泉南市研究サイト

言葉を空白で区切ると、そのどちらも含むものだけが出ます(例:給食 予算)。
1語だけでも探せます(例:防災)。

← 議会議事録一覧へ戻る

平成22年第1回定例会(第1号)

日付
2010年
分類
議会議事録
文書番号
252 泉南市議会の会議録システム上の番号
期・回
平成22年第1回
会議
定例会
原本
未登録(文字起こしのみ)

本文テキスト

開く(文字起こし・自動抽出。原本と違う場合は原本が正です)
# 平成22年第1回定例会(第1号) 本文 # DocumentID: 252 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時2分 開会 ◯議長(堀口武視君) おはようございます。ただいまから平成22年第1回泉南市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  今定例会には、議案等の説明のため、市長以下関係職員の出席を求めております。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において11番 森 裕文議員、12番 竹田光良議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から3月26日までの23日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 2 ◯議長(堀口武視君) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月26日までの23日間と決定いたしました。  次に、開会に当たり市長からあいさつのため発言を求めておりますので、これを許可いたします。向井通彦市長。 3 ◯市長(向井通彦君) おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、平成22年第1回泉南市議会定例会の開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方には、常々本市の発展と市民生活の向上のために御尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。  さて、御承知のとおり、今定例会より議員皆様方の御尽力によりまして、議会の様子をロビー設置のテレビやインターネットで配信することができるようになりました。情報化社会において、市民の皆様に泉南市政遂行の根幹である泉南市議会の様子をいち早くお知らせすることができるということは、大変喜ばしく、さらにより活発な議会運営を行っていただけるものと期待をしているところでございます。  さて、今議会には平成22年度当初予算等、報告2件、議案34件の御審議をお願いをいたしております。何とぞよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。 4 ◯議長(堀口武視君) 次に、日程第3、一般質問を議題といたします。  この際申し上げます。今定例会における一般質問の各質問者の持ち時間については、その答弁も含め1人1時間といたします。  また、質問者におかれましては、最初の質問については、発言席または壇上から質問をお願いし、質問後は自席には戻らず、控え席にて理事者の答弁を聞き、再質問につきましては、すべて発言席から再質問を行うこととなりますので、よろしくお願いをいたします。  これより順次一般質問を許可いたします。  まず初めに、15番 角谷英男議員の質問を許可いたします。角谷議員。 5 ◯15番(角谷英男君) おはようございます。初めて一般質問のトップバッターになりました。ましてやテレビで放映されるということで、大変緊張をいたしております。  質問の前に、この議場で4名の理事者の皆さんが御定年で退職をされる。長い間、本当にありがとうございました。この泉南市のために、一生懸命努力をされて定年退職される。ぜひ新しい人生もすばらしいスタートを切っていただきたい、そのように思います。  また、先ほど申し上げましたテレビ放映でありますが、これは昨年、谷議長のもとで改革懇談会が設置をされまして、改革しなさいという諮問をいただきました。その中で会議規則の見直し、いろいろなものを改革することに全力を挙げてやってまいりました。中でも、このテレビ放映が大きな目玉でなかったかなというふうに思います。  これは、議員各位がそれぞれ議会の情報を提供し、開かれた議会を市民の皆さんに示すんだという思いで努力をされた結果であります。ぜひその結果がうまく市民の皆さんに浸透し、いい反応が出ることをこれからも期待したいというふうに思います。それでは、質問に入らせていただきます。  まず、総合計画についてであります。  この総合計画については、前回も質問をさせていただきました。それ以前にも質問をいたしました。なぜこの総合計画についてこれほどまでに質問するかといいますと、実は第4次総合計画にしても、総合計画を読ましていただきますと、実に夢があるんですね。泉南市はこんなふうになっていくんだなと。そして、市民の皆さんが読めば、これはより勇気を持つんではないかなと、そう思います。そういう意味では、より中身の濃い、充実した総合計画になってもらわなければいけない、そういう思いで質問をさせていただいております。  まず、総合計画についてでありますが、第4次総合計画は、この前も申し上げましたが、いわゆる実施計画がなしに終わっておるわけでありますが、この評価は一体どのようになっておるのか、どのように評価をされておられるのか、お聞きをしたい。  また、第5次総合計画については、市民に対して約3,000名と聞いておりますが、アンケート調査を行われております。問題は、このアンケート調査でありますが、どの程度集計ができたのか、お聞きをしたいと思います。それともう1つ、私は知り合いからこのアンケート調査を聞きました。議会に対してこのアンケート調査の御案内があったのかどうか。これもお聞きしたいと思います。我々議員として市民から、こういうものが回っておりますが、どうなんでしょう、と聞かれたときに、実は知りませんとはなかなか言いにくい。恥ずかしいことになるわけであります。そういう意味では、ぜひ事前に、これは大事なもんでありますから、御案内をいただきたい、そのように思います。このことについても説明及びお答えを願いたいと思います。  それと、第4次の予算については前回申し上げましたが、第5次総合計画については、まだ後2年後ということでありますから無理があるかもわかりませんが、予算はどの程度を考えておられるのか、わかっておればお聞かせ願いたい。  それと、総合計画は基本構想、基本計画、実施計画、この3つで成り立つわけでありますが、第5次のこの総合計画は、実施計画を間違いなくされるんであろうと思いますが、その辺の考え、答弁をお願いしたいというふうに思います。  それと、できたら民間活力を導入して、民間の皆さんの声を反映したいということでありますが、一方でいわゆるコンサルを入れるんであろうと思いますが、その辺はどうなのか、お聞かせ願いたいと思います。  以上であります。お答え願いたいと思います。 6 ◯議長(堀口武視君) 梶本総務部長。 7 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君) それでは、角谷議員の御質問にお答えさしていただきたいと思います。何しろ初めてのテレビでございますので、自分もモニターを見ながら御答弁さしていただきますが、ちょっと緊張しております。  まず、一番最初の、角谷議員からの総合計画には夢があるというお話でございましたけども、やはりこれにつきましては私も同感でございまして、確かに御指摘受けましたように、4次計画の中では、実施計画までできなかったということも事実ではございます。  ただ、その4次総合計画をつくるときに、やはり職員みんながそのことについて課題を勉強し、そしてこれからどうするんだというふうなことを議論しました。ですから、そういう意味ではいろんなことの泉南市の夢を見ながらつくったというふうなことに関しては、これは間違いのない事実でございますので、そういう経過を見たときに、やはり総合計画をつくるという意義がいろんな意味であったんじゃないかなというふうに私、思っております。  それで、第4次計画の評価ということでございます。確かに、第5次総合計画をつくるには、やはり第4次総合計画の総括をしなければならないというふうに考えております。ただ、今この場でどういう総括をしたのかということにつきましては、これからやるという話でございます。もう1つ質問ございましたアンケートもそうでございます。アンケート調査、この中で第4次総合計画について市民の意向も聞いております。ですから、これらを合わせまして、第5次に向けてこれからそれらの第4次の評価をし、アンケート調査の集計をまとめて、これで次の第5次へ向けていくというような手順で考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、アンケート調査の状況でございますけども、今お話しさしてもらいましたとおり、現在3,000人の方に調査票を送付さしていただきました。その結果、現在1,300名の方々からの回答がございました。この中で先ほどもお話しさしていただきましたように、10年前と比較対照できるような属性、それとか定住志向、これらのものも聞いております。そしてまた、第4次の総合計画の中に掲載いたしました小見出し、これらの事業について満足度という形で5段階評価でも聞かしていただいてるということは事実でございます。  そして、現在これらについて集計の作業に入っているというところでございますので、これらの報告につきましては、いましばらくお待ちいただきたいというふうに思っております。  もう1点、議員から御指摘でございましたこのアンケートについて議会への報告ということでございます。我々のほうといたしましても、この集計を合わせて御報告さしていただこうというような形で考えておりまして、前段にするということについては非常に申しわけございませんでしたけれども、皆さんのほうにはお示しさしていただけなかったかなというふうに思います。この辺については、おわび申し上げたいというふうに思っております。  それから次に、第5次の予算でございます。予算につきましては、第4次で集計してみますと、大体1,900万ほどの費用をかけまして作成さしていただいております。第5次につきましては、非常に今の厳しい財政状況の中でございますので、このような金額までは無理かもわかりませんけれども、このときはコンサルを入れておりますので、こんな金額になっているということでございます。ちょっとこれからにつきましても、ある程度コンサルの力をかりなければならないとは思っております。この金額になるかどうかということについては、まだまだ我々のほうとしてはそこまで考えてないというんですか、そこまで詳細な金額をはじいてないということでございます。  それから、第5次の中の総合計画にある三本柱ですね。構想、基本計画、実施計画ということでございます。第4次のときは、財政状況等によりまして実施計画までということはできませんでした。これはもう事実でございます。ただ、第5次につきましては、今の財政状況を踏まえた上の計画という形のものを策定していかなければならないと思っております。  ですから、その実施計画も総合計画の基本がそれですから、必ずつくって、これでもって計画的な事業というんですか、まちづくりを進めていかなければならないと思ってます。ですから、5次のほうは実施計画を必ず策定して進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。  あと、民間活力のコンサルについては、どこかでお手伝いはしていただかねばならないと思っておりますし、また市民の参画というんですか、これについてはもう非常に重要なことでございますので、計画をつくりつつ、また市民の御意見を聞きながら、市民ぐるみでつくり上げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。  以上でございます。 8 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 9 ◯15番(角谷英男君) 大事な実施計画については、必ずやるということであります。ぜひやっていただきたいというふうに思います。  それと、もう1つ、市民との関係でありますが、今回アンケートをとられたから市民参画ということになるんかもわかりませんが、より以上に市民の声を聞いていただいて、この中に入れていかなければいけない、よりそういうことが求められておるんではないかなというふうに思います。  それともう1つ、アンケートについて、私の見方が悪いんかどうかわかりませんが、教育について少し弱いんではないかなと。アンケートをもう少し詳しくお聞きになられたほうがいいんではないか。例えば、学力の問題とか、泉南市の小・中学生、義務教育の学力について皆さんはどう思われますかと、そのようなアンケートも今必要ではないかなというふうに思われます。  そういうことで、今後の市民と協調してやるということについて、よりほかの方法が考えられておられるんかどうか。それと、アンケートも配布されてますから、今さら無理かもわかりませんが、教育についてもより深く聞かれたほうがいいんではないかなというふうに思われますが、いかがでしょうか。 10 ◯議長(堀口武視君) 梶本総務部長。 11 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君) まず、1点目の市民との参画ということでございます。  当然、これはつくり上げていきますときに、総合計画審議会というものを立ち上げます。前回の第4次の部分につきましても、結構相当な回数で開いております。ですから、これは10回ぐらい開いてるんですかね。その中で、当然審議会の委員さんの中にも市民の方々が入っていただくということになっておりますので、当然その部分で市民の意見をお聞きするということにもなってまいります。また、必要に応じてその分野、分野の中で計画を策定する中で、いろんな団体の方々とか、それにかかわる方々の御意見も吸い上げながらつくっていく、総合計画をつくる手法というのはそんな形で今までもやってまいってますんで、今回もそのような形になっていくかなというふうに思っております。  もう1点のアンケートの中の学力ということでございます。これは、私、先ほどお答えさしてもらいましたように、今回のアンケートの仕方につきましては、10年前にアンケートを総合計画のときにとっております。ですから、この辺で市民のニーズがどのように変化したのかという調べるアンケート、なおかつ第4次総合計画の中の評価という形でのアンケートということで今回まとめさしていただいております。議員御指摘のとおり、もう少し聞けばよろしかったんでしょうけれども、これでも実のところは、はっきり言いまして相当なボリュームなんですね、アンケートとしては。ですから、お答えしていただく方にとっても、これ以上書いていきますと、どうも回答率も当然悪くなりますので、今回の場合はここの分野の中で何とかおさめたということで御理解いただきたいと思います。また、機会のあるときにはその分野もまた考えさしていただくということでございますので、よろしくお願いします。 12 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 13 ◯15番(角谷英男君) あと、総合計画が印刷されてこの本になってますが、先ほども申し上げましたように、これを読みますと、実に元気が出るわけですね。泉南市の、私たちのまちの未来はこうなるんだと。夢が広がるわけであります。そういう意味では、この本を、印刷されたものをできるだけたくさん市民の方に見せてあげる必要があるんではないかなと。今までこの第4次は、どの程度これを配布されたのか。  もう1つ提案でありますが、これも前回質問しましたが、こういう大きいものではなしに、もっとコンパクトにしてやったらどうなのか。これはまず職員の皆さんも絶えず持っておくということも大事であろうと思います。  それと、もう1つは、これは間違った提案かもわかりませんが、例えば泉南市は財政難で大変であるわけです。この総合計画は、市民の皆さんにとっても大事なもんであります。そういう意味では、これをあえて有料で市民の皆さんに販売してはどうなのか。協賛でもあるわけですね、これは。その辺はどのように考えられますか。これはぜひ市長にお答え願いたい。 14 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 15 ◯市長(向井通彦君) 前回も、今その非常に大きな冊子といいますか、立派な冊子になっているんですけれども、もう少しハンドブック的にしてはどうかということの御提案もいただきました。私どもも他の市のものとか、その辺も参考にさしていただきまして、もう少し、それはA4判だと思いますが、小さな判に変えて持ち運びをしやすくするとか、あるいは常に手元に置きやすくするとか、そういうことについては考えたいというふうに思っております。  それから、頒布、要するに有料で販売してはどうかということの御提案でございます。いろんな方法はあろうかというふうに思います。例えば、この前やりましたような暮らしの便利帳のように、例えば協賛をいただいて、それらを原資に印刷をするということも可能だというふうに思いますので、有料がいいか、あるいはそういうような方法がいいかもあるというふうに思います。貴重な御提案だというふうに思いますので、要は市民の皆さんにそれを広く知っていただく、あるいは持っていただく。例えば、一家に1つ常備していただくとか、そういうことも考えないといけないというふうに思っておりますので、またこれは我々のほうで検討をさしていただきたいというふうに思っております。 16 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 17 ◯15番(角谷英男君) それでは、続いて火葬場問題について質問をさせていただきます。  これも議会があるたびに質問をさしていただきました。これは、なぜここまでしつこくやるかという理由は、もう述べなくても十分御理解いただいておると思います。  そこで、今までいろんな対案も出してまいりましたが、泉南市は今のところ2案があって、これを対比しながらやっていくんだと。その2案のうちの一方は、市民の里の一部で火葬場をやりたい、計画があるというふうに聞いておりますが、現状はその後どう進んでおるのか。火葬場の進捗状況についてひとつお聞かせ願いたいと思います。  それと、これは前議会で提案をさせていただきましたが、市民は間違いなく火葬場にはお世話になるわけであります。そこで市民が全員お世話になるわけでありますから、それであるなら、全市民に聞くというわけにいきませんので、せめて各区を代表される方にでも、果たしてどれがよろしいんでしょうか、どこが望ましいんでしょうか、どれが次善としてよろしいんでしょうかというぐらいお聞きになられてはいかがでしょうかという御提案をさせていただきましたが、聞かれたかどうか。まず、とりあえずこの2点についてお願いをいたします。 18 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 19 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) まず、市民の里で計画してる、その計画の進捗状況でございますけども、以前の火葬場計画につきましては、位井下池、それから位井上池の辺で計画をいたしておりました。それと対比いたしまして、市民の里周辺でどうかということでの比較検討を現在やっておるところでございます。位置的な問題、それからあと経費的な問題、いろんな面での検討を現在いたしておりまして、その辺の検討結果が出ましたら、また所管の厚生消防委員会に御説明を申し上げるという予定で作業を進めているところでございます。  それから、各区に場所等について聞いてはどうかということでございますけども、今まで公共施設建設に当たりまして、各地元の意見というのは、計画ができた段階でそれぞれの地区に御意見を伺うということで聞かしていただくということはあったとは思うんですが、どこの場所がいいかと最初からお聞かせ願うということはなかったと思います。  今回も、場所の検討に当たりましては、所管の厚生消防常任委員会に御説明申し上げて、そこで了解をいただくということで、まず市民の代表である議会の御意見を伺うということを前提に考えておりまして、場所が、ある程度の候補地が決定いたしました後、火葬場に関しましては都市計画決定等の手続もございますので、その手続の中で案の縦覧、それから意見の聴取ということもございますので、そういう中でお聞かせ願えるかというふうに考えております。  以上でございます。 20 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 21 ◯15番(角谷英男君) 何かよくわからなかった。もう一度、私はこの際、場所については各区に一度聞かれてはどうかな、どこが望ましいでしょうかと。何か明快に言われたのか言われてないのか、よくわからなかった。僕の聞き方が悪いんかもわかりませんが、もう一度お願いしたい。  それと、されるのかされないのかで結構です。されるのか、いやもう聞かない、我々だけで、対議会だけで十分なんです、市民代表の議員さんにお聞きをして、お示しをして、それで十分なんだというふうに思われてるのか、その辺を明快にお答えください。  それと、この火葬場は、何度も言っておりますが、補助金がありません。考え方の基本に、節税を考えながら──これは市長もおっしゃっておられるわけで、節税、できるだけ安く、税金を使わないでと。当然であろうかと思います。そういう意味で、今度のこの火葬場の費用は、どの程度予想されておられるのか。これはぜひお願いをしたい、今わかれば。考えておられるのか。 22 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 23 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) まず、もう一度各区に聞くかどうかですけども、現計画策定の段階では、聞くつもりは、お伺いするつもりはございません。将来的には、先ほども申し上げましたとおり、計画決定の段階で案の縦覧等で御意見をお伺いすることになるかと思います。  それと、費用でございますけども、現在その費用の検討中でございまして、まだ今の段階で細かいところまでのあれは出ておりませんので、御理解いただきたいと思います。 24 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 25 ◯15番(角谷英男君) 各区にぜひお聞きしてくださいという要望は、残念ながらこれは聞きませんということであります。できたら、何度も言いますように、皆さん非常に興味を持っておられる施設ですから、ぜひ聞いてあげる必要もあるんではないかなというふうには思います。改めての要望にさしていただきます。  それと、費用については、なるほどそうかなというふうに思いますが、この費用を考えながら今まで対案も出してきた。広域行政でやってはどうなのか。そして、もう1つは、現在ある樽井火葬場のほうが、これはより安く上がるんではないかなという思いがありましたから、提案もしてまいりました。そういうことで、ぜひ、できるだけ税金が無駄に使われないように考えながらやっていただきたいというふうに思います。  それと、大事なことでありますが、今後いずれにしても都市計画決定を打って環境アセス等いろんなことをやっていかなければいけないんでありますが、これは市民のニーズからいえば、市長も言われているように、いわゆるナンバーワンに近い状態にあろうかというふうに思います。  そこで、今からやってこれがいつごろできるんだろうかなと、どこにせよですね。これは、市民の皆さんは当然興味を持っておられるわけでありまして、ぜひ計画を示していただきたい。いつごろ完成予定なのか。 26 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 27 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) 建築の予定の時期でございますけども、まず計画が策定できてから、それから事業手法をどういう形でとっていくか、これの検討をしたいと思います。それが終わりましたら、それから後、都市計画決定の手続等を行いますんで、最短で四、五年かかるんではなかろうかというふうには考えております。 28 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 29 ◯15番(角谷英男君) 四、五年かかると。予想以上の期間がかかるんだなというふうに思いました。先ほども言いましたように、市民の皆さんは待ったなしでこのことに対する期待が大きいわけであります。そういう意味でも、果たして新しい場所につくるのが早いのか、それとも今ある場所を拡幅、拡充するというか大きくしていく。そのほうが早いのか。その辺もあわせて検討されなければいけないと思うんですが、その辺はいかがですか。 30 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 31 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) 現有施設での改修といいますか、建てかえということを前提に考えますと、まず以前から申し上げておりますように、現有施設の敷地の面積規模とか、アクセス道路の幅員とか、それから駐車場施設の面積が狭小であるとか、そういう面、それと今現在、西信達と樽井と2カ所の火葬場がございますけども、いずれかの施設を建てかえるとなりますと、現有の火葬炉が、まず樽井で建てかえとなりますと、樽井の2炉がその工事期間中使用できなくなる。3炉だけではとてもじゃないですけども、対応できませんので、ちょっとその辺の補完機能がないということでの困難性が発生してくるんではないかというふうには考えております。 32 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 33 ◯15番(角谷英男君) 樽井もしくは岡田でやる場合は、補完機能の問題があると。なるほどなあというふうには思いますが、大事なことは、早く、できるだけ無駄な税金を使わないでということが大前提でありますから、ぜひ改めて検討ができないのかどうか、検討していただきたいというふうに思います。  それと次に、事業手法も言われましたが、PFIでやる可能性があるというふうにお聞きしておりますが、これはPFIでやっていくのか、それともまだまだ検討していくのか、それもあわせて。  それと、仮に市民の里が最有力となって、これにほぼ──ほぼというか決定したという場合は、火葬場はその市民の里に隣接するところにできるんでしょうけども、進入路としては六尾からの基幹農道を使われる方法が1つ。それと、もう1つ、新家及び砂川方面から入る道がありますね。この2つが考えられますが、この道路には水道及び電気等についてはどうなんでしょうか。新たに工事をしなければいけないのか。その辺はどうなんでしょうか。 34 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 35 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) まず、PFIについてでございますけども、先ほども申し上げましたように、PFIでするかどうかという、PFIとしての事業が成立するかどうかという調査をまずする必要があろうかと思います。今現在行っております計画が一定できた段階で、そのPFI手法でいけるかどうかという可能性の調査を行います。その可能性の調査を行った上で、可能であるということになりましたら、初期投資費用が非常に少なくて済みますので、まずそれも1つの事業手法の選択として幅が広がるというふうに考えてございます。  それから、市民の里になった場合の進入路の検討でございますけども、御指摘のとおり基幹農道とそれから新家から、大口のほうから入っていく2本の道路がございます。確かに水道は市民の里までは入っておりません、電気もいっておりません。