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平成17年第4回定例会(第3号)

日付
2005年
分類
議会議事録
文書番号
54 泉南市議会の会議録システム上の番号
期・回
平成17年第4回
会議
定例会
原本
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本文テキスト

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# 平成17年第4回定例会(第3号) 本文 # DocumentID: 54 泉南市議会会議録 | 発言内容閲覧 | 発言内容 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時1分 開議 ◯議長(北出寧啓君) ただいまから平成17年第4回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の開議を開きます。出席議員が法定数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において8番 井原正太郎議員、9番 松本雪美議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、前回の議事を継続し、一般質問を議題とし、順次質問を許可いたします。  まず初めに、2番 原 憂子議員の質問を許可いたします。原議員。 2 ◯2番(原 憂子君) おはようございます。公明党の原でございます。  議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、大綱4点質問をさせていただきます。  日本の風景を代表する美しい富士山も立派な活火山であり、昔は50年に一度ぐらいは大噴火する恐ろしい山でありました。富士山の噴火で一番最近あったものは1707年の大爆発。このときは、東南海地方にマグニチュード8.4の巨大地震があり、それに誘発されてその49日後に噴火したものだそうです。  その富士山が300年も安泰でいるのは、歴史上なかったことである。だから、富士山がいつ噴火してもおかしくないのであります。我が愛する地球は、高熱のマグマを抱いた火の玉なのであり、その火の玉の上に文明を築いてきたのが人類である。そのことを思えば、同じ人類同士が、少しの違いをあげつらい、憎み合い、テロや戦争などしてはいられないと思う今日であります。  でも、現実には、広島市の小学校女児殺害事件発生からわずか10日、またしても栃木県の下校途中の児童をねらった相次ぐ凶悪事件の発生で──京都でもありました──子供の安全をめぐる議論がさらに高まっています。  そこで、大綱1点目として、児童・生徒の登下校の安全確保についてです。  学校の安全確保のため、防犯の専門家や警察官のOBなどのスクールガードリーダー(地域学校安全指導員)の配置をされ、9カ月が来ようとしています。その後の進捗状況をお示しいただきたいと思います。  泉南市として、2名のパトロール隊も1日5時間、地域を見守り、まさに見せる巡回指導をして犯罪抑止につなげる活動をしてくださっています。また、各地域でのパトロール員も活発に動いてくださっていますが、教育委員会としてどこまで把握し、現状を知り、どう対応し、連携をとってくださっていますか、お示しいただきたいと思います。  共働きで核家族という家庭状況の中、少子化対策の一環としてチビッコホーム事業を推進してくださっていますが、その現状についてお示しいただきたいと思います。  大綱2点目は、禁煙問題についてです。  9月の定例会において、教育関係における敷地内禁煙を実施してほしい旨を訴えさせていただきましたが、この3カ月間どのような指導をされ、どう改善されたかをお示しください。  私を見て愛煙家の方々は、気を使いながら吸っていらっしゃるなと感じています。心の努力をされているのは、とてもうれしく思っております。男性の喫煙率が14年連続で減少しているのに対し、今回女性の喫煙率は4年ぶりに増加したと聞き、ショックを受けております。  改めて言うまでもありませんが、たばこの煙はがんの原因の30%を占める有害物質のかたまりであります。200種類以上の有害物質、その50種類以上に発がん性があると言われています。若い女性たちは、こうしたたばこの怖さや害を余りにも知らなさ過ぎです。だからこそ、禁煙教育が本当に大事になってきます。  改めてお聞きします。どのような対策を考えていただいておりますか、具体的にお示しください。  大綱3点目は、ブックスタート事業についてです。  阪南市より1年おくれる平成15年9月に、赤ちゃんの心と言葉をはぐくみ、子育て支援事業といたしまして、ブックスタート事業を開始してくださっております。  また、毎月、市立保健センターでの4カ月健診時に絵本を贈呈するとともに、赤ちゃんと保護者に絵本を読みながら親子で絵本を楽しめる環境づくりに取り組んでいる事業は、現状どのようになっていますか。配布数はどれぐらいありますか。ブックスタートバックについての評価及び効果はどのようになっていますか。泉南市として、費用は今どれぐらいかかっているでしょうか。4カ月健診後のフォローアップ事業は、どのような形でしてくださっているのでしょうか。もし実施してくださっているのでしたら、年間どれぐらいの利用度がありますか。  大綱4点目、コミュニティバスの充実についてです。  6月議会において、我が公明党の中尾議員より依頼いたしました時刻表も実行していただき、市民の皆様も大変喜ばれていると考えます。今、市民にとって欠かすことのできない交通手段となったさわやかバスです。市民ニーズにこたえるには、台数増と増便するしかないのではと考えます。18年度の予算化に上げていただくためにも、17年度中にある程度の骨格等は固めてまいりたいと答弁していただいています。その後の進捗状況をお示しください。  台数増になると、りんくうタウンや済生会病院への乗り入れなど、また梅のシーズンには金熊寺へ、チューリップ、コスモスの時期には農業公園への乗り入れなども容易になってくると思いますが、現状はどうでしょうか、教えてください。  最後に、年間1兆円を超える利益を計上する世界のトヨタの目覚ましい発展の要因はどこにあるのか。着実な経営方針、危機意識の高さ、改善に改善を続ける自己変革能力などが指摘されています。  トヨタでは、各現場から実に年間60万件もの改善の提案がなされます。そして、そのうちの90%以上が実行されているという。トヨタの合い言葉は「改善」だそうであります。我が泉南も、この「改善」で頑張っていきたいものであります。  壇上での質問は、これで終わります。後は自席より再質させていただきますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 3 ◯議長(北出寧啓君) ただいまの原議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 4 ◯市長(向井通彦君) 私の方から、さわやかバスについて御答弁を申し上げます。  現在、さわやかバスは、市役所、あいぴあ泉南など公共施設を中心として市内のそれぞれの地域を循環する4コースを設定し、各コース1日4便ずつ、計16便を2台のバスがフル稼働で運行し、1日平均260人の方の御利用をいただいている状況でございます。  平成14年2月1日の運行開始から今日まで、大規模住宅開発団地や市民からの御要望等により、新しいバス停を15カ所設置しました。また、一部の路線変更も行うなど利便性の向上を図ったところであり、現在新たに2カ所のバス停を設置すべく、その準備を進めております。  時刻表につきましても、ポケット版の作成やイオン行きの路線バスとの接続をわかりやすくした時刻表を製作し、利用者の方々への利便性を図ったところでございます。  議員御質問の金熊寺梅林、いわゆる金熊寺への乗り入れにつきましては、現在のコース設定で既にバス停を設定しておりまして、梅シーズンのみならず日ごろよりたくさんの方々に御利用をいただいております。  また、農業公園への期間限定の乗り入れということについてでございますけれども、このバスは近畿運輸局の認可路線ということになっておりまして、たとえ臨時便でありましても路線の変更ということが必要となりますので、この点については非常に難しいというふうに考えております。  また、増便とコース変更の要望でございますけれども、さきの議会でもお答えいたしましたように、現在運行しておりますさわやかバスの基本契約は平成19年1月末まででありますので、次期のコミュニティバスシステムの立案時期が平成18年度となることから、現在南海バスが運行しております樽井─葛畑間の生活路線も含めた全体的なコミュニティバスのあり方について検討を行っておりまして、その中でコースの充実など、市民の皆様や高齢者の方々などの御意見をちょうだいしながら、プロポーザル方式による手法も視野に入れ、たくさんの市民の皆様に御利用いただけるような公共交通システムをつくり上げてまいりたいというふうに考えております。  したがいまして、さまざまな御要望をいただいておりますので、現在よりは充実した形で運行するように検討をしてまいりたいと考えております。 5 ◯議長(北出寧啓君) 梶本教育長。 6 ◯教育長(梶本邦光君) 私の方から、議員御質問の禁煙問題、敷地内禁煙の進捗状況につきまして御答弁申し上げたいと思います。  平成15年に健康増進法が施行され、受動喫煙防止に向け、公共施設を初めとして多くの施設で分煙、禁煙の取り組みが行われております。また、近隣市におきましても、学校等の教育施設で敷地内禁煙が実施されてきております。  これらの状況を受けまして、これまでの議会でも御答弁いたしておりますように、最終的には市立幼稚園、小学校、中学校の敷地内全面禁煙を目指してまいりたいと考えております。その実現に向け、学校・園の管理職に対し、これまで議員を初めとする議会での禁煙問題における御指摘の事実等を説明し、学校・園で敷地内禁煙の実施に向けて取り組みを行うよう指導をしておるところでございます。  これらの取り組み状況を的確に把握し、できるだけ早い時期──来年度ですね、敷地内全面禁煙実施に向けて検討をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げたいと思います。  また、学校においてどのような禁煙、喫煙防止の指導を行っているのかという御質問もございました。  こういった喫煙防止につきましては、保健体育の時間でありますとか、あるいは総合学習の環境問題等々の授業におきまして、写真あるいはグラフ、さまざまなAVの資料等を使いまして、子供たちの視覚に訴えて喫煙による人体へのさまざまな影響について指導をしているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 7 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 8 ◯教育指導部長(飯田 実君) 児童・生徒の登下校の安全確保について御答弁申し上げます。  11月22日に広島県で、また12月1日には栃木県で、相次いで下校途中の小学校1年生の女児の命が奪われるという痛ましい事件が連続して発生しました。  このように、児童・生徒が被害に遭う事件、事案が後を絶たない状況に対して、従前より泉南市におきましては、地域ぐるみで子供を守るネットワークづくりを推進してまいりました。  その一環として実施しております安全パトロール隊と子ども安全パトロール員の取り組みの状況について申し上げます。  安全パトロール隊は、現在2名で登下校時間帯の午前中2時間、それから午後3時間、通学路や危険箇所の巡回パトロールをバイクに乗って行っております。  それからまた、地域では市民ボランティアの子ども安全パトロール員が登下校時の子供たちの見守り活動を行ってくれております。登録者は現在707名であり、活動時は黄色の腕章またはジャンパーの着用をお願いしております。各小学校区ごとに安全パトロール員連絡会を開催し、情報交換や連絡体制の整備も行っております。  安全パトロール隊は、子ども安全パトロール員と連携し、情報交換や地域ぐるみの安全確保、防犯意識を高める取り組みを行っています。あわせて、巡回活動で得られた情報を教育委員会に報告することになっております。  それと、毎月8日、子ども安全の日の取り組みとあわせて、地域ぐるみのネットワークとなるよう今後とも取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 9 ◯議長(北出寧啓君) 馬野教育総務部長。 10 ◯教育総務部長(馬野史朗君) 私の方から、チビッコホーム事業の現状とブックスタートについて御答弁申し上げます。  本市におきましては、現在小学校1年生から3年生までの児童を対象に、樽井、信達、砂川、新家、一丘、西信達、新家東、雄信の8小学校に留守家庭児童会(通称チビッコホーム)を開設しております。  平成17年12月1日現在の待機児童数につきましては信達で6名となっておりますが、退会児童が出次第、速やかに入会受け入れを行ってまいりたいと考えております。  和気議員の方からも質問がありました小学4年生の受け入れのことでございますが、現在定員に達していない留守家庭児童会に4年生を受け入れた場合、樽井、信達、新家の3カ所の留守家庭児童会では定員オーバーとなります。一丘では37名、砂川が36名とほぼ定員近くに達し、受け入れ児童の余裕が非常に少ない状態となります。  また、新たな施設の増設等での対応を考えた場合、留守家庭児童会施設として利用可能な空き教室の確保は難しく、施設等の設置につきましても、学校敷地の問題もありまして難しい状況であります。  私たちの生活を取り巻く社会環境がさまざまに変化する中、女性の社会進出によります共働きの増加や核家族化、子供たちをねらった犯罪等の増加により、今後ますます留守家庭児童会への期待が深まってくることが予想されます。  これらのことから、現段階での4年生の受け入れは難しいと考えておりますが、他市の状況を見ながら、今後調査研究してまいりたいと考えております。  続きまして、留守家庭児童会の会費につきましてでございますが、現在月額4,000円をいただいております。各市におきましては、泉大津市が4,000円、和泉市が5,000円、岸和田市が5,000円、貝塚市が4,000円、泉佐野市が5,000円、阪南市が4,400円となっております。  今後、留守家庭児童会の会費につきましては、近隣市の状況を見ながら適切な会費の設定を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、ブックスタートにつきまして御答弁申し上げます。  ブックスタート事業は、平成15年9月より保健センターの4カ月健診時に赤ちゃんと保護者を対象に行っております。初年は640人、平成16年は663人に実施いたしました。毎月平均約50人以上の赤ちゃんに絵本の手渡しをしております。赤ちゃんと保護者が絵本を介して楽しい時間を過ごすことを応援する事業でございます。  この事業を始めて、保護者や保健センター職員からも、今までにない和やかな健康診断となり、大変好評を得ております。ボランティアスタッフにより絵本を読み聞かせしながら、絵本を開く楽しさや子育てを応援していることのメッセージを伝えながらブックスタートパックを手渡しており、そのパックの袋は紙袋になっております。  これは1人当たり約1,086円で、約75万円の費用が要っております。今後は、持ち運びが容易で安価な袋などの資料収集をし、前向きに検討してまいりたいと考えております。  また、4カ月健診時以降のフォローアップに、ブックスタート事業では行っておりませんが、毎月第1、第3、第4土曜日に紙芝居ボランティアによる紙芝居会を図書館にて、子供と保護者を対象として開催してもらっております。  今後、4カ月以上のフォローアップにつきましては、近隣図書館の取り組みを参考にしながら、これからの検討課題とさせていただきたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。 11 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 12 ◯2番(原 憂子君) 御答弁ありがとうございました。  まず、そしたらブックスタートの方から再質させていただきたいと思っております。  お隣の阪南市は1年前にされまして、さっきもフォローアップも考えてくださってるという御答弁をいただいておりますが、阪南市の方では、やられたその年、14年からフォローアップ事業をされまして、おひざに抱っこのお話し会という形で月2回実施されております。毎月、初参加の親御さんも参加されていると聞いております。平成16年では、24回で283名もの参加をされてるという事実を聞かしていただいております。  泉南市といたしましても、この4カ月健診の折に、今さっきも御答弁いただきましたように、本当に和やかな中でということと、親御さんが、我が子は4カ月でこれほど絵本を読むことに反応するのかということも聞かせていただいております。そのすばらしい行いを続けていただきたいという思いから、フォローアップ事業の充実をどのように考えてくださっているか、もう一度御答弁いただけたらと思います。 13 ◯議長(北出寧啓君) 馬野教育総務部長。 14 ◯教育総務部長(馬野史朗君) フォローアップ事業につきましては、阪南市ではそういう形で行っているというふうに聞いております。他市町につきましても、いろんなフォローアップ事業をやっていると思うんですけども、我が泉南市は泉南市独自のそういうふうなフォローアップ事業がないかということで、その辺の先進市町のことを勉強しながら、今後できるだけ早い時期にフォローアップ事業をできるようなことを考えていきたいと。当市に合ったような、また赤ちゃんのためになるようなフォローアップ事業を考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 15 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 16 ◯2番(原 憂子君) 私も今さっき壇上で言わしていただきました、泉南市も世界のトヨタと言われるごとくに、世界の泉南と言われるためにも、本当に日にちを切った改善というんですか、目標を持つということが大事ではないかというふうに思います。何をするにも財源が要りますので、大変だというふうには思いますが、本当に市民の知恵をかり、また親御さんの知恵をかりながら、お金のかからない、そしてまたすばらしいこういうものができればというふうに思っておりますので、1日も早く、いつからスタートができるということをお願いしたいなというふうに思います。  今さっきの御答弁でも、紙芝居をしていただいてるということですが、その紙芝居では、一応児童サービスということで4歳から小学校2年生までを対象にされているように思っておりますが、その4歳までの小さな子供さんは事実として出てきておられるんでしょうか。その把握はできておりますか、ちょっとお聞かせください。 17 ◯議長(北出寧啓君) 馬野教育総務部長。 18 ◯教育総務部長(馬野史朗君) 紙芝居等におきましても、保護者とその赤ちゃんが一緒になって楽しい時間を過ごしているというふうに聞いております。 19 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 20 ◯2番(原 憂子君) 人数を聞かしてほしかったんですけれども。  先ほども、ブックスタートパックの入れ物は今は紙ですが、改善を考えさせていただきますと。1,086円出してくださってるということですが、熊取町なんかはコットンバックを使用して絵本2冊で1,350円の費用でされているということで、本当に後も利用できるということに対して、残る事業ができるのではないかというふうに思っておりますので、ぜひ一日も早くそういう形での──紙だと実際していただいてるにもかかわらず、雨で濡れてしまったというお母さん方が、大きなバックを持っていってほうり込める状況だったらいいんですが、そういうお母さんたちばかりではございませんので、そういう配慮もしていだたけたらうれしいかと思っております。意見にとどめたいと思います。  続きまして、さわやかバスの方に行きたいと思いますが、本当にすばらしい時刻表もつくっていただき、また年々乗られる人の人数がふえてきているということで、市長にも答えていただきまして、1日260人、1年間に計算したら、そしたら月で7,800人、年間9万3,600人もの人たちがこのバスを利用していただいてるんだなというふうに思っております。  18年度に増便を、本当に市民のニーズにこたえるためにもこれしかないのかなという思いはありますが、今さっきの市長の答弁を聞いていると、していただけるという、本当に私はそういうふうに聞かせていただきましたが、それでよろしいんでしょうか。  うれしいなというふうに思って聞かせていただきましたが、南海バスとのいろんなつながりもあると思いますが、確かに市民の皆様が喜ばれているというふうに聞かしていただいております。障害者の方にも、車いすでも乗れるバスであるという本当にすばらしい車であると思いますので、それはぜひそういう形で行っていただきたい。  イオンモールと、それから済生会病院という形でちょっとアクセスはできないものかというふうに質問させていただいたんですが、その件もちょっと考えてくださると。コスモスとチューリップの農業公園にはちょっと難しいというお答えいただきましたが──イオンモールはまだなんですね。金熊寺の梅の方は停留所をつくっていただいてるいうことですので、イオンモールと済生会病院の方のアクセスはどのように考えていただいてるか、お答えいただけたらうれしいです。 21 ◯議長(北出寧啓君) 若野市民生活環境部長。 22 ◯市民生活環境部長(若野和敏君) それじゃ、私の方から、まず、ついこの間、延べ35万人、コミバスを利用していただけました。我々自身も、もう少し今度は年間10万人とかそういう希望も持っております。  今御質問いただきました、いわゆるりんくうタウンへの乗り入れ、この件につきましても、来年度の新しいコミバスのいわゆる路線、プロポーザルの範囲ででもやはり検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 23 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 24 ◯2番(原 憂子君) イオンモールと済生会病院の方は難しいのでしょうか。そのことのお答えはどんなんでしょうか。 25 ◯議長(北出寧啓君) 若野市民生活環境部長。 26 ◯市民生活環境部長(若野和敏君) 限られたバス、それからその運行時間、いろいろとあろうかと思います。また、御利用いただける目的等もあろうかと思いますので、その辺やはり総合的にいろいろ今後考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 27 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 28 ◯2番(原 憂子君) ありがとうございます。本当にせっかくすばらしいバスがあり、また市民の方々も喜ばれているということにおきまして、しっかりと市民ニーズにこたえるためにも、最高のいろんな知恵を使いながら考えていただき、増便ができれば、また違った面で停留所もふえるというふうに思っておりますので、そういう形でよろしくお願いしたいと思っております。  そしたら、続きまして、登下校の安全確保についてお聞きしたいと思っております。  チビッコホームの取り組みをしていただいてる、また子育てと就労の両立支援体制という形で、本当に今働いてるお母様方がいらっしゃる、またパート的なんだったら、時間的にも早いでしょうが、1日の時間、本当に残業もあるというような働き手のお母さんたちにとっては、今回の小学校1年生の事件など、また塾に通わしてても安心できないんだなと思う京都での事件など、本当にどこをどう信じていいのかというような世間ではございますが、その中で、本当に親だけでは我が子の安全を確保することができない、そして地域の皆様にまた見守っていただかなければいけないという形で、ファミリーサポートセンターを要望してくださっておりますが、現状はどのようになっておるか、お答えしていただきたいと思います。 29 ◯議長(北出寧啓君) 馬野教育総務部長。 30 ◯教育総務部長(馬野史朗君) ファミリーサポートセンターの利用でございますが、これはできてまだそう時間もたっていないということで、まだその辺の周知方の徹底ということもできてない面もございまして、その辺、今の利用につきましては、うちの方ではまだ把握しておりません。  今後、もうちょっとファミリーサポートセンターについての宣伝というんですか、その辺を図っていきたいなというふうに考えております。 31 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 32 ◯2番(原 憂子君) 12月の広報にもこのファミリーサポートセンターの「ほっとみるく」の要望を出してくださっております。どれぐらいの預かってほしい人、また預かりたい人という援助会員、また依頼会員というのがあるのかなというふうに思っております。  本当に1日、残業まで働かれている親にとりましては、この間も理事者の方に聞かしていただきましたが、3時か4時ぐらいの帰る時間帯、かといって、今回の事件のように、お昼間でもこういう事件が起こったということに関しては、時間的なことは無理、しんどいかなというふうには思いますが、5時以降になって子供さんが、親が迎えに来なくて自分1人で帰るということの不安を感じておりますと理事者の方にも聞かしていただきましたが、本当に今、冬でしたら5時回りましたら真っ暗になります。その中を1人で帰すということは、本当に昼中の明るいとき以上に危ないという形は、当然あるべきだと思っておりまして、その件も心を痛めておりますという言葉も伺いました。  そうなると、このファミリーサポートセンターの役割といいますか、すばらしい事業を起こしてくださって、要望もかけていただいて、その中で確かに依頼される会員の方、また援助される会員の方がなければこのセンターも成立しないのかなというふうには思いますが、午前7時から午後8時までの活動範囲で見ていただけるという本当にすばらしいシステムかとは思いますので、これをどのように構成し、またどのように発展させていくかをお聞かせ願えたらうれしいです。 33 ◯議長(北出寧啓君) 石橋健康福祉部長。 34 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(石橋康幸君) ファミリーサポートセンターは、子育て支援の一環として本年10月に実施させていただきました。  その中で、利用会員、そしてまた協力会員、またその両方の会員さんを募集さしていただいて、多くの方に利用していただくということで、今現在、登録された会員さんに研修等を行っているという状況でございます。  今後も当然この制度を活用していただくために、まず広報活動とか啓発等を行っていって、できるだけ多くの方に利用していただく制度に持っていきたいというように考えております。  以上であります。 35 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 36 ◯2番(原 憂子君) すいません。また、しっかりと進めていただけたらうれしいかと思います。  防犯体験教室といいましょうか、パトロール隊の2名の方もバイクで回っていただいて、うれしく思っております。  また、地域のパトロール員の方々も、本当にこの寒くなってる中でもしっかりと回ってくださってるので、安心させていただきながら、うれしいなという思いでいっぱいでございます。  