまいります。  したがいまして、本市ではかねてより、そういった関係機関が協力する場を持ってございました。その組織を統合強化し、現在は泉南市子どもを守る地域ネットワークの中の発達支援部会として取り組みを行っております。  これら全体の調整機関である事務局として保育子育て支援課、それから保健推進課及び教育委員会事務局の指導課が協力して運営を行っているところでございます。  もちろん現在、療育を中心的に実践しているのは子ども支援センターというふうになりますので、これについては保育子育て支援課の所管というふうになってございます。これら関係機関が連携をしながら、今後も障がいのあるお子さまに関することの取り組みと療育支援について推進をしていくものでございます。  それから、リバースクールの待機児童数等でございますが、現在リバースクールは定員が20名、これはキャパの関係で3クラス、3室で対応しております。そして、職員は所長以下看護師1名、心理専門職1名を含めまして総勢23名で運営をしております。やはりこれも年度初めにいっぱいになってしまう状況にございまして、途中から御希望の場合は、週1回の通園事業であるめだか教室、これは言葉の発達のおくれなど知的側面で対応してございます。またはひよこ教室、これは肢体不自由児の対応する教室でございまして、これらにも入っていただくことをお勧めをさしていただいております。本年度、めだか教室は2クラス16名、ひよこ教室は1クラス5名となっております。  それから、施設の拡充・確保の面でございますが、国の統計を見ますと、保育所における障がい児の数は、平成9年からの10カ年で35%も増加をしております。また、実際に本市各施設における受け入れの御希望もやはり増加傾向にありまして、このような状況に加えて障がい児の多様化からも、残念ながら子ども支援センターの施設では、現状でもかなり手狭になってきたのかなというふうには思っております。  ただ、従来は大体波があるといいますか、障がい児の発生数といいますか、そういったものの波があったようですが、ここ数年かなり増加傾向にあるなというふうに感じてございます。  また、今後も就学前だけではなく、18歳ごろまでの療育が必要とされるお子さまを対象としていく必要もございますので、やはり今後は一定規模の施設が必要だろうというふうに認識をしておるところでございますが、財政状況など諸条件を勘案しながら、今後関係部署と調整いたしまして、施策に必要な予算の確保あるいは施設の確保に向けて努力をしたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 270 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 271 ◯3番(和気信子君) まず初めに、ヒブワクチンのことでお聞きしたいと思います。  子宮頸がんにつきましては、もうどんどん進んでいってまして、現在36府県、170市町村が8月末現在で助成されるように、どんどんと市町村も頑張っているというふうに資料の中で見てるんですが、このヒブワクチンについては、せっかく国も府も助成してきてるにもかかわらず、先ほど答弁なかったんですが、これをしてない市町村については、結局はいただけないんですよね。これを見ますと、これを助成している市町村に対してということでこれがありますので、泉南市はまだそういうふうに決めておりませんので、大阪府もそれをするというふうにおっしゃっておられますし、ぜひこの時期にこれはやっぱりすべきじゃないでしょうかね。その点、もう1点ちょっと先にきちんとお答え願いたいというふうに思います。 272 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 273 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 先ほども御答弁さしていただきましたように、近隣の市町の動向も含めて検討するということでございますが、ただ議員御指摘のように、市として助成をしなければ国の助成が受けられないということは事実でございますので、我々としてもぜひ来年度に向けて要求をしてまいりたいというふうに、要求作業もしておるというところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 274 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 275 ◯3番(和気信子君) ぜひ来年度から──今すぐでもしていただきたいんですが、ぜひしていただかないと、せっかく国や府がしてるのに、これをできなければ大変なことになります。  実際に小児科医の先生たちも、今お金は自己負担やけれども、接種に来ておられるそうです。本当に大変やけれども、やっぱり子どものこと考えたらしたほうがいいということで、そういうこともありますので、お母さん方が安心して受けられるように、ぜひその辺はお願いしたいというふうに思います。  リバースクールの問題ですが、これは開設して以来、定員が20名という形でありますし、本当にこの社会状況の中で子どもたちを支援せなあかん、子どもたちがふえてくる中では、この定数の見直しもやっぱりすべきやというふうに思います。