まず、そこになった場合の建設費用の中には、水道及び電気の引き込みの費用も含めて現在試算をいたしているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 36 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 37 ◯15番(角谷英男君) まず、この水道工事だけでも相当な費用が今後かかるんではないかなと。これはもう樽井、岡田と比べて大きな違いがあるというふうに思います。これは、ぜひ考慮しなければいけないんではないかなというふうには思います。  それと、あと、これも前に言ってまいりましたが、阪南市の火葬場から泉南市男里地区に黒い煙がどんどん、どんどん入ってくると。このことで泉南市も男里地区も阪南市に対して改善要望をしておるということは聞いておりますが、その後、泉南市としてはこの阪南市の火葬場について、何か新しい要望とかそういうことはやっておるのかどうか。  これも解決をしなければいけない。でなきゃ、阪南市がずうっとそのままであれば、男里の皆さんはいつもそういう煙を吸わなければいけない。これはもう当然そうなるわけであります。そのことについても、住民の皆さんのために市は一生懸命やらなければいけないと思いますので、その辺はどうなんでしょうか。 38 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 39 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) 阪南市の火葬場の煙の問題でございますけども、私も近くで住んでおりますので、以前は阪南市の火葬場からの煙が結構流れてきてはおったんですが、最近は比較的そういうことが少なくなっておりまして、一定改善がなされてるのではないかというふうには考えておりますが、機会があるごとに阪南市のほうには煙の対策についての適正な運転がなされるようにお願いをいたしてきておるところでございます。  以上です。 40 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 41 ◯15番(角谷英男君) お願いを何度もしてると思いますが、現実は全然変わっていないということでありまして、その改善は前にも御提案し、今回も言いましたが、やっぱり広域でやることが一番かなと実は思っています。そういう意味では、改めて広域ということも考慮しながら、この計画については考えていただきたいと思います。ぜひお願いをしたい。でなきゃ解決しないんですから、ぜひお願いをしたいと思います。  次に、農業公園についてであります。  これも何度も何度も質問をしてまいりました。これもなぜこれだけしつこくやるかといいますと、せっかく多額の費用を使って、たしかあれは12億でしたかな、それぐらいでしたね。もっとかな……。24億使っておると。現実は、残念ながら春のチューリップと秋のコスモスぐらいで、年間大した人が入っていない。現実はそういうことであります。  そこで、今回6月の中ごろでありますが、余りよく知らないんですけど、TUBEという歌手のグループが海水浴場のとこに来られます。これは、実は甲子園でもう長年継続してやってまして、1回開くごとに3万人集める。今度の泉南市で開催するのも、実は最低1万人は軽く集まるんだということであります。  そこで思いついたのは、改めてこれも言いますが、農業公園をそういうものに使えないかどうか。これは使えるように思うんですね。だから、今度そのTUBEが行っておる会社にそういう働きかけをするとか、一度見学いただくとか、もしくは農業公園をもっとPRの仕方があろうかと思うんですよ。あれはもっと生かせるように思うんですけどね。市長、どのように思われますか。 42 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 43 ◯市長(向井通彦君) 楽しい話でございますので、ぜひ実現できるようにというふうに私も考えております。  農業公園については、確かにチューリップとコスモスということでございますが、植えておりました桜、シダレザクラを含めてかなりもう大きくなってきておりまして、まずはその桜、それからチューリップ、それとシバザクラ、それと梶本家から移植したフジ、そして北海道出身の方が植えていただいてるラベンダー、これは6月ごろだそうでございますが、そういうふうな形になってきております。  今、隅のほうにこういう小さなバラを試し植え、試植をいたしております。もう小さなつぼみをつけておりまして、あそこの土壌でも十分咲くと、育つということが確認されておりまして、そういうところの進出予定もございますんで、それを何としてもこの泉南市の農業公園に進出をいただけるように、大阪府とともに今私どもといたしましてもお話し合いをさしていただいてるところでございます。それができますと、いわゆるイングリッシュ・ローズなんですけれども、世界的に有名なバラ、ガーデンとそれから販売所、あるいはカフェレストランとか、いろんな展開がこれから広がっていくということになろうかというふうに思います。当然、人もたくさん寄って来られますので、そこにまた地産地消のお店とか、そういうふうな展開も可能だというふうに思っております。  それから、コンサートの話が出ましたけども、今回のTUBEにつきましては、ぜひ海辺でやりたいと、こういうお話でございましたんで、これは全国的にそういうシーサイドでやっているということがございましたので、そのコンセプトからいきますと、りんくうタウンのサザンビーチということになるわけでございまして、そこで計画をされておられるということでございます。  これが成功しますと、また来年度、TUBEかどうかは別にして、新たなアーチストに来ていただくということも可能ですし、それからいずれにしても野外のコンサートですから、海に限らずそういうきれいな花畑の周辺でやるとか、いろんな展開が広がっていくんじゃないかなというふうに期待をいたしておりますので、今回の海岸でやるTUBEコンサートについて、1つのこれからの泉南市のそういうイベントのあり方の最初のものだというふうに考えておりますので、ぜひ成功をしていただいて、そして全国から集まって来ますから、泉南市の知名度、あるいは活性化につなげていきたいというふうに思っております。  その一環としても、農業公園、これはイングリッシュ・ローズが来ますと、非常に全国的に名を馳せるものだというふうに思っておりますので、ぜひ誘致をしたいというふうに考えております。 44 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 45 ◯15番(角谷英男君) ぜひそういう活用を考えていただきたいなと。せっかくあるんですから、しかもあれだけ広い場所でもあります。  それと、TUBE、余りよく知らないんですけども、来られると。1万人以上集める。すごいことだなと思うんです。大事なことは、1年で終わるということのないように、これが定着して毎年1万人以上の人が他市から集まってくる。これはすごいことだと思うんですね。そういう意味でも、泉南市はこのコンサートにやっぱり協力をしなければ──実は商工会も全面支援ということになっております。ですから、何とかこれを定着させれば、泉南市のPRになるんではないかなというふうに思っております。  農業公園に関しては、要は何とかうまく活用して無駄のないようにしていただきたいというふうに思います。  続いて、砂川樫井線についてお聞きをします。  これはもう相当な年数がたってますね。皆さんは、間違いなく言うのは、今までかけた費用が全く無駄になってるなと。完成してないんですから、そう言われても仕方がないんです。そういう意味では、いつになれば完成をするのか。それをぜひ明快に市民の皆さんにも関係者の皆さんにもお示し願いたい。大変な不信をこれは持っておるわけであります。ぜひお願いをします。  それと、砂川樫井線に関係するのは、駅前広場が関係をします。これとの関係、中でも4年ほど前にはここが一方通行になるという話もありました。地元の商店街の皆さんは大反対をしましたが、その後、計画変更があるのかどうか、将来に向けてね。その辺は、ぜひもう明快にされる必要があるんではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 46 ◯議長(堀口武視君) 土井都市整備部参事。 47 ◯都市整備部参事兼都市計画課長(土井 聡君) 砂川樫井線について御答弁申し上げます。  砂川樫井線については、御存じだと思うんですが、昭和48年に都市計画決定を行って、昭和51年に事業認可を取得しております。位置的には和泉砂川駅の東側にある市道牧野柳原線から一丘小学校までの区間1,498メーター、その整備を進めているところでございます。  砂川樫井線につきましては、今御質問ありましたように、30数億の金額を投入しておって、今までで平成18年の4月1日からは尋春橋から一丘団地までの区間の供用開始を行いました。また、20年8月7日には、尋春橋から市道中の池砂川線までの区間、約280メートルございますが、供用開始を行ってきたところでございます。このことによって、山手地区から国道26号までのアクセス、これはかなり便利になって、多くの市民の方にも利用していただいております。  今後としましては、残る未買収区間がございます。それについては、引き続き用地交渉に努めて、できるだけ早期に完成できるよう鋭意努力をしてまいりたいと考えております。それから、駅前広場との関係でございますが、今申しましたように、市道の牧野柳原線、これはライフの大阪側の道なんですけども、そこまでが事業認可を取得しておりまして、それと今、駅前広場の計画決定の変更をして、その裏の道を信達樽井線として連結する、そういう予定になっております。ただ、駅前広場につきましては、集中改革プランでもお示ししてますように、平成24年以降の着工となっておりますので、時期的には若干ずれるんではないか。ただ、できるだけ早期に供用開始をしていただくために、公安委員会とも調整をして、どういうような暫定供用のあり方があるのかということについては、十分協議してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 48 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 49 ◯15番(角谷英男君) これ、完成はあと1件と聞いてるんですけども、努力はされてるとは思いますよ。だけど、完成してないんですね、まだ。言われたように、一部は確かに完成はしております。だけど、砂川まで行って初めて砂川樫井線というのが使えるわけでありまして、今の段階では暫定的な利用しかないわけであります。まして砂川樫井線の尋春橋の信号については、つけると言いながら、明快にいつかというのは聞いておりませんが、これもあわせてお聞きしたいんですけども、いつなのか。ことし中にやるのか、いやいや、これはもう仕方ありませんねんとほうるのか、その辺はどうなんでしょうか。非常に皆さん興味を持っておられるわけです。  それと、もう一度聞きますけども、砂川ロータリー──ロータリーというよりも駅前広場で、暫定利用しながら、先ほど言いましたように、一方通行を考えておられたわけでありますが、それはまだ生きておるのかどうか。ライフの裏側を通るわけですね。だから、それはやっぱり考えとして示していただきたいと。変わってないのか、いや、そうではないというのか。その辺はどうなんでしょうか。 50 ◯議長(堀口武視君) 土井都市整備部参事。 51 ◯都市整備部参事兼都市計画課長(土井 聡君) まず、一方通行の件でございますけども、これは都市計画決定の変更を行ったときに、先ほど申しましたようにライフの裏を通って主要幹線をつくっていくと。今ある現道の部分ですね。府道の部分については、一方通行という考え方を持っております。それについては、特に変わってるということではございません。  それから、信号の時期でございます。尋春橋との交差点の信号のことだと思いますけど、これはたしか3月、今月中につくというふうに聞いております。  それから、完成時期については、先ほど申し上げましたように、まだ1件残っているということで、当然相手のあることですから、交渉は鋭意努力して続けていくわけなんですけども、いつまでに必ず終わるというのは、なかなかちょっと明言しにくいということで御理解願いたいと思います。  以上でございます。 52 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 53 ◯市長(向井通彦君) ちょっと補足をさしていただきます。駅前の一方通行の件でございますが、確かに都市計画決定のときに信達樽井線として、あそこは府道になっておりますんで、駅まで20メーターで都市計画決定しておったわけなんですが、公民館のほうにルートが変わりましたんで、そこの20メーターはもうもとへ戻して、現道のままということになりました。その中で、両側に歩道をつけますと対面交通が非常に難しいという問題があって、一方通行という案を出さしていただきました。  その中で、沿道の方々から、何とか対面で残せないかという問題提起がございました。私のほうにも要望をいただきまして、最終的に調整いたしましたのは、幅員はもとへ戻す、現在の府道の幅員の中でどういう幅員構成をするかということについては、この新しい迂回の道路ができて、駅への真っすぐの道の整備にかかるときまでに、地域の皆さんと改めて協議をして、そして歩道を広くとるということになれば一方通行になります。そうではなくて、もう車道を優先にということになれば、歩道は犠牲──犠牲といいますか、非常に狭いものになるということでございますんで、その時点になって協議をしましょうということになっております。  ただ、対面になりますと、今度は駅前広場へ入るルートが必要になってまいりますので、その駅前広場の進入が可能なような仕掛けはやっておきますよということになっております。 54 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 55 ◯15番(角谷英男君) 大事なことは、一方通行になるか対面交通になるかで、商店街の皆さんは大きく影響するわけですね。ぜひ商店街の皆さんと十分お話し合いをしていただいて、皆さんが御納得されるようなやり方でやっていただきたい。そうでなければ、市サイドで一方的にやるというようなことはないでしょうけども、ぜひ皆さんの考え方を考慮していただきたい。これはお願いであります。  次に、りんくうタウンにあります沿道緑地というんですかね、俗にグリーンベルトとかよく言われますけど、これは済生会泉南病院跡地を大阪府から無償で泉南市がいただいた。それと、あれもひっついてついでに入ってきたということでありますが、あれを見てて、一体この道路というか、これはどうなっていくのかなと。どういうふうな目的を持って、どういうふうに仕上げようとされておるのか、それにかかる費用はどうなのか。管理についてはどれぐらい費用がかかるのか、これは非常に興味のあるとこでありまして、ぜひお答え願いたい。 56 ◯議長(堀口武視君) 山本都市整備部次長。 57 ◯都市整備部次長(併)農業委員会事務局長(山本知良君) 沿道緑地について御答弁いたします。りんくうタウンは、関西国際空港の支援・補完と地域の環境改善を図ることを目的としており、関西国際空港の対岸部に立地するという好条件を生かし、創造性・先進性を持つ都市として位置づけられたものであります。そのため都市景観の形成、良好な都市環境を創出するため、公園・緑地を適切に配置するものであります。海側にりんくう公園、山側に周辺緑地の計画決定を行い、都市計画道路泉佐野田尻泉南線沿いに沿道緑地の地区計画を平成元年3月31日に行っております。  従前、沿道緑地予定地は、大阪府の整備後に引き継ぎを予定していましたが、大阪府の企業会計が平成23年閉鎖を控え、整備前の移管について検討を行ってきました。最終的にりんくう都市として、交流と緑をはぐくむため、本市事業として整備を行うものと判断し、大阪府に対し移管要望を行い、平成21年3月31日付で無償譲渡契約書を締結し、泉南市に所有権移転がされております。泉南市の主要路線の1つである泉佐野田尻泉南線を美しくしたいという思いから、沿道緑地にて桜の植樹の計画を行い、整備内容につきましては、沿道緑地に盛り土を行い、芝を張り、10メーターピッチで桜の木の植樹を行い、低木の植栽を行い、散策路として利用する予定であり、平成23年12月の概成となっております。  整備後の管理につきましては、沿道の各企業の協力を得ながら、アドプト制度を活用して管理を行ってまいりたいと思います。できるだけ管理費用が膨大にならないように努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 58 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 59 ◯15番(角谷英男君) アドプト制度を導入するということでありますが、現状はどうなんでしょうか。そういう協賛というか、会社はりんくうタウンの中の企業群がありますけど、たくさんあるんでしょうか。  それと、要は公園になるわけなんですか。公園になる。桜については──確認でありますが、これは市が植樹をするんではなく、民間でやるということなんですね。そういうことですね。確認です。 60 ◯議長(堀口武視君) 山本都市整備部次長。 61 ◯都市整備部次長(併)農業委員会事務局長(山本知良君) 沿道の企業につきましては、現在、施設管理課において個別に訪問し、当たっております。参画する企業も見受けられますので、今後お願いしたいと思っております。  沿道緑地の整備につきまして、本市の宗教法人ほんみちとの調整の結果、社会的貢献の一環として植栽工事、整備工事を行うということでお願いしております。  以上でございます。 62 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 63 ◯15番(角谷英男君) いわゆるほんみち教団にお世話になるということでありますね。それはどうなんでしょうか、作業、事業をほんみちさんがやられるのか、それとも泉南市にお金でいただけるのか、それがどうなのか、お聞きしたいと思います。  それと、もう今さら言っても始まりませんが、本来であれば大阪府がこれはやっぱり継続してやるべきもんであろうなというふうには思います。そういうことで、先ほどのほんみちさんについて御答弁を願いたい。 64 ◯議長(堀口武視君) 山本都市整備部次長。 65 ◯都市整備部次長(併)農業委員会事務局長(山本知良君) ほんみちにやっていただくということで、市からの事業費とかその辺は一切出ておりません。予算的に費用は出ておりません。(発言する者あり) 66 ◯議長(堀口武視君) 中谷副市長。 67 ◯副市長(中谷 弘君) このような沿道緑地についてでございますけれども、延長として2キロほどあるわけでございます。それは、大阪府のほうから市のほうに移管を受けております。それの整備については、先ほど御説明をさしていただきましたように、10メーターの幅と5メーターの幅があるわけでございますけれども、それに盛り土をした中で低木と高木ということで、従来から説明さしていただいておりますように、桜並木街道にしようということで桜を植栽したいというふうに考えてるところでございます。  整備については、従来から、先ほど申し上げましたように、大型宗教法人に社会的貢献ということでいろんなことについて、土木工事等について協力を願っていたという経過がございますので、その中で泉南市の課題ということで話し合いをしていた中で、これなら協力できるであろうというお返事をいただきました。ですから、そういうことについては、協力できるもんについては協力をお願いしたいということで話し合いがまとまった中で、2カ年をかけてやっていただくということになったということで御理解をお願いしたいと思います。 68 ◯議長(堀口武視君) 角谷議員。 69 ◯15番(角谷英男君) あと1分残っておりますが、今回はこれで質問を終えたいと思います。今回は骨格予算であります。6月の議会においては、当然代表質問、施政方針等があるわけでありますから、思い切ってまたお聞きをしたいというふうに思っております。  以上で終わります。ありがとうございました。 70 ◯議長(堀口武視君) 以上で角谷議員の質問を終結いたします。  次に、9番大森和夫議員の質問を許可いたします。大森議員。 71 ◯9番(大森和夫君) まず最初に、アスベスト問題について質問さしてもらいます。  今、国を相手に裁判が行われています。昨年11月11日に結審が行われました。このときに3人の原告の皆さんの意見陳述と9人の原告代理人の方の最終弁論が行われました。その最終弁論の一部をちょっと紹介さしていただきたいと思います。  一見のどかな田園地帯である泉南地域には、長期にわたって深刻な石綿被害が発生してきました。ところが、その被害は、原因や責任が究明されないまま埋もれてきました。泉南地域の石綿紡織業は、国の石綿産業の保護、育成のもと、およそ100年間もの間、日本経済の下支えをしてきました。本件は、そうした泉南地域の石綿工場の労働者やその家族、工場の近接地での農作業を行ってきた被害者らが、被害の全面的な救済と被害根絶を求めて立ち上がった訴訟です。  原告ら被害者は、工場内外の激甚な石綿粉じん飛散によって石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚など石綿関連疾患を発症し、生命被害、健康被害をこうむった人たちです。本件訴訟が継続する中、既に2名の原告が肺がんで亡くなり、その家族が遺志を継いでいます。  石綿は、キラーダストと呼ばれ、人間の健康を害し、命をも奪います。体内に取り込まれた石綿繊維は、肺胞、胸膜まで深く入り込み、肺の中に取り込まれた石綿繊維が石綿肺を引き起こします。そして、排出されにくい石綿繊維は、絶えず細胞に対する悪影響を及ぼし続けることによってがん、中皮腫を発生させます。  石綿関連疾患は、一般的に10年以上もの潜伏期間を経て発症します。原告ら被害者は、キラーダストを吸引したことによって体の中に時限爆弾を抱え込んだのです。しかし、コチコチ、コチコチと爆発までの時を刻む音はだれにも聞こえません。知らないうちに進行する静かな時限爆弾なのです。  石綿関連疾患の症状は重篤です。労作時の息切れに始まり、せき、たん、そして呼吸困難の症状があらわれます。人間の生命保持、日常生活に不可欠の人体のガス交換をつかさどる最も重要な臓器の1つである肺を破壊するのです。私たちがふだん意識することなく行っている呼吸、生活の中の基本的な活動である呼吸に苦しむのです。そして、せきが出始めると激しくせき込み、たんはのどに絡みつき、息ができない窒息の状態にのたうち回るのです。せき、たん、息切れは四六時中、昼を問わず、夜を問わず、肉体的、精神的に原告ら被害者を苦しめ続けるのです。  さらに、石綿関連疾患は治癒しません。不可逆性、進行性という特徴を持っています。石綿作業に一生懸命従事してきた原告ら被害者、その家族、そして石綿作業に従事していなかった者までが、石綿に暴露した者は長期間の潜伏期間を経て突然石綿関連疾患を発症し、根治しない病気に苦しみ、命をも失います。原告ら被害者は、進行する病気に苦しむとともに、いつ死がやってくるのかとの恐怖心と闘わなければなりません。原告らは、石綿関連疾患にかかった同僚の闘病生活、死を経験しています。その経験をみずからに重ね合わせるのです。  生命、健康は、何物にもかえることができません。石綿製品とは異なり、代替するものはないのです。絶対的価値を有し、最も尊重されなければなりません。生命、健康はすべての価値に優先します。原告ら被害者は、国によって最優先の価値を奪われました。原告ら被害者の深刻な健康被害、そして生命被害は、他の被害を惹起させます。日常生活の被害、経済的被害、家族への被害、そして人生そのものを破壊します。被害は次々に連鎖的に重なり合い、絡み合いながら被害を生み出していくのです。  原告ら被害者が石綿に奪われたのは、健康だけではありません。労働者の被害者は、石綿工場で長い間まじめに働いてきた人ばかりです。そのまじめに働いてきた結果が、深刻な石綿の病気でした。石綿の病気は決して治りません。徐々に進行し、死に向かいます。被害者はその現実に直面します。思い描いたこれからの人生は、病気にかかったその瞬間一変することになります。目の前の症状に苦しみ、これ以上進まないでくれと祈り、いつがんが見つかって死ぬんだろうかと恐れ、そればかり考える日々になります。  病気の進行は、徐々に日常生活を奪います。苦しくて階段が上がれなくなります。買い物に行けなくなります。洗濯物が干せなくなります。入浴ができなくなります。服が一人で脱げなくなります。果ては歩くことすらできなくなります。家族に頼らざるを得ません。その最たるものが酸素吸入、酸素の管につながれるということです。裁判中に亡くなったSさんは、酸素吸入のことを最後の階段を上がると言い、かたくなに拒みました。石綿被害者にとって酸素吸入は、死に向かう最終、最後の段階を意味します。苦しくても苦しくても死にたくない、死を意味する酸素吸入はしたくない、それが被害者の思いです。  しかし、そんなSさんもがんが発見される前、息苦しさにどうにも耐えられなくなり、自分から酸素吸入を受け入れました。Nさん、Oさん、Eさん、Aさんも皆、裁判中に在宅酸素になっています。  こうして石綿に人生を狂わされた被害者たちに最後に待っているのは、言うまでもなく死です。石綿は、人生をめちゃくちゃにしたあげく、最後に命まで奪うのです。  私たちは、何度も泉南に足を運び、被害者の話を直接聞いてきました。被害者の方々の言葉は、1つ1つが重いです。法廷で話してくれた被害は、そのうちのほんの一部です。話を聞くたびに、こんなひどい被害が現代の社会で起こっているなんて、あってはならないことだと思います。  裁判所にお願いしたいのは、目の前に座っている原告一人一人の、また亡くなっていった被害者一人一人の被害を真っすぐに見ていただきたい、思いを受けとめていただきたい。  このような陳述がありました。これは、あと8人の方が続きますし、この中身は私のほうで大分省略したりしましたけども、この間の中に原告の生々しい発言が、証言が繰り込まれています。  きょうも被害者の皆さんは、しんどい体にむち打って毎週水曜日、裁判所に署名とかビラの配布に行ってるんです。裁判が5月に結論が出ますので、それまでそうやって駅、ターミナルへ行って皆さんに被害を訴えようと頑張っておられます。きょう配られてるビラは、こういうビラですね。(パネルを示す)これは毎日放送で2月21日に泉南アスベストの被害についてということで、「映像'10」という番組があったんですけども、この紹介。それから、著名人の励ましの言葉とか、こんなところにアスベストがありました──清酒ろ過過程工程でもアスベストがたくさん使われていたと。こういう中身を、ずっと毎週毎週こういうビラをまいて訴えて頑張っているそうです。  それから、きょうは三菱マテリアル建材の被害者のうち数人の方は、岸和田の市民病院に会社負担の検診に朝から行っておられる、そういう状況があります。2月14日には原告を励ます新春の集いが行われまして、市長やそれから議長、それから政務官や全党派の国会議員からメッセージが広がってきました。国賠訴訟の公平な判決を求める署名は35万を超え、運動が大きく広がっているという状況があると思うんですけども、そういう中で市長は、泉南市の長としてこういう運動をどのように考えておられるのか、被害の救済のためにどのように頑張っていくおつもりなのか、その辺の決意をお聞かせください。 72 ◯議長(堀口武視君) ただいまの大森議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 73 ◯市長(向井通彦君) 現在、裁判をされておられる方々の御苦労というものは、非常に大変なものがあるというふうに認識をいたしております。また、御指摘ありました公平な裁判を願う署名については、私を初め全市議会議員さんも署名されたというふうに聞いております。そういう輪が、先ほど言われました全国に広がっていったものというふうに思っております。  5月に判決が出るということでございますので、それを注視していかなければいけないというふうには思っておりますけれども、このアスベスト問題というのは、泉南市を初めこの泉南地域で歴史的に栄えてまいりました紡績業の中から、いわゆる鉱物性繊維を応用したものがその石綿産業というふうに言われておりまして、非常に長い歴史と、それから地域経済を支えてきたという地場産業の1つであったわけでございます。そういう方々が今日、大変な被害を受けておられるということについては、本当に私といたしましても非常に苦しい思いをしているところでございます。  