保護者と子供の防犯の体験教室というものの実施とか、その開催などはしていただいてると思うんですが、年間どのような形でしていただいてるのか、教えていただけたらうれしいです。  皆さんの声を聞くと、専門的な視点からの指摘といいましょうか、思ってもみなかった専門知識というものを聞かせていただいて本当に勉強になると。また、教職員の方たちもそのような思いをされてるというふうに聞いておりますので、我が市としてはどのような形で開催していただいているのか、教えていただきたいと思います。 37 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 38 ◯教育指導部長(飯田 実君) 防犯意識に対する教室等の開催につきまして、まず教職員に関しましては、これまで警察等に依頼しまして、実際学校に暴漢等が入ったときにどのような対応をするかということにつきまして、実地訓練というんですか、そういったものを昨年度も2度ほど行っております。  人数の方はちょっとはっきり把握していないんですが、各学校から代表ということで必ず来てもらうようになっておりまして、そして持ち帰り、各学校で伝達講習もお願いしていると、このような形にさしていただいております。  また、子供、保護者に対する防犯意識につきましては、CAP等を活用しまして、実際声をかけられたときどのようにするのかとか、そしてまた、実際、例えば腕をつかまれたときとか、そんなときの訓練というんですか、そういったものをさせていただいております。(「どこの学校で」の声あり)  これにつきましては、ちょっと今、私どこの学校でということにつきましては、今細かい資料を持ってませんので…… 39 ◯議長(北出寧啓君) 飯田部長に申し上げます。質問者の質問にお答えください。 40 ◯教育指導部長(飯田 実君) 申しわけありません。  そういうことで、年間、計画的に各学校でやってもらうようにしておりますので、そういった意味で、実際、特にそれから後、気をつけてることは、校長先生方に一番お願いしているのが、実際子供たちが声をかけられたときというんですか、そのときにはっきりとできる対応というんですか、逃げる、また声を出す、そういったことをするようにということで、絶えずそのことについては呼びかけていただいております。 41 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 42 ◯2番(原 憂子君) 私も、子供とともにCAPを体験させていただきましたが、案外できないものだと思っております。現実、目の前にしたときは特に、普通、今やれと言ってもなかなかできないものが、現実怖い思いをしたときに本当に大変な、声なんか出ないだろうなという思いを実際としては体験させていただきましたので、1回に限らず、本当にちょくちょく教師、また同時にできなければ保護者と子供たちとの講習というものは持っていただきたいなというふうに思います。  自分がどのものでそういうことの危険性を避けることができるかというのは、もう人それぞれだと思います。私もCAP、本当にすばらしいとは思いましたが、実際、声が出るかなという思いもいたしましたので、やっぱり大変かとは思いますが、そういう講習、また実地実験などをしっかりとやっていただけたらうれしいです。  地域全体で子供の安全に関心を、今はたくさんの方に持っていただいておりますが、より以上関心を持っていただき、やっぱり監視の目を緩めないことが大事だとは思っております。  小坂文部科学大臣もこの間おっしゃられてましたし、本当に教職員や保護者が実際に歩いて通学路の見直しをしていかなければいけないんではないだろうか。  また、登下校に子供を極力一人にしないための安全対策を考えていただきたいということで、縦割りの形で、小さな子供は学校に残して大きな子供たちとともに帰らせるという闘いをしている地域もあると聞かしていただいております。そうなっても、一番大きな子供が最終にはなるかとは思いますが、そういう形での検討もしていただいてると聞いております。  また、先ほど言っていただきましたが、子供に危険回避の能力を身につけさせるために、子供による通学安全マップなどを作成してはどうかと、こういう提案も出されておりました。本当に子供の目線というんですか、ニュースでもありましたが、公園もずっと整備していただいているということで、大きな木を全部ばさっと切られて、子供がここにおるということがわかるというふうな形での公園の整備もしてくださってるというふうにニュースでは聞かしていただきました。  不審者情報の共有という形で、安全パトロールの方から私も随時携帯の方にメールが入ってきて、あっ、危ないんだなという思いで聞かせてもらっておりますが、本当に依頼をしている者だけがわかるんじゃなしに、きのうもずっと言われておりましたが、本当にできるだけ多くの方にそういうわかる情報、通信ができるというシステムも考えていただけたらうれしいかと思います。  警察との連携もしっかりとしていただいてるかなというふうには思いますが、我が鳴滝の警察の方、ちょくちょく回ってくださってるのを見ておりますが、ほかの地域の方でも警察の方がそういう形で回っていただいてるのかどうか、地域の人と別にそういう体制はできているのかどうか、ちょっとお答えいただけたらうれしいです。 43 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 44 ◯教育指導部長(飯田 実君) 警察との連携につきまして御答弁申し上げます。  先ほど言いましたように、不審者が出るたびに安心ネットによりましてそういった情報を流さしていただいておりますが、そのときには必ずその都度、警察に連絡するようにしております。そして、あわせて警察に対しまして連絡、パトロール強化ですね、その場所でのパトロール強化もあわせてお願いしております。  それから、そういったことで警察の方ではできる限りパトロールで回っていただいてる姿というのをよく見かけます。鳴滝の交番だけではなしに、泉南市の他の交番におきましても、例えば8日の日に私どももちょっと回ってるんですけれども、同じように交番の人たちが一緒になって回ってくれてる姿をよく見かけますので、警察の方もかなりこの件に関しましては力を入れてくれているというふうに思っておりますので、今後ますます強く連携していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 45 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 46 ◯2番(原 憂子君) ありがとうございました。私も暇があれば回っていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  そしたら、続きまして禁煙問題でお願いしたいんですが、9月にさせていただいたときより前進しているのかということを聞かしていただきましたが、変化はありましたでしょうか、その件を先に聞かせてください。 47 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 48 ◯教育指導部長(飯田 実君) 多分、進捗状況について伺っていると思いますので、お答え申し上げます。  9月のときには、幼稚園におきまして敷地内禁煙している幼稚園の数等を報告させていただきました。それ以後、多分ふえているのかという意味だと思うんですけども、この3カ月の間では具体的に幼稚園、小学校、中学校におきまして敷地内禁煙の施設の数はふえてはおりません。  しかし、先ほど教育長が申しましたように、校長もしくは園長に対しまして、このことにつきまして子供たちに対する禁煙教育、そしてまた教職員自身、またPTAですね、保護者自身、この受動喫煙の認識というんですか、そういったものについて話し合っていただくようにということで指示をしております。  そういうこともありまして、先ほど教育長が申しましたように、このことについては、最終的には敷地内全面禁煙という方向でいきたいと考えております。  時期につきましては、先ほど教育長が申しましたように、来年度実施できるように検討をしてまいりたいと考えております。 49 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 50 ◯2番(原 憂子君) 来年度といいましても、その月がわからないんで、1月も来年になるのかなと。それと、4月が来年度なのでしょうかと思っております。  それが最終の私の課題かなというふうに思っておりますが、本当に結果的に、いろんな形から実施された資料から見ますと、成人の喫煙率が年々下がる一方、たばこの販売本数はほぼ横ばいであるということで、つまり未成年の喫煙がふえているということになっているというふうな統計が出ております。たばこの吸いづらい社会をつくり、また売りづらい社会、買いづらい社会に一日も早くしていかなければいけないというふうに思います。  たばこは嗜好品というような名目はあるかとは思いますが、本当に今の時代、そういうことは難しいときが来ているのだと思っております。アメリカというか海外では、たばこを吸うと職業も制限されるという時代が来ているということです。本当に大変な時代。  かといって、百害あって一利なしのたばこの件について、これは親御さん、また目の前におる教師、これは一番率先して行動を起こしていかなければいけないことだというふうに思います。  フランスの思想家のルソーも言っております。若い人たちに対する教訓は、すべて言葉よりもむしろ行動で示せというふうにルソーは言っておりますが、本当に何も語らず、先生がずっとたばこを吸っていた姿を見たけど、そのたばこを吸う姿は見れないと、敷地内が禁煙になるとそういうふうになると思うんです。そうなると、やっぱり一番強い子供に対しての警鐘になるんではないかというふうに思っております。  また、例として、大阪福島区の1日80本吸われていたお父さん、20歳から52歳までの32年間吸われていた方がやめられた理由。32年間吸っていたが、やめた理由は何かというと、妻と4人の子供たちによる禁煙コールだったそうです。やっぱり心から、愛情からの訴えは絶対子供たちにもつながる、また大人である吸われているお父さんにもつながったというふうに思います。  また、子供たちが帰った後、教職員の中での勉強会とか、学校の先生方はいろんな形で、泉中なんか見ましても、本当に夜遅くまで電気がついているなというふうに思っておりますが、その中で先生方も、たばこを吸う方、もちろんたばこを吸われない方はいらっしゃると思うんですが、そういうときに子供たちの目がないからというような形で、堂々と吸われてるというような先生方はいらっしゃらないんでしょうか。  私たちも会合をとったときには、本当に今、分煙みたいな形で、灰皿の置いてあるとこでしか吸えないというような形での会合をとるようにしておりますが、そういう形での行動などないのでしょうか。やっぱり先生は、もう今、敷地内禁煙、もう本当に来年4月からは敷地内禁煙を目指して目標を持って頑張っていただきたいという思いでいっぱいです。  まず、先生方の中でのそういう形とかいうものはございませんでしょうか。ちょっとお聞きしたいんです。 51 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 52 ◯教育指導部長(飯田 実君) お答え申し上げます。  各学校の実態を申しますと、職員室では一切吸わないということにまずなっております。それから会議をしている最中にももちろん吸わないと。こういった、ある意味では当たり前と言われれば当たり前のことなんですが、そういったことはきちんと守っております。そういったことをしているという報告も受けております。  そういったこともありまして、先ほど言いましたように、受動喫煙の害ということにつきまして、教職員の方にも意識がかなり進んできております。そういったこともありまして、例えば子供が帰った後、職員室にたばこを吸う先生、またたばこを吸わない先生がいるという状況の中では、そういった害を及ぼしてはいけないという意識のもと、吸われていないというふうに思っております。  ただ、そこまで私どももまだ確認はしておりませんが、基本的にはそういう方向になっておりますので、よろしくお願いいたします。 53 ◯議長(北出寧啓君) 原議員。 54 ◯2番(原 憂子君) すいません。ありがとうございます。  忙しい中、飯田教育部長に申しわけないですけど、その確認をとるというか、そういうものが本当に抜き打ちというんですか、そういうものも必要かなと。信頼しないわけではございませんが、本当に敷地内禁煙を目指してやるぞというふうな形になると、そういう形も必要ではないかというふうに思います。  先生方からもいろんな意見が、確かに子供たちとのかかわりで神経を使われて、先生方も大変な思いをされてるというのは、もちろんわかっております。私もPTAで頑張らせていただいたときに、学校を歩いてたばこの吸い殻とかが袋にいっぱいになったという経験もございます。  そういうためにも、先生方の喫煙というのは、極力どころじゃないほどに敷地内では控えていただきたい、そういう努力が欲しいというふうに要望させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いしておきます。  そしたら、続きまして、女性のたばこがふえたいう理由は、やっぱりドラマ的なものがあるという形で、女性向けメンソールたばこ、おしゃれなパッケージで大量に出ていて、電車の中でも張られているという形で、こういうことは、私たちが何ぼ注意してもなかなかそういう形では難しいというふうに思う状態かなというふうには確かに思うんですけれども、本当に家庭、またそういう学校の中での喫煙問題をしっかり頑張っていただければ、少しでも抑制になるのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。  本当に今、命という問題を先ほども述べさせていただいたんですが、ここで7分ありますので、ちょっと……。  今回、猿渡瞳さんという福岡県の大牟田市の中学2年生、13歳の少女の作文を読んでみたいと思います。「命を見つめて」という形で、「生きる力」と題するということで、2006年度版で道徳の教材になるというふうに新聞に書かれておりましたので、ちょっと私、目の前だったんで、泉中で子供がお世話になっておりますので、泉中の方に連絡させていただきましたが、その本はありませんという形で、もしあれば見せていただきたいという思いで連絡させていただいたんですが、調べていただきましたが、ありませんという形で、急遽、私も書店に連絡をとりまして買わせていただきました。ちょっとこれを読んで終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。  「みなさん、みなさんは本当の幸せって何だと思いますか。実は、幸せが私たちの一番身近にあることを病気になったおかげで知ることができました。それは、地位でも、名誉でも、お金でもなく「今、生きている」ということなんです。  私は小学6年生の時に骨肉腫という骨のガンが発見され、約1年半に及ぶ闘病生活を送りました。この時医者に、病気に負ければ命がないと言われ、右足も太ももから切断しなければならないと厳しい宣告を受けました。初めは、とてもショックでしたが、必ず勝ってみせると決意し希望だけを胸に真っ向から病気と闘ってきました。その結果、病気に打ち勝ち右足も手術はしましたが残すことができたのです。  しかし、この闘病生活の間に一緒に病気と闘ってきた15人の大切な仲間が次から次に亡くなっていきました。小さな赤ちゃんから、おじいちゃんおばあちゃんまで年齢も病気もさまざまです。厳しい治療とあらゆる検査の連続で心も体もボロボロになりながら、私たちは生き続けるために必死に闘ってきました。  しかし、あまりにも現実は厳しく、みんな一瞬にして亡くなっていかれ、生き続けることがこれほど困難で、これほど偉大なものかということを思い知らされました。みんないつの日か、元気になっている自分を思い描きながら、どんなに苦しくても目標に向かって明るく元気にがんばっていました。  それなのに生き続けることができなくて、どれほど悔しかったことでしょう。私がはっきり感じたのは、病気と闘っている人たちが誰よりも一番輝いていたということです。そして健康な体で学校に通ったり、家族や友達とあたり前のように毎日を過ごせるということが、どれほど幸せなことかということです。  たとえ、どんなに困難な壁にぶつかって悩んだり、苦しんだりしたとしても命さえあれば必ず前に進んで行けるんです。生きたくても生きられなかったたくさんの仲間が命をかけて教えてくれた大切なメッセージを、世界中の人々に伝えていくことが私の使命だと思っています。  今の世の中、人と人が殺し合う戦争や、平気で人の命を奪う事件、そしていじめを苦にした自殺など、悲しいニュースを見る度に怒りの気持ちでいっぱいになります。一体どれだけの人がそれらのニュースに対して真剣に向き合っているのでしょうか。  私の大好きな詩人の言葉の中に「今の社会のほとんどの問題で悪に対して「自分には関係ない」と言う人が多くなっている。自分の身にふりかからない限り見て見ぬふりをする。それが実は、悪を応援することになる。私には関係ないというのは楽かもしれないが、一番人間をダメにさせていく。自分の人間らしさが削られどんどん消えていってしまう。それを自覚しないと悪を平気で許す無気力な人間になってしまう」と書いてありました。  本当にその通りだと思います。どんなに小さな悪に対しても、決して許してはいけないのです。そこから悪がエスカレートしていくのです。今の現実がそれです。命を軽く考えている人たちに、病気と闘っている人たちの姿を見てもらいたいです。そしてどれだけ命が尊いかということを知ってもらいたいです。  みなさん、私たち人間はいつどうなるかなんて誰にも分からないんです。だからこそ、一日一日がとても大切なんです。病気になったおかげで生きていく上で一番大切なことを知ることができました。今では心から病気に感謝しています。私は自分の使命を果たすため、亡くなったみんなの分まで精いっぱい生きていきます。みなさんも、今生きていることに感謝して悔いのない人生を送ってください」。  2004年7月2日の弁論大会での作文なんです。事実は、亡くなられております。本当に命を大切にしていくという思いから、また道徳問題で中学校2年に対してこの教科書をもって勉強をされるということですので、どうか教職員の皆様、これを伝えていっていただきたいなというふうに思っております。  これで終わりたいと思います。ありがとうございました。 55 ◯議長(北出寧啓君) 以上で原議員の質問を終結いたします。  次に、4番 小山広明議員の質問を許可いたします。小山議員。 56 ◯4番(小山広明君) おはようございます。  大変寒い日が続いておりますが、お互いに健康に気をつけて頑張っていきたいと思います。  きょうも朝、市内をいろいろ歩き回っておりまして、この寒いときにも清掃課の皆さんが市民から出るごみを集めて働いておられました。さまざまな光景に出会うわけなんですが、本当に市民1人1人が必死で頑張っている姿を見せていただきます。  公という立場におる私たち、公務員も含めて、厳しい視線が市民の皆さんから向けられておりますし、そういう中でも議会という立場は、本当にみずからが律していく以外、同僚の議員でも議員同士を批判するということはなかなかしにくい状況の中で、本当に公の最たる立場だろうと思います。  職員の皆さんは、議会という立場から厳しく質問をされたり指摘をされたりするわけなんですが、私たち議員が厳しく公の場で指弾されるといいますか、批判されるという機会は余り少ないわけでありまして、それだけに私たちの立場というのは、本当に大変な立場だろうと思います。  世の中でいろいろありますけれども、こういう議会で決まったことがある意味で市民を強制し、市民の1つの自由を奪うというようなことも大げさに言えばあるわけでありまして、これ以外に市民なり価値観を縛るものは強制的には法的にないわけであります。それだけに、私たち議会の役割というのは大変大きいだろうと思います。  そして、私が再三お願いをしておる、今度の北出議長にもぜひお願いをしたいんですが、市民の立場からこの議会というものを本当に改善をしていっていただきたい。  その最たるものは、私も2年3カ月、傍聴席に座り続けて議会の様子を見させていただきましたが、本当に傍聴席から見るあのプラスチックといいますか、ああいうボードがあることが大変目が疲れる。ちょっと30分や1時間座っておるときには気がつかないのですが、1日あそこに座っておれば、見えるところと見えないところがあるわけで、本当に大変目も疲れる。そして、各議員の行動もなかなか見えない。  市民の皆さんは、自分たちが選んだ議員の活動を見に来ておるわけでありますから、すべての議員の議会での活動がやはりよく市民の皆さんから見えるように私たちはしていかないと、人間ですからなかなか人の批判なり人の目がないと、どこまでも堕落をするという面を悲しいかな人間は持っておるわけでありますので、そういう点では私たちの議会というものをもっと市民の前に積極的に開いて見ていただく。そういう中で自分のいい面を出していくことが、自分だけの問題ではなしに市民の幸せにもつながると。  そういうことで、議場の改革もぜひ議長にもお願いし、それは議員の皆さんの理解がないとできないという一面がありますから、議員の皆さんにおいても傍聴席から見てどうかということをぜひお考えをいただきたいと思います。  さて、世界では本当にいろんな問題がありますし、イラクの問題、これは中村敦夫さんが来てお話をされておりましたけれども、アフガニスタンから飛び火をするようにイラクに行って、いまだに戦争が終わらない。死者が、国のある意味の正義のもとに爆弾の下で多くの人たちが亡くなっておる。そういうことを一日も早く、なぜ終わらすことができないのか。  そういう意味で、私たちの泉南市においても何らかの役割ができるはずでありますし、そういうことも積極的にしていかなければならないでしょう。しかし、残念ながら、アメリカの戦争行為について日本政府は協力をしておるという関係にございます。  そういう意味で、地方自治体においても、そういうことについてやはり警笛を鳴らし、一日も早くこの武力による問題解決のあり方をやめさせる、そういうことを私たちは議員としても考えていく必要があるんではないかと思います。  きょうの朝の新聞でも、2カ月近く地震の被害の中で埋まっておった女性が助かったという、ほっとするというか、人間の生命力のすごさを感じさせるニュースも発せられています。  また、一方では、子供たちが殺されるという大変悲惨な状態も進んでおり、そのことに対してすぐ予防的にといいますか、そういう危険に遭わないようにするにはどうしたらいいのかというところに関心がいっておりますけれども、この問題はやはり私たちの社会の問題が事件という形で警告を発しておるわけであって、そういう怪しい人がおらないかという視点だけでこの問題に処することができないのは、当然ではないでしょうか。  そういう意味で、本当に今の政治や行政が人々の信頼、また1つの価値観の基準になっておるかといえば、そんなことは私の議員生活の中でも、なかなか市民の模範というか、市民の手本になっておらない。そうなれば、当然世の中というのは基準がなくなるわけでありますから、本当に正しく生きようというようなことに努力をしない、そういうことになってしまうのではないかと思います。  そういうところに、弱いところに、また追い詰められたところに、事件として発生をしてくる。あんなひどいことをする人間は人間でないんだと、そんなこともよく言われるわけですが、あの人たちと言ったら語弊がありますが、人間です。私たちと同じ立場に生きている人間でありますから、考えられないということは、こちらの想像力がないだけであって、私たちも何かあれば何をしでかすかわからないというのが人間の悲しい現実ではないかと私は思います。  ああいう人たちが、事件の中で報じられておるだけの人間性であることは、絶対ないと私は思います。本当にああいう事件を起こした人たち、その家族、その周りの人たち、そういう中でそういう事件を起こした人がどのように生きておるのか。そして、今事件を起こした中で、その人の名前を言うだけでも批判される中で孤立化していく中で、本当にこの問題が解決していくんだろうか。  また、一方では、被害に遭われた方であります。犯人に対して指弾をし、殺してしまえばそれで済む問題でもないでしょう。私たちの社会は、そういう事件を起こしてしまった、そういうことに対して、被害者に対しても、社会として本当におわびをして、その人たちがこの事件に遭って、助かるといいますか、事件に遭って本当に生きてきた意味をもう一度掘り起こすような、そういう契機を社会としてもしていかなければならないと思います。  ただ犯人を憎み、犯人を追い詰めるだけで被害に遭われた方が助かるはずはないわけであります。本当に社会がそういう被害に遭われた状況を放置してきた、そういう問題も私たちにはあるのではないかと思います。  ちょっと前置きが長くなりましたけども、通告の質問に入っていきたいと思います。  そういう現実の中で、私たちの今の政治がどうあるべきかということを問われておるんだろうと思います。  私は、今回の質問通告は1つさしていただきました。まちづくりということであります。  行政というのはまちづくりに尽きるんだろうと思いますが、今までの戦後といいますか、もっとさかのぼれば歴史をずっとやってきた私たちのあり方を大きく変えなければならない、そういう認識はだれもが共通するんだろうと思います。私は、そういう意味で、泉南市のまちづくりについて、60歳以上の人を職員として採用するという、そういうことでこの問題にこたえていくべきではないか、そのように思うわけであります。  若い人たちが役所に入って、定年まで役所で働く。それでは、市民のための政治、市民のための行政ということはなかなかできにくいのではないだろうか。厳しい社会の中で定年まで働いてきた人たちが、まだまだ力もあり、知識もあり、経験もある。そういう人たちが次の人生として公のために働く。こういうサイクルにするならば、私は役所というものが本当に市民のために働ける役所になるのではないかと思います。  法律があって、なかなかそれは難しいという問題はあります。しかし、もう一度法律というものを考えれば、これまでの社会をつくってくるために後追い的につくったのが法律であります。だから、今の法律の中でこれからの変化した社会を考えるとなれば、限界にぶち当たることは当然であります。  そういう意味で、私は市民が生きている現状からこの世の中をどう考えていったらいいのかということを考えますとき、かつては50歳代の平均寿命、現在は82歳の平均寿命、30年も平均寿命が伸びておる。伸びたからといって、年をとった問題が解決したわけではないのですけれども、それだけ寿命が伸びた社会状況の中で、今なお60歳定年をしいておるこの社会状況であります。  しかし、民間経済は能率主義、生産主義でありますから、どんどん若い人を採用し、年をとればその生産現場から出ていかざるを得ない、そういう状況にあります。  こういう社会や民間でできないことこそをやるのが、私は役所の任務ではないかと思います。官でやれることは官、民でやれることは民という聞こえのよい言葉がありますけれども、今こそ民でやれないことを官でやるという時代ではないでしょうか。  そうなって考えますと、60歳を過ぎればなかなか正規に雇ってくれるところはありません。そういう意味で、社会の中心を担うこのような公の役所こそ、そういう経験を持った60歳以上のそういう人たちが働く場になれば、社会は私は一変するのではないかと思います。  当然、能率ということについては、逆な傾向を持たなければなりません。きのうもある議員からスローフードという言葉が発せられておりました。