めだか教室やとかひよこ教室やという形でいろいろ努力されてるのはわかっているんですが、やはりきちんとそういった形で枠を広げていただきたい。  お母さん方の中には、本当にずっと入れなかったんやけれども、入れてほっとしたと。家の中でも、心配で心配でそういうふうに思ってたけれども、やはりこれに入れて、お母さん方の話も聞けるし、子どもたちのいろんな姿も見て安心したということで喜んでもおられますので、ぜひ実現していただきたいというふうに思います。  それから、施設の拡充なんですが、今あいぴあにありますけれども、本当に目いっぱいで大変やというように思いますので、施設の拡充をするためには、今いろいろお母さん方がおっしゃっておられるんですが、例えば樽井幼稚園とか信達幼稚園、そういった教育施設のある本当に環境のいいところで、子どもたちをもっと枠をたくさん広げていただいて、ぜひしてほしいなという声もあるんですが、こういったことは将来的に考えておられないのかどうか。今のままでは、これ以上あいぴあでは枠が広げられませんから、そういったことについてのお考えをちょっとお聞かせください。 276 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 277 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 確かに、今現在あいぴあに併設をしてございますリバースクール、これについては、20名以上の定員というと、少し困難であるというふうに我々も認識してございます。  一方、先ほど議員から幼稚園の跡地の利用ということもお話がございました。これは、私も考えないわけではございません。しかしながら、これは全体的な話の中で幼稚園の跡地問題について検討をしておるところでございますので、健康福祉部のみの要望といいますか、そういった意見だけでは通らないということで御理解をお願いしたいと思います。 278 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 279 ◯3番(和気信子君) もちろん健康福祉部だけの話ではできないというふうに思います。これは樽井区のほうからも、この幼稚園跡地については、コミュニティの場所にするとか、地域のそういった、遊具もあるし、いろんなこと、そういうような形で活用したらどうなんかということも要望もあると思います。いろんなことを含めて、これから、売るんやということをおっしゃっておられますが、財産については有効に、新しくそういった施設をつくるのもお金が要りますから、そういった形の全体的なことを考えながら、一緒になってぜひ実現のために努力をしていただきたいなというふうに思います。  それから、あと保育所の問題ですけれども、午前中に幼保一元化の問題、そしてどうなんかということ、いろいろ質問もありました。この中で、私も理想的なところは、鳴滝第二保育所がとか、いろんな中でというふうにおっしゃって、えっ、そういうふうになってるのということでびっくりしたんです。  といいますと、幼保一元化、保幼ですか、そうした場合は、一応新しい幼稚園に1カ所と、それから公立保育所の部分で、そういうふうにおっしゃられましたら、前は民営化1カ所、そして公立で1カ所みたいなこともおっしゃって、いろんな形で変わってきてもおられます。  じゃ、そういった鳴滝第二を残して、そういった場合は、耐震化はこの24年までに何かいろいろ計画されるというふうにおっしゃっておりましたので、そのときに鳴滝第二は耐震化をするんですか。  それと、あと残っている浜とか鳴滝第一についても、まだ検討中とかとおっしゃっておられましたが、総合的にきちんと計画をしていただいてどうなんか。学校は26年までにするとおっしゃっておられましたし、保育所はどうなんですか。具体的にいつまでとか、そういうことは答弁できないんですか。その辺はもうそろそろ言っていただきたいんですが。緊急課題だというふうに思います。その点をお願いします。 280 ◯議長(松本雪美君) 中脇健康福祉部長。 281 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(中脇一雄君) 午前中に御答弁さしていただいた鳴滝第二保育所の一元化施設、これはあくまで候補地ということでございます。幼稚園についても同様な考えで進めてございます。  ただ、もし仮に保育所を幼保一元化の施設とする場合についても、当然耐震の問題もございます。それから、今現在、保育室でない部分を活用しなければならないということがございますので、そのあたり、保育室への改修というんですか、そういった部分も必要になるということから、教育長が従前から答弁しておりますように、平成26年度ぐらいがめどになるのかなというふうに考えておるところでございます。(和気信子君「耐震化のことについて」と呼ぶ)  耐震のほうも、教育委員会のほうが一応26年ということでございますので、我々としても大体ほぼ同じような時期にすべて終了したいというふうに考えてございます。 282 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 283 ◯3番(和気信子君) 耐震化といいますとお金がかかりますし、建てかえは無理にしても、本当に保育所も、そして小学校も中学校もそうですが、耐震化すると莫大なお金が要るんやなというので、今まで何でこういうことをしてこなかったんかな。