したがいまして、毎年国に対してさまざまな救済をお願いに行っております。大森議員も昨年、副議長という立場で私と正副議長さんで新しい内閣の長妻厚生労働大臣、それから田島環境副大臣初め、関係者に強い要望を行ったところでございまして、従来からこの救済法については肺がんと中皮腫だけの限定ということでございましたけども、やっと我々が常々要望してまいりました石綿肺も救済対象にということの動きが出てきておるわけでございます。  ただ、これについてもまださまざまな制約がありまして、仮に石綿肺が救済対象となったとしても、働いてる方の非常に重い方はそれの対象になるということでございますが、周辺の方々についてはまだそこまで拡大されておらないとか、まだたくさんの問題を抱えております。  したがって、私といたしましても、国に対してさらなる強い決意で要望あるいは訴えをしていかなければいけないと考えております。国においては、既に肝炎のほうは一定の結論が出たというふうに考えておりますので、その要望、陳情のときにも申し上げたと思いますけれども、次はやはりこのアスベスト問題だということを強く国も認識をしていただいて、この解決に最大の、最良の方法を見出していただきたいということをお願いしてるわけでございますので、今後ともそのアスベスト産業の地であった泉南市の市長として、強く国に対してさまざまな形で働きかけをしてまいりたいと考えている次第でございます。 74 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 75 ◯9番(大森和夫君) (パネルを示す)これは大分大きいんですけども、市民の会というところがつくりました石綿工場の分布図なんですよね。見てもよくわからないと思いますけども、ただこれを見ていただければ、泉南・阪南市のこの狭い地域に学校やそれから畑ですね、それから家、住居などの中に工場があったということがよくわかるというふうに思います。石綿村というような名称があったように、部分部分では集中してるところもわかっていただけると思います。  こういう工場、これ以外にも新たにこれプラス15軒見つかったというふうに聞いてるんですけども、こういう状況がありまして、さらに戦前の調査では、20年石綿工場で勤めてる方は100%肺に石綿関連の疾患があったというようなことが調査でわかってます。  それから、私たちが相談を受けてる限りでは、1カ月石綿工場の勤務の中でプラークになったという方もいらっしゃいます。それから、市内に診療所を構えていた地元の梶本先生とか、それから堀越先生の証言などによると、工場周辺は石綿で真っ白になっていたと。当然、環境暴露もあったと思います。  それから、ある方にお聞きしますと、戦前、戦中、戦後すぐぐらいは、家も狭かったし、洗濯機がなかったわけですよね。それで手洗いで石綿工場で働いていた洗い物ね、作業着を洗うと。そういう中で、やっぱり石綿を吸うていた家庭内暴露というのも当然あっただろうというふうに思います。周辺真っ白であったというのは、労働基準局のそういう調査でも残っていたことも今明らかになってます。こういう状態があります。  それから、この工場以外にも内職でしていた方もたくさんいらっしゃったということを考えますと、今の被害の状況というのは、氷山の一角だというふうに思いますけども、その点、市長のお考えをお聞かせください。 76 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 77 ◯市長(向井通彦君) 被害者の方々の対象というのは、非常に把握しにくい部分もございまして、当時働いておられた方々というのは、主に中小、家内工業的な工場が多かったということもあって、その履歴といいますか、働いていた就業者の把握、確定というのはなかなか難しい状況にございます。しかも、遠方から働きに来ておられた方々で、その後、故郷に帰られたという方々もいらっしゃいますので、なかなかすべて把握できているかといいますと、そうではないというふうに思います。  そういう意味からしますと、今被害を自覚され、あるいは訴えておられる方々というのは、御指摘ありましたように、氷山の一角といいますか、海面の上に出ている部分であって、その下にさらに多くの被害者といいますか、健康被害を受けておられる方々がたくさんいらっしゃるということについては、私も同じ思いでございます。 78 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 79 ◯9番(大森和夫君) さきの質問でも、市長は国の責任について言及していただいたんですけども、例えば国の責任として考えられることに、70年前も保安庁というところが調査してたんですけども、そういう70年前から国の調査で泉南地域の石綿肺などの深刻な被害を知っていたのに国は責任をとらなかったと。  それから、被害が防止できたのに、発生を防止することができたのに、それの対策をとらなかった責任があったのではないかということ。  それから、3つ目、そういうできたにもかかわらず、経済発展を最優先にして必要な対策や規制をやらなかったという責任があると思うんですけども、市長はこういう国の責任についてどのようにお考えでしょうか。簡単にお答えください。 80 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 81 ◯市長(向井通彦君) このことにつきましては、前回の御質問でもあったかというふうに思います。70年も前から泉南地域で石綿肺などの深刻な被害を知っていたのにその対策をとらなかった国の責任ということでございますけども、特に欧米のほうではもう相当前にこの石綿の使用そのものを禁止されておったという現実がございます。しかしながら、日本ではその後も長年使用を認めてきたということがあるというふうに思います。  10数年前に一度この問題、アスベスト問題が惹起したわけでありまして、そのときにも公共施設等の使用状況の調査とかあったわけでございますから、少なくともその時点で使用を禁止するとか、あるいは被害者の救済をするとか、そういう時期というものはあったというふうに思うんですね。ですから、それをその時点ではそのままにしておって、やっと最近になって具体的に動き出したという、その時間差ですね、これはやはり国としては適切ではなかったのではないかというふうに私は思っているところでございます。  それから、アスベストの被害というか危険性というのはわかっていたのかもわかりませんけれども、当時産業、いろんな高度成長時代でもあったかというふうに思いますし、これにかわる代替品というものがなかった。いわゆる断熱とかそういうものについてのアスベストにかわるものがなかったということが、その使用を続けてきた、使用を続けざるを得なかったという判断につながったのではないかなというふうに思っております。  しかし、ここに来まして、国としても根本的に解決をしないといけないということで、アスベスト新法、これは十分でなかったというふうに思いますが、当面新しい法律ができて、そして順次見直しをしていくということで今日に至ってるわけでございますので、ぜひともその被害者の皆さんの実態に合う法の改正、あるいは政令の変更、こういうことで救済の範囲を広げていただいて、そして確実にさまざまな対応で苦慮されてる方々を救済できるような、本当に実効のあるそういう制度に変えていっていただきたいというのが私の願いでもございます。 82 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 83 ◯9番(大森和夫君) 被害が、実態が氷山の一角しかつかめていないという状況の中、国が疫学調査を大規模なことをやるということですけども、前回の調査が不十分ということもあって、今回は私が府に対して聞いたところによると、4倍規模、この泉州地域で100人を超す方の調査を行いたいというふうに言うてるんですけども、なかなかそういう被害が個々に出せない状況にある中、どうやって参加者をふやすかということが大変な問題になってくると思うんです。  そのために1つは、検診を受けるメリット、意義を知ってもらうこと。それから、泉南市がアスベスト被害の救済のために取り組みを強化していること、そして3つ目には、泉南市が全国に先駆けてノンアスベストのそういう公害問題に取り組んでいってると、そういうことを知ってもらうことが大事だというふうに思うんですけども、疫学調査について、市長はどのような対応をしたいと考えておられるのか、お答えください。 84 ◯議長(堀口武視君) 井上健康福祉部長。 85 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは、私のほうから、疫学調査につきまして御答弁を申し上げたいと思います。  環境省が18年度より大阪府に委託してまいりました石綿の健康影響リスク調査は、泉南地域等での胸膜プラーク等の環境暴露による影響について、比較的多く見られるが、年齢が高くなるとともに有所見者が高くなることや、肺がんや中皮腫などの重症例が見られなかったことから、石綿の影響についてはさらに調査が必要ということの結論でございました。  これを受けまして、国におきましてもさらに疫学調査が必要との観点から、議員御指摘のとおり平成22年度から5年間の第2期リスク調査を計画中ということを聞いてございます。対象者を広げ、近隣の市民病院にも協力を求める方向で調整中と聞いているところでございます。この医療機関での検診は、従来の集団検診ではなく、身近なところで検診を受けることが可能となるため、受診者の方にとりましてはよい方向と考えているものでございます。  本市といたしましては、先ほども議員の御指摘にございましたように、アスベスト対策の強化といたしまして、泉南市としてさらに広報誌やホームページだけではなく、町会への依頼なども検討して、より検診の強化に努めてまいりたいと考えてるところでございます。この調査が大規模に実施されることで、被害者の方の掘り起こしを行って実態の把握ができるように全面的に努めてまいりたいと考えてるものでございます。 86 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 87 ◯9番(大森和夫君) この疫学調査が例えば被害者の方をモルモットみたいにして調べるとか、そんなことにならないようにしていただきたいんですよ。そのためにほんとにこの検診によって悪いところがあれば治せるような──治せる、治癒はなかなか難しいけども、それなりの救済や補償が受けられるということを明らかにしてもらうことが大事だと思います。  それと、今はもうありませんけど、昔、石綿のことを言うと、泉南市に白い煙が、石綿が飛んでるんですかというて聞かれたという人の話がありましたけども、そういうような悪いイメージが出るために石綿のことを余り言わないほうがいいんじゃないかという声もあります。それから、余り病気の悲惨な状況ばっかり訴えると、石綿にかかわった方が苦しむんじゃないかという御意見もあります。  そういうことにも配慮しながら、被害者を救う、それから泉南市がこういう問題について解決の先駆けになって頑張っていくんだと。そういうこともやっぱり知ってもらって、ぜひこのリスク調査を成功さしていただきたいというふうに思います。  12月議会で市長は、三菱との2次の請求人団の交渉のことでお聞きしますと、困難に直面する場合、そういう情報がまた入ればぜひ御支援しますという答弁をいただきました。請求人団の方は大変喜んでおられます。  ただ、三菱マテリアル建材は、今2次の被害者に対しては、2次の請求人に対しては、今こういう景気の悪化もありまして、1次ほど救済できないかもしれないというふうな回答もしているそうです。2次請求人団もそれを聞いてちょっと落ち込んだような様子でしたけども、市長のさきの答弁とか、議会でも、いやいや1次と2次でも同じような補償をすべきだというような声も上がってるということをお聞きして、皆さん大変元気になっているというふうに思います。  そこで市長にちょっとお願いしたいんですけども、1つは、請求人団と市長との話し合いを持っていただいて、請求人団の意向を聞いていただきたい。それから、直接市長の考えが三菱マテリアル建材に伝わるような、そんな手だてもぜひ考えていただきたいというふうに思うんですけども、その点どうでしょうか。 88 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 89 ◯市長(向井通彦君) 三菱マテリアル建材とのお話し合いの件でございますけども、御承知のとおり第1次については和解が成立して、一応の決着がついたというふうに聞いております。現在、第2次のお話し合いをされておられるということで、現在32名でしょうかね、の方が交渉中であるということで、最近では1月ごろに話し合いを持たれたというふうに聞いております。基本的には第1次と同じスタンスで対応したいというのが、私のほうの職員で三菱マテリアルに確認したところ、そういうお話でございました。  これはまだ交渉中でございますので、今後どういうふうに進展していくかわかりませんけれども、前の議会で御答弁さしていただきましたのは、そういう当然任意の話し合いで解決していただくというのはもちろん一番いいわけでございますが、第1次で一つの決着がついておりますので、それはやっぱりベースになると思うんですね。  ですから、2次でもし景気の悪化によってまたその方針が変わるとか、そういうことではないというふうに思うわけなんですけれども、会社側は会社側の言い分もあるんかもわかりませんが、そういうことのないように、やはりこれは1次であろうと2次であろうと被害の方々が確認されれば、第1次と同じ話し合いの中で決着を見ていただくというのが基本だというふうに思いますので、もしそういう形でうまくいかないとか、手詰まりとかいろんなケースが考えられるかというふうに思いますが、そういうときには私どものほうから第1次と同様の対応を三菱マテリアル建材にお願いをするということは、可能かというふうに考えております。  それから、その被害を受けておられる方々との面会ということでございますけども、私は別にそのことについて異議を申し上げることではございません。日程等合えばお越し──お越しいただくのがいいんかどうかわかりませんが、お話し合いをさしていただくということについては何ら弊害はございませんので、御理解をいただきたいと思います。 90 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 91 ◯9番(大森和夫君) ぜひお願いいたします。弁護士同士の覚書も、1次のときにはそうやって、これからの被害者については1次同様誠心誠意を持って対応するという弁護士同士の覚書はあるそうですけども、やっぱりこの景気悪化を受けて、何とか出費をできるだけ少なくしたいというような意向もありますし、そう言われると請求人団の方も年齢がいったり、体の調子の悪い方もいらっしゃいまして、ああ、だめかというようなことがあったんですけども、市長の言葉は本当にそういう意味では励ましになってよかったというふうに思います。  次は、子ども医療の問題についてお聞きしますけども、共産党はずうっと子ども医療費の助成制度の充実に一貫して取り組んでまいりました。子どもを育てる親にとって一番心配なのは、子どもの病気ということだと思います。費用の心配なしに安心して病院にかかれるように、子どもの医療費を無料にするということは、切なる願いであるということは、もうどの方も否定することはないというふうに思います。  この市議会におきましても、共産党は子ども医療費の乳幼児医療費助成制度ですよね。この歳児引き上げを何度も議会で取り上げてまいりました。市は財政難を理由にしてきましたけども、市民の強い要望もあり、現在3歳までの助成制度が実現いたしました。  しかし、この現在の泉南市の状況というのは、大変おくれた状況だというふうに思います。ちょっとパネルをつくってきました。(パネル掲示)  これはちょっと見にくいですけど、大阪がちょっと薄くなってますでしょう。この真っ黒のところは、通院、入院とも就学まで、小学校6年、中3まで通院医療費が無料のとこですね。大部分がそうなんですね。大阪、ここはどうなってるかというと、府の施策ですけども、3歳までとか、6歳未満の方の助成制度しかしてない。  これを見ても明らかなように、大阪が大変おくれてると。だから、和歌山から泉南なんかに来た方が、大阪はおくれてるよと言うて、何で、大阪のほうが都会と思うて引っ越してきたのに、子ども医療についてはおくれてるよというような話は、こういうとこから出ます。  次に、全国の様子を見てほしいんですけども、1,800市町村がありまして、泉南市と同じような3歳から6歳未満の助成を行ってるのは1,800のうち105なんですよね。それ以外のところは就学前、長いところは高校3年生までこういう助成制度を行ってるわけです。  こういう状況を見まして、市長におきましては、ぜひ当面、就学前までの子ども医療費、乳幼児医療費の助成制度を拡大してほしいと。早い時期に小学校卒業まで広げてほしいというふうに思うんですけども、市長の考えをお聞かせください。 92 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 93 ◯市長(向井通彦君) 泉南市では数年前に4歳児未満まで歳児の拡大をしたわけでございます。しかしながら、大阪府内を見ても、いわゆる泉州ブロックと言われるこの地域については、平均よりも少ない歳児までしか現在その対象となっていないというのが現実でございます。できることならば歳児の引き上げということを考えていきたいという私の考えも持っております。  ただ、相当な財源も必要になるということでございますので、その辺の状況を見ながら充実をしていくという方向で検討をしていきたいというふうに考えております。  また、一方、民主党政権におかれましては、子育て支援ということで、子ども手当を支給されるわけなんですけども、それはあくまでも個人給付であって、私はやっぱり施策展開をしていただきたいという考えを従前から持っておりまして、こういう乳幼児医療助成というものは、本来は国の制度として取り入れていただいて、もちろん一部負担はあったにしても、やっぱり国の制度として取り上げるべきだという考えを持っております。従来からも全国市長会等を通じまして、国の制度として要望しているところでございます。  現在は、都道府県と市町村がいろいろ連携しながらこの制度を維持しているわけでございますけども、やはり子育て支援、あるいは本当に困ってる方々に対して手を差し伸べるというんであれば、こういう医療費助成にこそ施策を展開されるべきではないかという考えを持っておりますので、あわせまして国に対しても引き続き強く、これは大阪府市長会、近畿市長会、全国市長会がございますけども、それらを通じまして要望をしていきたいというふうに考えております。 94 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 95 ◯9番(大森和夫君) 市長が今お答えになったように、泉州筋ではおくれている状況がありました、確かにね。しかし、熊取町、田尻町ではもう数年前から就学前までこういう助成制度を行ってます。今年度から岸和田市、貝塚市、忠岡町が行うということなんですよね。岸和田市、貝塚市は市長選挙があって、その中で公約に上げてこれをやるということなんですよね。  共産党の考えも、子ども医療費無料は国の制度というのは、これは基本です。しかし、今の子どもたちの置かれている状況、特に貧困と格差が広がり、病院に行けない、そういう費用を出せない家族の方がいらっしゃるわけですよね。そういう状況を考えるときに、それからどこの自治体も財政大変ですけども、今も見せたように、そら大阪府がおくれてるということはありますけども、そんでも大阪府内では頑張って取り組んでるとこがあるんですよ。  市長が民主党政権に対して、こういう制度は必要やからやれというたところの部分は、市長にも返ってくる言葉だと思うんですよ。財政難であっても、やっぱりこの部分はやる必要があるというふうに思うんです。財政難、財政難と言うけども、1歳引き上げには幾らの費用がかかるんですかね。 96 ◯議長(堀口武視君) 井上健康福祉部長。 97 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) 御答弁申し上げます。  就学前までの費用ということで申し上げますと、対象者の方につきましては約1,300人で、就学前までの費用の扶助費の増額部分につきましては、1,900万円の増額となる見込みでございます。 98 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 99 ◯9番(大森和夫君) 泉南市の税収が90億割りましたけども、それだけあって、今1人当たりの税収は府下平均並みぐらいまでいってるわけですよ。たかだかと言うたらなんですけど、1,900万。鳩山首相が1カ月のお小遣い1,500万、市長の退職金は4年間で1,300万、そういうことを考えますと、何とか捻出してやっていただきたいというふうに思うんです。  ほんとに市長選挙も迎え、きょうはちょっと明るいお返事をいただけるのかと思って期待してたんですが、市長がお答えになると担当の部長がおっしゃるので、大変期待してたんですけども、残念だというふうに思うんですけどね。  市長選挙は別にしてましても、やっぱりこういう子どもの置かれてる状況。国にもちろん共産党は言うていきますよ。言うていって、この質問したときには大変な反響があったそうです。ほんとにこういう大事さとか、やらなあかんということがわかったと。それから、鳩山首相のほうでも前進できるように努力したいという答弁ももらって、これから大きな運動を共産党としては起こしていきますけども、やっぱり泉南の子どもは泉南市長が先頭になって守ってあげると。そのためには、安心して病院に行けるような制度を、1,900万、就学前までいかへんでも、やっぱり1つでも上げれるように、歳児を引き上げられるようにしていただきたいというふうに再度の質問なんですけども、答えていただけますか。 100 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 101 ◯市長(向井通彦君) 先ほど私、申し上げましたように、歳児の引き上げについては、検討いたしているところでございまして、1つの目標としては、就学前までというのが1つの到達点になるというふうに考えております。  それから、先ほど私は国に対してというのを申し上げたのは、国もお金がないから、子ども手当も出し、これも出しということではなくて、子ども手当というのは、あくまでも給付、個人の家庭への給付でありますから、それも必要かもわかりませんが、それよりも施策として、子ども施策としてこういう制度を国として行うということのほうが大事ではないかという考えを持っておりますので、そういう意味で申し上げたわけでございます。  これは大森さんの所属の党も国に働きかけをされておられるということでございますから、我々市長会等においても同じことを国に対して申し上げておりますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  市は市として、最近近隣の、披瀝のありました岸和田あるいは貝塚が、年度当初からではございませんけれども、年度途中からのようでございますが、引き上げをされるというふうにもお聞きをしておりますので、それらも参考にしながら充実できるように努めていきたいと考えております。 102 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 103 ◯9番(大森和夫君) 歳児の引き上げというか、ほんま、就学前まではすぐに実現していただきたいというふうに思います。  次に、コミュニティバスについてお聞きしますけども、この表をちょっとつくってきたんですけども、(パネル掲示)新家方面回りというのは、これは20年度の実績ですけども、2万6,000人の利用者があると。一番少ないコースは1万3,000人ということで、2倍の利用者があるわけですよね。  それで、普通の一般的なコースは5便ですけども、山方面回りというのは6便でも2万1,000人の利用者ということで、新家回りの利用者は本当多い。要望も高いわけです。何とかこの新家方面回りの皆さんがもっとコミュニティバスを利用しやすいように、増車とか新家方面回りをコースを分けるとかいうような形で、ぜひ充実してほしいんです。その点についてお答え願えますか。  もう1つ心配なのは、20年度こういう数ですけども、21年度はわずかですけど、現時点では利用者の数が減ってるような傾向が見えるんですよね。これは、市の方が一生懸命、一生懸命改善していただきまして、そういう中で利用者がどんどん、どんどん伸びていくんだけども、やっぱりそれを超えたような抜本的というか、ほんとにもっと利用しやすいような形に変えへんと、利用者が減っていくんじゃないかという心配をするわけです。  コミュニティバスのいいところはどこですかと、共産党市会議員団で視察に行きましたら、おっしゃってたんは、これによって高齢者の方がまちにどんどん出て行って買い物をしていってくれる。それから、それによって病気の数が減ったようだと。それで国保料金にもはね返ってるんと違うかと。それは数字的にあらわれるもんじゃありませんけども、そういうような効用を語っておられました。  それを考えると、コミュニティバスの利用者が減るということは、特別な要因が考えられませんから、ほかに車を運転する方がたくさんふえたとか、そんなことは考えられない。高齢者がふえていく一方で、コミュニティバスがちょっと減っていくというようなことは、あってはならんことだというふうに思います。そういう意味で言うと、ほんとに今、担当の方がいろんな改善に尽くされて、もういよいよほんとに増車から、コースをふやすとか割るとか、そんなようなほんとに抜本的な改善が必要だというふうに思うんですけども、その点どのようにお考えでしょうか、お答えください。 104 ◯議長(堀口武視君) 山野市民生活環境部長。 105 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 私のほうから、さわやかバス──コミュニティバスでございますけども──について御答弁申し上げます。  さわやかバスということで我々通常やっておりますので、できましたら以後、さわやかバスということでお願いいたします。私があんまり似合わん言葉なんですけども、そういうことでお願いいたします。  平成19年2月1日からバス台数を3台に増車いたしまして、平成20年4月からは山回り方面を1便増便いたしました。鳴滝西バス停、別所バス停の新設を行い、運行コースは6コース、運行便数は山回り1日6便、その他コースは1日5便、計31便で運行を行っておるということは、御承知と思います。  平成20年度につきましては、19年度に比べまして1万1,500人の利用者増となりまして、延べ約12万人の方に御利用いただきました。本年1月末現在の運行実績は、昨年とほぼ同様となっておりますが、先ほど御指摘ございましたように、若干減ってるということもございましたけども、大体同じぐらいになるんじゃないかというふうには思っております。  今後も、公共交通機関に求められている利便性、安全性、快適性、低廉性、コースごとの利用者数等を勘案いたしまして、市民の皆様の意見を十分反映できるよう運行事業者と協議を図ってまいりたいと考えております。  とりわけ利便性、安全性につきましては、高齢者、障がいをお持ちの方が御利用になるという前提のもと、その充実を図っていくべきものと考えております。  特に、新家方面回りにつきましては、空白時間帯を解消すべくダイヤ改正を行ってまいりましたが、定時運行・安全運行の観点から、交通状況に即したダイヤ改正や見やすい案内板について、協議、改正してまいりたいと考えております。  また、逆回りコースにつきましては、道路幅員・形態──これは歩道のあるかないかということでございますけども──などの問題がありますが、今後の検討課題といたしたいと思っております。  また、交通機関への皆様の要望につきましては、これは電車、バス、飛行機、すべての乗り物について要望をお聞きしたら増便ということになるわけでございます。また、1便増便するごとに1,500万円前後の金もかかるということでございます。また、利用者数が少ないから便を減らしていいんかという問題もございますので、これまた皆さんの御意見、議員の方々については市民の代表ということでございますので、市民の皆さんからいろんな要望、御意見を聞いてると思いますので、そういったものを集約して我々も便の改正に臨みたいというふうに思っておりますので、今後よろしくお願いいたしたいというふうに思います。 