本当に地産地消ということがそういう概念と結びつくのかということで、きのうは感心をしたわけであります。  本当に私たちの歩みをスピードや大きさや、また複雑な状況をつくり出してきたこれまでのあり方から、もっとゆっくりと、そして小さいこと、簡素にという価値観に変えていこうとすれば、この60歳以上の方を基本に地方自治体の役所の公務員を雇っていくということにすれば、私はそういうことが実現するのではないかと思います。  そういうところから、具体的には現在あるお役人の皆さんは、民間の企業や産業に出向してもらう。しかも、それはもう産業や経済としては成り立たなくても、社会的には大変有用な産業があります。  当然、林業、農業、漁業というのは、なかなか今の経済状況の中では成り立ちにくい。競争原理の中だけではそのような産業が守られないわけでありますから、そういうところに出向していただいて、極端に言えば、半分の給料は役所が持つが、半分はその産業で持ってもらえれば、受け入れる方も半分の給料で雇えますし、役所からいっても半分の給料を払えば済むという、こういう基本的なことになるわけでありますから、産業も成り立つのではないかと思います。  そして、農業や林業、漁業というものは、本当にだれが考えても重要な必要な問題であり、なくてはならない産業であります。そういうものをこの泉南市の地域の中で活性化するといいますか、生き生きさせていく、そういうために人間がかかわっていく。  また、これまで公共施設を国からの補助金が出るという形で進めてまいりました。これは、どれだけつくっても足らないということになるのではないでしょうか。歴史以来ずっと続いてきた私たちの社会の公共施設は、江戸時代につくったものも今でも使っている一面はあります。古い村に行けば、確かに道は狭いけれども、歩くだけで楽しい、そういう町並みがあります。  そういう意味で、補助金が出るからという理由で、もうこれ以上の公共事業を進めるべきではないし、そのことに理由をつければ、それはどんな理由もつけれるでしょう。防災機能があるとか、いろんなことが言えるかもわかりません。  そうであるならば、あの古い町並みの道の問題を防災機能があるということで語ることができるのでしょうか。そういう欠点はあっても、むしろほっとする優しい町並みを私たちに与えてくれる。どんなものでも両面がございます。いい面と悪い面。私たちは、当然そういうあり方は知っておるわけでありますから、そういう意味で、もうこれ以上の公共事業はしないという決断をどこかでしなければならない。  今まで進めてきたんだから、議会が一たん債務負担行為で認めたんだからという、そういう論理で進めるならば、いつまでたってもとめることはできないわけであります。ここでとめることによって、泉南市は得をしないかもわかりませんが、国は55%の有利な補助金を出すわけです。出す方からいえば、それだけお金がかかるわけであります。財政問題をいえば、市よりも府、府よりも国の方が大変なことは、だれが考えてもわかります。  しかし、市町村の行政というのは、直接市民の生き死にかかわる行政を進めておるわけでありますから、同じ財政が問題だといっても、その厳しさは市町村自治体こそ厳しいのは当然であります。  そういう市町村でこそ、今までやってきた事業を大胆に今ここで線を引いてストップしてしまう。そういうところからこの世の中を変えていく契機をこの地方自治体から発信していく意味でも、私は象徴的に、普通であるならばとめられない事業こそとめるという意義がそこにあるんだろうと思います。そういう意味で、私は信樽線というのは象徴的な、今とめるかとめないかという事業の位置づけだろうと思います。  市長は、きのうも市長選挙に出馬することをこの場で表明しました。なぜ出るのかという問いに対して、アスベスト問題というものを具体的に挙げました。もう1つは、負の遺産が解決のめどが立った。恐らくこの負の遺産というのは、市営住宅の払い下げ問題だろうと思います。  市長は、そのことについて、市が約束をした払い下げをなかなかしないことに対して、住民は本当にこの傍聴席に駆けつけて一生懸命やってきたときに、なかなからちが明かないときに、裁判にしますよと言ったら、どうぞ、どうぞと言って挑戦するような態度で来たわけであります。  私は、初めからこの問題は、払い下げ以外に解決方法はない、そのように思いました。これは考え方の問題ではなしに、20年近くも払い下げすることを前提に進んできたこのようなあり方を戻すことはできないのは当然であります。  そして、そういう事実を国にちゃんと説明せずに建てかえの計画を国の補助金をもらってやったわけであります。この問題の国との関係がどうなったのかの説明もいまだにないわけでありますが、そして最終的には1億円近いお金を使って和解をしてきた。  しかし、これは向井さんが払うわけではなしに、とうとい市民の税金から、市のある意味の不祥事といいますか、ちゃんとしてこなかったことでこのお金が和解金という形で払われたわけでありますが、このことについても、市民に対する説明責任が私はなされておらないと思います。  そういう意味で、私は向井市長が出馬されるということの意味は、本当に象徴的にこれまで進めてきた日本の公共事業のあり方、行政運営のあり方を信樽線の是非を市長選ということで問うチャンスであると思います。  そういう意味では、今回市長が出馬される市長選というのは、大変大きな意味を持った市長選挙になるだろうと思いますし、当然対抗馬として出る方は、この信樽線についての態度表明をして、このことでの市長選挙が行われるんだろうなと、そんなことをきのうの市長答弁を聞いて感じました。  そういう意味で…… 57 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員に申し上げます。今、一般質問は市の一般事務についての質問でございます。そして、55条、発言はすべて簡明にするものというふうに会議規則で記述されております。その点を配慮して御質問をお願いいたします。  質問を継続してください。 58 ◯4番(小山広明君) 今、議長が言われた時間だけはカットしておいてくださいね。  そういうことで、私は維持管理を主体に今後私たちの泉南市の行政運営はしていくことが必要だと、そういう意味を申し上げたわけであります。  そして、もう1つは、生活文化を生かしたまちづくりということであります。  公共施設というのは、何も文字どおり市がつくる建物だけが公共施設では私はないと思います。公共的な意味を持ったものという意味からは、私は個人の家、住宅というのも、ある意味で公の意味を持っておると思います。  私が住む団地においても、夏のラジオ体操のときには、夏休みですから子供のためのラジオ体操でありますけれども、出ているのはもうほとんど60歳を過ぎた老夫婦とか、それからひとり暮らしの人が公園に集まって体操をしている状態です。  そういう人たちが住んでいる家は、当然子供を育てる中で建ててきた家でありますから、多くの間取りを持っておるわけであります。こういうところが周囲、付近の人々が集まる場になることによって、公共的な意味を持ってくる。そういうところに市町村も一定の援助をしていくことによって、公民館や老人集会所ということだけではなしに、本当に個人の家が公共的な場として、スペースとして出されていくことによって、地域の様相が一変するのではないかと、そういう発想も私は大事だろうと思います。  また、古い町並みを歩きますと、本当にこれは生活のための施設というよりも、芸術品、文化的な遺産だなということを感じます。本当に私たちの文化というのは、文化のための文化ではなしに、生活のために使ってきた、つくってきた、そういうことが時代を経れば文化的な意味を持ってくる。  私は、昨年の厚生消防常任委員会で視察をさせていただきました。そのときに、あの昭和30年代の町並みをつくって、それまでゼロであった地域外からの人の流入が何十万という形で市民が訪れている。それは、単に30年前の状況をそのまちにつくり出した。商店街も30年前の商店街に模様がえをした。そのことで、その町が何か人間に魅力あるまちに生まれ変わった現実を見せていただきました。  そのように、私たちの生活というのは歴史の中にあるわけでありますから、時間がたてば、それはそれなりに文化的な意味を持ってくる、そういうように思います。そういう意味で、これからは、私たちの生活施設がとうとい文化施設として生まれ変わってくる。そのことに行政は、やはり注目をして支援をしていく必要があろうかと思います。  最後に、平和の問題であります。  地方自治体の平和となりますと、地方自治体が軍隊を持つことはできません。戦争になれば、一方的に攻撃をされるような状況に追い込まれます。そのことに注目をして、1972年にジュネーブで無防備地域宣言という国際条約が協定されたわけであります。最近、日本もこの無防備地域宣言のジュネーブ条約に署名をしたわけであります。  つまり、この国際条約の趣旨は、無防備な市民をいかなる戦争があっても攻撃の対象にしてはならない、こういう理念であります。だから、初めの案では国を主体とした条約づくりでありましたが、議論の結果、適当な当局がという国ではない、いわゆる適当な当局が無防備であることを宣言すれば、世界じゅうの平和を愛する国々がその地域に対する戦争攻撃をさせない。もし攻撃をするようなことがあれば、それは戦争犯罪であるということを明確に明文化をした国際条約ができ上がっております。  このことに私たちは注目をして、日本で初めてこの地に無防備地域宣言の条約を基本とした平和条例をつくって、世界じゅうの平和のために、この泉南市がいかなる戦争にも協力しないというまちを宣言する、このことが私はこれからの泉南市のまちづくりの重要な課題であろうかと思います。  以上、6点にわたって、まちづくりについての私の提案をさしていただきました。そういうことで、向井市長におかれては、この60歳からの人、いわゆる定年退職した人を基本に市の職員とするという私の提案について、法律の中での云々の話ではなしに、今市民から、市の状況から考えて、こういう提案についてどのような意見を持たれるかを答弁をいただきたいと思います。  大変長くなりましたけれども、私の質問にさしていただきます。よろしくお願いします。(東重弘君「議長、議事進行」と呼ぶ) 59 ◯議長(北出寧啓君) 改めて小山議員に申し上げます。  一般質問は、市の一般事務について議長の許可を得て質問するものであります。すばらしい演説ではありますが、質疑ということには、課題外にわたり、その範囲を大幅に超えております。以降、質疑に関しては御注意願います。  ただいまの小山議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。(「議事進行が出ている」の声あり) 60 ◯議長(北出寧啓君) 東議員。 61 ◯12番(東 重弘君) 私は、議運の委員長といたしまして、ここは質疑──本人は提案と言うんですから、答弁を求める必要はない、私はそのように思います。 62 ◯議長(北出寧啓君) 先ほど注意さしていただいたように、大幅に課題外にわたり、その範囲を超えている、あるいは自分の意見ということが多分に含まれております。その辺については注意を申し上げますが、その中に一定の質疑事項が含まれていますので、それは認めます。  ただいまの小山議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 63 ◯市長(向井通彦君) 唯一質問というのは、1番目の定年後の人の雇用ということだったというふうに思います。この点については、お答えを申し上げたいと思います。  我が国における人口構造の高齢化は極めて急速に進んでおりまして、国民生活に広範な影響を及ぼしております。今後、昭和22年から24年に生まれた、いわゆる団塊の世代を初めとする戦後生まれの人口規模の大きな世代が高齢期を迎え、我が国は本格的な高齢社会に移行することになります。  小山議員の御質問は、この団塊の世代を中心とする方々のこれまで培ってきた知識や経験を生かすために、公務において雇用することができないかという提案ではないかと思いますが、現行制度においてはなかなか難しい点がございます。現行の職員の60歳という定年制度におきましては、民間の方が60歳を超えて定年を迎えた場合、職員として雇用することはできないというのが現状でございます。  ただし、今後の行政の施策を進めるに当たりましては、できるだけいろんな知識、経験を持った方々、あるいは市の役割の一端を担っていただくいわゆる市民との協働という部分につきましては、その方々の力をかるということはあるということでございます。  ただ、その場合も、やはり個人ではなかなか難しいというふうに思います。例えば、NPOをつくっていただくとか、あるいは一定の団体を構成をしていただくとか、あるいはボランティアとしてさまざまな形で協力をいただくとか、そういう形では大いにそういう方々の力をかりるということは、我々としても当然あり得るというふうに思っております。  制度上はなかなか難しいわけでございますけれども、そういう方々というのは、非常に貴重な技術や経験や、そして今まで培ってこられた長年のノウハウをお持ちの方もいらっしゃるわけでございますので、そういう一定の条件のもとで協力をいただくということはあり得るというふうに思いますし、現在でもさまざまな形で協力をいただいているところでございます。 64 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 65 ◯4番(小山広明君) 技術や経験、ノウハウがあると、私はそういうことだけではなしに、一番大事なのは、思い、感性ですよね。そういう市民の気持ちがわかるということが、行政運営をする上において一番基本ではないかなと思うんですね。  そういう点では、私はそういう一切、一切と言ったらおかしいけども、公務員という経験がない。私も議会傍聴をいろいろ呼びかけておりますが、なかなか傍聴にも来る、そういう公というとこに余り興味が、そういう形で目に見えない中で、しかし、そういう人たちのために市は運営していらっしゃるわけですね。そういう点では、そういう一定というんか、社会の中で経験をした方を今度は第2の人生として、自分たちがおったそういう立場のために今度は自分が働くということは、大変私は夢のある行政のあり方ではないかなということで提案したんですよ。  もちろん、制度の限界はあります。しかし、やはりそういう形で、今までは50歳代の平均寿命が80歳を超えるというところになったときに、これを大きな要因として私は社会を組みかえる必要があるんじゃないか。  そういうことで、6点の具体的なことについても、そういう視点から問題提起をさしていただいたので、市長、この制度の矛盾がもし、これから制度の──制度というんか、具体的には法律ですよね。法律は私たちもこれを変えていけるわけです、人間がつくったものですから。もし、これから新しくそういうものに合わした法律をつくっていくということを前提にすれば、この60歳からの方を市の職員として採用していくというような考え方なり、そういうことはやはり必要だと私は思うんですが、それは市長、必要かどうかについてちょっとお答えいただけますか。 66 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 67 ◯市長(向井通彦君) 法律改正ということになりますと、まず定年制、いわゆる60歳定年がこの長寿社会において果たしていいのかという議論にまずなるんではないかというふうに思います。いわゆる定年制延長という問題だというふうに思います。  そうなりますと、現在の市の職員においても、もしその定年制延長がなされれば60歳を超えて働くことができると、こういうふうになるわけでございます。  したがって、一足飛びに、それは60歳にして、一般の60歳を超えた方々を職員として採用できるようなシステムというのは、なかなかできにくいというふうに思います。  したがって、おっしゃる意味は、仮に法律が変えられてシステム的にできればどうなのかということだというふうに思いますが、それは貴重なそういう方々を活用──活用と言うと失礼かもわかりませんが、御協力をいただくということは、場面によってはあり得る話かなというふうには考えますが、まずその基本となります、やっぱり一定、我々法律の中で動いているわけでございますんで、それが1つの今の縛りになっているということでございますので、御理解いただきたいと思います。 68 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 69 ◯4番(小山広明君) それは壇上でも私、申し上げさしていただいたんですが、法律の中で動いているという立場で、私は今の社会状況、社会のいろんな問題にこたえていけないんじゃないかなということなんですよ。  法律も実際、事実が先に進んで、後追い的に法律をつくっていくわけですね、何でも。それはそうでしょう。そういう意味では、今の時代をどう認識しておるかということから、私はどういう市のまちづくりなり市の職員の体制がどうあるべきかということをやっぱり考えることが必要だということで、私は自分の考えも言いながら市長に質問しとるわけですよ。  市長も、もう60歳過ぎていらっしゃるでしょう。まだまだ元気でしょう。だから、公務員としても、もっとハードなお仕事を今されておるわけですから、そういう意味で一般的に今まで公務員経験のない人がそういう市役所の仕事ができるようになったら、すごくいいと思いますよ。  一般の企業は、余り中心的な業務に60歳過ぎてはなかなか採用しない。60過ぎてじゃなしに、もう50歳であってもなかなか仕事はないでしょう。そういう意味で私は、役所というものがそういう民でできないことをむしろやることによって、私は役割があるんではないかなと思うんですよ。  例えば山間部、もう産業としてはほとんどないでしょう。しかし、課題でしょう。山間部に手を入れて、ちゃんと間伐もして光が下に入るようにしないと山も維持できないということで、それは大きな意味で洪水の原因や社会の一酸化炭素の問題とか、いろんな問題がある。しかし、そこには何の人間の手も加えられてないわけですね。  そういうところにむしろ、市の公務員の優秀な方に林業の中に入ってやっていただくと。それは大きな、回り回れば社会的にも大変意義のあることになるわけですからね。それは今の産業はできないわけですから。  そういう意味で、こう道筋ができてくれば、また金もうけができるようになったら入ってきますよ。今の指定管理者制度じゃないけどね。そういう道筋を公務員としてつけるために、今の山の持ち主と協力しながら公務員がそこで働けば、私はすごく生き生きしてくると思いますよ。そういう意味では、私は今の世の中を変えるためには、やっぱりそういう視点が必要じゃないかなと。  基本は、私は壇上で言いましたけど、やっぱり速く大きくの時代じゃないですよね。しかし、今、産業界はまだ速く大きくですよ、何か言いながらでも。しかし、それが行き詰まることは当たり前です、そういうあり方はね。  例えばイオンモールが、電気が24時ぐらいまで明々とついている。あんな時代はずっと続くはずないでしょう。もうエネルギーも枯渇してきとるし、いろんなことがあるのに、夜でもあれだけの電気をつけたら。あれは、ある程度の人が入って成り立つシステムですよ。  一方では、砂川の駅前にげた屋さんがありますよ。あのげた屋さんは、江戸時代からあるんじゃないかなというような店ですよ。お店の方に聞きました。何でつぶれないんですか、と私あからさまに聞きましたよ。そしたら、大きくしないことですわと言ったんです。これはなかなか妙でしょう。あの産業は、あのお店はずっと、僕はイオンよりも長く続くと思いますよ。  樽井の駅近くにあるコーヒー屋さん。コーヒーしか売ってないですよ。40年やってる、40年。本当にそこもイオンモールとは全然違うやり方ですよ。そういうことを役所はもう少し時代の状況を見て、今合わないけども、将来を見越してやるそういう哲学、見通しということが私は今の行政に求められておると思うんです。  そういう意味では、まだまだ寿命は伸びますよ。医療技術も進みますからね。そういう人たちに社会の中心にかかわってもらう。そういう人たちは、お金を欲しいんじゃない。もう年とっとるんだからね。いかに有意義な仕事がしたいかということのあることはわかるわけですから…… 70 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員に申し上げます。再度申し上げます。一般質問は市の一般事務についてでございます。そして、発言については、55条に定義されておるように、すべて簡明なものということでお願いいたします。 71 ◯4番(小山広明君) あのね、僕らはこの市のあり方、これからどうしようかというときに、そんなことで議論が制約されるんですか。我々は、これからの市のあり方をどうするかというときに、未来ということを考えて議論をしとるのに、何でそんな狭く、あなたはそういう議論を狭めるんですか。  ほか何ぼでもありますよ。僕だけ何で言うんですか。1つの例出しましょうか、言わなかったことで。何ぼでも言うてる。この東さんでも、物すごいそれは広い議論してますよ。僕は東さんの議論に1回も口挟んだことないよ。そんなもの、議員がどんな発言をするか、持ち時間の中で自由にやるのは当たり前じゃないですか。 72 ◯議長(北出寧啓君) 議員は、質疑に当たっては自己の意見を述べることができないということが基本原則であります。 73 ◯4番(小山広明君) じゃ、どこで述べるのよ、我々政治家が。あなた、述べてませんか。 74 ◯議長(北出寧啓君) 一定の範囲は認めますが、基本的に一般事務に関する質疑を簡明にして行ってください。よろしくお願いします。 75 ◯4番(小山広明君) だから──質問したことを忘れるじゃないか。そんな、よほどのことがなければ、60分という議員が認められたとこで政治家として議論することについて、そんな指揮をするもんじゃないですよ。あんたの議論だって、相当の幅になってますよ。 76 ◯議長(北出寧啓君) 質問を継続してください。 77 ◯4番(小山広明君) 何てこと言うんですか。自殺行為なことやめてくださいよ。 78 ◯議長(北出寧啓君) 質問を継続してください。(小山広明君「したがな。もう一遍、じゃ」と呼ぶ) 79 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 80 ◯4番(小山広明君) それはちょっと、まあいいですけどね、この議論。だから、議員が意見を述べることができないなんてことを文字どおり指揮するなんていうことは、前代未聞ですよ。我々はこの場しかないんですよ、公の場としては。そこで議員が意見を述べることができないんだという指揮をした議長は初めてですよ。  時代がそういう形で変わってきとるわけですから、60歳以上の人をどこの社会できちっと中心の位置づけとして位置づけるかというのは、行政の大きな課題ですよ。  産業界というのは、まあ突き詰めて言えば、お金もうけしないとつぶれるわけですから、そんな悠長なこと言っておれません、未来のことはね。きょう、あしたのことを考えないかんのは当たり前じゃないですか。  しかし、行政というのは、きょう、あしたのことじゃなしに、未来のことに立って、社会でできないことをやっていくというのは当たり前でしょう。これは認めるでしょう。これはどうですか。 81 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 82 ◯市長(向井通彦君) いいことをおっしゃったと思いますが、行政というのは、きょう、あしたのこともやらなきゃなりませんが、10年、20年、30年先のこともやっていかなければいけません。そのとおりでございます。  それから、高齢者の問題ですけれども、今は定年60歳と、こういうふうになっておりますが、中長期的に見れば、日本の人口が減ってきて、少子・高齢化で生産労働人口というのが減ってくるというのもこれは確実なんですね。そうなってきますと、やはりそれに対応する時代が来るんではないかというふうに思います。  ですから、それは今ではありませんけれども、中長期に見れば、そういう一般的に60歳までの方を生産労働人口と言っておりますけれども、それをもう一度見直す時代というのは来るかもわかりません。それは私も中長期的にはそういうふうには感じております。 83 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 84 ◯4番(小山広明君) 対応する時代が来るのではないかということで、市長のある意味では未来観をそこでお述べになったわけですから、私は大事な視点だと思います。  労働人口を見直す時代と。労働人口と言うときに、何の労働人口かということがあるんですよ。役所というのは、そういう意味で労働人口と位置づけれるかどうか。若干違いますね。それは産業がグローバル化して世界の競争の中でやるときに、いかにコストを安くつくるかということは、当然彼らの命題ですよ。  役所は、そういうことにストレートにはいかないでしょう。役所というのは、どんどんお年をとってくれば、体の機能も若い人ほどは機能が保てませんよね。そういうものにフォローしていく。先ほども議員の方から作文を読まれましたけど、生きていることが大きな価値なんだという、そういう全然産業界とは違う価値観ですよ、人間に対する。  どんな人でも、生産に大きく寄与しようが、全く生産に寄与しまいが、命の重さというのは変わらないでしょう。そういうことにこたえていく行政は、そういう今市長が述べられた時代の見方だけでは語り切れない。  本当にこれから、そういうどんどん、どんどんグローバル化して生産至上主義になっていく中で、対極に出てくる人間の命というものに真正面にこたえる行政がこれからどんどん問われてくると私は思うんですが、市長はそういう労働人口が見直されてくるというその中身について、私は今そう思うんですよ。全然違うと思うんですね。そういうものがますます要求されてくると思うのですが、市長のそういうことも視点に入れた見方というもの、考え方をお示しいただきたいと思います。 85 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 86 ◯市長(向井通彦君) さっき言いました団塊の世代が定年を迎えますいわゆる2007年問題というのは、我々地方自治体にとりましても、また民間の企業にとりましても、大変大きな問題でございまして、特に民間企業におかれましても、長年のそういう知識、経験あるいは技術を持った方々が多く退職されるということで、これらの技術の伝承ということがだれに継承していくのかというのが大きな問題になっておりまして、企業におかれても、この2007年問題に対応するさまざまな考え方を今検討されておられます。  一方、我々公務員の方は、1つの一定の業務というのが限定されておりまして、我々のやるべき仕事というのは法律なり、あるいは条例なり、そういうもので決められているわけでございまして、これは入庁以来、その職員の皆さんがそれぞれの部署を担当することによってしっかりと会得をされて、そして先輩から引き継いでできる体制というものは整っているというふうに思っております。したがって、2007年問題についても、一時にというのはありますけれども、これはクリアしていけるというふうに考えております。  それから、一方で、先ほども言いましたように、定年になられた方々あるいは早期におやめになった方々が活躍する場として、我々としては、先ほど言いました、これからできるだけ市民の皆さんとの協働という部分がありますので、なかなか個人と役所ということは非常に難しゅうございますけれども、1つの団体なり、あるいはNPOなり、あるいは指定管理者としての体制を整えていただくとか、そういう中で活躍の場というものはあるというふうに思います。  したがって、正規の職員として採用することはできませんけれども、いわゆる行政のパートナーとしての役割というのは、果たしていただけるんではないかというふうに思っております。 