本当に今までの後送り後送りしてることによって大変な状況になってるなというのをすごく感じるんですよ。けれども、やっぱりしなければならないことは、ちゃんとしていただかないと困りますので、小さな子どもたちがいる施設、そして子どもたちの教育の現場であるそういった学校についても、きちんと計画立てて、26年と言わずやっぱり早くにしていただきたいなというふうに思います。これはこれぐらいにしておきます。また、次の機会に質問したいというように思います。  あと、残っている問題が大綱4点目、火葬場問題でありますけれども、樽井火葬場、岡田火葬場の今後の改善及び整備計画、そして管理運営計画、それについてお示しください。  それと、新火葬場建設計画で市民の里ということで650万円の調査費が決まっています。この進捗状況についてもお聞かせください。  また、財政の厳しい状況のもとですので、新規事業、火葬場についてもこれから議論をして、慎重にするべきじゃないかなというふうにも思います。これからの行政改革の中でいろんなことを検討されるということでありましたので、そのお考えについてもお聞かせください。 284 ◯議長(松本雪美君) 根来市民生活環境部参与。 285 ◯市民生活環境部参与(根来久雄君) 私のほうから、火葬場問題についてお答えいたします。  まず最初に、現火葬場の整備についてでございますが、議員御存じのように、樽井火葬場につきましては昭和47年から、西信達火葬場につきましては昭和31年から、建設以来、建屋の改修、火葬炉の設備の定期点検・補修などを行いながら現在に至っております。  それと、両火葬場につきましては、臭気・ばい煙対策としまして既に再燃焼装置を設置しておりまして、今後とも定期点検を継続しながら、なおまた御遺族の御協力によりまして、副葬品の低減に努めてまいって、ばい煙等の対策を実施していきたいと思います。  それと、本年8月と10月に樽井地区から市に対する要望の項目としまして、臭気・ばい煙対策の話がございました。なお、先日もうちの担当のほうで、樽井火葬場のほうで2体火葬時の折に煙突のばい煙等の現地検証をしましたけれども、異常等はまず認められませんでした。今後とも、このような適宜必要箇所の補修に努めてまいりたいと思います。  それと、今後の運営につきましては、さきの12月3日の常任協議会におきましても、今回議案に上げさせていただいております債務負担のほうで、樽井の火夫さんの退職に伴います債務負担の火夫の業務の委託費を計上さしていただいておりまして、これにつきましては、さきの協議会でもうちの部長のほうが御答弁申しておりますように、今後2カ所並行でいくのか一括にするのか、検討しながら進めてまいりたいと考えております。  それと、2点目の新規事業につきまして御答弁申し上げます。  さきの議会のほうで御承認賜りました調査委託料につきましては、新火葬場の整備基本計画策定業務を行うべく、ただいま業者選定の作業に入っております。業者決定しました後には、さきの議会でも答弁申し上げておりますように、現地の測量あるいは環境対策、火葬炉の性能並びに維持管理等の施設計画を進めながら、あわせて先ほど議員御指摘ありました市の財政状況をかんがみまして、PFIの導入の可能性の検討やほかの事業手法の検討もあわせて行いまして、本市にとってより有利な事業スキームの策定を行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 286 ◯議長(松本雪美君) 和気議員。 287 ◯3番(和気信子君) 時間がなくなってしまいましたが、樽井火葬場とか、そういう対処をされるというふうにおっしゃっておられますが、やっぱり地元の住民から要望が出るようでは困りますので、臭気があるとかいっても、きちんとそういうことで大丈夫やということになるまで対応していただきたいなというふうに思います。新規事業についてもしっかりと検討し、また議会のほうにも返していただきたいというふうに思います。  以上、終わります。 288 ◯議長(松本雪美君) 以上で和気議員の質問を終結いたします。  お諮りいたします。本日の日程は全部終了いたしておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす9日午前10時から本会議を継続開議いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 289 ◯議長(松本雪美君) 御異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす9日午前10時から本会議を継続開議することに決定いたしました。  本日はこれをもちまして延会といたします。       午後4時42分 延会                   (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   松 本 雪 美  大阪府泉南市議会議員   成 田 政 彦  大阪府泉南市議会議員   北 出 寧 啓 © Sennan City, All Rights Reserved.

意見(0件)

意見を書くにはログインが要ります(資料を読むだけならログインは要りません)。