106 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 107 ◯9番(大森和夫君) あんまりさわやかな答弁でなかったような気がするんですけども、実績を見てもうたら、倍の違いがあるんですよ。こういう事態というのは、山の手はもう交通弱者になってると言わざるを得ないと思いますわ。そやから、いろんな改善されてきたことは、もちろんそのとおりですけども、ここでほんとに山の手の交通問題を解消しようと思えば、やっぱり増車ということを前提に置きながら、ぜひ考えていただきたい。  もちろん担当課の方はいろいろ知恵もある方ですから、予算の範囲でできればもちろんそれにこしたことはありませんけども、ぜひ改善、特に山の手の交通問題──ちょっと時期を置いてみたいな何か答弁だったと思うんですけども、至急に取り組んでいただきたいというふうに思います。(発言する者あり)1,500万という声がありましたけども、バス1台ね。ただ、それは南海電車とか持ち分を負担すれば、もっと安くなるはずですよね。だから、1,500万必要ですけども、実際はもっと安くつくということであれば、ほんとに財源を生み出してやっていただきたいというふうに思います。  次、教育問題をお聞きしますけども、市民の長年の要望であるトイレ改修ができましたけども、今度は維持が大変になってくると思うんですよね。トイレをつくったからといって、子どもたちがあしたからとてもいい子になってトイレを壊さないというふうなことはもちろんないやろし、僕、議員になったころ、成田議員と一丘中学のトイレを視察に行きましたわ。大変ぼろくて、一生懸命、2人だけやないですけども、トイレの改修を訴えました。ことし行ってきたら、ほんとにきれいになって──きれいというか、それなりの維持がずうっとされててうれしかったし、教育というのはこれぐらい時間がかかるもんかなというふうに思いました。今の頑張りが将来に返ってくるだろうということはよくわかるんですけども、ただこれが消防施設についてもトイレについても、壊された場合、何やあの学校は、何やあの生徒はというふうなことになれば、教育的な効果も薄れるというふうに思います。その辺について教育委員会はどんな形で対応していこうと思っておられるのか、もう端的にお答えください。 108 ◯議長(堀口武視君) 市道教育部長。 109 ◯教育部長(市道登美雄君) ただいまの御質問、学校施設の改善にかかわりまして、壊されたときの教委から学校現場に対する指導という部分につきましてお答えをいたします。  きれいな環境あるいは安全な環境の中で教育を受けたい、また受けさせたいという思いは、生徒、保護者、私どもも含めましてみんなの思いというふうに考えております。我々、教育委員会といたしましても、学校においてもこのような願いから今回改修が行われたものであるということをしっかり確認し合うことが大切であるというふうに考えております。  ここで過去の取り組みといいましょうか、ある中学校におきます取り組みのほう、その辺をちょっと紹介をして御答弁ということにさしていただきます。  修理してもすぐ壊されてしまうことからそのまま放置されておった冷水器、それがあったということでございます。修理してほしいという生徒の声もあったわけでございますけれども、限られた予算の問題、また先ほどの御指摘ということでもございますけれども、壊されるのではないかという、そういう心配などからなかなか修理、改修ができずに悩んでいたそうでございます。  その学校では、生徒会の思いの強さを知りまして、新しい冷水器の購入に踏み切ったわけでございますけれども、それに合わせまして、主体的な生徒会活動、あるいは保護者を巻き込んだ取り組みをすることで大きな成果を上げることができたという、そういう実例がございます。  具体的な面でお答えいたしますと、生徒会がポスターあるいは垂れ幕などで冷水器を大切に使おうと呼びかけるとともに、その取り組みを学校便りなどで紹介いたしまして、地域全体に広めたということでございます。その結果、現在3年をたっておりますけれども、その冷水器は壊されておりません。また、その他のものにつきましても、壊されることが少なくなったという報告を受けております。  このことは、まさに物を大切にする教育の実践例であるというふうに思います。教育委員会といたしましても、このような物を大切にする教育の取り組みがどんどん広まるように支援していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 110 ◯議長(堀口武視君) 大森議員。 111 ◯9番(大森和夫君) 泉南市でも、信達中学校がトイレをきれいにしてずうっと引き続き維持されてると。それをお聞きしますと、多分泉南中学校と比べるといろんな条件があるんですね。泉南中学のトイレは学校から見にくい、先生の目の届かないところにあると。運動場にあったしますよね。しかし、信達中学校はトイレが学校の真ん中にあって、先生の目も行き届くと。それで、外れたところのトイレはつぶして使わないようにする。それから、オープンスペースにしてほんとに目が行き届きやすくするというふうにしてましたけども、泉南中学は、トイレは今言うたように端のほうにもありますし、それからオープンスペースにできるような幅はない。それから、あそこは土足で上がるということで、なかなか掃除が大変と。  そういう条件もありますので、そういう条件も見ながら泉南中学の様子を見てもらう。それから、市道さんがお答えになったような、生徒会のこととか、保護者の皆さんとか、やっぱり子どもたちを信頼して長持ちさしてもらうようにしてもらう努力が必要だと思います。  最後に、火葬場の問題があるんですけども、あのね、僕、市長は今度、火葬場絶対やるんやというて意気込んでおられますけどもね、大変僕は心配してるんですよ。今の市民の要望というのは、今ある火葬場をとにかくきれいにしてほしいというのが第一の要望じゃないかと思うんです。市長がいつもおっしゃるように、行革というのは市民の要望を的確に受け取ってやることやというふうにおっしゃってるんですけども、まず大事なことは、そういう今ある葬儀場をしてもらうと。それから、できるだけ費用かからんようにして、財政に負担がかからんようにしてほしいというのは、これはもう市民の願いだというふうに思うんですよ。  そういう意味でいうと、山の手につくるということは、インフラの費用も大分かかるという話もさっきも質問ありました。それから、山の手につくると、どうしてもやっぱり、エコシティーということをおっしゃってるんだけども、自然の開発なんかで、自然破壊にもつながるんじゃないかというふうに思うんです。ですからね、まず大事なことは、今ある施設をほんとに利用する、財政負担をかけないということを焦点に置けば、山の手に絶対つくるんだというふうにはならないと思うんですけども、その点どうお考えでしょうか、お答えください。 112 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 113 ◯市長(向井通彦君) 火葬場の整備というのは、市民の一番のニーズの高いものだというのは、私も身にしみてわかっております。ですから、これを整備するというのは、何も箱物に固執するというような話ではございませんで、必要なものをつくるという決意でございます。  それから、場所なんですけれども、先ほどの質問者にもございましたけども、現在のところ泉南市は2つありますから、2カ所を将来維持するというのは、やっぱりなかなか困難だというふうに思います。やはり1カ所に集中して、そしてきれいな立派なものをつくるということにしないといけない。  そういう意味からしますと、現在のある立地のところについては、非常に敷地が狭小であったり、あるいはアクセス道路が十分でないとか、あるいは近隣にたくさんの住家があるというようなこともございまして、新たに新しいところで、環境のよいところで周辺環境とマッチングするようなものとして整備をするということが必要ではないかというふうに考えております。  自然破壊云々というふうに言われますけども、今考えてるところについては、御承知のように新たに山を削ってどうこうするというところではございませんで、既に粗造成ができているところということでございますから、建物そのものは現有施設でつくっても新しいところでつくっても、かかるコストは同じでございます。  あと、応急処置で若干の差があるというふうに思いますが、それは今のところで仮につくるとすれば、またそれをどこかにしばらくの間、工事中、委託をしないといけないとか、あるいは他のところでその受け入れ体制を整備しなきゃいけないという部分のコストがかかるわけでございますから、いずれにしてもコスト的には大差がないというふうに考えておりますから、できれば新たなところで、そしてアクセスのいいところで、しかもコスト削減ができるようなところで考えるほうがいいのではないかという考えを持っております。 114 ◯議長(堀口武視君) 6秒しかありません。大森議員。 115 ◯9番(大森和夫君) コミュニティバスや乳幼児の医療制度の拡大とか、いっぱい要望が強いんですよ。 116 ◯議長(堀口武視君) 以上で大森議員の質問を終結いたします。(大森和夫君「その中で財政状況を考えると、やっぱりぜひ考え直していただきたいというふうに思います」と呼ぶ)  午後1時20分まで休憩します。       午後0時 3分 休憩       午後1時20分 再開 117 ◯議長(堀口武視君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、19番 南 良徳議員の質問を許可いたします。南議員。 118 ◯19番(南 良徳君) 皆さんこんにちは。心政クラブの南 良徳でございます。平成22年第1回定例会に臨み一般質問をいたします。政権が政治と金で揺れる中、総額92兆2,992億円の2010年度予算案が衆議院で可決され、年度内成立が確定いたしました。景気回復がおくれ、厳しい状況が続いておりますが、予算が成立すれば活気も出てくるものと期待をしております。本市におきましても、行財政改革を初めとして、環境問題、地域振興など多くの課題が山積しております。4月には市長選もございますし、大きな観点でお聞きをしたいところでございますが、代表質問ではございません。個々の課題につきまして、通告に従って一般質問をさせていただきます。  まず、1点目は、関空の問題についてお聞きいたします。  昨年12月14日に関西3空港懇談会が開催され、関空をハブ空港と位置づけることや、関西3空港の一元管理を目指すことなどを提言されました。3月中には懇談会の意見をまとめるということでございますが、伊丹廃港等で意見集約が危惧されております。国におきましては、本年6月に3空港のあり方についての結論を出すというふうにお聞きをしております。  本市にとって関空関連の税収が市税の約3分の1を占めることは、関空の浮沈により財政が左右されることになりますから、関空の活性化について真剣に考えなければならないと思います。府においては、橋下知事を先頭に空港戦略室においてさまざまな提案、提言がなされております。市当局は、この関空の活性化や3空港のあり方についてどのようなお考えを持っておられるのか、お伺いいたします。さらに、空港問題について以前のような庁内の体制強化ということも考えるべきではないかと思いますが、どういった御見解をお持ちでしょうか。  2点目は、駅舎のバリアフリーについてお伺いいたします。  本市内には鉄道駅が4駅あり、その駅舎のバリアフリー、とりわけエレベーター設置の要望が多く寄せられております。そのうち和泉砂川駅につきましては、先般の補正予算で整備されることになりました。樽井駅につきましても強い要望がございますが、エレベーター設置について協議をされたことがあるのかどうか、お聞きをいたします。また、協議をするということになれば、基本計画を策定することとなりますが、早急に策定をしていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。  3点目は、支援学校の設置についてお伺いいたします。砂川高校跡地利用については、隣接地域の区長さん、また議会からも私立学校の誘致を要望してまいりましたが、昨年11月に府教育長が佐野支援学校として活用したい旨の説明がございました。2月府議会に基本計画策定の予算を計上したいとのことでした。さらに、1月には教育次長から、支援学校設置について、砂川高校の跡地と砂川厚生福祉センター敷地内の比較を示されました。私も見せていただきました。  我々としては、決定ということも視野に入れないといけませんが、はい、そうですかと納得できません。設置が決定されるんであれば、その際、府に対し、最寄り駅となる和泉砂川駅の山側にエレベーター1基の増設、そしてまた山側トイレの改修や通学路の整備について申し入れすべきと考えますが、いかがでしょうか。  また、福祉センター敷地は14万5,000平米、約4万4,200坪と広大な敷地がございます。現存している建物については集積をして、本市のまちづくりに寄与していただけるようなプランを検討し、府に要望していくおつもりはございませんか、お聞きをいたします。  4点目は、病院問題についてお伺いいたします。  本市に市民病院がない中で、他市の市民病院に入院時、泉南市民は差額ベッド代を支払っておりました。数年前、私がこの件について質問し、要望し、貝塚市以南の市民病院では、差額ベッド代はいただかないという申し合わせができたとの御答弁もいただきました。ところが、最近泉佐野市民病院に入院されておられた方からお聞きすると、差額ベッド代が要ったと、こういうお話をお聞きいたしましたが、その後、この件についての経過なり現状をお聞きいたします。  また、私や他の議員からも休日夜間診療所の設置についてお聞きをしてまいりました。その都度、何点か課題があり、進展していないとの答弁でございましたが、その後こういった課題をクリアされたのか、その進捗についてお伺いいたします。  5点目は、エコシティー構想についてお伺いいたします。  地球温暖化対策を初め、環境問題が注視される中、平成6年に北見市、山形市、さいたま市など19都市によって環境共生モデル都市協議会が設立されました。本市の将来像としてエコシティーを目指すべきと私も思いますが、現時点でこのことについてどういった構想をお持ちなのか、お伺いいたします。  6点目は、指定管理者制度についてお伺いいたします。  平成19年に信達保育所からこの制度を導入され、現在8施設が指定管理者によって管理運営されております。この制度の目的でもある市民サービスの向上を図るとともに、経費の節減を図るということについての成果を発揮されていると思います。この中で今回は第三者評価についてお聞きをいたします。  先日、信達保育所の第三者評価結果報告書を見せていただきました。よい結果が出ていると安心しておりますが、この中で改善を求められる点という御意見欄がございます。こういった点について、今後民営化された場合、行政としては全く物が言えなくなるのでしょうか。そういった行政指導の点についてお伺いいたします。  また、民営化の判断は、この結果によって決定されますが、そういった重要な判断の指標ですから、評価機関1カ所ではなく、数カ所にすべきと考えます。費用の点もあると思いますが、そういった点についてはどういうお考えか、お聞きをいたします。  さらに、他の施設についての第三者評価については、評価委員会を持っておられます。この委員会の委員構成あるいは内容についてお伺いいたします。  7点目は、ため池の堤体についてお伺いいたします。  先日、樽井の谷口池付近の住民の方からお聞きをしたのですが、堤体の底辺がくぼんでいるというんか、決壊のおそれはないのかと、こういう御指摘をいただきました。不安であるということも言っておられました。こういった、谷口池にかかわらず、ため池についての堤体の状況について、そういった安全性については定期的に調査をされているのかどうか、お伺いいたします。  以上で壇上からの質問を終わります。御答弁よろしくお願い申し上げます。時間がございましたら、質問席より再質問をさせていただきます。ありがとうございました。 119 ◯議長(堀口武視君) ただいまの南議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 120 ◯市長(向井通彦君) 私のほうから1点目の関西の活性化について、関空のハブ空港化について御答弁を申し上げます。  関西国際空港は、2本の長距離滑走路を備えた完全24時間運用可能な国際拠点空港であり、関西のみならず我が国経済の発展・活性化に重要な役割を担っております。関西国際空港がそのすぐれた機能を最大限に発揮するためには、関西3空港問題の抜本的解決が重要だと認識をいたしております。  関西国際空港建設の原点は、住宅密集地に近接する伊丹空港の環境、すなわち騒音・安全面での課題の解決を図るため、伊丹空港廃止を前提に進められたものでございます。関西3空港問題の抜本的解決に当たっては、関西国際空港建設時の原点に立ち返って、環境・安全面からも、関西国際空港をハブ空港として明確に位置づけ、伊丹空港廃止を前提に航空ネットワークの充実を図るべきと考えております。  なお、廃止を前提に伊丹空港を活用する場合においても、騒音問題等に関する経過を踏まえ、現在の運用制限などを緩和すべきではないと考えております。  この問題については、引き続き、泉州市・町関西国際空港対策協議会を中心に関西国際空港の活性化に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。  続きまして、エコシティー構想について御答弁を申し上げます。  近年、地球環境問題が大きく取りざたされ、二酸化炭素の発生の抑制やフロンの使用禁止措置、地球の砂漠化や熱帯雨林の減少等さまざまな方面から全地球的な対策が必要とされてきております。  このような状況の中、エコシティーとして、国内では都市環境計画の中に自然や環境との共生を重点施策に掲げている20都市が指定を受けております。本市では、将来このような環境計画を取り込んだまちづくりに向け、まずはリユース、リデュース、リサイクルのいわゆる3Rの徹底によりごみを資源ととらえ、二酸化炭素の発生を抑制するとともに、再生利用時のエネルギー量の削減を図ることがその第一歩と考えております。  さらに、本市といたしましても、公用車の天然ガス車導入や、公共施設への太陽光発電の設置、市役所の空調設備として、灯油ボイラーと電気によるエアコンから天然ガス・タービン・エンジンによるエアコンの駆動と余力による発電設備に切りかえ、エネルギー消費の削減と有効利用を図っております。  今後は、太陽光発電による電力会社の買い取り価格の引き上げなどによりまして、太陽光発電の導入促進が図られるというふうに思っております。  企業においても、社会貢献の一環としてこういう太陽光発電を導入されておられるところもございます。さらには、個人住宅にも建設当初から太陽光を設置した住宅が販売されておられます。こうした方々に対しまして、地球環境に協力していただいた感謝の気持ちを伝えるべく、市としても何らかの方法がとれないか、検討をしているところでございます。そして、このような手法を通して、さらに広く市民の皆様の環境に対する意識の高揚を図っていこうというふうに考えております。  このエコシティー計画につきましては、ちょっとネットでいろいろと調べましたけれども、各都市のそれぞれ特徴がありまして、ごみを中心にやっておられるとことか、あるいは自然環境との調和を中心にやっておられるところ、あるいはエネルギーを中心にやっておられるところとか、いろいろあるわけでございますんで、市といたしましてはこのエコシティー計画いわゆる泉南市としてのエコシティー計画というものをつくっていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、1点目、ちょっと漏れましたけれども、空港を担当する部署の強化という問題でございますが、御承知のとおり、今、関空は2期の部分も供用開始をいたしておりまして、現在2期島の都市計画の手続を今行っているというところでございます。こういう中でございますので、新たな強化ということについては、現時点では考えておりませんで、今ある組織を十二分に活用する方向で検討をしてまいりたいと考えております。 121 ◯議長(堀口武視君) 池上都市整備部長。 122 ◯都市整備部長(池上安夫君) 私のほうからは、3点ほど質問がございましたので、順番にお答えいたしたいと思います。  まず、樽井駅のバリアフリー化に伴いますエレベーターの設置の問題でございます。  交通バリア法に基づく基本方針では、1日当たりの平均的な利用者が5,000人以上の鉄道駅につきまして、エレベーター等を設置し、移動に際しての身体への負担の軽減、移動の利便性及び安全性の向上が求められています。  本市におきましては、和泉砂川駅、樽井駅、新家駅の3駅がその対象になっており、この3駅のうち和泉砂川駅につきましては、平成15年3月に基本構想を作成したものの、本市の財政状況からバリアフリー化に着手できない状況が続いておりました。  そうした中、平成21年度の国の補正予算で経済危機対策臨時交付金が創設されたことによりまして、この交付金を活用し、和泉砂川駅について、平成21年度にバリアフリー化の調査に着手し、平成22年度末にはエレベーター3基、多機能トイレ1カ所の設置が完了する予定となっております。樽井駅、新家駅につきましては、鉄道事業者と協議は行っているものの具体的な進展には至ってない状況でございます。  今後、本格的な高齢化社会を迎えるに当たり、高齢者や身体障がい者の方々が自立した日常生活や社会活動を営むことができる環境を整備することが重要な問題であると認識しております。樽井駅、新家駅につきましてもバリアフリー化を進めるに当たって、早期に基本構想の策定に着手できるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、支援学校の問題でございますけども、和泉砂川駅及び周辺整備ということでございます。  和泉砂川駅につきましては、経済危機対策臨時交付金を活用して平成22年度末にはエレベーター3基、多機能トイレが1カ所設置されることになっております。  海側改札口からの経路についてはバリアフリー化が実施されますが、いわゆる山側改札口につきましてはエレベーターが設置されないことから、山側からのバリアフリー経路の設置には至らない状況でございます。  また、多機能トイレにつきましても海側は設置されますが、山側にあるトイレにつきましては、市として多機能トイレの設置を要望しておりますが、JRからは具体的な改修計画が示されていない状況でございます。  そうした中、議員ご指摘のとおり、大阪府が砂川高校跡に支援学校を設立するのであれば、通学する児童の利便性、安全性を勘案すると、山側にエレベーターの追加及び山側トイレの改修を行うことが望ましいと考えております。  市の教育委員会を通じまして、大阪府に対して山側改札口からのバリアフリー化を実施していただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。  それから、通学路の安全性の問題でございます。  支援学校の児童の通学に対しましては、安全性を確保することの必要性については、十分理解をいたしております。このことについても、支援学校を設立する大阪府に対して、安全性を確保するよう要請してまいりたいと考えております。  続きまして、谷口池の堤体、それからため池の堤体の安全管理等につきましてお答えいたします。  谷口池につきましては、樽井地区の主要な水源の1つであり、かつ市内の主要なため池39池の1つとして位置づけられており、毎年大阪府と合同で水防のため池点検調査を実施し、点検に努めております。その結果、現在のところ堤体等、ため池管理状況はおおむね良好であり、安全性に問題はない旨判定結果を得ております。  谷口池の関連池だけではなく、ほかのため池につきましても、安全性等につきましては、現地踏査を随時行っておりまして、状況変化がある場合は速やかに対応するということですけども、今のところそういういわゆる危険な状態であるというところにつきましては、見当たらないということでございます。今後とも、その辺につきましては、パトロール等の強化も含めまして適正に管理していきたいと思います。  それから、御指摘のありました当該ため池は、市街化区域内に存在しておりまして、住宅地が直近まで隣接していることから、水防上、特に注視の必要なため池の1つであることは、認識いたしております。  今後とも、地元水利組合等と連携しながら、適正なため池管理に努めてまいる所存でございますので、よろしくご理解のほどお願いいたしました。  以上です。 123 ◯議長(堀口武視君) 井上健康福祉部長。 124 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは、私のほうから、病院問題について御答弁申し上げます。  まず最初に、差額ベッド代についてでございますが、岸和田以南の市民病院におけます差額ベッド料金につきましては、現在、岸和田市民病院、貝塚市民病院につきましては、岸和田市以南の住民の方に対しまして市内料金の設定をしているところでございます。このことにつきましては、平成8年10月から岸和田市以南の各市によります協議によって、泉州地域の住民の方に対しまして、市内料金を適用することを申し合わせたということを聞いてございます。  なお、議員御指摘のとおり泉佐野の市民病院につきましては、平成14年9月より、病院の財政上によりまして、市外料金を復活させたということでございます。  次に、休日診療所につきましてでございます。休日診療所につきましては、現在泉佐野・熊取・田尻休日診療所の運営に3市3町で参加している状況でございます。現在、土曜日は18時から20時30分まで、休日は10時から16時30分となってございまして、その後22時までの時間帯は、岸和田にある北部小児救急センターに受診をいただいてる状況でございます。  平成19年度に、南泉州広域小児救急センター設立準備会が再開されましたが、小児科医の不足によりまして、会議も中断した状況となってございます。泉佐野以南では小児科医が19名と少ないことから、現状では休日・夜間診療所の改善が困難な状況でございます。  今後につきましては、小児科医の確保を図ることが重要と考えてございますので、大阪府とも連携をとらしていただきまして、会議の再開を図っていく必要があると考えてるものでございます。  次に、指定管理者制度の第三者評価における信達保育所の第三者評価について御答弁申し上げたいと思います。  議員御指摘のとおり、信達保育所の第三者評価につきましては、過日評価結果をお配りさしていただいたところでございます。その中の改善点につきましては、本市といたしまして、当運営法人に対しまして文書で改善の通知をさしていただいて、同法人から改善の方向の旨の回答をいただいてるものでございます。  この保育所が民営化になったということで、市の行政から手が離れるのではないかとの御指摘でございますが、民営化になったといたしましても、お子様の入所措置につきましては、泉南市がすべて措置事務をさしていただいてますし、かつまた運営につきましては、本市が委託料として民間保育所それぞれに委託料を負担さしていただいてるものでございます。  そしてまた、民営化になった保育所におきましても、土地、建物の貸し付けもございますし、そういう意味から申し上げまして、保護者の方のいろんな不満とか、もしか心配等がございましたら、保育所との連携をとって、よりよい方向には民営化の保育所であったとしても進めてまいりたいと考えているものでございます。  それと、評価機関が1カ所で数カ所できないかとの御質問でございますが、23年度からは新たに樽井保育所が民営化するという予定でございますので、信達保育所のときにおしかりを受けましたように、樽井保育所の民営化についての第三者評価につきましては、できるだけ早くしたいということで、樽井保育所とも協議しながら、早く進めるということで今進めさしていただいてます。その中で、1カ所の外部評価ということで考えさしていただいて進めさしていただいてますので、数カ所の外部評価の実施につきましては、樽井保育所の民営化が終わった後の保育所の次の民営化に際しての1つの課題として検討さしていただきたいと考えてるものでございます。  