87 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 88 ◯4番(小山広明君) ちょっと気になる言葉があるんですが、個人としては対応できないけどという表現。憲法を市長も御存じだと思うんですが、日本の憲法というのは、個人をとうとぶという、個人を基盤に置いてますね。私、そういう認識ですが、違いますか。憲法というのは、個人としてとうとばれると。  だから、そういう個人というものを基盤に日本の憲法はでき上がり、その憲法をもとに法律や制度がつくられると、私はそう思っとるんですが、あなたの言われる、個人としては難しいと言ってるのは、あなたの考え方なんですか。憲法からいってそう言っておるのか、どっちなんですか。 89 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 90 ◯市長(向井通彦君) これは、今回の指定管理者制度でもそうなっておりますし、行政と全くの一個人といろんな業務の一端を担っていただくというのは非常に難しい。したがって、一定の団体なり、あるいは法人格を有していただくなり、指定管理者制度ならば、それを受けることのできる、いわゆる耐え得るような組織といいますか、そういうものが必要になってくると、そういう意味でございます。 91 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 92 ◯4番(小山広明君) その辺も私は、今は憲法との関係で市長は言われておりませんでしたが、やはり家庭菜園なんかを見ると、物すごい生き生きしてますよ、みんな自分でつくられて。これは自分が個人で責任を持って家庭菜園なんかやって、ある意味では農業に大きな、活性化しとると思うんですね、地域にもね。  だから、そういう点では、そういう組織となると、何か責任がぼやけて、やっぱり公のことだったらということで若干意識が変わってくるんですが、個人というものをもっと大事にして、社会参加の場合でも個人をきちっと位置づけていくということも、私はやはりこれまでのあり方を見直す意味でも私は必要なんじゃないかなと思うんですね。ちゃんと個人の顔の見えるようにしていくと。  個人というのは、単なる文字どおり個人じゃなしに、やっぱり公性を持っておるわけですから。どんな人たちも1人では生きてないわけでしょう。しかし、具体的には個人というところで生きているわけですよ。それは、いろんな人の力なり、愛情なり、関心なりをいろいろ集めながら、世界のどこにもない私として、市長も私もみんな生きとるんですよ。全部個人を生きとるんですよ。  しかし、その個人というのは、公性を当然そこに持っておるわけですね。そういう意味ではやはり、個人というものを単なる個人というんではなしに、常に個人という具体的なところに公性というものが含まれておると、そういう位置づけをしないと、私はやっぱりだめだと思うんですね。  例えば、日本の主食を一番守ってきた農業というのは、個人によって継承されてきとるんですよ。それが今、いろいろ問題になって、法人化する問題もありますけども、じゃ法人化したら本当に日本の主食が守れるのかという不安がやはり歴史の中にあって、個人を単位に日本の基幹産業である農業は守られてきとるんですよ、日本全体からいえば。  そういう点では、もう一度企業においても、株式会社でも、実質的には日本の場合は、松下電器なんかにしても、そういう個人のパーソナリティーというんですか、個性がやはり企業というものにきちっと出ておる。日本の大企業というのは、大体そういう組織的にみんなで渡ればみたいなんじゃなしに、創業者によって大きく発展をしてきている面があると。  だから、そういう意味では、組織でないといけないということで無理やり組織化しとるけども、実際的には個人というものが責任を持つような体制こそが私は大事であろうと思うんです。  だから、我々もよく勉強していてもわからないんですが、個人主義ということを否定的に見る見方もあるんですが、個人主義というのは、そういう全く自分勝手の主義じゃないんですよね。そういう意味では、私はもっと行政運営の中でも、個人というものにやはりきちっと位置づけをした対応が必要なんじゃないかなと思います。 93 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員に申し上げます。地方公共団体の組織及び運営に係る問題と個人の問題及びその解釈とは区別して質疑を行ってください。 94 ◯4番(小山広明君) もうええやん。あんたの質問のときゆっくりやってくれたらええ。私は1時間の中で政治家として語っとるんだから。何を言っとるんですか。ほんとにもう、だれにもしたことないようなことやっとんね、あんた。まあええわ、それはな。  そういうことで、世の中を大きく変えていくときには、やっぱり大胆な違うところからの私のような意見も参考にしていただくのは、別にそんな悪いことじゃないと思うんでね、だれかにどこかへ危害を加えるわけじゃないんだから。そういうことで、もっと柔軟に対応していただきたいと思いますよ、もう7分で終わるんだから。  だから、そういうことで、個人について私はそのように懸念をいたします。  この生活施設を生かす、公共的なものに生かすという私の発想なんですが、築三、四十年の家でもそういうことなんですが、もっと古い家も、中に住んでおられる方は1人とか2人ということで、見るからに、昔はもっとゆったりした時代の流れでしたから、個人的な建物にしても十分文化的な価値を持っておるわけですね。  そういうものをもう少し、個人だから、それは公共でないんだからというので、朽ちるに任せるようなあり方ではなしに、もっと周りの公共の施設として役立てるようなことをしていけば、泉南は無数にそういう生活文化施設がいっぱいあると私は思うんですが、そういう独特の位置づけ方、個人の資産に対する位置づけ方ということを私はすることが必要だと思うんですが、市長はそういう面では何か考え、発想はないですか。 95 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 96 ◯市長(向井通彦君) 歴史的建造物については、御承知のように、例えば新家の山田家なんかは登録文化財に指定されておりますし、開放もしていただいております。  そしてまた、市民団体で山田家の保存と活用を促進されておられる団体もできておりまして、非常に多くの方々がお越しいただいて、文化的なそういうイベントなり、あるいは中を見せていただくというようなこともやっております。  この間の熊野街道ウオークでは、本陣さんも中を開放していただいて、多くの方々にごらんいただいたりしておりますし、それから樽井にあります昔の紡績工場のレンガづくりのところも、赤レンガRuiという形でいろんな文化的なイベントを開催をしていただいております。  そういう方々は、その所有されておられる方々の御好意によって、広く市民の皆さん、あるいは観光的にも開放をしていただいております。  したがいまして、そういうところはほかもまだあるというふうに思います。今年度と来年度にかけまして、教育委員会の方でそういう歴史的な文化なり遺産なり、そういうものの調査をやっております。これらの調査を踏まえて、市としてそういう中で保存なり、あるいは活用なりということも考えていく必要があるというふうに思っております。  したがいまして、私どもも今、全市的にそういうさまざまな調査をかけておりますので、それによって今後そういう貴重な建物なり遺産ですね、こういうものを活用あるいは保存していく予定にいたしております。 97 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 98 ◯4番(小山広明君) 中断した時間はどれぐらい配慮していただいとるんですか。5分。──全然配慮しないの。しないの。まあいいわ。  もちろん、山田家は庄屋さん、その辺一帯を──庄屋さんがあるということは、庄屋さんを支えとる側もあるわけですよ、当然。歴史というのはトータルですからね。だから、そういう庄屋さんを支えた小作したりいろいろしとった人、そこで働いとる人はいろいろいらっしゃると思うね。そういうものを含めてやっぱり文化ですよ。  そういう文化、今まではそういう日の当たるというんか、中心文化やったと思うけども、もうちょっと底辺文化、生活文化ということを、我々の子供たちが歴史を学ぶについてもやっぱりやっていく必要があるんではないかなと私は思います。  維持管理の方でも、維持管理行政主体にすべきだと思うんですね。これは補助金があるからやる事業を今までやってきたと思う。補助金はくれたように思う。くれたといったって、これは国の金、市民、国民の金ですからね。今度の55%についても、我々自分の出した税金ですよね。  そういう点では、今この信樽線というのをとめるというのは、議会が一たん債務負担行為をしたこともあって困難ということはよくわかります。しかし、逆にそういうとめることが困難なものをとめることによって、象徴的にこれからの行政の運営のあり方を維持管理主体にしていくと。新規の新しいものはつくらないということをこの段階で決断をするという意味があると私は思うので、市長、やっぱり市長はそれを進めるという考え方を今はお持ちなんですが、もし市民が、いやこれはとめるべきだと言えば、それはそれで市民の見識だと、そのような理解はされますか。 99 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 100 ◯市長(向井通彦君) 都市計画道路につきましては、市民の代表の方、議会の代表の方も入っていただいた審議会がありまして、そこで道路であれば道路、公園なら公園、下水道なら下水道といういわゆる都市施設について、都市計画決定をしてそれを進めるということが認められているわけでございます。  したがって、それは泉南市にとりまして、現在においても、あるいは将来においても非常に大切な都市施設でありますから、これは進めていくということでございます。本市の場合、都市計画道路であと残っているのは、信達樽井と、それから砂川樫井の残りと、それから市場岡田の残っている部分、それがもうほとんどすべてだと思います、市の都計道路としてはね。ですから、これは今3路線とも事業をやっておりますので、着実に進捗をさして、できるだけ早期に完成させる。これは都市基盤でございますんで、そういう考えでおります。 101 ◯議長(北出寧啓君) 小山議員。 102 ◯4番(小山広明君) 議長、今、僕、質問したことにはきちっと答えてないですよ。それぐらいの指揮はしてくださいよ。僕は、それは市民の見識と認めるかと聞いとるわけやから、認めるとか認めないのが答弁でしょう。  信樽線の必要性をここで述べてどうするんですか、これ。これはわかってるじゃないですか。だから、僕にそういう指揮をしたんであれば、市長にもちゃんと的確に答弁するように指揮してくださいよ。一遍さしてください、そんなもの。 103 ◯議長(北出寧啓君) 以上で小山議員の質問を終結いたします。  午後1時15分まで休憩いたします。       午後0時 2分 休憩       午後1時16分 再開 104 ◯議長(北出寧啓君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、9番 松本雪美議員の質問を許可いたします。松本議員。 105 ◯9番(松本雪美君) 皆さんこんにちは。松本雪美です。2005年12月議会において質問をします。  きょう12月14日で憲法違反の自衛隊のイラク派兵の期限が切れ、あすからはまた新たな1年間の派兵延長ということであります。イラクでは、毎日のようにテロ行為が繰り返されて、命を守れる保証はありません。こんな危険なイラクへの自衛隊派兵は今すぐ中止をと、まず最初に求めて質問に入ります。  さて、自民党は、結成50周年の党大会で新憲法草案を採択しました。これは戦後60年間、平和を願い努力してきた日本国民はもとより、二度と戦争はしないと誓ったアジアと世界の諸国民への約束を投げ捨てるものであり、新憲法草案に強い憤りと怒りでいっぱいであります。私は、この時期に世界じゅうの人たちは日本国憲法をどのように見ているのかを多くの皆さんに伝えたいと思います。  2005年7月、世界の118カ国のNGO諸団体が参加して行われたGPPAC、武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップの国際会議が採択した「世界行動宣言」では、日本国憲法はアジア太平洋の地域全体の集団的安全保障の土台となってきた。日本国憲法9条を平和の土台として高く評価をしています、こう言っています。  これに先立って2月に採択されたGPPAC東北アジア行動宣言でも、9条の原則は普遍的価値を有するものと認知されるべきものであって、東北アジアの平和の基盤として活用されるべき、と述べています。  また、2005年6月、パリでの国際民主法律家協会の第16回大会が採択した決議では、人類の戦争のない21世紀をつくることへの悲願はまさに第9条にあらわされ、法的な原理に支えられている。人類に与えられた小さな包みに入った贈り物であり、その宝物を壊してはならないと、こうあります。  2004年7月、アメリカの平和のための退役軍人会が採択した決議では、危機に瀕している日本国憲法第9条を支持します、とあり、親愛なる日本の友人の皆さん、日本国憲法9条は、戦争による支配を法の支配に置きかえる地上の生きた模範である、私たちはあなた方の考えを共有します、と述べました。  このように、日本国憲法9条が単に平和的進路にとって重要な意義を持つにとどまらず、世界と地域の平和秩序をつくる上で土台、基盤、法的な原理など、普遍的な価値を持つものであることが共通して述べられているのであります。  そして、アメリカを中心とする軍事同盟体制が世界でもアジアでも、多くが解体、機能不全、弱体化し、それにかわり仮想敵国を持たない平和の地域共同体が広がっていることも見逃せません。  戦後、日本国民は二度と戦争する国にならないようにと、交戦権を認めない不戦の誓いで戦争を放棄し、軍備の禁止で恒久平和主義を極限にまで進め、世界に先駆けた平和への道、戦争のない世界への先駆になろうという決意をし、1947年、日本国憲法が制定されたのでした。  このことは、5,000万人もの人命を奪った第2次世界大戦の結果を見ても、国際紛争の解決のために武力を使うことを選択肢にするべきではないという教訓であったはずであります。そして、日本国憲法第9条を守ろうと日本国じゅうで現在3,614もの9条の会ができて、1カ月に100を超えてふえていっています。  私は、このような世界の動きや日本国じゅうの多くの人たちが憲法9条をこれほどまでに大切に思っていることを、ここにおられる皆さんにも、すべての市民の皆さんにも伝え、憲法9条を守る立場から質問したいと思います。  前議会では、市長は、9条第1項の戦争放棄は世界に類を見ない平和主義の象徴であると認識し、守っていきたいと答えられました。それでは、9条2項である「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」、自民党新憲法草案からはこの2項は削除されております。この9条2項についてどのようにお考えでしょうか。  その2は、平和のメッセージを明記したモニュメントを設置することを望みますが、いかがでしょうか。  大綱2点目は、公園の維持管理についてです。  その1は、24億円もかけた農業公園の今後の管理運営については、投資したお金が生かされるような対策を講じるべきと思いますが、どうお考えでしょうか。  その2は、市内都市公園を含む公園やちびっこ広場など、維持管理は十分できていない。荒れ放題になった公園を見ると胸が痛みます。私のもとには、俵池公園、砂川奇勝公園、りんくう南浜公園と、いつも住民から苦情が聞こえてくる。樹木も枝払いなどの剪定が必要、遊具や便所なども傷んでいるところは修繕する、維持管理に必要な予算措置をして十分に公園管理をしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。  大綱3点目は、子供たちを取り巻く環境としてであります。  その1は、学校図書館の問題です。  平成13年、子どもの読書活動の推進に関する法律が施行され、それを受けて大阪府子ども読書活動推進計画が15年に策定されております。大人たちの連携を通してすべての子供たちが本を読む喜びを味わい、感情豊かに育つ読書環境をつくることを目指すというものであります。  これを受けて熊取町では、16年には熊取町子ども読書活動推進計画が策定されています。乳幼児から児童・生徒に至るまで、すべての子供がそれぞれの発達段階に応じた豊かな読書体験ができ、本を通して子供の心が育つように環境整備をするとしています。  平成7年から13年まで、年次ごとに学校図書館に司書を配置し、平成20年までの年次計画を立てています。教育文化を大切にするまちがすぐ隣にあり、泉南市との格差がますます広がるばかりであります。子育ては熊取町で、というちまたの声も聞こえてきます。  将来、泉南市を背負って立つ子供たちを立派に育てていく教育行政に必要な予算をつけるべきではないでしょうか。熊取町や阪南市でできている学校図書館への司書の配置をなぜ泉南市は実施できないのか、お尋ねします。  その2は、子供たちの安全対策です。  小学生の痛ましい事件が続いていますが、泉南市では、防犯面でも交通事故などの安全対策でも、不幸な事故を未然に防ぐために努力してほしいと思います。まちを明るくする防犯灯、水銀灯の設置の本数をふやすこと、生活道路への車両の進入で事故発生を食いとめるための対策についてお答えください。  大綱4点目は、農業振興について。  泉南市でとれた野菜を泉南市で消費してもらう地産地消の推進のためにも、学校給食に必要な野菜を地元農家が育てたものを使うということについて本格的に取り組んでください。農業委員会からも強い要望が出ていますが、いかがですか。  大綱5点目は、ごみ処理問題です。  焼却するごみの量を減らすため、分別収集も徹底され、段ボールなど紙類の収集も始まっています。焼却すべきごみの量は横ばい状態。ただ、泉南清掃事務組合に持ち込まれる事業所系のごみがふえ続けていることは、改善の必要があると思います。  16年度の決算で見ても、1人当たりのごみ処理費と1人当たりの収集経費の合計額は、府下31市中で泉南市のレベルでは安い方から見て9番目になっています。このことは、収集部門においても退職者不補充でNPO委託がされているなど、清掃課のこれまでの努力の跡が見えてきます。この現状を見たとき、今民営化を持ち出すのには問題があると思います。  また、現在、有料化の方針も打ち出されていますが、これについても、もうちょっと慎重な対応が必要だと思います。有料化に伴う事務処理に思わぬ手間や費用がかかること、不法投棄もふえることは間違いないし、これでごみの量が減る保証がどこにあるのでしょうか。民営化や有料化で本当に財政支出を減額できるのか、もっと専門的に研究するべきではないでしょうか。  今必要なことは、今のままでも真のむだを見つけ出すこと、そして、他市ではもっと安くついている市もあることですから、研究の余地は残されていると思います。有料化や民営化は時期尚早と思います。  以上、質問させていただきます。あと、答弁によっては議席からまた質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 106 ◯議長(北出寧啓君) ただいまの松本議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 107 ◯市長(向井通彦君) 私の方から、1点目の平和問題、憲法9条に対する考え方について御答弁申し上げます。  今回の新憲法草案によりますと、改正の前文といたしましては、「日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する」という書き出しになっております。当然、従来からの国民主権、自由主義、基本的人権の尊重等については、平和主義はうたわれておるわけでございます。  御指摘のありました憲法9条でありますけれども、1項と2項に分かれております。1項については、以前にも御答弁申し上げましたように、いわゆる平和主義というものでございまして、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」ということになっておりまして、ほぼ現在の憲法と同等、同じような内容になっております。  これについては、草案においてもそのとおり守られるというふうに思っておりまして、私としても、この平和主義ということをやはりきちっと守っていく必要があるということを前々から申し上げておったところでございます。  第2項でありますけれども、従前は「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」というものでありましたけれども、今回は9条の2ということで、「わが国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮権者とする自衛軍を保持する」。以下、細かいことが書かれております。  今までのこの改正案の1次案、2次案、草案と、その都度表現が変更されているというのはこの9条についてでございまして、内外を含めて注目度も高く、さまざまな考えがあるということでございます。  私といたしましては、戦争放棄というような極めて重要な部分につきましては、人類の願いでもあり、世界に類を見ない平和主義の象徴であると認識をいたしております。  憲法改正については、今後いろいろな場で議論、検討がなされるものというふうに思います。国会においては3分の2以上の賛成がないといけないということ、さらには国民投票による直接の判断というものが今後の過程で出てくるわけでございます。  私といたしましては、世界の恒久平和を実現するためにも、この9条問題というのは非常に重く受けとめておりますし、平和主義の趣旨はしっかりと守っていく必要があるというふうに考えております。 108 ◯議長(北出寧啓君) 橘人権推進部長。 109 ◯人権推進部長(橘 正三君) 平和のモニュメントづくりにつきまして御答弁申し上げます。  我が国は、第2次世界大戦における被爆国として、広島、長崎に悲惨な記憶を持っております。これらの反省を踏まえ、日本国憲法は恒久平和主義の理念を掲げ、再び戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意を内外に示した経過がございます。戦争の悲惨さ、愚かさは決して忘れてはならないものでございますが、戦後60年が経過し、あの痛ましい戦争の記憶の風化が進んできているのも事実でございます。  このような状況のもと、本市におきましては、1984年に非核平和都市宣言を行い、また本庁並びに文化ホールに非核平和都市宣言のモニュメントを設置しておるところでございます。  それと、世界の恒久平和の実現に向け、日々積極的な努力を本市といたしましても行っておるところでございます。ことしも8月を非核平和月間と定め、この機会に改めて市民の皆様に戦争の悲惨さと愚かさを思い起こしていただき、平和のとうとさについて考えていただく機会といたしました。  また、戦争は、その悲惨さばかりでなく、最大・最悪の人権侵害を引き起します。人類が世界じゅうの核兵器を廃絶し、恒久平和を実現するためには、私たち1人1人が戦争の悲惨さ、愚かさ、平和のとうとさを認識した上で、個々を尊重し、互いの人権を認め合う意識をはぐくんでいかなければならないと考えております。そのためにも、人権・平和施策の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。  また、その中で、平和のモニュメントづくりにつきましても研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 110 ◯議長(北出寧啓君) 馬場都市整備部長。 111 ◯都市整備部長(馬場定夫君) 私の方から、大綱2点目の公園の維持管理について御答弁を申し上げます。  まず、農業公園の管理運営につきまして御答弁を申し上げます。  農業公園の現在の運営につきましては、春のチューリップ、秋のコスモス、芋堀り体験などを市が主体となって行っているところでございます。また、民間の催しによりますジャンボカボチャのコンテストなど、市民の余暇活動の場の提供も行ったところでございます。  維持管理につきましては、法定点検や専門技術が必要な作業、耕運を含む花の植えつけ作業等について、現在委託しております。職員が直営できるものにつきましては、積極的に行うことによりまして経費の縮減に努めているところでございます。  毎年、春のチューリップ、秋のコスモスを中心に運営していくところですが、花の切り取り園だけにこだわらず、土に触れる体験農業なども楽しんでいただけるようなイベントを、行政だけの考えではなく広く民間の方々のアイデアを聞かせていただきながら工夫し、企画して、いやしや潤いを市民の方々に感じていただけることが市民サービスの一環と考えております。  市の財政状況を踏まえ、可能な限り運営経費を節減する中で、多くの人々に利用される施設にしてまいりたいと考えてございます。御理解のほど、よろしくお願いいたします。  続きまして、市内都市公園やその他の公園の維持管理について御答弁を申し上げます。  現在、市内に120カ所余りの公園等があり、管理につきましては、主に地区内にあり比較的規模の小さな公園につきましては、地元自治会等に随時、管理のお願いをしているところでございます。都市公園を中心とした公園等につきましては、市による計画的な維持管理に努めているところでございます。  しかし、議員御指摘のとおり、すべての公園について十分な管理が行き届いているとは言えない状況であることは認識してございます。今後も十分な現地把握の上、限られた予算の中、公園の状況に合わせまして有効かつ効果的な適正な管理に努めてまいりたいと考えてございます。  次に、子供たちを守る安全対策についてのうち、防犯面の対策に関しまして、防犯灯等々の設置についての御質問にお答えいたします。  本市の防犯灯の設置につきましては、地区等からの要望によりまして、現場状況を確認の上、必要と判断した箇所から設置しているところでございます。また、住宅開発におきましても、防犯灯の設置を強く指導しているところでございます。  今後も、防犯上の観点から防犯灯設置につきましては積極的に取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 112 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 113 ◯教育指導部長(飯田 実君) まず、司書の配置についてお答え申し上げます。  平成14年度から3カ年にわたり、新緊急地域雇用創出特別基金事業の補助金を活用し、委託事業として司書免許を有する者を市内の小・中学校へ配置してまいりました。  効果としては、蔵書のデータベース化ができ、読みたい本の検索がスムーズになったことや、図書室や蔵書がきれいになり、読書意欲の向上につながったことなど、挙げることができます。  この間、各校では市立図書館のレファレンスサービス機能と連携して、授業時で使用する図書の相談、検索、貸し出しを受けたり、地域の読み聞かせボランティアグループを招いたりといった活動を行い、現在まで継続して取り組んでおります。  今後、財政状況をかんがみ、司書の配置に努めるとともに、他市で実施されております学校図書館ボランティアの募集等により、学校図書館が今後も読書活動や調べ学習の拠点として有効活用されるよう努めてまいります。  続きまして、地産地消の推進につきまして。  