なお、それ以外に保護者の方と行政と、また保育所の運営法人とで評価委員会というのを設置さしていただきまして、指定管理中の保育所の運営状況が適切に子どものためになされてるかということについては、三者で評価をさしていただいてますので、その部分についてはチェックさしていただいてるということで御理解を願いたいと思います。  以上でございます。 125 ◯議長(堀口武視君) 市道教育部長。 126 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうからは、支援学校の設置についての部分の福祉センターの今後について、本市のまちづくりに寄与する計画という部分につきまして御答弁申し上げます。  砂川厚生福祉センター敷地内に整備を予定いたしております佐野支援学校の仮設校舎でございますけれども、これは本年4月から25年の3月末ということになってございまして、その後は撤去するということになっております。その撤去後でございますけれども、その敷地は大阪府健康福祉部の所管に戻るということで、撤去後は福祉センターの敷地のおおむね50%程度ということですから、7万平米余りということがあいてくる状況ということになります。  また、利用方法等につきましては、府といたしまして現時点では未定であると聞いておるところでございますけれども、今後といたしましては、どのような利用方法となるのか、情報の収集に努めてまいりたいと考えておるところでございますけれども、福祉センターの敷地そのものにつきましては、調整区域である、あるいは竹やぶが多い、それからのり面という、昔の言い方で言いましたら長山台地というんですか、そういう状況に建築されておると。ですから、どのような活用の方法があるのか、我々教育委員会だけではなく、市長部局も含めまして全市的な検討を行う必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 127 ◯議長(堀口武視君) 梶本総務部長。 128 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君)  それでは、私のほうから指定管理者制度の中の保育所以外の指定管理者制度の施設、これについて御答弁さしていただきます。  今回の指定管理者制度の趣旨からいたしましても、その結果の業務実績については、適切に評価していくことが必要であるということで、第三者評価を実施しております。  施設名でいいますと、総合交流拠点施設、これにつきましては、昨年度策定いたしました指定管理者管理運営施設の第三者評価マニュアルに基づきまして、2回の評価委員会を開催いたしまして、現在評価の集約中でございます。そのほかの導入施設につきましては、利用者アンケートの実施と第三者評価に向けての評価シートの作成など準備を進めておるところでございます。先ほど言いました交流拠点につきましては、その結果が出次第、また御報告さしていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう1点、この評価委員の構成ということでございます。現在、4名の方で行っていただいておりまして、役職でいいますと、公認会計士、税理士さんが1名、大学の教授が2名、弁護士さんが1名、大体このような4名の方々で客観的な評価をしていただいてるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 129 ◯議長(堀口武視君) 南議員。 130 ◯19番(南 良徳君) 一通り御答弁をいただきまして、ありがとうございました。時間も若干ございますので、再質問をさせていただきます。  関空の問題、市長から御答弁をいただきました。我々、御存じのように2月の23日に正副議長、また空特の正副委員長で国の国交省のほうに要望に行ってまいりました。考え方については市長も同じような考え方だというふうには理解をしております。一番重要な時期といいますか、6月に向けて今が我々としては要望に行くべき時期だということで委員会の御賛同もいただいて行ったわけでございます。  私、申し上げてるように、体制の強化といいますのは、まずそういった点では、22年度予算でも28億いわゆる関空関連税収がございます。そういったことで費用対効果というんではないんですが、もう少し府並みとも申しませんが、泉南市のこの関空との関連というのを積極的にどういった戦略を立てていくのかというところが余り見えない。  そういう意味では、我々、当然特別委員会でも議論すべきところだと思いますが、やはり積極的に前向きに市として、最終的にはいわゆるハブ空港、あるいは伊丹廃港といったところには落ちついてくるんですが、市とのかかわり、あるいはまちづくりといった観点からすると、そういったところについても、やはり行政側としても積極的に取り組んでいただきたいというふうに思うわけで申し上げたわけでございます。  そこらあたりも含めて、この辺市長は強化する予定はないということでございますが、人員も含めて昔の空対ですね、空対室のような形でしばらくそういったことにも対応する必要があるんじゃないかなというふうに思いますので、再度御答弁いただければありがたいと思います。  それから、その前日の2月の22日、堀口議長の呼びかけで泉佐野市、田尻町、そして本市の正副議長、そういった空港関連の各正副委員長さんに集まっていただきまして、2市1町の意見交歓会という形でさしていただきました。  今後、一定の我々なりの意見もまとめまして、関空会社のほうにも出向いていこうというようなことでまとまったわけですが、以前からこの2市1町については、関空の関連都市ということで一緒に行動していくほうが、より府なりあるいは国に対して物も言っていきやすいんではないかなといった観点で、行政レベルでは、お聞きしているところでは事務レベルの会議というか、協議というか、そういうところはされてるというふうに聞くんですが、首長レベルではどういったことになってるのか。  我々も東京に参りまして感じるのは、今回は泉南市1市で行ったわけでございますが、やはり2市1町で意見統一を図った中でぶつけていくと、こういうほうがよりインパクトがあるんじゃないかなと痛切に感じてるわけでございまして、その2点、お答えをいただきたいと思います。 131 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 132 ◯市長(向井通彦君) 今、関空に対する当面の課題といたしましては、泉南市としましては2期供用開始されたということもありまして、2期島の保留フレームのいわゆる都市計画の問題がございまして、これについて今鋭意大阪府と協議をしておるわけでございまして、これが当面の喫緊の課題だというふうに思っております。  これについては、従前から昔の事業部、都市整備部で中心に対応をしているわけでございます。あとの課題といたしましては、2市1町の消防の問題がございまして、これは2市1町で首長レベルで、あるいはもちろん消防長も入って協議をいたしておるわけでございます。  そういう意味では、現体制であっても十分やっていけるというふうに考えておりますので、市職員そのものをできるだけスリムにという中では、増強ということについては困難な状況にございます。今あるスタッフを十二分に活用して、そして当面の課題に取り組んでいくということで対応をしていきたいと考えております。  それから、2市1町のかかわりでございますが、大きくは9市4町の関空協がございますんで、ここでオーソライズされる、テーブルに載せるものはそこでやっていくということになっております。ただ、固有の問題として2市1町に直接問題が生じる場合がございますんで、これについては当然2市1町で対応をしておるわけでございます。  もちろん事務レベルは事務レベルで、例えば税──課税の客体の問題とか、課税評価の問題とか、こういうことについてはやっておりまして、そしてそれが副市長レベルあるいは首長レベルということで上がってきて、最終的にこれでいこうという方針を出すわけでございます。そういう意味では、システムとしてはでき上がっているというふうに考えております。  ただ、今後巷間言われてるような上下分離とか、そういうものがもし具体化してくるということになれば、これは2市1町にとってもゆゆしき問題でございますから、2市1町、首長はもちろん、議会も含めて一体となってその対応を考えていかなければいけないということになろうかというふうに思いますので、その節には当然、頻繁にその問題に対処するための協議、そして調査なり、そういうものが必要になってくるというふうに思っております。  したがって、2市1町は常々いろんな面で顔を合わせておりますので、その都度今言ったような、特にことしの場合といいますか、今の場合は税の課税の問題とかというのがありますんで、そういうことについては首長レベルでもお話し合いをさしていただいてるということでございます。 133 ◯議長(堀口武視君) 南議員。 134 ◯19番(南 良徳君) よくわかりました。  続いて、駅舎のバリアフリーについて御答弁をいただきました。  新家駅あるいは樽井駅という形でバリアフリーの対象にはなっていると、こういうことでございます。先ほど部長のほうから、樽井駅のエレベーター設置について、早期に基本計画を策定するという御答弁もいただきましたので、ぜひお願いをしておきたいというふうに思います。  それと、新家駅をこのままという形じゃなくて、実は先般の関空の要望の際、JRのことについても、砂川駅あるいは新家駅のことについても議会としての要望を出してまいりました。新家駅がかなり以前からそういった踏切との関係とか、あの渋滞の解消については、もう事あるごとに各議員からの質問もございました。  あのままで、じゃどういう形で解決できるのかというと、非常に難しいわけでございますが、我々1つの方法として、駅舎を天王寺側に何十メーターというんですか、そういった形で移設するのがいいんではないかというような意見もその中でございました。今のままで端的に新家駅についてもエレベーターであるとか何であるとかという、樽井駅やあるいは砂川駅と違った観点で考えていけば、それも1つの選択肢であると。  その際、国交省のほうでおっしゃってたのは、JRがやる気になれば、社会資本整備で国としては2兆3,000億の予算があるんだと。これはトータルですから、その中で箇所づけとかいろいろ問題になっておりますが、そういったことも含めて一定のプランを出してぶつけていけば、ある意味聞いていただけるんではないかなという雰囲気で、議長、あるいは我々一緒に要望に行ったメンバーは感じたわけでございますが、その辺については、新家駅については先ほどから申し上げてる砂川駅、あるいは樽井駅と違うというふうな、そういった考え方についてはどういうふうにお考えですか。 135 ◯副議長(木下豊和君) 池上都市整備部長。 136 ◯都市整備部長(池上安夫君) 新家駅の関係の渋滞解消が主なことだと思います。  確かに変則交差点でございまして、現実的に現地は、朝夕のラッシュ時は非常に混雑いたしております。砂川樫井線の一部暫定供用によりまして、泉佐野方面からの車、大阪方面からの車、それから泉佐野岩出線への抜ける車等につきましては、その迂回ルートを一部通ったりということで、若干、通過交通的なものにつきましては、別ルートもできた関係で、一部解消には寄与してるというふうに思っております。  御指摘のありましたいわゆる駅舎の移動、移設というんですか、位置を少し変えて渋滞解消に伴う道路整備をやれということだと思うんですけども、基本的には立体になれば一番スムーズに通過交通、通れるわけなんですけど、今までにも何案となく、府道の大阪和泉泉南線のそういう内容につきましていろんな計画案を検討した経緯もございました。ただ、どれも抜本的に効果的な事業採択に至るようなところまで至っておりません。  当面は、現実的な策としましては、やはり砂川樫井線の延伸、今の事業認可区間の完成に向けての早期の供用開始、それから将来的には一丘団地の境界でとまっております認可区域外の市街化調整区域部分ですね。ここのところの延伸をすることによって相当効果があるんかなと、現実的には思っております。  ただ、この問題につきましても、財政の問題で早期にかかれるというような状況でございませんが、現実的な対策としては、それが今一番市のほうで街路事業的な形でやるについては効果的な部分かなと思います。  今後とも、バリアフリー化の基本構想も含めまして、新家駅の全体の交通渋滞の緩和策につきましては、いろいろ関係機関とも相談しながら検討を重ねてまいりたいと思います。 137 ◯副議長(木下豊和君) 南議員。 138 ◯19番(南 良徳君) ありがとうございます。  それでは、次に、支援学校の関係でございます。  非常に期待した答弁をいただけたんですが、砂川駅の山側のエレベーター1基増設、あるいはトイレですね。これについては、教委を通じて大阪府に働きかけていきたいと、こういう御答弁でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう1点の、今教育部長がお答えいただいた調整区域であるとかいうような問題もございます。府の敷地ですから、市がとやかく、どうこうということもできないのはわかった中での質問なんですけどね。だから、あのままで、じゃ、寮があと3つぐらいでしたかね、先ほど言われたようにプレハブを撤去するとかなりの広大な面積の部分ができます。  だから、私の申し上げてるのは、そういった中で泉南市として何らかのまちづくりのプランをつくって活用さしてもらえないか。もちろん調整区域であっても、地方公共団体がいろいろすることについてはオーケーということですから、民間に、じゃ端的に建て売りでも建てたらどうかと、こういうわけには──住宅地がもうずうっと密集してますから、本来的にはあの環境であれば住宅地も可能だと思いますが、そういったことについては、当然それは調整区域ということではだめだということですが、例えば市として、今後のそういう広いところを端的に言えば公園であるとか、いろんな形で使うものがあれば、その際、府に要望していく。  というのは、はっきり言って、府のほうも先般の教育委員会の方が来られても、いや、その後どうするかは福祉部に聞いてみんとわかりませんと。いわゆる縦割りの中で答弁もいただけなかった。だから、そういうことも含めて府自身も、じゃ、どうしようかというプランはまだないのかなと私は思うんですが、そういった中で先回りして、市も何らかの形で提案して、それを要望していくということも必要ではないかということで、ある意味先の話ではありますけども、申し上げたわけで、その辺も含めて認識をしておいていただきたいというふうに思います。  それから、病院問題の中で井上部長、答弁いただきました。泉佐野市はそういうことで財政難で14年の9月から復活──復活というんか、以前に戻ってしまったと。たしかあのときに、阪南病院は建てかえすればそういうふうにしますよ、しかし、まだ今のままでは阪南病院はだめですというふうな記憶があるんです。  今の御答弁では、岸和田市あるいは貝塚市については差額ベッド代は取りません。ということは、泉佐野市がそういう状況であれば、阪南病院はどうなのか、その辺について。岸和田以南の市民病院のその状況はどうかということを再度お答えいただきたい。 139 ◯副議長(木下豊和君) 井上健康福祉部長。 140 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは、御答弁申し上げます。  岸和田市民病院と貝塚市民病院につきましては、先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。泉佐野市民病院については、差額ベッド代を徴してるということでございます。残りの公立病院の阪南市民病院につきましては、やはり市内と市外でそれぞれ差額のベッド代を徴してるという状況でございます。聞くところによりますと、もともと阪南市立病院につきましては、協議に入ってなかったという経過がございまして、現行、差額ベッド代が徴されてるということでございます。 141 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 142 ◯市長(向井通彦君) ちょっと補足をさしていただきます。その合意したのは、私を含めた首長でございますんで。基本的には岸和田以南ですね。差額というのは、個室だけなんですね。大部屋はもう同じなんですが、個室の差額ベッドをなくしていこうということで決めたわけでございまして、そのときには岸和田、貝塚、泉佐野とあったわけでございます。阪南市立病院については、施設が非常に古いということで、建てかえを機にということでございました。といいますのは、岸和田、貝塚、泉佐野は皆建てかえて、そのときに条例改正をして料金設定したというのがありまして、それを契機に統一しようということになったわけでございます。  その後、泉佐野市が財政悪化ということで、財政が再建されるまでの間、差額を認めてほしいと。いわゆるもとへ戻してほしいと、暫定的にですね。そういうお話がございまして、他の市町もやむを得ないということで了解した経緯がございます。  阪南市立病院については、先ほど言いましたように、建てかえが行われたときには同一レベルにしましょうということになっておりますが、御承知のとおり現時点でまだ建てかえができていないということでございますので、そのまま残っているということでございます。 143 ◯副議長(木下豊和君) 南議員。 144 ◯19番(南 良徳君) それでは次に、エコシティーの計画といいますか、構想を市長のほうから御答弁をいただきました。まだ構想段階というか、計画段階ということで、そういった意味ではばくっとしか私も理解はできてないんですが、お聞きしてると、いろいろ3Rとか公用車の絡み、あるいは太陽光ということでお答えをいただきました。その中で環境計画という御答弁があったんですが、これは環境基本計画を策定するという意味なのか、ただ単に環境についての計画を立てていくという意味なのか。その辺、もしわかっておればもう一度お答えいただきたい。  それと、事業の類型ですね。大きく今進んでおられる先進地といいますか、先進都市については、事業類型が大きく3つに分けたような形で進められていってるというふうにも思うんですが、今お聞きすると、これがじゃどれに該当するんかなと。あるいはいろんな形で1つの泉南版といいますか、そういう形でお考えになっておられるのか、今現在進んでるエコシティーの先進地のような形で類型にはめて、この部分で泉南市はやっていくんだというふうになっているのか、その辺がちょっとまだもう一つよくわからなかったんですが、その辺についてわかっておればお答えをいただきたい。 145 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 146 ◯市長(向井通彦君) これについては、今後そういう計画をつくっていくということで、つくる以上は実効性のあるものにしないといけないというふうに考えておりますから、しっかりとしたそういう基本計画というような形でつくりたいというふうに思っております。  それから、エコシティーとしての認定といいますか、そこまで行くのかということだというふうに思うんですけども、現在、全国で20カ所ほどそういう指定も受けておられるわけなんですけども、なかなか一挙にそこまでというわけにはいかないというふうに思いますので、まず計画をつくって、それから実行計画なり、それを実践していくための手順、手続をきちっと定めていくということによって、将来的にはエコシティーの認定といいますか、そういうところまでいきたいとは思いますけども、一挙にいきませんので、まず基本的な計画づくりから始めて、そして徐々にレベルアップをしていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 147 ◯副議長(木下豊和君) 南議員。 148 ◯19番(南 良徳君) はい、よくわかりました。よろしくお願いしたいと思います。  最後に、指定管理者制度のことについてもう少しお聞きをしたいのですが、御答弁もいただきました。第三者評価ですね。福祉の場合は別になりますけども、先ほども御答弁いただいて、樽井が一定終わるころには、数社というか、複数の機関でという部長の御答弁だったんですけど、私が申し上げてるんは、1つの機関の部分を、当然それは府の関係もございますから、大丈夫なんでしょうけども、一般的に例えば土地であれば不動産評価を数社からとってどうだとかということも含めて、それ以前としてやはりアンケート等もありますから、それもウエート的にはかなりのウエートがあるかなと思いますけども、そういった意味では、それによって民営化というんか、進めていくわけですから、これがもう最後の判断なんですね。  それが変な評価があれば、ああ、ああということにもなりかねないんで、その辺の重要性も含めて、先ほども申し上げたように、費用的には1つの機関であれば幾ら、それが数社になれば当然高くつくわけですけども、その高い安いと言ってられないような、そういった評価の判断、行政側も最終的には、今回おくれましたけども、それによって、じゃゴーサインを出すんだよと、こういうことになるわけですから、そういった意味では、より安全面というか、もう少しそういうこともあわせて考えていただいたらいいのかなというふうに思って質問をさせていただきました。  その辺、再度ですが、お願いしたいのと、先ほど梶本部長のほうから、一般的な指定管理のほうの評価委員さんは、弁護士さんとか公認会計士さんという形で専門家4名で構成されていると、こういうことをお聞きしたんですが、やはりいつもこういうことになると申し上げるんですけど、市民の声、市民の代表者なりの利用しての感想であるとか、あるいは市民の目線から見たそういった部分というのは、常に専門家、大学の先生、弁護士さん、こういう方に入っとってもうたら大丈夫だと。これも一定わかるんですが、少なくとも4人を例えば6人であろうと8人であろうと評価していただいたら私はいいと思うんで、そこにやはり市民代表も入っていただくべきだというふうに思うんで、その辺についてはどうでしょうか。 149 ◯副議長(木下豊和君) 井上健康福祉部長。 150 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは、私のほうから、保育所の第三者評価について再度の御質問について御答弁申し上げます。  今回、信達保育所が行いました第三者評価の評価機関でございますが、お示しさしていただいてますように、大阪府社会福祉協議会が行ったものでございます。この協議会につきましては、保育所の第三者評価につきまして一番多く実績がございまして、客観的に、また公正な評価を行うという機関でございますので、今回そこでお願いさしていただいたものでございます。  ですから、複数の機関によって評価をすることは、より必要かとは考える部分もございますが、やはり費用の面もございますし、その費用の面を考えた中で、やはり一番いい評価機関である、また実績があるということの意味合いで、今回大阪府の社会福祉協議会に評価をお願いしたところでございますので、そういう形で樽井保育所につきましても、よりいい機関で評価を受けるような形では進めたいと思いますが、数社の評価につきましては、樽井保育所の評価が終わった後、また民営化がなされたときにおいて再度検討さしていただきたいということで御理解願いたいと思います。 151 ◯副議長(木下豊和君) 梶本総務部長。 152 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君) ただいまの第三者評価でございますけれども、全体的な評価の方法といたしましては、当然指定管理者本人のやってるところの自己評価、これらのものも1つあります。それから、第三者評価の、先ほど言いました委員さんの中での評価、それからもう1つ市民につきましては、これはモニタリングという形で、例では月50人ぐらいですね。聞き取りで200票以上ということで、そういう形のモニタリングを行っております。ですから、市民の利用者の声というのはそういう形で反映されてると思います。  ですから、これらのことを指定管理者なり市民なり第三者評価の委員、これらの意見を全部含めまして総合評価という形で取りまとめていくというような方法をとっておりますので、市民さんの御意見につきましては、その部分で十分反映できてるんじゃないんかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 153 ◯副議長(木下豊和君) 南議員。 154 ◯19番(南 良徳君) 以上で終わります。 155 ◯副議長(木下豊和君) 以上で南議員の質問を終結いたします。  次に、16番 成田政彦議員の質問を許可いたします。成田議員。 156 ◯16番(成田政彦君) 日本共産党泉南市会議員団の成田政彦です。  今、市民の置かれている暮らしの実態は、ますます悪くなっています。厚生労働省が1月29日に発表した2009年の求職者1人に何件の求人があるかを示す平均有効求人倍率は、0.47と過去最悪でした。また、総務省が発表した2009年の労働力調査でも、完全失業者の平均失業率は5.1%と、前年度より上昇幅は1.1%ふえ、過去最大となり、完全失業者数は前年度から71万人増の336万人で、増加幅は過去最大となっています。  生活保護も朝日新聞の調査では、主要73自治体では1年で受給者が10万人ふえるなど、特に大阪市などでは人口1,000人に占める割合は51.29人となっています。ちなみに、泉南市の1,000人に占める割合は18人、府下41自治体の中でワースト12番となっています。大学生の新卒就職率も73%、高校生も60%と、国民の暮らしの状況は悪化の一方です。  その反面、雇用破壊が社会問題となっている中で、資本金10億円以上の製造大企業は、バブル期の2倍以上の利益剰余金をため込んでいます。例えば、トヨタ自動車は昨年9月時点での利益剰余金は11兆3,700億円あり、その金額の大きさは、この間トヨタ自動車が減らした非正規職員1万名を年収500万の正社員として採用しても、実に227年分支払う能力をトヨタ自動車は持っています。しかも、トヨタの株主配当は2009年度の上半期では620億円もしています。今、政治が大企業の巨大な剰余金を国民に還元させる政策への転換が何よりも求められているのではないでしょうか。  さて、鳩山政権が発足して5カ月たちました。最近、時事通信と朝日新聞が2月4日から7日と2月20日から21日に実施した世論調査によれば、それぞれ内閣支持は35.7%、37%でした。発足直後の半分近くに落ち込みました。このことは何を示しているのでしょうか。自・公政権に終止符を打った国民の間には、政治を変えてほしいという期待とともに、沖縄米軍基地問題での迷走、後期高齢者医療制度の廃止や労働者派遣法の抜本的な改正などで先送りや後退、さらには一連の政治と金の問題での信頼を裏切る行為に不満や不信が広がり、このような鳩山内閣に対して厳しい評価になったのではないでしょうか。  命を守ると鳩山首相が何度述べても、住民の命と暮らしを脅かす軍事基地の異常には語らず、働く命を守りたいと言いながら、大もうけをため込む大企業の派遣切りの異常には触れようとしない、日米軍事同盟の異常や大企業の横暴を規制できない鳩山政権の弱点が明らかになりつつあります。  しかし、国民は、世論調査の自民党の支持率を見ても、もとの自・公政権に戻そうという考えはない。日本共産党は、鳩山内閣に国民の不満や不信にこたえていくことを求めるとともに、国民が切望する政治を実現し、前に進めるために、国民とともに頑張っていく決意であります。  私は、不況と雇用の悪化の中、市民生活の命と暮らしを守る立場から大綱7点にわたって質問します。  大綱第1点目は、行財政改革と市民負担についてであります。  向井市政になってことしで16年になります。ことしの4月には市長選挙があります。向井市長の4期16年の評価することがあるかどうかは疑問ですが、1998年度より現在までの12年間実施されてきている行財政改革については、市民と職員にとってプラスとなったのかマイナスであったのかは見きわめる必要があります。また、この行革がどのような性格であったかも明らかにする必要があります。そして、向井市長の市民に対する説明責任も当然あってしかるべきであります。  私はこの壇上で何度も指摘してますが、行革が始まる前の13年前の1997年の市の借金は、債務負担行為、水道、下水道、市債を入れて486億円でした。市の貯金と言うべき基金残高は24億円ありました。13年後の2009年度には借金は510億円とふえ、基金はわずか7億円と減りました。  さらに、借金返済となる公債費はどうでしょうか。13年前は19億円ですが、2009年には25億円とふえております。市民1人当たりの借金も13年前は72万円、2009年は81万円とふえています。その反面、行革が始まって、1998年からの12年間、どの程度削減額はあったでしょうか。市の発表によれば、効果額と称して総額50億5,455万5,000円、内訳は職員の賃金カット、職員減らしの額が18億8,600万円、上下水道、国民保険、保育料金と各種手数料の値上げ、障がい者、高齢者、母子各種給付金の金額カットなど大幅削減は31億6,855万円となっています。  その一方、行革中に行われた大型公共事業は、信達樽井線57億円、農業公園25億円、基幹農道47億円など130億円以上事業を実施し、借金も59億円以上ふえており、この3つの大型公共事業だけでも12年間の効果額を上回る借金をしています。これでは職員と市民の犠牲の上で行革は行われ、行革で市財政が健全になるどころか、ますます財政はアリ地獄に入っていると言っても言い過ぎではないでしょう。  そこでお伺いしますが、12年間の行財政改革で市民負担はどのくらいあったのか、行革の方針である4年に1回の公共料金の引き上げは続けるのか、今後の行財政改革についてお伺いしたいと思います。  大綱第2点目は、教育行政についてであります。  向井市政は、長年にわたって大型公共事業優先にし、信達樽井線などは何よりも6年間で50数億円の予算を使いました。一方、教育関係では、建ててから50年以上経過した泉南中学、西信達中学校や他の幼、小・中学校の改修整備は長年放置し、学校施設の老朽化、荒廃化は目を覆うものがあります。  ちなみに、向井市政が始まる前の17年前の教育予算は30億円ですが、2008年度の教育予算は19億円と30%以上減額です。これでは小・中学校は改修がおくれるのは当たり前です。この点も厳しく指摘しておきます。  さて、市立幼稚園の9園廃止、2園化についてであります。幼稚園廃止については、市民、保護者の声をこの2年間どのように聞いてきたのか。説明会の回数、参加人数にしても十分にしたとは思えません。さらに、樽井地域、信達地域など、6,000名以上に及ぶ廃止反対署名など、幼稚園廃止については到底保護者、市民は納得できるものでありません。  その一方で、巨額の借金財政を抱える中、今回の幼稚園廃止は、職員減らしなどで幼稚園をつぶすことによって、最も借金財政の犠牲になるのは子どもたちではないでしょうか。  さらに、市は、幼稚園つぶしに8億円の効果があると計画しているが、この同じ時期に新たな公共投資を行い、鳴滝第二小の大規模改修、学校施設の耐震工事、一丘幼稚園の改修、新幼稚園建設などによって、総額11億円以上の借金がふえます。このため、2014年より20年以上の間に毎年6,000万以上の借金を返済しなければなりません。2園化を急ぐのでなく、9園について、1、まず地域に根差した幼稚園はどうするのか。2、今後の少子化に合わせて幼保一元化をどうするのか、十分な幼稚園教育を保障するにはどうするのか。3、子どもたちを借金財政の犠牲にしないなど、保護者、市民と十分議論、幼稚園教育の見直しを図る時間を十分にとるべきであります。なぜこんなに9園廃止、2園化を進めるのか疑問であります。廃止の見直しをするつもりはないか、お伺いしたいと思います。  また、耐震化については、2011年度までに100%すると計画になっているが、その予定どおりに進むのか。さらに、小・中学校の大規模改修についてそのとおり進むのか、お伺いしたいと思います。  大綱第3点は、不況と失業から市民の生活を守るための市の対応をお伺いしたいと思います。  この1年間で派遣切りなど職を失った非正規労働者は24万7,000人となり、リストラや中小企業の倒産などにより、離職した正社員は7月から9月期で96万人、前年度比41万人増となり、雇用破壊は深刻なものとなっています。泉佐野ハローワークも求人倍率は0.4倍以下です。市民の中には、仕事も見つからないため、住む家も見つからない深刻な状況が出ています。  このような中で、市として公営住宅の活用や家賃補助や保証人の確保など、雇用の確保を含めて、市独自で失業、雇用に対応する必要があると思いますが、お伺いしたいと思います。  また、ふえている子どもの貧困についても、教育現場でどのように把握されているか、お伺いしたいと思います。  また、生活保護行政について、今すぐ困っている人に緊急に保護されているのか、お伺いしたいと思います。  大綱4点目は、区のあり方についてお伺いしたいと思います。  市の設置規定では、区を設置することになっていますが、市として住民自治の基礎組織で重要な役割をしている区について、どのように認識しているのか、お伺いしたいと思います。  また、市が区に対して市事務委託費を予算化しているが、どのように使われているのか、実態を正確に認識しているのか、お伺いしたいと思います。  さらに、一丘区の再建について、今どんな進捗状況か、お伺いしたいと思います。  大綱5点目は、道路行政についてであります。  私は、過去何回か市道のバリアフリー化の質問をしました。一向に前進していません。市道の段差をなくす、最低限市民生活に必要なことさえ、この1年間どのように進んでいるのか、具体的にお答えください。  また、砂川樫井線の延長については、今後どのようにするのか、さらにJR尋春橋の信号はいまだ設置されていないので、設置されるのかどうか、お伺いしたいと思います。  以上です。 157 ◯副議長(木下豊和君) ただいまの成田議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 158 ◯市長(向井通彦君) 私のほうから、行財政改革につきまして御答弁申し上げます。  泉南市では平成8年12月に策定しました行財政改革大綱、これがスタートでございまして、他市に先駆けてこの大綱をつくったわけでございます。以来今日までそれぞれの節目はございましたけれども、数次にわたって行財政改革大綱を制定しまして、それぞれのプランをつくり、それに基づきました改革を実施してきたところでございます。  この間の効果額につきましては、先ほど成田議員言われましたように、総効果額といたしましては約50億5,000万、そして行財政改革の取り組み効果といたしましては約31億7,000万ということでございまして、大きな成果を生んできたというふうに考えております。  その中で、行財政運営をやっているわけでございますが、この間、地方自治体を取り巻く環境も大きく変わりました。バブル崩壊以降の地価の下落、あるいは景気の低迷、いわゆる失われた10年と言われておりますような時代もありましたけれども、そういうことを踏まえて非常に厳しい社会環境になったという変化がございました。  また、最近では、三位一体改革のマイナス効果というのが地方に押し寄せてまいりました。それらを乗り切って今日に至っているわけでございますが、御指摘ありましたように、基金については相当もう底をついて来ているというのが現状でございまして、改めて新しいプランをつくらなければいけないと考えております。  現在の行財政改革につきましては、一応今年度末で終了するということになっておりますけれども、次の新たな行財政改革のプランを早急に策定をして、速やかに実行に移すことで、この財政的な難局を乗り切ってまいりたいと考えております。  また、公共料金の4年ルールについて、そのとおり行うのかということでございますが、これは私どもも御提案をし、議会の皆様にも一定の理解をいただいて、見直す、見直さないは別にいたしまして、4年ごとにチェックをしながら、受益と負担のあり方についてもう一度検証をしていくといういわゆる4年ルールということでその後も行っております。  したがって、今後ともこの4年ルールというのを基本に公共料金の適正なあり方について、検討をしていくというこのシステムについては、続けてまいりたいと考えております。 159 ◯副議長(木下豊和君) 市道教育部長。 160 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうから、御質問の2点目、教育問題についてのうちの耐震化と大規模改修について、まずこれから御答弁申し上げます。  我々教育委員会といたしましては、安心・安全な施設が重要であるとの観点から、平成26年度の耐震化率100%を目指しまして、学校施設の耐震補強工事に優先的かつ計画的に取り組んでいるところでございます。  次に、大規模改修についてでございますけれども、以前から御答弁申し上げておりますとおり、学校施設の置かれている状況ということは十分認識をいたしております。しかしながら、泉南市の置かれている厳しい財政状況の中、耐震補強工事と大規模改修を同時に行うことは困難な状況であるというふうに考えてございまして、基本的には耐震補強工事が完了いたします26年度、それ以降にということで考えております。  ただ、緊急に改善が必要なものにつきましては、優先順位を決めながら、分割による改修を行うなど創意工夫をしながら、早期に改善できるよう努力してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  続きまして、大綱3点目の市民生活のセーフティーネット、その中の3番目、子どもの貧困化についてという部分でお答えを申し上げます。  教育におけますセーフティーネットでございます就学援助費、これに関しましては、就学援助認定数、これについてですけれども、小・中学校合わせまして平成18年度で1,321件、19年度1,404件、20年度1,408件、21年度は12月末現在ということでございますけれども、1,498件と増加をいたしております。経済状況が依然として厳しいレベルで推移しているというふうに読み取ることができます。  市におきましては、厳しい財政状況の中ではございますけれども、経済的な理由で就学困難な児童・生徒に、義務教育を円滑に受けることができるよう就学援助制度は堅持したいというふうに考えております。行財政改革大綱実施計画に沿いまして、平成19年度より給食費並びに修学旅行費の7割支給も堅持しております。今後も一定レベルの支援を継続していきたいというふうに我々教育委員会は考えております。  以上でございます。 161 ◯副議長(木下豊和君) 北島教育部次長。 162 ◯教育部次長兼人権教育課長(北島治男君) 失礼いたします。私のほうから、2点目の教育問題ついての特に幼稚園の9園廃止、2園化につきまして御説明を申し上げます。  御質問の中で、なぜ2園化を進めるのかということでございましたけれども、幼稚園におきましても、それぞれ建設されまして一定期間が過ぎてきております。すべての幼稚園で、例えば保育室の改修でありますとかトイレ等の改修、あるいは耐震ですね。そのような改修を行いまして望ましい環境にしていくためには、相当費用が必要ということでございます。今現在、2園化ということで一時的に財政負担はかかりますけれども、それで子どもたちが地震等の災害の心配もなく、安全で安心できる環境の中で生活ができるようになるというふうに考えてございます。  幼稚園再編の最大の理由といたしましては、少子化に伴い、園児数が少なくなってきたこと、子どもたちに集団生活を保障し、3歳から5歳までの豊かな遊びを提供する中で、豊かな学びをということを考えてございます。  また、9園の運営を2園にすることで人件費等の財政的効果は大きいものがありますし、施設を維持するためのメンテナンスと維持費、職員の人件費等、総合的な見地から結論を出させていただいたところでございます。  以上でございます。 163 ◯副議長(木下豊和君) 山野市民生活環境部長。 164 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 私のほうから、市民生活のセーフティーネットの中の雇用問題について御答弁さしていただきます。  ここ数年の不況のあおりを受けて、雇用情勢も悪化の一途をたどっております。全国的に見ましても失業者がふえておりますが、大阪における失業率は全国の約1.4倍になっており、失業者数は33万5,000人に上っております。  この雇用の悪化を防ぐために、平成19年度から泉南市と阪南市の商工会を中心に就職面接会を開催しており、この3年間で約560名の方々に参加していただき、今までに約60名の採用がございました。また、泉南市におきましても緊急雇用創出事業を活用し、求職者の雇用に努めております。今後も、ハローワークや就労支援センターと連携し、雇用の創出を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、失業したときの対応でございますが、生活福祉課では、離職後2年以内の市民に対し家賃の助成をいたしており、これは離職者本人のみならず、賃貸人である大家さんへの生活保障という意味でも必要なものだと考えております。  また、当然のことですが、その時点でハローワークや就労支援センターへの誘導も行っておりますので、よろしくお願いいたしたいというように思います。  以上です。 165 ◯副議長(木下豊和君) 井上健康福祉部長。 166 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは私のほうから、市民生活のセーフティーネットについての生活保護の受給について御答弁申し上げます。  本市の生活保護の状況でございますが、平成22年1月末現在で被保護世帯数783世帯、被保護者数1,215人、保護率18.80‰となってございます。平成21年3月末におきましては、712世帯、1,113人、17.24‰でございました。被保護世帯数については5年前と比較さしていただきますと、平成16年度636世帯であったものが、平成22年1月末では783世帯と18.8%の増になってございます。  世帯の内訳でございますが、高齢世帯が42.3%、傷病世帯が19.5%、母子世帯が12.0%、障がい世帯が12.1%、その他世帯14.1%となってございます。  平成21年4月から平成22年1月末までで開始が147件、廃止が80件でございます。相談件数は、平成22年1月末現在で552件と増加してございまして、生活困窮者は年々増加傾向にございます。これは、長引く景気の低迷による失業や厳しい労働環境による収入の低下、離婚件数の増加、多様化する精神疾患や重篤疾病の罹患などさまざまな要因が複雑に関連し合っていると考えるものでございます。  生活保護制度は、憲法第25条の理念に基づき、生活困窮者の最後のセーフティーネットとして大変重要な役割を担っていることと認識してございます。相談時にはその方の置かれている状況を適切、詳細に把握さしていただき、他法・他施策を含めてより適切な対処法を検討し、より一層慎重に世帯の把握を行って、生活保護の適正実施に努めてまいりたいと考えているものでございます。 167 ◯副議長(木下豊和君) 梶本総務部長。 168 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君) 私のほうから、区のあり方ということについて御答弁さしていただきます。  現在、泉南市に区の設置等に関する規程、これに基づきまして33の区が設置されております。これらの区の大部分は、従来の旧村に由来するコミュニティ組織として現在に至っており、地域を代表する組織としてさまざまな活動を行っておられます。  また、宅地開発などによる新興団地等には、地理的な問題等により、自治会として独自の活動を展開しているところもあり、区を基本とする行政との連絡調整など、市政運営に支障を来していることも事実でございます。  また、一方では、家族形態の多様化、個人主義の進展、共同体意識の希薄化に伴い、区や自治会活動への参加者が減少するなど、地域コミュニティ機能の弱体化が進行していることも事実でございます。  しかし、地方分権の進展や地域ニーズの多様化などにより、地域における公の担い手として、今後、適切な行政との役割分担を行っていく必要性がますます高まってくることも事実でございます。  このような経過や実態を踏まえた今後のあり方としましては、区・自治会、各種団体などの多様な住民組織が、地域に必要な公共サービスを担えるような新しい仕組みの形成が必要であると考えており、地域コミュニティの適切な規模や連携のあり方などについて、地域とともに今後も考えていきたいというふうに思っております。  2点目の市事務委託料のことでございます。これも先ほどの規程に基づきまして、区に委託する事務に係る経費として、世帯当たり540円及び均等割2万6,000円の事務費を支出しております。  この事務費の内容につきましては、市の広報活動に関すること、特に広報紙の配布ということですね。市との連絡事項に関すること、その他必要な事項というふうになっております。  市の事務委託のうち、毎月の広報紙の配布が大きな部分でございまして、配布に伴う人件費などの経費等にこの事務費が充てられていることになるんでございますけれども、仮にボランティアなどが無償で配布し、残額は区の活動、区民のための活動に充てていただくことも可能であり、その扱いについては、区において適正な会計処理がなされているものと我々は理解しているところでございます。  もう1点ございましたのは、一丘区の進捗ということでございます。  現在、住民代表8名の方によります一丘区運営改革推進委員会を設置いたしまして、一丘区及び一丘区長選挙規約の検討中でございます。そして、その中で一丘区の住民組織のあり方などを検討しているところでございます。  現在は規約などのまとめの段階に来ておりまして、早急に組織のあり方及び区長選挙の方法など取りまとめを行い、全住民合意のもと、一日でも早く区長の選出を行った上で、新しい区の運営を行っていただけるというふうに向けて現在進んでいるところでございますので、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 169 ◯副議長(木下豊和君) 池上都市整備部長。 170 ◯都市整備部長(池上安夫君) 私のほうからは、市道のバリアフリー化の問題と、それから砂川樫井線の延長の問題等につきましてお答えをいたします。  まず、市道のバリアフリー化の件でございますけども、本格的な高齢社会を迎え、だれもが安心して生活できるよう、市民一人一人の自立や社会参加を支える基盤の整備がその重要性を増しております。  本市におきましても、「生活創造都市 泉南」の実現を目指していく上で、さまざまな分野でバリアフリーに取り組む必要があると考えております。このようなことを踏まえ、平成15年には和泉砂川駅から市役所を通る信達樽井線を軸とした周辺を対象地区として、泉南市交通バリアフリー基本構想を策定いたしました。  主な整備内容は、和泉砂川駅前広場の設置、バリアフリー化に対応した歩道幅員の確保、横断勾配・段差の解消などでございます。  車道と歩道の段差につきましては、かなり以前から取り組んでおりまして、その解消に努めておりますが、幅員の確保につきましては、既に沿道の土地利用がなされていることから、拡幅することが非常に困難であることは、御理解願いたいと考えております。  また、横断勾配、平たん性の問題につきましても、沿道の住宅への車両出入りのため歩道が切り下げられていることから、歩道が波打った形になり、車いすの通行に支障を来していることは十分認識をいたしております。そのため、新たに歩道を設置する場合は、従来のマウンドアップ方式ではなく、セミフラット方式を採用し、平たん性の確保に努めているところでございます。  一方、既設歩道の下に水路があることから、コンクリートぶたが設置されている箇所につきましては、従来よりその解消に努めてまいりましたが、依然として未解消の箇所が存在しているところでございます。特に重点整備地区内のコンクリートぶたによる通行に支障のある箇所につきましては、順次対応してまいりたいと考えております。  具体には、平成21年度におきましては、市道樽井大苗代新家線の泉南中学校の北側歩道のバリアフリー化を図る整備工事が完了しています。これからにつきましても、順次積極的にバリアフリー対策を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、砂川樫井線の未着手部分の関係でございます。  一丘団地から市道樽井大苗代新家線までの延伸につきましては、概算でおおむね約10億円程度の事業費がかかるのではないかと思われます。現在の集中改革プランでは、財政収支の状況を踏まえ、事業の着手につきましては当面見合わせることになっておりますが、今後集中改革プランをローリングしていく中で、着手時期については検討してまいりたいと考えております。  それから、尋春橋北詰交差点の信号機の設置の問題でございますけども、これは所轄の関係機関から、近々設置されるものというふうに聞いております。  以上です。 171 ◯副議長(木下豊和君) 成田議員。 172 ◯16番(成田政彦君) 私はまず最初に、今の泉南市の最大の問題である借金財政と、そして行革問題について、再度質問したいと思います。  向井市長は、前期の平島市長さん以来、事業部長、市長公室長、市長と、泉南市のいわゆる財政の骨格をこの間15年以上、20年近くやってきたと私は思います。  その場を踏まえて、私は前回も質問したんですけど、佐野の新田谷修二市長が、今回の借金財政をもたらし、市財政が困難に陥っておる原因は、空港から多くの収入が入り、それを当てにして大型公共事業を進めてきた、それが今日のいわゆる借金財政の根本的原因であると指摘しました。市長は明確にはお答えしませんが、新田谷市長はこのことについて、関空開港後の法人市民税や固定資産税など税収増を当て込んで、身の丈に合わない事業をしてきたのが借金を膨らました原因です。航空会社の経営が悪いんですから、かなり法人市民税が減るはずですが、開港後15年たっても累積赤字は解消されてない。府が企業誘致するりんくうタウンも91年のバブル経済崩壊もあって、企業が集まらず固定資産も外れたと。  現在の佐野はそういうふうに言っとるんですけど、泉南市もまさに私はそのとおりでないかと思うんですけど、その点、市長はまず、身の丈に合わなかった、税収もない、こういうことをしてきた結果、赤字をつくったと思うんですが、その点、まず第1点お伺いしたいと思います。 173 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 174 ◯市長(向井通彦君) まちにはそれぞれの特徴があるというふうに思います。今、お隣のまちのことをおっしゃったわけでございまして、空港関連として泉佐野、田尻、あるいは私ども、あるいはその周辺を含めていろんな事業をやってまいりました。特に泉佐野さんは、箱物と言われる巨大な文化センターですね。あるいは市民病院、こういうものを建設されたわけでございます。  私ども泉南市のほうは、箱物としては、総合福祉センターはありましたけれども、それは必要なものであったというふうに理解しております。あとはまちの骨格をつくるということで、4本の都市計画道路の整備、あるいはそれに関連するさまざまな基盤整備を中心に行ってきました。その辺のちょっと違いがあるんかなというふうに思います。  泉南市の場合、そういう意味では身の丈に合っていないというようなお話がございましたけれども、そういう派手なものは一切やっておりませんで、地味に着実に必要なものをやってきたというふうに考えております。当然、事業を行うわけですから、すべて現在の市民に負担していただくということについては、一方不公平になるわけでございますから、将来の泉南市民の皆さんにも負担していただくということで、起債制度を活用して事業を行っております。それが今日に至っているわけでございます。  確かに、空港開港周辺に集中したというのは、これは当然あるわけでございますけども、その返済についても、かなりの部分、返済をしてきたというふうに考えております。  したがって、私といたしましては、事業畑が長かったというのはございますけれども、あくまでも道路でありますとか、下水道でありますとか、あるいは公園であるとか、そういうまちの骨格、基盤、インフラ、こういうものを中心にやってきたわけでございまして、それがこれからの泉南市の中長期を見た場合、非常に大きな財産になっているというふうに思っております。  ですから、泉佐野さんとはちょっとまちづくりのやり方といいますか、手法が若干違いましたけれども、総じていえば、空港関連ということでいっときに集中したということは、否めない事実でございます。しかし、それを平準化しながら、相当数返済もしてきておりまして、これからはそういう、もうまちの骨格もほぼでき上がってきておりますんで、これからはまた違う視点での投資ということに切りかえていく必要があるというふうに考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 175 ◯副議長(木下豊和君) 成田議員。 176 ◯16番(成田政彦君) かなり居直った答弁だったんで、それでは例えば泉南市が20数年前に空港関連から入る税収というのは、りんくうタウンと空港島から合わして大体55億という、これを根拠にして整備を進めたというのは、これは事実であります。  現在、例えば空港関連の収入は大体28億ですから当初の半分しかないと。これは現在の時点です。しかし、空港関連が始まった──僕は市長に財政指標を見せんと、これはなかなかわからん問題ですけど、財政指標はどうなっとるかということですわ。そうすると、いわゆる空港関連税収、市税ですけど、平成7年で101億、平成9年では100億、平成10年では104億、これが平成11年も100億、平成13年ぐらいまで大体100億ですけど、その後現在の最高レベルということ、大体12億ぐらいですね、税収減が。そのぐらい下がるということがはっきりしとると思います。  この税収減は、いわゆるりんくうタウンにしろ6億円ぐらいしか税収がないですから、実際当初予定した税収の5分の1ぐらいの税収しかないんですけど、こういう大きな税収の落ち込みが今日の借金財政の原因になった、当初。これは、私ははっきり言えると思うんです。それを市長は今も認めないというのは、私はここにはっきりとした自分の反省を持つと。あのとき、借金財政、甘い財政──今や空港はほとんど当てになりませんけど、そこに始まったということ、私はそのことを第一に言っとるんです。  2つ目は、その後の行財政改革であります。その後の行財政改革を行くと、これは経常収支を見るとようわかるんですけどね。経常収支はどうなっとるかというと、泉南市の集中改革プランでは、経常収支を最終的には23年には95以下に持っていくということをはっきり言うてます。  しかし、この経常収支で見るならば、平成11年が100.8で、20年が100.6.95があるのはたった2年。あとはもう100をずうっとやっとるということで、やっぱり税収がないということが、こういう扶助費の問題に対してもうまく効能しなかったと。私は第1点、そう思うんです。  第2点は、その後行財政改革の中で、あなたは自分の1つの目標かどうか知らんけど、農業公園、これは行財政改革の中で農業公園を始めました。それから、信達樽井線も始めました。これは困難な行財政改革の中で、なおかつ公共投資をすると、こういう見通しですね。あれは大体130億で、さっき私が指摘したんですけど、この農業公園とそれから基幹農道、信達樽井線の借金額が大体55億円です。そうすると、市がここに効果額として、平成9年から平成20年の12年間で50億の効果額があったと言うけど、この3事業で効果額が消えていくという、このぐらい公共事業の影響が多いということを私は指摘したんです。  この点行財政改革が始まって、なおかつこの赤字、借金がふえていって困難な状況になってきとるということについてはどう思っておるのか、お伺いしたいと思います。 177 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 178 ◯市長(向井通彦君) 起債残高ですね。起債残高の中身を見ていただきたいというふうに思いますけれども、いわゆる投資的経費に属する起債の部分というのは、着実に減ってきております。いろいろな借換債とかそういうものも含んでおりますが、財政対策債とかありますから、表面上は膨らんでおりますけれども、その実際のいわゆる投資的な事業に対する起債残高というのは、着実に減ってきております。減らしてきております。  物事を進めるのにはやはりタイミングというものがありまして、どうしてもその時期に苦しくてもやらなければいけない、できないものというものもあるわけでございますから、そういう意味で信達樽井線を例に出されましたけれども、あの時期思い切ってやったということが、この秋に完成いたしますけれども、非常に大きな結果だったというふうに思います。