給食センターでは、泉南地域でとれております青ネギや里芋やタマネギや小松菜、またフキやミズナス等、地産地消ということで、このように学校給食の方で紹介し、毎月メニューの中に入れております。  そして、これをつくっている方たちから、つくり方や苦労話というんですか、そういったことも紹介しながら、この地元でとれている野菜等につきまして子供たちに給食を通して教えているのが現状でございます。  しかし、前のときも御答弁申し上げたんですけども、泉南地域ということで市場等から委託業者等が購入している関係がありまして、泉南市限定ということになりますと、確かに泉南市の農産物も含まれているんですが、泉南市のみということではなしに、現状では泉南地域全体の農産物ということになっています。  そういうこともありまして、本年度になりましてから、農業委員会の会長、副会長、またその中の地産地消部会の部会長等から教育委員会に対しまして、地元農産物、米また野菜、それからミカン等、そういったものについてなるべく活用してほしいという要望を受けております。  そういった中で、教育委員会としましても、できるだけ地元農産物を購入し、子供たちに安全でおいしいものを食べていただきたいと考えておりますので、今後、先ほど紹介しました農業委員会等々と、購入の仕方や、また具体的に何を購入するかとか、そういった具体的なことについて今後協議していこうという運びになっておりますので、よろしくお願いいたします。  それから次に、子供たちを守る安全対策につきまして御答弁申し上げます。  全国的に子供が被害に遭う事件や事案が後を絶たない状況の中、本市におきましても、自転車と車の接触事故を初めとする交通事故や声かけ事案、痴漢被害などが発生しております。  子供たちの安全を守るため、通学路や危険箇所に関するマップを作成し、2名の安全パトロール隊が巡回パトロールを行うとともに、市民ボランティアの子ども安全パトロール員が登下校時の子供たちの見守り活動を行っております。  そのような活動の中で、交通標識の設置や防犯灯の設置など、学校やPTA、地域の皆様から寄せられた危険箇所の改善のための情報に対しましては、関係機関や関係部署と連携をとりながら改善に向けた要請を行っておりますので、よろしくお願いいたします。 114 ◯議長(北出寧啓君) 若野市民生活環境部長。 115 ◯市民生活環境部長(若野和敏君) 私の方から、ちょっと重複しますが、子供たちを守る安全対策についてのうち、交通安全対策について御答弁申し上げます。  現在、幼稚園や小学校などの通学路の交通安全対策としまして、地域の住民の方々やPTAの方々からの御要望により、「学童注意」、「交差点あり」等を表示した啓発用の電柱幕や看板等を設置いたしております。そのほか、小学1年生の方には入学時にランドセルカバーを全員に配布し、子供たちの通学路を通過するとき、車に対して注意喚起を行っているところでございます。  また、幼稚園、保育所の子供さんたちや保護者の方々を対象に、泉南警察署による幼児交通安全教室を随時開催しておりまして、これはお巡りさんがアンパンマンとかそういう形の縫いぐるみを着た交通安全講習会も行っておりまして、小さなときから交通安全への意識づけを行っているほか、小学校や中学校につきましても同様のその学年に応じた交通安全教育を実施いたしております。  続きまして、ごみの民営化、それから有料化について御答弁します。  ごみの民営化につきましては、本会議におきましても御答弁させていただきましたように、昨年度まで雇用しておりました臨時職員を核にNPOを設立していただきまして、収集業務の一部を委託いたしております。  ごみ収集の民営化につきましては、段階的に検討を行い、民間活力の上手な導入を図っていくのが最も有効な手段と考えており、試行的でございますが、当面、現在の方法で運営を行ってまいりたいと考えております。  続きまして、ごみの有料化ですが、先日も市長の方から御答弁さしていただいておりますが、ごみの収集の有料化は、いわゆるごみの減量化、リサイクルを図る上で大きな効果が得られる施策と考えております。  そのため、今後近隣の自治体の動向や、また排出者責任の観点も踏まえたとき、有料化等、避けて通れない事案もあると考えており、今後不法投棄の問題、その他この問題に関する諸問題を協議し、現在、鋭意検討を行っておるところでございまして、何とぞよろしく御理解賜りたいと思います。  以上です。 116 ◯議長(北出寧啓君) 松本議員。 117 ◯9番(松本雪美君) じゃ、議席から質問さしてもらいます。  学校図書館問題ですけれども、図書館員の方が教育委員会に1名配属になりましたね。図書館から教育委員会に配属されたのは去年でしたかね。もう1年以上はたってると思うんですけども、あれはもちろん、子供の読書活動推進のための法律ができて、そして各地方自治体、大阪府やまた、その他地方自治体で、国が読書離れの子供たちをこういうことではぐあいが悪いと。もっと心を育てる、そういう読書活動が必要だという観点に立って出された法律だということですけれども、それを受けてこの泉南市でも何らかの形でやっていこうということで、そういう人材の配置もされたと私は聞いておりました。  そして、小学校では、図書館の司書の配置なんかも含めて、他市でできているのに泉南ではできていない、これはやっぱりぐあいが悪いなと。どんだけ子供たちが、お昼の休み時間に学校図書館に通って、そしてまた調べ学習なんかも含めて、司書の先生や担任の先生たちと、本当に本から得る知識、いろんなものを得れる、そういう大きく心を育てることに役立つ学校図書館が軽視されてきたということだと私は思いますね。  だから、今、泉南市でも教育委員会として何らかの対応をせねばならないだろう。それなのに、放置されてきている。全国的な流れを受けて立っていないということだと思うんですよね。  もう1つ、加えて一言言っておきたいんですが、信達小学校は教室が不足して図書館がつぶされて、新たに小さな部屋で特別室を図書館がわりに使ってますけれども、これが来年、新しい教室ができたときにも多分復元はしていかれるだろうと思うんですけれども、あのとおりではだめだと思いますしね。  だから、そういうことを含めて、全体に子供たちの読書が活発に活性化されていくような計画づくり、これをやっぱりつくらなあかんのと違いますか。もう大阪府下でも何市かできてますね。きょうも岸和田へ問い合わせたら、15年かな、もうちゃんとつくったと言ってましたね。もちろん、熊取でも先ほども言いましたが、できています。泉南市でもきちっとしたものをつくって……。  ブックスタートもそのうちの1つですよね。生まれた赤ちゃんのときから子供たちが本に親しめるようにということで、先ほども質問ありましたけれども、そういう教育委員会として子供をどう育てるかということで取り組んでいくべき計画づくりはまだされていないようですから、その辺についていかがですか。 118 ◯議長(北出寧啓君) 飯田教育指導部長。 119 ◯教育指導部長(飯田 実君) 図書館司書の配置につきまして、再度御質問ありましたので、御答弁申し上げます。  子どもの読書活動推進計画、泉南市におきましては、現在のところできておりませんが、作成に向けて今後つくっていく計画は持っております。  その計画の中で、子供たちの読書意欲がわき、子供たちが本に親しみ、子供たちの活字離れをなくすという大きな目的を持ってつくっていきたいなというふうに考えております。  その中で、子供たちの読書活動推進の観点から、司書の配置ということは、そういった意味で配置することは大きいことであるということは、先ほども言いましたように、認識を持っております。今後、司書の配置につきましては、そういった意味で、教育委員会としては検討していかなければならない大きな課題であるというふうに考えております。  ただ、子供たちの読書意欲の向上につきましては、確かに司書の配置も大きなことなんですが、それ以外にもさまざまな要因がございます。特に、学校教育の中で子供たちの読書意欲をどのように向上させるのかということが非常に大きな課題となっておりまして、特に学校の先生方の意欲というんですか、子供たちに本になれ親しませる日常の活動というものが大きなウエートを占めてくると考えております。  そういった意味で、例えば朝の読書活動ですね。今日におきましては、ほとんどの学校が朝の読書活動を実践するようになってきてくれております。効果としましては、子供たちが無心に本を読んでいると。その中で、例えば中学校におきましては、そういったことが他の教科の学習にもつながっていきますし、生徒指導面にもつながっているというふうに聞いております。  また、ボランティアによる読み聞かせ活動も、ボランティアの皆さんのおかげでかなり進んできておりまして、子供たちはボランティアの読み聞かせに対しまして、真剣に耳を傾けて読書に親しんでいるということを聞いております。  そういったこともあわせて、計画の中に入れていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 120 ◯議長(北出寧啓君) 松本議員。 121 ◯9番(松本雪美君) 今、飯田先生の方から答弁ありましたけれども、司書も本当は正職員でいければいいんですけど、阪南市でも熊取町でも時間給とか嘱託みたいな形での採用ということで、本当にわずかな安いお給料で子供たちをいろいろ守っていただいているということをおっしゃってました。担当の課長さんなんかでも、月10万円をちょっと超えるか超えないかぐらいの状況の中でやってると言うてましたけど、でもそれが本当に生きたお金になってると。阪南市でも熊取でも、全校にもう司書が配置されてるし、1,000万なにがしかの年間予算を組まれるようですし、ぜひともこれは泉南市でもやっていただきたい。  そして、司書まで図書館から引き揚げたわけですからね。何のために引き揚げたんか、答えが出ないようなことでは困りますし。そこのところは、やっぱりちゃんと位置づけて前に進めていただきたいと思います。  司書教諭の先生も含めて学校の先生たちも、子供たちにいろんな読書が好きになるような対応をされておられることは、よくわかってます。信達小学校のことも含めて先生たちと相談されて、よろしくお願いしときます。  それから、次ですが、公園問題です。うるさくお願いして、住民からも苦情がいっぱい来て、俵池は一気に草刈りしていただいてきれいになりました。ピラカンサというとげのある、冬に赤い実のできるもの、それなんかでも、目を突いたらどないするんやと、こんなところで子供遊ばされへんでとか、そんなこと言われて、すぐにお願いしたら全部刈っていただきましたわ。きれいにしていただきました。  ただ、お便所なんかも、汚れて落書きだらけ、それから手洗いは壊れている、それから夜になると公園内の電気が、防犯灯というのか街灯ですね。街灯なんか全くついていないし、まあほったらかしですわ。  それから、りんくうの南浜の樽井の漁港の隣にある公園なんかでも、トイレのドアはもう落書きだらけで、女性の方はもう2つとも使えない状況ですね。それで、ここは防犯灯はありましたわ。街灯はついてましたね。  それから、樹木がどんどん伸びてくるわけですから、こんなもん自然と対決するのは当然でしょう。公園を管理するということは、自然との対決なんですよ。草を刈って、樹木も剪定して、そこがきちっとできてこそきれいになるわけですよ。  砂川奇勝の公園、どうですか。私が文句を言って、枯れた松が3本も倒れてるでと言ったら、それを全部伐採してくれて撤去してくれましたわ。ただ、それだけですわ。砂川奇勝は泉南市の宝と言われた、本当に歴史上、海の底だったと言われてるとこですよ。それがあんな箱庭みたいになってしまって、本当に私は残念です。  私は、子供のころあそこが遊び場でしたからね。象の鼻のとこやとか、それから松の根っこにターザンみたいにぶら下がって遊びました。本当にすごい場所でした。それが今、雑草と雑木の林の中に砂山がちょこっと埋もれてるという感じになってますね。あそこを整備すれば、もっとみんなに親しんでもらえるいい公園になると思いますよ。住宅地の真ん中だからということでほられてるんか、よくわかりませんけれども、整備をせねばならないところがたくさんありますよね。  お金が十分かけてないというところに、これ問題なんですよ。どれだけお金がかかるかということをやっぱりちゃんと予算化してやらないかんと思いますね。  それと、もう1つは公園の問題では、わいわい村の公園あるんですけど、それは国定公園になってますよね。大阪府がもちろん全部やっておられるわけですけど、周辺の元堀河の住民は、あそこで仕事するわけですよ。作業小屋もあってね。  それで、何と何遍言っても守ってもらえないと。立ち小便をして小屋にかける。建物の裏で大便をする。もうとてもとても耐え切れないと。便所をつくってくれと言ってもつくってくれない。泉南市に言っていってもだめ。大阪府に言っていってもだめ。どうなってるんやと。こういうふうに怒り心頭ですわ。  だから、私はやっぱり国定公園ですから、そういうものも含めて、わいわい村の施設のあるところだけではなく、こっちの入り口の方には駐車場もあるわけですから、そこを利用する人たちが十分にそういう便を催してきたときにもきちっと対応できるようなものを当然つくってそこを管理していくべきじゃないですか。そんなことを放置したまま住民にこんな汚い思いさせて。もともと古い作業小屋やからどうでもええわというような気持ちでは困りますよね。作業小屋は、お百姓の人たちにとってはなくてはならないものですからね。  全体に、やっぱり公園として位置づけられていくような道具は必要ですから、その辺対応していただきたいなと思います。 122 ◯議長(北出寧啓君) 池上都市整備部次長。 123 ◯都市整備部次長併土地開発公社事務局長(池上安夫君) 公園の維持管理につきまして4点ほど御質問ございましたので、順番にお答えをさしていただきます。  限られた予算の中ですけども、適正管理ができてないんではないかというような観点の中で、草刈りのことにつきまして御指摘ございました。草刈りにつきましては、我々で管理いたしております公園、市内に103カ所、それからちびっこ広場等を含めますとプラス11カ所ということで、たくさんの施設を管理いたしております。  全体的に言えることですが、草刈りに関しましては、時期的な問題で、効率的に執行することによりまして経費の節減になるというふうな観点もございまして、時期につきましては、生えてる草にもよりますが、効率的な対応ということで対応をいたしております。  それから、砂川の松枯れの問題、それから砂の問題等の御指摘ございました。  松は、当然松くい虫によるものだというふうに理解いたしております。松くい虫につきましては、早い時期に伐採をいたしまして除却するということでもって次に移っていくのを防ぐという効果がありますので、切って伐採をさしていただいたということでございます。  それから、全体で雑草が生え茂ってるんではないかということなんですが、砂川の元砂川奇勝のところの公園につきましては、土自身が白い、非常に流れやすいというんですか、特殊な砂で昔から有名だったわけですけども、管理につきましても、通常の公園と同じような観点ではちょっとしづらいところがあると思います。  基本的には、もともとの自然体系を生かしたような形で管理しているということなんですが、その中で一般的に草引きなんかでも、通常の公園みたいな形でやるということであれば、その大事な砂が流出するというようなこともございますので、その辺は大事に配慮しながら対応していかなければならないということで、その辺も含めて適正な管理をしていきたいと思っております。  それから、いっぱい言われたんですが、わいわい村の関係のトイレの問題でございます。確かに駐車場が何カ所かございますが、駐車場の中にはトイレはございません。その施設の中の管理棟の中にトイレございますので、それを使っていただきたいというふうに思っておるわけですが、近くでそういう用足しをするということで、マナーの問題もございます。普通は、ちょっと歩いて行っていただければ立派な施設がございますので、その辺を利用していただきたいなというふうに思っております。  以上です。 124 ◯議長(北出寧啓君) 松本議員。 125 ◯9番(松本雪美君) 公園の問題、おっしゃいましたけど、効率的に執行するということは、たくさんためて一遍にきれいにすると、こういうようにしか聞こえませんね。草は伸び放題にして一遍に固めて除草するとか、そういうふうにとらえざるを得ないようなお話みたいに聞こえてきましたわ。  それから、わいわい村の問題については、あそこで急に催してきた場合、奥までどれだけかかりますか。だから、私はそういうことを含めて必要なことをやるべきではないかと、こういうふうに言ってるんですよ。  それと、砂川の問題は、当然砂が流れてこないような措置はせないかんでしょうが、もっと市民が、あ、ここは昔の砂山やったんかと、庭みたいになってるけど、今でもこれだけ残ってるんやなと言って入っていけるような場所にせないかんと思いますね。あれでは入っていけませんわ。時々、保育所や幼稚園の方が遠足いうて行ってはるけども、あの中に子供を入れることはできませんね。雑草と、入れたらもう絶対ススキとか何かでけがしますわ。それぐらいたくさん雑草が生えてますね。  それと、自然というのは、もう追いかけっこですよ。緑を守るためには自然と追いかけっこになるんですよ。だから、固めてとかそんなことでは困ると。その都度その都度、必要に応じて管理をしていくということに予算をつけるべきじゃないかなということ、意見は述べておきますので、全体として検討していただきたいと思います。  それで、あと平和の問題ですけども、市長は、私は2項のことを聞いたんですが、1項のことを言うてくれたんですが、2項のことについては何ひとつお答えなかったんですけれども。  2項の問題は、本当に2項をそのまま位置づけてこれが執行された場合、1項なんてかき消されてしまいますよ。そう思いませんか。自衛軍をつくるということですからね。軍隊をつくるということで見た場合、軍隊をつくるということは、これまでそういう軍隊は持たないとか、戦争放棄、武力の威嚇や攻撃はしないと、自衛軍、陸海空軍は持たないと、こういうことが決められてたのに、自衛軍を持つということに変えるということは、全く逆転するわけですよ。その辺について、市長は何ひとつお答えしていただけなかったんで、私は残念でなりません。  自衛軍はどんな活動をするかというと、平和と独立並びに国及び国民の安全の確保でしょう。それから、国際的に協調して行われる活動、安全のためにね。こういうようなことが位置づけられ、そして、緊急事態においては公の秩序を維持しということが書かれてるわけですけれども、これらすべてにおいては、私は本当にいざというときには大変なことになるんじゃないかなと心配するんですよね。  国連の了承なしにアメリカの単独行動に関してでも自衛軍は関与できることになるだろうし、それからまた、緊急事態における公の秩序を維持しというところを見ただけでも、有事法制と、有事の場合にはすぐに対応するというようなことを含めて、本当に危険きわまる戦争への道が近くなっていくんじゃないかなと、すごく心配するわけですよ。  すべてが軍隊の理論の優先の思想というのが統一されてて、徴兵制もその中でやられていくわけでしょう。これが憲法で定められてるわけやから、憲法違反でもなくなるわけですよ。  もし、このことを国民が受けない場合は、軍事裁判所だってつくられるわけですから、本当にそこで裁かれるようなことになるんではないかと。国民がそのことを聞かない場合は、裁かれるようなことになるんじゃないかと。  これはもう明治憲法以来、大日本帝国憲法ですか、そういう時代に逆戻りするようなことになるんじゃないかと私は物すごく心配してるんで、その辺のところ、市長はこの自衛軍を持つというところではどのようにお考えになるのかということで第2項を聞かしていただいたんですが、お答えはなかったんで、とても残念なんですけど。  戦争をしないと決めた憲法ですから、今度この第9条2項が制定されることによって、戦争ができる国になるわけですよ。これまで60年間、本当に戦争はしないと決めて、だれ1人イラクででも自衛隊員さんが死なずに済んできたのは、武力による威嚇攻撃などせずに来たからではありませんか。そういうことがちゃんと位置づけられて、憲法の枠できちっと縛りをつけて派遣をしてるわけですからね。大きく事件にならないで済んだのは憲法のおかげなんですよ。その辺、いかがですか。 126 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 127 ◯市長(向井通彦君) かなり飛躍されてるというふうに思うんですね。  まず、1項の平和主義の中に、今おっしゃった「国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」というふうにありますから、これは今の憲法と変わらないわけでございます。  問題は、自衛隊の問題を、今自衛隊というのがありまして、それによって、あとの個別法、例えばイラク特措法とか、それから有事法制、あるいは国民保護法とか、そういう個別法によって対応してきてるというのが、今回憲法できっちりと位置づけしようということだというふうに思います。徴兵制とか、あるいは軍事裁判所とか、そういうことは一切念頭にはないというふうに考えております。  したがって、歯どめについては、当然国会の承認とかその他の統制ということで一応歯どめはかかっておるわけでございまして、したがって今まで憲法を逸脱してるんではないかという議論が、特別法によって議論があるわけでございますけれども、これについてはその辺の整合を図ろうというものだというふうに思います。  しかし、これはあくまでも2項であって、すべてはこの1項が原点ということでありますので、おっしゃるような威嚇とか武力の行使ということについては、永久にこれを放棄するということがはっきりと明記されておりますので、その辺についての御心配はないのではないかというふうに思います。  ただ、やはり専守防衛という問題については、今の自衛隊もそうですけれども、やはり我が国は我が国で守るというのが基本でございますから、それはやはりきっちりと憲法の中に明記する必要があるということだというふうに思います。  したがって、この9条の1項、2項のあたりについては、1次案、2次案からもいろんな経過があるものでございますんで、これは一応、自由民主党がつくりました草案ということでございますんで、これがこれからまたいろんな議論があって、最終的な法案なりに向けてのいろんな議論がされていくというその過程にあるというふうに考えておりますので、最終的なコメントについては、その国会に出される案が出たときに申し上げたいというふうに思いますが、基本的には平和主義を貫くというのは、この新しい草案においてもそれは貫かれているというふうに考えております。 128 ◯議長(北出寧啓君) 松本議員。 129 ◯9番(松本雪美君) 憲法9条第1項が歯どめになっていると、そういうことで市長は言われましたけれども、例えばここにも書いてるとおり、自民党案の中には、「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行う」、こういうふうに自民党案の2項の3に書いてますけども、この緊急事態のときとか、それから国際協調して行われる活動とか、こういうものが当然のごとくとして表に前に出てきた場合は、このことによって、その1項なんてかき消されてしまうんでないかなということを私は恐れているから言ってるわけですよね。  今まで憲法9条の2項があるためにどんな武力行使も行わなかった、そういうことでブレーキがかかってきた。海外に自衛隊を派遣するということで、これまで3回、ガイドライン法やテロ対策特別法、イラク対策特別法など、3回出すための法律づくりがやられたわけですけど、ここでも憲法が重くのしかかって、結局この3回のときは、武力による威嚇または武力の行使、こんなものはあってはならないということが一文あって明記されて、そしてこれを明記せざるを得なかったというところに、憲法9条の本当に大切な平和への思いがそこに込められざるを得ない状況があったということですよね。  これ、もし憲法がなかったら、アメリカと一緒にどんどん、どんどん武力行使をして、たくさんの自衛隊員が死ななくてはならないようなことが起こり得たんではないですか。アメリカでは2,100人も殺されてるんですよ、兵隊さんが。そんなひどい事態が起こっている。そういうことに巻き込まれずに済んだというのは、憲法で守られてきたからではありませんか。  だから、私は緊急事態発生だと、日本の国を守るためにこれが大切やということで、国が言った場合、公の秩序──公の秩序ですよ。公の秩序を維持しと。公の秩序が維持できなくなった場合には、どんどん、どんどん、鉄砲で撃って武力行使することができるようにするためにつくった憲法案ですよ、これは。  そういう思いは、必ず皆さんにもわかっていただけると思いますが、これまで憲法がつくられた状況のもとでは──1947年につくられたわけですが、もう1948年の2月には限定的再軍備ということで、アメリカは日本に軍備を持つための憲法づくりをせえと言うてきている、そんな事態まであったということも当然、私は皆さんも知っているとおりだと思うんですよ。そこから始まってるんですよ。憲法…… 130 ◯議長(北出寧啓君) 松本議員、質問ですか、意見ですか。 131 ◯9番(松本雪美君) 1947年に憲法をつくって、48年には日本国にその憲法の中で軍備をやれということを言ってきていた、こういうことが明らかになってるんです。そのことを私は最後に言って、終わりたいと思います。 132 ◯議長(北出寧啓君) 以上で松本議員の質問を終結いたします。  次に、18番 巴里英一議員の質問を許可いたします。巴里議員。 133 ◯18番(巴里英一君) おとついから私が14番目でございまして、あと残すところ真砂議員ということになります。  ただいま議長から発言の許可を得ましたので、第14番目の私といたしまして、できるだけ簡素に質問をいたしたいと思います。  今回の質問は、大綱2点5項目となっております。  質問大綱第1につきましては、市政及び行財政に対する考え方について、その要旨項目第1は、市政の現状と課題についてであります。  非常に質問しにくい部分もあろうかと思います。きのう堀口議員の方から市長に対して一定の質問があって表現されたことと重なる部分も出てこようかと思いますけれども、私といたしましても、あえてそのことを市長に問いかけたいというふうに思います。  それでは、平成17年第4回泉南市議会定例会に当たり、泉南巴里の会の巴里がただいまから質問をいたします。  御承知のように、バブル崩壊のツケは、市民生活だけでなしに、全国の自治体財政にも大きな影響を与えております。財政悪化を招き、全国的に行財政改革を叫ばぬ自治体はありません。国もしかりであります。  また、大阪市の職員厚遇問題は、単に大阪市だけでなく、いずれの自治体も多かれ少なかれ内包している問題であろうと思います。  また、本市においても、財政の厳しさは他市以上のものがあります。逼迫する市財政健全化への動きあるいは取り組みは、焦眉の急であります。我が市においても義務的経費の削減と施策の効率的見直しが必要でありますが、財政改革を進めるその中で、いかに住民サービスの低下を招かないような施策、こういったあり方、そのことの効率的見直しが必要であろうかと思います。だが、言うはやすく行うはがたしとかで、非常に厳しい条件を付随されながら進めなければならないというふうに思っております。  日本は、バブル経済崩壊以降は、経済だけでなしに安全神話といいますか、こういったものがどうも崩れたように私は思います。近年、幼児虐待、少女誘拐、そしてとうとい命が奪われるという痛ましい事件が続発しております。  先日も京都で塾教師による計画的な少女殺人、12歳の少女でありましたが、事件がありました。なぜこのような事件が続発するのでありましょう。未来ある子たちの命を自己の欲望のために犠牲にする。なぜこのようにいとも簡単に生命を奪うのか。