もし着工しておらなければ、一般起債はもう少し少なくできたというふうに思いますけども、一方では今処理に全力を挙げていると土地開発公社の借金というのは減らなかったわけで、120億あったわけでありますから、そういう意味からしますと、やはり投資的効果を生みながら、その減らしていける借金へと切りかえたということだというふうに考えておりますから、あながち成田議員言われるように、そういう間違ったような投資のやり方というのはしていないというふうに思います。  農業公園にしても、御承知のとおりさきの質問者にもありましたように、いろんな夢が膨らんでるわけですね。それはあそこにそういう資源があるということからいろんなことが展開されていくわけでありますから、市民の方々があそこで本当にフルシーズン憩っていただけるような施設に、徐々にではございますが、整備されてきているということでございますから、これも泉南市にとっての大きな将来への投資の効果というものがこれからあらわれてくるものというふうに考えておりますから、まちづくりというのは、やはり中長期的なスパンで見ないと、正しい評価といいますか、そういうものができてこないということでございますから、ぜひそういう視点で見ていただきたいというふうに思います。 179 ◯副議長(木下豊和君) 成田議員。 180 ◯16番(成田政彦君) 全く反省のない答弁が次々と続くんですけど、信達樽井線の例えば37億円の借金は、平成14年ですな。平成14年のピークはどうだというと、あなたは、債務は減っていると言うんだけどね、債務負担行為というのは、平成8年で100億円ですわ。平成20年では90億だから、10億しか減ってないんですわ。市債もそうでしょう。233億円で返したと言うけど、平成10年、10年以上かかってまだ230億と。借金合計なんかは、さっき言ったんですけど、平成8年では486億あって、今日510億ですよ。返した、返したと言うけど、その半面、例えば効果額があるというけど、何が残っとるのですか、今ここに。  あなたは、橋は残っとる、農業公園が残っとる、基幹農道が残っとる。しかし、農業公園、効果があると。あれ、25億円かけて、今幾ら返しとるんですかな。年間1億2,000万でしょう、一般財源で、たしか。それで、それに1,000万ぐらい投資して──そら、バラを植えるとかチューリップと言うて、実質的に市民はあそこに毎年1億2,000万という負担を返しとるんですわ。その責任をどうとるのやと。全く効果ないじゃないですか。  それから、信達樽井線、あんた効果あると言っとるけど、そら、佐野もね、あなたが言うような佐野でも、インフラ整備のためにお金使ったんだ。考え方が違うということを言ったらおしまいですわ。佐野も空港関連を利用してインフラ整備にお金を使って、借金をつくったんですわ。だからああいう反省が出る。あんたはインフラ整備だったからね、そんなもん借金というのはね、そんなに考え……云々のことをおっしゃったんですけど、私は経営能力として、現在の行財政改革でいまだにこれだけの借金が残って、なおかつ信達樽井線の公共投資の借金が多く市民の負担にかかってきとると。これ、一つ示しましょうか。  教育行政ですわ。この間の12月の議会で、教育行政について多くの議員が指摘した。荒廃化してる小・中学校。幼稚園、僕も見てきたんですけど、私は道路が先か学校が先か、これは平成14年に信達樽井線が始まるときの債務負担行為と教育の予算を見ますと、平島市政のときの教育予算は30億ですわ。現在、19億です。ということは教育費には3分の2ぐらいしかお金を使ってないんですわ。  だから、結果はこうですけど、それからあの信達樽井線が始まったときの予算を見ると、あの前後に教育予算が26億ぐらいから24億にがあんと、これがずうっと続いとるんです。その前は20億、30……、ふえとったんですわ。  だから、今日のこういう教育の荒廃化は、もし信達樽井線がなかったら、もう大規模改修は終わっとると思っとるし、私どもは常にそのこと、何が先かといったら、やっぱり子どもたちを大切にする、教育、福祉を大切にする、こういうことがまず大切ではないか。これが今日の教育の荒廃に変わっとると私は思うんですよ。その点、市長はどう思いますか。何でこんなに教育がおくれてきたと。  それから、さっきも質問があったんですけど、葬祭場の問題。あなたは信達樽井線をやる前に、葬祭場をやる計画を立てとったんです。あれ、40億かな。それが信達樽井線ができると、急にぱっとなくなった。今どきなぜそれが出てくるんですか。いや、信達樽井線でできなかったんや。その前に計画しとったんや、あなた、あそこで。  それは政策の選択と言うけど、教育のおくれ、こんなのはまさにあなたの政策の失敗じゃないですか。私は思いますよ。お金ないでしょう、大規模改修のお金。ないでしょう、どうですか。鳴滝小学校の2億円ですら出てこないんや、お金が。こんなことあっていいですか。あのしんどい泉佐野市でも、新築の校舎つくっとるんですよ、泉佐野は。知ってますか。新築の校舎つくっとるんや、泉佐野は苦しい中で。同じインフラしとっても、教育の心、福祉の心を忘れてはいけませんよ。その点どうですか。教育はもう50年おくれてますわ。市長どうですか。 181 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 182 ◯市長(向井通彦君) 行政というのは、教育もあり福祉もあり、あるいはさまざまな施設という多岐多様にわたっているわけでございまして、その時々の状況に応じて展開をしていかなければいけないものでございます。  したがって、インフラ整備というのは、空港関連という1つのチャンスをとらまえてできた話でございまして、あれがもし成田議員の言われるようにしていないということになれば、泉南市の活力そのものも失われていたでありましょうし、あるいはもっと快適で利便性の高い生活というのはほど遠い状況であったというふうに思います。  したがって、今日泉南市のほうが非常に高い評価をいただいているというのは、そういうまちづくりの基本という部分がしっかりとできておるから、そういう評価をいただいているんだと私は思っております。  したがって、これからはその基本に立って、これのいわゆる枝ぶりといいますか、枝の部分のきちっとしたものをやっていき、花を咲かせる時期だというふうに考えております。  それから教育のほうも、その時々によって改修改善も行っておりますし、それから耐震化も、もうきっちり100%を目指すという計画のもとに、毎年度順次きちっと整備を行っておるところでございます。  それから、鳴一、鳴二の2億円が工面できない的なお話がございましたけれども、今は骨格でございますから上げておりませんけれども、6月できちっと補正をするという段取りをいたしておりますから、計画したものは着実に進めてまいります。 183 ◯副議長(木下豊和君) 成田議員。 184 ◯16番(成田政彦君) ちょっと活性化ということを言いましたんですけど、りんくうタウンに3本の道路がインフラ整備したという……。来たのは、6億円の収入で、あれでしょう、イオン。内陸部の活性化はどうですか。樽井駅前、砂川駅前、あれは60%以上がシャッター街じゃないですか。それで税収減、87億ですから10年前の101億から比べたら、内陸部の商店街、内陸部から入る税収源は、これふえてないですよ。だれが歩いてもあのまち、砂川駅前と樽井駅前歩いて、これが活性化したまちなんて言いますか。  そら、確かにイオンにはようけ人が集まって、しかしイオンから入る税収は3億円程度でしょう。泉南市の税収は90億あるんですよ。どこに力を入れるかというのは、もうはっきりしとるん違いますか。私はそう思いますよ。私はそのことを市長にね、活性化と言うならどこが活性しとる。イオンだけか。イオンだけの活性化で、まちの市民が豊かになりますか。あれは、大企業は全面的に税金を払ってない、地域に。私はそう思いますよ。そういう点で、活性化という言葉は、少なくとも市長、何が活性しとるということについては、僕はおかしいと思います。  それから、最後に言いますけど、僕ね、今度何か予算でヤクルトを週2本高齢者に配布しとるやつを今度は1本にするというちまちましたことを計画しとる。前も僕、指摘したんですけどね、障がい者タクシー、10枚の券を廃止すると。10枚6,000円、250……。  僕は言いたいんや。ここに福祉の心、道路、インフラとなかなかおっしゃるんですけど、金額にしたらわずかですわ。しかし、政治家として、福祉の心があるのかと言いたい。そんなもん、10万円足らずのやつを5万円減らして何が影響あるんですか。これも結局、あれでしょう、行財政改革で減らせと。もう職員の方、大変ですわなあ、減らすとこないから。職員の方は、平成8年から職員の方の賃金は20%カットですわ。18億円行政改革に協力して、職員の方は。何が返ってきたんや、これ、職員の方は負担ばっかりして。僕はほんとにそう思いますよ。  さらに、福祉のこういう1つの、ヤクルトの週2本を1本削るというのは、どういうふうに僕、とらえたらええのかね、大きなことを言う割にはこういうことをやるから。ちょっと市長、答えてくださいよ。 185 ◯副議長(木下豊和君) 向井市長。 186 ◯市長(向井通彦君) 活性化の話で言われましたけれども、これは泉南市としての活性化の話でございまして、それぞれのミクロな地域でのことを言っているわけではございませんで、泉南シティーというまちとしての活力を申し上げているわけです。これはいろんな指標であらわれてくるわけですが、客観的に評価をされるものでございますから、成田議員言われるように主観的ということは、それぞれ人によって違います。りんくうだけが活性化しているというようなお話もございましたけれども、成田議員とはイオンでよく会いますけれども、きちっと整備をしていってそういうものができているということです。  ですから、課題としては、内陸部というのは確かに課題としてありますから、それは私も十分わかっておりますので、今回商工会等と協力して、この泉南市の商工業振興条例なんかもつくって、きっちりと内陸部の活性化をさらに進めるということで計画をしておるわけでございます。細かいことについては、担当より答弁させます。 187 ◯副議長(木下豊和君) 答弁ありますが。(成田政彦君「もういい、いい」と呼ぶ)成田議員。 188 ◯16番(成田政彦君) イオンに行くってね、ないんや、内陸部に商店。買いに行くとこないから行くので、市長がそんなことを言うのは、それは失礼な言い方ですわ。そらね、成田議員のせいでない、あなたのせいなんや。それ、はっきり言うとくわ。  それと、最後に今度耐震化によって、民主党政府は予算を半分に減らしたというのが新聞報道されとったんですけど、耐震化の問題で。その影響はあるのか。新聞報道では半分ぐらい全国で減ると、耐震化計画があって。そういうのが載っとったんだけど、それは泉南市に影響あるかないか、ちょっと聞きたいんですわ。 189 ◯副議長(木下豊和君) 市道教育部長。 190 ◯教育部長(市道登美雄君) ただいまの御質問でございますけれども、平成22年度に予定いたしておりました耐震化事業、これは21年度に前倒しということで交付金を使ってやっておりますので、実質的には我々の22年度の耐震化事業に影響は出ません。  以上です。 191 ◯副議長(木下豊和君) 成田議員。時間ありません。 192 ◯16番(成田政彦君) ヤクルトの答弁。 193 ◯副議長(木下豊和君) 井上健康福祉部長。 194 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(井上 隆君) それでは、私のほうから、ヤクルトの御答弁を申し上げたいと思います。  ヤクルトの配布につきましては、高齢者の方の安否確認という形で、ヤクルトを配布したときに安否の確認をさしていただくものでございます。ですから、2本が1本になったということでございますが、必要な安否確認の部分についての訪問ヤクルト配布はさしていただいてるということで御理解願いたいと思います。 195 ◯副議長(木下豊和君) 以上で成田議員の質問を終結いたします。  午後3時40分まで休憩いたします。       午後3時20分 休憩       午後3時40分 再開 196 ◯議長(堀口武視君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に10番 小山広明議員の質問を許可いたします。小山議員。 197 ◯10番(小山広明君) 皆さんこんにちは。民主党・虹と緑・泉南維新連合会派の小山広明でございます。  まず初めに、市長に時代認識ということで質問を書いておきましたが、戦後といいますか、私の思いでは、初めて政権がかわったということで、当然混乱も予想されるわけでありますけども、この混乱そのものがこれまでの政権の質を私は如実に示しておるのではないかと思います。政権交代は一体何を私たちに示しておるのかということで、市長にも大きな変化でございますから、改めて問うておきたいと思います。  次に、世代交代についてでありますが、当然私たちは限りある命を生きておるわけでありますから、世代交代というのは、ある意味自然の行為であると思っています。今、泉南市にも前回の市会議員選挙などに如実にあらわれたように、新しい息吹をだれもが感じておる状況ではないでしょうか。泉南市においても、私からいえば、議会における与野党逆転を果たしたのは、この若い挑戦者の存在であったことは言うまでもないと思っております。その中から、33歳の市会議員がまた新たに市長選挙に挑戦すると、こういう目まぐるしい、我々ある意味でついていけないような大きな変化がこの私たちの社会にも起きておるわけであります。  昨日もその人を支援する集会があったわけですが、大阪府下から二十歳代、30代前半の若い政治家が来て、私は全く違うなという感じを持つぐらい、表現力、アピール力、やる気、そして地域だけではなしに、大阪府下や日本というものを視野に入れた活動をしているその姿を見て、私は本当に大きなショックを受けたわけであります。また同時に、そこに大きな希望を抱いたのは当然であります。  そういう、市長もひしひしと世代交代の波を感じて、日々市政運営をやっておられると思いますが、この若い政治家の出現に対して、市長はどのように思われ、どう対応されていこうとしているのか、お聞きをしておきたいと思います。  次に、責任と任務、いわゆる市長の責任についてであります。  よく二元代表制と言われるわけでありますが、これは私の理解では、議会も市長も直接、主権者、市民に選ばれたということにおける二元代表制であると私は思うわけでありますが、しかしそこで担われる責任というのは、明確に私は違うと思うんですね。議会の責任、市長の責任ということは、明確に違わなければおかしいわけでありますから、ややもすれば同じような責任があるような議論も前回の議論でもありましたが、私は明確に市長の責任とは直接主権者、市民に選ばれるという点でどのように思っておられるのか、お聞きをしておきたいと思います。  次に、市税収入に対する人件費ということで通告さしていただきました。  これは言うまでもなく、90億円前後の市民税収に対して人件費が50億円前後、08年度の決算でいえば55億円でありますけども、今、若干減ってまいっておりますけども、それは指定管理者とか、いろんな手法の中で実際にはそう大きな人件費の削減はないんだろうと思います。ここにメスを入れない限り、借金も、また市民要求の施策も打っていけないというのは、だれもが認めているところでありましょう。であるならば、やっぱり大胆な人件費削減策、しかも今働いている人にやる気をなくすような形での人件費削減ではない、これこそ抜本的な市の人件費、市民サービスに対して、市の職員をどういう形にしたらいいのかということまで踏み込んでいかない限り、私はこの人件費問題というのは解決しないだろうと思います。  私は、これまでもこの場で申し上げさしていただきましたが、公務員とは本当に必要なものを、この経済社会の中で産業界ができないというものを担う、それが大きくいえば、私は公務員の仕事だろうと思います。  そういう点で、今、社会の中で大変有能な資源として、私は民間労働者が定年退職をして、そして年金を受けて、産業界はこういう方たちを本当に積極的に受け入れてないと思います。こういう方たちを人生の晩年は、未来のために、公のために働くという生きがいのある職場を与えるならば、年金がベースであるわけでありますから、そこに給与を払えば、はるかに大きな人件費の削減ができるということを再三申し上げております。  このことも踏まえて、もう一度市長は、専念規定があるからできないというようなことも言われておりましたし、いや、基本的にはそういうことも可能であるというような思いを持つ答弁もありましたので、改めてお聞きをしておきたいと思います。  次に、関空問題でありますけれども、これは軍事利用の問題でありますが、市長は日米安保、いわゆるアメリカの日本における米軍基地は必要だ、そのために私たちは平和であって繁栄もしておるんだという認識を示されました。そうであるならば、私は沖縄に米軍基地があって、その恩恵を日本の国内の国民が受けておるというのは、余りにも不公平であることは、だれも言をまたないと思います。  そういところからこの関空にもその米軍基地を担ってはどうかという動きの中で、私は積極的にそれを受け入れるという議論をすべきだと思います。少なくとも私は基本的には反対ですよ。しかし、市長からいえば、僕は安保条約は要らないと思ってるわけですからね。市長は、それは必要だと言っておるんですから、それだったら政治家として責任ある議論をしていきたい。  私の案は、本当に米軍基地があることが嫌だという国民が多くなれば、米軍基地は撤去していかないといけないと思います。というならば、本当にいけないということを肌身をもって感じるためには、沖縄に置いたまま反対しても、それはかゆいところに手が届かないのではないか。本当に私たちの泉南市民の中にも、日米安保は必要だという人が多いんでしょう、私は反対ですけども。  だから、そうなればここに米軍基地を誘致して、本当に米軍基地がなければ、私たちの今の平和な社会なり経済的恩恵は受けれないのかということを本当に議論する意味からも、私は市長においては積極的にここに米軍基地を誘致して、本当にあなたの言う安保条約が必要だということを堂々とやって、それである意味で市長選でもやって戦ったらどうですか。選挙に不利だからそういう議論を避けるという姑息なあり方で、平和問題や安全問題を語るべきではない、私はそのように思いますから聞いておるわけであります。  それから、住民の立場からの政策の問題でありますけれども、国はいろんなことをやっております、矛盾を覆い隠すために。しかし、一番大事なのは地元住民であります。泉南市は泉南市の能力に立って、住民の立場から関空のあり方について、一定の提言をしていくことが、私は行政としての責任だろうと思いますので、お尋ねをしておきたい。  次は関空の沈下問題でありますけれども、1期は一応8メートルの沈下予測が大体12メートルから15メートルの狂いといいますか、予測が違って今沈下しております。2期については、私の見る限り、その詳細が発表されておりません。これは明らかに想像以上に沈下しておるのではないかなと私は思いますので、この辺の2期の沈下について、詳細職員のほうからお示しをしていただいて、それを受けて市長と議論していきたいと思います。  続いて、アスベストの問題についてであります。  これは、市民に対して市の行政がどういう態度をとるかということが問われておるんだろうと思います。この問題は、国は知っておったのに何もしなかった、このように訴えております。市は、では知らなかったから何もしなかったということを言うんだろうと思いますけれども、私は市民の前に全責任を持つ市の行政が市民に被害を与えれば、知っておった、知らないにかかわらず全責任を持って市民と一緒に、もしそれが国の問題であれば、被害者と同じ立場に立って私は対応すべきだと思います。  そのことがこれからの行政運営の中で、全責任を持つということはどういうことなのか。そういうことをもう一度考え、二度とこういうような問題がないようにするためには、まず市が、責任があるんだということを明確にして、知らなかっても責任があるわけですから、そういう立場で再度アスベスト問題への認識をお示しいただきたい。  これまでのいろんな人たちの議論の中で向井市長が誠意を持って対応し、国にも議会と挙げてやっておることは、十分に知っております。また、先ほどの議論の中でも、三好石綿に第1次の企業への交渉と同じ質でなければ自分が出向いてでもきちっと同じ対応をさせるという明確な答弁もありました。これまでの市長のあり方としては、目いっぱいの私は誠意ある対応だと思います。  しかし、私はこの問題が起きたときに、まず市民の前に謝罪をすべきだと。本当に申しわけなかった、せっかくの命ある市民に対してこのような被害をもたらしたことは、行政の長として大変申しわけないという態度をまず明確にしてほしいということをこの場でも質問したはずであります。  なぜそういうことを言うかといえば、やはり市民から見れば行政の末端──末端というのはおかしいですね。市民の一番前に立ってる行政というのは、市の行政であります。府でもありません。国でもありません。だから、市民にとっては、市の行政はすべてなんですよ。市を信頼して市長選挙には市長にも投票し、議員にも投票し、私たちの生活を守ってくれる。そして、これだけの多くの有能な職員を抱えて、もし足らないところは国にもきちっと言い、市民の命を守るんだという、そういうことで市民は税金を払い、皆さんに、ある意味で雇っとるわけですね。市民のために職員を雇っとるんですよ。  そういう覚悟を、この問題からもう一度行政とは一体市民に対してどうあるべきなのかということを改めて考えていただいて、市長の国、府、市という下請的な位置づけをされておるようなこういうあり方から、市町村行政こそ主権者市民の前に全責任を持つ存在としてこの問題から立ち上がっていただきたい。そのことが全国市民、住民の希望であることは間違いありません。そういう態度をぜひ市長は明確にしていただきたいと思います。  次に、住居表示でありますが、この完成時期はいつかということであります。  きょうはそのためのパネルを用意しておったんですが、にわかづくりですから失礼になってはいけないと思いまして、それは省きましたけれども、牧野、信達、いわゆる旧国道26号から上は、全くまだ住居表示がされておりません。これは市長も必要性は認める、経験者のあるうちに何とかしたい、しかし財政が苦しいからしばらくということで言われました。先ほども議論の中で、計画したものは着実に進めるということも明快に市長は答弁しました。  私は、これは主義主張の問題ではなしに、本当に市民がどこに住んでおるかということを対外的な人たちにすぐわかるようにするためにも、最低限、住居表示というのは再開していただきたい。もしお金がなくてできないというのであれば、するということを明確に示すために基金を創設していただきたい。そういう具体的な、いつ完成するのかも含めて、基金の創設も含めて御答弁いただきたいと思います。市長を16年やって、これはしないままあなたは16年の任期を終わるわけですから、心残りだろうと思います。あなたの愛する平島市長が他の職員の定年退職を待って、その方を招聘して本当にやりにくい住居表示を半分まで進めたんです。それが平島市長が亡くなり、お金がないという形でこうして放置されている姿は、恐らく平島さんもどう思っておられるのか、そのことも含めて、このことについては明確に完成時期を示していただきたいと思います。  次に、不燃物置き場への対応でありますが、これは言うまでもなく、これも市長も16年かかって結局、もし市長が市民の審判を経て市長でないという立場になれば、市長は永久に、あなたが行政執行の中であった不始末を、文字どおりそこに土をかぶせる形で永久にここに住む人たちに汚染土壌の入ったままの土地を残すことになるわけでありますから、これはアスベスト問題だけではありませんが、本当に汚した人がきちっときれいにして次の世代に渡すという面から、これは何をおいても、議員の皆さんの御協力も得ながら、汚染土壌の撤去をして、土を、土地を大地に返すべきであるということで、ぜひこのことについても明快な答弁をいただきたいと思います。  次に、就学前教育の問題であります。  9園廃止、2園という案を出されました、市長は。この案がそれでは議会が通らないということになって、にわか仕立てで幼保一元化を進めるといったことで混乱が始まりました。お互いにいいように解釈をして、示された側は、ああ、2園じゃなしに4園になるんだな。あなた方は、それを通してくれれば、後で幼保一元化をやるにしても、2園化は予定どおり進めれるんだなということで進めてまいりました。  しかし、その間に市会議員選挙がありました。私の目からいえば、この9園廃止、2園化に反対の議員が市会議員選挙では多数になったと思っております。しかし、その後、議会では、議会の異動もあり、10対9の与野党逆転が、逆に現在のところは10対9の逆に市長の出す政策に賛成する議員がふえておるわけであります。  このことは、市民という立場からいえば、全く理解できないことだろうと思います。そういう中で市長選挙が行われるわけであります。当然、このことは争点にならざるを得ません。すれば、主権者市民がどのような選択をするかによって、今出されておる新設幼稚園の予算が、この後、議場で採決が行われるわけでありますが、これは市民に大きな混乱をもたらすのは当然であります。  政治家として、主義主張の違いは別として、真摯に市民の審判を受けて行政執行するというのは、私は政治家としてのモラルであろうと思うわけであります。そういう点で、なぜこの骨格予算に新設予算を出してきたのか。市長選挙が終わってすぐに臨時議会を開けば、あなたが当選すればそれはそれで市民の信頼を受けたわけでありますから進めばいいでしょう。しかし、もし仮にあなたが当選することがなければどうなるんですか、この問題は。ということまで含めて、この予算計上に対してのあなたの覚悟、あなたの思いを聞いておきたいと思います。  次に、施設の維持管理でございますが、市長は先ほどからもいろんな整備をしてきたと。私は市長だけの問題ではないと思いますが、つくることはつくりやすいシステムになっておると思います。しかし、維持管理というのはシステムがないんでしょう。よほどの覚悟を持ってやらないと、なかなか維持管理ができないという状況はあるとしても、そこには市民が生活しておるわけでありますから、せっかく市民の税金でつくった施設を有効に使っていくためには、維持管理こそ大事な行政の仕事ではないかと思っております。  私は、このトイレ問題で議会の中でいろいろ議論を聞いて見にもまいりました。しかし、何でだろうということで、一体自分が泉中トイレの汚いところを一回自分で掃除してみようということで、大変御迷惑になるかなと思って気を使いながら、約2カ月近くほとんど毎日行かしていただいているわけでありますが、市民権を得たといいますか、生徒たちも向こうから、おはようございますと言っていただいて続けさしていただいとるわけですが、これはちょっと違うな、単に古いだけの問題ではないなと、そう思いました。  うんこが便器について固くなっておる。それをだれもなかなか取る人がないわけですね。小便器は黄色くなっておる。ガムが捨ててある。こういうことにきちっと対応をすることがないんでしょう。しかし、市役所のトイレを見てくださいよ。きれいでしょう。これは専門のそういう仕事をする方が入っとるからですね。恐らく学校は生徒にさしておるんだろうと思いますね。しかし、やった後、先生はきちっと見てないんだろうと思いますわ、これね。ちょっと直したらいいところが直ってない。何かこれね、あれだけの700人近い生徒が使っているトイレ、全部ないですよ。もう溶接してあかないところもありますわ。取っ手がないのは、取っ手がなくても上に手をかければあけれるからあれでするんだろうなと、そう思います。だから、なれとるんだろうと思いますね、あの古さに。  古いのはいいんですよ。しかし、やっぱり掃除をするということは、先ほど教育関係の方が言っておられましたが、教育ですよね、これ。汚れたら汚れたところを教育的見地から対応したら、逆に私は汚れた学校というのはいいんじゃないかな。だから、議会が全部挙げて、あれを早く予算をつけろと言って、市長も政府の特別な経済対策の予算をつけてやるようでありますけども、私、それで解決しないんじゃないかなと、逆に。あの俗に言う汚いというトイレ、中へ入って見てきれいです、案外。僕が見たところは汚かった、確かに。しかし、2階、3階へ上がってみると、結構きれいなところもあります。きれいに私がすれば、後ほとんど汚れないですね。  だから、つくったものは古くなるのは当たり前で、だけど掃除をすれば、また美しさなり、感じが出てきますよ。