人間の生きる権利、幸せになる権利を踏みにじり、生存権を否定するようなこの残虐卑劣な行為は、絶対に許されません。犠牲となられた子供たち、また保護者の皆さんには、余りにも痛ましく、言うべき言葉もありません。ただただ、私は御冥福を祈るのみであります。  その意味では、政治の抱える問題は大きいし、責任も大きいと思います。政治は、当面するこういった問題について、国家的な、また市町村、自治体でできることも、安全への対策をするべきであり、そのことが急がれるかと思います。  差別にもさまざまな形態がありますが、基本的には人権に対する本質理解への欠如にあり、差別は悪であり犯罪的であることの意識の希薄さが、された側の人々への痛みと苦しみに対する思いが至らず、差別行為の結果と差別発言は、時には取り返しのつかない深い傷を与え、命をも奪うことがあります。  このような行為や発言を見聞きする限り、個人それぞれが現在社会のシステムに組み込まれていることを意識する、しないでなく、気づかないままに差別者側に立つこともあり得るのです。  意図的に自己の利益との関係で差別行為をする人もおりますが、無理解で発言して、その行為、発言等が指摘されて気づくことが多いのも、またこれは事実であります。  私もこの社会の一員として、決して例外であるとは思っておりません。この個人それぞれが無意識のうちに社会システムに組み込まれた人の意識の弱さが露呈したものと見ることができるのではないでしょうか。  また、自己利益とのかかわりや、社会への不満のはけ口としての役割が、現代社会になった今もなお根強くあるということを事実が示しております。  なぜか、近年、差別落書きを初め、発言行為などが多く起こっている事実。一体、差別によって何を得ようとしているのか。私は、隣人を大切にするよき日本から、索漠とした日本、危険な社会となりつつあるように思えてなりません。近年は、非常に住みにくい社会になったのではないかというふうに思っております。  ゆえに、社会の崩壊を防ぎ、生命財産を守り、人間復権のための街づくりが必要ではないかと思います。そのことへの努力をより強めていきたいというふうに考えております。  さて、今般の質問事項は、先ほど申し上げましたように、大綱2点であります。  質問大綱第1は市政及び行財政に対する考え方について、要旨項目第1は市政の現状と課題についてであります。  この質問についても、この2日間でいろいろな議員が既に討論され、あるいは質問をされておりますが、あえて市長に限って質問をいたします。  さて、平成18年5月21日をもって市長の任期満了を迎えるに当たり、3期12年の市政について総括的なものを自身でお持ちかというふうに思います。そのことの市政担当の経過を踏まえ、市政の現状と課題についてお聞かせいただければと思います。  泉南市としての街づくりの基本となる都市整備・基盤整備については、道路網の整備や公共下水道整備など、厳しい財政状況の中にあって進められてきており、一定の成果を得られております。  都市開発も順調に進められるとともに、また、りんくうタウンについても積極的な誘致活動を行い、高齢者や若い人に住みやすい街づくりを進められ、また進めようとしております。このことを私は評価するものであります。さらに、その誘致の結果、泉南市民の中での雇用の増進が図られており、また財政に寄与されております。その努力に対して敬意を表するものであります。  現在、国を初め都道府県、市町村が抱える財政再建の問題についても、行財政改革に早くから取り組まれ、一歩一歩確実に健全財政の方向へリーダーシップを発揮されておりますことにも敬意を表するわけであります。  しかし、だれであっても、すべてに100%ということはございません。今後の課題も含めまして、また未実行も含め、どのような考えをお持ちか、泉南市政を担った市長として12年間の総括をすべきであるというふうに思いますが、いかがでしょうか。  また、来年4月30日に泉南市長選挙が執行されますが、厳しい財政を立て直し、市勢発展への指導力を得、あなたの3期12年の経験と堅実な手腕に私は期待をするとともに、あなたの出馬表明を強く求めるものであります。来年の市長選挙に立候補し、市長として引き続き市政を担当されるお気持ちがあるかどうかについては、既に昨日の質問者にお答えされておりますが、改めて表明を願いたいというふうに思います。特に、先ほど申し上げたような市政担当についての問題と課題について述べていただきながら、その表明をいただければと思います。  次に、質問要旨第2は、財政改革及び組織改革についてをお伺いします。  近年、地方自治体財政の悪化は、我が泉南市に限られたものでなく、全国の多くの自治体が抱える問題でもあります。  これを解決すべく、スケールメリットを生かした市町村合併は、今後厳しくなる住民サービスの低下を防ぐとともに住民負担の軽減が図られるものとして、3市2町の合併はその効果を最も発揮するものとして考えられ、推進の立場でありましたが、機が熟さず、昨年の住民投票の結果は、残念ながら合併は否との結果でありました。  否との結果に対する向井市長の心のうち、思いは私以上であったろうというふうに思います。私も合併を進めた1人として、否となったからとて、泉南市の財政状況が好転する、好転に向かうということがあるわけでないわけでありますから、この結果を踏まえて新たな財政改革を今以上に進めなければならないというふうに思います。  そのためにも、今まで以上の行政組織の改革、組織機構のコンパクト化、こういったことを改革すべきであろうと思います。いわゆる小さな政府、大きな仕事と、こういうふうになるかというふうに思います。  ともあれ、合併が当面できないとする今、今後市長はこれらの問題にどのように取り組まれようとするのか。もともと私も広域行政推進論者でありますから、そういった意味でもお考えを改めてお示しをください。  次に、質問事項、大綱2であります。  その要旨第1は、樽井区長及び樽井区の啓発現状とその後の取り組みについてでありますが、事件発生の経過と状況については、私の6月及び9月議会の質問において、樽井区民が校区再編にかかわって起こした事件であり、区長及び区の嘆願書のアンケートにつけた意見書欄に、鳴滝地域に編入することを強く忌避する差別文書であり、被差別部落に対する偏見や差別意識が今なお根強く存在しているのが現実にあるとの思いを強くし、そのことは意識調査の数字まで挙げて答弁をされました。  また、行為者を取り巻く地域社会と生活環境まで個人に影響を与えるとし、地域社会全体にかかわる課題としてとらえ、今後、市民の人権の意識の高揚を図り、啓発に取り組むといったような答弁をされました。  樽井区長及び樽井区への啓発の現状とその後の取り組みについて、具体的にどのようになされているのか、御答弁願います。  質問要旨(2)は、事件にかかわった区民へのその後の取り組みについてでありますが、この項目は6月にもお聞きしたかと思います。  校区再編のアンケートに7丁目の樽井小学校への校区編入は反対だとして、地域編入は土地評価の下落を招くということで忌避した差別事件でありました。このことを起こした区民に対してどのような啓発をされたのか、お聞きしたいと思います。  事件の契機は、アンケートをとった樽井区長にももちろん責任があることは言わずもがなのことでありますが、事件発生から今日に至るまで、原因追及とその分析をされたわけでありますから、区長と同様、事件当事者にも会って言い分を聞かれ、問題点の整理と理解を求め、啓発されたものと思います。  樽井区住民はもちろんでありますが、本人の確認と本人の意識変革なしに分析や啓発云々は、差別された側にとって何ら解決したことにはなりません。本人への啓発と確認は、どのようになされているのでしょうか。  さきにプロジェクトまで組んで本問題の解決に当たられたわけでありますから、本事件にかかわった関係区民への啓発は最も重要であり、当然なされたと理解しておりますが、いかがでしょうか。このことが実は基本となる問題でありますから、どのようにされたのか、本人の啓発及び区民への啓発、現状とその後の取り組みについて御答弁を願います。  最後に、質問要旨第3は、校区再編問題と差別事件とのかかわりと今後の方向についてでありますが、校区再編にかかわる問題については、それぞれの自治体でも市民を巻き込んで保護者と教育委員会との間でかんかんがくがくの論争が起こっております。  校区再編において、どういったことが一体問題になるのでしょうか。あるいは、このことを事前に予測したことがあるのでしょうか。  このことについては、十分な予測あるいはシミュレーション等がなされ、理論的においても説明し、対処できるものでなくてはなりません。校区再編の説明、審議会においても、教育委員会は当然、鳴滝小学校校区についての理解への取り組みがなされているものと思っておりましたが、そうではなかったことが事件が起きてから指摘され、慌てて対応するという姿勢にどうも終始したかに思います。  鳴滝を忌避する根強い差別意識が、校区編入に6,000人もの反対署名でもって教育委員会に出されたという結果にあらわれています。あなた方は、鳴二小校区がこのような差別事件に発展することを予想すらしなかったと言われるのかどうか、改めてお聞きします。  これは、別に7丁目の編入でなくても、牧野や市場地番にある二小校区に編入の予定であった場合も、同じように校区再編でこういった差別事件が起こるのでありましょうか。そのかかわりと今後の方向について、あわせて御答弁願います。  以上であります。再質問については自席から行いますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 134 ◯議長(北出寧啓君) ただいまの巴里議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 135 ◯市長(向井通彦君) 私の方から、1点目の私に対する御質問からお答え申し上げます。少し順序を変えさしていただきたいというふうに思います。  まず、行財政改革並びに組織改革について御答弁を申し上げます。  私が市長に就任いたしました平成6年は、バブル経済の崩壊により長い景気低迷の時代に突入したころでありまして、やがて訪れることが予想されました財政状況の悪化を懸念しながら、現在に至るまで行財政問題に全力を傾注してまいりました。  本市では、バブル経済崩壊後の急激な社会経済情勢の変化や多様化する市民ニーズに的確に対応し、地方分権の時代にふさわしい効率的な行財政システムを構築していくため、他市に先駆けまして平成9年度から行財政改革の推進に取り組み、現在の第3次に至るまで、市長としての任期の大半を行財政改革に費やしてまいりました。  平成9年度から11年度までの3カ年を実施期間といたしました第1次行財政改革では、事務事業の見直し、職員給与の適正化などの取り組みを行い、3カ年で約9億8,000万円の効果が得られました。  また、平成13年度から平成15年度までの第2次では、平成15年度にも予測された財政再建準用団体への転落を回避し、多様化する行政需要に的確に対応しながら財政健全化への道筋をつけていくことを目標に改革を進め、事務事業の整理合理化、財政の健全化、定員管理・給与の適正化等で、3カ年で約18億8,000万円の効果が得られました。  さらに、現在は平成16年度から第3次行財政改革に取り組んでいるところですが、財政の健全化はもとより、行財政運営システムの改革や職員人事の適正化、能力開発の推進、市民との協働・役割分担などを改革の大きな柱として、実施計画「99プラン」に基づき計画的に取り組みを推進しているところでございます。  また、職員数にありましては、平成8年度までのピーク時744人から平成17年度には647人と、97名、約13%の削減をいたしました。これら職員の努力、また議員各位や市民の皆様の御協力により、平成16年度決算では、懸案でありました累積赤字も7年ぶりに解消されました。今後とも、健全な行財政運営に向けたさらなる努力をしていかなければならないと思っているところでございます。  しかし、歳入の根幹であります基礎的な財源であります市税は、地域経済の低迷と地価の下落などによりまして、平成10年度以降減少傾向が続いております。また、国では国庫負担金の廃止・縮減、地方への税源移譲、地方交付税制度の見直しを図る三位一体の改革が進められており、これらの地方への影響は、今後とも予断を許さない状況となっております。  一方、少子・高齢化の進展など、今後ますます増大する市民ニーズに的確に対応し、市民にとって真に必要な施策、事業を選択し、集中して実施するなど、行財政運営手法の抜本的な改革をさらに進め、社会経済情勢等の変化に迅速に対応できる将来にわたって持続可能な行財政運営システムを一日も早く確立していかなければなりません。  さらに、国では地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針が示され、民間委託、指定管理者制度の推進や適正な定員管理などの目標を掲げた平成21年度を最終期とする改革プランの策定が求められております。  今後は、早急に国の指針に基づいた改革プランを策定し、第3次行財政改革とあわせて、行政と民間の役割分担を踏まえた指定管理者制度の導入や、職員の能力や組織の機能を最大限発揮することにより定員の適正化をさらに進めながら、小さな自治体、スリムで簡素な市役所を実現していきたいと思います。  私は、これからの市政運営を泉南市の将来を見越した抜本的な改革の時期と位置づけ、全力を傾注してまいりたいと考えております。今後とも、議員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。  次に、組織機構について御答弁申し上げます。  一昨年11月に泉州南合併協議会を設立し、その後、合併に関する協議を重ねてまいりましたが、昨年の8月の住民投票の結果、反対多数となり、当面の合併は否定されました。今後は、行財政改革や組織機構のコンパクト化を進める中、広域行政の推進を図っていきたいと考えております。  組織機構の改革では、現在各部からプロジェクトチームのメンバーを選出し、各部の現状と問題点をメンバー相互間で検討し、業務遂行により効率よく、また最小の人員で最大の効果を発揮するような組織案を目指し、議論を重ねているところでございます。  現時点では、組織案も最終段階に近づいておりますので、今後は議会にも素案としてお示しをし、小さな組織で大きな仕事ができるような組織を目指していきたいと考えております。  それから、一番先に御質問のありました、現在までの総括と、それから現状と課題、そして来年に向けた対応ということについて御答弁を申し上げます。  平成6年の初当選以来、泉南市長として議員各位に御指導、御協力を賜りながら市政の運営を行ってまいりました。この12年間、市民の幸せを願い、安心して暮らせるゆとりと安らぎのあるまちづくりを目指し、全力を傾注し、市政の発展に取り組んできたところでございます。  幸い、関西国際空港が大きな起爆剤となり、泉佐野岩出線を初めとする都市計画道路網の整備を着実に行うことができました。また、公共下水道につきましても、短期間で近隣の市では最も高い49.8%まで普及率を高めることができました。  また、関西国際空港開港とともに造成がなされたりんくうタウンも、バブル崩壊とともに長期にわたり不振にあえいでおりましたが、最近では企業の新規参入が盛んに行われ、泉南市域の立地決定率が約76.9%まで続伸し、サザンビーチやサザンスタジアムとあわせて市内外や他府県からも多くの方々がお越しいただけるスポットとしてにぎわいを見せてきております。  さらに、内陸部にありましては、あいぴあ泉南や埋蔵文化財センター、山間部には農業公園、紀泉わいわい村などといった多くのすばらしい施設が完成しており、充実した施設運営ができるようさまざまな取り組みを行い、市民の皆様に大いに活用をいただいているところでございます。  また、近年、住民の防災意識が高まってきており、発生が危惧される東南海・南海地震や自然災害など、災害に対応できるまちとして、泉南市防災マップや、また今回は津波ハザードマップを配布をさしていただきます。  また、職員の初動対応マニュアルを策定いたしますとともに、住民みずから組織する自主防災組織の結成をお願いするなど、いざというときのために万全の体制がとれるよう、防災面でも柔軟に対応できるまちづくりも重要であると考えております。  また、少子・高齢化が急速に進み、超高齢化の時代が直近に迫ってきております。泉南市も例外ではなく、有意義で魅力のある高齢者対策、少子化対策にも着手をしていかなければならないと考えております。  また、児童・生徒の安全という問題も大きな課題でございまして、本市におきましてもさまざまな施策を講じておりますが、近年の凶悪な事件を背景に、さらに児童・生徒の安全、子供の安全、また健全育成の面で大いに力を注いでいかなければならないというふうに考えております。  一方、市の財政状況は、長年非常に厳しい状況が続いております。財政健全化が喫緊の課題となっておりますが、行財政改革を適時見直しながら、これからもさらに行財政改革に真正面から取り組み、市民との協働による市政運営や広域的な行政、また民間の活力を大いに活用するなど、地方分権時代にふさわしい行政運営を創意工夫のもとに進めなければならないというふうに考えております。  最近、泉南市には多くの人が訪れるようになっておりまして、特にりんくうタウンにおきましてはさまざまな企業立地が進み、そしてイベント、そして多くの集客施設もでき上がってまいりまして、近隣市町がうらやむほど活況を呈してきております。  このようなことから、今後とも市の発展、そして市民生活の向上を第1に念頭に置いてまちづくりを進めていく必要があるというふうに考えております。  以上のような考え方に立ちまして、諸先輩方がつくり上げてきた歴史と伝統のある泉南市で12年間進めてきたまちづくりに誇りと自信を持ち、さらに魅力のあるまちにつくり上げるために少しでもお役に立てればと、次期泉南市長選挙に立候補することを決意した次第でございます。  21世紀は、人権と平和の世紀というふうに言われております。もちろん、市政運営のキーワードとして、人権の問題、教育の問題、福祉の問題、環境の問題が最重要であると考えております。第4次総合計画のキャッチフレーズでもございます「水・緑・夢あふれる生活創造都市」の実現に向けて、全知全霊をかけて市政運営に臨む所存でございますので、皆様方の御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げます。  今回、このような発言の機会を与えていただきました巴里議員を初め議員各位に重ねて厚く御礼を申し上げまして、次期市長選挙に向けての出馬の決意にかえさしていただきたいと思います。  ありがとうございました。 136 ◯議長(北出寧啓君) 梶本教育長。 137 ◯教育長(梶本邦光君) 私の方から、校区再編問題と差別事象とのかかわり、そして今後の方向につきまして御答弁申し上げます。  平成16年4月に泉南市教育問題審議会を発足させ、本市における今後の教育の理念と現況と課題、新たな施策展開について同審議会に諮問いたしました。同審議会におきましては、諮問事項に応じ、就学前教育部会、学校教育部会、地域家庭教育部会が設置され、それぞれが所管する諮問事項について審議が行われてまいりました。  とりわけ学校教育部会におきまして、学校区の再編を含め、諮問に対する中間報告案が審議されている中、教育委員会に匿名のお電話があり、同和地区であるという理由によって校区再編に反対するという差別事象が生起いたしました。  また、樽井区から提出されました嘆願書及び傍聴者の意見書の一部に、同和地区に対する忌避意識、偏見に基づく部落差別事象、土地差別事象が確認されております。  校区問題にかかわる差別事象は、憲法で保障されている基本的人権を脅かす事象であり、だれもが保障された市民権の侵害であります。再開された審議会、専門部会は、今回の事象について、今後の取り組むべき同和・人権行政の施策を答申内容にどのように反映させていくかを議論し、平成18年3月には最終答申を出す予定となっております。  また、校区再編につきましては、新しく18年度に立ち上げる予定の教育問題審議会において、いただいた答申を最大限に尊重するとともに、住民の理解と納得を得る努力を行い、新たな校区編成がなされるように努力してまいりたいと思っております。  また、御承知のように、府の同対審答申にも明記されておりますように、今後の同和問題解決のための施策の基本目標は、部落差別を解消し、すべての人の人権が尊重される豊かな社会を目指し、周辺地域と一体となったコミュニティの形成を図ることが必要であるというふうに思っております。校区再編につきましても、このような視点で教育問題審議会の中で議論が進められるというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  また、校区再編にかかわってこのような差別事象が生起するということで、予測していたのかという御質問でございましたけれども、ある程度反対という予測はしておりましたけれども、我々教育委員会といたしましては、説得できる範囲というふうに思っておりました。これほど大量に集団的に部落差別事象が生起するということは想定はしておりませんでしたので、今回再開に非常に長時間を必要といたしましたけれども、その対応に苦慮してきたということでございますので、御理解をいただきたいと思います。 138 ◯議長(北出寧啓君) 橘人権推進部長。 139 ◯人権推進部長(橘 正三君) 大綱2点目の校区問題と樽井区の差別事象につきまして、そのうちの1番の校区問題に関する樽井区の啓発現状とその後の取り組み、並びに2番の事象にかかわった区民へのその後の取り組みについてということで、2件につきまして一括して御答弁さしていただきます。  教育問題審議会における第12回学校教育部会の傍聴者から出されました意見書、同第13回学校教育部会において嘆願書から切り離された意見書等が提出された以降、樽井区長に対しましては、教育委員会と人権推進部が接触しております。  この接触を通じまして、樽井区長に対して本事象についての聞き取りを行い、その都度、今回の事象の持つ差別性について協議を行ってまいったところでございます。また、区長自身、意見書における差別表記の分析を行い、今般の事象については差別事象であることを確認しております。  今後、樽井区の啓発活動につきましては、行政とともに、連帯した人権啓発と樽井区独自の区民に対する人権啓発の取り組みを行うという確約がされております。  具体的には、今回の差別事象及び人権問題に対しまして、樽井区民を対象に啓発・研修会を開催し、区全体への啓発としていきたいと考えております。どのような啓発・研修会にするかにつきましては、教育委員会、人権推進部が協力し、樽井区と話し合って決めていくことになっております。  差別の解消を図るためには、地道な教育啓発活動の取り組みが重要であり、そのためには、今般の事象が重大な人権侵害であるということを事象にかかわった区民の皆さんが認識し、啓発・研修会に積極的に参加していただき、人権問題が市域に根差した取り組みとなり、その成果が人権意識の醸成につながる教育啓発活動でなければならないと考えております。  今後とも、樽井区におきましても、人権条例に掲げております市民の責務である基本的人権を尊重し、みずからが差別及び差別を助長することがないように、地域社会から差別をなくす啓発活動の充実とその取り組みに努めていただきたいと考えております。  それと、事象にかかわりました方の特定と啓発の問題でございますけれども、意見書を出された方につきましては、嘆願書と切り離されておりまして、いろいろな形で特定作業は進めましたが、現在ではどの方が書かれたという形では特定には至っておりません。  したがいまして、先ほども申し上げましたように、樽井区並びに事象にかかわった方に対しましては、区民研修というような形で啓発を進めてまいりたいと、かように考えております。  以上でございます。 140 ◯議長(北出寧啓君) 巴里議員。 141 ◯18番(巴里英一君) それでは、再質いたします。  市長、やっぱり3期12年というのはさまざまなことがあったと思います。当初、ここにおられる議員の中にも、皆さんが市長を支えて選挙を戦ったという方もおられます。そういった意味では、ある意味では市長は幸せな人かなというふうに私は思っております。なかなか人の上に立って、自分の思いを遂げていくというところに立つということは、非常に人生のある意味では、快感という言葉は変かもわかりませんが、男子の本懐なりという言葉がありますが、そういった意味も含めて私は得な人だというふうに思っています。  市長の性格ですから、余り市長の個人的なことは慎みますが、あなたは非常にまじめな方だと私は思います。約束したことは必ずやるし、そして約束できにくいことについては、やっぱりそれははっきりとした答弁をしない、あるいはできないということで婉曲に拒否されているかのように私は見受けられるし、それでまた、できないことをできるなんていうようなことを言ってできなかったら大変なことですから、そういう意味では私は正しいかなというふうに思います。  特に、来年、出馬表明されたことに対して、私は評価をします。ある意味では、総括ということでもう少し詳しいことでお聞きしたいとは思いますけれども、これまた次回に譲らしていただいて、特に12年のやってきたことの中で、まだやらなければならないということはたくさん私はあろうと思います。触れておりましたけれども、やっぱり安全なまちということ。  そして、やっぱりできるだけすべての人々、市民に対して不安感を与えないまちのつくり方。それは議会の協力を得て、あるいは市民の協力を得て、3者一体となった街づくりへ進めていくということを改めて私はなさねばならないのかなと。その点、明確に方向性を指し示すことであります。  ただ、過去やったことは何も市長が言わなくたって、見ている人はわかるわけでありますから、そういった意味で余り、言葉は悪いですが、ああだこうだ、やったんだということでなしに、そのことは今後発展さす意味においての基本となるというところへ展開していけば、私はなおよろしいかなというふうに思っています。  そして、財政が悪化、合併否定された中で財政悪化をやっぱりなくしていかなきゃならない、行革しなきゃならないということで、非常に取り組んでおられるわけですが、なかなか下まで浸透し切れてない部分もあるんではないかと。  そういう意味では、コンパクトな組織の変革といいますか、改革をしなければならないし、市長の思いが下まできちっと伝わっていくための方法というか、システムをつくり上げることは、もし市長が当選されて第4期目の栄を受けたならば、そうした方向でやっていただくということで、なおかつそれで底辺といいますか、その部分にやっぱり光を当てていくような政策、施策にぜひとも取り組んでいただきたいと思いますけれども、その点いかがでしょうか。 142 ◯議長(北出寧啓君) 向井市長。 143 ◯市長(向井通彦君) 私、就任したときに幾つかの課題ございました。幾つか挙げますと、国体の問題、場所が決まっていないというような問題、また済生会の問題、それから当然市営住宅の問題、それからあいぴあの問題、たくさん課題がございました。それらについては一定、この3期の間に解決してこれたのではないかなというふうに思っております。  ただ、まだ残っております部分といいますか、やっぱりこれからというのは、今までのような経済が成長するという時代でもございませんし、人口がふえ続けるという時代ではなくて、逆に人口減少時代、あるいは日本の将来といいますか、今はちょっと少しまた景気がいいですけれども、昔のような成長というのは望めないという中での地方自治体のあり方ということを探っていかなければいけないというふうに思います。  それと、今問題になっておりますのは、やっぱり市民の皆さんは、要するに安全・安心ということが一番だと思います。これは自然災害もありますし、それから防犯の問題、それから交通の問題とか、それから児童・生徒の問題、多方面あろうかというふうに思います。  これらについてやはりまちづくりの柱に据えて、これからのまちづくりというのは、ハードもそうでございますけれども、ソフト面の充実というのが大きな課題ではないかというふうに考えております。  また、新しい問題としてはアスベスト問題も出てまいりましたけれども、これらもまた解決をしていかなければならない新たな課題だというふうに思っております。  したがいまして、今までの続けてきておりましたまちづくり、まだ途中の分もございますので、それを仕上げるということと、それから新たな課題に取り組んでいくということ、そして今おっしゃいましたような、行財政というのは非常に厳しくなってまいりますので、これらに耐え得るようなシステムづくりを今後とも進めていかなければいけないというふうに思っておりますので、そういう面に、従来のような華やかなものを求めるという時代ではありませんので、しっかりと市民生活に密着したような施策なり、あるいは安心を与えるというまちづくりというものが必要ではないかというふうに思っておりますので、地味ではあろうかと思いますが、そういう面に力を注いでいきたいというふうに思っております。 144 ◯議長(北出寧啓君) 巴里議員。 145 ◯18番(巴里英一君) 確かにそのとおりで、地に着いた、ソフト面を重視しながら安心できる街づくりということは、多様な課題があるわけでございますから、ぜひともその方向で御活動願いたいというふうに思います。  言うはやすしですから、1点だけとらえて皆さんそれぞれが言うわけですから、その点についてだけ言えば敗れたりみたいなところがありますが、私は全体を見れば、やはり元ここで座っておられた市長もおられますが、あの方がやったことと比べたら、非常に隔世の感があるなと私は思っております。なかなかできにくいことをあなたは何度も何度も中央の方へ行って要望して、大阪府で打ち合わせてきたことも事実であります。そのことを私は高く評価しております。それは、ひとつそういった意味で進めていただくことをお願いします。  これは、教育委員会と両方重なっている問題でありますんで、いつも部長が答えてるのは、やっていきたいとか、ああだとか、もう先の話ばっかり言うてるけど、さっぱりこれ、地に着いてないんです。具体的にこうするんだ、そしてこうしたんだということが、あれ以降何もない。  答えると、個人ですね、差別──あれは文書というのか、意見というんか、あの文書を出された人は特定できないからできない、だから区民全体にやっぱり研修しなきゃならない。ならないんだったらなぜしないのかということになるわけでしょう。  次言うときは、もうこういうふうなことをやってますということを一遍答えてもらえますか。これあなたについては、きょうはちょっと置いときます、もう。  教育委員会ね、おとつい1番の議員の質問の中で出された問題ありますね。そして、きょう資料をいただきました。きょういただいた資料は、家庭訪問について、日時が17年9月30日、泉南中学校と入ってます。この問題、中身をざっと読むだけで、まだその問題が、あなた方が答えてる問題が、樽井のいわゆる差別事象、事件については、まだ何ら解決を見てないまま、こういった行為をすることがいいのかどうかというふうに私は思います。これと、もらったんと、私の手に入っているのとは違うんですわね。よかったらお渡ししましょうか。議長、構いませんか。 146 ◯議長(北出寧啓君) 事務局職員。 147 ◯18番(巴里英一君) これ、見てもうたらわかるでしょ。既に違うでしょう。私、それを見ただけで、実は鳴滝地域推進会議ですか。一体これはどんな組織なんですか。これ1点。その組織の構成員、メンバーと役員名及び活動内容。2点。組織の設立年月日。教育委員会はこのことを認知されているんか、知っているのか、あるいは知っていないのか、未認知かということなんです。  保護者に対して、このあなたに渡したやつですね。これもそうなんですが、きょういただいたやつ、こういうことを、だれが、いつ、どこで、だれに、どういう形で渡したのか。まだこちらは解決しないのに、なぜこういう指導の仕方を、これ泉南中学と書いてますから、そこでやってるんでしょうね。これで解決するなんて思ってるのか、教師に気をつけてやりなさいということなのか、ちょっとわかりにくいんですね。  だから、この中にあります「差別はあってはならない、許さないという意思を固める集会」と書いてますが、この報告をせえという中で、差別あるいはらしきものに対する報告指導の意味と理由は、ちょっとわからないんです。  校区再編の問題でこういった問題が起こっているにもかかわらず、なぜこんなことを、あなた方が知らないのか知ってるのかと、まず聞きます。そこから先ほどの問題に答えていただけますか。 148 ◯議長(北出寧啓君) 知っているか、知らないかの巴里議員の質問でございます。梶本教育長。 149 ◯教育長(梶本邦光君) 月曜日の成田議員の御質問の中で、家庭訪問についての文書の質問がございました。  我々も調査をして、また御報告をするというふうに報告をさしていただいたと思うんですけれども、当日夕方、議会が終わりまして、泉南中学校の校長を教育委員会に呼びまして、この文書について事情を調査、聞かしてもらいました。  この文書につきましては、職員会議で家庭訪問についてさまざま議論されたことを校長が再確認をするというようなことで、校長の手によってまとめられたものであるというふうに思っております。その内容は、今、巴里議員も御承知のとおり、集会の目的であるとか、あるいは内容、それから課題の対処の仕方等々が載せられていると思います。  これは保護者集会ですね、保護者の思い、あるいは教職員の願いをこの集会の中でお互いに語り合って、差別を許さない、そして子供たちに差別に負けないような強い子供に育ってほしいという願いを込めて行われた集会であるというふうに思っておりますし、そのような集会にするために成功をさすということで、このような文書にまとめたというふうに聞いております。  鳴滝地区の推進会議のことについてでございますけども、設立の年月日であるとか目的であるとか、構成は泉南中学校区における保育所、幼稚園、小学校、中学校で構成をされているというふうに思っております。そういうことで、設立の趣旨であるとかというのはまだはっきり把握をしておりませんので、また把握をして御報告をさしていただきたいと思っております。 150 ◯議長(北出寧啓君) 巴里議員。 151 ◯18番(巴里英一君) これね、大綱2の3点は、皆さん答えるときにきちっと答えてないから、どうしてもこれ時間が足らなくなる。前のこと、これ6月、9月の私、議事録皆持ってますが、同じことなんですよ、答え方が。だから、改めてもうポイントだけ突いていかなあかんのかなと思うような聞き方になるかと思う。  これ、知ってるわけでしょう、今おっしゃったことは。それで、知らぬまま、教育委員会が知らぬままこういった文書で地域指導するというようなことはあり得るんですか。ノースコリアみたいに密告なんですか。これ、密告さすんですか、この内容で。これね、萎縮しますよ。我々、昔オルグとしていろんなところに入りましたけど、それでもこんなことしませんよ。  これ、改めて問いかけますけど、このようなことをあなたは知らないなんていうことはあり得ない。泉南中学だけじゃないでしょう。これ、だれが渡したんですか。そのことぐらい調査してないんですか、あなた。おとついの話からきのうですから、きょうになって1日半。渡した校長だって、どの校長がどういう責任を持ってこれを渡して、この問題で事件が起こったらだれが責任とるんですか。  何も鳴滝一小、二小校区に住んでるのは、被差別部落の人ばっかりと違うんですよ。そうでない方々も多く住んでるんです、今。これ、教育長、この文書は、出た限りある意味では半公的文書かなと思うんですよ。これね、だれが主体かわからないんですよ。推進会議て、いつできたんです。  これも私、先ほど提案しましたけど、これ、もっと後でね、私、自分で書いたから、コピーしますから、次答えられるようにしてもらえますか、時間ないんでね。与党であろうが、野党であろうが、人権にかかわる問題については、元から絶たなきゃならないんです。そして、その責任において教育長、やっぱりやってもらえますか。それ、ちょっと答えてもらえますか。 152 ◯議長(北出寧啓君) 梶本教育長。 153 ◯教育長(梶本邦光君) 先ほどの私の答弁で不十分な点がございました。内容を正確に把握した上で、改めてまた御報告をさしていただきたいと思います。 154 ◯議長(北出寧啓君) 巴里議員。 155 ◯18番(巴里英一君) だから、これ必ず読んでるはずなんです。  それで、もう時間ないんで端折りますけども、こういう文書を出すときは、きちんとしたことがなければ出したらいかんですよ。なぜこれだけ出されるのか。それ以前に、やっぱり教育委員会として精査しなきゃならない問題があるわけでしょう。精査される前に出すと、責任とらされますよ。  それだけ申し上げて、私の質問、中途半端になりましたけど、終わります。  以上です。 156 ◯議長(北出寧啓君) 事の重要性にかんがみ、巴里議員の質問に関し、本会議中に教育委員会の責任ある調査結果の報告を求めます。  以上で巴里議員の質問を終結いたします。  午後3時45分まで休憩いたします。       午後3時17分 休憩       午後3時46分 再開 157 ◯議長(北出寧啓君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、11番 真砂 満議員の質問を許可いたします。真砂議員。 158 ◯11番(真砂 満君) 議長の指名をいただきましたので、1年ぶりに一般質問をさせていただきたいと思います。  質問の前に、議員各位に御礼を申し上げたいというふうに思います。1年の任期でありましたけども、10カ月足らずで個人的な理由によりまして議長職を辞任することになりました。お礼の機会もなく今日に至りました。期間中、皆さん方にはいろんな面で御協力をいただきました。そのことに対しまして心から御礼を申し上げたいと思います。  振り返ってみますと、今、小山さんおられませんけれども、就任して、真っ赤っかなジャンパーで議場に入られて、その対応に苦慮した。そしてまた、3月議会が、堀口議員の方からも披瀝もありましたけれども、当初予算否決。そしてまた、議会事務局長の公金の不適切な運用ということで、議員各位の皆さん方にもそれぞれ御心配をかけ、特に議長経験者並びに各派代表者の皆さん方にはお知恵も随分とおかりをし、何とか運営にこぎつけられたというふうに思っているところでございます。  小山さんに関しては、いろいろありましたけれども、それはそれとしていい思い出でありましたし、相対的には全面的に協力をしていただいた分も多々あったかというふうに思います。  ただ、1つ残念なのは、議会改革をきちっとやっていきたかったなという思いがあったんですが、それが道半ばでできなかったということであります。しかしながら、堀口前議長から引き続いております議会改革につきましては、北出新議長さんの方も十分に御認識をしていただいておりますし、引き続いてしていただけるものというふうに思っておりますし、一議員として最大限の協力もしていきたいというふうに考えているところでございます。  さて、一般質問でございます。15番目ということと、あわせまして、通告をいたしております質問内容がかなりの部分で重複をいたしておりまして、既に各議員さんの方が私以上の質問、また答弁も引き出していただいているところでございます。できるだけ重複を避けたいというふうに思うんですが、いかんせん通告制ということもございまして、とりあえず通告をした内容で質問さしていただきますけれども、理事者側におかれましてぜひとも協力していただきたいのは、もう同じことの答弁、2回、3回という部分がかなりあるというふうに思いますので、できましたらその辺を配慮していただいて御答弁をいただければなというふうに考えます。壇上では、時間的なことがございますので、できるだけ質問項目だけに限らしていただきたいというふうに思います。  それでは、まず最初に市長の政治姿勢についてお尋ねをいたします。  これも議長を辞任する直接的な原因となったのが、議会へのきちっとした説明がなされなかったことが起因をしているということでございまして、これも一部では指定管理者制度の問題云々と言われておりますけれども、私とすれば、それだけではなくて、たび重なった結果、こういう形になったということでございます。  その辺は、理事者側と受ける側の私との温度差というのはかなりあろうかというふうに思うんですが、いずれにいたしましても、行政と議会というのは車の両輪ということで言われております。市長が幾らいいものを出しても、議会がそれに賛同しなければなかなか前に進まないという構図でございますから、この辺はきちっと議会とのコンセンサスというのは図っていかなければいけないというふうに思いますし、そのために、きちっと説明責任を果たしていただかなければいけないというふうに思っておりますけれども、その辺についてどうお考えなのか、改めてお聞かせをいただきたいと思います。  それとあわせまして、広域行政、市町合併の件でございます。  これも何人かの議員さんが既に質問をされておりますし、市長の方からも御答弁がございます。ただ、私が質問したいのは、市長が来年4月30日、4選出馬をされるということの表明がございました。できましたら、この市町合併について、新しい合併法が5年間延長されておりますけれども、この5年間の期間に合併をするという意思があるのかどうか。もしあるとするならば、当然その市長選挙の公約としてすべきではないのかなというふうに考えております。  私自身、もうさきのときもそうでしたけども、新たな枠組みの中での市町合併というのはぜひ必要ではないのかなという立場でございます。そういった意味では、向井市長とそんなに変わらないのかなという気がいたしてます。その辺は聞いてみなければわかりませんけれども、その辺ぜひお聞かせをいただきたいし、公約としてそのことを入れるのかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。  それと、大綱2点目であります。市営3住宅の問題でございます。  私は、この市営3住宅、譲渡ですね。昔は払い下げと言うておりましたけれども、このきっかけになったのは、私の大先輩であります淡路屋先生とのおつき合いの中で、この問題にかかわらしていただきました。もうその大先輩が過日お亡くなりになりました。私個人としては、この問題に取り組ましていただいて、できましたら淡路屋先生がお元気なうちに譲渡ができたらなという思いでおりましたけども、それもかなわぬことになりました。  しかしながら、今、光が見えてきておるわけであります。市長の御答弁の中では任期中に必ず実行するんだというふうにおっしゃっていただいております。  過去の経過をたどると、本当にいろんな問題がございました。さきの質問者の小山さんの方からも一部披瀝がありましたけれども、いろんな中でやっと答えが出るまでに至ったということでありますから、そういった意味では本当に感慨深いものだというふうに思っております。  しかし、問題は、譲渡をする段階になってやっぱりいろんな問題が惹起してこようかというふうに思いますし、個別具体的な問題になると、1人1人家庭の事情、その他いろんな事情の中で千差万別だというふうに思っております。  そういった意味で、今後3月に向けてというお話はあるんですが、譲渡に向けた具体的なスケジュールについてお示しをいただきたいというふうに思います。  大綱3点目は、人事政策全般についてお伺いをいたします。  硬直化した現在の泉南市の財政の中にあって、総人件費の抑制、これは避けて通れない問題だろうというふうに考えております。そんな中で、今現在の職員の総数ですね。嘱託職員、アルバイト、臨時職員を含めた総数はどうなのか。それとまた、一部偏った超勤が現実として起こっておるわけでありますけれども、そういったことはどうなのか。  そしてまた、ことしも30人余りの大量の退職があります。今でもある職場によると人が足らないという状況になっているわけでありますけれども、この4月に30名が一気にやめられるということでありますから、今の機構のままで当然行政運営がしづらくなるというのは火を見るより明らかでありますから、この機構の改革をどのようにされるのか。この12月議会にそういった機構改革の案が示されていないことを見れば、この4月に新たな機構改革をされないのではないのかなというふうに予想されるわけなんですが、そのあたりについてどのようにお考えなのか、お示しをいただきたいと思います。  それとあわせて、他市との比較で見ますと、泉南市の職員総数は非常に多い数があろうかというふうに思います。しかし、どの現場を見ても、職場を見ても、やっぱり人が足らんというふうな声をよく聞くわけであります。ここは何が原因なのかというふうに見た場合、泉南市の場合、管理職層が非常に多い、そのように感じるわけであります。総数の中で、やっぱり実戦で働く数をきちっと確保しなければ回っていきませんので、管理する部門と実働部隊のバランスというものは、絶対必要ではないのかなというふうに思っております。  そういった意味で、今の公務員の制度の中で、一たん上げてしまうとなかなか降格できないんだと。今、制度としては、希望すればそういった降格する制度があるということでありますけれども、言い方は非常に悪いんですけれども、上がったけども、結局はその責の重さに耐えられないという方も中にはおられるんではないのかなと。  そしてまた、客観的に見て、言い方は非常に悪いかもわかりませんけども、もうこの人ではちょっと無理ではないのかなというような方も現実におられるんではないのかなというふうに思います。そういった方について思い切って降格制度を導入して、きちっとその方に合ったところで合った職責を担っていただく、こういったことも実は必要ではないのかなというふうに思います。  私自身、こういったことを本会議場で発言するというのは、非常に勇気が要ります。しかし、勇気が要ることであったかて、やっぱりきちっと物を言うていかなあかん。議員は、どうしても市民を前にしたら迎合してしまいます。いいことしか言わないということも多いんですけれども、やっぱり辛口のことも言うべきは言うて、直すべきではないのかなという思いの中で発言をさしていただきます。  それと、これも角谷議員の方からも指摘がございました。地方公務員法による任用の問題で、嘱託職員、また臨時職員という雇用の形態があるわけですが、現在の泉南市のこの雇用形態は、地公法上の任用に基づいて適正に行われているのかどうか。  これは、以前から指摘をさしていただいておるわけですが、一向に改善をされようとする気配がないということでございまして、逆にそういった職員が増加をしている。そういった現況を見た場合、このあたりではっきりしたいなというふうに思っておりますので、改めてこの辺についてのお答えをいただきたいと思います。  大綱4点目、保育行政についてお尋ねをいたします。  これまで行政は、平成18年4月に保育所1園を民営化するという方針を議会に示しておりました。それがこの9月になって、指定管理者制度の導入ということで1年ずらした中で、3カ年から5年でやりたいというようなお話でございます。これはどうしても、私自身は行政の方針転換ではないのかなというふうに考えております。  過日の総務常任委員会の中で、市長の方にも方針転換ではないのかというお尋ねをいたしましたけれども、公務の都合がありまして途中で退席をされたということもあって議論ということにはなっておりませんので、この本会議場で議論をさしていただきたいと思うんです。  きちっと行革の中で18年度1園、19年度1園という年次別のことを明記されて、それに向けて進められているはずであります。説明の中では、取り組みが遅かったとか、住民の混乱を避けるためというような説明がございますけれども、それは行政の言いわけであって、民営化方針を出したときにそういったことを当然のように網羅され、時期の問題についても、方針を出された行政側がその年次に合わせて検討をすべき課題であるというふうに思います。そのことを忘れて、議会にも説明もせず方針転換をするというのは、いかがなものかなというふうに考えているところでございます。  その前に、完全民営化であろうが、指定管理者制度であろうが、いずれにいたしましても、要は、公共サービスとして行わなければいけない保育行政をどうしていくんだと。この観点がなければ、どうしようもないというふうに思うんです。  今、住民の皆さんが保育行政に何を求めているのか。そして、今の行政の中でそのことがかなわないのかどうか。財政面も含めてですが、そのことの議論があって、指定管理者制度であったり民営化であるのではないのかなというふうに思うんです。どうも手法ありきで、民営化がどうだ、指定管理者制度がどうだというような議論になっているんではないのかなというふうに思うんですが、行政として公共サービスとして何を求めるのか、お答えをいただきたいというふうに思います。  それと、やはり議会に対して何度も謝罪もございますけれども、説明責任について行革の立場としてどのようにお考えなのか、お示しをいただきたいと思います。  最後に、差別事件について簡単にお尋ねをいたします。  11月9日に市民集会を開かれたわけです。五百数名の参加者があったと。数だけ見れば大盛会だったというふうに思われそうでありますけれども、行政としてこの市民集会をどのように総括されているのか、お示しをいただきたいと思います。  それと、教育問題審議会で部落差別を生起させた対応ですね、教育問題審議会の対応についてどのようにされておるのか、お聞かせをいただきたいと思います。  生起をさして7カ月間、審議会も開かず、部会も開かず、市民集会が終わった後、部会長の見解、会長の見解をもって再開をされ、根本的な解決も図らず3月に終結をされる。そういった手法で本当にこの教育問題審議会が、住民が求めているもの、それよりか教育委員会が本来求めていたものになるのか、非常に危惧をしておりますけれども、そのあたりについてもお聞かせをいただきたいと思います。  それと、やはり一番大事なのは、この差別事件・事象を受けて行政が今後どのような取り組みをしていくのか、ここが一番重要だというふうに思います。言葉だけで差別はなくなりません。集会をして差別がなくなるんでしたら、これほど簡単なものはないというふうに思っております。本気で差別されている側のことを考えて、なくすためにどのような取り組みをすればいいのか、どのように考えておられるのか、明確にお答えをいただきたいというふうに思います。  時間の関係がございますので、今回は5点に絞って質問さしていただきました。答弁につきましては、さきにも申し上げましたように、重複する部分についてはできるだけ避けて御答弁をいただけると非常にありがたいというふうに思いますので、どうかひとつよろしくお願い申し上げます。 159 ◯議長(北出寧啓君) ただいまの真砂議員の質問に対し、理事者の答弁を求めます。向井市長。 160 ◯市長(向井通彦君) 私の方から、1点目の市長の政治姿勢について御答弁を申し上げます。  まず、その1点目、議会への説明責任ということでございます。  議会に対する説明や情報の提供は、今年度当初より、議会へのお知らせなり情報提供というものが遅くなったり、あるいは後手に回ったということで、当時の真砂議長さん初め議員の各位には大変御迷惑をおかけしたというふうに思っておりまして、深く反省をいたしているところでございます。  申すまでもなく、我々行政と議会というのは、お互いの意思疎通を図りながら、泉南市、泉南市民のために活力ある明るいまちづくりを目指してお互いにこの市の発展、市民生活の向上に努めていくという目的は同じでございます。その中で、そういうふうな形で非常に御迷惑をかけたということは、大変申しわけないというふうに思っております。  その都度、調整会議等で議会に対する情報提供、これはすべて一から十までということではございませんけれども、情報提供すべきもの、あるいはそうでないもの、きっちりと各部で仕分けをして事前に正副議長さん、そして正副常任委員長さん、場合よっては各派の代表者の方にお知らせするようにということで言っておったわけでございますが、そのことが徹底されずに御迷惑かけたということは、一にして私の責任でもあるというふうに思っております。その後も、もっと議会に対して心配り、気配りといいますか、そういうことも含めてするようにということで、改めて指示をいたしたところでございます。  このようなことのないように、重要な案件については、あるいは新規の施策なり事業ということについては、あらかじめ事前にお知らせするなり、あるいは御意見を賜るなりという形で今後とも進めていくように、最善の努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。大変御迷惑かけた点については、おわびを申し上げたいというふうに思います。  それから、2点目の広域行政あるいは合併問題についてでございますけども、この3月で失効いたしました旧の合併特例法については、合併特例債の適用や交付税の合併算定がえという大変有利な利点があったわけでございますけれども、その間に、法定合併協議会まで設置はできましたものの、最終段階の住民投票の結果で反対多数ということになりまして、昨年の9月をもって法定合併協議会を解散ということになりました。  合併の議論の機会をつくり、市民の皆様の御意見をいただいて泉南市として判断していくというのが私の責任であったというふうに思います。ただ、結果としては残念な結果になったわけでございます。  その主な理由といいますか、反対された方々の活動の中をお聞きいたしておりますと、財政格差といいますか、これが1つ大きな反対の理由になったのではないかなというふうに思っております。  確かに、裕福なまちあるいは大変厳しいまち、中間のまちと、いろいろあったというふうに思います。ただ、ここに来まして、それらについてはまた若干様相が変わってきているというふうに思います。大変苦しかった市も、一生懸命行革に取り組まれて明るい兆しが出てきておりますし、また大変裕福であったというところにつきましては、たばこ税の問題とかさまざまなことがありまして、大変厳しい状況に陥っていくというような状況の変化もございます。  また、この4月から新しい合併特例法が5年間の時限法として施行されておりまして、今回の新合併特例法も地方交付税の合併算定がえの適用がございます。前のような優遇措置はないということでございますけれども、やはり一定、地方交付税に対する特典があるということでございます。  前回の合併について、いわゆる3市2町については、その枠組みなり時期について否定をされたものというふうに思っております。ただし、これからの厳しい時代を考えますと、どうしても広域行政なり、あるいは合併ということも必要ではないかというふうに考えております。  したがいまして、この新しい5年間の間にもう一度議論する機会というのは当然あってしかるべきだというふうに思っておりますので、今後とも機会をとらえて、近隣市町のお考えも拝聴する中で新たな枠組みも含めて再度検討をしてまいりたいというふうに思っております。  それで、出馬するのなら、こういうこともきちっと公約の中にうたうべきではないかということでございますけども、最近の選挙というのは、御承知のようにマニフェスト選挙でございまして、比較的はっきりと目標なり時間を切った中での明示ということが求められておりますので、当然マニフェストづくりというのはまだ少し先になろうかというふうに思いますけれども、いろんなことについて、できるだけはっきりとわかりやすく掲げるようにしていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 161 ◯議長(北出寧啓君) 池上都市整備部次長。 