私は、インターネットでも掃除を一緒にしましょうとか呼びかけたり、市の幹部の方に一緒に行きましょうやと。違いますよ、大分と。まず、自分が気持ちいいですわ、掃除したら。だれのためにやっとるわけじゃないんですけどね。毎日朝7時半から8時半ぐらいまで行っとるんですけども、自分がほんとにさわやかになって、気持ちがよくなって、そこでいろんなコミュニケーションができますから、私はこれから公共施設の管理というのは、本当に市民と近い市町村は、もっと違う管理のあり方をね。だから、市長なんかは、先に毎日掃除に行ってここに来てもらうと、大分市民のことがわかる。強制はしませんよ。  だから、僕は前にも1回言ったことがありますが、火葬場の係も、市長が行って、きれいになるまでは市長が掃除してやったら、市民は汚いなと思っても、また感じが違うんじゃないかな。ごみの清掃の問題にしても、私はやっぱりそういう俗に人が汚いなと思う仕事こそ、市の幹部がやるようなまちをつくってもいいんじゃないかな。  国と同じように、大阪府と同じように、何か偉い人が偉いところにおるんじゃなしに、偉い人こそ一番下と言ったらおかしいけど、一番底辺で働く市役所をつくったらどうでしょうか。僕、それは市が一挙に元気になると思う、お金を使わなくても。  また、市長とか幹部とか議員というのは、そういう存在だと思うんですよ。何十年もやってきてきれいにならなかったんだから、今から言うたって、これはできないと思います。だから、それは自分が行ってやれば、やっただけきれいになりますからね。私はこれからの市のあり方、運営のあり方をもう一度違う視点で見て、本当に市の幹部は、毎日市の全部の公共施設に500人が行って30分は掃除しよう。そうしたら元気が出て、市民の信頼も得て、一挙に──市長は日経新聞のランキングが上へ上がったから活力があると言っとるけど、市民のランキングをつくってくださいよ。市民が本当にようなったと思っとるか、去年よりことしが。  そういうことを市民とやっていくチャンスがあるように思いますので、私のやった例から、みんな自慢しておるんやないかと思われるかもわかりませんが、そうでなしに、本当に私自身が気持ちいいんです。だから明日も行きます。きょうも行ってきたんですよ。そういうことで、ぜひこのことからヒントを得て、市のあり方というものをやっていただきたい。  最後に、これは取り上げるのに大変私もちゅうちょしたんです。事故を起こされたわけですね、清掃車で。市民の方に被害を与えたんです。その事故を起こした方は本当に大変な状態で、僕が質問せんでも、その人の責任に追いやられておるんじゃないかなと想像しとるんです。  しかし、事故を起こしたということは、次の改善の材料になるんですよ。だから、よく内部告発した人を罰しないと。その人に褒美を与えて、そしてなぜそうなったのかというノウハウを、本当のノウハウをいただいて、そして次の改善にしていくということが、僕は事故の意味だと思うんですよ。だから、決してこの事故を起こした本人が注意不足だということで、罰したり、苦しい立場に追いやったり、絶対にしていただきたくないという前提でこの話をするんです。  それで被害を受けられた方も、運転手にはほんとによくやっていただいとると。しかし、市の幹部の態度が気に入らん。そらそうですよ。起こした人間に責任をやっとるから、その人は平身低頭謝ってますよ。それで市は済ましておるんじゃないかなと私は思うんです、逆に。そこからは次の事故防止には全くつながりませんよ、これは。アスベストの問題と同じです。事故から学ぶ、問題から学ぶという真摯な態度がない限り、次々と繰り返されますよ、こういう被害が。  アスベストの人たちも、東京へ行き、大阪じゅうの自治体へ行って、しんどいのにそんなことをしないと門戸が開けないんですわ。市長がその気になれば、何をほっといてもその気になれば、これは全世界的な問題ですからね。本当にこの人たちにそんな御苦労をかけてこの問題が解決したら、行政として情けないじゃないですか。そして、情けないだけじゃなしに、この先、本当にそういうことがない社会なんてできないですよ、そういうことからは。これは国の責任だったんだ、市の権限じゃなかったんだと。そら、市は国や府の関係で言えても、市民の前にそれ言えますか。しかし、いま言っとるのが現実じゃないですか、市民の前で平気で。これは国の認可ですと。  そんなことを言って済むような市の行政でないということが──立場がね。そういうように切りかえるならば、この町を本当に元気のある、市民と一体となって再生していける、本当の意味での、どこかの指標のプラスが、ランキングがちょっと上がったと自慢せんでも、市民が市役所、市長、職員をほんとにやっぱり評価をして、一体となっていけるんじゃないでしょうか。そのかぎは、私は泉中のトイレの問題やアスベスト問題を通して、ぜひ市長、わかっていただきたい。  何も市長を責めとるんじゃないですよ。従来の市長の形は、全部そうなんですよ。どこの市長でもそうだと思います。市民の前で全責任をとりますと、補償はまず市が肩がわりしましょうと。行くんだったらグリーン車に乗って行ってもらうとか、本当にそれぐらい大事にして、この問題を社会の、二度とそういうことがないような問題に結びつけていくためには、やっぱり市が本当に被害を受けた市民におわびをすると、そういうことから私は始まると思うので、個々の答弁はあれですが、ちょっと御答弁を市長からいただきたいと思います。よろしくお願いします。 198 ◯議長(堀口武視君) ただいまの小山議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 199 ◯市長(向井通彦君) まず、時代認識ということでございますが、特に政権交代についての時代認識かというふうに思います。  戦後65年目を迎えているわけでございまして、この間ほとんどの国の政権というのは、自由民主党を中心にやってこられたというふうに思います。いっとき細川連立政権、7党でしたかね、連立政権がございました。あるいは自・社・さ連立政権もございましたけれども、まあまあ総じて自民党政権が続いてきたというふうに思います。その間、平和で安定的な成長を遂げてきたというのも事実でございます。  しかし、昨年来からのさまざまな、地殻変動とよく言われますけれども、そういう中でさきの衆議院選挙において民主党が勝って、そして今の内閣ができた。今も連立ではございますけども、民主党中心の連立政権ができたということでございます。  いろんな新しいやり方も模索をされておられて、一定の評価もあるというふうに思います。また一方では、政治と金という問題が非常に大きく惹起しまして、首相であったり、あるいは幹事長であったり、また今回は日教組という、そういう組織が政治資金規正法違反ということで関係者が逮捕されるというようなことになって、当初発足したときの支持率からいたしますと、本当にもう半分ぐらいに落ち込んできているわけでございまして、これは期待が大きかっただけに、その反動というものもまた大きかったんではないかというふうに思います。  政治と金は、これはきちっとやはり国民の前にしっかりと説明責任を果たしていただかなければいけないというふうに思います。  それはさておいて、民主党の進めておる政権の運営でございますけども、非常に期待があったのも事実でございますし、まだあるというふうに思います。ただ、借金、国債発行が非常に過去最高になっているというようなこと、それから予算総額も非常に大きいということで、マニフェストに示したいわゆる給付の問題が非常に財源的に厳しいという状況に立ち至っているのも事実でございます。  ですから、さらなる予算の全体的な組み替えとか、もっともっと民主党が当初おっしゃられたようなことをやらないと、財政的に行き詰まってしまうということになりかねないというふうに思いますので、ぜひそういうふうな切り込みをしていただきたいというふうに思います。  また、私は先ほども言いましたけども、個人的給付じゃなくて、施策展開のほうで子育て支援とかそういうものをやっていただきたいという──地方は皆それに切りかえていってるわけですから、これがまた個人給付というのは、ちょっと地方と国との考え方にずれがあるんではないかなというふうに思っておりますので、その辺を改めて私は感じているというところでございます。  次に、若い政治家の出現についてどうかということでございます。  若い方が政治に参画するというのは、非常にいいことだというふうに思います。参画するのにも2つありまして、1つはもちろん選挙権というのが二十歳になればあるわけでございますから、一方では選ぶ側としての参加がございます。もう1つは、今度は選ばれる側としての参加というのがあるというように思います。  そういう意味で政治に若い方々が関心を持って、そしてそれに参画するというのは、一般的に非常にいいことだというふうに思っております。  最近、どんどん、どんどん投票率が低下をしてきております。各地の市長選挙におきましても、また泉南市の市長選挙においても、過去、ごく最近の私の何回かの投票率を見ましても、50%いかないという状況でございますから、やはりもっと多くの皆さんに選挙権を行使していただきたいというふうに思いますし、また被選挙権の行使もやっていただきたいというふうに思います。  ただ、若いからいいとか、だめだとかいう話ではなくて、特に被選挙権のことをおっしゃっておられるんかなというふうに思いますので申し上げますと、基本的にはそういう若い力の方々が参画する、チャレンジするというのは、非常にいいことだというふうに思います。  ただ、やはり議員ならば議員選挙、首長ならば首長選挙というものがあって、それをクリアすれば、今度は自分がそのリーダーとなるわけでございますから、当然そこには熱意や行動力や、あるいは知識や見識や経験や、さまざまなものが必要となるというふうに思っておりますから、そういういろんなものが兼ね備わった方が出てこられるのは、非常にいいことだというふうに思います。  それと、やはりクリーン。今の時代は、政治と金という問題が非常に問題視されているわけですから、清廉潔白な政治家が出てこられるということについては、歓迎ということでございます。  それから、長の責任と任務ということでございますけども、これは12月議会でも同じような御質問をされておりますので、同じ答弁になってしまうというふうに思いますけども、二元代表制ということで、首長も直接市民の皆さんから選挙で選ばれると。議員さんもそういうスタイルでございますから、国のような一元的な議院内閣制ではないということでございますから、二元代表制の場合、それぞれに見合った、法に定められた権限あるいは責任があるということでございまして、長と議会が相互に牽制をして、抑制と均衡による緊張関係を保つことが求められております。  議会は長と対等の機関として、自治体運営の基本的な方針を決定すなわち議決し、その執行を監督、監視する、あるいは評価するという任務がございます。  地方自治体は、自治体の意思決定のすべてを議会の議決にゆだねているわけではなくて、議会の議決事件として、地方自治法第96条第1項に制限的に列挙されている項目について、意思決定を行っていただくということでございます。  また、長の権限といたしましては、地方自治法第149条に列挙されている事項等の事務について執行権を有しております。すなわち議案の提出、予算の調製及び執行、決算を議会の認定に付すこと、会計の監督、公の施設の設置・管理・廃止、それ以外の事務の執行ということで、それぞれに責任が定められておりますので、その中で議会あるいは長がともに不断の努力をもって、双方がともに市民を代表する機関として、市民の意思を反映した自治体運営を行っていくということが最も大事ではないかというふうに考えております。  次に、関西国際空港の問題でございますけれども、特に軍事利用ということについて、私は明確に反対の意思表示をさせていただきました。これは何も選挙がどうのという、そんなことではございませんで、私は常々この関西国際空港ができてきた経緯、あるいはそれを受け入れてきた地元、この泉州地域、特に2市1町、この思いからして、軍事利用ということはあり得ないということをはっきりと申し上げているわけでございます。  もちろん、日米安保というのは、日本は軍備を持たないという中で、自分の国をどう守るかということを考えた場合には、これは必要だというふうに考えております。したがって、小山議員は日米安保に反対というお考えのようでございますが、そうするならば、この日本をどのように守るのか。日本の国土防衛ということについて、その意見をおっしゃっていただいて、私はだから反対なんだというふうにぜひおっしゃっていただきたいというふうに思います。  それから、ただ、基地が沖縄に集中しているのは、もうそのとおりでございまして、何とか分散をしないといけないという思いは、私も同じでございます。特に、この前、日米合意された名護市沖の件については、国とアメリカとが合意した経緯がございます。また、沖縄県も名護市も受け入れたという経緯がございます。  したがって、それは国と国との約束ということで、そのとおり執行しておれば、何も波風といいますか、そういうことには至らなかったんかというふうに思いますが、そこへ政権がかわりまして、またそれが違うところにということになって、今日まで迷走をしているということだというふうに思います。  名護市に移してそのまま減らさないのかというと、そうじゃなくて、グアムに一部移転するという負担軽減も合わせたセットになっておりますんで、それがゼロベースでという鳩山首相のお話でございますんで、これはまた一からのビジョンといいますか、ゼロからの議論になっているということでございまして、5月末までに日米の合意も含めた解決を図ると強い決意で臨まれておられますので、これは推移を見守るしかないわけでございますが、昨今では名護市の陸上案というものも浮上しているような報道もございまして、もう残りわずかの期間になっておりますから、候補地を決めて、しかも相手側も納得すると、そういう解決ができるのかどうか、これは内閣にとっても非常に大きな問題だというふうに思っているところでございます。  他については担当より御答弁申し上げます。  〔小山広明君「アスベスト問題について答えて」  ほしいですな。市長の責任があるでしょう  と私、言った」と呼ぶ〕 200 ◯議長(堀口武視君) 梶本総務部長。 201 ◯総務部長兼行財政改革推進室長(梶本敏秀君) それでは、私のほうから、4点目の市税収入に対する人件費ということで御質問ございましたので、御答弁さしていただきます。  議員御指摘のとおり、当初予算では市税88億円、その中の人件費が43億円、単純に割りますと49%ほどの人件費の占める割合になっております。  これらのことの1つの目安としまして、経常収支比率に占める人件費の割合というような数値もございます。平成19年度は37.2%であったのが、平成20年度は37.3%と0.1%上がっておりますけど、これは退職手当がふえたというようなことが大きな影響を受けております。  この数値でございますけども、この部分は府内の市町村の平均とか比べますと、やはり依然として高い水準にあるということは間違いございません。ですから、本市のほうとしましても、その辺の人件費の縮減、これについてはやはり取り組まなければならないということでやっております。  今後とも、定員の適正化、その辺のところから人件費の縮減に努力するということで取り組んでいるところでございます。  今、議員のほうから御指摘ございました定年退職者、民間の方の定年退職者を市の職員にというふうなことでございます。この辺については、細かい議論をしていきますと、またいろいろあれがあるかわかりませんけども、当然年金をもらっている方々といいますのは、これはフルタイムで仕事はしないわけでございますね。  当然、我々も再任用というような形でやっているわけですけども、短時間勤務。ですから、1週間働くという姿勢ではないというふうなこともございますし、特に私ももう定年ではございますけども、やはりその定年というのは一つの体力的なものとか、そういうふうなものがあるから定年という制度があるわけでございまして、ただ単にその退職者の方が泉南市の職員になられて、その職務をすべて全うできるかといいますと、これはやはり非常に負担にかかるものじゃないんかなと思います。  ですから、やはり公務員は公務員として、それらの職についたものが地方公務員の仕事を行うというんですか、これが本当の勧めではないんかなと考えるところでございます。  以上です。 202 ◯議長(堀口武視君) 佐々木総務部参与。 203 ◯総務部参与兼行財政改革推進室参与(佐々木浩之君) それでは、私のほうから、関西国際空港の関連につきましてお答えをさせていただきます。  関西国際空港の地盤沈下につきましてお答えをいたします。  空港島の2期の地盤沈下につきましては、空港島2期島の沈下予測といたしまして、空港1期島での豊富な観測結果を活用するとともに、400メートルに達する深いボーリング調査などの結果を分析・評価し、工事開始からほぼ沈下が終わるとされております開港後50年ごろまでの海底地盤の平均的な沈下量を18メートル程度と予測されております。  空港2期島では、工事開始から今日まで海底地盤の沈下を54地点で計測されております。直近の平成21年12月の計測結果によりますと、空港2期島表面での沈下の状況は、平成11年の工事開始からの平均沈下量が12.87メートルとされております。  なお、1年間の計測54地点の平均沈下量は、平成21年では55センチとお聞きしております。  以上です。 204 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。 205 ◯市長(向井通彦君) 小山議員からアスベストの問題についても答弁をということでございましたので、私のほうからお答え申し上げます。  このアスベストの責任問題ということでございますが、地元市町村も責任あるんじゃないかと、こういうことでございますけども、やはりこれは産業として成り立ってきた経緯がありまして、そして国のさまざまな、特に石綿の場合は断熱材とかそういうものに大きな効果があったわけでございまして、これは1つの産業として成長してきた経緯がございます。  前の質問者にもありましたんですが、しかしこのアスベストの健康被害というのは、欧米ではもう少し早くそういうことが認知されておりまして、その時点で欧米のほうでは早くからその使用禁止といいますか、それをもう使ってはいけないということをはっきりと打ち出したわけでございますが、日本の場合はそれがおくれたということでございまして、これは市町村というよりは、やはり国としての責任の問題ということになるというふうに思います。  したがって、私もその点については、国の一定の責任ということについては認めておるわけでございまして、そのために被害を受けておられる方々に対しての救済ということについて全力で取り組んでいるわけでございまして、全国的に見ていただいても、この泉南市のそういう取り組みというものは、世界的に見ても非常に評価をいただいておりまして、日本各地ありますけども、やはり泉南市の取り組み、市長、議会を含めて取り組んでいるというのは、特筆もんだというふうに思います。韓国でも同様の被害があるということで、韓国からもインタビューとかテレビ取材を受けましたけれども、お話を聞きますと、韓国ではもっとこの日本の泉南のように行政が立ち上がってほしいというようなお話もしておられました。  したがって、今後ともそういうすべての方々の救済ということについて、国の責任は国の責任、それから対工場とその働いておられた方々、あるいは周辺の方々との補償、これは民事になろうかというふうに思いますけども、そういう話し合いについても、我々行政としてできるだけ市民の立場に立ってお話をさしていただくという形をはっきりと申し上げさせていただいておりますので、今後ともそういうスタンスに変わりなく、この問題の解決に向けてさらなる努力をしてまいりたいということを肝に銘じております。 206 ◯議長(堀口武視君) 梶本教育長。 207 ◯教育長(梶本邦光君) 新設幼稚園の予算化をしておりますけれども、なぜ予算を上げたのかという御質問がございましたので、私のほうから答弁をさしていただきたいと思います。  この問題につきましては、もう12月議会でも非常に積極的なといいますか、厳しい御議論をいただきまして、一丘幼稚園の耐震、それから大規模改修、新園の建設用地にある病院撤去費等々の予算が12月議会で承認をいただきました。我々はそれを受けまして、23年度の2園開園ということで準備を進めさせていただいているということで、これも議会に報告をさしていただいておるところでございます。  したがいまして、この新設の幼稚園につきましても、設計の内容が固まりましたので、骨格予算ということでございますけれども、12月議会、今年度から来年度に引き続いていくという作業の経過がございますので、それを受けまして、今回骨格予算の中に幼稚園の建設事業費を盛り込ましていただきました。  以上でございます。 208 ◯議長(堀口武視君) 市道教育部長。 209 ◯教育部長(市道登美雄君) それでは、私のほうから、10番目の施設の維持管理体制という部分につきまして御答弁を申し上げます。  現状は、先ほど御披瀝あったように、生徒が清掃を行っていると。自分たちの学ぶ施設、それを自分たちの手で清掃を行う。自分たちが学ぶ施設を清掃する、教育環境を整えるという教育の目的というものがあろうかと思います。  午前の答弁でもいたしましたとおり、教育といたしましては、物を大切にする教育、その辺が重要であるというふうに考えておりまして、それを通じまして、我々教育委員会、それから現場の教師、それから生徒、保護者など関係者すべてが、自分たちの教育環境を高めることに意識の改革をしていきたいなと。そういう中で施設の維持管理に努めていく、そういう必要があるというふうに考えております。  なお、年に一、二回ということではございますけれども、教師みずから自分たちでできる範囲という前提条件というものがあるわけでございますけれども、施設の改修に当たっているという現状もあわせて報告さしていただきます。  以上でございます。 210 ◯議長(堀口武視君) 池上都市整備部長。 211 ◯都市整備部長(池上安夫君) 私のほうから、住居表示の関係につきましてお答えをいたします。  住居表示事業につきましては、平成8年に雄信地区で実施して以降、厳しい財政事情のもと、一定の判断により新規の事業実施は凍結の状態となっております。  それから、残事業の完成時期について御質問ございましたが、先ほど申し上げましたように事業が凍結されている状況でございますので、完成時期についてはいまだ確定いたしておりません。  以上です。 212 ◯議長(堀口武視君) 竹中市民生活環境部参与。 213 ◯市民生活環境部参与(竹中勇人君) 不燃物置き場の首池の対応についてお答えいたします。  不燃物置き場につきましては、平成9年の和解以降、その条項に従い管理を行ってきたことは、過去の議会においても御報告申し上げておるとおりでございます。  また、平成14年には、隣接地との一部土地の交換に際し、産廃的土砂の湧出があったため、今後は、造成や掘削をすることなく、覆土を行い、上を公園や緑地として利用することが可能であるというふうに考えております。  御指摘のようにすべての廃棄物を一たん除去し、もとに戻した上で再利用の方策を考えるということは、まず1つの方法ではございますけども、非常に費用面もさることながら、現実的には廃棄物処分場の跡地を公園、緑地として開放している実例も多数見受けられますので、これらを参考にして今後整備をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 214 ◯議長(堀口武視君) 山野市民生活環境部長。 215 ◯市民生活環境部長(山野 豊君) 私のほうから、昨年11月に発生しました清掃車の事故について御答弁申し上げます。  この事故につきましては、市側が全面的な過失でございます。当事者を初め、清掃課といたしまして心から謝罪し、誠意を持って対応いたしております。被害に遭われた方につきましては、現在治療中でございますので、完治後示談交渉ということになりますが、その時点で議会に御報告いたす予定でございます。  また、小山議員におかれましては、当事者に対し、特段の御配慮をいただきまして、本人になりかわりお礼を申し上げます。ありがとうございました。  また、議員おっしゃるとおり、この事故を今後の糧といたしまして、このような事故が二度と起こらないように、どのようなことができるのかということで、清掃課といたしましても協議も行いまして、定例の全員会議であるとか、毎日の朝礼を10分程度行いますけども、そのときに事故防止のための声かけを行う等々行っておりまして、この事案を肝に銘じまして、毎日の行政を行うということにしておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 216 ◯議長(堀口武視君) 小山議員。 217 ◯10番(小山広明君) アスベスト問題で、もう少し踏み込んでいただきたいと思います。被害者の立場に立つというのは、それはわかります。市も被害者ですよ。大事な市民が犠牲に遭った、その守る責任ができなかったわけですからね。そういうことを私、言っとるんですよ。  だから、同じ立場に立つというんじゃなしに、市は市民を守ることができなかったわけですね。市もある意味で隠されとったんですよ、本当のことがね。そういうことでは、市民に責任持った行政はできないと、本当に我々は主権者、市民の前面に立っとるんだから、すべての情報を出してもらいたい、そういう社会にしてほしいということを言うために、私は市長という立場自身が被害者であると。被害を受けた住民と同じような痛みと思いと悔しさを持つということが基本だと思うんですよ。  何か同情的な、私も同じ立場ですよ、じゃなしに、あなたは同じ立場じゃなしに、守る立場できょう市長という、歴代の市長のトップにここに座っていらっしゃるわけだからね、二度とそういう問題を起こさないためには、すべての市民を守るための情報はちゃんと実際に出してほしいと、そういう特別声明を書いて国に突きつけるべきですよ。そして、近くある判決に対しても、市民を守るべき市長として特別声明を出して、この問題については、市民にちゃんと責任が守れるような法整備、また国の地方に対する位置づけをきちっとした形でやってもらいたいと。僕はそういうことを言っとるんですよ。  市長の今日までやってこられたことは、これまでの市行政のあり方からいったら、僕は十分過ぎるぐらいやっとるということは評価してます。しかし、残念なのは、やはり市民に対して被害を与えてしまった、その責任は国にあるんだと、何で我々にそういう能力を奪ったんだと、そういう怒りをもって国にちゃんと文書を公文書として出してもらい、判決を前にして社会的にもそういう立場を明確にしてもらいたい。これが私の願いなんですけども、再度答弁いただきたいと思います。 218 ◯議長(堀口武視君) 向井市長。時間がありません。簡単に説明願います。 219 ◯市長(向井通彦君) 私たち──議員さんもそうですが、公平な裁判をしてくれという署名をいたしました。それに対して、予断を与えるようなことというのは避けるべきであると。判決を見守りたいと考えております。(小山広明君「あなた、被害者と同じ立場ですよ。予断も偏見もないじゃないですか」と呼ぶ) 220 ◯議長(堀口武視君) 以上で小山議員の質問を終結いたします。  お諮りいたします。本日の日程は全部終了いたしておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす5日午前10時から本会議を継続開議したいと思います。  これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 221 ◯議長(堀口武視君) 御異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ延会とし、あす5日午前10時から本会議を継続開議することに決定いたしました。  本日はこれをもちまして延会といたします。どうもお疲れさまでございました。       午後4時40分 延会                   (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   堀 口 武 視  大阪府泉南市議会議員   森   裕 文  大阪府泉南市議会議員   竹 田 光 良 © Sennan City, All Rights Reserved.

意見(0件)

意見を書くにはログインが要ります(資料を読むだけならログインは要りません)。