162 ◯都市整備部次長併土地開発公社事務局長(池上安夫君) 私の方から、市営3住宅の払い下げ問題につきまして御答弁申し上げます。  さきの質問者も同じような質問ございましたので、重複する分につきましては省略させていただきます。  まず、現在までの経過等につきましては、いろいろ質疑等の中で御理解いただいているということで、これからの今年度の作業等につきまして、概略とか計画的な内容を説明さしていただきたいと思います。  今現在は、分譲区画線の決定のため、土地の関係につきましては現場の立ち会い等も全部終わりまして、図面もでき上がっております。素案もでき上がっておりますが、今12月は、家屋の調査を12月中にすべて終わる予定をいたしております。  その中で、底地の上に乗る家屋がどのような形になるかというのが図面上全部出てまいります。その後、いわゆる建築基準法等の関係法令との整合性につきましてチェックをしていくと。その中で、関係の入居者の方々とも当然、御相談、協議調整さしていただいて進めていかなければならないと思っております。  それから、それが確定いたしますと、分譲区画線の分筆、それから建物の表示登記、保存登記という作業が入ってまいります。表示・保存登記につきましては、合意形成の中で全体的に全部やるのか一部やるのかという議論はまだ残っておりますが、所轄の法務局とも相談させていただきながら、その点は円滑に進むような方法を採用していきたいと思っております。  その後、分譲土地の価格の決定、同じく分譲家屋の価格の決定というための土地の鑑定作業、それから家屋の価格決定に伴います積算作業を行います。これも全部終わってからということで順々に終わったのを待っておりますと間に合いませんので、今説明している内容につきましては、並行作業でいわゆる鑑定につきましても家屋の積算につきましても、年度内にもう作業に着手いたす予定です。もう準備は終わりました。もう直接の作業に入るということになっております。全部並行作業で進めてまいります。  それから、その辺で一定の見込みが立った段階、年明けになろうかと思いますが、早いうちに府を通じて国への譲渡申請をさしていただくと。その後、譲渡申請の中で譲渡申請の承認許可を得た時点で、一定権利者の方と合意のできたまとまりのある箇所から契約、それから契約に伴います売り渡し金の受領、それから所有権移転登記等に進んでまいりたいというふうに思っております。  いずれにしましても、一定合意のできるところから年度内には必ず実行できるように、我々一丸となって全力投球で頑張りたいと思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。 163 ◯議長(北出寧啓君) 楠本総務部長。 164 ◯総務部長(楠本 勇君) それでは、私の方から人事政策につきましてお答えさしていただきます。  まず、1点目の総人件費の抑制ということで職員総数についてでございますが、職員総数につきましては、ここ10年で128人の減員となってございます。特にこの2年間につきましては、財政健全化計画を踏まえまして、職員の採用は行わず、人件費の削減に向けて取り組んでいるところでございます。  それと、超勤の問題でございますが、超勤につきましては、繁忙期や限られた期間内に事務処理をする必要がある場合など、一定やむを得ない状況にあるかと考えております。その際には、所属長がその業務量や必要時間等を勘案して職員に指示をすることとなっておりますので、所属長がその必要性について十分把握した上で指示するように、これまで以上に徹底していきたいと考えております。  それと、現在の超勤の傾向でございますが、各部署の超勤状況を見ますと、特に徴収部門が若干、15年、16年にかけましてふえてきてるんでないかということでございます。  それと、続きまして機構の関係でございますが、組織機構の改革につきましては、御指摘のとおり、今年度30名の退職が予定されておると。こういう状況の中で、プロジェクトチームを組みまして、現状と問題点を検討しながら、最少の人員で最大の効果を発揮するような機構づくり、これを目指して議論を行っているところでございます。  現時点では、組織はもう最終段階に近づいているようでございますので、今後できるだけ早く議会とも調整させていただきまして、小さな組織で大きな仕事ができるような組織を目指していきたいと考えております。  12月の議会の議案上程はちょっと間に合わなかったんでございますが、できるだけ4月1日のいわゆる減員になるその時期に支障のないよう、4月1日の機構改革に向けまして精力的に条例改正等の作業に取り組んでいきたいと、このように考えております。  続きまして、管理職が多いんではないかという点でございまして、これはもう機構改革がスリム化されれば、当然管理職数も減ると我々考えておりますので、できるだけバランスのとれた機構ということで考えております。  続いて降格の問題でございますが、降格制度につきましては、現在、庁内に人事考課制度策定プロジェクトチームを設けまして、これからの本市における人材育成基本方針の策定作業を行っているところでございます。  この基本方針は、目指す職員像を定め、そのような人材を育てるための人事制度、研修制度、職場を活性化させるための戦略などについての方針でございます。  議員御提案の降格制度につきましては、希望降任制度ということで、このプロジェクトチームにおきましても議論がされているところでございます。内容につきましては、いただいた御意見も参考にしながらより研究をしてまいりたいと、このように考えております。  続きまして嘱託の問題でございますが、嘱託職員につきましては、基本的には専門性が必要な職種につきまして雇用しておりまして、平成17年10月現在、135人となってございます。また、臨時職員につきましても、臨時的な必要な職などについて雇用しておりまして、平成17年10月現在、186人となってございます。  雇用につきましては、嘱託職員については基本的には採用試験により選考を行っておるという状況でございます。また、臨時職員につきましても、雇用を希望される方に履歴書をあらかじめ提出していただきまして、登録制をとってございます。需要に対応するためでございます。  雇用に当たりましては、任用のあり方等について御指摘いただいたわけでございますが、現在、本市の場合はいわゆる要綱に基づきましていろいろ対応しておりますが、御指摘のとおり、既に国の法律として地方公共団体の一般職の任期つき職員の採用に関する法律もできております。これに照らし合わしまして、できたら今の要綱の形から条例化に向けまして最大限努力してまいりたいと、このように考えております。 165 ◯議長(北出寧啓君) 中谷助役。 166 ◯助役(中谷 弘君) 保育行政につきましての方針変更についての説明責任ということについて、御答弁をさしていただきたいというふうに思います。  この民営化につきましては、泉南市公立保育所民営化等検討委員会でまとめた保育所民営化基本方針では、平成18年4月に1カ所、平成19年度以降に1カ所、民営化を目指すものとするというスケジュールをお示しさしていただきましたけれども、このことにつきましては、昨年12月に提示させていただいた中間報告と同じでございます。  しかしながら、このスケジュールにつきましては、現実の問題として民営化選考委員会の立ち上げが当初の予定よりもずれ込んだことや、保護者説明会などの諸手続のことを考えますと、時間的には非常に厳しいものがあるというふうにも認識をいたしておったところでございます。  また、庁内の公立保育所民営化等検討委員会においても、指定管理者制度の導入も円滑な民営化手法の1つとして議論をする中、制度導入に当たってはスケジュールの見直しをせざるを得ないという意見もございました。  しかしながら、一方で第3次行財政改革大綱との整合性の問題もありまして、基本方針は基本方針として尊重しながら事務を進めることとしたものでございます。  その後、ことしの9月8日に開催をいたしました保育所民営化選考委員会において、緩やかな民営化手法として、一定期間について指定管理者制度を導入し、保護者の理解を得た上で完全民営化を行うという御意見もいただきました。その後の検討委員会におきましても、選考委員会の意見をもとに市の方針として、民営化時期についても平成19年4月に1カ所または2カ所としたものでございます。  以上のような経過でございますけれども、議会等への説明については大変不十分であったということで、私どもの大変な不手際がございまして、議員の皆様方には大変御迷惑をかけたことに対しましては、私どもも深く反省をいたしておるところでございます。改めておわびを申し上げたいというふうに考えております。  なお、今後このような方針等については、十分注意を払った中でその作業等を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいというふうに思います。 167 ◯議長(北出寧啓君) 石橋健康福祉部長。 168 ◯健康福祉部長兼福祉事務所長(石橋康幸君) 私の方から、保育行政について御答弁さしていただきます。  保育行政は、子育て支援の重要な柱であるということを十分認識いたしているところでございます。そしてまた、公立保育所の内容の充実も図っていかなければならないということで、先般、本年3月に策定いたしました次世代育成の行動計画におきましても、病後児保育、また子育て支援センターの充実、保育所の延長保育の拡充等々について、一定のこの辺の目標年次を定めて実施していくということでお示しさしていただいております。  そういう中で、民営化ということの中で、民でできるものはやはり民でお願いして、公でやらなければならないものは公でやるということの中で、民営化の進捗に合わせてその新たな事業展開、また現行の事業の拡大に努めていきたいというふうに考えております。 169 ◯議長(北出寧啓君) 橘人権推進部長。 170 ◯人権推進部長(橘 正三君) 平成17年11月9日に実施いたしました差別を許さない人権のまち泉南市をつくる集いにつきましてお答えを申し上げます。  集いの目的は、今般の一連の差別事象を大きな教訓と真摯に受けとめ、二度とこのような差別事象を生起させないことはもとより、あらゆる差別を許さない人権尊重の地域社会づくりに向けた礎となるように、行政と市民の皆さんがともに考えていただくことを目的としたものでございます。この集いは、今後の人権問題の解決を図るための取り組みの第1段階であるとも考えております。  講演につきましては、限られた講演時間という問題はございますが、アンケート結果から見ましても、講演終了後、感想が大変よく、研修の意図が参加者に伝わったと考えております。  集いの総括といたしましては、集いの主催の方法、研修内容、特に参加者のあり方につきましては、その目的が市域に根差した人権意識の醸成につながるものでなければなりません。その意味では、議員の御指摘のとおり、市民集会としての人の集まり方や研修内容のあり方については、今後十分に検証していかなければならないのではないかと考えております。  続きまして、今後の行政の取り組みにつきまして御答弁申し上げます。  差別事象の現実を踏まえました人権(同和)問題の取り組みは、市の人権施策の基本姿勢と基本目標を行政に携わる職員全員が共通認識を持たなければなりません。  今般の校区再編の事象から見えてくるものは、地域社会における同和地区に対する顕在化した差別の現実が浮き彫りになったことでございます。  今般の一連の差別事象の背景には、人権問題に対する教育啓発の弱さや地域社会における差別意識があり、改めて差別の現実に学ぶという姿勢の重要性を再認識し、地域社会にある差別意識の解消を図るためにこれまでに取り組んできた教育啓発を点検し、より効果的な教育啓発を行うために、その内容や手法の改善を図っていきたいと考えております。  そして、差別事象を人権関係団体等の活動の中で周知徹底を図り、各段階の活動内容に生かせるように指導育成し、また差別を許さない反差別の世論形成を図れるように関係団体との連帯を強化し、行政と各団体が共通認識のもとに人権問題の取り組みを進めていくとともに、一方、差別事象を生きた教材として全庁的な理解、認識を深め、差別の現実認識のための職員研修を行ってまいります。  特に、同和人権問題につきましては、特別研修等明確に位置づけ、職員研修の体制、内容、手法等の見直しを行い、全庁的な職員研修の充実、活性化に努めてまいります。  また、啓発用のリーフレットの作成や市の情報提供媒体を活用し、市民啓発の充実を図ってまいります。  今般の集いの講演は、顕在化した差別事象の解消と諸課題の解決に向けたシステムづくりをテーマとしたものであり、システム化及びシステムの変更が人の意識を変え、社会を変えるという内容でございました。  集いの研修のテーマであります差別解消に向けた新たな社会システムづくりや、府の審議会答申にも明記されておりますすべての人の人権が尊重される豊かな社会を目指し、周辺地域と一体となったコミュニティ形成を図ることは、今後の取り組みの重要なテーマになってくるのではないかと考えております。  また、地域社会に顕在化した差別意識の解消を図るために、今回共催をいただきました6団体とも協力いたしまして、学校での人権教育、企業内での人権研修、地域社会に対する市民啓発など、社会のあらゆる場面で日常生活に根づいた人権感覚の醸成につながる人権施策の推進に努力していかなければならないと考えております。  具体的には、先ほど答弁の中でも申しましたけれども、差別の実際に学ぶというんですか、そういうことが非常に重要だと思います。特に、今回、落書きの現地研修を行いました。賛否いろいろ御意見いただいたところでございますけれども、やはりそういう現実の差別があるということに触れて痛みを感じるという、そういう研修が必要ではないかと考えております。  また、被差別の体験者等の意見を身近に聞き、差別の痛み、そういうものを実際に感じられるような研修、啓発というのが今後必要ではないかと考えております。  以上でございます。 171 ◯議長(北出寧啓君) 梶本教育長。 172 ◯教育長(梶本邦光君) 教育問題審議会の対応につきまして御答弁申し上げます。  本年4月の各専門部会を最後に、審議が中断しておりました。その原因は、学校教育部会において審議されておりました校区再編案に対し、住民の理解、納得を得ることができなかったこと、特に樽井小学校の再編案に対して樽井区住民から強い反対があり、この対応に長期の時間が必要であったからでございます。  また、樽井区から提出されました嘆願書及び傍聴者の意見の中に、同和地区に対する忌避意識、偏見に基づく部落差別事象が確認されております。この間、会長、3部会長とは、これらの事象に関しどのような対応をしていくのかを連携をとり協議してまいりました。  このたび、3専門部会及び審議会の再開に当たり、会長より各審議委員に対し、今回生起した校区問題にかかわる差別事象は、憲法で保障されている基本的人権を脅かす事象であり、だれもが保障された市民権利の侵害であるとの見解が示されました。  と同時に、今回の事象は、審議会としての責任のあることであり、差別を生起させない人権施策の内容をどう今後の答申に反映さしていくのかを議論してほしいとの要請がございました。  学校教育部会長は、再開された部会の冒頭におきまして、校区再編案に対しての反対嘆願書の中に見られる部落差別事象や校区問い合わせの中での部落差別発言は、人間の尊厳を著しく傷つけるものであって、このような事象を生起させたことに対し、当該地区の住民に謝罪されました。  また、部会長は、樽井区住民のヒアリングに際し、白紙撤回という言葉を使用したために多くの誤解を生じさせ、混乱を招いたことにつきましても、審議委員及び泉南市民に対し謝罪をしております。  そして、審議会再開に当たって、差別を克服するために認識を刷新し、泉南市の教育問題に取り組むことを表明しております。  こうした会長、部会長の見解をもって各専門部会が再開されておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 173 ◯議長(北出寧啓君) 真砂議員。 174 ◯11番(真砂 満君) お願いしたんですけども、一部重複するような答弁ばっかりいただきまして、大分時間が経過いたしました。  まず、市長にお伺いをいたします。  今議会も、正副議長を除いて18名のうち、私も入れて15名が質問に立つんですね。なぜこんなにようさん、泉南の議員さんはまじめなのかというような話もあるんですけども、私から見れば、それだけようさん議員さんうっぷんたまってんのん違うんかなと。本会議場で言わな、なかなか行政が言うことを聞かないということがあるんではないのかなという面があって、こんなにたくさん質問されるんではないのかなというふうに考えています。市長は違う考えかもわかりませんけどもね。  というのは、やはり日常的に、別に議員がこんな本会議場でやりとり、委員会でやりとりしなくても、普通の会話の中で、こうしたらいいんじゃないのかとか、こういうことはどないなってるんだということの会話ができれば、あえてこの場で質問しなくても済むのではないのかな、実はその方がスムーズにいく分がたくさんあるんではないのかなというふうに思います。  ただ、この間ずっと見てても、行政が本当に的確に情報を提供してこない。場合によっては、ひどい話なんですけども。そんな関係であれば、なかなかしっくりいかない。これはもう自明の理だというふうに思うんですよ。  その辺をきちっと、市長も調整会議の中でおっしゃっていただいてるということでありますから、そこらの認識をやっぱりお互いに変えていかないと、議会と行政というのはうまくいかないんではないのかなというふうにまず思います。ただ、この間、本会議場も含めて委員会、また違う場でもいろいろと御配慮をいただいてる点については、感謝を申し上げたいというふうに思います。  それと、市営3住宅、今、池上次長の方から説明があったんですけども、市長の方は任期中、任期といえば5月までありますから5月ととるのか、3末ととるのかわかりませんけれども、やはりここまで来てますから、一刻も早く譲渡という形をつくっていただきたいなというふうに思います。  そのためにも、今いろんな手続をされてますから、事務的な手続は早急にしていただかなければいけないかなというふうに思うんですが、なかなか本会議場できちっとした議論がしにくい価格の問題ですね。この辺については、住民の代表者の皆さん方等含めて、もう年明けというても、1月、2月というのはあっという間に過ぎてしまう月でありますから、その辺については、きちっとタイムスケジュールをこしらえる中でやっていただきたいなというふうに思うんですが、改めて市長、これは意見でも結構です。何月までにする決意なのかお述べいただいて、それとあわせて、それに向けて、市長の考えに向けて事務方に指示をしていただきたいなと思うんですが、その辺どうでしょうか。 175 ◯議長(北出寧啓君) ちょっとお待ちください。真砂議員に申し上げます。状況から理解はできますが、言葉表現は改めていただきたいと思います。真砂議員。 176 ◯11番(真砂 満君) 議長のお言葉ですんで、謙虚に受けとめたいと思います。適切な発言ではなかったかなというふうに思うんですけども、偽りがあったということも事実でございますので、あえてそういうこともあったんだということで発言をさせていただきました。もし不都合があれば訂正をさしていただきますが、そういう事実があったとしてもだめなんでしょうか。 177 ◯議長(北出寧啓君) 真砂議員に申し上げます。あくまで一般論ということであるんで、訂正できたらしていただきたいんです。真砂議員。 178 ◯11番(真砂 満君) いたずらに混乱させるつもりはございませんけれども、運営上いろいろ問題があるというなら、その部分について訂正をさしていただきたいと思いますけど、本意だけ、思いだけはしっかり受けとめていただきたいと思います。 179 ◯議長(北出寧啓君) 議長の権限において、削除あるいは変更を協議さしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  向井市長。 180 ◯市長(向井通彦君) 市営3住宅の譲渡の問題につきましては、以前から私の任期中にというふうに申し上げておりますが、任期は5月21日まであるんですけれども、そうではなくて、いわゆる今年度いっぱい、3月末までに契約できる方々については契約までいきたいというふうに考えております。  ただ、入居者の皆さんもそれぞれ御事情がありますので、中には時間のかかる方もいらっしゃるというのも事実でございますんで、それはそれとして継続してお話をしていくということにいたしましても、準備の整っておられる方々もたくさんいらっしゃいますんで、そういう方々とは少なくとも3月末までにきちっと契約、整理できますように最善の努力を尽くしております。 181 ◯議長(北出寧啓君) 真砂議員。 182 ◯11番(真砂 満君) ぜひともそのようにお願いをいたしたいと思いますし、事務方の方には、事務手続については並行してされるということでありますから、きちっと時間の中でしていただきたいと思いますし、住民さん側の方は、要はやっぱりお金の問題であったり、条件の問題であったりしてくると思うんですよ。  その基本的な考え方をきちっと住民さんにお示しをしなければ、住民さんの判断ということもあろうかというふうに思いますので、その辺については話をする機会をきちっと持っていただいて、役所の姿勢を住民さんに理解をしていただくような形をぜひともとっていただきたいなというふうに思います。  それと、時間がないんで、人事政策でございますけれども、これもまた議長に怒られたらいけませんので、言葉を選んで申し上げますけども、余り好ましくない状態、不適切、この好ましくない状況にあるんではなかろうかなというふうに思われる部分があります。この辺はもう別にこの議会に始まったことではなくて、従前から申し上げているとおりでございますけれども、なかなか行政は前を向いて対応していただけないと。  今、総務部長の方から任期つきの、今、国の方で新しい公務員制度の1つとして、任期つき職員ということで条例化を進めるということでございますけれども、私は、行政として余り好ましくない状況を続けていることは、やっぱり問題だというふうに思うんですよね。その辺の認識をきちっと持っていただければ、間違いに気づけば正していく、これは当たり前のことでありますから、そのことはぜひともやっていただきたい。  次の議会でも、条例化をできるような形でぜひともしていただきたいなというふうに思います。いろんな問題点があるというのは理解をいたしておりますけれども、それは十二分にクリアをした中でやってもらわなければいけないんではないのかなというふうに思います。  それと、総数は、職員はかなり減ったとはおっしゃっても、嘱託職員が135名、臨時職員が100名を超える。それをトータルしますと相当な数がいてる。個人の賃金に手をつける前にその部にきちっと手をつけていく必要性があるんではないのかなというふうに思いますし、当然アウトソーシングの問題も並行して行っていかなければいけない。ここのスピード感が、うちの行政は余りにもないんではないのかなという気がいたしております。  これは、さきの保育所の民営化の問題でもそうでしたけれども、やはり目標年度をまずきちっと──議長がよう言うてる部分だと思うんですけど、目標年度をきちっとつくった中で作業を進めていく逆算方式でやっていかないと、なかなか進まないというふうに思いますので、その辺については改めて要請と、条例化については、もう一度お答えをいただきたいなというふうに思います。 183 ◯議長(北出寧啓君) 楠本総務部長。 184 ◯総務部長(楠本 勇君) 条例化につきましては、先ほども御説明さしていただきましたが、本市の嘱託職員の雇用と、国の方で法律ができております。この法律と十分照合さしていただいて、できるだけ嘱託職員のあり方、これについて検討した上で、最大限できるだけ早く条例化していきたいと、このように考えております。  御指摘の3月議会の条例化につきましては、できるだけ最大限我々も努力するつもりでございますので、よろしく。 185 ◯議長(北出寧啓君) 真砂議員。 186 ◯11番(真砂 満君) できるだけというお言葉ですけれども、楠本部長のことですから、できるだけという言葉は重みがあって、それに向けてというふうに受けとめたいと思うんです。  私が言いたいのは、そら要綱で定めてるとおっしゃいますけども、要綱で定めりゃ何でもいけるということでは決してないんですよね。──ですよ。きちっと条例で定めなければいけないものは定めなければいけない。それで定められていなくて横にそれているものについては、状態としてはよくないということでありますから、それを改善をすると。行政としては、その問題点があれば直ちに改善をしていくという姿勢でなければだめだというふうに思います。改めて申し上げておきます。  それと、差別問題でありますけれども、この本議会でもいろんなことがおっしゃられています。要は、差別された側の気持ちをもっと考えていただきたいなというふうに思います。  生きた教訓、生きた教訓とおっしゃられてますけども、差別されてる側からすれば、その言葉すらむかついてます。許せないんですよ。このことを中途半端にしてどうするんだという思いでいっぱいです。みずからの問題として、教育委員会並びに人推部も含めて真摯に取り組んでいただかなければいけないと思います。  いろんな項目をおっしゃられました。確かに、そのことができれば大分改善をされるでしょう。しかし、とりあえず格好だけつけたらいいんだというようなこれまでのやり方。このことについては、私はやり方として間違ってると思いますし、11月9日の市民集会のあり方については、非常に問題ではなかろうかなというふうに思います。  アンケート調査がどうだこうだとおっしゃっています。ほとんど行政マンですよ。市民集会という名の中で行政の研修をしただけでしょう。北口先生の話、非常にわかりやすかったです。それは行政マンですから、行政マンの研修をするんでしたら、もう少しハードルを上げた研修であった方がよかったんではなかろうかなというふうに思います。  一部政党の方では北口先生どうのこうのとおっしゃってます。私は別に近大の教授北口先生、部落解放同盟書記長北口さん、どちらでも結構だと思うんですよ。要は、その方が集会でどのような発言をし、どのような講習をするか、中身の問題なんですよ。  全解連の皆さんの講師の中ですばらしい発言をしていただいて、差別がなくなるような講師があれば、次の憲法集会のときにでも講師として呼んだらいいと思いますわ。要は中身、本当に実のある講師であればそうしたらいいんです。行政もそのことを隠すことないです。  北口先生は近大の教授でありますし、部落解放同盟書記長でもあります。ほかにも役職にいっぱいつかれていると思うんです。すべて列記して、代表的なのが近大の教授だということでありますから、別に解放同盟書記長を避けて通る必要性は全くないというふうに思っております。  時間ですね。すんません。次に回します。 187 ◯議長(北出寧啓君) 以上で真砂議員の質問を終結いたします。  これにて一般質問を終わります。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  なお、次回本会議は明15日午前10時から継続開議いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。       午後4時48分 散会                   (了) 署 名 議 員  大阪府泉南市議会議長   北 出 寧 啓  大阪府泉南市議会議員   井 原 正太郎  大阪府泉南市議会議員   松 本 雪 美 © Sennan City, All Rights Reserved.

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